JP6697496B2 - 吸着パッドおよび吸着パッドの吸着解除方法 - Google Patents

吸着パッドおよび吸着パッドの吸着解除方法 Download PDF

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Description

本発明は、吸着対象物を負圧により吸着し、その負圧を破壊することで吸着パッドの吸着を解除する吸着パッドおよび吸着パッドの吸着解除方法に関する。
下記特許文献1には、吸着パッドの下部に環状のベルヌーイ噴出部を有し、ベルヌーイ噴出部の内側に負圧を形成し、その負圧の周囲に正圧を形成して吸着パッドの下部との間に隙間を開けて板状の吸着対象物を吸着する吸着パッドが開示されている。
特開2013−234009号公報
ところで、吸着対象物の吸着を解除する場合、吸着対象物が重いほど、吸着パッドの下部と吸着対象物との間に形成された負圧が破壊されて大気圧に戻るまでの間に、自重により吸着パッドから吸着対象物が速やかに離れ易い。これに対し、吸着対象物が軽いほど吸着パッドから吸着対象物が離れるまでの時間が長くなる傾向にある。したがって、吸着対象物の吸着を迅速に解除させることが要請されている。
そこで、本発明は、吸着対象物の吸着を迅速に解除させ得る吸着パッドおよび吸着パッドの吸着解除方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、吸着パッドであって、中空のパッド本体と、前記パッド本体に設けられ、前記パッド本体の内部に気体を供給するための吸気孔と、前記パッド本体において吸着対象物と対向する側の底壁部に設けられ、前記吸気孔から流入する前記気体を噴出することで前記底壁部と前記吸着対象物との間に負圧を発生させるための負圧発生孔と、
前記底壁部に設けられ、前記負圧を破壊するための負圧破壊孔と、前記負圧破壊孔を塞ぐ蓋部と、前記吸着対象物の吸着を解除するときに、前記負圧破壊孔が開くように前記蓋部を移動させる駆動部と、を備える。
本発明の第2の態様は、吸着対象物の吸着を解除する吸着パッドの吸着解除方法であって、前記吸着パッドは、中空のパッド本体と、前記パッド本体に設けられ、前記パッド本体の内部に気体を供給するための吸気孔と、前記パッド本体において前記吸着対象物と対向する側の底壁部に設けられ、前記吸気孔から流入する前記気体を噴出することで前記底壁部と前記吸着対象物との間に負圧を発生させるための負圧発生孔と、前記底壁部に設けられ、前記負圧を破壊するための負圧破壊孔と、前記負圧破壊孔を塞ぐ蓋部と、を有し、前記吸着対象物の吸着を解除するときに、前記負圧破壊孔が開くように前記蓋部を移動させる。
上記の第1および第2の態様では、負圧破壊孔が開くと、パッド本体の内部の空気が負圧破壊孔から外部に流れ込むことで、パッド本体の底壁部と吸着対象物との間に発生していた負圧が破壊される。したがって、単に、負圧発生孔からの気体の噴出を停止するだけの場合に比べて、吸着対象物の吸着を迅速に解除させることができる。
パラレルリンクロボットの概略構成を示す図である。 図1の吸着パッドを示す断面図である。 図1の吸着パッドの底面側を正面視した図である。 図1の吸着パッドの負圧発生の様子を示す断面図である。 図1の吸着パッドの負圧破壊の様子を示す断面図である。 変形例1の吸着パッドを示す断面図である。 変形例2の吸着パッドを示す断面図である。 変形例2の吸着パッドの底面側を正面視した図である。 負圧を解除するときの可動片の様子を図8と同じ視点で示す図である。 変形例3の吸着パッドを示す断面図である。 変形例4の吸着パッドの底面側を正面視した図である。
本発明に係る吸着パッドについて、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
〔実施の形態〕
図1は、パラレルリンクロボット10の概略構成を示す図である。パラレルリンクロボット10は、基礎部12と、基礎部12から離隔して配置された可動部14と、基礎部12および可動部14を連結する複数のリンク部16とを有する。なお、本実施の形態では、可動部14は、基礎部12から下方向に離隔しているものとする。下方向は、重力が働く方向である。
複数のリンク部16の各々は、基礎部12に対して1自由度を有する構造である。本実施の形態では、複数のリンク部16は、第1のリンク部16aと第2のリンク部16bと第3のリンク部16cとの3つとする。第1のリンク部16aと第2のリンク部16bと第3のリンク部16cとは互いに同様の構造であるため、第2のリンク部16bおよび第3のリンク部16cの説明は省略する。
第1のリンク部16aは、駆動リンク22と、互いに平行な状態で上下方向に延びる一対の受動リンク24とを有する。駆動リンク22は、基礎部12から外側に向かって延びており、図示しないアクチュエータに接続されている。なお、アクチュエータは、基礎部12に設けられる。
各々の受動リンク24の上側の端部は、ボールジョイント26により駆動リンク22に連結されており、各々の受動リンク24の下側の端部は、他のボールジョイント28により可動部14に連結されている。
また、パラレルリンクロボット10は、コンプレッサー18および吸着パッド20を有する。コンプレッサー18は、気体を圧縮し、圧縮した気体を送り出すものである。このコンプレッサー18は、例えば、基礎部12に設けられており、コンプレッサー18と吸着パッド20とはチューブTで接続される。コンプレッサー18が送り出した気体はチューブTを介して吸着パッド20に供給される。
吸着パッド20は、吸着対象物Wを負圧により吸着し、その負圧を破壊して吸着対象物Wの吸着を解除するものである。吸着対象物Wとしては、例えば、せんべい、天ぷらなどが挙げられる。
この吸着パッド20は、可動部14の底部位に連結ユニット30を介して吸着パッド20が交換可能に取り付けられる。可動部14の底部位は、可動部14において基礎部12側とは反対側の部位である。
連結ユニット30は、可動部14と吸着パッド20とを連結するユニットであり、可動部14の底部位から延びる回転軸Axに取り付けられる。この連結ユニット30は、可動部14の回転軸Axから取り外すことができる。なお、連結ユニット30はなくてもよい。連結ユニット30がない場合、吸着パッド20は、可動部14の回転軸Axに固定されることで取り付けられる。
パラレルリンクロボット10は、第1〜第3のリンク部16a〜16cにおける駆動リンク22に接続されたアクチュエータを個別に制御することで、当該第1〜第3のリンク部16a〜16cに連結された可動部14を3自由度で所望の位置に配置する。
パラレルリンクロボット10は、吸着対象物Wを吸着する場合には、コンプレッサー18を駆動して吸着パッド20に気体を供給する。この場合、吸着パッド20は、コンプレッサー18から供給される気体を噴出することで吸着対象物Wとの間に負圧を発生させる。これにより、吸着対象物Wが吸着パッド20に吸着する。
一方、吸着パッド20は、吸着対象物Wの吸着を解除する場合には、吸着対象物Wとの間に生じる負圧を破壊する。これにより、吸着対象物Wの吸着が解除され、吸着対象物Wが吸着パッド20から離れる。なお、負圧を破壊するときに、コンプレッサー18から吸着パッド20に気体が供給されていてもよく、供給されていなくてもよい。
図2は、吸着パッド20を示す断面図である。図3は、吸着パッド20の底面側を正面視した図である。なお、図2は、図3のII−IIを通る断面を示している。吸着パッド20は、パッド本体32、蓋部34、駆動部36および駆動制御部38を有する。
パッド本体32は、中空の箱体である。本実施の形態では、パッド本体32の形状は、中空の円柱形状とする。このパッド本体32には、吸気孔40、負圧発生孔42、負圧破壊孔44および枠部46が設けられる。
吸気孔40は、パッド本体32の内部に気体を供給するための孔であり、パッド本体32の底壁部32aとは反対側の頂壁部32bに設けられる。パッド本体32の底壁部32aは、パッド本体32においての吸着対象物Wと対向する側の壁部である。
吸気孔40には、コンプレッサー18(図1)に一端側が接続されるチューブT(図1)の他端側が接続される。コンプレッサー18(図1)からチューブT(図1)を介して供給される気体は、吸気孔40からパッド本体32の内部に流入する。
負圧発生孔42は、吸気孔40から流入する気体を噴出することで底壁部32aと吸着対象物Wとの間に負圧を発生させるための孔であり、底壁部32aに設けられる。本実施の形態の負圧発生孔42は、負圧破壊孔44の周囲に複数設けられている。
複数の負圧発生孔42は、同程度の間隔をあけて負圧破壊孔44の周囲に配置される。各々の負圧発生孔42は、互いに概ね同形同大であり、パッド本体32の内部から外部に向かうほど、底壁部32aの周縁側に近づくように傾斜している。つまり、各々の負圧発生孔42は、下方向に向かうほど底壁部32aの周縁側に広がるように傾斜している。したがって、負圧発生孔42から噴出する気体に乱流が生じ難く、負圧効果が増し易い。この結果、吸着対象物Wを安定して保持することができる。
なお、負圧発生孔42が設けられる底壁部32aとは反対側の頂壁部32bに吸気孔40が配置されているが、底壁部32aあるいは側壁部32cに吸気孔40が設けられていてもよい。ただし、パッド本体32の内部に流入する気体を負圧発生孔42に導き易くするためには、頂壁部32bに吸気孔40が設けられていることが好ましい。
負圧破壊孔44は、負圧を破壊するための孔であり、底壁部32aに設けられる。本実施の形態の負圧破壊孔44は、底壁部32aの中央に配置されており、負圧破壊孔44における最小の断面積は、負圧発生孔42の断面積よりも大きい。
負圧破壊孔44における最小の断面積は、負圧破壊孔44のなかで最も狭い部分の断面積である。なお、負圧破壊孔44が例えば円柱状の孔である場合には断面積は変化せず1つとなるが、その1つの断面積が最小の断面積である。また、本実施の形態の負圧発生孔42のように、負圧発生孔42の数が複数である場合、負圧破壊孔44における最小の断面積は、各々の負圧発生孔42の断面積の合計値よりも大きくされる。
枠部46は、吸着状態にある吸着対象物Wが底壁部32aに沿った方向に滑ることを抑制するものであり、底壁部32aの周縁から下方向に沿って概ね真っ直ぐ延びている。なお、枠部46はなくてもよい。
蓋部34は、負圧破壊孔44を塞ぐものである。本実施の形態の蓋部34は、金属製であり、パッド本体32の内部に配置され、自重により底壁部32aを下方向に押し付けて負圧破壊孔44を塞いでいる。また、本実施の形態の蓋部34は、上側におおむね真っ直ぐに延びる突起34aを有している。
駆動部36は、吸着対象物Wの吸着を解除するときに、負圧破壊孔44が開くように蓋部34を移動させるものである。本実施の形態の駆動部36は、電磁石であり、吸着対象物Wの吸着を解除するときに通電されることで磁力を発生する。これにより、駆動部36は、底壁部32aから離れる方向(上方向)に沿って蓋部34を移動させる。この結果、蓋部34が塞いでいた負圧破壊孔44が開く。
なお、開いた状態にある負圧破壊孔44を再び塞ぐ場合、駆動部36(電磁石)では通電が遮断される。これにより、駆動部36(電磁石)の磁力が消失し、蓋部34は、自重により底壁部32aに近づく方向(下方向)に沿って移動する。この結果、負圧破壊孔44が蓋部34によって塞がれる。なお、本実施の形態の駆動部36(電磁石)は、環状であり、環内に蓋部34の突起34aが挿通されることで蓋部34を支えている。
駆動制御部38は、駆動部36を制御するものである。本実施の形態の駆動制御部38には、吸着対象物Wの吸着を解除するときに、パラレルリンクロボット10(図1)から駆動指令が与えられる。駆動制御部38は、この駆動指令を受けると、駆動部36(電磁石)を通電する。
なお、吸着対象物Wの吸着を解除するとき以外は、パラレルリンクロボット10(図1)から駆動制御部38に駆動指令が与えられない。したがって、駆動制御部38は、吸着対象物Wの吸着を解除するとき以外には駆動部36(電磁石)を通電しない。
次に、吸着対象物Wを吸着する吸着パッド20の動作を説明する。図4は、吸着パッド20の負圧発生の様子を示す断面図である。吸着対象物Wを吸着するときには、コンプレッサー18(図1)からチューブT(図1)を介して、吸着パッド20におけるパッド本体32の内部に気体が流入する。吸着パッド20は、パッド本体32の内部に流入した気体を負圧発生孔42から噴出する。
負圧発生孔42から気体が噴出すると、その噴出した気体は底壁部32aと吸着対象物Wとの隙間から大気に放出される。このとき、底壁部32aと吸着対象物Wとの間の空気が外周方向に引っ張られることで負圧破壊孔44の下部に負圧が発生する。この負圧によって、吸着対象物Wは、底壁部32aと非接触の状態で吸着され保持される。なお、吸着対象物Wと底壁部32aとは接触していてもよい。
このように吸着パッド20は、パッド本体32の内部に流入した気体を負圧発生孔42から噴出することで発生する負圧により吸着対象物Wを吸着する。
なお、吸着対象物Wを吸着するときには、パラレルリンクロボット10(図1)から駆動制御部38には駆動指令が与えられないため、駆動制御部38によって駆動部36(電磁石)に通電されることはない。したがって、吸着対象物Wを吸着するときに、吸着パッド20の蓋部34は、自重により底壁部32aを下方向に押し付けて負圧破壊孔44を塞いでいる。このため、負圧破壊孔44の下部に発生している負圧に影響はない。
次に、吸着対象物Wの吸着を解除する吸着パッド20の動作を説明する。図5は、吸着パッド20の負圧破壊の様子を示す断面図である。吸着対象物Wの吸着を解除するときに、パラレルリンクロボット10(図1)から駆動制御部38に駆動指令が与えられる。この駆動指令が与えられることで駆動制御部38が駆動部36(電磁石)を通電する。
駆動部36(電磁石)が通電されると、駆動部36(電磁石)が磁力を発生することで蓋部34が底壁部32aから離れる方向(上方向)に沿って駆動部36(電磁石)に移動する。これにより、負圧破壊孔44が開く。この負圧破壊孔44における最小の断面積は、上記のように、負圧発生孔42の断面積よりも大きい。したがって、負圧破壊孔44が開くと、パッド本体32の内部の空気が負圧破壊孔44から外部に流れ込む。これにより、負圧破壊孔44の下部に発生していた負圧が破壊される。
このように吸着パッド20は、吸着対象物Wの吸着を解除するときに負圧破壊孔44を開けることで、単に、負圧発生孔42からの気体の噴出を停止するだけの場合に比べて、吸着対象物Wの吸着を迅速に解除させることができる。
〔変形例〕
以上、本発明の一例として上記実施の形態が説明されたが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
なお、変更または改良を加えた形態の一部は変形例として以下に説明する。ただし、上記実施の形態において説明した構成と同等の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[変形例1]
図6は、変形例1の吸着パッド20を示す断面図である。変形例1の吸着パッド20は、底壁部32aに押し付けるように蓋部34を付勢する付勢部50を新たに備える点で、上記実施の形態の吸着パッド20とは異なる。
図6に示す例では、付勢部50は、蓋部34の突起34aの周囲に巻回される1つのばねである。なお、付勢部50は、例えば、蓋部34の突起34aの周囲に間隔をあけて配置される複数のばねであってもよく、突起34aの周囲に配置される管状のゴムであってもよい。
このように、底壁部32aに押し付けるように蓋部34を付勢する付勢部50が備えられることで、蓋部34が軽量であったとしても、負圧破壊孔44を安定して塞ぐことができる。
[変形例2]
図7は変形例2の吸着パッド20を示す断面図であり、図8は変形例2の吸着パッド20の底面側を正面視した図である。変形例2の吸着パッド20は、上記実施の形態の蓋部34に代えて蓋部54を備え、上記実施の形態の駆動部36に代えて駆動部56を備える点で、上記実施の形態の吸着パッド20とは異なる。
蓋部54は、複数の可動片54aを有する。複数の可動片54aは、分割して動くことが可能なものであり、吸着対象物Wを吸着するときには、互いに隙間なく集合することで負圧破壊孔44を塞いでいる。図7および図8に示す例では、可動片54aの数は、負圧発生孔42の数と同じであり、複数の可動片54aと複数の負圧発生孔42とは一対一で対応する。
駆動部56は、複数の可動片54aが互いに分割して負圧破壊孔44が開くように複数の可動片54aを移動させる。図9は、負圧を解除するときの可動片54aの様子を図8と同じ視点で示す図である。
図9に示す例では、駆動部56は、駆動制御部38から駆動指令を受けると、底壁部32aに沿って、各々の可動片54aが負圧破壊孔44から離間するように所定の位置まで移動させることで、複数の可動片54aを互いに分割させる。これにより、負圧破壊孔44が開く。
ここで、所定の位置まで移動された各々の可動片54aは、対応する負圧発生孔42を塞ぐことで、複数の負圧発生孔42のすべてが塞がれる。これにより、負圧破壊孔44における最小の断面積が負圧発生孔42の断面積より小さくても、パッド本体32の内部の空気が負圧破壊孔44から外部に流れ込むため、負圧破壊孔44の下部の負圧を破壊することができる。
なお、負圧破壊孔44における最小の断面積が負圧発生孔42の断面積よりも大きい場合には、上記実施の形態に比べて、負圧破壊孔44の下部の負圧をより迅速に破壊することができる。
開いた状態にある負圧破壊孔44を再び塞ぐ場合、駆動部56は、底壁部32aに沿って、各々の可動片54aが負圧破壊孔44に近づくように移動させることで、複数の可動片54aを互いに隙間なく集合させる。これにより、負圧破壊孔44が塞がれる。
なお、変形例2では、複数の可動片54aと複数の負圧発生孔42とが一対一で対応したが、複数の可動片54aと複数の負圧発生孔42とは一対一で対応していなくてもよい。具体的には、所定の位置まで移動された複数の可動片54aが負圧発生孔42のすべてを塞ぐが、可動片54aに塞がれない負圧発生孔42があってもよい。また、所定の位置まで移動された複数の可動片54aの一部は複数の負圧発生孔42のすべてを塞ぐが、負圧発生孔42を塞いでいない可動片54aがあってもよい。また、所定の位置まで移動された複数の可動片54aの一部が複数の負圧発生孔42の一部を塞いでもよい。
[変形例3]
図10は、変形例3の吸着パッド20を示す断面図である。変形例3の吸着パッド20は、複数の負圧破壊孔44を有する点で、上記変形例2の吸着パッド20とは異なる。負圧破壊孔44が複数である場合、負圧破壊孔44における最小の断面積は、各々の負圧破壊孔44の最小の断面積の合計値である。このように負圧破壊孔44が複数であっても、上記変形例2と同様の効果を有する。
なお、上記実施の形態の負圧破壊孔44が複数であってもよい。上記実施の形態の負圧破壊孔44を複数にしても、上記実施の形態と同様の効果を有する。
[変形例4]
図11は、変形例4の吸着パッド20の底面側を正面視した図である。変形例4の吸着パッド20は、環状の負圧発生孔42aを有する点で、上記実施の形態の吸着パッド20とは異なる。このような環状の負圧発生孔42aであっても、上記実施の形態と同様に、負圧を発生させることができる。なお、環状の負圧発生孔42aは、輪のような形で延在する限り、1箇所または断続的に途切れている場合も含まれる。
なお、変形例2の複数の負圧発生孔42に代えて、環状の負圧発生孔42aが適用されてもよい。この場合、所定の位置まで移動された各々の可動片54aが、環状の負圧発生孔42aの一部を塞いでもよい。
[変形例5]
上記実施の形態の蓋部34、駆動部36および駆動制御部38がパッド本体32の内部に設けられたが、パッド本体32の外部に設けられてもよい。また、上記変形例2の蓋部54および駆動部56がパッド本体32の内部に設けられたが、パッド本体32の外部に設けられてもよい。
[変形例6]
上記実施の形態および上記変形例1〜5は、矛盾の生じない範囲で任意に組み合わされてもよい。
〔技術的思想〕
上記実施の形態および変形例から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
吸着パッド(20)は、中空のパッド本体(32)と、パッド本体(32)に設けられ、パッド本体(32)の内部に気体を供給するための吸気孔(40)と、パッド本体(32)において吸着対象物(W)と対向する側の底壁部(32a)に設けられ、吸気孔(40)から流入する気体を噴出することで底壁部(32a)と吸着対象物(W)との間に負圧を発生させるための負圧発生孔(42、42a)と、底壁部(32a)に設けられ、負圧を破壊するための負圧破壊孔(44)と、負圧破壊孔(44)を塞ぐ蓋部(34、54)と、吸着対象物(W)の吸着を解除するときに、負圧破壊孔(44)が開くように蓋部(34、54)を移動させる駆動部(36、56)と、を備える。
この吸着パッド(20)では、負圧破壊孔(44)が開くと、パッド本体(32)の内部の空気が負圧破壊孔(44)から外部に流れ込むことで、パッド本体(32)の底壁部(32a)と吸着対象物(W)との間に発生していた負圧が破壊される。したがって、単に、負圧発生孔(42、42a)からの気体の噴出を停止するだけの場合に比べて、吸着対象物(W)の吸着を迅速に解除させることができる。
負圧破壊孔(44)における最小の断面積は、負圧発生孔(42、42a)の断面積よりも大きくするようにしてもよい。このようにすれば、吸着対象物(W)の吸着を解除するときに負圧発生孔(42、42a)を塞がなくても、負圧破壊孔(44)が開くことでパッド本体(32)の内部の空気を負圧破壊孔(44)から外部に流すことができる。
駆動部(36)は、底壁部(32a)から離間する方向に沿って蓋部(34)を移動させるようにしてもよい。このようにすれば、吸着パッド(20)の幅を狭くし易くなる。
駆動部(56)は、底壁部(32a)に沿って蓋部(54)を移動させるようにしてもよい。このようにすれば、吸着パッド(20)を薄型化し易くなる。
蓋部(54)は、複数の可動片(54a)を有し、駆動部(56)は、複数の可動片(54a)が互いに分割して負圧破壊孔(44)が開くように複数の可動片(54a)を移動させるようにしてもよい。
蓋部(54)は、複数の可動片(54a)を有し、駆動部(56)は、底壁部(32a)に沿って、複数の可動片(54a)が互いに分割して負圧破壊孔(44)が開くように複数の可動片(54a)を所定の位置まで移動させ、所定の位置まで移動された複数の可動片(54a)は、負圧発生孔(42、42a)の少なくとも一部を塞ぐようにしてもよい。このようにすれば、負圧破壊孔(44)を負圧発生孔(42、42a)より小さくしても、パッド本体(32)の内部の空気を負圧破壊孔(44)から外部に流し易い。また、負圧破壊孔(44)が負圧発生孔(42、42a)より大きい場合には、より迅速に負圧を破壊することができる。
負圧発生孔(42)は、負圧破壊孔(44)の周囲に複数有し、複数の負圧発生孔(42)は、複数の可動片(54a)に塞がれるようにしてもよい。このようにすれば、負圧破壊孔(44)を負圧発生孔(42、42a)より小さくしても、パッド本体(32)の内部の空気を負圧破壊孔(44)から外部に流すことができる。また、負圧破壊孔(44)が負圧発生孔(42、42a)より大きい場合には、より迅速に負圧を破壊することができる。
吸着解除方法は、吸着対象物(W)の吸着を解除する吸着パッド(20)の吸着解除方法である。吸着パッド(20)は、中空のパッド本体(32)と、パッド本体(32)に設けられ、パッド本体(32)の内部に気体を供給するための吸気孔(40)と、パッド本体(32)において吸着対象物(W)と対向する側の底壁部(32a)に設けられ、吸気孔(40)から流入する気体を噴出することで底壁部(32a)と吸着対象物(W)との間に負圧を発生させるための負圧発生孔(42、42a)と、底壁部(32a)に設けられ、負圧を破壊するための負圧破壊孔(44)と、負圧破壊孔(44)を塞ぐ蓋部(34、54)とを有する。吸着解除方法は、吸着対象物(W)の吸着を解除するときに、負圧破壊孔(44)が開くように蓋部(34、54)を移動させる。
この吸着解除方法では、負圧破壊孔(44)が開くと、パッド本体(32)の内部の空気が負圧破壊孔(44)から外部に流れ込むことで、パッド本体(32)の底壁部(32a)と吸着対象物(W)との間に発生していた負圧が破壊される。したがって、単に、負圧発生孔(42、42a)からの気体の噴出を停止するだけの場合に比べて、吸着対象物(W)の吸着を迅速に解除させることができる。
10…パラレルリンクロボット 18…コンプレッサー
20…吸着パッド 32…パッド本体
34、54…蓋部 36、56…駆動部
38…駆動制御部 40…吸気孔
42、42a…負圧発生孔 44…負圧破壊孔
50…付勢部

Claims (8)

  1. 中空のパッド本体と、
    前記パッド本体に設けられ、前記パッド本体の内部に気体を供給するための吸気孔と、
    前記パッド本体において吸着対象物と対向する側の底壁部に設けられ、前記吸気孔から流入する前記気体を噴出することで前記底壁部と前記吸着対象物との間に負圧を発生させるための負圧発生孔と、
    前記底壁部に設けられ、前記負圧を破壊するための負圧破壊孔と、
    前記負圧破壊孔を塞ぐ蓋部と、
    前記吸着対象物の吸着を解除するときに、前記負圧破壊孔が開くように前記蓋部を移動させる駆動部と、
    を備え
    前記蓋部および前記駆動部は前記パッド本体の内部に配置される吸着パッド。
  2. 請求項1に記載の吸着パッドであって、
    前記負圧破壊孔における最小の断面積は、前記負圧発生孔の断面積よりも大きい、吸着パッド。
  3. 請求項1または2に記載の吸着パッドであって、
    前記駆動部は、前記底壁部から離間する方向に沿って前記蓋部を移動させる、吸着パッド。
  4. 請求項1または2に記載の吸着パッドであって、
    前記駆動部は、前記底壁部に沿って前記蓋部を移動させる、吸着パッド。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸着パッドであって、
    前記蓋部は、複数の可動片を有し、
    前記駆動部は、前記複数の可動片が互いに分割して前記負圧破壊孔が開くように前記複数の可動片を移動させる、吸着パッド。
  6. 請求項1または2に記載の吸着パッドであって、
    前記蓋部は、複数の可動片を有し、
    前記駆動部は、前記底壁部に沿って、前記複数の可動片が互いに分割して前記負圧破壊孔が開くように前記複数の可動片を所定の位置まで移動させ、
    前記所定の位置まで移動された前記複数の可動片は、前記負圧発生孔の少なくとも一部を塞ぐ、吸着パッド。
  7. 請求項6に記載の吸着パッドであって、
    前記負圧発生孔は、前記負圧破壊孔の周囲に複数有し、
    複数の前記負圧発生孔は、複数の前記可動片に塞がれる、吸着パッド。
  8. 吸着対象物の吸着を解除する吸着パッドの吸着解除方法であって、
    前記吸着パッドは、
    中空のパッド本体と、
    前記パッド本体に設けられ、前記パッド本体の内部に気体を供給するための吸気孔と、
    前記パッド本体において前記吸着対象物と対向する側の底壁部に設けられ、前記吸気孔から流入する前記気体を噴出することで前記底壁部と前記吸着対象物との間に負圧を発生させるための負圧発生孔と、
    前記底壁部に設けられ、前記負圧を破壊するための負圧破壊孔と、
    前記パッド本体の内部に配置され、前記負圧破壊孔を塞ぐ蓋部と、
    前記パッド本体の内部に配置され、前記蓋部を移動させる駆動部と、
    を有し、
    前記吸着対象物の吸着を解除するときに、前記負圧破壊孔が開くように前記蓋部を移動させる、吸着パッドの吸着解除方法。
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