JP6710817B2 - 笑顔伝染判定システム、笑顔伝染判定方法及びプログラム - Google Patents

笑顔伝染判定システム、笑顔伝染判定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、人間の笑顔が伝染することを判定する技術に関し、IoT(internet of things)の分野などで利用される。
近年、人間の笑顔の効果が注目を集めており、笑顔に関する各種技術が活用されている。例えば、操作者の笑顔を検出することを条件にして様々な対象装置を自動的に起動させるシステムが提案されている(特許文献1参照)
特開2017−14806号公報
特許文献1に記載の技術は、ある人間が笑顔であるかどうかを検出するに留まり、人間同士の笑顔の影響について分析するものではない。そこで、本発明は、笑顔が第三者に伝染したかどうかを知り得る技術を提供することを目的とする。
課題を解決する手段
本発明は、カメラにて撮影された画像を取得する取得手段と、前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定する笑顔判定手段と、前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する伝染判定手段とを備え、前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、前記取得手段は、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、前記伝染判定手段は、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する笑顔伝染判定システムを提供する。
本発明は、カメラにて撮影された画像を取得するステップと、前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定するステップと、前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定するステップとを有し、前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、前記取得するステップにおいて、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、前記伝染したと判定するステップにおいて、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する笑顔伝染判定方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、カメラにて撮影された画像を取得するステップと、前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定するステップと、前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定するステップとを実行させ、前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、前記取得するステップにおいて、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、前記伝染したと判定するステップにおいて、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定するプログラムを提供する。
本発明は、ある人の画像を取得する取得手段と、前記画像を解析して、前記ある人が笑顔かどうかを判定する判定手段と、前記笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定する伝染判定手段とを備える笑顔伝染判定システムを提供する。
前記伝染判定手段は、前記ある人と前記第三者とが笑顔になった時間関係を考慮して、伝染したと判定するようにしてもよい。
前記伝染判定手段は、前記ある人と前記第三者との位置関係を考慮して、伝染したと判定するようにしてもよい。
前記伝染判定手段は、前記ある人又は前記第三者の行動を考慮して、伝染したと判定するようにしてもよい。
前記伝染したと判定した場合に、前記ある人を笑顔のインフルエンサーであると特定する特定手段を備えるようにしてもよい。
また、本発明は、ある人の画像を取得する取得ステップと、前記画像を解析して、前記ある人が笑顔かどうかを判定する判定ステップと、前記笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定する伝染判定ステップとを備える笑顔伝染判定方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、ある人の画像を取得する取得ステップと、前記画像を解析して、前記ある人が笑顔かどうかを判定する判定ステップと、前記笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定する伝染判定ステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、笑顔が第三者に伝染したかどうかを知ることができる。
笑顔伝染判定システム1の概要を示す図。 ユーザ端末300のハードウェアブロック図。 サーバ装置200のハードウェアブロック図。 サーバ装置200の機能ブロック図。 笑顔伝染判定システム1の動作例を示す図。
100−1〜100−3・・・カメラ、200・・・サーバ装置、201・・・CPU、202・・・ROM、203・・・RAM、204・・・補助記憶装置、205・・・通信IF、21・・・取得部、22・・・笑顔判定部、23・・・伝染判定部、24・・・特定部、300・・・ユーザ端末、301・・・CPU、302・・・ROM、303・・・RAM、304・・・補助記憶装置、305・・・通信IF、306・・・表示部、307・・・操作部、900・・・ネットワーク
[構成]
図1は笑顔伝染判定システム1の概要を示すブロック図である。笑顔伝染判定システム1は、カメラ100と、サーバ装置200と、ユーザ端末300とを含む。カメラ100、サーバ装置200及びユーザ端末300はネットワーク900を介して通信可能に接続される。
カメラ100は、カメラ100−1、カメラ100−2、カメラ100−3を含む。各カメラ100は、各々異なる位置に設けられた複数のネットワークカメラであって、撮像位置、撮像日時、及び撮像した画像を示す画像データをサーバ装置200に送信する機能を有する。カメラ100の設置位置は、例えば、駅、商業施設、道路、公共施設である。同図で示しているカメラ100の台数は例示であり、1以上であればよい。各カメラ100は、その用途(防犯目的、定点観測目的、公共、商用)、機能、性能(画質、ズーム機能、パン機能、データ転送能力等)について、同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、カメラ100は固定されている必要はなく、移動可能な端末に搭載されたものでもよい。例えば、ユーザ端末200がカメラ機能付きデバイスである場合、ユーザ端末200にカメラ100の機能を持たせてもよい。撮像や画像データの送信については、好ましくは一定時間間隔でまたは予め設定されたタイミングで実行される。あるいは、所定のイベント(例えばサーバ装置200から要求があったことや、カメラ100が備えるセンサが所定の情報を検出したこと)が発生した場合に、撮像および/または画像データの送信が実行されてもよい。
図2は、ユーザ端末300のハードウェア構成を例示するブロック図である。ユーザ端末300は、スマートフォン、タブレット又はカメラ型などの携帯型コンピュータのほか、例えばグラス型、ヘッドマウントディスプレイ型又はコンタクトレンズ型のウェアラブルコンピュータや、デスクトップ型又はノートブック型のパーソナルコンピュータであってもよい。ユーザ端末300は、CPU301(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)303、RAM(Random Access Memory)303、補助記憶装置304、通信IF305、表示部306及び操作部307を有する。
CPU301は、各種の演算を行うプロセッサである。ROM302は、例えばユーザ端末30の起動に用いられるプログラム及びデータを記憶した不揮発性メモリである。RAM303は、CPU301がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性メモリである。補助記憶装置304は、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶装置であり、ユーザ端末300において用いられるプログラム及びデータを記憶する。通信IF305は、所定の通信規格に従ってネットワーク900を介した通信を行うためのインタフェースである。この通信規格は、無線通信の規格であってもよいし、有線通信の規格であってもよい。無線通信の場合、通信IF305は、例えばLTE(Long Term Evolution)又はWi−Fi(登録商標)等の通信規格で動作するアンテナ及び通信回路を備えている。表示部306は、例えば液晶パネル及び液晶駆動回路などを含み、画像データに応じた画像を表示する。操作部307は、例えばキーやタッチセンサなどの操作子を含み、ユーザの操作を受け付けてその操作に応じた信号をCPU301に供給する。なお、ユーザ端末300は、図2に例示した構成以外に、例えばGPS(Global Positioning System)ユニットや音声入出力部などの他の構成を含んでいてもよい。
図3は、笑顔伝染判定装置としてのサーバ装置200のハードウェア構成を例示するブロック図である。サーバ装置200は、CPU201、ROM202、RAM203、補助記憶装置204、及び通信IF205を有するコンピュータ装置である。CPU201は、各種の演算を行うプロセッサである。ROM202は、例えばサーバ装置200の起動に用いられるプログラム及びデータを記憶した不揮発性メモリである。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性メモリある。補助記憶装置204は、例えばHDD又はSSDなどの不揮発性の記憶装置であり、サーバ装置200において用いられるプログラム及びデータを記憶する。CPU201がこのプログラムを実行することにより、後述する図4に示される機能が実現される。通信IF205は、所定の通信規格に従ってネットワーク900を介した通信を行うためのインタフェースである。サーバ装置200は、図3に例示した構成以外に、例えば表示部や操作部などの他の構成を含んでいてもよい。
図4は、サーバ装置200の機能構成を例示するブロック図である。サーバ装置200は、取得部21と、笑顔判定部22と、伝染判定部23と、特定部24とを含む。取得部21は、人物を含む撮像画像を取得する機能であり、ある人の画像を取得する。
笑顔判定部22は、撮像画像を画像解析して笑顔の人物を判定する機能であり、上記画像を解析してある人が笑顔かどうかを判定する。この画像は静止画であってもよいし動画であってもよい。
伝染判定部23は、複数の人物の笑顔が検出された場合に、第1の人物の笑顔が第2の人物の笑顔に影響したか否かを判定する機能であり、上記ある人の笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定する。ここで、伝染判定部23は、第1の人物と第2の人物とが笑顔になった時期の関係、つまり、ある人と第三者とが笑顔になった時間関係に基づいて上記判定を行う。また、伝染判定部23は、第1の人物と第2の人物とが笑顔になった位置の関係、つまり、上記ある人と第三者との位置関係に基づいて上記判定を行う。
特定部24は、第2の人物の笑顔に影響を与えた第1の人物を笑顔のインフルエンサーであると特定してそのインフルエンサーに関する情報を記憶する機能であり、ある人から第三者に笑顔が伝染したと判定された場合に、ある人を笑顔のインフルエンサーであると特定する。
[動作]
図5は、笑顔伝染判定システム1の動作例を示す。各カメラ100は、撮像した画像(ここでは動画像とする)を示す画像データをサーバ装置200に送信する。取得部21は、これらの画像データを取得する(ステップS1)。
次に、笑顔判定部22は、いずれか1のカメラ100の画像データを画像解析し、その画像と予め決められている人物の顔の特徴点とを照合することで、その画像に含まれる複数の人物の顔を認識する(ステップS2)。
次に、笑顔判定部22は、画像データを時系列に画像解析して、画像中に含まれる複数の人物のうち、ある人(第1の人物)が笑顔になったか否かを判定する(ステップS3)。この判定は、撮像された画像の時間的変化と、予め決められている、人の顔が笑顔になるときの特徴点の時間的変化とを照合することで行われる。
ある人(第1の人物)が笑顔になったと判定した後に(ステップS3;YES)、笑顔判定部22は、画像データを画像解析して、画像中に含まれる複数の人物のうち、ある人(第1の人物)は異なる第三者(第2の人物)が笑顔になったか否かを判定する(ステップS4)。ある人(第1の人物)が笑顔になったと判定された後、所定期間が経過するまでに、第三者(第2の人物)が笑顔になったと判定されない場合には(ステップS8;YES)、処理対象となっていたカメラ100についての処理を終了し、次のカメラ100の画像データに対する処理に移行する。
一方、ある人(第1の人物)が笑顔になったと判定された後、所定期間が経過するまでに、第三者(第2の人物)が笑顔になったと判定された場合には(ステップS4;YES)、伝染判定部23は、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期及び位置と、第三者(第2の人物)が笑顔になった時期及び位置との関係(時間条件及び位置条件)が所定の笑顔伝染条件を満たすか否かを判定することによって(ステップS5)、ある人(第1の人物)の笑顔が第三者(第2の人物)に影響を及ぼして第三者(第2の人物)が笑顔になったこと、つまり、笑顔が伝染したことを判定する(ステップS6)。
ここで用いる時間条件は、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期と、第三者(第2の人物)が笑顔になった時期との差が閾値未満であるという条件である。ここで、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期は、ある人(第1の人物)が笑顔になり始めた笑顔の始期であってもよいし、ある人(第1の人物)が笑顔になっている期間の任意の時期であってもよいし、ある人(第1の人物)の笑顔が終わった笑顔の終期であってもよい。一方、第三者(第2の人物)が笑顔になった時期は、第三者(第2の人物)が笑顔になり始めた笑顔の始期であることが望ましい。
また、ここで用いる位置条件は、ある人(第1の人物)が笑顔になった位置と、第三者(第2の人物)が笑顔になった位置との距離が閾値未満であるという条件である。さらに、ある人(第1の人物)及び第三者(第2の人物)の顔の向きを考慮し、第三者(第2の人物)が笑顔になった位置においてその第三者(第2の人物)から上記ある人(第1の人物)が笑顔を見ることができる、という位置条件を用いてもよい。なお、第三者(第2の人物)が笑顔になった位置においてその第三者(第2の人物)から上記ある人(第1の人物)が笑顔を見ることができなかったとしても、ある人(第1の人物)が笑顔になったときの笑い声が聞こえる位置であれば、ある人(第1の人物)の笑顔が第三者(第2の人物)に影響を及ぼして、第三者(第2の人物)が笑顔になったと判定することも可能である。
ある人(第1の人物)の笑顔が第三者(第2の人物)に伝染したことが判定されると(ステップS6)、特定部24は、ある人(第1の人物)を笑顔のインフルエンサーであると特定し、そのインフルエンサーに関する情報を記憶する(ステップS7)。ここで記憶するインフルエンサー情報は、例えばカメラ100の撮像日時やカメラ100の設置位置を含む。さらに、顔認識技術により人物を識別できるときは、ある人(第1の人物)の識別情報(氏名やID)等がインフルエンサー情報に含まれてもよく、さらに、各人物についてインフルエンサーと判定された回数やその時期が累積されて記憶されてもよい。これらの情報は、ユーザ端末300からの要求に応じて、サーバ装置200からユーザ端末300に送信され、表示部306にて表示される。これにより、笑顔が伝染するか否か、またその伝染の頻度等を確認することができる。さらに顔認識技術により人物を識別できるときは、誰が笑顔のインフルエンサーであると判定されたかを知ることができる。
サーバ装置200が全てのカメラ100によって撮像された画像について上記処理を行うことにより、笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定することができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
[変形例1]
伝染判定部23、ある人(第1の人物)又は第三者(第2の人物)の行動に基づいて笑顔が伝染したと判定するようにしてもよい。例えば伝染判定部23は、視線検知に関する画像解析を用いることにより、ある人(第1の人物)又は第三者(第2の人物)の視線を特定し、笑顔になったある人(第1の人物)の視線が第三者(第2の人物)に向った後に第三者(第2の人物)が笑顔になった場合、又は、笑顔になったある人(第1の人物)に対して第三者(第2の人物)の視線が向った後に第三者(第2の人物)が笑顔になった場合に、笑顔が伝染したと判定するようにしてもよい。また、伝染判定部23、人の行動を画像解析により特定する技術を用いて、ある人(第1の人物)又は第三者(第2の人物)のジェスチャ(例えば相手の顔を覗き込むとか、相手に指をさす行為とか、相手の注意を惹くしぐさ等)を特定し、笑顔になったある人(第1の人物)のジェスチャが第三者(第2の人物)に対して行われた後に第三者(第2の人物)が笑顔になった場合、又は、笑顔になったある人(第1の人物)に対して第三者(第2の人物)のジェスチャがなされた後に第三者(第2の人物)が笑顔になった場合に、笑顔が伝染したと判定するようにしてもよい。
[変形例2]
実施形態において、サーバ装置200は、1のカメラ100によって撮像された画像に含まれる複数の人物間で笑顔の伝染の有無を判定していたが、それぞれ異なるカメラ100に写っている複数の人物間で笑顔の伝染の有無を判定するようにしてもよい。この場合、各カメラ100は、撮像した画像を示す画像データをサーバ装置200に送信するときに、自身の位置(座標)のほか、撮像方向及び撮像範囲を示すデータを付加して送信する。取得部21は、これらの画像データおよび付加データを取得する。なお、各カメラ100の位置(座標)、撮像方向及び撮像範囲を示すデータは、サーバ装置200がカメラIDと対応付けて予め保持しておき、各カメラ100は、撮像した画像を示す画像データに自身のカメラIDを付加して送信するようにしてもよい。このようにしても、サーバ装置200は各画像データを撮像したカメラ100の位置(座標)のほか、撮像方向及び撮像範囲を特定することができる。
次に、笑顔判定部22は、これらの画像データを画像解析し、その画像に含まれる人物が笑顔かどうかを判定する。このとき、笑顔判定部22は、各カメラ100の位置、撮像方向及び撮像範囲を示すデータとその撮像画像中における人物の位置との相関関係に基づいて、笑顔になった人物の現実の位置(座標)を割り出す。笑顔判定部22は、このような各人物の現実の位置(座標)と用いて、ある人(第1の人物)が笑顔になったと判定した後に、そのある人(第1の人物)の所定距離の範囲内で第三者(第2の人物)が笑顔になったか否かを判定する。伝染判定部23は、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期及び位置と、第三者(第2の人物)が笑顔になった時期及び位置との関係(時間条件及び位置条件)が所定の笑顔伝染条件を満たすか否かによって、ある人(第1の人物)から第三者(第2の人物)に笑顔が伝染したことを判定する。
[変形例3]
笑顔の伝染判定に用いる、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期及び位置と第三者(第2の人物)が笑顔になった時期及び位置との関係(時間条件及び位置条件)は、なんらかの条件に応じて変動してもよい。例えばある人(第1の人物)の笑顔度が高いとき(顔を大きくゆがめて笑ったとき等)は時間条件又は位置条件を緩和してもよい。具体的には、ある人(第1の人物)の笑顔度がある基準値以上のときは、基準値未満の場合に比べて、ある人(第1の人物)が笑顔になった時期と第三者(第2の人物)が笑顔になった時期との差の閾値を大きくしてもよい。また、ある人(第1の人物)の笑顔度がある基準値以上のときは、基準値未満の場合に比べて、ある人(第1の人物)が笑顔になった位置と第三者(第2の人物)が笑顔になった位置との距離の閾値を大きくしてもよい。
[変形例4]
サーバ装置200がカメラ100から画像を取得するタイミングやサーバ装置200にて画像解析を実行するタイミングは、任意である。例えば、各カメラ100は自発的に画像データをサーバ装置200に送信することはせず、サーバ装置200はユーザ端末300からの要求に応じてカメラ100に画像データを要求してもよい。あるいは、サーバ装置200はユーザからの要求のタイミングとは関係なく、予め定められたスケジュールに従って画像解析を実行してもよい。撮像された画像の取得、画像の解析、笑顔判定及び伝染判定は、複数のノードで行ってもよいし、一つのノードにて実行されてもよい。例えば、ユーザ端末300がサーバ装置200の機能を有してもよい。
本発明は、サーバ装置200又は笑顔伝染判定システム1において行われる処理のステップを備える情報処理方法として提供されてもよい。つまり、本発明は、ある人の画像を取得する取得ステップと、前記画像を解析して、前記ある人が笑顔かどうかを判定する笑顔判定ステップと、前記笑顔が第三者に伝染したかどうかを判定する伝染判定ステップとを備える笑顔でンs年判定方法を提供する。また、本発明は、サーバ装置200又はユーザ端末320において実行されるプログラムとして提供されてもよい。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。なお、本明細書で説明した処理手順は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した取得の順序に限定されない。
なお、本明細書で使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1要素が第2要素に先行しなければならないことを意味しない。

Claims (4)

  1. カメラにて撮影された画像を取得する取得手段と、
    前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定する笑顔判定手段と、
    前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する伝染判定手段と
    を備え、
    前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、
    前記取得手段は、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、
    前記伝染判定手段は、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する
    笑顔伝染判定システム。
  2. 前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔の伝染があったと判定された場合、前記第1の人物を笑顔のインフルエンサーであると特定する特定手段
    を備える請求項1に記載の笑顔伝染判定システム。
  3. カメラにて撮影された画像を取得するステップと、
    前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定するステップと、
    前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定するステップと
    を有し、
    前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、
    前記取得するステップにおいて、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、
    前記伝染したと判定するステップにおいて、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する
    笑顔伝染判定方法。
  4. コンピュータに、
    カメラにて撮影された画像を取得するステップと、
    前記画像を解析して、前記カメラに写っている第1の人物および第2の人物が笑顔かどうかを判定するステップと、
    前記第1の人物の視線が前記第2の人物に向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合、又は、笑顔である前記第1の人物に対して前記第2の人物の視線が向けられた後に前記第2の人物が笑顔になった場合に、前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定するステップと
    を実行させ、
    前記画像には、第1のカメラにて撮影された第1の画像および前記第1のカメラとは異なる位置に設けられた第2のカメラにて撮影された第2の画像が含まれ、
    前記取得するステップにおいて、前記第1の画像および前記第2の画像と、各カメラについて、設置位置、撮像方向、及び撮像範囲を取得し、
    前記伝染したと判定するステップにおいて、各カメラの設置位置、撮像方向および撮像範囲と、前記第1の画像内の前記第1の人物の位置と、前記第2の画像内の前記第2の人物の位置とに基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との位置関係を特定し、前記位置関係に基づいて前記第1の人物から前記第2の人物へ笑顔が伝染したと判定する
    プログラム。
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