JP6698485B2 - プラント保守監視システム - Google Patents

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本発明は、原子力発電または火力発電等のプラントの監視制御と保守点検を行うプラント保守監視システムに関する。
従来、プラントの保守管理は、プラントの制御対象機器を制御する制御コントローラと保守ネットワークで接続された保守端末の制御画面において行われている。制御画面には主に、制御コントローラが制御対象機器の制御を行うための動作プログラムを可視化した制御ロジック図が表示される。
一方、プラントの監視および制御操作は、制御コントローラと制御ネットワークで接続された監視端末において行われる。監視端末の監視画面には、制御コントローラから取得した制御対象機器の監視情報が表示される。操作員は、監視端末の監視画面でプラントを監視すると共に、必要に応じて監視画面上で制御指示を入力し、制御コントローラを介して制御対象機器の制御を行っている。
また、特許文献1には、通信回線を介して互いに接続された監視端末、制御コントローラ、及び保守端末を備えたプラント監視制御システムが提示され、制御コントローラは監視端末により制御され、保守端末により保守されている。この先行例のように、プラントの保守ツールの機能を兼ね備えたプラント監視制御システムにおいては、制御コントローラが有する制御ロジック図を監視端末が取得し、監視情報と共に監視端末の画面上に表示することが可能であった。
特開2014−99070号公報
保守端末の制御画面には、制御対象機器の制御情報、機器の状態、および機器の異常や故障の情報等、監視端末の監視画面と共通の情報が表示されることがある。しかしながら、従来の保守端末は、監視端末における制御操作や制御結果の情報を、リアルタイムで取得し表示することはできなかった。また、従来の保守端末は、制御コントローラの演算に関わるプロセス値等の情報を表示することができなかった。
このように、従来の保守端末の制御画面は、監視端末の監視画面と共通の情報の同一性が保証されていないという問題があった。このため、保守作業時に監視端末の情報が必要となった場合、操作員は保守端末と監視端末の間を行き来する必要があり、作業効率が悪く、誤操作等の作業ミスが発生し易いという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、プラントの制御画面と監視画面との間の共通の情報を、同一性を保証して表示することが可能なプラント保守監視システムを提供し、作業効率の向上を図ることを目的とする。
本発明に係るプラント保守監視システムは、プラントの制御対象機器の制御を行うプロセス制御装置と、プロセス制御装置から第1の通信回線を介して取得した制御対象機器の監視情報を表示する第1の監視画面を有する監視操作端末と、プロセス制御装置から第2の通信回線を介して取得した制御対象機器の制御情報を表示する第1の制御画面を有する保守端末と、監視操作端末から無線通信を介して制御対象機器の監視情報を取得するとともに、プロセス制御装置から無線通信を介して制御対象機器の制御情報を取得するモバイル端末とを備えたプラント保守監視システムであって、モバイル端末は、監視操作端末から取得した監視情報を第1の監視画面と同じ表示形式で表示する第2の監視画面と、プロセス制御装置から取得した制御情報を第1の制御画面と同じ表示形式で表示する第2の制御画面と、第2の監視画面と第2の制御画面の両方に表示される共通情報をリスト化した共通情報リストと、第2の監視画面に表示されている情報が更新された際に、更新された情報が共通情報であるか否かを共通情報リストに基づいて判定し、更新された情報が共通情報であった場合に該更新された情報を第2の制御画面に反映させる監視画面反映手段を有する。
本発明に係るプラント保守監視システムによれば、モバイル端末が、監視操作端末と同じ表示形式の第2の監視画面と、保守端末と同じ表示形式の第2の制御画面を備えているので、操作員は保守端末と監視操作端末の間を行き来する必要がなくなり、作業時間の短縮が図られる。また、第2の監視画面と第2の制御画面の両方に表示される共通情報の同一性が保証されているので、操作員の作業ミスを低減することができ、作業効率の向上が図られる。
本発明の実施の形態1に係るプラント保守監視システムを示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント保守監視システムの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るモバイル端末が有する共通情報リストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るモバイル端末の監視画面反映手段による処理を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係るモバイル端末を用いてプラントの保守作業を行う際の処理の流れを示す図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係るプラント保守監視システムについて、図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係るプラント保守監視システムを示す概略図、図2は、本実施の形態1に係るプラント保守監視システムの機能ブロック図である。なお、各図において、図中、同一、相当部分には同一符号を付している。
本実施の形態1に係るプラント保守監視システムは、原子力発電プラントまたは火力発電プラント等のプラントの保守点検を行う保守ツールの機能と、プラントの監視制御を行うプラント監視制御装置の機能を備えたものであり、プロセス制御装置1、監視操作端末3、保守端末5、モバイル端末7、第1の通信回線としての制御ネットワーク2、第2の通信回線としての保守ネットワーク6、および無線ネットワーク8を含んで構成される。
なお、図1および図2では、プロセス制御装置1、監視操作端末3、保守端末5、およびモバイル端末7をそれぞれ1つ示しているが、これらはそれぞれ複数台であってもよい。特にモバイル端末7は、小型、軽量で持ち運び可能なタブレット型端末であり、操作員(ユーザ)が保守作業時に使用するため、複数台用意される。
プロセス制御装置1は、プラントの制御対象機器であるプラント補機4に関する制御情報を格納する制御情報格納部11を有し、プラント補機4の制御を行うものである。プラント補機4とは、プラントを構成する各種機器、例えばモータ、ポンプ、バルブ、開閉器、油圧装置等である。制御情報格納部11に格納された制御情報は、制御情報更新手段12により更新される。
制御情報には、プラント補機4の制御を行うための制御ロジック図や、プラント補機4のプロセス値または状態を示すデータ等が含まれる。プロセス制御装置1は、制御ネットワーク2を介して監視操作端末3からの制御指示を受信し、この制御指示に基づく制御情報によってプラント補機4の制御を行う。
プラント監視制御装置としての監視操作端末3は、制御ネットワーク2を介してプロセス制御装置1と通信可能に接続され、制御情報の入出力を行う。監視操作端末3は、図2に示すように、監視情報格納部31、監視画面更新手段32、監視画面格納部33、および第1の監視画面34を含んで構成される。
監視情報格納部31は、プロセス制御装置1から制御ネットワーク2を介して取得した監視情報を格納する。監視画面更新手段32は、監視情報格納部31に収集された監視情報に基づいて、監視画面格納部33を更新する。
第1の監視画面34には、プロセス制御装置1から制御ネットワーク2を介して取得したプラント補機4の監視情報が表示される。第1の監視画面34は、液晶ディスプレイ等で構成され、監視画面格納部33に格納された監視画面の中から、操作員が要求した監視画面を表示するものである。
また、監視操作端末3は、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力手段(図示省略)を備えており、この入力手段により制御指示が入力される。操作員は、監視操作端末3の第1の監視画面34でプラントを監視すると共に、必要に応じて第1の監視画面34上で、入力手段を用いて制御操作を行うものである。第1の監視画面34において制御指示の入力がなされた場合には、その制御操作の制御情報は監視画面格納部33に格納される。
制御ネットワーク2では主に、プロセス制御装置1と監視操作端末3との間で、プラント補機4に対する入出力信号が伝送される。プラント補機4に対する入力信号は、プラント補機4への制御信号であり、監視操作端末3からプロセス制御装置1を介してプラント補機4へ入力される。また、プラント補機4からの出力信号は、制御信号に基づく制御操作の結果であるプロセス値や状態を示す信号である。
一方、プラント保守点検ツールとしての保守端末5は、保守ネットワーク6を介してプロセス制御装置1および監視操作端末3と接続され、保守ネットワーク6を介してプロセス制御装置1の制御を行う。保守端末5は、図2に示すように、制御情報収集手段51、制御画面更新手段52、制御画面格納部53、および第1の制御画面54を含んで構成される。
制御情報収集手段51は、保守ネットワーク6を介してプロセス制御装置1から制御情報を取得する。制御画面更新手段52は、制御情報収集手段51により収集された制御情報に基づいて、制御画面格納部53を更新する。
第1の制御画面54には、プロセス制御装置1から保守ネットワーク6を介して取得した制御情報、具体的にはプロセス制御装置1がプラント補機4の制御を行うための動作プログラムを可視化した制御ロジック図が表示される。第1の制御画面54は、液晶ディスプレイ等で構成され、制御画面格納部53に格納された制御画面の中から、操作員が要求した制御画面を表示するものである。
保守端末5は、さらに、プロセス制御装置1の制御を行うためのマウス、キーボード、タッチパネル等の入力手段と、プロセス制御装置1の起動に必要な各種設定の転送機能等(いずれも図示省略)を備えている。保守ネットワーク6では主に、保守端末5とプロセス制御装置1との間で制御情報が伝送される。
モバイル端末7は、無線通信手段である無線ネットワーク8を介してプロセス制御装置1および監視操作端末3と通信可能である。モバイル端末7は、監視操作端末3から無線ネットワーク8を介して監視情報を取得する監視情報収集手段71と、監視情報収集手段71により収集された監視情報に基づいて監視画面格納部73を更新する監視画面更新手段72を有している。
モバイル端末7は、監視操作端末3の監視情報格納部31に格納された情報を取得すると共に監視画面更新手段72により監視画面を更新しているため、モバイル端末7の監視画面格納部73と監視操作端末3の監視画面格納部33とでは、格納されている監視画面の内容は同一である。
また、モバイル端末7は、監視画面格納部73に格納された監視画面の中から、操作員が要求した監視画面を表示する第2の監視画面74を有している。第2の監視画面74には、監視操作端末3から無線ネットワーク8を介して取得したプラント補機4の監視情報が、監視操作端末3の第1の監視画面34と同じ表示形式で表示される。このため、操作員は、モバイル端末7において監視操作端末3と同じ監視画面を見ることができる。
また、モバイル端末7は、プロセス制御装置1から無線ネットワーク8を介して制御情報を取得する制御情報収集手段75と、制御情報収集手段75により収集された制御情報に基づいて制御画面格納部77を更新する制御画面更新手段76を有している。
さらに、モバイル端末7は、制御画面格納部77に格納された制御画面の中から、操作員が要求した制御画面を表示する第2の制御画面78を有している。第2の制御画面78には、プロセス制御装置1から無線ネットワーク8を介して取得した制御情報、具体的にはプロセス制御装置1がプラント補機4の制御を行うための動作プログラムを可視化した制御ロジック図が、保守端末5の第1の制御画面54と同じ表示形式で表示される。このため、操作員は、モバイル端末7において保守端末5と同じ制御画面を見ることができる。
なお、モバイル端末7の第2の監視画面74および第2の制御画面78は、液晶ディスプレイ等の表示部で構成され、さらにタッチパネル等の入力手段(図示省略)を備えている。
さらに、本実施の形態1に係るモバイル端末7は、第2の監視画面74と第2の制御画面78の両方に表示される共通情報をリスト化した共通情報リスト731と、監視画面反映手段79とを備えている。なお、図2では、共通情報リスト731は、監視画面格納部73に格納されているが、これに限定されるものではない。
ここでいう共通情報とは、制御ロジックと監視情報との間で連携可能な情報のことであり、プラント補機4に対する操作情報(例えばバルブの開閉、ポンプの稼働または停止等の情報)や、プラント補機4の状態(例えばバルブ開、ポンプ停止等)を示す情報、制御操作の結果としてのプロセス値(例えば流量、圧力、温度等)、およびプラント補機4の異常や故障等の情報を含む。
共通情報リスト731の項目としては、機器ナンバー、機器名称、プロセス制御装置ナンバー、状態ID、監視画面ID、および制御画面ID等が挙げられ、これらの項目のいずれかを用いて上述の共通情報がリスト化されている。共通情報リスト731の一例を図3に示す。
監視画面反映手段79は、第2の監視画面74に表示されている監視情報が更新された際に、更新された情報が共通情報であるか否かを共通情報リスト731に基づいて判定し、更新された情報が共通情報である場合には第2の制御画面78に反映させるものである。
その反映方法としては、監視画面更新手段72により監視画面格納部73が更新されたタイミングで、該更新情報が共通情報であるか否かを共通情報リスト731に基づいて判定する。更新情報が共通情報であった場合には、該更新情報を制御画面格納部77に格納することにより、第2の制御画面78に該更新情報が反映される。これにより、モバイル端末7の第2の監視画面74と第2の制御画面78において、共通情報の同一性が保証される。
なお、監視画面反映手段79は、監視画面更新手段72により監視画面格納部73が更新されたタイミングで、制御画面格納部77との共通情報の同一化を図っているので、モバイル端末7の第2の監視画面74に現在表示されている監視情報のみならず、現在表示されていない監視情報が更新された場合においても、その情報が共通情報である場合には制御画面格納部77に反映され、共通情報の同一性は保証される。
本実施の形態1に係るモバイル端末7の監視画面反映手段79による処理について、図4を用いて説明する。操作員は、監視操作端末3においてプラント補機4の制御操作を行う。図4に示す例では、監視操作端末3の入力手段から任意のプラント補機4に対し「操作禁止」という制御指示を入力し、第1の監視画面34上に操作禁止A1というメッセージシンボルが追加された状態を示している。この制御操作の制御情報は、監視操作端末3の監視画面格納部33に格納され、監視画面格納部33は更新される。
監視操作端末3の監視画面格納部33が更新されると、モバイル端末7の監視画面格納部73も同様に更新され、監視画面格納部33と監視画面格納部73とでは、格納されている監視画面の内容は同一となる。これにより、別の操作員がモバイル端末7の第2の監視画面74において、監視操作端末3の第1の監視画面34と同じプラント補機4の監視画面を表示した場合、操作禁止A1が表示される。
また、モバイル端末7において監視画面格納部73が更新された際、監視画面反映手段79は、共通情報リスト731から今回更新された更新情報の機器ナンバーまたは機器名称等を検索し、該更新情報が共通情報に該当するか否かを判定する。
図4に示す例では、操作禁止の制御操作がなされた任意のプラント補機4の機器ナンバーまたは機器名称が共通情報リスト731に含まれており、且つ、操作禁止の制御情報は共通情報に該当すると判断されるものとする。
今回の更新情報が共通情報に該当すると判断された場合、監視画面反映手段79は、当該更新情報を制御画面格納部77に格納し、制御画面格納部77を更新する。これにより、第2の制御画面78の任意のプラント補機4に該当する箇所に、操作禁止A2というメッセージシンボルが表示され、第2の監視画面74との間で共通情報が同一の状態となる。
一方、保守端末5は、監視操作端末3の第1の監視画面34における制御操作の制御情報をリアルタイムで取得することはできない。このため、監視操作端末3の第1の監視画面34と保守端末5の第1の制御画面54とでは、共通情報の同一性が保証されていない。
また、本実施の形態1に係るモバイル端末7の制御情報収集手段75は、第2の制御画面78を表示したタイミングで、その制御画面に関連するプラント補機4の制御情報である演算に関わるプロセス値を、プロセス制御装置1から無線ネットワーク8を介して取得する。制御情報収集手段75により収集されたプラント補機4の演算に関わるプロセス値は、制御画面更新手段76によって制御画面格納部77に格納され、第2の制御画面78に機器のプロセス値が表示される。
図4に示す例では、第2の制御画面78にプロセス値を示すシンボル「AI12.22」が表示されている。なお、AIとはアナログ入力を示し、12.22は例えばプラント補機4の温度を示している。
なお、保守端末5においても、制御情報収集手段51がプラント補機4の演算に関わるプロセス値をプロセス制御装置1から取得することにより、保守端末5の第1の制御画面54とモバイル端末7の第2の制御画面78との間で、双方のデータに相違が生じることは無い。
本実施の形態1に係るモバイル端末7を用いてプラントの保守作業を行う際の処理の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1において、操作員は、モバイル端末7の入力手段により、保守作業の対象となる設備に関連する制御画面の表示を要求する。ここでは、例えば機器ナンバーを入力する。
ステップS2において、制御情報収集手段75は、該機器ナンバーに関連する制御情報を、無線ネットワーク8を介してプロセス制御装置1から取得する。続いてステップS3において、制御画面更新手段76は、制御情報収集手段75が取得した制御情報に基づいて制御画面格納部77を更新し、ステップS4において、第2の制御画面78に該機器ナンバーに関連する制御画面を表示する。この時、第2の制御画面78の表示方式は、保守端末5の第1の制御画面54と同じ表示方式である。
また、ステップS1で機器ナンバーが入力されると、ステップS5において、監視情報収集手段71は、該機器ナンバーに関連する監視情報を、無線ネットワーク8を介して監視操作端末3から取得する。
続いてステップS6において、監視画面更新手段72は、監視情報収集手段71が取得した監視情報に基づいて監視画面格納部73を更新し、ステップS7において、第2の監視画面74に該機器ナンバーに関連する監視画面を表示する。この時、第2の監視画面74の表示方式は、監視操作端末3の第1の監視画面34と同じ表示方式である。
以上のステップS1からステップS7の処理により、モバイル端末7の表示部には、操作員が要求した機器ナンバーに関する制御画面と監視画面が表示される。なお、1つの制御画面に対し、関連する監視画面が複数ある場合は、それらの監視画面をリスト表示したダイアログを表示し、必要な監視画面を操作員が選択するようにすれば良い。
続いてステップS8において、監視画面反映手段79は、監視画面格納部73の更新があるか否かを判定する。例えば他の操作員が監視操作端末3において制御操作を行った場合には、監視画面格納部73の更新がある。
ステップS8において、監視画面格納部73の更新があった場合(YES)、ステップS9に進み、その更新情報が共通情報か否かを、共通情報リスト731に基づいて判定する。ステップS9において、更新情報が共通情報であった場合(YES)、ステップS10に進み、監視画面反映手段79は、該更新情報を制御画面格納部77に格納し、ステップS11において制御画面格納部77を更新する。
これにより、ステップS12において、第2の制御画面78に更新情報が反映される。なお、ステップS8において監視画面格納部73の更新がない場合(NO)、およびステップS9において更新情報が共通情報ではない場合(NO)は、ステップS13に進む。ステップS13において、保守作業が終了の場合(YES)は、処理を終了する。ステップS13において、保守作業が終了していない場合(NO)は、ステップS8に戻り、保守作業が終了するまでステップS8からステップS12の処理を繰り返す。
以上のように、本実施の形態1に係るプラント保守監視システムによれば、モバイル端末7が、監視操作端末3と同じ表示形式の第2の監視画面74と、保守端末5と同じ表示形式の第2の制御画面78を備えているので、操作員が保守点検時に監視情報が必要となった場合でも、保守端末5と監視操作端末3の間を行き来する必要がなくなり、作業時間の短縮が図られる。
また、モバイル端末7の第2の監視画面74と第2の制御画面78の両方に表示される共通情報の同一性が保証されているので、監視情報と制御情報の間でデータが相違していることによる誤操作等の作業ミスを防止することができ、作業効率の向上が図られる。なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は、プラントの監視制御と保守点検を行うプラント保守監視システムとして利用することができる。
1 プロセス制御装置、2 制御ネットワーク、3 監視操作端末、
4 プラント補機、5 保守端末、6 保守ネットワーク、7 モバイル端末、
8 無線ネットワーク、11 制御情報格納部、12 制御情報更新手段、
31 監視情報格納部、32 監視画面更新手段、33 監視画面格納部、
34 第1の監視画面、51 制御情報収集手段、52 制御画面更新手段、
53 制御画面格納部、54 第1の制御画面、71 監視情報収集手段、
72 監視画面更新手段、73 監視画面格納部、74 第2の監視画面、
75 制御情報収集手段、76 制御画面更新手段、77 制御画面格納部、
78 第2の制御画面、79 監視画面反映手段、731 共通情報リスト

Claims (5)

  1. プラントの制御対象機器の制御を行うプロセス制御装置と、
    前記プロセス制御装置から第1の通信回線を介して取得した前記制御対象機器の監視情報を表示する第1の監視画面を有する監視操作端末と、
    前記プロセス制御装置から第2の通信回線を介して取得した前記制御対象機器の制御情報を表示する第1の制御画面を有する保守端末と、
    前記監視操作端末から無線通信を介して前記制御対象機器の監視情報を取得するとともに、前記プロセス制御装置から前記無線通信を介して前記制御対象機器の制御情報を取得するモバイル端末とを備えたプラント保守監視システムであって
    前記モバイル端末は、
    前記監視操作端末から取得した監視情報を前記第1の監視画面と同じ表示形式で表示する第2の監視画面と、
    前記プロセス制御装置から取得した制御情報を前記第1の制御画面と同じ表示形式で表示する第2の制御画面と、
    前記第2の監視画面と前記第2の制御画面の両方に表示される共通情報をリスト化した共通情報リストと、
    前記第2の監視画面に表示されている情報が更新された際に、更新された情報が共通情報であるか否かを前記共通情報リストに基づいて判定し、更新された情報が共通情報であった場合に該更新された情報を前記第2の制御画面に反映させる監視画面反映手段を有することを特徴とするプラント保守監視システム。
  2. 前記モバイル端末は、
    前記監視操作端末から前記無線通信を介して前記制御対象機器の監視情報を取得する監視情報収集手段と、
    前記第2の監視画面に表示される監視画面を格納する監視画面格納部と、
    前記監視情報収集手段により収集された監視情報に基づいて前記監視画面格納部を更新する監視画面更新手段と、
    前記プロセス制御装置から前記無線通信を介して前記制御対象機器の制御情報を取得する制御情報収集手段と、
    前記第2の制御画面に表示される制御画面を格納する制御画面格納部と、
    前記制御情報収集手段により収集された制御情報に基づいて前記制御画面格納部を更新する制御画面更新手段とを備え、
    前記監視画面反映手段は、前記監視画面更新手段により前記監視画面格納部が更新されたタイミングで、更新された情報が共通情報であるか否かを判定し、更新された情報が共通情報であった場合に該更新された情報を前記制御画面格納部に格納し、前記第2の制御画面に反映させることを特徴とする請求項1記載のプラント保守監視システム。
  3. 前記共通情報リストは、前記監視画面格納部に格納されていることを特徴とする請求項2記載のプラント保守監視システム。
  4. 前記モバイル端末は、前記制御情報収集手段により前記プロセス制御装置の演算に関わるプロセス値を取得し、前記制御画面更新手段により該プロセス値を前記制御画面格納部に格納し、該プロセス値を前記第2の制御画面に表示することを特徴とする請求項2または請求項3記載のプラント保守監視システム。
  5. 前記モバイル端末は、前記制御対象機器の機器ナンバーを入力する入力手段を有し、前記入力手段に入力された機器ナンバーに基づいて前記制御対象機器に関連する制御画面を前記第2の制御画面に表示すると共に、前記制御対象機器に関連する監視画面を前記第2の監視画面に表示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプラント保守監視システム。
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