JP6707411B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷する画像形成方法及び画像形成装置に関する。
従来、デジタルカラー複合機やインクジェットカラープリンタなどの画像形成装置が多くの業種で利用されている。業種や画像形成装置の使用態様によっては、ある種類の原稿、例えば特定の色味を有するコンテンツや書類が相対的に多く印刷される場合があり、そのような場合、特定の色のカートリッジ内の記録剤(インクや粉体トナーをいう)が消費され、記録剤の交換サイクルが短くなり、また他の色の記録剤との交換バランスが崩れて、トナー交換の作業効率の低下を招いていた。また、記録剤がインクの場合、各色の容器を一体型にしたカートリッジも提供されている場合もあり、このような場合、1つの色のインクが空になると、他のインクに残量があっても全体として交換されてしまうため、無駄となっていた。
特許文献1には、印刷記録剤の残量が少ない場合に、残量の多い他の色の印刷記録剤を利用して画像全体に色変換処理を施して使用量を調整することで各色の印刷記録剤を同時に使い切る方法に代えて、検出された残量では、印刷対象となる全枚数の画像の印刷を行えないと判断した場合に、残量を有効に使用できる画像の選択処理を繰り返して、印刷対象中の画像の印刷順序を変える印刷システムが記載されている。こうすることで、画質を損なうことなく、印刷対象の画像を1枚でも多く印刷して印刷記録剤の残量の有効使用を図っている。
特開2007−38520号公報
特許文献1に旧来技術として記載された、残量の多い印刷記録剤を利用して画像全体を色変換することで、残量の少ない印刷記録剤の使用を控えて各色の印刷記録剤を同時に使い切るようにした手法では、印刷記録剤の無駄はある程度抑制される一方、画像全体の色味を変化させるため画質低下という基本的な課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、画像のうち重要度の低い部分に対して色置換を施すことで、品質低下を伴うことなく残量の少ない印刷記録剤の使用を抑制する画像形成方法及び画像形成装置を提供するものである。
本発明に係る画像形成装置は、予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷する画像形成装置において、前記複数色の印刷記録剤の残量をそれぞれ検出するセンサと、印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が閾値以下か否かを判定する色変更判定手段と、前記色変更判定手段が閾値以下であると判定した場合、カラー原稿のうち、色品質要求の高い主要画像部を除く付属画像部を残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換える色設定処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る画像形成方法は、予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷する画像形成方法において、前記複数色の印刷記録剤の残量をそれぞれ検出する検出ステップと、印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が閾値以下か否かを判定する色変更判定ステップと、前記色変更判定ステップにおいて閾値以下であると判定された場合、カラー原稿のうち、色品質要求の高い主要画像部を除く付属画像部を残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換える色設定ステップとを備えたことを特徴とするものである。
これらの発明によれば、予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷が行われる。そして、印刷指示があると、センサによって、前記複数色の印刷記録剤の残量がそれぞれ検出され、色変更判定手段によって、印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が閾値以下か否かが判定され、色設定処理手段によって、前記色判定手段が閾値以下であると判定した場合、カラー原稿のうち、色品質要求の高い主要画像部を除く付属画像部が残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換えられる。従って、印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が閾値以下である場合、付属画像部が残量の多い印刷記録剤に色置換されるのみで、色品質要求の高い主要画像部の色は変更されないので、画像品質が維持され、かつ残量の少ない印刷記録剤の使用が抑制される。
また、前記閾値は、前記印刷対象のカラー原稿の色情報から算出される使用予定の色の印刷記録剤の量であることを特徴とする。この構成によれば、印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が、印刷対象のカラー原稿の色情報から算出される使用予定の色の印刷記録剤より少ない場合に、色置換処理が実行されるので、残量不足の場合でも色置換によって印刷が実行されることになる。
また、本発明は、画像を表示する表示部を備え、前記色設定処理手段は、前記残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換えられた状態の複数の画像を候補画像として生成する候補画像作成手段と、前記候補画像を前記表示部にプレビューするプレビュー表示手段と、プレビュー中の候補画像から1の画像の選択を受付ける選択処理手段とを備え、選択された画像の印刷記録剤に置き換えることを特徴とする。この構成によれば、残量のある色の印刷記録剤を利用して複数の候補画像を選択可能に提示するので、ユーザの所望する色味で色置換された画像が印刷可能となる。
また、前記プレビュー表示手段は、前記候補画像を残量の多い印刷記録剤順に優先表示することを特徴とする。この優先表示によって、印刷記録剤の残量状況が認識できるので、選択する際の判断要素として活用される。
また、前記付属画像部は、線、枠、罫線及び背景画像の少なくとも1つである。この構成によれば、付属画像部は固定的でなく適宜に選択可能となり、汎用性が増す。なお、さらに装飾画像を含めてもよい。
本発明によれば、画像品質の低下を伴うことなく残量の少ない印刷記録剤の使用を抑制できる。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す側面断面図である。 色置換印刷モードを実行する機能部の第1実施形態を示すブロック図である。 色置換印刷モードの説明をする画像例で、(a)は通常印刷モードで印刷される画像の一例を示す図、(b)は色置換印刷モードで印刷される画像の一例を示す図である。 色置換印刷モードの印刷処理Iを説明するフローチャートである。 色置換印刷モードを実行する機能部の第2実施形態を示すブロック図である。 前記第2実施形態における候補画像の表示例を示す選択画面図で、候補I〜IVを例示している。 色置換印刷モードの印刷処理IIを説明するフローチャートである。 第3実施形態を説明するための、写真領域と文字領域とを有する原稿画像例で、(a)は通常印刷モードで印刷される画像の一例を示す図、(b)は色置換印刷モードで印刷される画像の一例を示す図である。 色置換印刷モードを実行する機能部の第4実施形態を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置MAは、画像形成部10、中間転写部20、二次転写部30、定着部40、給紙部50、用紙搬送路60を備える。また、必要に応じて、原稿画像を光学的に読み取る原稿読取部70、及び自動原稿搬送装置80を搭載している。画像形成装置MAは、原稿画像を原稿読取部70から取り込み、あるいは図外の情報処理装置に搭載されているアプリケーションソフトウェアによって作成された文書ファイルや画像ファイル、又は外部記憶部に格納されている文書ファイルや画像ファイルを通信部71(図2参照)を介して取り込み、所定の画像処理を施すなどして記録紙への印刷(プリント)を行う。通信部71は、無線式、有線式の他、USB等の記録媒体を装着して直接接続する端子を含む。
画像形成部10は、公知のように、印刷のための各色の画像データを作成する回路部を備えると共に、レーザ走査ユニット1及びそれぞれ同様な構造を有する各色の画像形成部10A〜10Dを備えている。レーザ走査ユニット1は、筐体を有し、その内部に色毎にレーザ素子、レーザ光走査用のポリゴンミラー等の光学部品が配置されている。レーザ走査ユニット1は、変換後の各色の画像データに対応して変調されたレーザ光で画像形成部10A〜10Dの感光体ドラム2A〜2Dの表面を軸方向(主走査方向)に沿って露光走査して、それぞれの静電潜像を形成する。代表して説明する画像形成部10Aは、感光体ドラム2Aを備え、その周囲に回転方向(副走査方向)に沿って帯電器3A、現像器4A及びクリーナ部5Aを備えている。現像器4にはトナーカートリッジ6が対応して配置されている。トナーカートリッジ6(6A〜6D)は、色毎に印刷記録剤としてのトナーを収容したもので、内部の補給用スクリュー等の補給部材を駆動させるなどして、対応する現像器4に適宜トナー補給を行う。なお、印刷記録剤には、粉体トナー及びインクを含むが、以降では説明上、トナーと呼称する。
中間転写部20は、中間転写ベルト21、駆動ローラ22、従動ローラ23、一次転写ローラ24A〜24Dを備え、感光体ドラム2A〜2Dの周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト21の表面に一次転写する。二次転写部30は、中間転写ベルト21の表面のトナー像を記録紙へ二次転写する。定着部40は、記録紙に転写されたトナー像を加熱して定着し、排紙トレイに排出する。給紙部50は、給紙カセットや手差しトレイを備えており、選択された記録紙を、対応する給紙カセットから用紙搬送路60に給紙する。
図2において、カラー印刷部100は、画像形成部10を含む画像形成の機構部全般、及び印刷対象の原稿画像から各色の画像データを作成する画像処理部を含む。カラー印刷部100は、原稿読取部70及び通信部71から取り込んだ、各種画像データ、文書ファイルやグラフィックで作画された図形ファイル等の各種コンテンツの印刷を行う。
制御部90は、例えばマイクロコンピュータで構成され、原稿読取部70、通信部71、カラー印刷部100と接続されると共に、記憶部901、表示部110、入力部120及びトナーセンサ61A〜61Dと接続されている。
記憶部901は、制御プログラム及び制御に必要な各種のデータ類を記憶するメモリエリア、処理途中の結果を一時的に記憶するワークエリアを含む。
また、記憶部901は、各種のオブジェクト画像データを記憶する。オブジェクトは、外部から取り込んだ主に主要部となる画像に合成などして付属させる、重要性の低い付属的な画像をいう。例えば、図3に示す、印刷されたカレンダーの画像G10において、写真及びカレンダー部画像は、色品質要求の高い主要画像部G11であり、枠及びリボン模様の画像は、色品質要求が相対的に低い装飾用の付属画像部G12である。かかる付属画像部G12を各種保管しておくことで、種々の主要画像部G11にマニュアルであるいは自動的に選択して合成し、印刷出力することが可能となる。
表示部110は、画像を表示する液晶パネル等であり、入力部120は、外部から操作可能なタッチキーやマウスを備え、あるいはタッチパネルで構成されたものである。
トナーセンサ61A〜61Dは、トナーカートリッジ6(6A〜6D)にそれぞれ設けられ、カートリッジ内のトナー残量を検出するものである。トナー残量は、重量、補給した量に基づいて検出してもよいし、あるいは公知のような、図略の補給モータの駆動量から算出する検出方式を含む。
制御部90は、記憶部901に記憶された制御プログラムがワークエリアで実行されることによって、色変更判定部91、色設定処理部92及び印刷画像処理部93として機能する。そして、以下に示すように、制御部90は、トナー残量に応じて重要性の低い付属画像部G12の色味を変更してトナーの残量調整を行い、有効利用と交換タイミングの可及的一致を図るようにしている。
色変更判定部91は、印刷指示を受けて、印刷対象とされた原稿画像である、1枚又は複数枚の対象画像の印刷で使用される各色のトナー量を、頁毎に各色の画像データから算出して積算し、一方、現在の、すなわち印刷前の各色のトナー残量を検出して、現在のトナー残量で、対象画像が全て印刷できるか否かを判定するものである。色変更判定部91は、現在のトナー残量で、対象画像が全て印刷できると判定した場合、通常の印刷動作(通常印刷モード)を指示し、一方、現在のトナー残量では対象画像の全てを印刷できないと判定した場合、画像内の付属的画像の部分に対する色変更処理(色置換印刷モード)を指示する。なお、付属画像部G12のオブジェクトが予め分かっている場合、各色のトナーの残量と付属画像部G12でのトナー使用量とで過不足を判定すればよい。なお、色変更判定部91は、主要画像部G11で使用するトナーが、同色のトナー残量より多い場合、色置換処理を指示することなく、当該色のトナー不足を報知する。
色設定処理部92は、付属画像部G12を抽出して、元の色のトナーを残量の多いトナーに置換する。なお、置換するトナーは、残量が多いだけでなく、元の色に対して色相が近い色味が選択されてもよく、あるいは両者を考慮してもよい。また、色設定処理は、別の色のトナーに全て置換する方法の他、残量の多いトナーと混合する態様としてもよい。図3(b)は、残量不足のトナーに代えて残量の多い(最多以外でもよい)トナーに置換した印刷画像G20である。付属画像部G12(図3(a))の色が置換されて、付属画像部G22(図3(b))に変更されている。
なお、主要画像部G11は、写真等のように色味が重要視されるオブジェクトが代表として例示され、一方、付属画像部G12は、線図やフレーム、グラフや表の枠線を含む罫線、背景等のように色味が重要視されないオブジェクトである。主要画像部G11、付属画像部G12の区分は、画像G10の種類によっても変わり、必ずしも固定的である必要はない。
印刷画像処理部93は、印刷指示を受けて、色置換が行われる前の元々の各色の画像を形成し、各色のトナー使用量の算出に適用するなどすると共に、判定の結果、色置換が行われない場合に通常印刷モードで画像処理を実行し、また色置換が行われる場合に色置換印刷モードでの印刷のための画像処理を実行して、カラー印刷部100に出力するものである。
図4のフローチャートにおいて、図3の画像G10を印刷対象画像とした例で、印刷処理Iを説明する。まず、印刷対象となる印刷原稿画像、印刷条件である印刷指示内容が取り込まれる(ステップS1)。印刷指示内容とは、用紙サイズ、カラー印刷の有無、部数等を含む。また、印刷原稿画像が主要画像部G11である場合、付属画像部G12を構成するオブジェクトが(マニュアルであるいは自動的に)読み出されて合成処理が行われる。
次いで、各色のトナー残量がチェックされる(ステップS3)。また、今回の印刷でのトナー使用量が算出される(ステップS5)。そして、残量不足か否かが判定され(ステップS7)、足りるのであれば、通常印刷モードが指示される(ステップS9)。一方、不足であれば、付属画像部G12が他の色に置換され(ステップS11)、次いで、置換された付属画像部G22の合成された画像G20に対して色置換印刷モードが指示される(ステップS13)。カラー印刷部100は、かかる色置換印刷モードの指示を受けて、印刷画像処理部93から出力される画像G20の印刷を行う。
図5に示すブロック図は、色置換印刷モードを実行する機能部の第2実施形態を示すもので、第1実施形態と異なる点は、制御部による処理において、ユーザが色置換処理に関与できるようにした点である。すなわち、図5において、制御部190は、記憶部901に記憶された制御プログラムがワークエリアで実行されることによって、色変更判定部91、色設定処理部192及び印刷画像処理部93として機能する。そして、色設定処理部192は、候補画像作成部1921、プレビュー表示部1922及び選択処理部1923を有する。
色設定処理部192は、色変更判定部91から第1実施形態の場合と同様の色置換印刷モードの指示を受けた場合に、印刷する画像を直ちに作成して印刷画像処理部93に出力することはせず、後述するように、まず、印刷候補の画像を複数種類作成し、作成した候補画像をユーザに提示し、ユーザの選択結果を印刷するようにしている。
候補画像作成部1921は、色変更判定部91からの色置換印刷モードの指示を受けて、画像内の付属画像部に対して残量の多いトナーを利用して何通りかの色置換を行った候補画像を作成する。候補画像の順としては、例えば、残量の最も多いトナーに色置換した画像、次に残量の多いトナーに色置換した画像、残量不足のトナーの色に近い色が再現されるように色置換した画像、残量不足と判断されたトナーを低濃度あるいはあるパターンを有するテキスチャーに、すなわち使用量を抑制するように色置換した画像が考えられる。また、他の例として、残量の多い色のトナーとの間で、あるいは残量の多い色のトナー同士で適宜の混合色に変換してもよい。
プレビュー表示部1922は、候補画像作成部1921で作成された複数の候補画像をユーザに視認させるべく表示部110に表示する。図6は、その一例を示す表示部110の画面110aである。画面110aには、選択のためのガイダンスと共に、複数、ここでは4種類の候補画像G20,G30,G40,G50が表示されている。候補画像G20は、残量が最も多いトナーで色置換された画像である。候補画像G30は、残量が次に多いトナーで色置換された画像である。候補画像G40は、1種類又は複数種類のトナーを用いて、残量不足のトナーの色に近い色が再現されるように色置換された画像である。候補画像G50は、残量不足のトナーで低濃度、あるいはテキスチャーで色置換された画像である。なお、候補画像の選択推奨度は表示位置に対応しており、例えば、推奨度の低い画像、この例では、候補画像G50は表示サイズを相対的に小さくしてもよい。なお、推奨度の提示は他の種々の方法が採用可能である。
選択処理部1923は、プレビュー表示部1922によって表示中の候補画像の中から何れの画像が選択されたかを受付けて、選択画像を特定する。例えば入力部120がタッチパネルである場合、タッチパネルの位置座標と表示部110の表示アドレスとが予め対応付けられていることで、タッチした位置に表示されている候補画像を特定することができる。そして、選択された候補画像は色設定処理部92に出力される。
図7のフローチャートにおいて、画像G10を印刷対象画像とした例で、印刷処理IIを説明する。まず、印刷対象となる印刷原稿画像、印刷条件である印刷指示内容が取り込まれる(ステップS21)。次いで、各色のトナー残量がチェックされる(ステップS23)。また、今回の印刷でのトナー使用量が算出される(ステップS25)。次いで、残量不足か否かが判定され(ステップS27)、足りるのであれば、通常印刷モードが指示される(ステップS29)。一方、不足であれば、色置換印刷モードと判定されて、印刷指示に応じてトナー使用量算出用として印刷画像処理部93が形成した画像G10に対して、付属画像部G12の色を複数種類設定した候補画像が作成され(ステップS31)、作成された複数種類の候補画像G20〜G50が表示部110にプレビュー表示される(ステップS33)。次いで、候補画像G20〜G50のいずれかが選択されたか否かが判定され(ステップS35)、選択された場合、選択された画像が印刷指示される(ステップS37)。この結果、トナー残量の調整を図りながら、ユーザの希望にできるだけ応じた色味の画像の印刷が可能となる。
以上によれば、特に、主要画像部G11と付属画像部G12の色が同一あるいは、比較的一致する(例えば、主要画像部G11が全体的に赤味がかった写真画像であり、かつ付属画像部G12も同様に赤味がかった色であるような)場合に、付属画像部G12の色置換を行うことで、重要度の高い主要画像部の色品質を損なうことなく、トナー残量の調整が図れる。
(第3実施形態)
また、第3実施形態として、印刷画像処理部93が制御するカラー印刷部100内の画像処理回路が、画像の種類毎に領域分離と種類判定を行う回路を備える一般的構成の場合、画像の種類を主要画像部と付属画像部とに予め対応付けておけば、取り込んだ画像を自動的に主要画像部と付属画像部とに分離でき、色置換処理領域を自動で設定することが可能となる。例えば、図8(a)に示すように写真領域G101と文字領域G102とを有する画像G100が印刷対象とされた場合で、文字領域G102を印刷するトナーの残量が不足していると判定された場合、自動的に文字領域G102を色変換して図8(b)のように、文字領域G202が色置換された画像G200を印刷指示すればよい。以上の場合、コンテンツと付属画像部との合成によって形成される画像と異なり、例えば原稿読取部70で読み取った画像に対しても、同様な色置換処理が実行可能となり、汎用性の高い装置となる。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態を示す構成図で、1又は複数台のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置200と通信可能に接続された画像形成装置MAである。情報処理装置200は、プロセッサを備えたマイクロコンピュータで構成された制御部201と、この制御部201と接続された、制御プログラムの記憶領域及びワークエリアを有する記憶部202と、画像を表示する表示部203と、キーボードやタッチパネル等の入力部204と、通信部71と接続された通信部205とを備えている。記憶部202には、外部から取得し、乃至は情報処理装置200で作成したカラー原稿画像が複数記憶可能である。第4実施形態では、画像形成装置MAは、情報処理装置200から印刷指示とカラー画像である印刷原稿画像とが印刷対象として送信されてくると、かかる印刷原稿画像に対して制御部190によって通常印刷モードあるいは色置換印刷モードを設定し、設定したモードで印刷を行う。このようにすることで、遠隔的に印刷指示を受付ける態様に対しても色置換印刷モードを適用することが可能となる。
(第5実施形態)
また、第5実施形態として、色置換の対象となる付属画像部G12(図3参照)をユーザが選択可能にしてもよい。例えば図3において、外枠画像とリボン画像(装飾画像)とからなる付属画像部G12のうち、いずれか例えば外枠画像のみを色置換の対象として選択するステップを、図4、図7のフローチャートに含めてもよい。なお、付属画像部を構成する画像、例えば図3の外枠画像とリボン画像の色が異なる場合、それぞれに対してトナー残量の過不足を判定すればよい。
また、本発明は、カラー画像を印刷する画像形成装置MAに限定されず、プリンタにも適用可能であり、また、粉体トナー及びインクである印刷記録剤に適用可能である。
また、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
MA 画像形成装置
6,6A〜6D トナーカートリッジ
61A〜61D トナーセンサ
90 制御部
91 色変更判定部
92 色設定処理部(色設定処理手段)
921 候補画像作成部
922 プレビュー表示部
923 選択処理部
110 表示部

Claims (5)

  1. 予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷する画像形成装置において、
    前記複数色の印刷記録剤の残量をそれぞれ検出するセンサと、
    印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が前記印刷対象のカラー原稿の色情報から算出される使用予定の色の印刷記録剤の量以下か否かを判定する色変更判定手段と、
    前記色変更判定手段が、現在の印刷記録剤の残量で前記印刷対象のカラー原稿が全て印刷できると判定した場合には、通常の印刷動作を指示し、一方、現在の印刷記録剤の残量では前記印刷対象のカラー原稿の全てを印刷できないと判定した場合には、前記カラー原稿のうち色品質要求の高い主要画像部を除く付属画像部を残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換える色変更処理を指示し、さらに前記主要画像部で使用する印刷記録剤が、同色の印刷記録剤残量より多いと判断した場合には、前記色変更処理を指示することなく当該色の印刷記録剤不足を報知する色設定処理手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を表示する表示部を備え、
    前記色設定処理手段は、前記付属画像部を、前記残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換えられた状態の複数種類の候補画像として生成する候補画像作成手段と、前記候補画像を前記表示部にプレビューするプレビュー表示手段と、プレビュー中の候補画像から1の画像の選択を受付ける選択処理手段とを備え、選択された画像の印刷記録剤に置き換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記プレビュー表示手段は、前記候補画像を残量の多い印刷記録剤順に優先表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記付属画像部は、線、枠、罫線及び背景画像の少なくとも1つである請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 予め準備された複数色の内の1色乃至は複数色の印刷記録剤でカラー原稿の色情報を再現して用紙に印刷する画像形成方法において、
    前記複数色の印刷記録剤の残量をそれぞれ検出する検出ステップと、
    印刷対象のカラー原稿を構成する色の印刷記録剤の残量が前記印刷対象のカラー原稿の色情報から算出される使用予定の色の印刷記録剤の量以下か否かを判定する色変更判定ステップと、
    前記色変更判定ステップにおいて、現在の印刷記録剤の残量で前記印刷対象のカラー原稿が全て印刷できると判定した場合には、通常の印刷動作を指示し、一方、現在の印刷記録剤の残量では前記印刷対象のカラー原稿の全てを印刷できないと判定した場合には、前記カラー原稿のうち色品質要求の高い主要画像部を除く付属画像部を残量の多い他の色の印刷記録剤に置き換える色変更処理を指示し、さらに前記主要画像部で使用する印刷記録剤が、同色の印刷記録剤残量より多いと判断した場合には、前記色変更処理を指示することなく当該色の印刷記録剤不足を報知する色設定ステップとを備えたことを特徴とする画像形成方法
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