JP6696840B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、自動車等の車両に装着される回転コネクタ装置に関し、詳しくは接続コネクタが端部に配置された接続コネクタ付フラットケーブルを備えた回転コネクタ装置に関する。
例えば、自動車等の車両本体に装着される回転コネクタ装置は、回転体と固定体とを相対回転自在に組み付けて構成しており、前記回転体と前記固定体との間に形成された環状の収容空間に巻回したフレキシブルフラットケーブル(以下において、フラットケーブルという)を収容している。
回転コネクタ装置に収容されるフラットケーブルの両端には、接続コネクタが備えられており、前記回転体に設けた回転体側接続コネクタ収容部と前記固定体に設けた固定体側接続コネクタ収容部とに前記接続コネクタをそれぞれ収容し、前記接続コネクタと外部の電子機器の導体(以下において外部機器の外部導体という)とを電気的に接続する。
なお、一般のフラットケーブルの両端に備えた接続コネクタは、外部導体の端子と接続される接続端子部を有するバスバーと、バスバーを保持するホルダとで構成されている。
昨今、仕様の多様化に伴い、回転コネクタ装置を介して、照明用のLEDなど様々な外部機器が電気的に接続される場合があるが、例えば外部ノイズ等に起因する過大な電流(以下において過電流という)が流入することで、LED回路やフラットケーブルなどが損傷するおそれがあった。
これに対して、例えばヒューズなどの接続部品を接続コネクタと外部導体との間に組み付けることでLED回路やフラットケーブルなどへの過電流の流入を防止して、電気回路の損傷を防止する回転コネクタ装置が特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示されている回転コネクタ装置は、フラットケーブルの導体と外部導体とが、ヒューズを介して電気的に接続されており、フラットケーブルに過電流が流入した場合に前記接続部品が断線して前記フラットケーブルと前記外部導体との導通が遮断されるため、電気回路の損傷を防止できるとされている。
しかしながら前記接続部品は、導体と外部導体との間に設けられたバスバーに固定されているため、例えば前記接続部品が断線して導通が遮断された場合などに、前記接続部品を交換することが非常に困難であった。
特開平10−92541号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、過電流の流入による電気回路の損傷を防止できるとともに、前記接続部品を容易に取り換えることができる接続コネクタ付フラットケーブルを備えた回転コネクタ装置を提供することを目的とする。
この発明は、円環状の固定体と、該固定体と相対回転可能に嵌合された円環状の回転体と、前記固定体と前記回転体とで形成する収容空間に収容される導体と、前記導体の端部に接続されたバスバーを有する接続コネクタとで構成された回転コネクタ装置であって、前記接続コネクタに着脱される接続部品と、前記収容空間と連設するとともに、前記接続コネクタを収容するコネクタ収容部とが備えられ、前記バスバーは、他の端子と接続される接続端子部と、前記導体と電気的に接続される導体接続部と、前記接続端子部と前記導体接続部とを電気的に接続する前記接続部品が着脱自在に装着される装着部とが備えられるとともに、導通検査器具と接続して前記接続部品の導通を検査する導通検査部が備えられ、前記コネクタ収容部における、前記装着部と対向する外側の対向部分に、前記接続部品が挿通可能な貫通窓と、前記導通検査部と対向する対向部分に、前記導通検査器具が挿通可能な導通検査窓とが設けられ、前記貫通窓および前記導通検査窓は、前記回転体の回転軸方向に沿った面に一体に形成され、前記接続部品には、前記貫通窓および前記導通検査窓の全部を一体に覆うカバー体が設けられたことを特徴とする。
上述の他の端子とは、回転コネクタ装置を介して電気的に接続する外部の電子機器の導体に接続された接続端子である。
前記接続部品は、過電流の流入により断線するヒューズ、抵抗素子やダイオードあるいはサーミスタなどの電気回路を保護する回路保護部品のほか、前記導体を通電する電流をそのまま他の端子に流入させる導通部品などを含む。
この発明により、過電流の流入による電気回路の損傷を防止できるとともに、前記接続部品を容易に取り換えることができる。なお、前記接続部品を取り換えるとは、前記部品装着部に装着してあった前記接続部品を同種の接続部品と交換する場合の他、異なる種類の接続部品と取り換えることを含む。
詳述すると、前記接続端子部と前記導体接続部との間を電気的に接続する前記接続部品を着脱自在に装着できる前記部品装着部を前記バスバーに備えることで、例えば過電流の流入により断線して導通を遮断するヒューズなどの前記接続部品を前記接続コネクタから容易に取り外すことができるとともに、容易に新たな接続部品に取り換えることができる。
また、例えば外部機器の仕様などに応じて、前記接続部品を前記外部機器に適した接続部品に取り換えることが容易にできるため、前記電気回路の損傷を確実に防止できるとともに、前記導体や接続コネクタなどを共通化でき、部品点数を削減できる。
すなわち、前記接続部品が着脱自在な前記部品装着部を前記バスバーに設けることで電気回路の損傷を確実に防止できるとともに、交換を要する前記接続部品を容易に取り換えることができる。したがって、前記回転コネクタ装置のメンテナンス性を向上させることができる。
また、前記接続コネクタを前記回転コネクタ装置から取り外すことなく、前記貫通窓を介して外部から容易に前記接続部品を取り換えることができるため、前記回転コネクタ装置のメンテナンス性がより向上される。
さらにまた、より容易に前記接続部品を取り換えることができる。
詳述すると、前記貫通窓は、前記回転体の回転軸方向に沿った面、すなわち前記回転体を上方に配置した場合における前記回転コネクタ装置の側方に前記貫通窓が形成されるため、前記貫通窓を介して前記部品装着部にアクセスし易く、容易に前記接続部品を取り換えることができる。
また、前記貫通窓が前記回転コネクタ装置の側方に設けられているため、上方に前記貫通窓が設けられた場合に比べて、前記回転コネクタ装置の内部に埃などの異物が侵入することを抑制できる。
このように、前記接続部品の取り換え作業の効率が向上し、前記回転コネクタ装置のメンテナンス性をより向上することができるとともに、前記回転コネクタ装置の内部に異物が侵入を抑制できる。
また、前記貫通窓を前記カバー体で覆うことができるため、前記貫通窓を介して前記回転コネクタ装置の内部に例えば埃や小石などの異物が侵入することを防止でき、前記回転コネクタ装置の内部に収容された前記導体に異物が干渉することによる物理的な損傷や、異物と前記回転コネクタ装置の内部で干渉することよる異音の発生を防止できる。
さらにまた、前記導通検査器具を前記接続端子部と前記導通検査部とに接続することで、前記接続部品を前記部品装着部に装着した状態で、前記バスバーの前記接続端子部と前記導通検査部とを電気的に接続する前記接続部品の導電性を検査することができる。
また、前記導通検査部が前記バスバーにおける前記部品装着部より前記導体接続部側に備えられていることから、前記導体接続部に接続された前記導体と前記導通検査部とは電気的に接続されて電気回路を構成するため、前記導通検査部に前記導通検査器具を接続することで、前記導体の導通性を検査することもできる。すなわち、前記導体の損傷も合わせて検査することができる。
また、前記コネクタ収容部に設けた前記導通検査窓を介して外部から前記導通検査部に前記導通検査器具を接続することで電気回路を構成でき、前記接続部品および前記導体の導通検査を行うことができる。したがって、前記回転コネクタ装置から前記接続コネクタを取り外すことなく、前記接続部品および前記導体の導通検査を行うことができ、前記回転コネクタ装置のメンテナンス性を向上させることができる。
そして、外部から前記貫通窓を介して前記接続部品の導通を検査できるとともに、前記接続部品を取り替えができる。すなわち、前記接続部品の導通検査の結果に基づいて前記接続部品を交換できるため、前記接続部品の取り替え作業の効率を向上させることができ、よりメンテナンス性が向上される。
また、前記貫通窓と前記導通検査窓とが一体で構成されているため、それぞれを独立して形成した場合に比べ、前記コネクタ収容部の強度の低下を防止できるとともに、埃などの異物の侵入経路を減らすことができるため異物の侵入も抑制できる。
またこの発明の態様として、前記接続部品は、抵抗素子を有する電子部品、導通可能な導通部品、およびヒューズのうちのいずれかから選択される構成とすることができる。
この発明により、目的に適した前記接続部品を選択して装着できるため、様々な車種や仕様に応じた前記回転コネクタ装置を容易に準備することができる。また、例えばヒューズや抵抗素子などの回路保護部品を備える必要のない外部機器である場合には、前記接続端子部と前記導体接続部との間に電流をそのまま導通させる導通部品を選択することができる。したがって、前記回転コネクタ装置の汎用性を向上させることができる。
またこの発明の態様として、前記部品装着部は、前記接続端子部側と前記導体接続部側とにそれぞれ装着端子が設けられ、該装着端子の少なくとも一方を弾性構造とすることができる。
この発明により、前記接続部品の取り換え作業の効率が向上され、容易にかつ確実に前記接続部品を前記装着端子に装着して前記導体と前記外部導体との電気的に接続することができる。
この発明により、過電流の流入による電気回路の損傷を防止できるとともに、前記接続部品を容易に取り換えることができる接続コネクタ付フラットケーブルを備えた回転コネクタ装置を提供することができる。
回転コネクタ装置およびヒューズの概略斜視図。 回転コネクタ装置の概略分解斜視図。 コネクタ収容部本体と接続コネクタ付フラットケーブルの拡大分解斜視図。 接続コネクタおよびバスバーの説明図。 接続コネクタ付フラットケーブルおよび収容ケースの概略斜視図。 コネクタ収容部の断面図。 接続コネクタの側面図。 他の実施形態における接続部品の装着状態の説明図。 他の実施形態においてブレードヒューズが装着されていない状態でのコネクタ収容部本体26の概略斜視図。 他の実施形態におけるブレードヒューズの装着状態におけるコネクタ収容部の断面図。 抵抗の装着状態の説明図。
(第1実施形態)
以下、回転コネクタ装置1について図1乃至図7に基づき説明する。
図1は回転コネクタ装置1およびヒューズ90の概略斜視図を示している。詳しくは、図1(a)は回転コネクタ装置1の概略斜視図を示し、図1(b)および図1(c)は接続コネクタ50に装着されるヒューズ90を左右上方からみた概略拡大斜視図をそれぞれ示している。なお、本実施形態において、ステータ20を基準としてロテータ10側を上方とし、スリーブ30側を下方とする。また、図1における右手前側を前方、左奥側を後方とし、左手前側を左側方L、右奥側を右側方Rとする。
図2は回転コネクタ装置1の概略分解斜視図を示し、図3はコネクタ収容部本体26と接続コネクタ付フラットケーブル40の拡大分解斜視図を示し、図4は接続コネクタ50およびバスバー70の説明図を示している。
なお、図3では、コネクタ収容部本体26を明確にするためにステータ本体20B(ステータ20)の右側方Rを一部省略している。
図4について詳しく説明すると、図4(a)はヒューズ90が装着される接続コネクタ50Aの概略斜視図を示し、図4(b)は接続コネクタ50Aを構成するバスバー70の概略斜視図を示し、図4(c)は接続コネクタ50Aと重ね合わせて収容ケース80に収容する接続コネクタ50Bの概略斜視図を示し、図4(d)は接続コネクタ50Bを構成するバスバー70の概略斜視図を示している。
図5は接続コネクタ付フラットケーブル40および収容ケース80の概略分解斜視図を示し、図6は接続コネクタ50Aにヒューズ90が装着された状態におけるコネクタ収容部本体26の概略断面図を示し、詳述すると、バスバー70Aと接続する導体接続部73に沿って切断したコネクタ収容部本体26の断面を後方からみた断面図を示している。
図7はコネクタ収容部本体26に収容した接続コネクタ50の左側面図を示している。詳述すると、図7は接続コネクタ付フラットケーブル40を収容したコネクタ収容部本体26にヒューズ90を装着した状態を左側方からみた側面図を示す。なお、図7において、接続コネクタ50Aおよびヒューズ90を見やすくするため、コネクタ収容部本体26、および収容ケース80、フラットケーブル100は点線で表示している。
回転コネクタ装置1は、図1(a)に示すように、ロテータ10と、ロテータ10の下方に位置するステータ20と、ロテータ10とステータ20とを相対回転できるように組付けるスリーブ30とで構成された略円筒体であり、左側方Lにはステータ側コネクタ収容部24が備えられている。
このステータ側コネクタ収容部24を構成するコネクタ収容部本体26は、ロテータ10とステータ20とを組み付けて形成される収容空間Sに収容されたフラットケーブル100(以下においてFFC100とする)の端部に装着された接続コネクタ50を収容する収容部であり、収容された接続コネクタ50に対してヒューズ90をコネクタ収容部本体26の外部から装着することができる。
はじめに、ヒューズ90について説明する。
ヒューズ90は、図1(b)および図1(c)に示すように、円柱体の回路保護部材であり、中空円筒状をしたガラス製のガラスカバー91と、ガラスカバー91の両端部分に装着される金属製の接点金具92と、ガラスカバー91に挿通され両端に装着された接点金具92同士を連結するエレメント93とで構成されており、貫通窓カバー94に把持されている。
接点金具92は、底面がガラスカバー91の外径よりも僅かに大きな円形断面の有底円筒体であり、導電性を有する金属で形成されている。
エレメント93は、導電性を有する接点金具92同士を連結した金属線であり、一定以上の電流が流れた場合に断線するように構成されている。
貫通窓カバー94は、長手方向の長さがガラスカバー91の長手方向の長さよりも長く、また短手方向の長さがガラスカバー91の径よりも一回り以上長い矩形状の板状体であり、長手方向に所定の間隔を隔ててヒューズ90のガラスカバー91を把持するクリップ95を備えている。なお、貫通窓カバー94は導電性を有さない樹脂製である。
なお、貫通窓カバー94は、接点金具92と対向する位置に貫通孔を設け、貫通孔にテスターを通してエレメント93の導通を検査できる構成としてもよい。
このように構成されたヒューズ90と貫通窓カバー94とは、ガラスカバー91をクリップ95で把持することで一体化され、後述する回転コネクタ装置1に装着される。
また、回転コネクタ装置1には接続部品として機能するヒューズ90がコネクタ収容部本体26に装着されているが、この接続部品は、ヒューズ90と同様に、貫通窓カバー94に把持された抵抗素子やダイオードなどの回路保護部品、あるいは導通可能な導通部品(図示省略)などから選択できる。
回転コネクタ装置1を構成するロテータ10は、図2示すように、平面視中央部分に略円形の貫通孔を有する略環状の回転側リング板11と、回転側リング板11の内周縁から下方に向けて形成される内周筒部12とで一体に構成されており、回転側リング板11の上面には上方へ突出してコネクタとして機能するロテータ側コネクタ収容部13が設けられている。
ロテータ側コネクタ収容部13は、収容空間Sに収容されたFFC100の一端に装着された接続コネクタを収容する収容部であり、ステアリングホイールに配置されるホーンスイッチ、エアバッグユニットなどの外部機器の電気回路に接続されたケーブル(図示省略)のコネクタが外部から接続される。
このように構成されたロテータ10と組み付けられるスリーブ30は、図2に示すように、平面視中央部分において上下方向に貫通する貫通孔を有する略円筒体であり、上下方向から後述するステータ20をロテータ10とで挟み込んで組み付けられることで、ロテータ10とステータ20との相対回転を可能にする。
ロテータ10に対して相対回転可能なステータ20は、略円筒体であるサブステータ20Aと中央部分が開口した略環状の板体であるステータ本体20Bとが上下方向に嵌合された、上面の開口した有底略円筒体である。
詳しくは、ステータ20は、下面を構成する固定側リング板21と、外周面を構成する略円筒状の外周筒部22と、サブステータ20Aとステータ本体20Bとを嵌合するステータ嵌合部23と、ステータ20の後方において左側方Lに突出したステータ側コネクタ収容部24とで構成されている。
固定側リング板21は、外径が回転側リング板11の外径よりも僅かに大きく形成され、平面視中央部分に略円形の貫通孔を有する円環状の板状体である。
外周筒部22は、固定側リング板21と同形の略円形した円筒状をしており、固定側リング板21の外周縁から上方向に延びる円筒形の外周壁を形成している。
なお、ロテータ10とステータ20とを組付けた状態において、ロテータ10の回転側リング板11および内周筒部12と、ステータ20の固定側リング板21および外周筒部22とでFFC100を収容する収容空間Sを形成する。
ステータ側コネクタ収容部24は、後述する接続コネクタ50を収容する収容部であり、外周筒部22の外周面から左側方Lに向けて突出したステータ側コネクタ収容部24の上面であるコネクタ収容部カバー25と、コネクタ収容部カバー25の下方に設けられたコネクタ収容部本体26とで構成されている。
また、ステータ側コネクタ収容部24の内部において外周筒部22は径方向に貫通している。すなわち、ステータ側コネクタ収容部24の内部は、ロテータ10とステータ20とで形成する収容空間Sと挿通している。
コネクタ収容部本体26は、図3に示すように、接続コネクタ50が収容可能であるとともに、上面と正面とが開口されている中空状の略直方体であり、上面側の開口面は固定側リング板21と略面一に形成されている。
このコネクタ収容部本体26の左側方Lに形成された左側面261の下方部分には、板厚方向に貫通した略矩形状の側面貫通孔27が設けられている。
側面貫通孔27は、図3に示すように、長辺および短辺がそれぞれ前後方向および上下方向に沿った長方形状の貫通窓271と、貫通窓271の後方下端部分を切り欠いた検査用窓272とで構成されている。
この貫通窓271の長辺は、ヒューズ90の長手方向の長さよりも一回り長く、貫通窓カバー94の長手方向の長さよりも短い。また、貫通窓271の短辺は接点金具92の底面である円の内径よりも一回り長く、また貫通窓カバー94の短手方向の長さよりも短い。すなわち、貫通窓271はヒューズ90が挿通可能であるとともに、貫通窓カバー94により塞がれる構成である。
なお、本実施形態において、貫通窓271は貫通窓カバー94が嵌合する構成としてもよい。
一方で検査用窓272は、貫通窓271の後方側下端を後述する導通検査部77の板厚分だけ切り欠いた長方形状の貫通孔であり、その横幅(前後方向の長さ)も導通検査部77の幅と略同一である。
このように構成された回転コネクタ装置1に装着される接続コネクタ付フラットケーブル40は、図3および図4に示すように、収容空間Sに一部が収容される2枚のFFC100(100A,100B)と、各FFC100の端部に備えられた接続コネクタ50(50A,50B)とで構成されており、2枚のFFC100を接続した接続コネクタ50A,50Bは重ねられて収容ケース80に収容される。
FFC100は、図4に示すように、並行配置した複数の帯状導体101と、帯状導体101を挟み込んで絶縁する絶縁被覆102とで構成されている。なお、接続コネクタ50Aに接続するFFC100Aは8本の帯状導体101を備え、接続コネクタ50Bに接続するFFC100Bは7本の帯状導体101を備えている。
また、FFC100は、接続コネクタ50に接続する側の一部の絶縁被覆102が剥がされ、所定長さの帯状導体101が露出する導体露出部103が形成されている。
なお、FFC100を構成する帯状導体101は、例えば、エアバック用の回路を構成する幅広の導体であってもよく、複数本の帯状導体101がすべて幅広の導体で構成されたFFC100であってもよく、複数本のうち何本かの帯状導体101が幅広の導体で構成してもよい。また、FFC100AおよびFFC100Bの両方、あるいは一方のみの帯状導体101を幅広の導体で構成してもよい。
接続コネクタ50(50A,50B)は、図4(a)乃至図4(d)に示すように、樹脂ホルダ60(60A,60B)と、複数本のバスバー70とで構成している。
樹脂ホルダ60(60A,60B)は、後述する複数本のバスバー70を一体的に保持する絶縁性の樹脂製部材である。なお、樹脂ホルダ60は、絶縁性を有すれば必ずしも樹脂で構成されている必要はない。
具体的には、接続コネクタ50Aを構成する樹脂ホルダ60Aは、側面視略幅広長方形状であり、複数のバスバー70を絶縁可能に装着して固定するバスバー装着部61を内部に有するとともに、左側方LにFFC100Aを装着する凹状のFFC装着部62と、FFC装着部62に装着されたFFC100Aを固定する別体のモールドカバー63と、モールドカバー63が嵌合されるモールドカバー被係止部64と、上端から右側方Rに突出する右側方突出部65とで構成されている。
また、FFC装着部62の中央部分には、バスバー装着部61に装着したバスバー70の導体接続部73を露出させるバスバー露出部66が形成されている。
モールドカバー63(63A,63B)は、FFC100(100A,100B)より幅広であり、後述するモールドカバー被係止部64に係止する係止部を前後両端に備えた側面視略C型をしている。
モールドカバー被係止部64は、バスバー露出部66の後方側を前方に窪ませた後方係止部641と、バスバー露出部66の前方側に設けられた樹脂ホルダ60Aの板厚方向に貫通した貫通係止部642とで構成されたモールドカバー63を嵌合する被係合部である。
これらの後方係止部641および貫通係止部642にモールドカバー63の開口部分両端がそれぞれ係止することにより、樹脂ホルダ60に装着したFFC100を固定することができる。
接続コネクタ50Bを構成する樹脂ホルダ60Bは、右側方突出部65を備えていないこと以外は、樹脂ホルダ60Aと比べて形状や配置は異なるものの、同様の構成を備えており、その詳細な説明は省略する。
樹脂ホルダ60に一体的に保持されているバスバー70は、図4(b)および図4(d)に示すように、概略的に先端に接続ピン71を有する連結部72と、連結部72に対して直交し、帯状導体101と接続される導体接続部73とで構成する側面視略L字型あるいはL字を上下反転させた側面視略逆L字型形状をした導電性を有する金属棒である。
なお、バスバー70Hの連結部72には、接続ピン71の後方において上方に向かって折り曲げるとともに接続ピン71を左側方Lにシフトさせる折曲げ屈曲部78を有する。
具体的に、接続コネクタ50Aに配置される8本のバスバー70うち、樹脂ホルダ60Aの下方に配置されるバスバー70Bおよび70C(下方からバスバー70B、70C)は側面視略L字型であり、残りのバスバー70D乃至70H(同様に下方から順に並んでいる)は上方に配置される側面視略逆L字型である。
同様に、樹脂ホルダ60Bの下方に配置されたバスバー70I、70J、70Kは側面視略L字型であり、下方から順に配置された残りのバスバー70L、70M、70Nは側面視略逆L字型である。
接続コネクタ50Aの最も下方側に配置されたバスバー70Aは、バスバー70Bやバスバー70Cと異なり、連結部72と導体接続部73とが連結されておらず、代わりに連結部72の基端側および導体接続部73の下方側端部にそれぞれバスバー70と同一の金属で形成された板状のコネクタ側導通部74および導体部側導通部75が設けられており、コネクタ側導通部74と導体部側導通部75にはそれぞれヒューズ90が装着可能な部品装着部76が備えられている。また、導体接続部73側に設けた導体部側導通部75の下方には導通検査部77が設けられている。
部品装着部76は、導電性を有する金属製で形成され、その形状は左側方Lに向けて開口した略C字形状であり、部品装着部76の内径はヒューズ90における接点金具92の外径よりも僅かに小さい。
なお、コネクタ側導通部74と導体部側導通部75に備えられた部品装着部76同士の距離は、接点金具92同士の距離と略等しく、また接続コネクタ50をコネクタ収容部本体26に収容した状態において、貫通窓271と対向する位置に配置される。さらに、この収容状態におけるコネクタ収容部本体26の本体左側面261との距離は、ガラスカバー91と貫通窓カバー94との距離と略等しくなるように設計されている。
導通検査部77は、導体部側導通部75の下端部を左側方Lに折り曲げて形成された金属板であり、左側方Lに延びた長さは、接続コネクタ50Aをコネクタ収容部本体26に収容した状態における本体左側面261と導体部側導通部75との距離よりも一回り短い。
このような構成を有する導通検査部77は、接続コネクタ50をコネクタ収容部本体26に収容した状態において、検査用窓272と対向する位置に設けられている。なお、検査用窓272から左側方Lに先端部分はコネクタ収容部本体26の内部に収容されている。
なお、検査用窓272から左側方Lに先端部分が突出してもよく、また検査用窓272に嵌合して本体左側面261と面一となってもよい。
また、導通検査部77は、導体部側導通部75を介して導体接続部73と接続されているため、導体接続部73にFFC100を接続させた場合に、導通検査部77とFFC100とが電気回路を構成する。
このように構成されたバスバー70A乃至70H、およびバスバー70I乃至70Nは、図4(a)および図4(c)に示すように、接続コネクタ50A、50Bに装着され、接続ピン71が樹脂ホルダ60A、60Bの前方側面から前方に突出するとともに、導体接続部73が上述の順でバスバー露出部66から左側面側に露出することとなる。
そして折曲げ屈曲部78を有するバスバー70Hの接続ピン71は、右側方突出部65の側面側から、バスバー70Gの接続ピン71の幅方向の位置と同じ位置で突出する。
また、図4(a)に示すように、バスバー70Aの部品装着部76を備えるコネクタ側導通部74および導体部側導通部75は、接続コネクタ50Aの樹脂ホルダ60Aよりも下方に突出するように配置される。
さらにまた、このように構成された樹脂ホルダ60にバスバー70を装着して構成する接続コネクタ50は、図5に示すように、バスバー露出部66と導体露出部103とが対向するようにFFC装着部62にFFC100を配置し、導体露出部103で露出する帯状導体101と、バスバー露出部66で露出する導体接続部73とをそれぞれ接合するとともに、モールドカバー63を係合させることで、FFC100を接続コネクタ50に取付けることができる。
このようにFFC100が取付けられた接続コネクタ50を装着する収容ケース80は、前後方向に開口した中空状の直方体であり、前方側が他の外部機器に接続された図示省略するメス型コネクタが嵌合でき、後方側において、接続コネクタ50(50A,50B)の前方側を装着することができる。
具体的には、接続コネクタ50Aと接続コネクタ50Bとを重ねて配置した状態で、接続ピン71を後方から収容ケース80に挿入して、接続コネクタ50を収容ケース80に装着する。
なお、接続コネクタ50Aと接続コネクタ50Bとを重ねて配置した状態では、接続コネクタ50Aの右側方突出部65から前方に突出するバスバー70Hの接続ピン71は、接続コネクタ50Bにおいて前方に突出するバスバー70Nの接続ピン71の上方に配置され、バスバー70I乃至70Nの接続ピン71と略一列に並んで配置される。
このようにして、収容ケース80に装着した接続コネクタ50の接続ピン71は、収容ケース80の内部において前方に突出することとなる。すなわち、接続コネクタ50が組み付けられた収容ケース80は、7本×2列の接続ピンを有する雄型コネクタを構成する。
また、接続コネクタ50に接続されたFFC100は、ステータ側コネクタ収容部24を通してロテータ10とステータ20とで形成する収容空間Sに配置できる。
続いて、FFC100を固定した接続コネクタ50をコネクタ収容部本体26(ステータ側コネクタ収容部24)に収容した構成である回転コネクタ装置1に対するヒューズ90の着脱について、図6に基づいて説明する。
上述のように、接続コネクタ付フラットケーブル40をステータ側コネクタ収容部24に収容した状態の回転コネクタ装置1において、部品装着部76と貫通窓271とは対向するように配置されており、また貫通窓271はガラスカバー91が挿通可能に形成されていることから、ヒューズ90は貫通窓271を挿通させることができる。
さらに、ガラスカバー91と貫通窓カバー94との距離は、コネクタ収容部本体26の左側面である本体左側面261と部品装着部76との距離と略等しいことから、貫通窓カバー94が貫通窓271を覆うとともに下端が導通検査部77の上面側と接するように配置することで、貫通窓271を挿通したヒューズ90が、部品装着部76に嵌合することとなる。
ここで、ヒューズ90の両端を構成する接点金具92の径は部品装着部76の径よりも僅かに大きいが、部品装着部76は弾性構造であるため、接点金具92を部品装着部76に押し込むことにより、部品装着部76が僅かに広がって、接点金具92を挟み込んで嵌合することができる。
これにより、接続ピン71と導体接続部73とがヒューズ90を介して電気的に接続されるため、バスバー70Aの接続ピン71と導体接続部73とが通電されることとなる。
また、部品装着部76は弾性を有しているため、貫通窓カバー94を左側方Lに引っ張ることで部品装着部76が僅かに広がり接点金具92を取り外せる。このように部品装着部76に装着されたヒューズ90を容易に取り外すことができる。
このような構成を有する回転コネクタ装置1は、円環状のステータ20と、ステータ20と相対回転可能に嵌合された円環状のロテータ10と、ステータ20とロテータ10とで形成する収容空間Sに収容されるFFC100と、FFC100の端部に接続された、バスバー70(バスバー70A)を有する接続コネクタ50(接続コネクタ50A)とで構成され、接続コネクタ50(接続コネクタ50A)に着脱されるヒューズ90などの接続部品が備えられ、バスバー70は、他の端子と接続される接続ピン71と、FFC100と電気的に接続される導体接続部73と、接続ピン71と導体接続部73とを電気的に接続するヒューズ90などの接続部品が着脱自在に装着される部品装着部76とが備えられたことにより、過電流の流入による電気回路の損傷を防止できるとともに、接続部品を容易に取り換えることができ、メンテナンス性を向上させることができる。
例えば、接続ピン71と導体接続部73との間を電気的に接続するヒューズ90を着脱自在に装着できる部品装着部76をバスバー70Aに備えることで、上述のようにバスバー70Aの接続ピン71と導体接続部73とをヒューズ90を介して電気的に接続できる。このため仮に電気回路に過電流が流入してもエレメント93が断線して導通が遮断されるため、電気回路への過電流の流入を防止でき、電気回路の損傷を防止できる。
また、ヒューズが回転コネクタ装置の内部で溶接などにより接続されている場合と比べて、ヒューズ90を接続コネクタ50から容易に取り外すことができるとともに、容易に新たなヒューズ90と交換することができるため、メンテナンス性を向上できる。
また、接続部品をヒューズ90の代わりに、抵抗素子やダイオードなどの回路保護部品や導通可能な導通部品などから選択することができ、例えばヒューズや抵抗素子などの回路保護部品を備える必要のない外部機器が車両本体に搭載されている場合には、接続ピン71と導体接続部73との間に電流をそのまま導通させる導通部品を接続部品として選択することなどができる。すなわち、目的に適した接続部品を選択できることにより、様々な車種や仕様に応じた回転コネクタ装置を容易に準備することができ、汎用性を向上することができ、部品点数も削減できる。
さらにまた、例えば外部機器の仕様を変更した場合においても、ヒューズ90を外部機器に適したヒューズや抵抗素子などに取り換えることが容易にできるため、電気回路の損傷を確実に防止できる。
このように、接続部品が着脱自在な部品装着部76をバスバー70に設けることで電気回路の損傷を防止できるとともに、ヒューズ90などの接続部品を容易に取り換えることができる。したがって、回転コネクタ装置1のメンテナンス性を向上することができる。
さらにまた、接続ピン71側と導体接続部73側とにそれぞれ設けられた部品装着部76の少なくとも一方を弾性材とすることで、容易にかつ確実にヒューズ90などの接続部品を着脱でき、取り換え作業の効率が向上できる。
さらにまた、バスバー70には、導通検査器具と接続してヒューズ90の導通を検査する導通検査部77を、バスバー70における部品装着部76より導体接続部73側に備えることにより、ヒューズ90などの接続部品の導電性を容易に検査できる。
詳述すると、図7に示すように、バスバー70Aの接続ピン71と導通検査部77とは部品装着部76に装着されたヒューズ90を介して電気回路を構成するため、導通検査部77に導通検査装置Mを接続することで、ヒューズ90の導電性、すなわちヒューズ90の故障等を、帯状導体101を介することなく検査することができるため、メンテナンス性をより向上することができる。
また、バスバー70Aの導体接続部73と接続されたFFC100Aの帯状導体101と導通検査部77とは連結されているため、FFC100Aの帯状導体101の他端部と導通検査部77とに導通検査装置Mを接続することで、帯状導体101の導通性、すなわち帯状導体101の損傷等も合わせて検査することができ、メンテナンス性をより向上することができる(図7参照)。
なお、貫通窓271の下方に切り欠けられた検査用窓272から、導通検査部77の先端が突出または嵌合している場合には、検査用窓272は導通検査部77により塞がった状態となるため、外部から導通検査装置Mを導通検査部77に接続できるとともに、外部から検査用窓272を介して回転コネクタ装置1の内部に埃などの異物の侵入を防止できる。
また、ロテータ10とステータ20とで形成する収容空間Sと連設するとともに、接続コネクタ50を収容するコネクタ収容部本体26を備え、コネクタ収容部本体26は、部品装着部76と対向する外側の対向部分、すなわちコネクタ収容部本体26の本体左側面261に、着脱自在なヒューズ90が挿通できる貫通窓271を設けることにより、接続コネクタ50を回転コネクタ装置1から取り外すことなく、コネクタ収容部本体26の外部から貫通窓271を介してヒューズ90を取り換えることができ、回転コネクタ装置1のメンテナンス性がさらに向上される。
また、貫通窓271は、ロテータ10の回転軸方向に沿った面、すなわちコネクタ収容部本体26の左側方Lに形成された本体左側面261に形成されたことにより、コネクタ収容部本体26に設けた貫通窓271を介して部品装着部76にヒューズ90をアクセスし易く、より容易にヒューズ90を取り換えることができる。
また、貫通窓271が回転コネクタ装置1の左側方L側に設けられているため、上方に貫通窓が設けられた場合と比べて、回転コネクタ装置1の内部に埃などの異物の侵入を抑制できる。
さらに、貫通窓271を覆う貫通窓カバー94が設けられたことにより、貫通窓271を介して回転コネクタ装置1の内部に例えば埃や小石などの異物が侵入することを防止できるため、回転コネクタ装置1の内部に収容されたFFC100の物理的な損傷や、異音の発生を防止できる。
また、コネクタ収容部本体26の本体左側面261の導通検査部77と対向する対向部分に、導通検査器装置Mが挿通可能な検査用窓272を設けることにより、コネクタ収容部本体26に設けた検査用窓272を介して外部から導通検査部77に導通検査器装置Mを接続して電気回路を構成することができ、ヒューズ90およびFFC100の導通検査を行うことができる。
これにより、回転コネクタ装置1から接続コネクタ50を取り外すことなく、ヒューズ90およびFFC100の導通検査を行うことができ、回転コネクタ装置1のメンテナンス性をさらに向上することができる。
また、ヒューズ90と貫通窓カバー94とを一体に構成し、ヒューズ90を部品装着部76に装着することで貫通窓271を貫通窓カバー94で塞ぐ構成としてすることで、ヒューズ90を装着させると同時に貫通窓271を塞ぐことができ、接続部品の取り換え作業の効率を向上させることができる。また、部品点数の削減もできる。
一方で、必ずしもヒューズ90と貫通窓カバー94とを一体に構成する必要はなく、例えば、コネクタ収容部本体26と一体となった貫通窓カバー94や、別体の貫通窓カバー94を備える構成としてもよい。この場合、コネクタ収容部本体26と一体に構成した場合、いわゆる市販のヒューズ90を使用することができ、汎用性が向上するといった利点がある。
また、貫通窓271は、検査用窓272と一体に設けられることにより、外部から貫通窓271を介してヒューズ90の導通を検査できるとともに、ヒューズ90を取り替えができる。すなわち、一か所のみでヒューズ90の導通検査と交換ができるため、ヒューズ90の取り替え作業の作業効率を向上させることができ、よりメンテナンス性が向上される。
さらに、貫通窓271と検査用窓272とが一体で構成されているため、コネクタ収容部本体26の強度の低下を防止できるとともに、埃などの異物の侵入経路を減らすことができるため異物の侵入も抑制できる。
(第2実施形態)
上述の実施形態において、貫通窓271と検査用窓272とは一体に設けているが、貫通窓271と検査用窓272とは必ずしも一体に設ける必要はなく、例えば図8(a)に示すように、貫通窓271と検査用窓272を別に設けてもよい。
以下、貫通窓271と検査用窓272とを別体で設けた回転コネクタ装置1aについて簡単に説明する。
なお、回転コネクタ装置1aの構成のうち、上述の回転コネクタ装置1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8は接続コネクタ付フラットケーブル40を収容したステータ側コネクタ収容部24aの説明図であり、詳しくは、図8(a)はヒューズ90を接続コネクタ50に装着した状態のステータ側コネクタ収容部24aを左側方からみた側面図を示し、図8(b)はヒューズ90を接続コネクタ50Aに装着された状態におけるコネクタ収容部本体26aのバスバー70Aと接続する導体接続部73に沿って切断した断面を後方からみた断面図を示す。
回転コネクタ装置1aにおいてステータ側コネクタ収容部24aを構成するコネクタ収容部本体26aには、回転コネクタ装置1と同様に本体左側面261aに側面貫通孔27aが設けられている。
側面貫通孔27aは、ヒューズ90が挿通可能な貫通窓271と、貫通窓271と所定の間隔を隔てて下方側に設けられた検査用窓272aとで構成されている。
検査用窓272aは、接続コネクタ50Aをコネクタ収容部本体26aに収容した状態において、後述する導通検査部77と対向した位置に設けられた長方形状の貫通孔であり、長手方向および短手方向の長さは、導通検査部77の板厚および横幅よりも二回り以上大きく、検査用窓272aからは導通検査装置Mの接続具を挿入することが可能な構成となっている。
バスバー70Aを構成する導体部側導通部75の下端側を左側方Lに向けて曲げた導通検査部77の先端は、接続コネクタ50Aをコネクタ収容部本体26aに収容した状態において、コネクタ収容部本体26aの内部に収まっている。すなわち、導通検査部77は検査用窓272aから左側方Lに突出していない。
なお、貫通窓271に挿通可能なヒューズ90を把持する貫通窓カバー94aは、ヒューズ90の装着状態において側面貫通孔27aを完全に覆うことができる大きさの板状体で構成されている。
このように構成された回転コネクタ装置1aは、貫通窓カバー94aにより確実に側面貫通孔27aを塞ぐことができるため、コネクタ収容部本体26aの内部への異物の侵入を確実に防止できるとともに、外部から導線などが意図せずに導通検査部77に接触することによる導通異常を確実に防止できる。
上述のように、回転コネクタ装置1aは側面貫通孔27aが貫通窓271と検査用窓272aとで一体に構成されていない点で回転コネクタ装置1と異なるが、ヒューズ90などの接続部品の着脱が容易である点や、接続コネクタ50をコネクタ収容部本体26aに収容したままヒューズ90などの接続部品の導通を検査できる点など回転コネクタ装置1と同様の効果を有する。
また、回転コネクタ装置1aは、貫通窓カバー94で検査用窓272aを塞ぐ構成としているが、必ずしもこのような構成である必要はなく、例えば、回転コネクタ装置1のように、検査用窓272aを導通検査部77で塞ぐ構成としてもよいし、検査用窓272を塞ぐカバーを別個に設けてもよい。
また、実施形態1および実施形態2において、部品装着部76の形状を略C字状としているが、必ずしもこの形状に限定する必要はなく、例えばクリップなどのように接続部品を挟み込む構成や、接続部品を係止する構成、他の部材を用いて接続部品を装着部に装着させる構成であってもよい。すなわち、接続部品の構成に応じて接続部品が着脱可能な構成であれば特に形状は問わない。
(第3実施形態)
具体的に、回転コネクタ装置1では接続部品を図1(b)および図1(c)に示されるような構成のヒューズ90としているが、図9に示すようないわゆるブレードヒューズ90bとしてもよい。
この場合、ブレードヒューズ90bを係止する部品装着部76の形状も、ブレードヒューズ90bに応じて変更されることとなる。
以下において、接続部品がブレードヒューズ90bである場合の回転コネクタ装置1bについて、図9および図10に基づいて簡単に説明する。
なお、以下で説明する回転コネクタ装置1bの構成のうち、上述した実施形態における回転コネクタ装置1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9は、ブレードヒューズ90bが接続コネクタ50Aに装着されていない状態におけるコネクタ収容部本体26の概略斜視図を示し、また楕円で囲んだ部位を拡大した拡大斜視図として表示する。拡大斜視図において、コネクタ収容部本体26および側面貫通孔27を点線で示すことでコネクタ収容部本体26を透過させ、実線で示したバスバー70の部品装着部76bの形状を明確に表している。
図10は、図6と同様に、接続コネクタ50Aにブレードヒューズ90bが装着された状態におけるコネクタ収容部本体26の概略断面図を示している。
ブレードヒューズ90bは、図9に示すように、所定の間隔を隔てて配置された2枚の金属製の平板金具92bと、平板金具92bを把持する貫通窓カバー94bとで構成されている。
平板金具92bは、導通性を有する金属板で構成されており、先端(右側方R側)が上下方向において先細りするとともに、前後方向に対してわずかに先細りしている。
貫通窓カバー94bは、長手方向および短手方向の長さが貫通窓271の長手方向および短手方向の長さよりも長く形成された矩形状の直方体である。換言すると、回転コネクタ装置1bにおいて貫通窓271は後述する平板金具92bのみを挿通できる構成となっている。
上述のような構成の貫通窓カバー94bは、前後方向に所定の間隔を隔てた平板金具92bを把持しており、また貫通窓カバー94bの内部において平板金具92b同士が図示しないエレメントで連結されている。
また、貫通窓カバー94bの裏面(図9における左側方Lの側面)にはエレメントと連結した導体を確認できる導通確認穴(図示省略)が設けられ、導通確認穴にテスターを挿入することでエレメントの導通検査を行うことができるが、導通確認穴を有さない構成であってもよい。
次に、コネクタ側導通部74と導体部側導通部75とにそれぞれ備えられている部品装着部76bの構成について簡単に説明する。
部品装着部76bは、図9における拡大斜視図に示すように、可撓性を有する金属板の中央部分を左側方Lから右側方Rに向けて切り抜いて形成した、正面視略U字状のスリット78bを有する音叉端子である。
詳述すると、部品装着部76bはスリット78bを形成するように上下方向に対となる挟持片761と、それぞれの挟持片761の左側方L側端部において
対向する方向(スリット78b側)に突出する突出部762とが一体として構成されている。
挟持片761は、図9に示すように、左右方向に向けて延びる正面視略長方形状の板状体であり、基端側(右側方R側)がコネクタ側導通部74または導体部側導通部75に嵌合している(図示省略)。また、それぞれの挟持片761の対向する一辺同士は、右側方Rに向かうにつれて近接するように傾斜して交差し、交差部位は円弧上に面取りされた正面視略U字状に形成されている。
突出部762は、対となる挟持片761の先端において互いに対向する方向に突出するように設けられた正面視略半円形の板状体であり、突出部762同士が最も接近する位置における間隔は平板金具92bの板厚よりも狭くなっている。
このような構成の部品装着部76bのスリット78bに平板金具92bを挿入することで、突出部762を先端に備えた挟持片761が広げられるとともに、突出部762が平板金具92bを挟み込んで固定し、コネクタ側導通部74と導体部側導通部75とを電気的に接続することができる。
また、平板金具92bが部品装着部76bに装着された状態において、貫通窓カバー94bの左側端部がコネクタ収容部本体261よりも左側方Lにわずかに突出した状態で、貫通窓カバー94bは貫通窓271に嵌合している。すなわち貫通窓カバー94bにより貫通窓271が塞がれた状態となっている。
このように接続コネクタ50(部品装着部76b)にブレードヒューズ90b装着した状態において、ブレードヒューズ90bはコネクタ側導通部74と導体部側導通部75とを電気的に接続できるため、接続コネクタ50に接続された外部装置とFFC100とを電気的に接続することができる。また外部ノイズ等に起因する過電流が流入した場合には、平板金具92b同士を接続するエレメントが断線して電流の流れを遮断して、FFC100などの損傷を防止できる。
さらにまた、検査用窓272からテスターを挿入して導通検査部77に接触させることで、平板金具92b同士を連結するエレメントの導通状態に関わらず、ブレードヒューズ90bを取り外すことなくFFC100の導通検査を行うことができ、FFC100の損傷を容易に確認できる。
また、ブレードヒューズ90bは貫通窓271に嵌合しているため、部品装着部76bと平板金具92bとを正確に装着でき、また貫通窓カバー94bが左側方Lに突出していることから、貫通窓カバー94bを掴んで貫通窓271から容易に取り外すことができる。したがって、断線したブレードヒューズ90bや仕様の変更に応じたブレードヒューズ90bの交換を容易に行うことができ、作業性が向上される。
なお、ブレードヒューズ90bを構成する平坦金具92bは板厚が上下方向に沿った平坦な板状体としているが、例えば板幅が上下方向に沿っており、板厚が前後方向に沿った平坦な板状体としても良い。この場合、部品装着部76bを構成する挟持片761が前後方向に対をなす構成となる。
さらにまた、部品装着部76bにブレードヒューズ90b接続する構成としているが、車種や仕様に応じてブレードヒューズ90bなどを図11(a)に示すような両端にリード線を設けた抵抗素子やダイオードなども接続することができる。
以下、接続部品として抵抗90cを部品装着部76bに接続する構成について図11に基づき簡単に説明する。
図11は、抵抗90cを部品装着部76bに装着した状態を示す説明図であり、詳述すると、図11(a)は抵抗90cの概略斜視図を示し、図11(b)は抵抗90cを部品装着部76bに装着した状態の概略斜視図を示す。概略斜視図において楕円で囲った部位、すなわち抵抗90cと部品装着部76bとの接続部位については拡大表示した拡大斜視図を示す。なお、図11(b)の拡大斜視図においては、抵抗90cの装着状態を明確にするため、貫通窓カバー94およびクリップ95を省略して図示し、またコネクタ収容部本体26および側面貫通孔27を点線で示すことでコネクタ収容部本体26を透過させて表示している。
具体的には、図11(a)に示すように、抵抗90cは、所定の抵抗値を有する抵抗素子91cと、抵抗素子91cの両端に設けられた導電性を有するリード線92cとで構成されており、ヒューズ90と同様に、長手方向に所定の間隔を隔ててリード線92cを把持するクリップ95を備えた貫通窓カバー94に把持されている。
このような構成を有する抵抗90cは、図11(b)に示すように、リード線92cをスリット78bに装着させることで、突出部762を備えた挟持片761がわずかに広がるとともに、部品装着部76bがリード線92cを挟み込んで把持されるため、抵抗90cが部品装着部76bによって固定されるとともに、コネクタ側導通部74と導体部側導通部75とを電気的に接続することができる。なお、本実施形態において、部品装着部76bはブレードヒューズ90bおよび抵抗90cの双方を把持できる構成としているが、部品装着部76b把持する接続部品に応じてその構成が調整されていてもよいし、また弾性体などに確実に把持できるように調整機構を備えていてもよい。
また、貫通窓カバー94は、貫通窓271よりも一回り大きな構成としているが、例えば貫通窓カバー94bのように貫通窓271と嵌合する形状としても良く、また貫通窓カバー94aのように検査用窓272も塞ぐ構成としてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、固定体はステータ20に対応し、
回転体はロテータ10に対応し、
導体は帯状導体101に対応し、
接続部品はヒューズ90、ブレードヒューズ90b、抵抗90cに対応し、
接続端子部は接続ピン71に対応し、
コネクタ収容部はコネクタ収容部本体26、コネクタ収容部本体26aに対応し、
カバー体は貫通窓カバー94、貫通窓カバー94a、貫通窓カバー94bに対応し、
導通検査窓は検査用窓272、検査用窓272aに対応し、
装着端子は部品装着部76、部品装着部76bに対応するが、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、貫通窓271および検査用窓272は本体左側面261に設けられているが、必ずしも本体左側面261に設ける必要はなく、例えば、コネクタ収容部本体26の背面やコネクタ収容部本体26の底面などに設けても良い。
また、本実施形態において導通検査部77は左側方Lに折り曲げて形成されているが、例えば折り曲げずに真っ直ぐに下方に延びる形状であってもよい。
また、部品装着部76bを、板状体である平板金具92bを挟み込んで電気的に接続する音叉端子としているが、例えば、平板金具92bの代わりに弾性構造である音叉端子を設け、板状体に形成された部品装着部76bを挟み込んで電気的に接続する構成としてもよい。
1、1a、1b…回転コネクタ装置
10…ロテータ
20…ステータ
26、26a、26b…コネクタ収容部本体
271…貫通窓
272、272a…検査用窓
50…接続コネクタ
70…バスバー
71…接続ピン
73…導体接続部
76、76b…部品装着部
77…導通検査部
90…ヒューズ
90b…ブレードヒューズ
90c…抵抗
94、94a、94b…貫通窓カバー
100…FFC
S…収容空間

Claims (5)

  1. 円環状の固定体と、
    該固定体と相対回転可能に嵌合された円環状の回転体と、
    前記固定体と前記回転体とで形成する収容空間に収容される導体と、
    前記導体の端部に接続されたバスバーを有する接続コネクタとで構成された回転コネクタ装置であって、
    前記接続コネクタに着脱される接続部品と、
    前記収容空間と連設するとともに、前記接続コネクタを収容するコネクタ収容部とが備えられ、
    前記バスバーは、
    他の端子と接続される接続端子部と、
    前記導体と電気的に接続される導体接続部と、
    前記接続端子部と前記導体接続部とを電気的に接続する前記接続部品が着脱自在に装着される装着部とが備えられるとともに、
    導通検査器具と接続して前記接続部品の導通を検査する導通検査部が備えられ、
    前記コネクタ収容部における前記装着部と対向する外側の対向部分に、前記接続コネクタが収容された状態で前記コネクタ収容部の外部から、前記接続部品が挿通可能な貫通窓と、
    前記導通検査部と対向する外側の対向部分に、前記導通検査器具が挿通可能な導通検査窓とが設けられ、
    前記貫通窓および前記導通検査窓は、前記回転体の回転軸方向に沿った面に一体に形成され、
    前記接続部品には、前記貫通窓および前記導通検査窓の全部を一体に覆うカバー体が設けられた
    回転コネクタ装置。
  2. 円環状の固定体と、
    該固定体と相対回転可能に嵌合された円環状の回転体と、
    前記固定体と前記回転体とで形成する収容空間に収容される導体と、
    前記導体の端部に接続されたバスバーを有する接続コネクタとで構成された回転コネクタ装置であって、
    前記接続コネクタに着脱される接続部品と、
    前記収容空間と連設するとともに、前記接続コネクタを収容するコネクタ収容部とが備えられ、
    前記バスバーは、
    他の端子と接続される接続端子部と、
    前記導体と電気的に接続される導体接続部と、
    前記接続端子部と前記導体接続部とを電気的に接続する前記接続部品が着脱自在に装着される装着部とが備えられるとともに、
    導通検査器具と接続して前記接続部品の導通を検査する導通検査部が備えられ、
    前記コネクタ収容部における前記装着部と対向する外側の対向部分に、前記接続コネクタが収容された状態で前記コネクタ収容部の外部から前記接続部品が挿通可能な貫通窓と設けられ、
    前記貫通窓は、前記回転体の回転軸方向に沿った面に形成され、
    前記接続部品には、前記貫通窓の一部を開口した状態で覆うカバー体が設けられ、
    前記開口した前記貫通窓の一部は、前記導通検査部と対向する外側の対向部分に配置されるとともに、前記導通検査器具または前記導通検査部が挿通可能な導通検査窓として機能する
    回転コネクタ装置。
  3. 前記導通検査部は、
    前記バスバーにおける前記装着部より前記導体接続部側に設けられた
    請求項1または請求項2に記載の回転コネクタ装置。
  4. 前記接続部品は、
    抵抗素子を有する電子部品、導通可能な導通部品、およびヒューズのうちのいずれかから選択される構成である
    請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の回転コネクタ装置。
  5. 前記装着部は、
    前記接続端子部側と前記導体接続部側とにそれぞれ装着端子が設けられ、
    該装着端子の少なくとも一方が弾性構造である
    請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の回転コネクタ装置。
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