JP6708345B2 - 電子機器、及びサーバー - Google Patents

電子機器、及びサーバー Download PDF

Info

Publication number
JP6708345B2
JP6708345B2 JP2016055135A JP2016055135A JP6708345B2 JP 6708345 B2 JP6708345 B2 JP 6708345B2 JP 2016055135 A JP2016055135 A JP 2016055135A JP 2016055135 A JP2016055135 A JP 2016055135A JP 6708345 B2 JP6708345 B2 JP 6708345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modules
flow path
server
module
cooling air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016055135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017168779A (ja
Inventor
頼人 長坂
頼人 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016055135A priority Critical patent/JP6708345B2/ja
Priority to US15/448,235 priority patent/US10292312B2/en
Publication of JP2017168779A publication Critical patent/JP2017168779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6708345B2 publication Critical patent/JP6708345B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20718Forced ventilation of a gaseous coolant
    • H05K7/20727Forced ventilation of a gaseous coolant within server blades for removing heat from heat source
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20136Forced ventilation, e.g. by fans
    • H05K7/20145Means for directing air flow, e.g. ducts, deflectors, plenum or guides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

この発明は、電子機器、及びサーバーに関する。
複数のモジュールを搭載可能な電子機器が知られている。この種の電子機器においては、CPU(Central Processing Unit)などの発熱体がモジュールに実装されている場合が多く、共通のファンを用いて冷却空気を送り込みモジュールを冷却している。
特許文献1には、吸気側と排気側とにファンを設けて、冷却空気の流れを一直線にする技術が記載されている。
しかしながら、モジュールが冷却空気の吸気側と排気側とに並んで配置されている場合、吸気側のモジュールで熱交換して加熱された冷却空気が排気側のモジュールの冷却空気として供給される。そのため、吸気側のモジュールよりも排気側のモジュールの温度が高くなってしまう。
特許文献2には、近接配置したパワーモジュール同士の熱干渉を低減して下流側のパワーモジュールに風が直接当たらないようにする技術が開示されている。この特許文献2では、ヒートシンクの高さを段階状にして、その段差部に形成された開口から冷却風を取り込む構造となっている。
特開平11−40970号公報 特開2014−117011号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術は、高さの異なるヒートシンクを用意する必要が有る。そのため、部品の種類が増加してコストの増加に繋がる可能性が有る。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、冷却空気の流れる方向で並んで配置された複数のモジュールを、コスト増加を抑制しつつ、より均等に冷却することが可能な電子機器、及びサーバーを提供することを目的とする。
この発明の電子機器は、ファンと、冷却空気の流路上に配置された複数のモジュールと、複数の前記モジュールの少なくとも一部の前記モジュールが、前記流路に対して略直交する方向に一部が突出するように支持する支持部材と、を備える。
この発明のサーバーは、複数の前記モジュールを収容するとともに前記流路を形成する筐体を備え、前記流路の排気側が、前記流路を形成する前記筐体の上壁部に近づくように、少なくとも一部の前記モジュールが前記支持部材により支持されている上記電子機器を備える。
この発明のサーバーは、複数の前記モジュールを収容するとともに前記流路を形成する筐体を備え、前記流路の吸気側が、前記流路を形成する前記筐体の上壁部に近づくように、少なくとも一部の前記モジュールが前記支持部材により支持されている上記電子機器を備える。
上述した電子機器、及びサーバーでは、冷却空気の流れる方向で並んで配置された複数のモジュールを、コスト増加を抑制しつつ、より均等に冷却することが可能となる。
この発明の第一実施形態における電子機器の最小構成を示す側断面図である。 この発明の第一実施形態の変形例における電子機器の最小構成を示す側断面図である。 この発明の第二実施形態におけるサーバーの最小構成を示す側断面図である。 この発明の第三実施形態におけるサーバーの構成を示す平面図である。 この発明の第三実施形態におけるサーバーの最小構成を示す側断面図である。 この発明の第三実施形態におけるサーバーの変形例を示す側断面図である。 この発明の第四実施形態におけるサーバーの構成を示す側断面図である。 この発明の第四実施形態におけるサーバーを構成する支持部材の変形例を示す斜視図である。
この発明の複数の実施形態に関して図面を参照して以下に説明する。
[第一実施形態]
図1は、この発明の第一実施形態における電子機器1の最小構成を示す側断面図である。
図1に示すように、電子機器1は、ファン2と、複数のモジュール3と、支持部材5と、を備えている。
ファン2は、複数のモジュール3に冷却空気を送り、複数のモジュール3のそれぞれを冷却する。
複数のモジュール3は、冷却空気の流路Rに配置されている。
支持部材5は、モジュール3Aとモジュール3Bとのうちの少なくとも一方を支持する。支持部材5は、複数のモジュール3の一部のモジュール3Bが、複数のモジュール3の他のモジュール3Aに対し、流路Rに対して略直交する方向に突出するように支持する。ここでは、例えば、支持部材5は、冷却空気の流路Rにおいて、冷却空気の流れ方向下流側に配置されたモジュール3Bの下側に設けられる。このようにして、流路Rにおいて冷却空気の流れ方向上流側に配置されたモジュール3Aに対し、流れ方向下流側に配置され、支持部材5によって支持されたモジュール3Bは、その一部である上部3uが、流路Rに略直交する方向(図1の例では上方)に突出する。
上述した第一実施形態によれば、支持部材5によって支持されることで、モジュール3Bの一部である上部3uを、流路Rに略直交する方向で、モジュール3Aよりも突出させることができる。これにより、モジュール3Bにおいて流路Rに略直交する方向に突出した上部3uに、モジュール3Aの冷却に用いられていない温度の低い冷却空気と接触させることができる。
その結果、複数のモジュール3を、より均等に冷却することが可能になる。したがって、モジュール3の種類が増加することを抑制してコストの増加を抑制できる。
[第一実施形態の変形例]
第一実施形態では、流路Rにおいて冷却空気の流れ方向下流側のモジュール3Bを支持部材5によって支持するようにしたが、これに限らない。
図2は、この発明の第一実施形態の変形例における電子機器の最小構成を示す側断面図である。
図2に示すように、例えば、流路Rにおいて冷却空気の流れ方向上流側のモジュール3Aを支持部材5で支持するようにしてもよい。このようにすることで、モジュール3Bの一部である下部3dを、流路Rに略直交する方向で、モジュール3Aよりも下方に突出させることができる。
この場合、流れ方向上流側に位置するモジュール3Aを支持する支持部材5の近傍を流れる冷却空気は、モジュール3Aによって加熱されない。したがって、第一実施形態と同様に、この冷却空気によって、流れ方向下流側に位置するモジュール3Bを効率よく冷却することができる。
[第二実施形態]
次に、この発明の第二実施形態を図面に基づき説明する。この第二実施形態は、上述した第一実施形態の電子機器を備えるサーバーの実施形態である。そのため、第二実施形態においては、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図3は、この発明の第二実施形態におけるサーバー10の最小構成を示す側断面図である。
図3に示すように、サーバー10は、電子機器1と、筐体8と、を備えている。筐体8は、例えば直方体状をなし、その内部に、電子機器1を収容している。
電子機器1は、第一実施形態と同様に、ファン2と、複数のモジュール3と、支持部材5と、を備えている。
複数のモジュール3は、冷却空気の流路Rに配置されている。この実施形態における複数のモジュール3は、それぞれ高さ寸法が同一とされている。
支持部材5は、複数のモジュール3のうち、一部のモジュール3Bを支持する。支持部材5は、複数のモジュール3の一部のモジュール3Bが、複数のモジュール3の他のモジュール3Aに対し、流路Rに対して略直交する方向に突出するように支持する。ここでは、例えば、支持部材5は、複数のモジュール3のうち、筐体8の排気口8Eに近い側に配置されたモジュール3Bを下方から支持する。これにより、筐体8の吸気口8Iに近い側に配置されたモジュール3Aに対し、排気口8Eに近い側に配置され、支持部材5によって支持されたモジュール3Bは、その一部である上部3uが、流路Rに略直交する方向(図2の例では上方)に突出する。このようにして、複数のモジュール3の上端部3tは、排気口8Eに近いモジュール3の上端部3tほど、流路Rを形成する筐体8の上壁部8Jに近づく。
上述した第二実施形態によれば、支持部材5によって支持されることで、モジュール3Bの上部3uが、モジュール3Aよりも流路Rに略直交する方向に突出する。そのため、モジュール3Bにおいて流路Rに略直交する方向に突出した上部3uには、モジュール3Bよりも上流側に配置されるモジュール3Aの冷却に用いられていない温度の低い冷却空気を送り込むことができる。
さらに、複数のモジュール3の上端部3tが、排気口8Eに近いモジュール3ほど、筐体8の上壁部8Jに近づくため、筐体8により形成された吸気口8Iから排気口8Eに向かって冷却空気が流れる流路Rのスペースを効率よく利用できる。
その結果、複数のモジュール3を、より均等に冷却することが可能になる。
さらに、モジュール3自体の高さ寸法を変化させることなしに、同じ高さ寸法を有したモジュール3を用いながら、支持部材5を用いて流路Rに略直交する方向にモジュール3の一部である上部3uを突出させることができる。したがって、モジュール3の種類が増加することを抑制してコストの増加を抑制できる。
なお、第二実施形態においては、複数のモジュール3を同一の高さ寸法とする場合について説明したが、流路Rに略直交する方向にモジュール3Aの一部又はモジュール3Bの一部を突出させることが可能であればよく、必ずしも複数のモジュール3は同一の高さ寸法でなくてもよい。
[第三実施形態]
次に、この発明の第三実施形態を図面に基づき説明する。
図4は、この発明の第三実施形態におけるサーバー20Aの構成を示す平面図である。図5は、この発明の第三実施形態におけるサーバー20Aの構成を示す側断面図である。
図4,5に示すように、サーバー20Aは、筐体28と、ファンユニット(ファン)22と、複数のサーバーモジュール(モジュール)23と、支持部材25と、を主に備えている。
筐体28は、ファンユニット22、及び複数のサーバーモジュール23を少なくとも収容する。筐体28は、上面視で四角形をなし上方に開口する箱状に形成されている。この筐体28は、上記開口を閉塞する上壁部28J(図5参照)を備え、例えば、ラック(図示せず)に対して前後方向(図4中、FRで示す方向)にスライド可能に支持されている。この筐体28は、ラックに収容された状態から前方に向かって引き出すことで、筐体28の内部にアクセス可能となる。その一方で、筐体28は、引き出された状態から後方に向かって押し込むことでラックに収容される。
筐体28の底部には、基板29が設けられている。基板29は、ファンユニット22、及びサーバーモジュール23のそれぞれに電気的に接続するための複数のコネクタ(図示無し)を備えている。
ファンユニット22は、複数のサーバーモジュール23に冷却空気を送り、複数のサーバーモジュール23のそれぞれを冷却する。ファンユニット22は、筐体28の前後方向の何れか一方の端部に収容されている。この実施形態では、ファンユニット22が、前端部22f側に収容されている場合を例示している。ファンユニット22は、筐体28の前後方向に冷却空気を送る。この実施形態では、ファンユニット22は、筐体28の前端部22f側を吸気口28Iとし、後端部22r側を排気口28Eとし、前端部22fから後端部22rに向かって冷却空気を送る。これにより、筐体28内には、吸気口28Iから排気口28Eに向かう冷却空気の流路Rが形成される。
なお、このファンユニット22は、複数のファンモジュール(図示無し)を筐体28の幅方向(図4中、「W」で示す方向)に並べて構成することもできる。
複数のサーバーモジュール23は、筐体28内で、前後方向に間隔をあけて複数配置されている。この実施形態では、複数のサーバーモジュール23は、筐体28内で、排気口28Eから吸気口28Iに向かって、例えば3列のサーバーモジュール23A,23B,23Cが設けられている。
さらに、サーバーモジュール23A,23B,23Cは、それぞれ、筐体28内で、冷却空気の流れる方向(図4中、「Sr」で示す矢印方向)と交差する方向、言い換えると水平面内で前後方向に直交する幅方向(W)に間隔をあけて、複数が並列に配置されている。
このようにして、冷却空気の流れる方向(Sr)と交差する幅方向(W)で隣り合うサーバーモジュール23A,23B,23Cの間にも、ファンユニット22による冷却空気の流路Rが形成されている。
サーバーモジュール23A,23B,23Cのそれぞれは、直方体状で、その厚さ方向(図4中、「T」で示す方向)を、冷却空気の流れる方向Srと交差する筐体28の幅方向(W)に一致させて設けられている。この実施形態において、サーバーモジュール23A,23B,23Cは、同一の高さ寸法h(図5参照)を有している。
サーバーモジュール23A,23B,23Cのそれぞれの底部には、基板29に設けられたコネクタ(図示無し)に電気的に接続するためのモジュール側コネクタ(図示無し)が設けられている。
支持部材25は、複数のサーバーモジュール23のうちの一部のサーバーモジュール23Cを支持する。支持部材25は、複数のサーバーモジュール23のうちの一部のサーバーモジュール23Cが、複数のサーバーモジュール23のうちの他のサーバーモジュール23A,23Bに対し、流路Rに対して略直交する方向に突出するように支持する。ここでは、例えば、支持部材25は、筐体28の排気口28Eに近い側に配置されたサーバーモジュール23Cの下側に設けられている。これにより、筐体28の吸気口28Iに近い側に配置されたサーバーモジュール23A,23Bに対し、排気口28Eに近い側に配置されて、支持部材25によって支持されたサーバーモジュール23Cは、その上部23uが、流路Rに略直交する方向(図4の例では上方)に突出する。このようにして、支持部材25は、流路Rの排気口28Eに近い側に配置されるサーバーモジュール23Cを、吸気口28Iに近い側に配置されるサーバーモジュール23A,23Bより高い位置に支持する。これにより、複数のサーバーモジュール23A,23B,23Cの上端部23tの高さは、排気口28Eに近づくほど、筐体28の上壁部28J(図5参照)に近づく。
ここで、支持部材25は、その上面に、サーバーモジュール23A,23B,23Cの底部に設けられたモジュール側コネクタ(図示無し)を接続し、下面を基板29に設けられた基板側コネクタ(図示無し)に接続するようにしてもよい。
上述した第三実施形態によれば、支持部材25によって支持されることで、サーバーモジュール23Cの上部23uが、サーバーモジュール23A,23Bよりも流路Rに略直交する方向に突出する。サーバーモジュール23Cの上部23uには、サーバーモジュール23A,23Bの上方を通過し、サーバーモジュール23A,23Bの冷却に用いられずに温度が低い状態の冷却空気が直接当たる。これにより、サーバーモジュール23Cの上部23uが効率よく冷却され、この冷却によりサーバーモジュール23Cの全体も冷却される。
その結果、複数のサーバーモジュール23A,23B,23Cを、より均等に冷却することが可能になる。
さらに、サーバーモジュール23A,23B,23C自体の高さ寸法を変化させることなしに、同じ高さ寸法hを有したサーバーモジュール23A,23B,23Cを用いながら、支持部材25を用いて流路Rに略直交する方向にサーバーモジュール23Cの上部23uを突出させることができる。したがって、サーバーモジュール23A,23B,23Cの種類が増加することを抑制してコストの増加を抑制できる。
さらに、サーバーモジュール23A,23B,23Cの上端部23tは、排気口28Eに近づくほど、筐体28の上壁部28Jに近づくようにした。これにより、筐体28により形成された吸気口28Iから排気口28Eに向かって冷却空気が流れる流路Rのスペースを効率よく利用できる。
さらに、冷却空気の流れる方向(Sr)と交差する幅方向(W)で隣り合うサーバーモジュール23A,23B,23Cの間に形成された流路Rにも冷却空気が流れるので、冷却空気が流路R内でサーバーモジュール23A,23B,23Cの高さ方向に方向を変えて流れることを抑制できる。そのため、排気口28Eに配置されているサーバーモジュール23Cに対し、吸気口28Iに近い側のサーバーモジュール23A,23Bによって加熱された冷却空気が供給されることを抑制できる。
さらに、サーバーモジュール23A,23B,23Cは、その厚さ方向(T)が冷却空気の流れる方向(Sr)と交差する幅方向(W)となるように配置されている。これにより、サーバーモジュール23A,23B,23Cと冷却空気とが熱交換する時間を長くすることができるため、サーバーモジュール23A,23B,23Cを効率よく冷却することができる。
(第三実施形態の変形例)
図6は、この発明の第三実施形態におけるサーバー20Aの変形例を示す側断面図である。
図6に示すように、サーバー20Aは、ファンユニット22から、上部23uが上方に突出した排気口28Eに近い側のサーバーモジュール23Cに、冷却空気を直接送るダクト30を備えるようにしてもよい。
このようにすることで、サーバーモジュール23a,23bと上壁部28Jとの間のスペースを利用して、サーバーモジュール23Cの上部23uを、より効率よく冷却することができる。
[第四実施形態]
図7は、この発明の第四実施形態におけるサーバー20Bの構成を示す側断面図である。
図7に示すように、サーバー20Bは、上記第三実施形態のサーバー20Aと同様、筐体28と、ファンユニット22と、複数のサーバーモジュール23と、支持部材25と、を主に備えている。
さらに、この実施形態では、第三実施形態と同様に、複数のサーバーモジュール23は、筐体28内で、排気口28Eから吸気口28Iに向かって、例えば3列のサーバーモジュール23A,23B,23Cが設けられている。
支持部材25は、複数のサーバーモジュール23のうちの一部のサーバーモジュール23A,23Bを支持する。この実施形態では、例えば、支持部材25は、筐体28の吸気口28Iに近い側に配置されたサーバーモジュール23A,23Bの下側に設けられる。
支持部材25は、吸気口28Iに近いほど高くなるように形成されている。すなわち、複数のサーバーモジュール23A,23Bを支持する支持部材25C,25Dの高さは互いに異なり、サーバーモジュール23Bを支持する支持部材25Dよりも、吸気口28Iに最も近いサーバーモジュール23Aを支持する支持部材25Cが高くなるよう形成されている。
支持部材25Cは、流路Rの吸気口28Iに近い側に配置されるサーバーモジュール23Aを、排気口28Eに近い側に配置されるサーバーモジュール23B,23Cより高い位置となるように支持する。支持部材25Dは、サーバーモジュール23Bを、排気口28Eに近い側に配置されるサーバーモジュール23Cより高い位置となるように支持する。言い換えると、支持部材25Cは、複数のサーバーモジュール23のうちの一部のサーバーモジュール23B,23Cの下部23d,23dが、他のサーバーモジュール23Aに対し、流路Rに対して略直交する方向である下方に突出するように支持する。支持部材25Dは、サーバーモジュール23Cの下部23dが、サーバーモジュール23Bに対し、流路Rに対して略直交する方向である下方に突出するように支持する。
支持部材25C,25Dは、流路Rの吸気口28Iに近い側に配置されるサーバーモジュール23A,23Bを、排気口28Eに近い側に配置されるサーバーモジュール23Cより高い位置に支持する。これにより、複数のサーバーモジュール23A,23B,23Cの上端部23tの高さは、吸気口28Iに近づくほど、筐体28の上壁部28Jに近づく。
このような構成において、ファンユニット22から供給される冷却空気は、幅方向(W)で隣り合うサーバーモジュール23A,23B,23Cの間に形成された流路Rに流れる。つまり、サーバーモジュール23A,23B,23Cのそれぞれにおいては、それらの幅方向両側の流路Rを冷却空気が流れる。このとき、吸気口28Iに近い側に配置されるサーバーモジュール23A,23Bを支持する支持部材25A,25Bの幅方向両側の流路Rを流れる冷却空気は、サーバーモジュール23A,23Bの冷却に用いられず、温度が低い状態を保っている。この冷却空気は、サーバーモジュール23A,23Bよりも下方に突出した排気口28Eに近い側のサーバーモジュール23Cの下部23dに当たり、サーバーモジュール23Cの下部23dを冷却する。
上述した第四実施形態によれば、支持部材25によって支持されることで、サーバーモジュール23A,23Bに対し、サーバーモジュール23Cの下部23dが流路Rに略直交する方向である下方に突出する。サーバーモジュール23Cにおいて流路Rに略直交する方向に突出した部分には、上流側の他のサーバーモジュール23A,23Bの冷却に用いられていない温度の低い冷却空気を送り込むことができる。
その結果、複数のサーバーモジュール23A,23B,23Cを、より均等に冷却することが可能になる。
(第四実施形態の変形例)
図8は、この発明の第四実施形態におけるサーバー20Bを構成する支持部材の変形例を示す斜視図である。
図8に示すように、支持部材25Bは、流路Rにおける冷却空気の流れ方向である前後方向(FR)に連続する通路25hを有する構成とすることができる。
このようにすると、ファンユニット22から供給される冷却空気の一部は、支持部材25Bの通路25hを通る。通路25hを通る冷却空気は、サーバーモジュール23A,23Bの冷却に用いられず、温度が低い状態を保っている。この冷却空気が、サーバーモジュール23A,23Bよりも下方に突出した、排気口28Eに近い側のサーバーモジュール23Cの下部23dに当たることで、サーバーモジュール23Cを冷却する。
なお、上記各実施形態では、複数のモジュール3,サーバーモジュール23を備えるようにしたが、モジュール3は、いかなる機能を有するものであってもよく、サーバーモジュール23は、他の機能を有する他のモジュールであってもよい。
さらに、ファン2,ファンユニット22を、流路Rの上流側(吸気口28Iに近い側)に配置したが、下流側(排気口28Eに近い側)等、他の位置に配置してもよい。
これ以外にも、この発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
1…電子機器
2…ファン
3、3A、3B…モジュール
3d…下部
3t…上端部
3u…上部
5…支持部材
8…筐体
8E…排気口
8I…吸気口
8J…上壁部
10…サーバー
20A、20B…サーバー
22…ファンユニット(ファン)
22f…前端部
22r…後端部
23,23A,23B,23C…サーバーモジュール(モジュール)
23d…下部
23t…上端部
23u…上部
25,25B,25C,25D…支持部材
25h…通路
28…筐体
28E…排気口
28I…吸気口
28J…上壁部
29…基板
30…ダクト
FR…前後方向
h…寸法
R…流路
Sr…流れ方向
T…厚さ方向
W…幅方向

Claims (5)

  1. ファンと、
    冷却空気の流路に配置され、前記流路の高さより小さい高さを有する複数のモジュールと、
    複数の前記モジュールの少なくとも一部のモジュールが、前記流路に対して略直交する方向に一部が突出するように支持する支持部材と、
    を備え、
    前記複数のモジュールは、前記高さ方向と交差する厚さ方向を前記流路の幅方向へ向けて並べられるとともに、前記幅方向へ向けて並べられた複数のモジュールがなす列が、前記流路の流れ方向に沿って少なくとも三列並べられ、
    前記複数のモジュールがなす列は、前記流路の流れ方向の上流側と下流側とで、前記モジュールおよび支持部材の位置を前記幅方向に揃えて配置され、
    前記幅方向に隣合うモジュールとモジュールとの間、前記幅方向に隣合う支持部材と支持部材との間、の少なくともいずれかに前記冷却空気の流路が形成され、
    前記複数のモジュールがなす一の列に含まれるモジュールと、他の列に含まれるモジュールとであって、前記幅方向に同一の位置に配置されたものの少なくとも一部は、前記支持部材の有無、支持部材の高さの少なくとも何れかを異ならせることによって、互いに高さ位置を異ならせて配置され、
    前記支持部材は、前記冷却空気が通る通路を有するとともに、前記流路の吸気側に配置されるモジュールを、前記流路の排気側に配置されるモジュールより高い位置に配置されるように支持する電子機器
  2. 複数の前記モジュールは、それぞれ同一の高さ寸法で形成されている請求項1に記載の電子機器。
  3. 複数の前記モジュールを収容するとともに前記流路を形成する筐体を備え、
    前記流路の吸気側に近い側の列に属するモジュールほど、その上端が前記筐体の上壁部に近づくように前記支持部材により支持されている請求項1または2の何れか一項に記載の電子機器を備えたサーバー。
  4. 複数の前記モジュールを収容するとともに前記流路を形成する筐体を備え、
    前記支持部材は、前記流路の吸気側に近い側の列に属する支持部材ほど高くなるように形成されている請求項1に記載の電子機器を備えたサーバー。
  5. 前記モジュールは、その厚さ方向が前記冷却空気の流れる方向と交差する方向となるように配置されている請求項3または4の何れか一項に記載のサーバー。
JP2016055135A 2016-03-18 2016-03-18 電子機器、及びサーバー Active JP6708345B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055135A JP6708345B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 電子機器、及びサーバー
US15/448,235 US10292312B2 (en) 2016-03-18 2017-03-02 Electronic apparatus and server

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055135A JP6708345B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 電子機器、及びサーバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017168779A JP2017168779A (ja) 2017-09-21
JP6708345B2 true JP6708345B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=59855227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055135A Active JP6708345B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 電子機器、及びサーバー

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10292312B2 (ja)
JP (1) JP6708345B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6699695B2 (ja) 2018-09-07 2020-05-27 日本電気株式会社 電子機器
US11071235B2 (en) * 2018-12-18 2021-07-20 International Business Machines Corporation Airflow balancing assembly
TWI750726B (zh) * 2020-07-09 2021-12-21 緯穎科技服務股份有限公司 伺服器裝置及其伺服模組連接辨識方法
US20240196570A1 (en) * 2021-03-11 2024-06-13 Core Scientific Operating Company System for cooling computing devices in an array

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04259291A (ja) * 1991-02-14 1992-09-14 Hitachi Ltd 電子装置
JPH07254794A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Fujitsu Ltd 冷却構造
JPH07283569A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Advantest Corp 電子機器
JP2916911B2 (ja) 1997-07-17 1999-07-05 八重洲無線株式会社 電子機器の冷却方式
JP2001189584A (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 Toshiba Corp 電子機器
JP2006164006A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
JP4858428B2 (ja) * 2007-12-25 2012-01-18 富士電機株式会社 実装部品の冷却方法
JP5684685B2 (ja) * 2011-09-29 2015-03-18 株式会社日立製作所 電子機器の冷却システム
US20140036442A1 (en) * 2012-07-31 2014-02-06 Alcatel-Lucent Deutschland Ag Outdoor stackable telecommunications equipment cabinet family with flexible thermal and interface management and method of deploying the same
JP5787865B2 (ja) 2012-12-06 2015-09-30 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2015179714A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 日本電気株式会社 電子基板、電子基板の実装方法、電子基板の冷却方法、およびそれを用いた電子装置
US9578786B1 (en) * 2014-06-10 2017-02-21 Amazon Technologies, Inc. Computer system with bypass air plenum

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017168779A (ja) 2017-09-21
US10292312B2 (en) 2019-05-14
US20170273220A1 (en) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6708345B2 (ja) 電子機器、及びサーバー
US8238094B1 (en) Cooling system for a data processing unit
JP6498577B2 (ja) インバータ放熱装置及びインバータ
US11737204B2 (en) Linecard system using riser printed circuit boards (PCBS)
US10559515B2 (en) Electronic device
EP2720524B1 (en) Front-to-back cooling system for modular systems with orthogonal midplane configuration
TWI392997B (zh) 伺服器之冷卻循環系統
US9351426B2 (en) Heat dissipating device and blade server
US8542485B2 (en) Electronic equipment housing cooled by natural and forced ventilation
US20100014248A1 (en) Airflow/cooling solution for chassis with orthogonal boards
US20060133036A1 (en) Heat dissipation assembly and method for cooling heat-generating components in an electrical device
US7990704B2 (en) Electronic device with heat dissipating structure
JP2014225573A (ja) 電子機器
JP2013138130A (ja) 冷却ユニット、冷却ユニットの筐体、及び電子装置
JP2013182581A (ja) 電子機器
CN103164003A (zh) 电子装置散热***
JP6219174B2 (ja) 電気機器
US20190357389A1 (en) Transmission device
JP2017005010A (ja) 電子機器
US20150124405A1 (en) Electronic component cooling system and method
JP7139684B2 (ja) 冷却装置、及び電子機器
JP6677465B2 (ja) 空気調和機
TWI487474B (zh) 電子裝置
JP6060872B2 (ja) 伝送モジュールの実装構造
JP5702962B2 (ja) 電子機器の放熱構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181105

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181116

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6708345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250