JP6701846B2 - 管理装置、バックアップシステム、バックアップ管理方法、プログラム - Google Patents

管理装置、バックアップシステム、バックアップ管理方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、バックアップシステム、バックアップ管理方法、プログラムに関する。
コンピュータ装置にはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置が設けられている。このHDDに記録されている情報のバックアップを行うために、例えばコンピュータ装置に通信ネットワークを介して接続するストレージシステムの技術が存在する。またネットワークを介して接続されたストレージシステム等の記憶装置にデータを記録する技術が特許文献1に開示されている。
国際公開第2015/141219号
ところでコンピュータ装置のバックアップには管理者の手間がかかると共に、バックアップ先となる記憶装置にデータをコピーする際に時間がかかっていた。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる管理装置、バックアップシステム、バックアップ管理方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、管理装置は、コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理する管理装置が、前記拡張通信部と、前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視部と、前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理部と、を備え、バックアップ管理部は、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
また本発明の第2の態様によれば、バックアップシステムは、コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、前記運用装置と前記ストレージサーバを管理する管理装置と、を備え、前記管理装置が、前記拡張通信部と、前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視部と、前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理部と、を備え、バックアップ管理部は、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
また本発明の第3の態様によれば、バックアップ管理方法は、コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理し、前記拡張通信部を備えた管理装置が、前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出し、前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーする処理において、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
また本発明の第4の態様によれば、プログラムは、コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理し、前記拡張通信部を備えた管理装置のコンピュータを、前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視手段、前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理の処理において、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーするバックアップ管理手段、として機能させる。
本発明によれば、コンピュータ装置のバックアップには管理者の手間が軽減できるとともに、バックアップ先となる記憶装置にデータをコピーする際の時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態によるバックアップシステムの構成図である。 本発明の一実施形態による管理装置と運用装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるストレージサーバのハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態による管理装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態によるバックアップシステムの各装置に割り当てられたグループIDを示す図である。 本発明の一実施形態による管理装置の処理フローを示す第一の図である。 本発明の一実施形態による管理装置の処理フローを示す第二の図である。 本発明の一実施形態によるGIDの変更処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による管理装置の処理フローを示す第三の図である。 本発明の一実施形態による管理装置の最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による管理装置及びバックアップシステムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態によるバックアップシステムの構成図である。
バックアップシステム1は、管理装置10、運用装置20、ストレージサーバ30が通信ネットワークにより接続されている。当該通信ネットワークはEthernet(登録商標)などの通信ネットワークであってよい。管理装置10、運用装置20、ストレージサーバ30はコンピュータであり、コンピュータの基本的な機能を少なくとも有している。バックアップシステム1において運用装置20は1つ以上接続されている。図1には運用装置20が2つ接続されている場合の例を示している。
管理装置10、運用装置20、ストレージサーバ30はそれぞれ拡張通信部を有している。拡張通信部は、コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う機能である。例えば、拡張通信部は、PCIExpress(登録商標)バス等をイーサネット(登録商標)の通信回線により拡張するインタフェースである。PCIは、Peripheral Component Interconnectの略称である。拡張通信部は、1つのインタフェースカードの基板などに構成された回路モジュールであってよい。拡張通信部の機能により、バックアップシステム1では、イーサネット(登録商標)を利用して離れた場所にある各装置同士がPCIExpress(登録商標)規格で接続できる。拡張通信部を備えた各装置では、当該拡張通信部を介して外部に接続された装置がコンピュータ内部に設置されているように認識される。
図2は管理装置と運用装置のハードウェア構成を示す図である。
図2で示すように、管理装置10はCPU(Central Processing Unit)101、IF(Interface)102、拡張通信部103、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)105、HDD(Hard Disk Drive)106などの構成を備えたコンピュータである。
図2において符号のカッコ内には運用装置である場合の符号を示している。運用装置20は、管理装置10と同様に、CPU(Central Processing Unit)201、IF(Interface)202、拡張通信部203、ROM(Read Only Memory)204、RAM(Random Access Memory)205、HDD(Hard Disk Drive)206などの構成を備えたコンピュータである。
図3はストレージサーバのハードウェア構成を示す図である。
図3で示すように、ストレージサーバ30は、CPU301、ROM302、RAM303、拡張通信部304、第一記憶装置305、第二記憶装置306、第三記憶装置307、第四記憶装置308などを備えたコンピュータである。図3で示すストレージサーバ30は4つの記憶装置を備えていることを示しているが、複数の記憶装置を備えていればよく、4つ以上の記憶装置を備えていてよい。ストレージサーバ30は一つのサーバ装置であることを示しているが、ストレージサーバ30の代わりにストレージサーバ30を複数有するストレージシステムが、ストレージサーバ30の代わりにバックアップシステム1に含まれて当該バックアップシステムが構成されていてもよい。
図4は本実施形態による管理装置の機能ブロック図である。
管理装置10はバックアップ管理プログラムを記憶している。管理装置10のCPUはユーザ操作に基づいてバックアップ管理プログラムを実行する。管理装置10はバックアップ管理プログラムの実行により、図2で示すように、制御部11、監視部12、バックアップ管理部13、切替指示部14の各機能を発揮する。
制御部11は、管理装置10における他の機能部を制御する。
監視部12は、運用装置20が処理に利用するデータのバックアップのタイミングを検出する。
バックアップ管理部13は、バックアップのタイミングを検出した場合に、運用装置20が処理に利用するデータの格納されたストレージサーバ30内の記憶装置から、ストレージサーバ30内の他の記憶装置へそのデータをコピーする。
切替指示部14は、バックアップシステム1を構成する装置とその装置がアクセスできるストレージサーバ30内の記憶装置との関係を切り替える処理などを行う。
本実施形態の運用装置20は、自装置において処理に利用するデータをストレージサーバ30内の記憶装置に記憶している。管理装置10はバックアップのタイミングにおいて、運用装置20が利用する記憶装置を特定し、その記憶装置に記録されている情報を、ストレージサーバ30内の他の記憶装置にコピーする。これによりバックアップが行われる。
管理装置10におけるバックアップタイミングの検出は、例えば、監視部12が、予め記録されている運用装置20の運用時間と非運用時間とに基づいて、非運用時間である場合にその運用装置20が処理するデータのバックアップのタイミングであると検出する。
または管理装置10におけるバックアップタイミングの検出は、例えば、監視部12が、運用装置20の処理するデータを記憶する記憶装置へのデータアクセスが所定時間以上ない場合にその記憶装置に記録されている情報のバックアップのタイミングであると検出する。
図5はバックアップシステムの各装置に割り当てられたグループIDを示す図である。
図5で示すようにバックアップシステムを構成する各装置や、ストレージサーバ30を構成する各記憶装置には、GID(Group Identification)が割り当てられる。当該GIDの割り当ては管理装置10の切替指示部14が行う。切替指示部14は、ユーザの設定に基づいて管理装置10にGID=1を割り当てる。切替指示部14はまた運用装置20それぞれにGID=2、GID=3を割り当てる。なおGID=2の割り当てられた運用装置に20−2の符号を付して説明する。またGID=3の割り当てられた運用装置に20−3の符号を付して説明する。運用装置を纏めて説明する場合には符号20を用いて説明する。本実施形態において切替指示部14は、初期状態においては、第一記憶装置305にGID=2を、第二記憶装置306にGID=3を割り当てる。
切替指示部14はGIDを割り当てる場合には、それらGIDを各装置の拡張通信部に通知する。管理装置10の拡張通信部103は管理装置10のGIDを取得すると、そのGIDをメモリ等に記憶する。運用装置20の拡張通信部203も同様にGIDを取得すると、そのGIDをメモリ等に記憶する。ストレージサーバの拡張通信部304も同様にGIDを取得すると、そのGIDをメモリ等に記憶する。
各装置の拡張通信部は、通信ネットワークを介して接続された装置のうち拡張通信部を備えた装置のGIDを取得し、自メモリに記録されているGIDを比較する。拡張通信部はGIDが一致していた場合、その遠隔の装置の拡張通信部との間をPCIExpress(登録商標)規格で接続する。したがって運用装置20−2は第二記憶装置306が自装置のコンピュータ内部に設置されているように認識する。また運用装置20−3は第三記憶装置307が自装置のコンピュータ内部に設置されているように認識する。
図6は管理装置の処理フローを示す第一の図である。
以降の説明において、第一記憶装置305、第二記憶装置306、第三記憶装置307、第四記憶装置308を総称する場合、記憶装置300と呼ぶこととする。
管理装置10の監視部12は運用装置20を監視する(ステップS101)。例えば監視部12は予めROM302等に記憶する運用装置20のスケジュール情報を取得する。監視部12はスケジュール情報に基づいて、各運用装置20が非運用時間であるかどうかを判定する(ステップS102)。例えば運用装置20の0時〜5時までが非運用時間であるとスケジュール情報に記録されている場合には、監視部12は0時から5時までの間、運用装置20は非運用状態であると判定する(ステップS103)。監視部12は現在時刻が0時から5時以外の時刻である場合、運用装置20のGIDに一致するGIDの割り当てられた記憶装置をストレージサーバ30から特定する。監視部12はその特定した記憶装置へのデータアクセスが所定時間発生していないかを判定する(ステップS104)。データアクセスの発生の有無の情報は、例えばストレージサーバ30のCPU301が、第一記憶装置305、第二記憶装置306、第三記憶装置307、第四記憶装置308へのアクセス種別やアクセス時刻とGIDとの関係を、拡張通信部304を介して管理装置10へ通知することにより管理装置10が記憶してよい。監視部12はストレージサーバ30から取得した1つ目のGIDに対応する各記憶装置に対するアクセス種別やアクセス時刻を読み取って、当該GIDが示す記憶装置300へのデータアクセスが所定時間発生していないかを判定する。監視部12は特定した記憶装置へのデータアクセスが所定時間発生していないと判定した場合には、その記憶装置とGIDが一致する運用装置20は非運用状態であると判定する(ステップS105)。一方で監視部12は特定した記憶装置へのデータアクセスが所定時間内に発生している場合には、その記憶装置とGIDが一致する運用装置20は運用状態であると判定する(ステップS106)。
図7は管理装置の処理フローを示す第二の図である。
図8はGIDの変更処理の概要を示す図である。
非運用状態の運用装置20を検出した場合、バックアップ管理部13が以下の処理を行う。バックアップ管理部13は、非運用状態の運用装置20のGIDを監視部12から取得する。バックアップ管理部13はその非運用状態の運用装置20のGIDと同じGIDが設定された記憶装置のGIDと管理装置のGIDとを切替指示部14に通知し、当該記憶装置のGIDを管理装置のGIDに変更するよう要求する(ステップS201)。切替指示部14は非運用状態の運用装置20のGIDと、管理装置10のGIDとをストレージサーバ30に通知する。これによりバックアップ管理部13は、非運用状態の運用装置20のGIDと同じGIDの設定された記憶装置のGIDを、管理装置10のGIDに変更するよう要求する。GIDの変更の要求を受けたストレージサーバ30は、非運用状態の運用装置20と同じGIDの設定された記憶装置のGIDを、管理装置10のGIDに変更する。拡張通信部304は当該GIDへの変更対象となった記憶装置の装置識別情報とGIDとの関係を記憶する。これにより例えば、運用装置20−2が非運用状態であった場合には、GID=2の第一記憶装置305のGIDが、GID=1へと変更される。これにより管理装置10のGIDと第一記憶装置記憶装置のGIDとが共にGID=1と設定される。管理装置10は、GID=1の第一記憶装置305のデータを扱えるようになる。
バックアップ管理部13は次にバックアップ先の記憶装置300を決定する(ステップS202)。この処理の詳細は後述する。バックアップ管理部13はバックアップ先の記憶装置300を決定すると、この記憶装置300に管理装置10に割り当てられているGIDを付与するようストレージサーバ30へ要求する(ステップS203)。ストレージサーバ30の拡張通信部304は、バックアップ先の記憶装置300に管理装置のGIDを割り当てる。非運用状態の運用装置20を、図5においてはGID=2の割り当てられた運用装置20−2とする。当該運用装置20−2のGIDはステップS201の要求によってGID=1へと変更されている。またバックアップ先の記憶装置300を第三記憶装置307とする。第三記憶装置307は上記ステップS203の要求によりGID=1へと変更されている。バックアップ管理部13は、第一記憶装置305と第三記憶装置307のデータを扱うことができる。バックアップ管理部13は第一記憶装置305から第三記憶装置307へバックアップ処理を行う(ステップS204)。このバックアップ処理は例えば、第一記憶装置305のOS領域も含めた記憶装置の全体イメージをバックアップしてもよいし、OSで管理される情報として記録されたデータをコピーするバックアップでもよい。バックアップ管理部13はバックアップ処理を完了すると、ステップS201、ステップS203で変更した各記憶装置300のGIDを変更前のGIDに変更する(ステップS205)。
図9は管理装置の処理フローを示す第三の図である。
監視部12はストレージサーバ30内の各記憶装置の記憶状態を監視する。監視部12は拡張通信部103を介してストレージサーバ30にストレージサーバ30の記憶状態の情報の送信を要求する。ストレージサーバ30は、第一記憶装置305、第二記憶装置306、第三記憶装置307、第四記憶装置308の記憶状態を常に記憶してよい。ストレージサーバ30は第一記憶装置305、第二記憶装置306、第三記憶装置307、第四記憶装置308の各記憶状態を管理装置10へ送信する。記憶状態が示す情報には、記憶装置300それぞれのGID、OS(Operating System)領域の有無、OS種別、データ記憶量、データ記憶可能領域量などの情報が含まれてよい。監視部12は一定時間おきに記憶状態の情報をストレージサーバ30へ要求する。ストレージサーバ30は要求を取得する度に、自サーバで更新した各記憶装置300の記憶状態の情報を管理装置10へ送信する。監視部12は状態情報をROM104などに記憶しておく。
バックアップ管理部13は、記憶状態を取得する度に、その情報を更新して記憶する。バックアップ管理部13は上述のステップS202のバックアップ先の記憶装置の決定においては、まず記憶装置300の中から、バックアップ先の記憶装置300の決定の処理を開始する(ステップS301)。バックアップ管理部13は、記憶状態を読み取って、GIDが割り当てられていない記憶装置300をバックアップ先候補と特定する(ステップS302)。GIDが割り当てられていない場合には、状態情報にはGIDの代わりに記憶装置300の装置識別情報が格納されていてよい。なお非運用状態と判定された運用装置20の記憶装置をバックアップ元と呼ぶ。
バックアップ管理部13はGIDの割り当てられていないバックアップ先候補の記憶装置の記憶状態から、OS領域の有無の情報を読み取ってOS領域が存在するかを判定する(ステップS303)。バックアップ管理部13は、OS領域が存在すると判定した場合には、バックアップ先候補の記憶装置のOS種別と、バックアップ元候補の記憶装置のOS種別とが一致するかを判定する(ステップS304)。OS種別は記憶状態の情報に格納されている情報を読み取ればよい。バックアップ管理部13は、OS種別が一致していると判定した場合には、次にバックアップ元の記憶装置のデータ記憶量と、バックアップ先候補の記憶装置のデータ記憶量とを比較して、バックアップ領域が確保できるかを判定する(ステップS305)。バックアップ管理部13は、バックアップ元の記憶装置のデータ記憶量が、バックアップ先候補の記憶装置のデータ記憶量よりも小さい場合にはバックアップ領域が確保できるバックアップ先と判定する(ステップS306)。バックアップ管理部13は、バックアップ領域が確保できると判定した場合には、バックアップ元の記憶装置のOS領域も含めた記憶装置の全体イメージを、バックアップ先候補の記憶装置にバックアップすると決定する。
上述のステップS303においてOS領域が存在しない場合には、バックアップ管理部13は、バックアップ元の記憶装置のデータ記憶量と、バックアップ先候補の記憶装置のデータ記憶量とを比較して、バックアップ領域が確保できるかを判定する(ステップS307)。バックアップ管理部13は、バックアップ元の記憶装置のデータ記憶量が、バックアップ先候補の記憶装置のデータ記憶量よりも小さい場合にはバックアップ領域が確保できるバックアップ先と判定する(ステップS308)。バックアップ管理部13は、ステップS307においてバックアップ領域が確保できると判定した場合には、バックアップ元の記憶装置のOSで管理される情報として記録されたデータをコピーするバックアップを行うと決定する。
バックアップ管理部13は、上述のステップS307においてバックアップ領域が確保できないと判定した場合、GIDが割り当てられていない他のバックアップ先候補の記憶装置が存在するかを判定する(ステップS309)。
またバックアップ管理部13は、上述のステップS304においてOS種別が一致しないと判定した場合には、GIDが割り当てられていない他のバックアップ先候補の記憶装置が存在するかを判定する(ステップS309)。
またバックアップ管理部13は、上述のステップS305においてバックアップ領域が確保できないと判定した場合、GIDが割り当てられていない他のバックアップ先候補の記憶装置が存在するかを判定する(ステップS309)。
バックアップ管理部13は、GIDが割り当てられていない他のバックアップ先候補の記憶装置が存在しないと判定した場合には、バックアップ元の記憶装置をバックアップ対象から除外する(ステップS310)。
バックアップ管理部13は、次の非運用状態の運用装置20が存在するかを判定し(ステップS311)、存在する場合にはその記憶装置300についてのバックアップ先の記憶装置を決定するためにステップS301からの処理を繰り返す。
バックアップ管理部13は、ステップS309においてGIDが割り当てられていない他のバックアップ先候補の記憶装置があると判定した場合には、その記憶装置をバックアップ先候補としてステップS302からの処理を繰り返す。
なお上述のバックアップシステム1においては運用装置20とは別に管理装置10が設けられている。しかしながら、管理装置10は運用装置20の内部の機能として設けられていてもよい。
上述のバックアップシステムにおける各装置の処理によれば、管理装置10がバックアップタイミングを自動的に判定して、ストレージサーバ30内のバックアップ先に運用装置のデータをバックアップするので、管理装置10により一元的にバックアップ制御を行うことができる。
また運用装置20の内部のバックアップ先にバックアップ処理を行う必要が無いため、運用装置20それぞれにバックアップ制御をさせなくてよく、これにより運用装置20が多い場合のバックアップ制御のための運用装置20に対する設定などの管理者の労力を軽減することができる。
図10は管理装置の最小構成を示す図である。
図10で示すように、管理装置10は、少なくとも拡張通信部103と、拡張通信部103を介して運用装置20を監視しバックアップのタイミングを検出する監視部12と、運用装置20のバックアップのタイミングを検出した場合に当該運用装置20が利用するデータを記憶するストレージサーバ30内の記憶装置からストレージサーバ30に設けられた他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理部13とを備える。
上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・バックアップシステム
10・・・管理装置
20・・・運用装置
30・・・ストレージサーバ
101、201、301・・・CPU
102、202・・・IF
103、203、304・・・拡張通信部
104、204、302・・・ROM
105、205、303・・・RAM
106、206・・・HDD

Claims (8)

  1. コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、
    前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理する管理装置が、
    前記拡張通信部と、
    前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視部と、
    前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理部と、
    を備え、
    バックアップ管理部は、
    前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
    管理装置。
  2. 前記監視部は、予め記録されている前記運用装置の運用時間と非運用時間とに基づいて、前記非運用時間である場合にその運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置がバックアップのタイミングであることを検出する
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記監視部は、前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置へのデータアクセスが所定時間以上ない場合にその記憶装置がバックアップのタイミングであることを検出する
    請求項1に記載の管理装置。
  4. バックアップ管理部は、
    前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致しない場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを除くデータをコピーする
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の管理装置。
  5. 前記運用装置に設けられた請求項1から請求項の何れか一項に記載の管理装置。
  6. コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、
    前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、
    前記運用装置と前記ストレージサーバを管理する管理装置と、を備え、
    前記管理装置が、
    前記拡張通信部と、
    前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視部と、
    前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理部と、
    を備え
    バックアップ管理部は、
    前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
    バックアップシステム。
  7. コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、
    前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理し、
    前記拡張通信部を備えた管理装置が、
    前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出し、
    前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーする処理において、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーする
    バックアップ管理方法。
  8. コンピュータ装置の内部のデバイス間のデータ転送プロトコルを通信ネットワークプロトコルに変換して装置間で通信を行う拡張通信部を備えた1つまたは複数の運用装置と、
    前記拡張通信部を備え前記運用装置が処理するデータを記憶する記憶装置を複数備えるストレージサーバと、を管理し、前記拡張通信部を備えた管理装置のコンピュータを、
    前記拡張通信部を介して前記運用装置を監視しバックアップのタイミングを検出する監視手段、
    前記運用装置のバックアップのタイミングを検出した場合に、当該運用装置が利用するデータを記憶する前記ストレージサーバ内のバックアップ元の記憶装置から、前記ストレージサーバに設けられたバックアップ先の他の記憶装置へ当該データをコピーするバックアップ管理の処理において、前記バックアップ元の記憶装置の記憶するオペレーティングシステムと、前記バックアップ先の記憶装置のオペレーティングシステムとを比較して、一致する場合には、前記バックアップ先の記憶装置に、前記バックアップ元の記憶装置の前記オペレーティングシステムを含むデータを全てコピーするバックアップ管理手段、
    として機能させるプログラム。
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