JP6711646B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は定着装置を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置はトナー画像を加熱して記録材に定着させる定着装置を有している。画像形成装置は、画像形成を指示されると、定着装置の温度を目標温度まで上昇させる。特許文献1によれば、目標温度に達するまで時間を短縮するために、画像形成を指示される前から定着装置のヒータを予備加熱しておくことが提案されている。
特開2010−211044号公報
ところで、ヒータに通電を開始してから所定時間が経過しても定着装置の温度が所定温度に達しなければ、定着装置にエラーが発生したと判定されてもよい。しかし、商用電源が停電或いは低電圧状態から復帰して電力の供給を再開したときに、定着装置は正常であるにもかかわらず、このようなエラーが誤検知される可能性がある。商用電源が供給する交流電圧は即座に定格電圧には到達せず、低い電圧から徐々に定格電圧に達する。このような低い電圧では定着装置のヒータの温度が予め想定された時間内に目標温度に達しない。これがエラーの誤検知の原因である。エラーが検知されると、メンテナンス担当者がエラーを解消するまでユーザーは画像を形成することができず、ユーザビリティが低下してしまう。そこで、本発明は商用電源の停電等に伴うエラーの誤検知を低減することを目的とする。
本発明によれば、
外部電源から供給される交流電圧を検知する電圧検知手段と、
前記交流電圧に基づき負荷を駆動する駆動手段と、
前記負荷を監視する監視手段と、
前記監視手段により取得された監視結果に基づき前記負荷にエラーが生じているかどうかを判定するエラー判定手段と、
前記負荷にエラーが生じると、前記駆動手段を制御して前記負荷を停止させる制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記負荷を本動作させる本動作工程と、前記本動作工程を実行する前に前記負荷を予備動作させる予備動作工程とを有し、前記予備動作工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が電圧閾値未満であれば、前記予備動作工程をスキップし、前記交流電圧が電圧閾値未満でなければ、前記予備動作工程を実行することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば商用電源の停電等に伴うエラーの誤検知が低減する。
画像形成装置を示す断面図 定着装置の制御システムを示す図 交流電圧、検知電圧およびヒータ制御信号の関係を示す図 仕向地の定格電圧またはヒータ抵抗値と電圧閾値との関係を示す図 予備加熱工程と本加熱工程とを含む画像形成処理を示すフローチャート 予備加熱工程の実行可否を決定する処理を示すフローチャート CPUの機能を示す図
本実施例の画像形成装置は、商用電源等の外部電源から供給される交流電圧を監視し、交流電圧が閾値未満であれば、エラーの誤検知が実行されないようにする。上述したようにエラーの誤検知は予備加熱工程で発生しうるため、画像形成装置は、交流電圧が閾値未満であれば、予備加熱工程自体をスキップすることで、エラーの誤検知が回避される。ここでは定着装置のヒータが負荷の一例として説明される。しかし、負荷の本動作を促進するために、本動作の前に実行される予備動作を必要とする負荷であれば、本実施例の技術思想を適用可能である。
<画像形成装置の構造>
図1が示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト23の下方に画像形成部1y、1m、1c、1kが配列されたタンデム型の中間転写方式の多色プリンタである。なお、本発明は、単色画像を形成する画像形成装置にも適用可能である。画像形成部1yは露光装置6により感光ドラム3yに形成された静電潜像をイエロートナーで現像してイエロートナー画像を形成し、一次転写ローラ2yによりイエロートナー画像を中間転写ベルト23に一次転写する。画像形成部1mは露光装置6により感光ドラム3mに形成された静電潜像をマゼンタトナーで現像してマゼンタトナー画像を形成し、一次転写ローラ2mによりマゼンタトナー画像を中間転写ベルト23に一次転写する。画像形成部1cは露光装置6により感光ドラム3cに形成された静電潜像をシアントナーで現像してシアントナー画像を形成し、一次転写ローラ2cによりシアントナー画像を中間転写ベルト23に一次転写する。画像形成部1kは露光装置6により感光ドラム3kに形成された静電潜像をブラックトナーで現像してブラックトナー画像を形成し、一次転写ローラ2kによりブラックトナー画像を中間転写ベルト23に一次転写する。中間転写ベルト23に一次転写された四色のトナー画像は、二次転写部T2へ搬送される。二次転写部T2には二次転写ローラ22が設けられている。二次転写ローラ22は中間転写ベルト23に担持されているトナー画像を記録材Pへ二次転写する。定着装置5は記録材Pに二次転写された四色のトナー画像に対して熱と圧力を加え、記録材Pの表面にトナー画像を定着させる。その後、排出ローラ11は記録材Pを上部トレイ7へ排出する。分離ローラ8は、記録材カセット4から引き出した記録材Pを1枚ずつに分離して、レジストローラ9へ送り出す。レジストローラ9は、記録材Pを停止位置において一時的に待機させる。レジストローラ9は、中間転写ベルト23上に形成されたトナー画像と記録材Pとが二次転写部T2へ同時に到着するように、記録材Pを搬送する。定着装置5は、ヒータを内蔵する定着ローラ51と、加圧ローラ52とを有している。加圧ローラ52が定着ローラ51に対して圧接することで加熱ニップが形成される。記録材P上に転写されたトナー画像が加熱ニップで挟持搬送される過程で、加熱および加圧を受けて溶融し、記録材Pの表面に定着する。
画像形成部1y、1m、1c、1kは、それぞれの現像装置で用いられるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一の構成を有している。図示は省略されているが、画像形成部1y、1m、1c、1kは、感光ドラム3y、3m、3c、3kの表面を一様に帯電させる帯電器も有している。帯電プロセスは露光プロセスの直前に実行される。現像プロセスは露光プロセスの直後に実行される。以下では、画像形成部1yについて説明し、他の画像形成部1m、1c、1kについては、説明中の符号末尾のyを、m、c、kに読み替えて説明されるものとする。画像形成部1yは、感光ドラム3yを含む交換可能ユニット(プロセスカートリッジ)で構成されていてもよい。
ベルト部材の一例である中間転写ベルト23は、テンションローラ27、駆動ローラ26、二次転写張架ローラ25及び一次転写張架ローラ28、29に掛け渡して支持され、駆動ローラ26に駆動されて矢印R2方向に回転する。
<定着装置の制御システム>
以下では図2を用いて定着装置5の制御システムが説明される。定着装置5はヒータ201と、サーミスタなどのセンサ203と、メモリ206とを有している。駆動回路202はヒータ201を駆動する回路である。駆動回路202は、商用電源などの外部電源207から供給される交流電圧Vaを、ゲート制御式半導体スイッチであるトライアック209を通じてヒータ201に供給する。CPU205は記憶装置210に記憶されている制御プログラムを実行することで、駆動回路202を制御する。CPU205は出力ポート221からヒータ制御信号としてON信号をトランジスタ211に出力することで、フォトトライアックカプラ208の状態を変化させる。フォトトライアックカプラ208の状態の変化に連動してトライアック209の状態も通電状態から遮断状態に変化したり、遮断状態から通電状態に変化したりする。フォトトライアックカプラ208は、交流電圧の供給に関与する回路とCPU205等の制御回路との間を絶縁するのに役立つ。トライアック209が通電状態に切り替えられると、交流電圧Vaがヒータ201に供給されるため、ヒータ201は発熱する。センサ203はヒータ201の温度を検知し、温度に相当する検知電圧をCPU205の入力ポート222に出力する。CPU205は、入力ポート222に内蔵されたアナログ/デジタルコンバータに(ADC)よって検知電圧をデジタル値に変換して取り込む。検知回路204は、外部電源207から供給される交流電圧Vaを検知し、交流電圧Va(実効値)に比例した検知電圧VdをCPU205の入力ポート223に出力する。CPU205は入力ポート223に内蔵されたアナログ/デジタルコンバータによって検知電圧Vdをデジタル値に変換して取り込む。メモリ206は定着装置5のユニット情報を格納している。ユニット情報は、たとえば、ヒータ201の抵抗値や定着装置5が使用される地域(いわゆる仕向地)における商用電源の定格電圧(公称値)などを示す情報である。CPU205は通信ポート224を通じてメモリ206にアクセスし、メモリ206からユニット情報を読み出す。CPU205は、ユニット情報に基づいてヒータ201の目標温度を決定したり、各種の閾値を決定したりする。
操作部220は、ユーザーやメンテナンス担当者などの操作者が指示を入力する入力部と操作者に情報を出力する出力部とを有している。CPU205はヒータ201にエラーが発生すると、操作部220の出力部を通じてエラーの発生を報知する。また、CPU205は操作部220を通じて画像形成装置100の仕向地や仕向地での定格電力を示す仕向地情報を受け付けてもよい。
<予備加熱工程>
画像形成の開始指示が入力されてから短時間で定着装置5の温度を目標温度に到達させるために、本実施例では予備加熱工程が採用される。予備加熱工程は画像形成開始の指示とは関係なく、実行される。図3(A)は交流電圧Va、検知電圧Vdおよびヒータ制御信号の時間経過を示している。時刻t1で画像形成装置100の電源スイッチがオンに切り替えられると、検知回路204は、交流電圧Vaに比例した検知電圧Vdを出力する。電源スイッチがオンに切り替えられたことで、CPU205が起動する。時刻t2で、CPU205は、検知回路204により検知された検知電圧Vdを取得する。このときの交流電圧Vaに相当する検知電圧Vdが電圧閾値Vthよりも高い場合、CPU205はヒータ201への通電を開始する。つまり、予備加熱工程が実行される。予備加熱工程においてCPU205は、センサ203で検知される温度が予備加熱のための目標温度Ta(例:160℃)に達するまで予備加熱工程を継続する。予備加熱のための目標温度は画像形成時の定着器温度よりも低い温度(例:170℃)である。
図3(B)は商用電源の停電が発生した後に通電が再開されたものの、交流電圧の回復が遅いケースを示している。図3(B)が示すように、時刻t2において交流電圧Vaを示す検知電圧Vdが電圧閾値Vthよりも低い場合にはCPU205は電源電圧不足と判定し、予備加熱工程をスキップする。
図4(A)は画像形成装置100の仕向地情報と電圧閾値との関係を示すテーブルである。このテーブルはメモリ206に格納されている。図4(A)が示すように、仕向地情報(仕向地における商用電源の定格電圧)は、100V(日本)、120V(USA)、230V(ヨーロッパ)といった情報である。CPU205は操作部220などから入力された仕向地情報に対応する電圧閾値Vthをメモリ206から読み出す。図4(A)では定格電圧に対する電圧閾値Vthの値が示されているが、実際には、検知電圧Vdに対する電圧閾値Vthが格納されている。なお、CPU205は、定格電圧と検知電圧Vdとの比を用いて、テーブルに登録されている電圧閾値Vthを除算することで、検知電圧Vdと比較するための電圧閾値Vth’を演算しても決定してもよい。ただし、以下の説明では、説明の便宜上、電圧閾値Vth’も電圧閾値Vthと表現される。図4(A)が示すように、電圧閾値Vthは、仕向地の定格電圧の70%に設定されている。これは、交流電圧Vaが定格電圧の70%未満であると、ヒータ201の温度を所定時間内に目標温度まで上昇させることができないからである。つまり、交流電圧Vaが定格電圧の70%未満であると、ヒータ201のエラーが誤検知されてしまう。
図4(B)はヒータ201の抵抗値を示す抵抗値情報と電圧閾値Vthとの関係を示している。ヒータ201の抵抗値は仕向地の定格電圧に合わせて決定され、決定された抵抗値を有するヒータ201が定着装置5に搭載される。電圧閾値Vthは予備加熱工程で必要となる交流電圧Vaである。予備加熱工程で必要となるヒータ電力Wは仕向地の如何を問わず、一定値(例:750W)であり、既知である。したがって、CPU205はメモリ206からヒータ抵抗値Rを読み出し、以下の演算を実行することで電圧閾値Vthを決定する。
Vth=√(W×R)・・・(1)
また、定格電圧が100Vである仕向地用のヒータ抵抗値Rは、たとえば、6.3Ω±5%である。この場合、図4(B)が示すように、ヒータ抵抗値Rが6.0〜6.6Ωとなり、そのときの電圧閾値Vthは67.0〜70.4Vの間となる。このようにヒータ抵抗値Rをメモリ206に格納しておき、必要なヒータ電力Wから電圧閾値Vthが算出されてもよい。なお、電圧閾値Vthは検知電圧Vdと比較可能となるように、調整される。
<フローチャート>
図5は予備加熱工程と本加熱工程とを含む画像形成処理を示している。本加熱工程は画像形成開始の指示の入力により実行されるが、予備加熱工程は画像形成開始の指示の入力以前に実行され、且つ画像形成動作を伴わない。電源スイッチがオンされたり、外部電源207から電力の供給が再開されたりすると、CPU205が起動し、以下の処理を実行する。
S501でCPU205は外部電源207から供給される交流電圧Vaが電圧閾値以上かどうかに応じて予備加熱を実施するかどうかを判定する。たとえば、交流電圧Vaを示す検知電圧Vdが電圧閾値Vth未満であれば、エラーの誤検知を回避するために、CPU205は予備加熱工程をスキップしてS506に進む。一方で、検知電圧Vdが電圧閾値Vth以上であれば、交流電圧Vaの不足に伴うエラーの誤検知は発生しないため、CPU205はS502に進む。
S502でCPU205は予備加熱工程を開始する。CPU205はヒータ201への通電を開始するためのヒータ制御信号を出力ポート221からトランジスタ211に出力する。これによりフォトトライアックカプラ208がオンに切り替わり、それに連動してトライアック209もオンに切り替わり、ヒータ201への交流電圧Vaの供給が開始される。S503でCPU205はセンサ203により検知されたヒータ201の温度Tが、予備加熱工程のための目標温度Ta(例:160℃)以上となったかどうかを判定する。ヒータ201の温度Tが目標温度Ta以上でなければ、CPU205はS504に進む。なお、予備加熱工程における目標温度Taは仕向地ごとに決定されてもよいし、仕向地に依存することなく一定値であってもよい。S504でCPU205はヒータ201の温度Tの上昇速度Sに基づきヒータ201にエラーが発生しているかどうかを判定する。たとえば、ヒータ201にエラーが発生していなければ、ヒータ201の温度Tの上昇速度Sが所定速度S1(例:1℃/s)以上となる。この昇温特性を利用することでヒータエラーが検知される。たとえば、CPU205はヒータ201の温度Tの上昇速度Sが所定速度S1以上であれば、ヒータエラーが発生していないと判定し、S503に進む。ヒータ201の温度Tの上昇速度Sが所定速度S1以上でなければ、CPU205はヒータエラーが発生している判定し、S520に進む。S520でCPU205は操作部220の出力部にエラーが発生したことを示すメッセージを表示することでエラーを操作者に報知する。
一方で、S503でヒータ201の温度Tが目標温度Taに達したことが確認されると、CPU205はS505に進む。S505でCPU205は予備加熱工程を終了する。たとえば、CPU205はヒータ制御信号をオンからオフに切り替える。これにより、トランジスタ211、フォトトライアックカプラ208およびトライアック209が連動してオフとなり、ヒータ201への通電が停止される。
S506でCPU205は操作部220などから画像形成指示が入力されたかどうかを判定する。画像形成指示が入力されると、CPU205はS507に進む。S507でCPU205は画像形成のためのヒータ201の温度について目標温度Tbを決定する。画像を形成するための目標温度Tbは画像形成条件(記録材Pのサイズ、厚み、坪量、材質(紙、樹脂)、表面性(表面コートの有無)、表面処理(グロスの有無))に応じて異なる。したがって、CPU205は画像形成条件に応じて目標温度Tbを決定する。たとえば、画像形成条件と目標温度Tbとの対応関係を登録したテーブルが記憶装置210に記憶されていてもよい。この場合、CPU205は操作部220から指定された画像形成条件に対応する目標温度Tbをテーブルから取得する。たとえば、A4サイズで、坪量が68gの紙に対して必要となる目標温度Tbは170℃である。
S508でCPU205は本加熱工程を開始する。CPU205はヒータ201への通電を開始するためのヒータ制御信号を出力ポート221からトランジスタ211に出力する。これによりフォトトライアックカプラ208がオンに切り替わり、それに連動してトライアック209もオンに切り替わり、ヒータ201への交流電圧Vaの供給が開始される。
S509でCPU205はセンサ203により検知されたヒータ201の温度Tが、本加熱工程のための目標温度Tb以上となったかどうかを判定する。ヒータ201の温度Tが目標温度Tb以上でなければ、CPU205はS510に進む。S510でCPU205はヒータ201の温度Tの上昇速度Sに基づきヒータ201にエラーが発生しているかどうかを判定する。上述したように、CPU205はヒータ201の温度Tの上昇速度Sが所定速度S1以上かどうかに基づきヒータエラーを検知しても良い。上昇速度Sが所定速度S1以上であれば、CPU205はヒータエラーが発生していないと判定し、S509に進む。CPU205は、上昇速度Sが所定速度S1以上でなければ、ヒータエラーが発生している判定し、S520に進む。S520でCPU205は操作部220の出力部にエラーが発生したことを示すメッセージを表示することでエラーを操作者に報知する。また、CPU205は、ヒータ201への通電を停止するためのヒータ制御信号(オフ信号)を出力ポート221から出力する。
一方で、S509でヒータ201の温度Tが目標温度Tbに達したことが確認されると、CPU205はS511に進む。S511でCPU205は記録材Pに画像を形成する。たとえば、CPU205は画像形成部1や露光装置6、定着装置5などを制御し、上述した電子写真プロセスを実行し、記録材Pに画像を形成する。S512でCPU205は画像形成が終了したかどうかを判定する。たとえば、5枚の記録材Pに画像を形成する画像形成ジョブであれば、画像形成枚数が5枚に到達すると、CPU205は画像形成が終了したと判定する。画像形成が終了していなければ、CPU205は画像形成を継続する。一方、画像形成が終了すると、CPU205はS513に進む。
S513でCPU205は本加熱工程を終了する。たとえば、CPU205はヒータ制御信号をオンからオフに切り替える。これにより、トランジスタ211、フォトトライアックカプラ208およびトライアック209が連動してオフとなり、ヒータ201への通電が停止される。
このように外部電源207から供給される交流電圧Vaが不足しているときには、予備加熱工程がスキップされるため、ヒータエラーが誤検知されないようになる。一方で、交流電圧Vaが十分な電圧であれば、予備加熱工程が実施されるため、画像形成指示が入力されてから画像形成が開始されるまでの待ち時間を短縮することが可能となる。たとえば、雰囲気温度(例:25℃)から目標温度Tb(例:170℃)までヒータ201を昇温させるのに必要となる時間をP1と仮定する。この時間tp1と比較して、予備加熱工程の目標温度Ta(例:160℃)から本加熱工程の目標温度Tb(例:170℃)までヒータ201を昇温させるのに必要となる時間tp2はかなり短い。したがって、待ち時間が短縮され、ユーザビリティが向上する。
<フラグを用いた予備加熱の制御>
S501に関して説明した予備加熱を実施するかどうかを判定する判定処理についてさらに詳しく説明する。図6にはS501の前またはS501内で実行される複数のステップが示されている。
S601でCPU205は定着装置5のユニット情報を取得する。CPU205はメモリ206からユニット情報を読み出してもよいし、操作部220の入力部を通じて入力されるユニット情報を取得してもよい。上述したようにユニット情報とは電圧閾値Vthを決定するのに役立つ情報であり、たとえば、仕向地情報(例:定格電圧)やヒータ抵抗値Rなどである。
S602でCPU205はユニット情報に基づき電圧閾値Vthを決定する。たとえば、CPU205は仕向地情報(定格電力とそれに対応する電圧閾値)をメモリ206から読み出し、操作部220から設定された仕向地に対応する電圧閾値Vthを決定する。あるいは、CPU205はヒータ抵抗値Rをメモリ206から読み出し、記憶装置210に記憶されているヒータ電力Wとヒータ抵抗値Rとを演算して電圧閾値Vthを決定してもよい。ヒータ抵抗値Rは操作部220から入力されてもよい。ここでは、電圧閾値Vthは検知電圧Vdと比較可能なように調整されている(上述したように、電圧閾値Vthは電圧閾値Vth’に調整される)。
S603でCPU205は検知回路204を用いて交流電圧Vaを検知し、交流電圧Va(実効値)を示す検知電圧Vdを取得する。S604でCPU205は検知電圧Vdが電圧閾値Vth以上かどうかを判定する。検知電圧Vdが電圧閾値Vth以上であれば、ヒータエラーの誤検知が発生しないほど交流電圧Vaが十分な電圧であるため、予備加熱工程を実行可能である。よって、CPU205はS605に進む。S605でCPU205は、予備加熱工程を実行可能であることを示すためにフラグをセットする(フラグ=1)。一方で、検知電圧Vdが電圧閾値Vth以上でなければ、ヒータエラーの誤検知が発生しうるほど交流電圧Vaが不足しているため、予備加熱工程はスキップされるべきである。よって、CPU205はS606に進む。S606でCPU205は、予備加熱工程をスキップすることを示すためにフラグをリセットする(フラグ=0)。
このようにフラグが確定すると、CPU205は、S501でフラグに基づき予備加熱工程を実行するかどうかを判定する。フラグがセットされていれば、CPU205は、予備加熱工程を実行すると判定する。一方で、フラグがリセットされていれば、CPU205は、予備加熱工程をスキップすると判定する。
<まとめ>
図7はCPU205が制御プログラムを実行することで実現する複数の機能を示している。なお、このようなCPU205の機能の一部またはすべてはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)やASIC(特定用途集積回路)によって実装されてもよい。図2を用いて説明したように検知回路204は外部電源から供給される交流電圧を検知する電圧検知手段として機能する。駆動回路202は交流電圧Vaに基づき負荷であるヒータ201を駆動する駆動手段として機能する。センサ203は負荷を監視する監視手段として機能する。制御部701は駆動回路202を通じて負荷を制御する制御手段である。エラー判定部702はセンサ203により取得された監視結果に基づき負荷にエラーが生じているかどうかを判定する。制御部701は負荷にエラーが生じると、駆動回路202を通じて負荷を停止させる。なお、制御部701は負荷にエラーが生じると、エラーメッセージを作成して、操作部220の出力部に表示させてもよい。制御部701は、負荷を本動作させる本動作工程(例:本加熱工程)と、本動作工程を実行する前に負荷を予備動作させる予備動作工程(例:予備加熱工程)とを有している。S501や図6を用いて説明したように、制御部701は、予備動作工程を実行する前に検知回路204により検知された交流電圧Va(検知電圧Vd)が電圧閾値未満であれば、予備動作工程をスキップする。一方、交流電圧Va(検知電圧Vd)が電圧閾値未満でなければ、制御部701は予備動作工程を実行する。このように、交流電圧Va(検知電圧Vd)が電圧閾値以上でなければ、予備動作工程がスキップされるため、予備動作工程において負荷のエラーが誤検知されないようになる。
図2を用いて説明したように、負荷は、トナー画像を加熱することでシート(記録材P)に当該トナー画像を定着させる加熱手段であってもよい。また、センサ203はヒータ201の温度を検知する温度検知手段の一例である。エラー判定部702は、ヒータ201の温度Tの上昇速度Sが所定速度以上でなければ、ヒータ201にエラーが発生していると判定する。なお、演算部703は、センサ203により検知された温度Tの時間変化から上昇速度Sを演算してもよい。たとえば、ある期間Pにおいて温度の変化がΔTであれば、ΔTをPで除算することで上昇速度Sが取得される。演算部703は取得した上昇速度Sをエラー判定部702に設定する。S504,S510に関連して説明したように、所定速度は閾値速度S1である。閾値速度S1は記憶装置210から読み出され、エラー判定部702に設定されてもよい。
予備動作工程の一例は、画像形成の開始指示が入力される前にヒータ201を予備加熱する予備加熱工程である。本動作工程の一例は、画像形成の開始指示が入力されるとヒータ201を本加熱する本加熱工程である。このように予備動作工程は負荷の本動作工程を促進するために実行される。
電圧判定部704は、予備加熱工程が実行される前に検知回路204により検知された交流電圧Va(検知電圧Vd)が電圧閾値Vth未満かどうかを判定する。制御部701は、交流電圧Vaが電圧閾値未満であれば予備加熱工程を実行せず、交流電圧Vaが電圧閾値未満でなければ予備加熱工程を実行する。商用電源が停電から復帰した直後においては商用電源から供給される交流電圧Vaが定格電圧よりも低いことがある。このようなケースではヒータ201のエラーが誤検知されやすい。そこで、制御部701は、交流電圧Vaが電圧閾値未満であれば予備加熱工程をスキップすることで、エラー判定部702に予備加熱工程におけるエラーの判定を実行させない。これにより、エラーの誤検知が低減する。
S601,S602に関して説明したように、決定部705は、画像形成装置100の仕向地(国名など)、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、ヒータ201の抵抗値を示す情報に基づき電圧閾値Vthを決定してもよい。電圧閾値Vthは仕向地における商用電源の定格電圧に応じて決定されるものであるため、仕向地の情報やヒータ201の抵抗値Rは電圧閾値Vthを決定するために利用可能である。上述したように、決定部705は、ヒータ201の抵抗値Rから演算により電圧閾値Vthを決定してもよい。定着に必要な熱量(ヒータ電力W)は仕向地には依存しない一定値(例:750W)である。したがって、仕向地の定格電圧に応じて定着装置5に搭載されるヒータ201の抵抗値Rが選択される。よって、ヒータ201の抵抗値Rとヒータ電力Wとから電圧閾値Vthは演算可能である。なお、電圧閾値Vthは定格電圧の70%に設定されうる。なお、決定部705は、画像形成装置100の仕向地、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、ヒータ201の抵抗値を示す情報を定着装置5に設けられた記憶手段(メモリ206)から読み出してもよい。
設定部706は画像形成条件に応じて本加熱工程におけるヒータ201の目標温度Tbを設定してもよい。なお、画像形成条件は、解析部707が操作部220やホストコンピュータから入力された画像形成ジョブを解析することで特定される。エラー判定部702は、本加熱工程においてヒータ201の温度Tが設定部706により設定された目標温度Tbに到達するまでの期間において、温度Tの上昇速度Sが所定速度S1以上でなければ、ヒータ201にエラーが発生していると判定してもよい。S510に関して説明したように、本加熱工程におけるエラーも検知可能となる。なお、設定部706は、予備加熱工程の目標温度Taを記憶装置210やメモリ206から読み出してエラー判定部702に設定してもよい。エラー判定部702は、温度Tが目標温度Ta、Tb以上になったかどうかを判定する温度判定部を有していてもよい。
図6を用いて説明したように予備加熱工程の実行可否を管理するためにフラグが利用されてもよい。制御部701は、予備加熱工程を実行する前に検知回路204により検知された交流電圧Va(検知電圧Cd)が電圧閾値未満でなければフラグをセットする。また、制御部701は、予備加熱工程を実行する前に検知回路204により検知された交流電圧が電圧閾値未満であればフラグをリセットする。制御部701は、フラグがセットされていれば予備加熱工程を実行し、フラグがリセットされていれば予備加熱工程をスキップする。このようにフラグのような1ビットの情報によって予備加熱工程の実行可否が管理されてもよい。
なお、上述した実施例では、予備加熱工程をスキップすることでエラーの誤検知が発生しないようになる。しかし、制御部701は、交流電圧Vaの検知前に予備加熱工程を開始してもよい。制御部701は、検知回路204により検知された交流電圧Va(検知電圧Vd)が電圧閾値Vth未満である期間においては、センサ203に負荷を監視させないことで、エラーの誤検知を低減してもよい。また、制御部701は、当該期間においてはエラー判定部702による判定を実行させないことで、エラーの誤検知を低減してもよい。また、制御部701は、当該期間においてエラー判定部702による判定を実行させるものの、ヒータ201にエラーが生じているという判定結果を無視することで、エラーの誤検知を低減してもよい。
201…ヒータ、202…駆動回路、203…センサ、204…検知回路、205…CPU、206…メモリ、207…外部電源

Claims (15)

  1. 外部電源から供給される交流電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記交流電圧に基づき負荷を駆動する駆動手段と、
    前記負荷を監視する監視手段と、
    前記監視手段により取得された監視結果に基づき前記負荷にエラーが生じているかどうかを判定するエラー判定手段と、
    前記負荷にエラーが生じると、前記駆動手段を制御して前記負荷を停止させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、画像形成の開始の指示が入力されることに従って前記負荷を動作させる本動作工程と、前記画像形成の開始の指示が入力される前に前記負荷を動作させる予備動作工程とを有し、前記予備動作工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が電圧閾値未満であれば、前記予備動作工程をスキップし、前記交流電圧が電圧閾値未満でなければ、前記予備動作工程を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記負荷は、トナー画像を加熱することでシートに当該トナー画像を定着させる加熱手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記監視手段は、前記加熱手段の温度を検知する温度検知手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記エラー判定手段は、前記加熱手段の温度の上昇速度が所定速度以上でなければ、前記加熱手段にエラーが発生していると判定するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記予備動作工程は、画像形成の開始指示が入力される前に前記加熱手段を加熱する予備加熱工程であり、前記本動作工程は、前記画像形成の開始指示が入力されると前記加熱手段を加熱する本加熱工程であり、
    前記エラー判定手段は、前記加熱手段の温度の上昇速度が前記所定速度以上かどうかに基づき前記加熱手段にエラーが生じているかどうかを判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記予備加熱工程が実行される前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が前記電圧閾値未満かどうかを判定する電圧判定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記交流電圧が前記電圧閾値未満であれば前記予備加熱工程を実行せず、前記交流電圧が前記電圧閾値未満でなければ前記予備加熱工程を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記交流電圧が前記電圧閾値未満であれば前記予備加熱工程をスキップすることで、前記エラー判定手段に前記予備加熱工程におけるエラーの判定を実行させないことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成条件に応じて前記本加熱工程における前記加熱手段の目標温度を設定する設定手段をさらに有し、
    前記エラー判定手段は、前記本加熱工程において前記加熱手段の温度が前記設定手段により設定された目標温度に到達するまでの期間において、前記加熱手段の温度の上昇速度が前記所定速度以上でなければ、前記加熱手段にエラーが発生していると判定することを特徴とする請求項5ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記予備加熱工程における目標温度は、前記本加熱工程における目標温度よりも低いことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置の仕向地、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、前記負荷の抵抗値を示す情報に基づき前記電圧閾値を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記決定手段は、前記画像形成装置の仕向地、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、前記負荷の抵抗値を示す情報を前記負荷に設けられた記憶手段から読み出すように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 外部電源から供給される交流電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記交流電圧を供給されると発熱するヒータを有し、当該ヒータによってトナー画像を加熱させてシートに定着させる定着手段と、
    前記交流電圧に基づき前記ヒータを駆動する駆動手段と、
    前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段により検知された前記ヒータの温度に基づき前記ヒータにエラーが生じているかどうかを判定するエラー判定手段と、
    前記エラー判定手段が前記ヒータにエラーが生じていると判定すると、前記駆動手段を通じて前記ヒータを停止させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、画像形成の開始指示が入力される前に前記ヒータを加熱する予備加熱工程と、前記画像形成の開始指示が入力されると前記ヒータを加熱する本加熱工程とを有し、前記予備加熱工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が電圧閾値未満であれば、前記予備加熱工程をスキップし、前記予備加熱工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が前記電圧閾値未満でなければ、前記予備加熱工程を実行し、前記予備加熱工程において前記エラー判定手段が前記ヒータにエラーが生じていると判定すると、前記駆動手段を通じて前記ヒータを停止させるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記予備加熱工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が前記電圧閾値未満でなければフラグをセットし、前記予備加熱工程を実行する前に前記電圧検知手段により検知された前記交流電圧が前記電圧閾値未満であればフラグをリセットし、前記フラグがセットされていれば前記予備加熱工程を実行し、前記フラグがリセットされていれば前記予備加熱工程をスキップするように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置の仕向地、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、前記ヒータの抵抗値を示す情報に基づき前記電圧閾値を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項12または13に記載の画像形成装置。
  15. 前記決定手段は、前記画像形成装置の仕向地、当該仕向地における商用電源の定格電圧、または、前記ヒータの抵抗値を示す情報を前記定着手段に設けられた記憶手段から読み出すように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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