JP6704884B2 - 走行車両 - Google Patents

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Description

本発明は、前後進切換レバーを備えた走行車両に関する。
従来、特許文献1に開示された走行車両が知られている。
特許文献1に開示された走行車両は、ステアリングハンドルと、前進、中立及び後進位置に切り換え可能な前後進切換レバーと、を備えている。前後進切換レバーは、ステアリングハンドルの近傍に配置されるグリップと、当該グリップに接続された連繋部材とを有している。グリップの底面の縁には、凸部が設けられている。
特許第6181409号公報
上記走行車両においては、ステアリングハンドルを握りながら、グリップの底面の縁に設けられた凸部に指を引っ掛けて、前後進切換レバーを引き上げてから前方又は後方に揺動することで、前後進切換レバーを前進、中立及び後進位置へと切り換える操作が可能である。しかしながら、グリップの底面の縁に設けられた凸部に指を引っ掛けた状態では、グリップを保持する力が充分に得られないため、操作を確実に行えない場合があった。また、前後進切換レバーを引き上げる操作と、前方又は後方に揺動する操作の2段階の操作が必要であるため、操作性が悪かった。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、前進、中立及び後進位置の切り換え操作を確実に行うことができると共に操作性に優れている前後進切換レバーを備えた走行車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る走行車両は、走行可能な車体と、前記車体に設けられ且つ回転可能なステアリングハンドルと、前進位置、中立位置、後進位置に切り換え可能な前後進切換レバーと、を備え、前記前後進切換レバーは、前記中立位置にて引き上げ可能であり且つ引き上げた状態にて前方又は後方に揺動可能なレバー本体と、前記レバー本体の上部に装着されたグリップと、を有し、前記グリップは、上面を有している基部と、前記基部から下方に突出する突出部と、を有し、前記突出部は、前記ステアリングハンドルの回転軸側と反対側に設けられた先端面と、前記揺動方向の一方側に設けられ且つ前記先端面と連続する一方側面と、前記揺動方向の他方側に設けられ且つ前記先端面と連続する他方側面と、を有し、前記一方側面と前記他方側面は下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されている。
上記走行車両によれば、グリップに設けられた突出部を2本の指で挟んで操作することができるため、グリップを保持する力を充分に得ることができる。そのため、前後進切換レバーの切り換え操作を確実に行うことができる。また、一方側面と他方側面は下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されているため、操作者が前後進レバーを切り換えるべく指で突出部の一方側面又は他方側面に力を加えると、上方に向かう力と後方に向かう力とが自然に発生する。そのため、操作者は、引き上げる操作を意識することなく、前後進切換レバーを引き上げつつ前方又は後方に揺動させることができ、操作性に優れている。
ステアリングハンドル、前後進切換レバー等の周辺の斜視図である。 ステアリングハンドル、前後進切換レバー等の周辺の平面図である。 ステアリングハンドル、前後進切換レバー等の周辺の背面図である。 前後進切換レバーを基端側の上方から見た斜視図である。 前後進切換レバーを先端側の下方から見た斜視図である。 前後進切換レバーをグリップの厚み方向の上方から見た図である。 前後進切換レバーをグリップの幅方向の後方から見た図である。 前後進切換レバーをグリップの厚み方向の下方から見た図である。 前後進切換レバーの作用を説明する斜視図である。 グリップを先端側から見た図である。 図8のA−A線断面図である。 図8のB−B線断面図である。 図8のC−C線断面図である。 図8のD−D線断面図である。 図8のE−E線断面図である。 図8のF−F線断面図である。 グリップの突出部を2本の指で挟んだ状態を示す図である。 前後進レバーを前進位置に切り替えるときにグリップに作用する力の方向を示す図である。 前後進レバーを後進位置に切り替えるときにグリップに作用する力の方向を示す図である。 走行車両の側面図である。
以下、本発明に係る走行車両の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
図20は、本発明に係る走行車両の一実施形態を示す側面図である。本実施形態の場合、走行車両はトラクタ1である。但し、走行車両は、トラクタ1には限定されず、トラクタ1以外の作業車両であってもよい。例えば、コンバインや移植機等の農業用車両やローダ作業機等の建設用車両であってもよい。また、作業車両以外の乗用車両であってもよい。
以下、トラクタ(走行車両)1の運転席13に着座した運転者の前側(図20の左側)を前方、運転者の後側(図20の右側)を後方、運転者の左側(図20の手前側)を左方、運転者の右側(図20の奥側)を右方として説明する。
図20に示すように、トラクタ1は、走行可能な車体2を有している。車体2は、原動機E1と、フライホイールハウジング3と、クラッチハウジング4と、ミッションケース5と、前車軸フレーム6とを有している。
原動機E1は、ディーゼルエンジンである。原動機E1は、トラクタ1の前部に位置し、ボンネット10によって覆われている。原動機E1は、電動モータであってもよいし、ディーゼルエンジン及び電動モータを有しているハイブリッド型であってもよい。
フライホイールハウジング3は、原動機E1の後部に連結されていて、フライホイールを収容している。
クラッチハウジング4は、フライホイールハウジング3の後部に連結されている。クラッチハウジング4は、フライホイールを介して伝達される原動機E1の動力を断接可能に伝達するクラッチを収容している。
ミッションケース5は、クラッチハウジング4の後部に連結されている。ミッションケース5は、クラッチを介して伝達される動力を変速する変速装置(ミッション)を収容している。変速装置は、当該変速装置によって伝達する動力を、正転又は反転させて前進又は後進の出力に切り換える前後進切換機構7を有している。
前車軸フレーム6は、原動機E1に固定され且つ原動機E1から前方に突出している。前車軸フレーム6には、前車軸ケース15が支持されている。
トラクタ1は、車体2を走行可能に支持する走行装置8を有している。走行装置8は、車体2の前部に設けた複数の前輪と、車体2の後部に設けた複数の後輪とを有している車輪型の走行装置である。複数の前輪は、前車軸ケース15の左側に支持された左前輪11Lと、前車軸ケース15の右側に支持された右前輪11Rとを含む。複数の後輪は、ミッ
ションケース5の左側に支持され左後輪12Lと、ミッションケース5の右側に支持された右後輪12Rとを含む。走行装置は、セミクローラ型の走行装置(前輪と、後輪の代わりに採用されるクローラ式走行機構とを有している走行装置)であってもよい。
左前輪11L及び右前輪11Rは、前車軸ケース15の前部に配備されたステアリングシリンダ16のシリンダロッドの移動によって操向可能な操向輪である。前輪11L,11Rを操向操作することにより、車体2の向きを変更可能(車体2を操向可能)である。ステアリングシリンダ16は、油圧シリンダで構成される。
前輪11L,11R及び後輪12L,12Rのうち、少なくとも後輪12L,12Rは駆動輪とされ、当該駆動輪に変速装置から出力された動力が伝達される。
車体2の後部には、運転者が着座する運転席13が搭載されている。運転席13の前方には、操縦装置14が設けられている。操縦装置14は、操縦カバー18によって覆われた操縦台17を有している。操縦カバー18は、支持フレーム9に支持されている。支持フレーム9は、車体2に固定された支持部材39の上部に固定されている。
操縦台17は、車体2に立設されたブラケット23を有している。ブラケット23には、ステアリングハンドル19、ステアリングバルブ20及び前後進切換レバー(シャトルレバー)21等が支持されている。
ステアリングハンドル19は、車体2の操向を操作する部材であり、運転者によって手動操作される。ステアリングハンドル19は、運転者が握って操舵する把持部19aと、当該把持部19bを回転軸(ステアリングシャフト)22に支持する支持部19bと、を有している。本実施形態の場合、把持部19aは円環状に形成されている。
回転軸22は、ステアリングハンドル19の下部に接続されて下方に延びている。回転軸22は、ステアリングコラム24に挿通されて回転可能に支持されている。ステアリングコラム24の下部は、ブラケット23に固定されている。ステアリングコラム24の上部の周囲は、操縦カバー18の上部に設けられたコラムカバー25に覆われている。
ステアリングバルブ20は、ステアリングシリンダ16を制御するバルブである。ステアリングバルブ20は、ステアリングハンドル19によって操作されて作動油の流量を制御すると共に作動油の方向を切り換えるロータリバルブである。言い換えると、ステアリングバルブ20は、ステアリングハンドル19の操作を伝達する作動油を出力可能なバルブである。より詳しく説明すると、ステアリングバルブ20は、ステアリングハンドル19の操作量に応じた作動油を操作方向に対応するポートから出力する。ステアリングバルブ20から出力された作動油は、ステアリングシリンダ16に送られて、当該ステアリングシリンダ16のシリンダロッドを移動させる。これにより、ステアリングハンドル19の回転操作に応じて左前輪11L及び右前輪11Rが操向操作される。
前後進切換レバー21は、車体2の走行方向を切り換える操作を行う部材である。より詳しく説明すると、前後進切換レバー21を前方又は後方に操作(揺動)することにより、前後進切換機構7が切り換えられ、車体2の走行方向(進行方向)が前進方向又は後進方向に切り換えられる。
図1〜図3に示すように、コラムカバー25の前部には、テレスコレバー29が突出して設けられている。テレスコレバー29は、ステアリングハンドル19の高さを調整するレバーであって、ステアリングハンドル19の下方に配置されている。
コラムカバー25の側部には、側部カバー26が取り付けられている。側部カバー26は、ステアリングハンドル19の下方に配置されている。側部カバー26は、コラムカバー25の側部から回転軸22から離れる方向に延設されている。具体的には、側部カバー26は、コラムカバー25の左側部に取り付けられ、当該左側部から左前方に向けて突出するように延設されている。
側部カバー26の上面には、第1操作スイッチ27と第2操作スイッチ28が設けられている。本実施形態の場合、第1操作スイッチ27は、フロントワイパ・ウオッシャスイッチである。第2操作スイッチ28は、リアワイパ・ウオッシャスイッチである。側部カバー26は、上面に開口部26aを有している。開口部26aは、第1操作スイッチ16及び第2操作スイッチ17よりも回転軸13に近い側に設けられている。
前後進切換レバー21は、ステアリングハンドル19の把持部19aの下方に設けられている。前後進切換レバー21は、前方又は後方に揺動することによって、前進位置、中立位置、後進位置に切り換え可能である。図2において、中立位置にある前後進切換レバー21を符号21Nで示し、前進位置にある前後進切換レバー21を符号21Fで示し、後進位置にある前後進切換レバー21を符号21Rで示している。以下、図2に示した前後進切換レバー21の動き方向(前後方向)を「前後進切換レバー21の揺動方向」という。
前後進切換レバー21は、中立位置にあるときには、変速装置から走行装置8へ動力が出力されない。前後進切換レバー21が前進位置に操作されると、前後進切換機構7が前進動力を出力する状態となり、車体2の走行方向が前進方向に切り換えられる。前後進切換レバー21が後進位置Rに操作されると、前後進切換機構7が後進動力を出力する状態となり、車体2の走行方向が後進方向に切り換えられる。
図1〜図4に示すように、前後進切換レバー21は、レバー本体30とグリップ31とを有している。
図4〜図7に示すように、レバー本体30は、第1部位30aと第2部位30bと第3部位30cとを有している。第1部位30a、第2部位30b、第3部位30cは、単一部材から形成してもよいし、複数の部材から形成して溶接等により一体化してもよい。
第1部位30aは、レバー本体30の上部に位置している。図3に示すように、第1部位30aは、側部カバー26の上方であって且つステアリングハンドル19の把持部19aの下方に配置される。第1部位30aは、直線状であって、一端部がステアリングハンドル19の回転軸13側に配置され、他端部がステアリングハンドル19の回転軸13と反対側に配置される。言い換えれば、第1部位30aは、一端部から他端部にかけて回転軸13から離れる方向に延びる。
図7に示すように、第1部位30aは、回転軸13側(矢印D1側)から回転軸13と反対側(矢印D2側)に向かうにつれて次第に上方に移行するように傾斜して延びている。第2部位30bは、第1部位30aの他端部から屈曲して下方に延びている。第2部位30bは、側部カバー26の開口部26aを貫通して延びている。第2部位30bの一端部は側部カバー26の外部(上方)に位置し、他端部は側部カバー26の内部に位置している。第3部位30cは、直線状であって、一端側が第2部位30bの他端部(下端部)に接続されており、当該他端部から回転軸13側(矢印D1側)に延びている。
図4、図7に示すように、第3部位30cの延設方向の中途部には、貫通孔30dが設けられている。図9に示すように、貫通孔30dには、枢軸32が挿通される。枢軸32は、U字状の取付部材33を第3部位30cに枢支している。取付部材33には、支軸34の上端部が取り付けられている。支軸34は、取付部材33から下方に延びている。支軸34の下部は、円筒状の支持筒(図示略)に挿通されており、当該支持筒によって軸心回りに回転可能に支持されている。支軸34は、前後進切換レバー21を前方又は後方に揺動させることによって、軸心回りに回転する。
図20に示すように、支軸34の下部には、伝達部材35の一端側が連結されている。伝達部材35の他端側は、前後進切換機構7に連結されている。伝達部材35は、前後進切換レバー21の操作を前後進切換機構7に伝達する部材である。
前後進切換レバー21を前進位置に操作すると、当該操作は伝達部材35を介して前後進切換機構7に伝達され、前後進切換機構7が前進動力を出力する状態に切り換えられる。前後進切換レバー21を後進位置に操作すると、当該操作は伝達部材35を介して前後進切換機構7に伝達され、前後進切換機構7が後進動力を出力する状態に切り換えられる。
図7、図9の矢印D3に示すように、レバー本体30は、枢軸32を支点として上方又は下方に揺動可能である。詳しくは、レバー本体30は、枢軸32を支点として、第1部位30a側(グリップ31側)を上昇させると第3部位30c側(グリップ31と反対側)が下降し、第1部位30a側を下降させると第3部位30c側が上昇する。つまり、レバー本体30は、グリップ31と共に枢軸32を支点として上方又は下方に揺動可能とな
っている。レバー本体30は、バネ(図示略)によってグリップ31側が下がる方向に向けて付勢されている。従って、レバー本体30を上方に揺動させる(引き上げる)操作は、グリップ31をバネの付勢力に抗して引き上げることにより行う。
レバー本体30は、前後進切換レバー21が中立位置にあるときに、バネの付勢力に抗して上方に揺動させる(引き上げる)ことができ、引き上げた状態にて前方又は後方に揺動可能である。言い換えれば、レバー本体30は、前後進切換レバー21が中立位置にないときには前方又は後方に揺動できないように規制されている。このレバー本体30の操作の規制は、ガイド板36によって行われる。ガイド板36は、ステアリングハンドル19等を支持するブラケット23に固定されている。
図9に示すように、ガイド板36は、縦板36aと横板36bとを有している。縦板36aは、一方の面がグリップ21側(第3部位30cの一端側)を向き且つ他方の面がグリップ21と反対側(第3部位30cの他端側)を向いて、上下方向に延びている。横板36bは、縦板36aの下部からグリップ21側(第3部位30cの一端側)に延びている。ガイド板36は、挿通孔37とガイド溝38とを有している。挿通孔37は、横板36bに設けられており、支軸34が挿通されている。
ガイド溝38は、縦板36aに設けられており、案内部38aと係止部38bとを有している。案内部38aは、前後方向(前後進切換レバー21の揺動方向)に延びており、円弧状に形成されている。係止部38bは、案内部38aの前後方向の中途部から上方に延びる溝として形成されている。ガイド溝38には、レバー本体30の第3部位30cの他端部が挿入されている。尚、本実施形態の場合、第3部位30cの他端部を直接的にガイド溝38に挿入しているが、第3部位30cの他端部に他の部材を取り付け、当該他の部材をガイド溝38に挿入してもよい。この場合、他の部材の形状や位置等に対応させてガイド板36の形状や位置を変更してもよい。
図9に示すように、前後進切換レバー21は、符号31Nで示す中立位置にあるときには、第3部位30cの他端部が係止部38bに係止されるため、前方又は後方に揺動することができない。前後進切換レバー21を中立位置において、矢印D4に示すように上方に揺動する(レバー本体30のグリップ31側を引き上げる)と、矢印D5に示すように第3部位30cの他端部が係止部38bから離脱する。そのため、当該他端部は、矢印D6、D7及び仮想線に示すように、案内部38aに沿って移動可能となる。そのため、前後進切換レバー21は、前後方向に揺動可能となる。詳しくは、前後進レバー21のグリップ31側を前方に揺動させる(符号31Fで示す位置に移動させる)と、第3部位30cの他端部は、後方(矢印D6の方向)に移動する。前後進レバー21のグリップ31側を後方に揺動させる(符号31Rで示す位置に移動させる)と、第3部位30cの他端部は、前方(矢印D7の方向)に移動する。
上述の通り、レバー本体30は、中立位置にて引き上げ可能であり且つ引き上げた状態にて前方又は後方に揺動可能である。レバー本体30の引き上げ操作及び揺動操作は、運転席13に着座した運転者(操作者)がグリップ31を把持して行うことができる。
以下、グリップ31について詳しく説明する。
図4〜図7等に示すように、グリップ31は、レバー本体30の上部に装着されている。グリップ31は、操作者が前後進切換レバー21を操作する際に把持する部分である。
以下、グリップ31に関する説明において、図6〜図8に矢印A1で示す方向を「奥行方向」という。奥行方向A1は、前後進切換レバー21の揺動方向(前後方向)に直交する方向である。言い換えれば、奥行方向A1は、ステアリングハンドル19の回転軸22側と反対側から回転軸22側へと向かう方向である。更に言い換えれば、奥行方向A1は、レバー軸31の第1部位30aの他端部から一端部へ向かう方向である。また、図6、図8、図10に示す前後進切換レバー21の揺動方向(前後方向)A2を「幅方向」という。幅方向A2は奥行方向A1と直交する方向である。また、図6、図8に示す奥行方向A1におけるグリップ31の中心CL1を「奥行方向中心」といい、図6、図8、図10に示す幅方向A2におけるグリップ31の中心CL2を「幅方向中心」という。また、図10に示す幅方向A2であって且つ幅方向中心CL2から離れる方向A3を「外方」、幅
方向A2であって且つ幅方向中心CL2に近づく方向A4を「内方」という。また、図6〜図8に示す奥行方向A1における回転軸22側(A5側)を「基端側」といい、奥行方向A1における回転軸22側と反対側(A6側)を「先端側」という。また、図7、図10に示す上方から下方又は下方から上方に向かう方向であって、且つ奥行方向A1及び幅方向A2に直交する方向A7を「厚み方向」という。
図5、図7、図10等に示すように、グリップ31は、上面47を有する基部40と、基部40から下方に突出する突出部41と、を有している。基部40と突出部41とは一体に形成されており、基部40はグリップ31の上部を構成し、突出部41はグリップ31の下部を構成している。
図6に示すように、基部40の先端側には、幅方向A2に延びる直線状の第1縁部401が設けられている。基部40の基端側には、第2縁部402が設けられている。第2縁部402は、外方から内方に向かうにつれて基端側に移行する略V字状に形成されている。基部40の前側には、第1縁部401の前部と第2縁部402の前部とを繋ぐ直線状の第3縁部403が設けられている。基部40の後側には、第1縁部401の後部と第2縁部402の後部とを繋ぐ直線状の第4縁部404が設けられている。第3縁部403と第4縁部404との間の距離は、基端側から先端側に向かうにつれて次第に拡がっている。第1縁部401と第3縁部403の境界部、第1縁部401と第4縁部404の境界部、第2縁部402と第3縁部403の境界部、第2縁部402と第4縁部404の境界部は、いずれも曲線状に形成されている。本実施形態の場合、基部40は、第1縁部401〜第4縁部404によって、厚み方向A7の上方から見た上面視において略五角形に形成されているが、略四角形等の他の形状に形成してもよい。
基部40の上面47は、グリップ31の上面を構成している。図7に示すように、上面47は、先端側A6から基端側A5に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。また、図10に示すように、上面21は、幅方向A2の中心が、幅方向A2の一方側(前側)及び他方側(後側)よりも***した湾曲面に形成されている。別の言い方をすれば、上面21は、奥行方向A1から見て、上に凸形の円弧状面に形成されている。
図4、図6等に示すように、上面21には、前進を意味する「F」、中立を意味する「N」、後進を意味する「R」の文字が表示されている。「F」の文字は、グリップ31の上面21における前後進切換レバー21の揺動方向の一方側(前側)に表示されている。「R」の文字は、グリップ31の上面21における前後進切換レバー21の揺動方向の他方側(後側)に表示されている。「N」の文字は、「F」の文字と「R」の文字の間に表示されている。また、「N」の文字のグリップ基端側には、「LIFT」の文字が表示されている。「F」の文字のグリップ基端側には、前方を指し示す記号(三角形矢印)が表示されている。「R」の文字のグリップ基端側には、後方を指し示す記号(三角形矢印)が表示されている。
本実施形態の場合、上述した文字及び記号は、上面21から突出した凸部により表示されているが、文字及び記号を印刷したシールを上面21に貼付する等して表示してもよい。
操作者は、グリップ31の上面に表示された文字及び記号を見ることによって、前後進切換レバー21を、中立位置にて引き上げた後、前進位置、中立位置、後進位置へと切り替える操作を正確に行うことができる。
図4、図5、図7、図8、図10等に示すように、突出部41は、先端面42、基端面43、一方側面44、他方側面45.下面46を有している。
先端面42は、突出部41の先端側(ステアリングハンドル19の回転軸22側と反対側)に設けられた面である。図7に示すように、先端面42は、下面46に近づくにつれて(厚み方向A7の下方に向かうにつれて)基端側A5に移行する傾斜面に形成されている。先端面42の上部は、基部40の第1縁部401と滑らかな曲面で繋がっている。
基端面43は、突出部41の基端側(ステアリングハンドル19の回転軸22側)に設けられた面である。図5、図7、図8に示すように、基端面43は、グリップ31の基端に位置する第1基端面431と、グリップ31の奥行方向A1の中途部に位置する第2基
端面432とを有している。第1基端面431の上部は、基部40の第2縁部402と滑らかな曲面で繋がっている。
一方側面44は、前後進切換レバー21の揺動方向の一方側に設けられた面である。言い換えれば、一方側面44は、幅方向A2の一方側(前側)に設けられた面である。一方側面44は、突出部41の前面を構成している。一方側面44の上部は、基部40の第3縁部403と滑らかな曲面で繋がっている。
他方側面45は、前後進切換レバー21の揺動方向の他方側(後側)に設けられた面である。言い換えれば、他方側面45は、幅方向A2の他方側に設けられた面である。他方側面45は、突出部41の後面を構成している。他方側面45の上部は、基部40の第4縁部404と滑らかな曲面で繋がっている。
図5、図10に示すように、一方側面44と他方側面45は、下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されている。言い換えれば、一方側面44及び他方側面45は、下方(厚み方向A7の下方)に向かうにつれて内方に移行するように形成されている。図10に示すように、一方側面44と他方側面45は、幅方向中心CL2を挟んで対称に形成されている。突出部41は、奥行方向A1から見て、下に向いた凸形状に形成されており、幅方向中心CL2において最も突出している。
図8に示すように、一方側面44は、基端側(回転軸22側)に位置する一方基端部441と、先端側(回転軸22側と反対側)に位置する一方先端部442と、を有している。本実施形態において、一方基端部441は一方側面44の右端部であり、一方先端部442は一方側面44の左端部である。
図8に示すように、他方側面45は、基端側(ステアリングハンドル19の回転軸22側)に位置する他方基端部451と、先端側(回転軸22側と反対側)に位置する他方先端部452と、を有している。本実施形態において、他方基端部451は他方側面45の右端部であり、他方先端部452は他方側面45の左端部である。
図5、図8に示すように、一方側面44及び他方側面45は、先端面42と連続している(繋がっている)。具体的には、一方側面44は、一方先端部442において先端面42と連続している。他方側面45は、他方先端部452において先端面42と連続している。一方先端部442と先端面42との境界部K1、及び、他方先端部452と先端面42との境界部K2は、いずれも滑らかな曲面に形成されている。
また、一方側面44及び他方側面45は、基端面43と連続している(繋がっている)。具体的には、一方側面44は、一方基端部441において第1基端面431と連続している。また、一方側面44は、一方基端部441と一方先端部442との中途部において、第2基端面432と連続している。他方側面45は、他方基端部451において第1基端面431と連続している。また、他方側面45は、他方基端部451と他方先端部452との中途部において、第2基端面432と連続している。
上述したように、突出部41の一方側面44及び他方側面45は、先端面42及び基端面43と連続している。言い換えれば、突出部41は、グリップ31の奥行方向A1の全長に亘って設けられている。但し、突出部41の一方側面44及び他方側面45は、少なくとも先端面42と連続していればよく、基端面43とは連続していなくてもよい。つまり、突出部41は、グリップ31の奥行方向A1の全長に亘って設けられていなくてもよく、奥行方向A1の先端側から中途部までの範囲のみに設けられていてもよい。
図10〜図13に示すように、一方側面44は、下方に移行するにつれて他方側面45側に凹んだ第1湾曲部51を有している。他方側面45は、下方に移行するにつれて一方側面44側に凹んだ第2湾曲部52を有している。第1湾曲部51と第2湾曲部52は、奥行方向A1から見て、互いに接近する方向に凹んでいる。より詳しくは、第1湾曲部及び第2湾曲部52は、上方且つ内方に向けて凸形となる円弧状に湾曲している。第1湾曲部51及び第2湾曲部52は、突出部41の付け根部分(突出部41における基部40に繋がる部分)に形成されている。
図10において、一方先端部442における第1湾曲部51及び第2湾曲部52を実線で示し、一方基端部441と一方先端部442との間の中途部(図8のB−B断面位置)
における第1湾曲部51及び第2湾曲部52を破線で示している。
図10に示すように、第1湾曲部51は、一方基端部441と一方先端部442との間の中途部における曲率半径R1が、一方先端部442における曲率半径R2よりも小さい(R2>R1)。また、第2湾曲部52は、他方基端部451と他方先端部452との間の中途部における曲率半径R3が、他方先端部452における曲率半径R4よりも小さい(R4>R3)。
より詳しく説明すると、図8、図10〜図12に示すように、一方基端部441と一方先端部442との間の中途部における曲率半径R1は、一方先端部442から奥行方向中心CL1に向かうにつれて次第に小さくなっている。つまり、図10〜図12において、R2>R11>R12となっている。尚、曲率半径R11、R12は、一方基端部441と一方先端部442との間の中途部における曲率半径であるため、曲率半径R1に含まれる概念(下位概念)である。
また、他方基端部451と他方先端部452との間の中途部における曲率半径R3は、他方先端部452から奥行方向中心CL1に向かうにつれて次第に小さくなっている。つまり、図10〜図13において、R4>R31>R32となっている。尚、曲率半径R31、R32は、他方基端部451と他方先端部452との間の中途部における曲率半径であるため、曲率半径R3に含まれる概念(下位概念)である。
別の言い方をすると、第1湾曲部51の曲率半径及び第2湾曲部52の曲率半径は、グリップ31の奥行方向A1の中途部から先端側に向かうにつれて大きくなっている。また、第1湾曲部51の曲率半径及び第2湾曲部52の曲率半径は、グリップ31の奥行方向A1の中途部から基端側に向かうにつれて大きくなっている。つまり、第1湾曲部51の曲率半径及び第2湾曲部52の曲率半径は、グリップ31の奥行方向A1の中途部において最小となっている。
第1湾曲部51の曲率半径が最小となる位置と、第2湾曲部52の曲率半径が最小となる位置とは、奥行方向A1において同じ位置となっている。第1湾曲部51の曲率半径が最小となる位置及び第2湾曲部52の曲率半径が最小となる位置は、奥行方向中心CL1に設けることが好ましいが、奥行方向中心CL1から前方又は後方にずれた位置に設けてもよい。
図8、図13〜図15に示すように、グリップ31の奥行方向中心CL1よりも基端側においては、第1湾曲部51に第1凹み部51aが形成され、第2湾曲部52に第2凹み部52aが形成されている。本実施形態の場合、第1凹み部51a及び第2凹み部52aは、奥行方向中心CL1よりもやや前方位置(図8のC−C断面位置)から奥行方向中心CL1までの範囲にも形成されている。第1凹み部51a及び第2凹み部52aは、突出部41の付け根部分において基部40をえぐるように斜め上向きに凹んでいる。第1凹み部51a及び第2凹み部52aの深さは、先端側から基端側に向かうにつれて深くなっている。
図5、図7、図8、図12〜図15に示すように、一方側面44には、第1リブ48が設けられている。他方側面45には、第2リブ49が設けられている。第1リブ48及び第2リブ49は、奥行方向A1に間隔をあけて複数(本実施形態の場合は3つ)設けられている。第1リブ48と第2リブ49は。幅方向中心CL2を挟んで対称位置に設けられている。第1リブ48及び第2リブ49は、奥行方向中心CL1よりも基端側に設けられている。言い換えれば、第1リブ48は、第1湾曲部51の曲率半径が最小となる位置よりも基端側に設けられている。また、第2リブ49は、第2湾曲部52の曲率半径が最小となる位置よりも基端側に設けられている。第1リブ48は、一方側面44の第1湾曲部51の上部から下部に延びて設けられている。第2リブ49は、他方側面45の第2湾曲部52の上部から下部に延びて設けられている。第1リブ48は、グリップ31の一方側面44を補強している。第2リブ49は、グリップ31の他方側面45を補強している。また、第1リブ48及び第2リブ49は、グリップ31の突出部41を指で把持したときに、指の滑りを防止する滑り止めの機能も有している。
図8に一点鎖線L44.L45で示すように、厚み方向A7の下方側から見た下面視(
以下、単に「下面視」という)において、一方側面44と他方側面45は、奥行き方向中心CL1から先端側又は基端側に向かうにつれて次第に離間している。言い換えれば、突出部41は、下面視において、奥行き方向中心CL1が内方に向けてくびれている。具体的には、一方側面44は第1くびれ部44aを有しており、他方側面45は第2くびれ部45aを有している。第1くびれ部44aは、下面視において他方側面45側に凹んでいる。第2くびれ部45aは、下面視において一方側面44側に凹んでいる。
第1くびれ部44aのくびれが最大となる位置と、第2くびれ部45aのくびれが最大となる位置とは、奥行方向A1において同じ位置となっている。下面視において、一方側面44と他方側面45との距離は、奥行方向中心CL1において最も小さく、奥行方向中心CL1から離れるにつれて(先端側又は基端側に向かうにつれて)大きくなっている。
図6〜図8、図10等に示すように、先端面42の下端部、基端面43の下端部、一方側面44の下端部、他方側面45の下端部は、下面46により連絡されている。図5、図7に示すように、下面46は、幅方向A2から見て、段差を有して形成されている。言い換えれば、グリップ31は、幅方向A2から見て、上面46との距離が大きい第1底面461と、上面46との距離が小さい第2底面462と、を有している。第1底面461は、グリップ31の基端側に設けられている。第2底面462は、グリップ31の先端側に設けられている。図7に示すように、第1下面412と第2底面461は、いずれも先端側から基端側に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。図5、図10等に示すように、第1下面461は、奥行方向A1から見て、下方に凸形の円弧状の湾曲面に形成されており、幅方向中心CL2が最も下方に位置している。図5、図7に示すように、第2底面462は、第1基端面431と第2基端面432とを連絡している。
図10に示すように、突出部41の厚さ(厚み方向A7の長さ)T1は、基部40の厚さT2よりも大きい。好ましくは、突出部41の厚さT1は、基部40の厚さT2の2倍以上である。より好ましくは、突出部41の厚さT1は、基部40の厚さT2の3倍以上である。突出部41の厚さT1を基部40の厚さT2よりも大きくすることによって、突出部41を指で把持する際に、確実に且つ容易に把持することができる。
図4、図5、図7、図8、図11〜図16に示すように、グリップ31は、係合部31aを有している。係合部31aは、突出部41に設けられている。具体的には、係合部31aは、突出部41の一方側面44と他方側面45との間に設けられている。係合部31aには、レバー本体30が係合されている。
係合部31aは、係合穴31bと係合溝31cとを有している。係合穴31bと係合溝31cとは奥行方向A1に連続して設けられている。係合穴31bは、グリップ31の第1底面461の上方に設けられている。係合穴31bは、断面略円形の穴であって、基端面43の第2基端面432において開口しているが、先端面42においては開口していない。つまり、係合穴31bは、第2基端面432を入口とする非貫通穴である。係合溝31cは、グリップ31の第2底面462に設けられている。係合溝31cは、第2底面462から上方に向けて凹んだ溝である。係合溝31cは、基端面43の第1基端面431から第2基端面432に亘って延設されて、係合穴31bと繋がっている。
係合部31aには、レバー本体30の第1部位30aが係合されている。レバー本体30の第1部位30aは、係合部31aに係合されて基端側から先端側に延びている。第1部位30aは、基端側において係合溝31cに嵌め入れられ、先端側において係合穴31bに挿入されている。
図5、図8、図12等に示すように、第1部位30aは、固定部材50によりグリップ31に対して固定されている。固定部材50は、ビスやねじ等であって、グリップ31の第1底面461に設けられた穴に挿入されて第1部位30aに固定されている。固定部材50は、奥行方向A1に並んで複数(2つ)設けられている。
このように、グリップ31が一方側面44と他方側面45との間に係合部31aを有し、レバー本体30が係合部31aに係合されているため、グリップ31とレバー本体30とを容易に且つ確実に固定することができる。そのため、グリップ31に加えられた力をレバー本体30に対して確実に伝達することが可能となる。
以下、上記実施形態に係る走行車両1の作用効果について説明する。
上記走行車両1において、運転席13に着座した運転者(操作者)は、片手(本実施形態の場合、左手)の親指をステアリングハンドル19に引っ掛けた状態で、親指の付け根付近を中心に回転しながら、当該片手の他の指で前後進切換レバー21を操作する。前後進切換レバー21の操作は、親指以外の2本の指(例えば、人差し指と中指、中指と薬指)でグリップ31の突出部41を挟んで行う。
図17において、突出部41を挟んだ2本の指Y1,Y2の断面の外形を仮想線で模式的に表している。図示のように、一方の指Y1は突出部41の一方側面44側に配置され、他方の指Y2は突出部41の他方側面45側に配置される。この2本の指Y1,Y2の配置は、グリップ31の先端側から基端側に向けて指を差し入れて行われるが、一方側面44及び他方側面45が先端面42と連続していることで、グリップ31の先端側に指を遮る部分がないため、指Y1,Y2の差し入れを容易に行うことができる。
ここで、上述したように、前後進切換レバー21を中立位置から前進位置又は後進位置に操作する場合、レバー本体30を中立位置で引き上げた状態にて前方又は後方に揺動させる必要がある。以下、この点を踏まえつつ本実施形態に係る前後進切換レバー21を中立位置から前方位置又は後方位置に操作するときの作用について説明する。
先ず、前後進切換レバー21を中立位置から前進位置に操作する場合について、図18を参照して説明する。
前後進切換レバー21を中立位置から前進位置に操作する場合、2本の指(一方の指Y1,他方の指Y2)でグリップ31の突出部41を挟んでから、他方の指Y2で突出部41の他方側面45に対して前方に向かう力F1を加える。ここで、一方側面44と他方側面45は下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されており、他方側面45は下方に向かうにつれて前方に向かうように傾斜しているため、力F1は斜め前上方(前方且つ上方)に向かう力として他方側面45に作用する。これにより、力F1が加えられた他方側面45には、上方に向かう第1分力F2と、前方に向かう第2分力F3とが作用する。第1分力F2は、レバー本体30を引き上げる力として作用する。第2分力F3は、レバー本体30を前方に揺動させる力として作用する。そのため、第1分力F2と第2分力F3の作用によって、レバー本体30は、中立位置にて引き上げられると共に前方に揺動されることとなる。その結果、前後進切換レバー21は中立位置から前進位置に切り換えられる。
次に、前後進切換レバー21を中立位置から前進位置に操作する場合について、図19を参照して説明する。
前後進切換レバー21を中立位置から後進位置に操作する場合、2本の指(一方の指Y1,他方の指Y2)でグリップ31の突出部41を挟んでから、一方の指Y1で突出部41の一方側面44に対して後方に向かう力F4を加える。ここで、一方側面44と他方側面45は下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されており、一方側面44は下方に向かうにつれて後方に向かうように傾斜しているため、力F4は斜め後上方(後方且つ上方)に向かう力として一方側面44に作用する。これにより、力F4が加えられた一方側面44には、上方に向かう第1分力F5と、後方に向かう第2分力F6とが作用する。第1分力F5は、レバー本体30を引き上げる力として作用する。第2分力F6は、レバー本体30を後方に揺動させる力として作用する。そのため、第1分力F5と第2分力F6の作用によって、レバー本体30は、中立位置にて引き上げられると共に後方に揺動されることとなる。その結果、前後進切換レバー21は中立位置から後進位置に切り換えられる。
上述したように、本実施形態のグリップ31によれば、操作者が指Y2で突出部41の他方側面45に対して操作力(押圧力)F1を加えると、当該操作力F1は斜め上前方に向かう力として作用し、上方に向かう第1分力F2と前方に向かう第2分力F3とが自然に発生する。そのため、操作者は、レバー本体30を引き上げる操作を意識することなく、レバー本体30を引き上げつつ前方に揺動させて、前後進切換レバー21を中立位置から前進位置に切り換えることができる。また、操作者が指Y1で突出部41の一方側面4
4に対して操作力(押圧力)F4を加えると、当該操作力F4は斜め上後方に向かう力として作用し、上方に向かう第1分力F5と後方に向かう第2分力F6とが自然に発生する。そのため、操作者は、レバー本体30を引き上げる操作を意識することなく、レバー本体30を引き上げつつ後方に揺動させて、前後進切換レバー21を中立位置から後進位置に切り換えることができる。
つまり、本実施形態のグリップ31によれば、突出部41の一方側面44又は他方側面45を指で押圧するという1つの操作によって、レバー本体30を引き上げつつ前方又は後方に揺動させて、前後進切換レバー21を中立位置から前進位置又は後進位置に切り換えることができる。そのため、前後進切換レバー21の切り換え操作を容易に行うことができ、操作性に優れている。また、前後進切換レバー21の切り換え操作を繰り返した場合でも指に掛かる負担が小さい。
また、グリップ31の突出部41を2本の指で挟んで前後進切換レバー21を操作することができるため、1本の指を引っ掛けて操作するグリップと比較して、グリップ31を保持する力を充分に得ることができ、前後進切換レバーの切り換え操作を確実に行うことが可能となる。
また、操作者が、突出部41の一方側面44又は他方側面45に指を当てて操作力(押圧力)F1,F4を加えない限り、レバー本体30を引き上げる方向の分力F2,F5は発生しない。そのため、操作者の意図に反して前後進切換レバー21に手が当たった場合でも、前後進切換レバー21が中立位置から切り換わることがなく安全である。
また、グリップ31は、突出部41が奥行方向A1の全長に亘って設けられているため、操作者は、指を奥行き方向A1に深く差し入れて突出部41を挟むことができる。これにより、突出部41を2本の指で確実に挟み込んで把持しながら、前後進切換レバー21の切り換え操作を行うことができる。
また、グリップ31は、一方側面44が下方に移行しながら他方側面45側に凹んだ第1湾曲部51を有し、他方側面45が下方に移行しながら一方側面44側に凹んだ第2湾曲部52を有している。そのため、第1湾曲部51に指Y1の表面を沿わせることができ、第2湾曲部52に指Y2の表面を沿わせることができる。これにより、一方側面44及び他方側面45に対して力を伝え易くなり、操作感が良好となる。また、レバー本体30を引き上げる方向の第1分力F2,F5を確実に発生させることができる。
ここで、図19に示す第1湾曲部51における湾曲の頂点(最も凹んだ部分)に対する接線L1と、幅方向中心線CL2とのなす角度α1は、約45°(例えば、40°〜50°)に設定することが好ましい。また、図18に示す第2湾曲部52における湾曲の頂点(最も凹んだ部分)に対する接線L2と、幅方向中心線CL2とのなす角度α2は、約45°(例えば、40°〜50°)に設定することが好ましい。このような角度に設定することにより、レバー本体30を引き上げる方向の第1分力F2,F5と、前後進切換レバー21を操作する方向(前方又は後方)の第2分力F3,F6をバランス良く発生させることができる。但し、接線L1と当該接線L1に直交する法線L2とのなす角度は、約45°には限定されず、前後進切換レバー21を操作に適した第1分力F2,F5と第2分力F3,F6を発生させることが可能な範囲で適宜変更することができる。
また、第1湾曲部51は、一方基端部441と一方先端部442との間の中途部における曲率半径R1が一方先端部442における曲率半径R2よりも小さく、第2湾曲部52は、他方基端部451と他方先端部452との間の中途部における曲率半径R3が、他方先端部452における曲率半径R4よりも小さい。言い換えれば、第1湾曲部51と第2湾曲部52の曲率半径は、奥行き方向A1の中途部から先端側に向かうにつれて増加している。
そのため、操作者が、親指をステアリングハンドル19に引っ掛けて親指の付け根付近を中心に回転しながら他の指で前後進切換レバー21を操作すると、当該他の指の指先が親指の付け根付近を中心とした円形上を移動し、これに伴って他の指が押すグリップ31の量は徐々に増加していく。つまり、他の指は、一方側面44及び他方側面45を曲率半径が増加する方向である先端側に向けて滑りながら移動するため、グリップ31から受け
る反力が次第に大きくなる。このとき、指を動かす力が一定であると、グリップ31から受ける反力によって指が押し戻されるため、当該反力に抗してグリップを押す指の力が自然と強まる。これにより、操作者は前後進切換レバー21の操作時に自然と指先に力を入れることができるようになり、適当な操作力を得ることができる。そのため、前後進切換レバー21の操作時に不必要に過剰な力を入れる必要が無くなり、指がグリップから滑り落ちることや、繰り返しの操作によって指が痛くなることが防がれる。
グリップ31の滑り止め対策としては、グリップ31の表面にシボ加工等の粗面化処理をする方法があるが、この方法では指が粗面を擦ることで痛みを感じることがある。また、グリップ31の表面にゴム等の滑り止めのコーティングを施す方法もあるが、この方法では指の滑りが悪くなり操作性が悪くなる。これに対して、本実施形態のグリップ31によれば、グリップ31の表面が平滑であっても、上述の通り適当な操作力を得ることができるため、指の痛みを感じたり操作性が低下したりすることが防止できる。
また、一方側面44は下面視において他方側面45側に凹んだ第1くびれ部44aを有し、他方側面45は下面視において一方側面44側に凹んだ第2くびれ部45aを有している。この構成によっても、操作者は前後進切換レバー21の操作時に自然と指先に力を入れることができるようになり、適当な操作力を得ることができる。そのため、前後進切換レバー21の操作時に不必要に過剰な力を入れる必要が無くなり、指がグリップから滑り落ちることや、繰り返しの操作によって指が痛くなることが防がれる。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 走行車両
2 車体
19 ステアリングハンドル
21 前後進切換レバー
30 レバー本体
31 グリップ
31a 係合部
40 基部
41 突出部
42 先端面
43 基端面
44 一方側面
44a 第1くびれ部
442 一方先端部
45 他方側面
45a 第2くびれ部
452 他方先端部
47 上面
51 第1湾曲部
52 第2湾曲部

Claims (6)

  1. 走行可能な車体と、
    前記車体に設けられ且つ回転可能なステアリングハンドルと、
    前進位置、中立位置、後進位置に切り換え可能な前後進切換レバーと、
    を備え、
    前記前後進切換レバーは、前記中立位置にて引き上げ可能であり且つ引き上げた状態にて前方又は後方に揺動可能なレバー本体と、前記レバー本体の上部に装着されたグリップと、を有し、
    前記グリップは、上面を有する基部と、前記基部から下方に突出する突出部と、を有し、
    前記突出部は、前記ステアリングハンドルの回転軸側と反対側に設けられた先端面と、前記揺動方向の一方側に設けられ且つ前記先端面と連続する一方側面と、前記揺動方向の他方側に設けられ且つ前記先端面と連続する他方側面と、を有し、前記一方側面と前記他方側面は下方に向かうにつれて次第に接近するように形成されている走行車両。
  2. 前記突出部は、前記ステアリングハンドルの回転軸側と反対側から前記回転側へと向かう奥行方向の全長に亘って設けられている請求項1に記載の走行車両。
  3. 前記一方側面は、下方に移行しながら前記他方側面側に凹んだ第1湾曲部を有し、
    前記他方側面は、下方に移行しながら前記一方側面側に凹んだ第2湾曲部を有する請求項1又は2に記載の走行車両。
  4. 前記一方側面は、前記ステアリングハンドルの回転軸側に位置する一方基端部と、前記回転軸と反対側に位置する一方先端部と、を有し、
    前記他方側面は、前記ステアリングハンドルの回転軸側に位置する他方基端部と、前記回転軸と反対側に位置する他方先端部と、を有し、
    前記第1湾曲部は、前記一方基端部と前記一方先端部との間の中途部における曲率半径が、前記一方先端部における曲率半径よりも小さく、
    前記第2湾曲部は、前記他方基端部と前記他方先端部との間の中途部における曲率半径が、前記他方先端部における曲率半径よりも小さい請求項3に記載の走行車両。
  5. 前記一方側面は、下面視において前記他方側面側に凹んだ第1くびれ部を有し、
    前記他方側面は、下面視において前記一方側面側に凹んだ第2くびれ部を有している請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行車両。
  6. 前記グリップは、前記一方側面と前記他方側面との間に係合部を有し、
    前記レバー本体は、前記係合部に係合されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の走行車両。
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