JP6706008B2 - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6706008B2
JP6706008B2 JP2016235004A JP2016235004A JP6706008B2 JP 6706008 B2 JP6706008 B2 JP 6706008B2 JP 2016235004 A JP2016235004 A JP 2016235004A JP 2016235004 A JP2016235004 A JP 2016235004A JP 6706008 B2 JP6706008 B2 JP 6706008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport pipe
pipe
cross
section
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016235004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018090376A (ja
Inventor
幸治 笠原
幸治 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016235004A priority Critical patent/JP6706008B2/ja
Publication of JP2018090376A publication Critical patent/JP2018090376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6706008B2 publication Critical patent/JP6706008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、輸送管内のガスの流れを利用して粉体を輸送する粉体供給装置に関する。
レーザクラッド加工は、シリンダヘッドのバルブシート部の耐食性、耐摩耗性、および耐衝撃性を高めることが知られている。レーザクラッド加工は、肉盛加工とも称され、高出力のレーザ光を加工対象に照射することで溶融池を形成し、当該溶融池にシールドガスの流れによって運ばれた金属粉末を供給することにより、加工対象の表面局部に異種金属の被膜(以下「クラッド層」と称する)を形成する。より高い品質のクラッド層を得るには、レーザ出力を金属粉末の供給量に応じて精密に制御する必要がある。そこで、肉盛量のばらつきを抑制してクラッド層の品質を高めるには、同軸クラッドノズルへの金属粉末の供給量を均一化させる必要がある。
特許文献1には、同軸クラッドノズルの吐出口の円周上で金属粉末を同時に吐出する供給配管において、供給量の均一性を確保するため、フィーダから同軸クラッドノズルの各供給路までの配管長さを等しくすることが記載されている。当該供給配管では、上流側の配管の傾きや湾曲の程度に起因して金属粉末が配管の一方の側に偏った場合、下流側の配管の一方に、より多量の金属粉末が分配され、その結果、肉盛量がばらつくという問題がある。
特開2015−217397号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、粉体の供給量のばらつきを抑制することが可能な粉体供給装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ガスの流れを利用して粉体を輸送する粉体供給装置であって、第1輸送管と、前記第1輸送管を二方に分岐させた一方の第2輸送管および他方の第3輸送管と、を有し、前記第2輸送管と前記第3輸送管とは、前記第1輸送管の中心線を対称軸として対称に配置され、前記第1輸送管は、上流側から下流端に至る過程で、断面積が不変で、かつ、下流端における管路断面の、前記第2輸送管の中心線と前記第3輸送管の中心線とを含む平面上の幅が、上流側の管路断面の、前記平面上の幅より狭いことを特徴とする。
本発明によれば、粉体の供給量のばらつきを抑制することができる。
本実施形態の粉体供給装置が適用されたレーザクラッド加工装置の斜視図である。 本実施形態の粉体供給装置における供給配管の概念図である。 本実施形態の粉体供給装置における管継手の平面図である。 本実施形態の粉体供給装置における管継手の側面図である。 本実施形態の説明図であり、第1管路の上流端の断面形状を示す円形と、第1管路の下流端の断面形状を示す楕円形とを重ね合わせた図である。 他の実施形態の説明図である。 他の実施形態の説明図である。 他の実施形態の説明図である。
本発明の一実施形態を添付した図を参照して説明する。
図1は、本実施形態の粉体供給装置11が適用されたレーザクラッド加工装置1の斜視図である。なお、レーザクラッド加工装置1の加工対象を、シリンダヘッド2のバルブシート部(図示省略)とする。そして、レーザクラッド加工装置1は、高出力のレーザ光をシリンダヘッド2のバルブシート部に照射して溶融池を形成し、当該溶融池にシールドガスの流れによって運ばれた金属粉末を供給する。これにより、バルブシート部には、異種金属(例えば銅を主成分とする材料)からなるクラッド層が形成される。
レーザクラッド加工装置1は、シリンダヘッド2を保持するワーク保持部3と、シリンダヘッド2のバルブシート部にレーザビームを照射し、かつ、シールドガスおよび金属粉末を供給するレーザクラッド加工ヘッド4と、レーザクラッド加工ヘッド4へシールドガスおよび金属粉末を供給する粉体供給装置11とを備える。レーザクラッド加工ヘッド4は、レーザビームを発生させるレーザ発生部5と、レーザ発生部5で発生させたレーザビームを集光させる光学系6と、レーザビームの照射軸に対して同心に配置される同軸クラッドノズル7とを有する。
粉体供給装置11は、金属粉末を貯留するホッパ12と、ホッパ12内の金属粉末をシールドガスの流れによって送り出すフィーダ13と、フィーダ13から送り出されたシールドガスおよび金属粉末をレーザクラッド加工ヘッド4の同軸クラッドノズル7へ供給するための供給配管14とを有する。レーザクラッド加工装置1は、レーザクラッド加工ヘッド4および粉体供給装置11と通信可能な制御装置(図示省略)を備える。制御装置は、粉体供給装置11のフィーダ13からレーザクラッド加工ヘッド4の同軸クラッドノズル7への金属粉末の供給量に応じてレーザ発生部5で発生させるレーザ出力を制御する。
図2に示されるように、同軸クラッドノズル7は、レーザビームを通過させる略円管状のインナ部材7Aと、インナ部材7Aの外周に設けられるアウタ部材7Bとを有する。インナ部材7Aおよびアウタ部材7Bは、同軸上に配置されるとともにノズル先端に向かって縮径される。インナ部材7Aとアウタ部材7Bとの間には、シールドガスおよび金属粉末を通過させる通路8が形成される。通路8は、インナ部材7Aとアウタ部材7Bとの間に架設された隔壁9A,9B,9C,9Dにより、周方向に4つの通路8A,8B,8C,8Dに分画される。アウタ部材7Bには、粉体供給装置11から供給されたシールドガスおよび金属粉末を各通路8A,8B,8C,8Dに導入させるポート10A,10B,10C,10Dが設けられる。
供給配管14は、上流端がフィーダ13に接続されるチューブ41を有する。チューブ41の下流端は、T形の管継手17の第1輸送管18に接続される。管継手17は、第1輸送管18が第2輸送管19と第3輸送管20との二方に分岐される。管継手17の第2輸送管19には、チューブ42の上流端が接続される。チューブ42の下流端は、後述するY形の管継手21の第1輸送管22に接続される。管継手21は、第1輸送管22が第2輸送管23と第3輸送管24との二方に分岐される。管継手21の第2輸送管23には、チューブ43の上流端が接続される。チューブ43の下流端は、同軸クラッドノズル7のポート10Aに接続される。また、管継手21の第3輸送管24には、チューブ44の上流端が接続される。チューブ44の下流端は、同軸クラッドノズル7のポート10Bに接続される。
一方、管継手17の第3輸送管20には、チューブ45の上流端が接続される。チューブ45の下流端は、後述するY形の管継手31の第1輸送管32に接続される。管継手31は、第1輸送管32が第2輸送管33と第3輸送管34との二方に分岐される。管継手31の第2輸送管33には、チューブ46の上流端が接続される。チューブ46の下流端は、同軸クラッドノズル7のポート10Cに接続される。管継手31の第3輸送管34には、チューブ47の上流端が接続される。チューブ47の下流端は、同軸クラッドノズル7のポート10Dに接続される。
なお、供給配管14のチューブ(41−47)には、同型の既製品が使用される。また、2本のチューブ(42,45)は、長さが同一に設定される。また、4本のチューブ(43−44,46−47)は、長さが同一に設定される。
主に図3、図4を参照して管継手21,31を説明する。
なお、管継手21と管継手31とは同一構造である。よって、管継手31についてのみ説明し、管継手21の構造については、図3、図4に符号を括弧内に付与する。また、図3における上方向(上側)および下方向(下側)を、上方向(上側)および下方向(下側)と称する。また、図3における左方向(左側)および右方向(右側)を、左方向(左側)および右方向(右側)と称する。
管継手31は、例えば、3Dプリンタにより造形され、第1輸送管32、分岐部35、第2輸送管33、および第3輸送管34が一体に形成される。分岐部35は、左右方向に長い直方体に形成される。分岐部35には、左右方向に延びて断面が長方形の通路36が形成される。第1輸送管32は、上下方向に延びて、下流端が分岐部35の上面35Aの左右方向中央に接続される。なお、第1輸送管32の中心線CLは、分岐部35の上面35Aの中心(図示省略)および通路36の左右方向へ延びる中心線(図示省略)に直交する。
第2輸送管33と第3輸送管34とは、第1輸送管32の中心線CLを対称軸として左右対称に配置される。第2輸送管33および第3輸送管34の上流端は、分岐部35の下面35Aに接続される。第2輸送管33および第3輸送管34は、上下方向へ延びる第1輸送管32の中心線CLに対して平行に配置される。管継手31は、第2輸送管33の中心線(図示省略)に沿って延びる第2管路37と、第3輸送管34の中心線(図示省略)に沿って延びる第3管路38とを有する。
第2管路37は、断面が一定の面積を有する円形に形成され、上流端が分岐部35の通路36の左端部分に接続される。第2管路37の下流端には、チューブ16が圧入により接続されるチューブ接続部37Aが形成される。第3管路38は、断面が第2管路37と同一の面積を有する円形に形成され、上流端が分岐部35の通路36の右端部分に接続される。第3管路38の下流端には、チューブ23が圧入により接続されるチューブ接続部38Aが形成される。
管継手31は、第1輸送管32の中心線CLに沿って延びる第1管路39を有する。第1管路39の上流端には、チューブ45が圧入により接続されるチューブ接続部39Aが形成される。第1管路39は、上流端の断面、換言すると、チューブ接続部39Aの下端位置(図3における「A−A」の位置、以下「A位置」と称する)における管路断面が、第2管路37および第3管路38の管路断面と同一径の円形(図5参照)に形成される。また、第1管路39は、下流端の断面、換言すると、第1輸送管32の下端位置(図3における「B−B」の位置、以下「B位置」と称する)における管路断面、すなわち、分岐部35の上面35Aにおける管路断面が、楕円形(図5参照)に形成される。ここで、第1管路39の断面とは、第1輸送管32の軸直角平面による管路断面、すなわち、中心線CLに直交する平面による第1輸送管32の管路断面を指す。
図5から解るように、第1管路39は、B位置(第1輸送管32の下流端)における断面の左右方向の幅(第2輸送管33の中心線と第3輸送管34の中心線とを含む平面上の幅であって、図5におけるHB)が、A位置(上流側)における断面の左右方向の幅(当該平面上の幅であって、図5におけるHA)より狭くなっている。ここで、左右方向は、第2輸送管37の中心線と第3輸送管38の中心線とに直交する直線方向、換言すると、分岐部35の通路36の中心線に沿う方向と同義である。第1管路39は、A位置からB位置に至る過程で、断面積が不変で、かつ、左右方向の幅がHAからHBへ一定の比率で漸減される。換言すると、第1管路39は、上流側の所定位置から下流端へ向かって、断面積が不変で、かつ、側面視(図6参照)における左右方向の幅、すなわち、各輸送管32,33,34の中心線を含む平面に直交する直線方向の幅が、一定の比率で漸増される。
なお、A位置からB位置までの距離は、輸送対象となる金属粉末の性状や使用環境等に応じて適宜に設定される。また、第1輸送管32の外径と内径との差(壁厚)は、A位置からB位置まで一定であるが、これに限定されるものではない。また、本実施形態において、第2輸送管33の中心線と第3輸送管34の中心線とを含む平面は、第1輸送管32の中心線CLも含む。
ところで、第1管路39の断面がA位置からB位置まで同一径の円形である管継手(以下「従来の管継手」と称し、相当の要素に管継手31と同一の名称および符号を付与する)を使用した場合、第2輸送管33および第3輸送管34を流れる金属粉末の重量の左右差が75%であったことが、発明者らによる試験により確認されている。ここで、当該左右差は、以下の(数式1)により算出される。
(数式1)
左右差(%)=│左重量(g)−右重量(g)│/全体重量(g)×100(%)
上記(数式1)において、全体重量は、フィーダ13(図2参照)から第1輸送管32へ送り出された金属粉末の重量である。また、左重量および右重量は、全体重量のうち、左側の第2輸送管33および右側の第3輸送管34に分配された金属粉末のそれぞれの重量である。なお、試験は、第1輸送管32の中心線CLを鉛直線に対して40°傾けた状態で実施した。また、従来の管継手における第1輸送管32の管路内径は、A位置からB位置まで一律に4mmである。
そして、従来の管継手を粉体供給装置11に適用してレーザクラッド加工装置1(図1参照)によりシリンダヘッド2のバルブシート部をレーザクラッド加工した場合、当該管継手で分配される金属粉末の重量の左右差が大きい(75%)ため、バルブシート部に供給される金属粉末が溶融池の一方に偏る傾向にあり、肉盛量がばらついてクラッド層の品質が低下するという問題があった。
本実施形態では、管継手31の第1輸送管32の管路断面(第1管路39の断面)は、上流側のA位置から下流端のB位置に至る過程で、断面積が不変で、かつ、左右方向の幅をHAからHBへ一定の比率で漸減させたので、第1輸送管32を流れる金属粉末に第1管路39の左右方向の外側から中心に向かう指向性を持たせることが可能であり、金属粉末を第1輸送管32から分岐部35の中心へ吐出させることができる。これにより、分岐部35の通路36内の金属粉末が左右方向に、より均等に分配されるので、当該管継手31で分配される金属粉末の重量の左右差をより小さくすることが可能である。
ここで、第1輸送管32のA位置における管路断面を直径が4mmの円形とし、B位置における管路断面を短軸が2mmで長軸が8mmの楕円とし、かつ、A位置からB位置に至る過程の第1輸送管32の管路面積を一律に12.56mm2の管継手31を用いて、第1輸送管32の中心線CLを鉛直線に対して40°傾けた場合、当該管継手31の第2輸送管33および第3輸送管34を流れる金属粉末の重量の左右差が60%であったことが、発明者らによる試験により確認されている。このように、本実施形態では、管継手31の第1輸送管32が傾いていても、金属粉末を第1輸送管32から第2輸送管33および第3輸送管34へより均等に分配することができる。
そして、本実施形態の管継手31を粉体供給装置11に適用してレーザクラッド加工装置1(図1参照)によりシリンダヘッド2のバルブシート部をレーザクラッド加工した場合、従来の管継手と比較して管継手21,31で分配される金属粉末の重量の左右差が小さい(60%)ため、バルブシート部の溶融池への金属粉末の供給量を均一化させることが可能であり、肉盛量のばらつきが抑制されることでクラッド層の品質を向上させることができる。
また、本実施形態では、管継手31の第1輸送管の管路面積を中心線CLに沿った全域にわたって一律(同一)にしたので、立上げ(レーザクラッド加工開始)および立下げ(レーザクラッド加工終了)の、第1管路39におけるシールドガスの圧力および流速の変化を抑えることが可能であり、非定常流れの時間を短縮することができる。その結果、レーザクラッド加工における金属粉末の供給量が安定し、肉盛量にばらつきがない高い品質のクラッド層を形成することができる。
以下、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態は、ガスの流れを利用して粉体を輸送する粉体供給装置であって、第1輸送管と、第1輸送管を二方に分岐させた一方の第2輸送管および他方の第3輸送管と、を有し、第2輸送管と第3輸送管とは、第1輸送管の中心線を対称軸として対称に配置され、第1輸送管は、下流端における管路断面の、第2輸送管の中心線と第3輸送管の中心線とを含む平面上の幅が、上流側の管路断面の、当該平面上の幅より狭いので、第1輸送管を流れる金属粉末を、第2輸送管と第3輸送管との間の中心に向けて吐出させることができる。
これにより本実施形態は、第1輸送管を流れる金属粉末を、第2輸送管と第3輸送管とに、より均等に分配することができる。そして、本実施形態の粉体供給装置を適用してシリンダヘッドのバルブシート部をレーザクラッド加工した場合、従来技術と比較して管継手で分配される金属粉末の重量の左右差が小さいため、バルブシート部の溶融池への金属粉末の供給量を均一化させることが可能であり、肉盛量のばらつきが抑制されることでクラッド層の品質を向上させることができる。
なお、実施形態は上記に限定されるものではなく、例えば、次のように構成することができる。
図5に示されるように、本実施形態では、管継手31(21)の第1輸送管32(22)のA位置における管路断面を円形とし、B位置における管路断面を楕円としたが、管継手31(21)は、第1輸送管32(22)の下流端(図3におけるB位置)における管路断面の左右方向の幅が、第1輸送管32(22)上流側の管路断面の左右方向の幅より狭く、かつ、第1輸送管32(22)の管路断面積が上流側から下流端まで不変であればよい。したがって、例えば、図6に示されるように、管継手31(21)の第1輸送管32(22)のA位置における管路断面を対向する2辺が左右方向に沿って延びる正方形とし、B位置における管路断面を左右方向の幅が狭い長方形としてもよい。あるいは、図7に示されるように、管継手31(21)の第1輸送管32(22)のA位置における管路断面を一方の対角線が左右方向へ延びる平行四辺形とし、B位置における管路断面を左右方向の幅が狭い平行四辺形としてもよい。
本実施形態では、管継手31(21)の分岐部35(25)を直方体に形成したが、例えば、有底円筒形とすることができる。
また、本実施形態では、分岐部35(25)の通路36(26)の断面を長方形に形成したが、例えば、円形とすることができる。
また、本実施形態では、第1管路39(29)の上流端(図3におけるA位置)の断面積と第2管路37(27)および第3管路38(28)の断面積とを同一に設定したが、必ずしも同一である必要はなく、例えば、第1管路39(29)の上流端の断面積を第2管路37(27)および第3管路38(28)の断面積よりも大きく設定することができる。
また、供給配管14に使用される管継手17,21,31のうち、管継手21,31に本実施形態を適用したが、T形の管継手17に代えて本実施形態の管継手21,31と同型の管継手を適用してもよい。
また、本実施形態を管継手21,31に適用した事例を説明したが、図8に示されるように、チューブ51(第1輸送管)の下流端を二方に分岐させる、換言すると、チューブ52(第2輸送管)およびチューブ53(第3輸送管)の上流端をチューブ51(第1輸送管)の下流端に直接接続し、チューブ51(第1輸送管)の下流端から上流側の一定範囲(以下「対象範囲」と称する)に本実施形態を適用することができる。この場合、チューブ51(第1輸送管)の対象範囲は、管路断面の面積が不変で、かつ、左右方向の幅が下流端に向かって一定の比率で漸減される。これにより、金属粉末をチューブ51(第1輸送管)から各チューブ51,52,53の接続部の中心へ吐出させることができる。これにより、金属粉末をチューブ51(第1輸送管)から左右の各チューブ52,53へ均一に分配することができる。また、管継手21,31が不要となることから、部品点数を削減することができる。
11 粉体供給装置、22,32 第1輸送管、23,33 第2輸送管、24,34 第3輸送管

Claims (1)

  1. ガスの流れを利用して粉体を輸送する粉体供給装置であって、
    第1輸送管と、前記第1輸送管を二方に分岐させた一方の第2輸送管および他方の第3輸送管と、を有し、
    前記第2輸送管と前記第3輸送管とは、前記第1輸送管の中心線を対称軸として対称に配置され、
    前記第1輸送管は、上流側から下流端に至る過程で、断面積が不変で、かつ、下流端における管路断面の、前記第2輸送管の中心線と前記第3輸送管の中心線とを含む平面上の幅が、上流側の管路断面の、前記平面上の幅より狭いことを特徴とする紛体供給装置。
JP2016235004A 2016-12-02 2016-12-02 粉体供給装置 Expired - Fee Related JP6706008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016235004A JP6706008B2 (ja) 2016-12-02 2016-12-02 粉体供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016235004A JP6706008B2 (ja) 2016-12-02 2016-12-02 粉体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018090376A JP2018090376A (ja) 2018-06-14
JP6706008B2 true JP6706008B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=62563606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016235004A Expired - Fee Related JP6706008B2 (ja) 2016-12-02 2016-12-02 粉体供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6706008B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6983856B2 (ja) * 2019-11-20 2021-12-17 Dmg森精機株式会社 加工機械
JP7476141B2 (ja) 2021-07-05 2024-04-30 日本ピストンリング株式会社 ワーク加工装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539069Y2 (ja) * 1991-12-27 1997-06-18 協和醗酵工業株式会社 固形物材料気力輸送用連結ブロック
JP6015709B2 (ja) * 2014-05-14 2016-10-26 トヨタ自動車株式会社 肉盛加工における粉体供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018090376A (ja) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6015709B2 (ja) 肉盛加工における粉体供給方法
US7626136B2 (en) Powder metal cladding nozzle
JP6706008B2 (ja) 粉体供給装置
WO2013046950A1 (ja) パウダ供給ノズルおよび肉盛溶接方法
JP5895949B2 (ja) 紛体肉盛ノズル
US7525067B2 (en) Dual wire welding torch and method
JP2009277730A (ja) 薄膜の気相成長方法および気相成長装置
CN203999818U (zh) 一种激光宽带熔覆光内送粉装置
CN105506614A (zh) 粉体熔敷喷嘴
WO2017201993A1 (zh) 空腔零件激光3d成形工艺
US20180283590A1 (en) Resin pipe joint
EP3189924B1 (en) Nozzle for machining and optical machining device
JP2014161909A (ja) リモートレーザ加工装置
JP2018094623A (ja) レーザクラッド加工装置
KR102374843B1 (ko) 용접 와이어 및 공정 가스를 용접 장치에 공급하는 장치
US20150343565A1 (en) Method of forming feature on tube
RU2660499C2 (ru) Способ четырехсопловой газопорошковой лазерной наплавки с регулированием расхода порошка
JP5344813B2 (ja) 気中キャビテーションジェットノズル
JP2021023948A (ja) レーザクラッド加工装置
JP6549903B2 (ja) Si含有DLC膜の成膜装置
US11919033B2 (en) Coating humidification system
CN115464291B (zh) 一种带纵焊缝大管径管线焊缝排布设计方法
WO2023032813A1 (ja) サブマージアーク溶接継手、その製造方法および多電極サブマージアーク溶接用フラックス散布装置
JP7155816B2 (ja) オーステナイト系ステンレス鋼管溶接継手の製造方法及び溶接装置
Ungethüm et al. Joint welding of mild steel using a GMAW hot-wire process

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6706008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees