JP6697143B1 - つまみネジ緩み防止機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動や外力が作用することによるつまみネジの緩みを防止することができ、緩み止めの設定・解除が人の手でも行い易く、また、容易に作製できるつまみネジ緩み防止機構を提供する。【解決手段】 つまみネジ1のつまみ部分の外周に設けられたネジ側面ファスナー1aと、該つまみネジのネジ側面ファスナー1aに着脱自在に係合させると共に固定部6との間においてつまみネジ1の緩みを防止する連結面ファスナー3を、備えることを特徴とするつまみネジ緩み防止機構。【選択図】図1

Description

本発明は、螺合したつまみネジの緩みを防止するつまみネジの緩み止めに関するものである。
従来、特許文献1のように、振動や外力等が作用することによる喋ナットの緩みを防止することができ、しかも、緩み止めのための加工が少なく、作製し易い喋ナットの緩み止め具がある。
また、非特許文献1にあるダブルツイストワイヤ法のように、ボルトの側面に穴を開けて、その穴にワイヤを通し、他の部品やボルト同士を結び付けることでボルトの回転止めや脱落を防止する装置がある。
特開2016−205609号公報
門田和雄、「ねじ基礎のきそ」、日刊工業新聞社、2007年、p.92
特許文献1は、ボルトに螺着した喋ナットの緩み止めに関する発明である。
非特許文献1は、ボルトの緩み止めの装置であって、ボルトの側面に穴を開けるなど、装置の製作に手間がかかるうえ、手回しで容易に緩み留めの着脱ができない。
本発明は、振動や外力が作用することによるつまみネジの緩みを防止することができ、かつ、緩み止めの設定・解除が人の手で容易に行え、緩み防止機構の作製も容易にできるつまみネジ緩み防止機構を提供する。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、つまみネジのつまみ部分の外周に設けられたネジ側面ファスナーと、該つまみネジのネジ側面ファスナーに着脱自在に係合させると共に固定部との間においてつまみネジの緩みを防止する連結面ファスナーを、備えることを特徴とするつまみネジ緩み防止機構である。
請求項2に記載の発明は、前記つまみネジと、該つまみネジの締め付け方向に位置する固定部との間に張設され、係合される前記連結面ファスナーを備えることを特徴とする請求項1に記載のつまみネジ緩み防止機構である。
請求項3に記載の発明は、緊締されている前記つまみネジ2個が、互いに接触することのないほどの距離を隔てて同一被螺合物に螺着されており、両者の締め付け方向が同一方向の場合は、連結面ファスナーを平面視略S字状または略逆S字状に該つまみネジ2つに架け渡し係合させ、締め付け方向が互いに逆方向の場合は、連結面ファスナーを平面視略C字状または略逆C字状に該つまみネジ2つに架け渡し係合させることを特徴とする請求項1に記載のつまみネジ緩み防止機構である。
前記構成により、この発明は以下のような効果を有する。
本発明によれば、振動や外力等の作用よって発生する、つまみネジの緩みを防止する機構の設定・解除が、人の手で容易に行え、また、本緩み防止機構も作製し易い。
第1実施形態の正面図である。 第1実施形態の部分断面図である。 第2実施形態の正面図である。 第2実施形態の部分断面図である。 他の連結面ファスナーを使った、図4と同様の図である。 第3実施形態の正面図である。 第4実施形態の正面図である。 第5実施形態の正面図である。 第6実施形態の正面図である。
以下に述べる実施形態例は、被螺合物であるパイプ4と、パイプ4に挿入された被圧着物であるパイプ5から成り、パイプ4またはパイプ5は、相対的に上下に移動、または回転できる構成になっている。
(実施形態例1)
実施形態例1は、図1のように、パイプ4の表面に螺刻された螺孔に、外周にネジ側面ファスナー1aを固着されたつまみネジ1を螺回し、図2の断面図のようにパイプ4を螺貫したのち、パイプ5の表面につまみネジの先端部を到達させる。上記螺締されたつまみネジ1に、図1のように連結面ファスナー3を係合していき、該連結面ファスナー3を延伸させ、パイプ4の表面の一部6に固着させた例である。なお、パイプ4の固定部6には、予め他の面ファスナーを固着させておいてもよいし、連結面ファスナー3を別の形態で延張させ、パイプ4の固定部6に別の形態で固定させてもかまわない。
(実施形態例2)
図3のように、外周をネジ側面ファスナーで固着されたつまみネジを2個(つまみネジ1、つまみネジ2)、互いに接触することのないほどの距離を隔ててパイプ4の表面に螺刻された螺孔2つに、それぞれ螺回し、図4の断面図のように、パイプ4を螺貫して、パイプ5の表面につまみネジの先端部を到達させ、螺回をそのまま続けるとつまみネジの先端部によってパイプ5は押圧され、螺回が続けられないほど緊締され、パイプ4とパイプ5は互いに固定される。
上記螺締された2つのつまみネジのうち、図3のように、つまみネジ1に、連結面ファスナー3を係合していき、略逆S字状につまみネジ2に該連結面ファスナー3を架け渡すが、その途中の図4の捻り部7で該連結面ファスナー3を捻り、連結面ファスナー3の表裏を逆にし、そのまま連結面ファスナー3をつまみネジ2の外周に係合させる。
なお、段落0019で述べたような、連結面ファスナー3を捻って表裏を逆にする方法ではなく、表裏が逆の面ファスナーを図5の連接部8のように、連接させた面ファスナーを用いてもよい。
(実施形態例3)
上記実施形態例2は、段落0019で述べたように、つまみネジ1およびつまみネジ2に連結面ファスナー3を略逆S字状に係合したが、この理由は、つまみネジ1とつまみネジ2の両方ともネジの締め付け方向が時計回りであったからである。両方のつまみネジの締め付け方向が共に反時計回りであったら、図6のように、略S字状に係合する。
(実施形態例4、5)
実施形態例2において、つまみネジ1およびつまみネジ2の締め付け方向が互いに反対方向であった場合は、つまみネジ1およびつまみネジ2に、連結面ファスナー3を図7のように略C字状、または図8のように、略逆C字状に架け渡し係合する。この実施例をそれぞれ実施形態例4および実施形態例5とする。なお、略C字状または略逆C字状に、連結面ファスナー3をつまみネジ1おび2に係合させるときは、段落0019で述べたような、連結面ファスナー3の表裏を逆にして係合させる必要はない。
(実施形態例6)
実施形態例6は、図9のように、締め付け方向が時計回りの該つまみネジを3個(つまみネジ1、つまみネジ2、つまみネジ11)直列に配置し、実施形態例2と同様にして、本緩み防止機構を作製した例である。この場合、つまみネジ2とつまみネジ11に架け渡す連結面ファスナーは、つまみネジ1とつまみネジ2とに架け渡した連結面ファスナー3を延張するのではなく、別の連結面ファスナー10を、つまみネジ2とつまみネジ11に架け渡し、係合する。
同様に、実施形態例3および実施形態例4、実施形態例5についても、それぞれ、つまみネジを3個直列に配置し、連結面ファスナーをそれぞれ追加してそれぞれ実施形態例3および実施形態例4、実施形態例5のように係合させると、3個から成るつまみネジ緩み防止機構を構築することができる。
さらに、同様にして、つまみネジを4個、5個、6個・・・と追加して、同様の実施形態例のように連結面ファスナーを追加架け渡して係合させると、つまみネジ4個、5個、6個・・・から成る、つまみネジ緩み防止機構を構築することができる。
本発明で、つまみネジ1とつまみネジ2の、2つのつまみネジを使用する場合、つまみネジ1とつまみネジ2は大きさや形式の異なるつまみネジであってもよい。たとえば、つまみネジ1はつまみネジ2よりも大きいつまみネジであってもよいし、つまみネジ2の代わりに喋ネジや手回しネジであってもよい。また、つまみネジを3個使用する場合、4個使用する場合、5個使用する場合・・・も同様に、大きさや形式の異なるつまみネジであってもよい。
被螺合物に螺着する2つ以上のつまみネジの配置は、たとえば、被螺合物の同一平面上の縁に平行であってもよいし、垂直であってもよい。
2つ以上のつまみネジが同一平面上になく、同一立体形上に配置される場合も、本発明のつまみネジ緩み防止機構を構築することができる。
1、2、11 つまみネジ
1a、2a、11a ネジ側面ファスナー
1b、2b、11b つまみネジのネジ部
3、10 連結面ファスナー
4 被螺合物としてのパイプ4
5 被圧着物としてのパイプ5
6 固定部
7 連結面ファスナーの捻り部
8 連結面ファスナーの連接部
9 つまみネジの締め付け方向

Claims (3)

  1. つまみネジのつまみ部分の外周に設けられたネジ側面ファスナーと、長手方向の一端側が該つまみネジのネジ側面ファスナーに着脱自在に係合させると共に、長手方向の他端側が固定部に係合されることでつまみネジの緩みを防止する連結面ファスナーを、備えることを特徴とするつまみネジ緩み防止機構。
  2. 前記つまみネジと、該つまみネジの締め付け方向に位置する固定部との間に張設され、係合される前記連結面ファスナーを備えることを特徴とする請求項1に記載のつまみネジ緩み防止機構。
  3. 緊締されている複数のつまみネジを備え、各つまみネジのつまみ部分の外周にはネジ側面ファスナーが設けられ、隣接する2つの前記つまみネジは互いに接触することのないほどの距離を隔てて同一被螺合物に螺着されており、長手方向の一端側が隣接する一方のつまみネジのネジ側面ファスナーに着脱自在に係合されると共に、長手方向の他端側が2つの隣接するつまみネジの他方に設けられたネジ側面ファスナーに着脱自在に係合する連結面ファスナーをさらに備え、両者の締め付け方向が同一方向の場合は、連結面ファスナーを平面視略S字状または略逆S字状に該つまみネジ2つに架け渡し係合させ、締め付け方向が互いに逆方向の場合は、連結面ファスナーを平面視略C字状または略逆C字状に該つまみネジ2つに架け渡し係合させることを特徴とするつまみネジ緩み防止機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117752399A (zh) * 2023-12-29 2024-03-26 常州集硕医疗器械有限公司 一种具有锁紧结构的防脱落式颈椎前路接骨板

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