JP6696846B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
電気接続箱1は、例えば、自動車に搭載されるものであり、当該自動車のフロント部分又はリア部分に設けられている。電気接続箱1は、自動車内において、バッテリ等の電源と、電気接続箱1の外部に設けられている各種外部機器(補機等)との間に配置されている。電気接続箱1は、電源と電源ラインにより電気的に接続され、また、外部機器と信号ラインにより電気的に接続されている。図1に示すように、電気接続箱1は、電源から供給される電力を外部機器に分配するものであり、カバー11と本体12とを備える。
カバー11は、本体12を全体として収容可能な有底角筒形状の合成樹脂等よりなるアッパカバーであり、当該本体12全体をアッパカバーと図示しないロアカバーとの間に収容した状態で密封する。
本体12は、合成樹脂等よりなる略直方体形状の部材であり、電子部品を搭載する部品搭載面13を有している。本体12の部品搭載面13には、ヒューズユニット2及びリレーユニット3等の電子部品が搭載されている。なお、説明の便宜上、ヒューズユニット2及びリレーユニット3以外の電子部品の図示は省略した。
図2及び図3に示すように、ヒューズユニット2は、複数のヒューズ21と、当該複数のヒューズ21を外部から目視可能な状態で収容するヒューズ保持台22と、を有する。この場合、複数のヒューズ21は、マルチヒューズ形式でヒューズ保持台22に収容されている。
なお、窓部23は、ヒューズ保持台22の側壁部22a、及び当該側壁部22aに対向する側壁部22bを貫通した貫通孔として形成されていてもよい。
また、底面22sが高さH方向におけるヒューズ保持台22の中心により下側にあって、かつ、窓部23の高さH方向における中心がヒューズ保持台22の中心に対して上側(リレー側)にずれた位置に配置されていてもよい。つまり、窓部23の面積が高さH方向においてヒューズ保持台22の中心に部分的に重なりつつ、かつ、面積の半分以上が高さH方向においてヒューズ保持台22の中心よりも上側にある。
なお、窓部23は上記構成に限らず、当該窓部23と同じ底面22sを有する一方、天井面22tの存在しない凹状の解放空間として形成されていてもよい。
リレーユニット3は、リレー31と、当該リレー31と電気的かつ機械的に結合されたコネクタCとを備えている。リレー31は、ヒューズ21の出力側端子21bとコネクタCを介して電気的かつ機械的に結合される入力側(ヒューズ側)端子31a(図4参照。)と、外部機器と電気的に接続される出力側(外部機器側)端子(図示せず)と、を有する。リレー31の出力側端子は、信号ラインSWを介して外部機器と接続されている。信号ラインSWについては、便宜上、一部の信号ラインSWのみを図示したが、各リレーユニット3から複数本の信号ラインSWが延出していてもよい。
次に、図5を用いて、ヒューズユニット及びリレーユニットの他の実施の形態を説明する。なお、上記実施の形態と同じ構成については、同一符号を付して説明を省略する。図5は、他の実施の形態に係るヒューズユニットの正面図である。
図5に示すヒューズユニット2Aは、複数のヒューズ21を収容したヒューズ保持台22(図2参照。)とは異なり、ヒューズ保持台22A内に、ヒューズ21を1つだけ収容していてもよい。ヒューズユニット2Aの構成に対応して、ヒューズユニット2Aには、リレーユニット3Aが1つだけ接続されるようになっている。
次に図6及び図7を用いて、本体12へのヒューズユニット2の他の搭載構造について説明する。図6は、本体の収容部にヒューズユニットを全て収容した状態を示す、ヒューズユニットの他の搭載構造(1)を説明する図である。図7は、本体の収容部にヒューズユニットを全て収容した状態を示す、ヒューズユニットの他の搭載構造(2)を説明する図である。
なお、ヒューズ21及びリレー31は、コネクタCを介さず、互いに直接的に接続されていてもよい。図8は、ヒューズ21の出力側端子21bと、リレー31の入力側端子31aとの他の接続形式を示す図である。ヒューズ21の出力側端子21bは雌形の音叉端子により構成され、リレー31の入力端子31aは雄端子により構成されている。具体的には、ヒューズ21の出力端子21bの二股部分の間に、リレー31の入力端子31aが圧入されている。
なお、ヒューズ21の出力側端子21bが雄端子として構成され、リレー31の入力側端子31aが雌形の音叉端子から構成されていてもよい。
次に、図9を用いて他の実施の形態に係る本体の構成について説明する。なお、上述した図1に示した本体12と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。図9は、他の実施の形態に係る本体を備えた電気接続箱の概略的な斜視図である。
2 ヒューズユニット
3 リレーユニット
11 カバー
12 本体
13 部品搭載面
14 収容部
21 ヒューズ
22 ヒューズ保持台
22a 側壁部
23 窓部
31 リレー
C コネクタ
Claims (7)
- リレーと、
前記リレーに接続されたヒューズユニットと、
前記リレー及び前記ヒューズユニットが搭載された搭載面を有する本体と、
を備え、
前記リレー及び前記ヒューズユニットは、前記搭載面に対する垂直方向において、前記搭載面に対しヒューズユニット、リレーの順で配置されており、
前記ヒューズユニットは、ヒューズが内部に収容されたヒューズ保持台を有し、
前記ヒューズ保持台の側壁部に形成された窓部の位置に前記ヒューズの溶断部が配置されており、
前記窓部は、前記本体に形成された収容部に前記ヒューズ保持台が収容された状態において前記搭載面より下側に位置し、
前記収容部と前記窓部との間に前記ヒューズの溶断部の状態を目視可能にする隙間が形成されている
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記隙間は、前記搭載面から前記ヒューズ保持台に向かって延びる傾斜面によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記ヒューズ保持台の前記窓部より下側部分は、前記収容部に接した状態で収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
- 前記隙間は、前記収容部の底面にまで延びていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記リレー及び前記ヒューズユニットは、直接接続されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の電気接続箱。
- 前記リレー及び前記ヒューズユニットは、コネクタを介して接続されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の電気接続箱。
- 前記窓部が形成された前記側壁部の位置は、前記ヒューズ保持台のうち前記リレー側に設けられていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
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JP2016127292A JP6696846B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016127292A JP6696846B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 電気接続箱 |
Publications (2)
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JP2018007330A JP2018007330A (ja) | 2018-01-11 |
JP6696846B2 true JP6696846B2 (ja) | 2020-05-20 |
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Family Applications (1)
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JP2016127292A Active JP6696846B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 電気接続箱 |
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JP2021136700A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-13 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JP7443814B2 (ja) * | 2020-02-21 | 2024-03-06 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
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- 2016-06-28 JP JP2016127292A patent/JP6696846B2/ja active Active
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JP2018007330A (ja) | 2018-01-11 |
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