JP6700705B2 - 振り分けシステム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、振り分けシステム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、帳票等の印刷物をスキャン画像として取り込み、そのスキャン画像をプログラムで解析してスキャン画像の種類を特定し、種類に応じてスキャン画像の振り分けを行う文書振り分けシステムが知られている。文書振り分けシステムは、複写機、プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリ等の機能が一つにまとまった複合機(以下MFP)を使用して構築されることがある。例えばMFPで文書をスキャンし、プログラムで解析して文書の種類を特定し、予め設定されたフォルダにスキャン画像を保存する。
文書振り分けシステムにおいては、ユーザ操作に応じて、文書の種類と、文書の種類毎の正解画像と、文書の保存先のフォルダと、を予め紐付けておく。そして、文書振り分けシステムは、スキャン画像の解析によりスキャン画像と正解画像との比較による画像分類技術により、スキャン画像がどの正解画像と一致しているかを特定することによりスキャン画像に対応する文書の種類を特定する。そして、文書振り分けシステムは、文書の種類に応じてスキャン画像をフォルダに振り分ける。この技術に関し、特許文献1には、正解画像と分類対象の画像の差分を強調表示する技術が開示されている。
画像分類技術では精度よくスキャン画像を分類できない場合もあり、この場合には、ユーザがスキャン画像を確認し、分類先のフォルダを特定することとなる。また、スキャン画像の表示画面が小さい場合には、スキャン画像を拡大表示する。これに対し、正解画像の登録時にフォルダに対応付けて、スキャン画像の拡大領域を登録しておく技術も知られている。これにより、文書振り分けシステムは、ユーザにより文書の種類が指定された場合に、対応する拡大領域の拡大表示を行うことができる。
特開2011−118513号公報
しかしながら、従来技術のように拡大表示を自動的に行うために、事前に拡大領域を指定し登録するのは、非常に手間がかかる。特に、ユーザは、複数の正解画像を登録する必要があり、都度拡大領域を登録するのは、ユーザの負担になるという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、拡大領域を簡単に登録することができることを目的とする。
そこで、本発明は、振り分けシステムであって、サンプル画像と、ユーザにより選択された保存先フォルダのフォルダ名とを取得する第1の取得手段と、前記サンプル画像に対して文字認識処理を実行することにより、文字列を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段で取得した文字列の中に、前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があるか判定する判定手段と、前記判定手段により前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があると判定された場合、当該同じ文字列が検出された領域を拡大領域として特定し、当該特定された拡大領域と前記サンプル画像と前記フォルダ名とを対応付けて登録する登録手段と、振り分けられる対象画像を取得する第3の取得手段と、前記第3の取得手段で取得された対象画像に類似するサンプル画像を特定し、当該特定されたサンプル画像に対応付けて登録されている拡大領域を特定する特定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、拡大領域を簡単に登録することができる。
文書振り分けシステムを示す図である。 正解画像データ登録処理を示すフローチャートである。 正解画像データ登録処理の説明図である。 正解画像登録画面の表示例を示す図である。 拡大領域指定画面の表示例を示す図である。 文書の種類と拡大領域情報とを関連付ける情報の一例を示す図である。 対象画像データ振分処理を示すフローチャートである。 対象画像データ振分処理の説明図である。 フォルダ指定画面の表示例を示す図である。 対象画像データの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る正解画像データ登録処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る文書振り分けシステムを示す図である。本実施形態に係る文書振り分けシステムは、文書をスキャンすることにより得られた画像データを解析し、対応する文書の種類を特定し、文書の種類に応じて予め設定されたフォルダに、画像データを格納する。ここで、フォルダは、グループの一例である。文書振り分けシステムは、MFP(Multifunction Peripheral)100と、情報処理装置110と、DBサーバ装置120とを有している。
MFP100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、表示部105と、入力部106と、通信部107と、プリンタ108と、スキャナ109と、を有している。CPU101は、ROM102に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD104は、画像データや各種プログラム等各種情報を記憶する。表示部105は、各種情報を表示する。入力部106は、キーボードやマウスを有し、ユーザによる各種操作を受け付ける。通信部107は、ネットワークを介して情報処理装置110やDBサーバ装置120等の外部装置との通信処理を行う。なお、後述するMFP100の機能や処理は、CPU101がROM102又はHDD104に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
情報処理装置110は、CPU111と、ROM112と、RAM113と、HDD114と、表示部115と、入力部116と、通信部117と、を有している。CPU111、ROM112、RAM113、HDD114、表示部115、入力部116及び通信部117の処理は、それぞれ、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、入力部106及び通信部107の処理と同様である。また、後述する情報処理装置110の機能や処理は、CPU111がROM112又はHDD114に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
図2は、文書振り分けシステムによる正解画像データ登録処理を示すフローチャートである。図3は、正解画像データ登録処理の説明図である。ここで、正解画像データとは、スキャン対象の文書の種類毎、すなわちフォルダ毎に予め準備された正解となる文書(正解文書)をMFP100がスキャンすることにより得られた画像データである。すなわち、正解画像データは、対応するフォルダに属する画像データである。まず、図3の「1」に示すように、ユーザ操作に応じて、MFP100のスキャナ109が正解文書300をスキャンする。そして、S201において、MFP100のCPU101は、正解画像データを取得する。
次に、S202において、CPU101は、正解画像データと、正解画像データに対応する正解文書の種類と、フォルダ(グループ)と、の紐付けを行う(図3「2」参照)。このとき、CPU101は、表示部105に図4に示す拡大領域指定画面400を表示する。拡大領域指定画面400には、文書種類領域401と、フォルダ名領域402と、OKボタン403と、が表示されている。文書種類領域401には、文書の種類を示す複数の種類ボタンが表示されている。フォルダ名領域402には、文書に対応する画像データを保存するフォルダのフォルダ名(グループ名)を示す複数のフォルダ名ボタンが表示されている。拡大領域指定画面400において、ユーザは、スキャン対象の正解文書の種類と、紐付けるフォルダのフォルダ名と、を選択した上で、OKボタン403を押下する。これに対し、CPU101は、選択された種類とフォルダ名とを紐付け、さらに、正解画像データを、選択された種類に紐付ける。次にS203において、正解画像データと、種類と、フォルダと、これらが紐付けされていることを示す紐付情報と、を情報処理装置110に送信する(図3「3」参照)。
情報処理装置110は、S203において、正解画像データ等を受信すると、その後処理をS204へ進める。S204において、情報処理装置110のCPU111は、正解画像データの画像解析を行う。具体的には、CPU111は、正解画像データ全体に対し、領域分割処理及び文字認識(OCR)処理を行う。領域分割処理とは、スキャン画像を領域解析して、本文・図形・表・キャプション等の属性毎の領域に分割する処理のことである。
次に、S205において、CPU111は、S204において得られた文字認識処理の結果の中に、正解画像データに紐付けされたフォルダ名と同じ文字列があるか否かを確認する。CPU111は、同じ文字列がある場合には(S205でYes)、処理をS206へ進める。CPU111は、同じ文字列がない場合には(S205でNo)、処理をS207へ進める。なお、S205の処理は、フォルダ名に対応する文字列を検出する検出処理の一例である。なお、本実施形態においては、フォルダ名と同じ文字列を検出対象としたが、検出対象の文字列は、フォルダ名に対応するものであればよく、実施形態に限定されるものではない。なお、CPU111が、フォルダ名に対応する文字列を特定するための条件は予めHDD104等に設定されているものとする。他の例としては、CPU111は、「見積書」のフォルダ名に対する「見積」の文字列のように、フォルダ名中の一部の文字列と一致する文字列が含まれる場合に、対応する文字列が含まれると判断してもよい。
S206において、CPU111は、フォルダ名と同じ文字列が検出された領域を拡大領域として特定する。そして、CPU111は、文書の種類と、フォルダ名と、正解画像データと、拡大領域を示す拡大領域情報と、を対応付けて、DB310に登録する(図3「4」参照)。ここで、S206の処理は、登録処理の一例である。なお、DB310は、HDD114により実現される記憶部である。また、他の例としては、CPU111は、DB310に替えて、通信部117を介してDBサーバ装置120に文書の種類等を登録してもよい。
一方、同じ文字列がない場合には、CPU111は、文字認識の結果から、拡大領域を特定することができない。そこで、S207において、CPU111は、ユーザが拡大領域を指定するための拡大領域指定画面を表示する。図5は、拡大領域指定画面500の表示例を示す図である。拡大領域指定画面500には、正解画像データ501と、文書の種類502と、が表示されている。正解画像データ501は、S203において受信した正解画像データであり、文書の種類502は、正解画像データ501に紐付けられた文書の種類である。ユーザは、入力部116を介して、図5に示すように、正解画像データ501上において、拡大領域を指定する。これに対応し、S208において、CPU111は、ユーザにより指定された領域を、拡大領域として受け付ける(受付処理)。そして、CPU111は、文書の種類と、フォルダ名と、正解画像データと、拡大領域を示す拡大領域情報と、を対応付けて、DB310に登録する(図3「4」)。
図6は、文書の種類と拡大領域情報とを関連付ける情報600の一例を示す図である。図6の例では、文書の種類「見積書」601と、拡大領域602と、が紐付けられている。図6の拡大領域602の「10,20,120,150」は、文字列の領域の左上の座標(10,20)と、右下の座標(120,150)を表している。なお、本実施形態においては、拡大領域は矩形とし、拡大領域情報は矩形の左上及び右下の2点の座標を示す情報であるものとする。ただし、拡大領域の形状は実施形態に限定されるものではなく、また拡大領域を特定するための情報も、実施形態に限定されるものではない。
図7は、対象画像データ振分処理を示すフローチャートである。図8は、対象画像データ振分処理の説明図である。ここで、対象画像データとは、スキャン対象の文書(対象文書)をMFP100がスキャンすることにより得られた画像データである。すなわち、対象画像データは、予め準備されたフォルダへの振り分け処理の対象となる画像データである。まず、図8の「1」に示すように、ユーザ操作に応じて、MFPのスキャナ109が対象文書800をスキャンする。そして、S701において、MFP100のCPU101は、対象画像データを取得する。次に、S702において、CPU101は、対象画像データを情報処理装置110に送信する(図8「2」参照)。
情報処理装置110は、S702において、対象画像データを受信すると、その後処理をS703へ進める。S703において、情報処理装置110のCPU111は、対象画像データの解析を行う。具体的には、CPU111は、DB310に文書の種類毎に登録されている各正解画像データと、S702において受信した対象画像データと、を比較する(図8「3」参照)。そして、CPU111は、比較結果に基づいて、対象画像データが各正解画像データであることの確からしさを示す指標である信頼度を算出する(算出処理)。CPU111は、例えば、両画像の類似度を信頼度として算出する。さらに、CPU111は、特定した正解画像データに対応付けられている文書の種類を特定し、特定した文書の種類に対応付けられている拡大領域情報を特定する。次に、S704において、CPU111は、解析結果と、各文書の種類に対応する拡大領域情報と、をMFP100に送信する(図8「4」参照)。ここで、解析結果には、S703において得られた文書の種類毎の信頼度が含まれている。
MFP100は、S704において、解析結果と、拡大領域情報と、を受信すると、その後処理をS705へ進める。S705において、MFP100のCPU101は、S704において受信した解析結果としての信頼度の最大値と閾値とを比較する。ここで、閾値は、予めHDD104等に設定されているものとする。CPU101は、最大値が閾値以上の場合には(S705でYes)、処理をS706へ進める。なお、最大値が閾値以上の場合は、最大値を示す正解画像データに対応する文書の種類が対象画像データに対応する文書の種類として特定することができる場合である。そこで、この場合には、S706において、CPU101は、最大値を示す正解画像データに対応する文書の種類に対応付けられているフォルダを、対象画像データの振り分け先のフォルダとして特定し、その後処理をS710へ進める。
一方、CPU101は、S705において最大値が閾値未満の場合には(S705でNo)、処理をS707へ進める。なお、最大値が閾値未満の場合は、対象画像データに対応する文書の種類を、CPU101が自動的に特定することができない場合である。そこで、この場合には、ユーザに振り分け先のフォルダを指定させるための処理を行う。すなわち、S707において、CPU101は、フォルダ指定画面を表示する(図8「5」参照)。図9は、フォルダ指定画面900の表示例を示す図である。フォルダ指定画面900には、対象画像データ901と、文書種類領域902と、信頼度領域903と、が表示されている。文書種類領域902及び信頼度領域903には、文書種類と、文書種類に対して算出された信頼度とが対応受けて表示されている。
ここで、ユーザが文書種類領域902に示されるフォルダ名ボタンを選択すると、S708において、CPU101は、対象画像データ901のうち、フォルダ名ボタンに対応するフォルダ名の指定を受け付ける。そして、CPU101は、対象画像データ内の領域のうち、指定されたフォルダ名に対応付けられた拡大領域情報に示される拡大領域を表示部105が拡大表示するよう制御する(表示制御処理)。図9の下図に示すように、ユーザが「見積書」のフォルダ名ボタン911を選択すると、拡大画像データ910が表示される。ここで、拡大画像データ910は、対象画像データ901のうち拡大領域が拡大表示された画像である。本実施形態においては、拡大領域が拡大画像データ910の中央に位置するように切り取られた対象画像データ901が拡大画像データ910として表示されている。
なお、ユーザが誤ったフォルダ名ボタンを選択した場合には、このフォルダ名ボタンに対応する拡大画像データが表示されるが、この場合、ユーザが意図しない領域が拡大表示されることとなる。このため、ユーザは、拡大画像データから、フォルダ名が誤っていることを把握することができ、改めて別のフォルダ名ボタンを選択することができる。
ユーザは拡大画像データ910を確認し、対象画像データの振り分け先が、選択中のフォルダ名ボタンに対応するフォルダでよいかどうかを確認する。そして、ユーザは、選択中のフォルダ名ボタンに対応するフォルダでよいことを確認し、OKボタン904を押下する。これに対応し、S709において、CPU101は、選択中のフォルダ名ボタンに対応するフォルダを振り分け先のフォルダとして特定し、その後処理をS710へ進める。
S710において、CPU101は、S706又はS709において特定したフォルダに対象画像データを格納する(図8「6」参照)。なお、フォルダとしての対象画像データの格納先は、DB810であり、DB810は、HDD104により実現される記憶部である。また、他の例としては、CPU101は、MFP100のHDD104等の記憶部であってもよく、また他の例としては、CPU101は、DB810に替えて、通信部107を介して、DBサーバ装置120等、外部装置に対象画像データを登録してもよい。以上で、対象データ振分処理が終了する。
ユーザが指定する対象画像データの振り分け先のフォルダ名は、文書の種類を示すものである場合が多い。例えば、「見積書」という種類の文書は、「見積書」というフォルダ名のフォルダに振り分けるよう設定される場合が多い。また、「見積書」という種類の文書には、文書内に「見積書」という文字列が含まれる可能性が高い。これらのことに鑑み、本実施形態に係る文書振り分けシステムでは、振り分け先のフォルダ名と等しい文字列を探し、この文字列の領域を自動的に拡大領域として登録することとした。これにより、ユーザ操作により拡大領域を登録する必要がなくなり、ユーザの負担を軽減することができる。
第1の実施形態の第1の変更例としては、MFP100及び情報処理装置110の協働により実現された、正解画像データ登録処理及び対象画像データ振分処理は、例えば情報処理装置110など1つの装置により実行されてもよい。なお、この場合、データの送受信の処理(S203、S702、S704)は、不要である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る文書振り分けシステムについて、第1の実施形態に係る文書振り分けシステムと異なる点について説明する。図10に示す対象画像データ1000のように、対象画像データ1000中に、フォルダ名と同じ文字列が複数含まれる場合がある。図10に示す対象画像データ1000には、フォルダ名と同じ「見積」の2つの文字列1001,1002が含まれている。第2の実施形態に係る文書振り分けシステムにおいては、正解画像データ登録処理において、解析結果にフォルダ名と同じ文字列が複数含まれている場合に、これらのうち一の文字列を特定し、特定した文字列の領域を拡大領域とし登録する。
図11は、第2の実施形態に係るMFP100による正解画像データ登録処理を示すフローチャートである。図11において、図2に示す正解画像データ登録処理の各処理と同一の処理には同一の番号を付している。S205において、CPU111は、解析結果にフォルダ名と同じ文字列がある場合には(S205でYes)、処理をS1101へ進める。S1101において、CPU111は、解析結果に、フォルダ名と同じ文字列が複数あるか否かを確認する。CPU111は、同じ文字列が複数ある場合には(S1101でYes)、処理をS1102へ進める。CPU111は、同じ文字列が1つの場合には(S1101でNo)、処理をS207へ進める。
S1102において、CPU111は、複数の文字列に、単独で表示され、かつフォントサイズが最大の文字列があるか否かを確認する。ここで、単独で表示される、とは、例えば、文章中の文字列のように他の文字列と組み合わされた状態ではなく、見出しのように文字列単体で表示されることを意味する。CPU111は、単独で表示され、かつフォントサイズが最大の文字列がある場合には(S1102でYes)、処理をS206へ進める。そして、S206において、CPU111は、単独で表示され、かつフォントサイズが最大の文字列を特定し、特定した文字列の領域を拡大領域として登録する。
CPU111は、単独で表示され、かつフォントサイズが最大の文字列がない場合には(S1102でNo)、処理をS207へ進める。すなわち、この場合には、ユーザに拡大領域を指定させる。なお、S1102において、CPU111が、複数の文字列から1つの文字列を特定するための条件は、予め設計者等によりHDD104等に登録されているものとする。また、本条件は一例であり、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、CPU111は、単に最大の文字列の領域を拡大領域として登録してもよい。また、他の例としては、CPU111は、フォントの種類が他の文字列と異なる文字列や、太字の文字列の領域を拡大領域として登録してもよい。ここで、S1102の処理は、予め定められた条件に従い、1つの文字列を特定する特定処理の一例である。なお、第2の実施形態に係る文書振り分けシステムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る文書振り分けシステムの構成及び処理と同様である。
以上、上述した各実施形態によれば、画像データ登録時のユーザの負担を軽減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
110 情報処理装置

Claims (10)

  1. 振り分けシステムであって、
    サンプル画像と、ユーザにより選択された保存先フォルダのフォルダ名とを取得する第1の取得手段と、
    前記サンプル画像に対して文字認識処理を実行することにより、文字列を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段で取得した文字列の中に、前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があるか判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があると判定された場合、当該同じ文字列が検出された領域を拡大領域として特定し、当該特定された拡大領域と前記サンプル画像と前記フォルダ名とを対応付けて登録する登録手段と、
    振り分けられる対象画像を取得する第3の取得手段と、
    前記第3の取得手段で取得された対象画像に類似するサンプル画像を特定し、当該特定されたサンプル画像に対応付けて登録されている拡大領域を特定する特定手段と
    を有することを特徴とする振り分けシステム。
  2. 前記特定手段により特定された拡大領域に対応する、前記対象画像の領域を拡大表示するように制御する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の振り分けシステム。
  3. 前記表示制御手段は、前記対象画像を保存するフォルダを指定するためのフォルダ指定画面において、前記特定手段により特定された拡大領域に対応する、前記対象画像の領域を拡大表示するように制御することを特徴とする請求項2に記載の振り分けシステム。
  4. 前記第3の取得手段によって取得された対象画像を、前記登録手段によって登録されたフォルダ名に対応するフォルダに保存することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の振り分けシステム。
  5. 前記判定手段により前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列がないと判定された場合、前記登録手段は、前記サンプル画像における拡大領域をユーザに指定させ、当該ユーザによって指定された拡大領域と前記サンプル画像と前記フォルダ名とを対応づけて登録することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の振り分けシステム。
  6. 前記判定手段が、前記第2の取得手段で取得した文字列の中に、前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列が複数あると判定した場合、前記登録手段は、当該複数の文字列の中から所定の条件を満たす文字列が検出された領域を拡大領域として特定し、当該特定された拡大領域と前記サンプル画像と前記フォルダ名とを対応づけて登録することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の振り分けシステム。
  7. 前記サンプル画像は、スキャンによって得られた画像であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の振り分けシステム。
  8. 前記対象画像は、スキャンによって得られた画像であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の振り分けシステム。
  9. 情報処理方法であって、
    コンピュータの第1の取得手段が、サンプル画像と、ユーザにより選択された保存先フォルダのフォルダ名とを取得する第1の取得工程と、
    コンピュータの第2の取得手段が、前記サンプル画像に対して文字認識処理を実行することにより、文字列を取得する第2の取得工程と、
    コンピュータの判定手段が、前記第2の取得工程で取得した文字列の中に、前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があるか判定する判定工程と、
    コンピュータの登録手段が、前記判定工程で前記保存先フォルダのフォルダ名と同じ文字列があると判定された場合、当該同じ文字列が検出された領域を拡大領域として特定し、当該特定された拡大領域と前記サンプル画像と前記フォルダ名とを対応づけて登録する登録工程と、
    コンピュータの第3の取得手段が、振り分けられる対象画像を取得する第3の取得工程と、
    コンピュータの特定手段が、前記第3の取得工程で取得された対象画像に類似するサンプル画像を特定し、当該特定 されたサンプル画像に対応づけて登録されている拡大領域を特定する特定工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  10. 請求項9に記載された情報処理方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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