JP6712350B1 - テープ巻付機 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の正確な位置にテープを適正な強さで巻き付けることの出来るロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機を提供する。【解決手段】回転プレート5に固定された回動軸4で連結されたアーム3にロールテープ1を保持し、回転プレート5が回転し、ロールテープ1からテープを対象物9に巻き付けるとき、ロールテープ1と対象物9の間に加わる張力によって、アーム3に保持されたロールテープ1が対象物9の方向に移動することで、アーム3に備えられた押圧部8が、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープを押圧しながら、対象物の長手方向のテープ巻付け位置を規制する。【選択図】図3

Description

本発明は、ロールテープを電線束などの対象物に巻き付けるテープ巻付機に関するものである。
従来、車両用のワイヤーハーネスの製造の一部として、電線束やそれを覆う外装部材にテープを巻き付けるテープ巻付装置が提案されている。このテープ巻付装置に装備されているテープ巻付機は、対象物と直交する面内で回転する回転プレートに支持されたテープが、回転中心軸上に架け渡された対象物の周囲を回り、電線などの対象物にテープを巻き付けるものである。
テープ巻付装置は、対象物を中心としてテープを回転させる旋回手段として、対象物と直交する面内に配置された固定プレートと、隣接配置された回転プレートを備え、回転プレートは、対象物と直交する面内で回転駆動される。
テープ巻付機の回転中心軸上に対象物を挿抜するために、固定プレートと回転プレートに、外周縁から中心軸を含む中央領域に向けてU字状の切欠が設けられている場合がある。これらのテープ巻付機では、固定プレートの切欠と、回転プレートの切欠が揃った状態で、対象物が挿抜される。
特開2015−224123号公報
従来のテープ巻付装置が備えるテープ巻付機では、テープ巻き付け開始時に、ロールテープの端部を引き出して、テープを対象物に貼り付けるが、テープと対象物との接着面積が小さいため粘着力が不足し、テープを対象物に巻き付け始めると、テープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)によって、ロールテープと対象物との間に張り渡されたテープに生じる張力が強いことで、テープが対象物から外れる(分離する)ことがあった。
従来のテープ巻付装置が備えるテープ巻付機の、テープを巻き付ける強さは、テープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)によって、ロールテープと対象物との間に張り渡されたテープに生じる張力によるが、対象物(電線束やそれを覆う外装部材)によっては、対象物へのテープの巻き付けが緩くなり、巻きつけたテープに隙間が生じることで、テープと対象物に適正な固着力が得られない場合があった。また、巻き付けたテープに皺が生じ、好適な巻き付けができない場合があった。
従来のテープ巻付装置が備えるテープ巻付機では、正確に対象物の限られた領域にテープを巻き付けることができない場合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的はロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機を提供することにある。
回転プレートに固定された回動軸で連結されたアームにロールテープを保持し、回転プレートが回転し、ロールテープからテープを対象物に巻き付けるとき、ロールテープと対象物の間に加わる張力によって、アームに保持されたロールテープが対象物の方向に移動することで、ロールテープと対象物の間に加わる張力が抑制され、対象物に貼り付けたテープ端部が、対象物から外れる(分離する)ことが抑制される。また、アームに保持されたロールテープが対象物の方向に移動することで、アームに備えられた押圧部が、ロールテープと対象物の間に張り渡されたテープを押圧し、テープの皺を抑制しながら、テープを対象物に強く巻き付ける。
押圧部に備えられたテープ位置規制部が、ロールテープから対象物に張り渡されたテープのテープ幅方向の位置を規制することで、対象物の長手方向の正確な位置にテープを巻き付ける。
本発明により、ロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機、及び、そのテープ巻付機を備えたテープ巻付装置を提供できる。
図1は本発明に係るテープ巻付機の斜視図である。 図2はテープを巻き付ける動作を示す斜視図である。 図3(a)はテープを巻き始める動作を示す概略図である。図3(b)はテープを巻き付ける動作を示す概略図である。図3(c)はテープを巻き終わった状態を示す概略図である。
図1に示すように、回転プレート5に固定された回動軸4で連結されたアーム3の先端部にホルダー部2が設けられロールテープ1(粘着テープ)を保持している。アーム3には、押圧部8を備えている。
図1に示すように、押圧部8にはテープ位置規制部として、コの字状の切欠が設けられ、図2に示すように、押圧部8が、ロールテープから対象物に張り渡されたテープの背面を押圧する時、テープの幅方向の位置を規制する形状を備えている。
回動軸4は、ロールテープ1、ホルダー部2、アーム3、押圧部8の自重によって回動しないだけの保持力があり、且つ、ロールテープ1から対象物9に張り渡されたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9との間に張力が加わった時には、ロールテープ1からテープを引き出さず、アーム3が容易に回動する範囲の保持力である。
アーム3の回動範囲は、回転内方向へは、回動規制部7によってアーム3とアーム3に備えられた押圧部8が対象物9を押圧しない範囲で規制する。回転外方向へは、ロールテープ1の中心が回転中心軸と回動軸4の中心とを結ぶ線の延長線を超えない範囲で規制する。
図1、図2を参照しつつテープ巻付機の動作について説明する。図3はテープ巻付動作を行う回転プレート5、アーム3、押圧部8を示す概略図である。
まず、対象物9(電線束等)を、作業者の手又は装置で保持し、回転プレート5の回転中心軸上に架け渡す。この時、図1に示すように、押圧部8は、アーム3を回転外方向に回動させることで、ロールテープ1から対象物9にテープを張り渡す動作の邪魔にならない位置まで退避している。
回転プレート5に回動軸4で連結されたアーム3の先端部に保持されたロールテープ1のテープ端部を引き出し、対象物9に貼り付ける。
図3(a)に示すように、駆動装置からの駆動力を受けて回転プレート5が回転方向10の方向に回転を始めることで、ロールテープ1から対象物9に張られたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9の間に張力が加わる。回転プレート5とアーム3を連結している回動軸4の保持力は、テープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)より小さいため、テープが引き出されることなく、回動軸4を軸として、アーム3がロールテープ1を対象物9に近づける方向である回動方向11(回転内方向)に回動する。この時、ロールテープ1からテープを引き出さず、テープを巻き付けるため、ロールテープ1と対象物9の間に加わる張力が抑制されることでテープが対象物9に緩く巻き付けられ、対象物9に貼り付けたテープ端部が、対象物9から外れる(分離する)ことが抑制される。
回転プレート5が回転方向10の方向に回転することで、アーム3が回動方向11の方向に回動し、アーム3に備えられた押圧部8が、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープの背面(非粘着面)を押圧する。この時、押圧部8に設けられたコの字状の切欠によって、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープの幅方向の位置が規制されることで、対象物9の長手方向のテープ巻付け位置が規制される。
また、アーム3に備えられた押圧部8が、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープの背面(非粘着面)を押圧する時、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープには、テープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)による張力に加えて、押圧部8による押圧力と、押圧部8による摩擦力が加わる。この時、引き剥がし粘着力による張力だけで巻き付けている時よりも、テープが対象物9に強く巻きつけられる。
図2、図3(b)に示すように、テープ巻付動作中は、回転プレート5が回転方向10の方向に回転することで、ロールテープ1から対象物9に張られたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9の間に張力が加わる。アーム3は、回転体に設けられた回動規制部7によって、アーム3とアーム3に備えられた押圧部8が対象物9を押圧しない範囲で回動が規制されるため、アーム3に保持されているロールテープ1は、回転内方向への移動が規制され保持される。ロールテープ1が回転内方向に移動しないため、テープの張力によって、ロールテープ1からテープが引き出されながら、テープが対象物9に巻き付けられる。
回転プレート5が回転している時は、ロールテープ1と対象物9との間にはテープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)による張力が加わっているため、アーム3は、押圧部8がロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープの背面を押圧する位置に保たれる。この時、引き剥がし粘着力による張力だけで巻き付けている時よりも、テープが対象物9に強く巻きつけられる。また、テープの背面を押圧することでテープの皺の発生が抑制される。また、押圧部8に設けられたコの字状の切欠によって、ロールテープ1から対象物9に張り渡されたテープの、テープ幅方向の位置を規制することで、対象物9の長手方向のテープ巻付け位置が規制され、正確な位置にテープを巻き付ける。
図3(c)に示すように、テープを巻き終わり、回転プレート5が停止した状態では、ロールテープ1の引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)によって、テープは引き出されず、アーム3は回転内方向への回動が規制された位置に保たれる。
ロールテープ1から対象物9に張り渡されたテープを切断し、テープ巻付機から対象物9を取り外す。この時、アーム3は規制された範囲で容易に回動可能となる。
上述のように、テープ巻き付け時にアーム3に備えられた押圧部8が、ロールテープ1と対象物9の間に張り渡されたテープの背面を押圧することで、テープが対象物9の限られた領域の正確な位置に、強く巻きつけられ、好適な巻き付けが行われる。
なお本発明は、上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、配置箇所などは本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
なお本発明の押圧部は、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、段差のある円柱形などである。
また、テープを巻き付ける位置は、同一位置での重ね巻に限らず、テープ巻付機と対象物を回転中心軸上に沿って相対移動させることで、対象物の限られた領域に正確にテープを螺旋状に巻き付けることが出来る。
また、テープを巻き付ける対象物は電線束に限らず、本発明において、テープが巻き付けられる線状の材料であれば用いることができる。例えば、1本の電線や、電線を含まない線状の部材、チューブ状の材料であっても良い。
1 ロールテープ
2 ホルダー部
3 アーム
4 回動軸
5 回転プレート
6 固定プレート
7 回動規制部
8 押圧部
9 対象物
10 回転方向
11 回動方向(内)

Claims (2)

  1. 回転プレートに固定された回動軸で連結されたアームにロールテープを保持し、回転プレートが回転し、ロールテープからテープを対象物に巻き付けるとき、ロールテープと対象物の間に加わる張力によって、アームに保持されたロールテープが対象物の方向に移動することで、アームに備えられた押圧部がロールテープと対象物の間に張り渡されたテープを押圧し、押圧部に備えられたテープ位置規制部がロールテープから対象物に張り渡されたテープのテープ幅方向の位置を規制することを特徴としたテープ巻付装置。
  2. ロールテープと対象物の間にテープが張り渡されていないとき、作業者の手によってアームを回転外方向に回動させることで、ロールテープから対象物にテープを張り渡したときに、アームに備えられた押圧部が、張り渡されたテープを押圧しない位置まで、退避することを特徴とした請求項1に記載のテープ巻付装置。
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