JP6714499B2 - 油圧アクチュエータを含む電動油圧システム - Google Patents

油圧アクチュエータを含む電動油圧システム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、航空機の脚揚降システムに好適に用いることが可能な、油圧アクチュエータを含む電動油圧システムに関する。
航空機の分野では、一般に、操縦システム、脚揚降(昇降)システム、ブレーキシステム、ステアリングシステム等の動作機構において油圧システムが用いられている。これらのうち、特に、脚揚降システムについては、飛行時に常時動作しておらず、離着陸時のみに用いられることから、機体内での占有スペースを小さくするとともに軽量化を図るために、当該システムを小型化したり簡素化したりすることが提案されている。
例えば、特許文献1には、共通のボディ内に、油圧源としてのポンプと、このポンプを駆動する電動モータと、ポンプの吐出圧を受けて伸縮するロッドと、このロッドの伸縮動作を規制するメカニカルロック機構とを実装し、緊急脚下げを含む脚昇降機構をユニット化した構成の航空機用脚昇降装置が開示されている。
また、特許文献2には、複数の油圧アクチュエータ、一つの油圧ポンプおよび一つの電動モータ、並びに、互いに並列に設けられた複数の油圧供給源を備える構成の脚揚降用電動油圧アクチュエータシステムが開示されている。このシステムでは、正常時には、複数の油圧供給源のそれぞれが同時に、複数の油圧アクチュエータに順次、作動油を供給するが、油圧供給源のいずれかがフェイルしたときには、フェイルした油圧供給源以外の油圧供給源が、複数の油圧アクチュエータに順次、作動油を供給するように構成されている。
ところで、近年、航空機では、機体重量の軽減等を目的としてMEA(More Electric Aircraft)が推進されており、油圧システムについても電動化が試みられている。しかしながら、一般的な電気部品は、航空機用としては大容積、大重量、高発熱となってしまうため、そのまま航空機に搭載することは困難である。特に油圧システムに関しては、駆動源である電動モータが高発熱化すると、電動油圧供給源の大型化(大容積化、大重量化)につながるため、電動油圧供給源の小型化を図ることが困難となっている。
具体的には、一般的な航空機の油圧システムでは、エンジンの軸力を利用して油圧ポンプが駆動され、前述した複数の動作機構に油圧が供給される。そのため、油圧ポンプ(油圧供給源)の仕様は、前述した動作機構のうち最大流量を必要とする脚揚降システム等に基づいて決定される。それゆえ、最大流量を必要とする脚揚降システム等の必要流量が少ない他の動作機構との油圧ポンプが共用されていると、この油圧ポンプを小型化することができず、機体重量の軽減に寄与できない。
特開平11−059592号公報 特開2014−132189号公報
前述した引用文献1および2では、いずれも、脚揚降システムの小型化または簡素化については開示があるものの、当該脚揚降システムが備える電動油圧供給源の発熱対策に関しては特に開示がない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、脚揚降システムのように大きな油圧力を必要とする構成であっても、電動油圧供給源をより小型化することが可能な電動油圧システムを提供することを目的とする。
本発明者らは前記課題に鑑みて鋭意検討した結果、脚揚降システムのように間欠的に動作する油圧システムでは、駆動源である電動モータを高出力化しても、発生した熱は比較的速やかに放熱されるため、大型の冷却手段または放熱手段等が必要ないこと、さらには、油圧システムに含まれるアキュムレータに蓄積された油圧力が、油圧アクチュエータを動作させる際に利用可能であるため、電動油圧供給源の動作頻度を軽減できること、を独自に見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明に係る電動油圧システムは、前記の課題を解決するために、間欠的に動作する第一油圧アクチュエータを含む、独立した油圧システムとして構成され、前記第一油圧アクチュエータに油圧を供給する電動油圧供給源と、前記電動油圧供給源からの油圧力を蓄積するとともに、前記第一油圧アクチュエータに対して、当該第一油圧アクチュエータを動作させるために蓄積した油圧を供給するアキュムレータと、を備えている構成である。
前記構成によれば、電動油圧供給源は、第一油圧アクチュエータ専用の駆動源として設けられているとともに、電動油圧供給源からの油圧はアキュムレータに蓄圧される。そして、第一油圧アクチュエータに対する動作用の油圧力は、電動油圧供給源から供給されるとともに、アキュムレータからも供給可能となっている。そのため、第一油圧アクチュエータを大きな油圧力で動作させる場合には、電動油圧供給源から油圧を供給し、小さな油圧力で動作させる場合には、電動油圧供給源を動作させずにアキュムレータからの蓄圧を利用することができる。
第一油圧アクチュエータは間欠的に動作するため、連続的に動作する場合に比べて電動油圧供給源からの発熱量が抑えられる。それゆえ、電動油圧供給源を冷却または放熱するために特別な構成を設ける必要がなくなり、電動油圧供給源を小型化することができる。しかも、第一油圧アクチュエータを小さな油圧力で動作させるときには、電動油圧供給源を動作させる必要が無いので、電動油圧供給源の発熱をより一層抑制することができる。これにより、電動油圧供給源の電動モータが小型軽量となることで機体重量を軽減することができる。
また、前記構成によれば、電動油圧供給源をより小型化できることから、電動油圧供給源およびアキュムレータ、並びに、油圧配管等を第一油圧アクチュエータ近傍に集約して配置することができる。これにより、油圧配管を相対的に減らすことができるとともに、外部から油圧供給しなくても電動油圧供給源に電力を供給するだけで第一油圧アクチュエータを試験動作させることができる。その結果、整備性をより一層向上することができる。
前記構成の電動油圧システムにおいては、前記電動油圧供給源からの油圧を、前記第一油圧アクチュエータに対して供給する経路と、前記第一油圧アクチュエータとは異なる第二油圧アクチュエータに対して供給する経路と、に切り換える油圧供給用切換弁をさらに備えている構成であってもよい。
前記構成によれば、電動油圧供給源は、第一油圧アクチュエータ専用の駆動源であるにも関わらず、第二油圧アクチュエータにも油圧を供給することが可能になる。それゆえ、単一の電動油圧システムに対して、互いに異なる動作機構の油圧アクチュエータをそれぞれ接続することで、複数の動作機構における油圧システムの少なくとも一部を共有化することが可能となる。これにより、電動油圧供給源を小型化しても油圧システム全体の冗長性を確保することができる。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、前記アキュムレータへの作動油の流入出を可能とする状態と流入出を不可とする状態とを切り換える、アキュムレータ用切換弁をさらに備えている構成であってもよい。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、他の前記電動油圧システムに接続可能であり、複数の前記電動油圧システムの間で互いに油圧を供給可能とする、油圧入出力ポートをさらに備えている構成であってもよい。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、前記油圧入出力ポートに接続され、いずれか一つの前記電動油圧システムから他の前記電動油圧システムに対して、油圧を供給可能である状態と油圧の供給を遮断する状態とを切り換える、電動油圧システム間切換弁をさらに備えている構成であってもよい。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、前記第一油圧アクチュエータおよび前記第二油圧アクチュエータが、航空機の動作機構に含まれるものである構成であってもよい。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、前記第一油圧アクチュエータが、航空機の脚揚降システムに用いられるものである構成であってもよい。
また、前記構成の電動油圧システムにおいては、前記第二油圧アクチュエータが、航空機のブレーキシステムまたはステアリングシステムに用いられるものである構成であってもよい。
本発明では、以上の構成により、脚揚降システムのように大きな油圧力を必要とする構成であっても、電動油圧供給源をより小型化することが可能な電動油圧システムを提供することができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電動油圧システムを航空機の前脚の脚揚降システムに適用した油圧回路の構成例を示す模式図である。 図1に示す電動油圧システムにおいて、脚上げ時における第一油圧アクチュエータに対する油圧供給の一例を示す模式図である。 図1に示す電動油圧システムにおいて、通常の脚下げ時における第一油圧アクチュエータに対する油圧供給の一例を示す模式図である。 図1に示す電動油圧システムにおいて、非常時の脚下げ時における第一油圧アクチュエータに対する油圧供給の一例を示す模式図である。 図1に示す電動油圧システムにおいて、他のシステムに含まれる第二油圧アクチュエータに対する油圧供給の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る電動油圧システムであって、図1に示す電動油圧システムを航空機の主脚の脚揚降システムに適用した構成例を示す模式図である。
以下、本発明の代表的な実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
[電動油圧システム]
まず、本実施の形態に係る電動油圧システムの代表的な一例について、図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る電動油圧システム10は、油圧ポンプ11、電動モータ12、アキュムレータ13、フィルタ14、モータコントローラ15、油圧供給用切換弁21、アキュムレータ用切換弁22、アキュムレータ用臨時開放弁23、シャトル弁24、チェック弁25,26,27、圧力制御弁28等を備えており、独立した油圧システムを構成している。この電動油圧システム10は、第一油圧アクチュエータ31および第二油圧アクチュエータ32に接続され、これら油圧アクチュエータ31,32を動作させる。
なお、電動油圧システム10は、油圧アクチュエータ31,32を含む構成であってもよいし含まない構成であってもよい。本実施の形態では、油圧アクチュエータ31,32を含まない構成を例示して、電動油圧システム10の構成を説明する。そのため、図1では、油圧アクチュエータ31,32は破線で図示している。
本実施の形態に係る電動油圧システム10は、二つの油圧アクチュエータ31,32に接続可能(もしくは二つの油圧アクチュエータ31,32を含む構成)であればよく、油圧アクチュエータ31,32の具体的な種類、言い換えれば、電動油圧システム10の適用対象となる動作機構は特に限定されない。油圧アクチュエータ31,32のうち少なくとも第一油圧アクチュエータ31は、間欠的に動作するものとなっている。
第一油圧アクチュエータ31が間欠的に動作する動作機構としては、代表的には、航空機の脚揚降システムを挙げることができる。そこで、本実施の形態では、第一油圧アクチュエータ31が航空機の前脚の脚揚降システムに含まれるものとして、電動油圧システム10を説明する。なお、図1(並びに図2〜図5)における双方向のブロック矢印Mは、第一油圧アクチュエータ31の伸縮方向(前脚の上げ下げ方向に対応)を示す。
油圧ポンプ11およびこれを動作させる電動モータ12(駆動源)は、油圧アクチュエータ31,32に油圧(作動油)を供給する油圧供給源を構成している。言い換えれば、電動油圧システム10は、電動モータ12およびこれにより動作する油圧ポンプ11により構成される電動油圧供給源を備えている。また、電動モータ12の動作は、モータコントローラ15により制御される。油圧ポンプ11および電動モータ12、並びに、モータコントローラ15の具体的な構成は特に限定されず、公知の構成を用いることができる。なお、電動油圧供給源には、油圧ポンプ11および電動モータ12以外に公知の装置、部材、機構等を備えていてもよい。
油圧ポンプ11の油圧供給側(出力側)は、油圧供給用切換弁21に接続されている。油圧供給用切換弁21は、電動油圧供給源からの油圧を、第一油圧アクチュエータ31に対して供給する経路(第一出力経路)と、第二油圧アクチュエータ32に対して供給する経路(第二出力経路)と、に切り換える。油圧供給用切換弁21の具体的な構成は特に限定されず、公知の方向制御弁を用いることができる。
ここで、第二油圧アクチュエータ32は、第一油圧アクチュエータ31とは異なるものであり、本実施の形態では、例えば、航空機の動作機構であれば特に限定されない。本実施の形態では、ステアリングシステム、ブレーキシステム等に含まれるアクチュエータを挙げることができる。それゆえ、図1(並びに図2〜図5)では、第一油圧アクチュエータ31は、脚揚降システムのアクチュエータであることを明確化するために、アクチュエータの模式形状を破線で図示しているが、第二油圧アクチュエータ32としては、航空機が備える複数種類のアクチュエータが適用可能であるため、矩形ブロック状に模式的に図示している。
油圧供給用切換弁21を介した第一油圧アクチュエータ31への油圧供給経路(出力経路)には、シャトル弁24が設けられている。シャトル弁24は、油圧ポンプ11から第一油圧アクチュエータ31に油圧が供給可能な状態(ポンプ接続状態)と、第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aおよび収縮ポート31bを接続する状態(ポート同士接続状態)と、を切り換え可能としている。本実施の形態では、シャトル弁24は、収縮ポート31b側に設けられ、ポンプ接続状態にあれば、油圧ポンプ11からの油圧は収縮ポート31bから供給可能になっている。なお、シャトル弁24の具体的な構成は特に限定されず公知のものを用いることができる。
第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aには、前記の通り、シャトル弁24が接続されているとともに、油圧ポンプ11の油圧戻り側が接続され、さらに、アキュムレータ用切換弁22を介してアキュムレータ13が接続されている。アキュムレータ13は、油圧ポンプ11からの油圧供給により油圧アクチュエータ31,32の少なくとも一方が動作している間、作動油の増減を吸収して油圧力を蓄積する。また、後述するように、航空機が脚下げを実施するときに、第一油圧アクチュエータ31に対して蓄積した油圧を供給する。アキュムレータ用切換弁22は、アキュムレータ13への作動油の流入出を可能とする状態(開状態)と流入出を不可とする状態(閉状態)とを切り換える。アキュムレータ13の具体的な構成は特に限定されず公知のものを用いることができる。
また、第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aとアキュムレータ13とは、アキュムレータ用臨時開放弁23を介しても接続されている。アキュムレータ用切換弁22を介在する経路を便宜上「主経路]と称し、アキュムレータ用臨時開放弁23を介在する経路を便宜上「副経路」と称すれば、第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aとアキュムレータ13とは、主経路および副経路の二つの経路で互いに接続されている。アキュムレータ用臨時開放弁23は、第一油圧アクチュエータ31に対して、アキュムレータ13からの油圧を供給する状態(開状態)と、油圧の供給を遮断する状態(閉状態)とを切り換える。
アキュムレータ用切換弁22は、アキュムレータ13にとっては通常動作する弁であるが、アキュムレータ用臨時開放弁23は、アキュムレータ用切換弁22が正常に動作しなかった場合に臨時に動作し、第一油圧アクチュエータ31にアキュムレータ13から油圧を供給し、当該第一油圧アクチュエータ31を動作させる。言い換えれば、アキュムレータ13から主経路を介して第一油圧アクチュエータ31に油圧が供給できないときに、アキュムレータ用臨時開放弁23が動作することにより、副経路を介して第一油圧アクチュエータ31に油圧が供給される。アキュムレータ用臨時開放弁23の具体的な構成は特に限定されず、公知の方向制御弁を用いることができる。
なお、アキュムレータ用切換弁22およびアキュムレータ用臨時開放弁23の油圧回路内における位置は、図1に示す例に限定されない。アキュムレータ用切換弁22は、電動油圧供給源(油圧ポンプ11)およびアキュムレータ13の間であり、かつ、第一油圧アクチュエータ31およびアキュムレータ13の間に介在するように設けられていればよい。また、アキュムレータ用臨時開放弁23は、アキュムレータ用切換弁22に並行して、第一油圧アクチュエータ31およびアキュムレータ13の間に介在するように設けられていればよい。
油圧ポンプ11は、アキュムレータ用切換弁22を介さずにアキュムレータ13にも接続される。このラインは、油圧ポンプ11のドレンラインであり、図1に示すように、油圧ポンプ11側から順に、チェック弁25およびフィルタ14が介在している。フィルタ14に対してはチェック弁26を含むバイパスラインが並行して設けられている。チェック弁25は、油圧ポンプ11からアキュムレータ13に向かって流れる作動油の逆流を防止するために設けられている。フィルタ14は、ドレンラインに流れる作動油に含まれる塵埃等を除去し、作動油を清浄化するために設けられる。チェック弁26は、フィルタ14が目詰まりしたときに、アキュムレータ13側に作動油の流れをバイパスさせるために設けられる。
なお、ドレンラインには、二つのチェック弁25,26が設けられ、後述するように、第二油圧アクチュエータ32のリターンラインにもチェック弁27が設けられている。それゆえ、これらチェック弁25〜27を区別する便宜上、チェック弁25を「ドレンラインチェック弁25」と称し、チェック弁26を「フィルタバイパスチェック弁26」と称し、後述するチェック弁27を「リターンラインチェック弁27」と称する。
したがって、油圧ポンプ11には、油圧を供給するプレッシャライン(油圧供給用切換弁21を介して第一油圧アクチュエータ31または第二油圧アクチュエータ32に接続されるライン)と、油圧が戻るリターンライン(第一油圧アクチュエータ31に接続されるとともに、アキュムレータ用切換弁22を介してアキュムレータ13に接続されるライン)と、前述したドレンライン(アキュムレータ用切換弁22を介さずにアキュムレータ13に接続されるライン)と、が接続されている。
油圧ポンプ11のプレッシャラインは、前記の通り、油圧供給用切換弁21により第一油圧アクチュエータ31または第二油圧アクチュエータ32のいずれかに切り換えられる。第一油圧アクチュエータ31に対しては、シャトル弁24を介して収縮ポート31bに作動油が供給され、伸張ポート31aからリターンラインに作動油が戻る。同様に、第二油圧アクチュエータ32に対しては、出力側ポート32aに作動油が供給され、戻り側ポート32bからリターンラインに作動油が戻る。
なお、本実施の形態では、第一油圧アクチュエータ31が、航空機の前脚の脚揚降システムに含まれるアクチュエータであるが、第二油圧アクチュエータ32は、前記の通り、他のアクチュエータであれば特に限定されない。それゆえ、第二油圧アクチュエータ32の出力側ポート32aは、伸張ポートであってもよいし収縮ポートであってもよい。出力側ポート32aが伸張ポートであれば戻り側ポート32bが収縮ポートになり、出力側ポート32aが収縮ポートであれば戻り側ポート32bが伸張ポートになる。
第二油圧アクチュエータ32の戻り側ポート32bは、図1に示すように、リターンラインチェック弁27を介して、アキュムレータ用切換弁22とアキュムレータ13との間に接続されている。つまり、油圧ポンプ11のリターンラインには、第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aだけでなく、アキュムレータ用切換弁22を介して、第二油圧アクチュエータ32の戻り側ポート32bが接続されている。それゆえ、第二油圧アクチュエータ32からの作動油は、アキュムレータ用切換弁22を介して油圧ポンプ11のリターンラインに接続されることになる。また、第二油圧アクチュエータ32からの作動油はアキュムレータ13にも流入することができる。
リターンラインチェック弁27は、第二油圧アクチュエータ32の戻り側ポート32bから流れる作動油の逆流を防止する。また、リターンラインにおける作動油の流れ方向から見て、リターンラインチェック弁27の下流側には、圧力制御弁28を介して、油圧ポンプ11の油圧供給側(出力側、プレッシャライン)が接続されている。圧力制御弁28は、プレッシャラインにおいて油圧力が過剰に上昇したときに動作し、油圧力が適正な範囲内となるように作動油をリターンラインに戻す。なお、チェック弁25〜27および圧力制御弁28の具体的な構成は特に限定されず公知のものを用いることができる。
[電動油圧システムの動作例]
次に、前記構成の電動油圧システム10による第一油圧アクチュエータ31または第二油圧アクチュエータ32の動作の一例について、図2〜図5を参照して具体的に説明する。なお、前記の通り、第一油圧アクチュエータ31は前脚の脚揚降システムに含まれ、第二油圧アクチュエータ32は、ステアリングシステムまたはブレーキシステム等に含まれるものとする。
まず、前脚の脚揚降システムに含まれる第一油圧アクチュエータ31が動作し、前脚を脚上げする場合について説明する。図2に示すように、油圧ポンプ11のプレッシャラインは、油圧供給用切換弁21の切り換えにより第一油圧アクチュエータ31側に接続されるので、図2における黒矢印Lpで示すように、油圧ポンプ11からの作動油は、シャトル弁24を介して第一油圧アクチュエータ31の収縮ポート31bに供給される。第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aからは、図2における白抜き矢印Lrで示すように、作動油がリターンラインを介して油圧ポンプ11に戻る。これにより、第一油圧アクチュエータ31が収縮動作し、前脚が脚上げされる。
ここで、図2に示すように、アキュムレータ用切換弁22は、開状態に切り換えられている。それゆえ、第一油圧アクチュエータ31の伸張ポート31aからの作動油は、アキュムレータ13にも流入する。これにより、アキュムレータ13には油圧力が蓄積される。また、図2における斜線矢印Ldで示すように、油圧ポンプ11のドレンラインからもアキュムレータ13に作動油が流入可能となっている。なお、アキュムレータ用臨時開放弁23は閉状態にある。
次に、第一油圧アクチュエータ31が動作し、脚上げ状態にある前脚を脚下げする場合について説明する。脚下げ時には、電動油圧供給源(油圧ポンプ11および電動モータ12)は動作せず、図3における黒矢印Lpに示すように、アキュムレータ13に蓄積された作動油は、主経路を介して伸張ポート31aに流入される。このとき、図3に示すように、アキュムレータ用切換弁22は開状態にある。また、シャトル弁24は、ポンプ接続状態からポート同士接続状態に切り換えられているので、収縮ポート31bからの作動油は伸張ポート31a側に戻ることになる。航空機の脚下げは、脚の自重および空気力を利用することができるので、脚上げ時に比べて大きな油圧力が必要ない。そのため、アキュムレータ13に蓄積された油圧力で第一油圧アクチュエータ31を十分動作させることができる。これにより、脚下げ時に電動油圧供給源を動作させる必要がなくなる。
次に、脚下げ時にアキュムレータ用切換弁22が適切に動作できない状態、すなわち、非常時に前脚を脚下げする場合について説明する。この場合、図4に示すように、アキュムレータ用切換弁22は閉状態にあるので、主経路を介してアキュムレータ13から作動油を第一油圧アクチュエータ31に供給することができない。そこで、アキュムレータ用臨時開放弁23を閉状態から開状態に切り換える。これにより、図4における黒矢印Lpに示すように、アキュムレータ13に蓄積された作動油は、副主経路を介して伸張ポート31aに流入される。また、シャトル弁24は、ポート同士接続状態にあるので、収縮ポート31bからの作動油は伸張ポート31a側に戻る。それゆえ、電動油圧供給源およびアキュムレータ用切換弁22が動作しない非常時であっても、アキュムレータ13からの油圧力のみで第一油圧アクチュエータ31を十分動作させることができる。
次に、第一油圧アクチュエータ31ではなく、第二油圧アクチュエータ32を動作させる場合について説明する。図5に示すように、油圧ポンプ11のプレッシャラインは、油圧供給用切換弁21の切り換えにより第二油圧アクチュエータ32側に接続されるので、図5における黒矢印Lpで示すように、油圧ポンプ11からの作動油は、第二油圧アクチュエータ32の出力側ポート32aに供給される。第二油圧アクチュエータ32の戻り側ポート32bからは、図5における白抜き矢印Lrで示すように、作動油がリターンラインを介してアキュムレータ用切換弁22に達する。アキュムレータ用切換弁22は、開状態に切り換えられているので、第二油圧アクチュエータ32からの作動油は油圧ポンプ11に戻る。これにより、第二油圧アクチュエータ32が動作する。
ここで、図5に示すように、出力側ポート32aが収縮ポートであった場合では、第二油圧アクチュエータ32からの作動油は、アキュムレータ13にも流入する。これにより、アキュムレータ13には油圧力が蓄積される。一方、出力側ポート32aが伸張ポートであった場合では、第二油圧アクチュエータ32およびアキュムレータ13からの作動油は、油圧ポンプ11へ流入する。また、図2における斜線矢印Ldで示すように、油圧ポンプ11のドレンラインからもアキュムレータ13に作動油が流入可能となっている。
このように、本実施の形態では、電動油圧供給源(油圧ポンプ11および電動モータ12)は、第一油圧アクチュエータ31専用の駆動源として設けられている。そして、第一油圧アクチュエータ31に対する動作用の油圧力は、電動油圧供給源から供給されるとともに、アキュムレータ13からも供給可能となっている。そのため、第一油圧アクチュエータ31を大きな油圧力で動作させる場合には、電動油圧供給源から油圧を供給し、小さな油圧力で動作させる場合には、電動油圧供給源を動作させずにアキュムレータ13からの蓄圧を利用することができる。
第一油圧アクチュエータ31は、本実施の形態では脚揚降システムに含まれており、脚上げまたは脚下げ時に間欠的に動作するものである。そのため、連続的に動作する場合に比べて電動油圧供給源からの発熱量が抑えられる。それゆえ、電動油圧供給源を冷却または放熱するために特別な構成を設ける必要がなくなり、電動油圧供給源を小型化することができる。しかも、第一油圧アクチュエータ31を小さな油圧力で動作させるときには、電動油圧供給源を動作させる必要が無いので、電動油圧供給源の発熱をより一層抑制することができる。これにより、電動油圧供給源をより一層小型化することが可能となり、電動油圧システムのパワーウェイトレシオを向上させることができる。
また、本実施の形態では、電動油圧供給源をより小型化できることから、電動油圧供給源およびアキュムレータ13、並びに、油圧配管等を第一油圧アクチュエータ31近傍に集約して配置することができる。これにより、油圧配管を相対的に減らすことができるとともに、外部から油圧供給しなくても電動油圧供給源に電力を供給するだけで第一油圧アクチュエータ31を試験動作させることができる。その結果、整備性をより一層向上することができる。
一般的な航空機では、油圧供給源がエンジンに設けられ、その軸力により駆動する。そのため、脚揚降システムを含む航空機の動作機構に対しては、エンジンから機体のさまざまな箇所を経由して油圧配管を引き回すことになる。そのため、油圧配管の総延長が相対的に長くなるとともに、このような長い油圧配管についてメンテナンス(例えば作動油補給時のエア抜き等)が必要になる。これに対して、本実施の形態であれば、油圧ポンプ11が小型の電動モータ12により駆動するので、電動油圧供給源、アキュムレータ13、および油圧配管等を第一油圧アクチュエータ31近傍(言い換えれば、前脚近傍)に集約して配置することができる。それゆえ、油圧配管の総延長が相対的に短くなるので、油圧配管のメンテナンスを軽減することができる。
また、一般的な航空機では、前述したように、脚揚降システムを含む航空機の動作機構がエンジンに設けられた油圧供給源を共有している。そのため、前脚の動作を確認したり調整したりする際には、大型の外部油圧源を接続する必要がある。これに対して、本実施の形態であれば、電動モータ12に電力を供給し、モータコントローラ15により電動モータ12を制御するのみで前脚を動作させることができるので、前脚の動作を容易に確認したり調整したりすることができる。
さらに、本実施の形態では、電動油圧供給源は、第一油圧アクチュエータ31専用の駆動源であるにも関わらず、第二油圧アクチュエータ32にも油圧を供給することが可能になる。それゆえ、単一の電動油圧システム10に対して、例えば脚揚降システムと、機体内の同領域に設けられる動作機構(例えば、ステアリングシステムまたはブレーキシステム)と、をそれぞれ接続することができる。これにより、複数の動作機構における油圧システムの少なくとも一部を共有化することが可能となるので、電動油圧供給源の数量を削減することで機体重量を軽減することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、電動油圧システム10を航空機の前脚の脚揚降システムに適用した構成について例示したが、本実施の形態2では、電動油圧システム10を航空機の主脚の脚揚降システムに適用した構成について、図6を参照して説明する。
[主脚への適用例]
前脚は航空機の機体前部に設けられるが、図6に示すように、左右の主脚33A,33Bは、図示しない航空機の機体の重心付近に対をなして設けられる。本実施の形態に係る電動油圧システム10A,10Bは、主脚33A,33Bが備える第一油圧アクチュエータ31A,31Bに対してそれぞれ油圧を供給できるように設けられる。また、それぞれの電動油圧システム10A,10Bは、当該電動油圧システム10A,10Bが備える油圧入出力ポート16を介して互いに接続されている。
この油圧入出力ポート16は、他の電動油圧システム10に接続可能であり、複数の電動油圧システム10の間で互いに油圧を供給可能とする構成であれば特に限定されない。例えば、本実施の形態においては、油圧入出力ポート16は、シャトル弁24と油圧供給用切換弁21との間のライン(図2において黒矢印Lpで示す作動油の供給ラインに対応)、並びに、アキュムレータ用切換弁22と第一油圧アクチュエータ31との間のライン(図2において白抜き矢印Lrで示す作動油のリターンラインに対応)に接続される構成を挙げることができる。
また、電動油圧システム10A,10Bの間には、それぞれの油圧入出力ポート16に接続される電動油圧システム間切換弁34を備えている。この電動油圧システム間切換弁34は、電動油圧システム10A,10Bのいずれか一方から他方に対して油圧を供給可能である状態(開状態)と、油圧の供給を遮断する状態(閉状態)と、が切り換え可能となっている。電動油圧システム間切換弁34の構成は特に限定されず、公知の方向制御弁を用いることができる。
本実施の形態によれば、左右の主脚33A,33Bのそれぞれに電動油圧システム10A,10Bを設けるとともに、これら電動油圧システム10A,10Bは、電動油圧システム間切換弁34を介して互いに油圧供給が可能となっている。それゆえ、主脚33A,33Bの脚揚降システムにおいて電動油圧システム10A,10Bの一方に故障等が発生した場合であっても、他方から油圧を供給することができる。それゆえ、主脚33A,33Bの脚揚降システムに対して冗長性を付与することができるので、脚揚降システムの信頼性を向上することができる。
[変形例]
本実施の形態では、主脚33A,33Bに対して電動油圧システム10A,10Bを適用しているが、前記実施の形態1と組み合わせることにより、前脚および主脚33A,33Bの全てに対して電動油圧システム10を適用してもよい。この場合、電動油圧システム間切換弁34は、二方向切換型ではなく三方向切換型であればよい。さらに、電動油圧システム10が適用される動作機構が4つ以上あれば、電動油圧システム間切換弁34として四方向以上に切り換えられるものを用いて互いを接続すればよい。これにより、少なくともいずれかの電動油圧システム10から他の電動油圧システム10に対して油圧を供給することができる。
さらに、前脚および主脚33A,33Bの全ての脚揚降システムに電動油圧システム10が設けられていれば、それぞれの電動油圧供給源を動作できるようにコントロールパネルを設けることで、前脚のみ、もしくは、主脚33A,33Bの一方のみに対して電力を供給するだけで第一油圧アクチュエータ31を試験動作させることができる。その結果、整備性をより一層向上することができる。
なお、前記実施の形態1および本実施の形態2では、本発明に係る電動油圧システム10を航空機の脚揚降システムに適用した例を挙げているが、もちろん本発明はこれに限定されず、航空機の動作機構のうち脚揚降システム以外の複数の動作機構に適用されてもよいし、航空機以外で油圧システムを電動化する用途にも適用することができる。例えば、航空機以外では、建設機械等を挙げることができる。
なお、本発明は前記実施の形態の記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲内で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態や複数の変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、航空機の脚揚降システムおよび他の動作機構を電動化する用途に広く好適に用いることができるだけでなく、航空機以外にも電動化可能な油圧システムを含む用途に広く好適に用いることができる。
10,10A,10B 電動油圧システム
11 油圧ポンプ(電動油圧供給源)
12 電動モータ(電動油圧供給源、駆動源)
13 アキュムレータ
14 フィルタ
15 モータコントローラ
16 油圧入出力ポート
21 油圧供給用切換弁
22 アキュムレータ用切換弁
23 アキュムレータ用臨時開放弁
24 シャトル弁
25,26,27 チェック弁
28 圧力制御弁
31,31A,31B 第一油圧アクチュエータ
31a 伸張ポート
31b 収縮ポート
32 第二油圧アクチュエータ
32a 出力側ポート
32b 戻り側ポート
33A,33B 主脚
34 電動油圧システム間切換弁

Claims (7)

  1. 間欠的に動作する第一油圧アクチュエータを含む、独立した航空機の油圧システムとして構成され、
    前記第一油圧アクチュエータに油圧を供給する電動油圧供給源と、
    前記第一油圧アクチュエータが動作している間に作動油の増減を吸収して油圧力を蓄積するアキュムレータと、
    前記アキュムレータへの作動油の流入出を可能とする状態と流入出を不可とする状態とを切り換える、アキュムレータ用切換弁と、
    前記電動油圧供給源および前記第一油圧アクチュエータに接続されるとともに前記アキュムレータ用切換弁を介して前記アキュムレータに接続され、前記第一油圧アクチュエータからの作動油を当該電動油圧供給源に戻すリターンラインと、
    を備え
    前記アキュムレータは、前記アキュムレータ用切換弁の切り換えにより、前記第一油圧アクチュエータに対して、当該第一油圧アクチュエータを動作させるために蓄積した油圧を、前記リターンラインを介して供給することを特徴とする、
    電動油圧システム。
  2. 前記電動油圧供給源からの油圧を、前記第一油圧アクチュエータに対して供給する経路と、前記第一油圧アクチュエータとは異なる第二油圧アクチュエータに対して供給する経路と、に切り換える油圧供給用切換弁をさらに備えていることを特徴とする、
    請求項1に記載の電動油圧システム。
  3. 前記第一油圧アクチュエータおよび前記第二油圧アクチュエータが、前記航空機の動作機構に含まれるものであることを特徴とする、
    請求項に記載の電動油圧システム。
  4. 前記第一油圧アクチュエータが、航空機の脚揚降システムに用いられるものであることを特徴とする、
    請求項に記載の電動油圧システム。
  5. 前記第二油圧アクチュエータが、航空機のブレーキシステムまたはステアリングシステムに用いられるものであることを特徴とする、
    請求項またはに記載の電動油圧システム。
  6. 他の前記電動油圧システムに接続可能であり、複数の前記電動油圧システムの間で互いに油圧を供給可能とする、油圧入出力ポートをさらに備えていることを特徴とする、
    請求項1からのいずれか1項に記載の電動油圧システム。
  7. 前記油圧入出力ポートに接続され、いずれか一つの前記電動油圧システムから他の前記電動油圧システムに対して、油圧を供給可能である状態と油圧の供給を遮断する状態とを切り換える、電動油圧システム間切換弁をさらに備えていることを特徴とする、
    請求項に記載の電動油圧システム。
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