JP6695253B2 - 表面検査装置及び表面検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する表面検査装置及び表面検査方法に関する。
品質検査等の目的で、被検査体の表面状態、例えば、表面上の傷や凹凸等を検査する表面検査装置が知られている。この表面検査装置として、被検査体の表面に光を当てて撮影し、その撮影画像を解析して表面の傷等を検査する装置がある。
特に、めっき製品等の鏡面を有する被検査体を対象とした表面検査装置は、液晶ディスプレイにより被検査体の鏡面に縞状パターンの光を写り込ませ、被検査体の鏡面に写り込んだ縞状パターンをCCDカメラで撮像し、この撮像画像に対してガボールフィルタに基づく画像処理を行って、被検査体の鏡面上の傷等を検査する(例えば、特許文献1参照)。
また、すり鉢状の鏡面を有する被検査体を対象とした表面検査装置は、縞状パターンが形成された円柱を被検査体の開口中央部に配置し、すり鉢状の鏡面に写り込んだ縞状パターンを上部からCCDカメラで撮像し、円柱を回転走査することにより、開口湾曲面内の傷等を検出する(例えば、特許文献2参照)。
特許5182833号公報 特開2016−080662号公報
検査対象としての被検査体には、表面が鏡面であり、立体形状、例えば、L字形状やS字形状等の曲がり部(屈曲部、湾曲部等)を有する形状、すなわち、複雑な形状を有するものがある。特許文献1に記載の発明は、鏡面である平面状の被検査体の傷や凹凸等を検出する装置であり、特許文献2に記載の発明は、鏡面であるすり鉢状の被検査体の傷や凹凸等を検出する装置である。このため、これら特許文献1、2に記載の装置では、鏡面である複雑な立体形状の被検査体の傷や凹凸等を検査することは困難である。
特許文献1に記載の装置を用いて、鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する場合、被検査体の曲がり部に一方向から縞状パターンの光を写り込ませるだけである。このように、一方向から縞状パターンの光を写り込ませても、被検査体の曲がり部の一部にしか縞状パターンが写り込まず、被検査体の曲がり部の全面に十分に縞状パターンの光を写り込ませることは困難である。
また、特許文献2に記載の装置は、鉢状の被検査体専用の表面検査装置であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態の検査には適していない。つまり、特許文献2に記載の装置は、単純な湾曲面には適用可能であるが、被検査体毎に様々に屈曲や湾曲している複雑な形状である被検査体には適用が困難である。
そこで、本発明では、被検査体の表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状であっても、その曲がり部における表面状態を検査することを目的とする。
本発明の表面検査装置は、表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する表面検査装置であって、前記曲がり部に縞状パターンの光を写り込ませる照明と、前記曲がり部に対して前記照明を複数の位置に移動する照明移動部と、前記曲がり部に対して所定位置に配置され、前記照明が複数の位置に移動される毎に、前記縞状パターンが写り込んだ前記曲がり部を撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像された複数の画像をそれぞれ微分処理して、これら微分処理後の複数の画像を加算する演算部と、前記演算部による加算後の画像における前記縞状パターンに基づいて、当該縞状パターンの欠損を検査する検査部と、を備えることを特徴とする。
また、前記演算部は、前記撮像部に撮像された複数の画像をヘッセ行列の行列式に基づいて二階微分処理して二階微分画像をそれぞれ算出し、これら二階微分画像を加算して加算二階微分画像を算出し、この加算二階微分画像を閾値処理して二値化画像を算出することを特徴とする。
また、前記照明移動部は、前記照明を複数の位置に移動するとき、前記縞状パターンの微分画像の加算により、前記曲がり部に写り込んだ縞状パターンの欠損部以外の輝度が平均化されるように、前記照明をそれぞれ配置することを特徴とする。
また、本発明の表面検査方法は、表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する表面検査方法であって、照明により前記曲がり部に縞状パターンの光を写り込ませて、前記照明を前記曲がり部に対して複数の位置に移動し、前記照明を複数の位置に移動するとき、前記縞状パターンの微分画像の加算により、前記曲がり部に写り込んだ縞状パターンの欠損部以外の輝度が平均化されるように、前記照明をそれぞれ配置し、前記曲がり部に対する所定位置において、前記照明が複数の位置に移動される毎に、前記縞状パターンが写り込んだ前記曲がり部を撮像し、撮像された複数の画像をそれぞれ微分処理して、これら微分処理後の複数の画像を加算する演算を行い、加算後の画像における前記縞状パターンに基づいて、当該縞状パターンの欠損を検査することを特徴とする。
また、前記演算は、撮像された複数の撮像を一階微分処理して一階微分画像をそれぞれ算出し、これら一階微分画像を加算して加算一階微分画像を算出することを特徴とする。
本発明によれば、被検査体の表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状であっても、その曲がり部における表面状態を検査することができる。特に、被検査体の曲がり部の表面上の傷や凹凸の有無を検査することができる。
表面検査装置の概略構成図である。 照明の斜視図である。 湾曲した鏡面における撮像特性に関する二次元の座標系の模式図である。 被検査体の表面の拡大図であり、(a)は表面状態が正常である場合、(b)は表面が凹んだ形状異常である場合、(c)は表面が荒れた表面性状異常である場合をそれぞれ示す。 被検査体の表面異常部に、正弦波状の照明が写り込んだときの輝度分布、矩形状の照明が写り込んだときの輝度分布を示す特性図である。 鏡面である平面に縞状パターンを写り込ませた場合の模式図である。 本実施形態における表面検査の原理を説明する模式図であり、(a)は縞状パターンの撮像画像であり、(b)は撮像画像を一階微分処理した画像であり、(c)は一階微分処理した画像を加算した画像である。 図1に示す表面検査装置の模式図である。 表面検査装置の照明の移動を説明する概略構成図である。 被検査体の表面異常部に対して、複数の矩形状の照明が写り込んだときの輝度分布を示す特性図である。 被検査体の表面異常部に対して、複数の矩形状の照明が写り込んだときの輝度分布に一階微分を施して加算した結果を示す特性図である。 屈曲部に写り込んだ縞状パターンを撮像した画像群の図である。 図12の110枚目の撮像画像の拡大図である。 図12の画像群を一階微分処理した画像群の図である。 図14の画像群を加算処理した画像の図である。 図15における傷の周辺部分の撮像画像の拡大図である。 傷の抽出過程を説明する加算過程の画像群である。 図12の画像群を二階微分処理した画像群の図である。 図18の画像群を加算処理した画像の図である。 図19の画像を二値化処理した画像の図である。
図1は、本発明の実施形態の表面検査装置1の概略構成を示している。表面検査装置1は、表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体2の表面状態を検査する装置である。被検査体2としては、L字形状やS字形状等の様々な形状に屈曲または湾曲した形状を有しており、このため表面が凹凸状に湾曲して、さらに、表面がめっき処理されて鏡面である部品を対象としている。例えば、本実施形態では、図1に示すように、表面がめっき処理されて鏡面であり、鋭角に屈曲して屈曲部2a(曲がり部)を有する立体形状である部品を被検査体2としている。
表面検査装置1は、被検査体2の屈曲部2aに縞状パターンの光を写り込ませる照明3と、照明3を被検査体2の屈曲部2aに対して複数の位置に移動する照明移動部としてのロボットアーム4と、縞状パターンが写り込んだ屈曲部2aの鏡面を撮像する撮像部としてのカメラ5と、カメラ5に撮像された複数の画像をそれぞれ微分処理して、これら微分処理後の複数の画像を加算する演算部6と、演算部6による加算後の画像における縞状パターンに基づいて、当該縞状パターンの欠損を検査する検査部7と、照明3、ロボットアーム4及びカメラ5の作動を制御する制御部8とを備えている。
図2に示すように、照明3は、面発光するLED照明源3aと、このLED照明源3aの前面に取り付けられた複数のスリットを有するスリット部材3bとを備えている。LED照明源3aは、被検査体2の屈曲部2aに近づけるように小さい直方形状であり、例えば、長手方向の長さが100mm、幅が30mm、奥行きが30mmであるものを使用する。また、スリット部材3bは、例えば、幅1mmの7本のスリットを有している。スリット部材3bを介してLED照明源3aを点灯することにより、縞状パターンの光を被検査体2に写り込ませることができる。
照明3は、照明3の位置を調整するロボットアーム4に支持されている。ロボットアーム4は、複数の関節4a(図1では1個のみ図示)により連結された複数のアーム4bを有しており、これら関節4aを支点としてアーム角度を調整することによって、照明3の位置を様々な位置に調整する。例えば、図1において、アーム角度を調整することによって、照明3を破線で示す位置に移動する。また、ロボットアーム4のアーム角度の調整や照明3の位置調整は制御部8によって制御される。
カメラ5にはCCDカメラを使用している。このカメラ5は、被検査体2に対して所定の位置に固定されている。特に、本実施形態では、被検査体2の屈曲部2aの表面を検査するので、被検査体2の屈曲部2aに対向する位置に固定されており、この屈曲部2aに写り込んだ縞状パターンを撮像する。
制御部8には、照明3、ロボットアーム4及びカメラ5が電気的に接続されており、制御部8からの指令に基づいて、照明3、ロボットアーム4及びカメラ5の作動が制御される。すなわち、ロボットアーム4を制御することにより、照明3を、被検査体2の屈曲部2aに関して複数の位置に移動して、各移動位置において、被検査体2の屈曲部2aに写り込んだ縞状パターンをカメラ5によって撮像する。また、制御部8は、被検査体2、照明3及びカメラ5が配置されている空間全体の座標系をXYZ軸で定義する世界座標系において、被検査体2、照明3及びカメラ5の位置をXYZ軸に基づいて算出する。
演算部6は制御部8に接続されており、制御部8から、被検査体2、照明3及びカメラ5の位置座標と、カメラ5による撮像画像とを取得する。照明3が、複数の位置に移動されて、その位置毎にカメラ5によりそれぞれ撮像された画像を画像群として管理する。また、演算部6は、これら画像群における画像を微分処理した後、各画像の屈曲部2aにおける各縞状パターンがそれぞれ結合するように各画像を加算処理する。なお、この微分処理及び加算処理の詳細については後述する。
検査部7は演算部6に接続されており、演算部6により加算処理された画像に基づいて、被検査体2の屈曲部2aの表面状態を検査する。すなわち、屈曲部2aにおける縞状パターンの欠損状態を検査することによって、屈曲部2aの表面の傷や凹凸の有無を検査する。この検査の詳細についても後述する。
表面検査装置1による被検査体2の屈曲部2aの表面状態検査を説明する前に、縞状パターンの光、すなわち、光は矩形状の光を使用する理由について説明する。図3は、湾曲した鏡面xに、縞状パターン(矩形状)ではない光、すなわち、一般的な正弦波状の光を照射した場合の二次元の座標系における模式図を示している。図3において、湾曲した鏡面xに写り込んだ光を撮像した特性を検討する。
図3に示すように、Y軸において、位置y(y=−k)にX軸と平行に配置された照明源の点qから照射された光が、鏡面x(x=f(y))の点pで反射し、撮像の画像平面xhの点q’に入射する。なお、説明を容易にするため、画像平面xhは、近似的に平行投影型の撮像モデルによるものとしている。Y軸と平行に撮像の画像平面xhを配置した場合、画像平面xhに入射する光線はX軸と平行なベクトル成分を有する光線のみとなる。また、画像平面xhで撮像される輝度分布が撮像画像となる。このため、鏡面x(x=f(y))の点pにおける法線ベクトルnは数式(1)により表される。数式(1)において、fはf(y)のyに関する一階微分である。
また、図3における符号e、vで示される入射ベクトルe、反射ベクトルvは、法線ベクトルn、接線ベクトルtを用いて、以下の数式(2)(3)により表される。
また、数式(2)より、βは、以下の数式(4)で表される。
そして、数式(2)、(3)、(4)を用いることによって、反射ベクトルvと入射ベクトルeとの関係は以下の数式(5)によって表される。
この数式(5)が、湾曲した鏡面x、換言すると、被検査体2の屈曲部2aの正反射を示す式であり、この数式(5)に入射ベクトルe=(1,0)を代入すると、反射ベクトルvは、以下の数式(6)によって表される。
図3において、照明源の点qと鏡面上の点pとを結ぶ直線qpは、パラメータsと、点p(p=(f(y),y))を用いて、sv+(f(y),y)と表される。したがって、点qのx座標値は、直線qpと照明源の交点、すなわち、パラメータsを算出することにより得ることができる。直線qpと点qのy座標値に関する以下の数式(7)に基づいて、点qにおけるパラメータsは、以下の数式(8)によって表される。
数式(8)のパラメータsを直線qpの数式に代入することにより、点qの座標は、以下の数式(9)で表される。なお、f=f(y)である。
数式(9)から、画像平面xhの点q’(q’=(c,y))と照明源の点qとの関係は、以下の数式(10)に示すように、鏡面xの形状fと、yに関する微分fに依存する非線形な関係になる。
図3では、照明源が正弦波状の光を照射しているので、照明源の輝度分布I(x)は、以下の数式(11)で表される。なお、数式(11)におけるλは正弦波の波長、2πφは初期位相である。また、xは照明源の座標を示す。
照明源上の点q、画像平面xhの点q’は数式(10)で表されるので、画像平面xhで撮像される輝度分布H(y)は、点qのx座標値を数式(11)に代入することにより、以下の数式(12)によって表される。
この輝度分布H(y)が、正弦波状の輝度分布を有する照明源を、湾曲した鏡面x、すなわち、屈曲部2aの鏡面に写り込ませて撮像した場合の撮像画像の輝度分布である。
続いて、正弦波状の輝度分布を有する照明源の光を、屈曲部2aの鏡面に写り込ませて、屈曲部2aの表面異常を検出することについて説明する。被検査体2の屈曲部2aの表面状態の異常には、微小な表面形状の変化や表面性状の変化がある。図4(a)に正常時の被検査体2の表面の拡大図を、(b)に微小な表面形状の変化、ここでは、微小な凹部が生じた表面の拡大図を、(c)に表面性状の変化、ここでは、表面が微小に荒れている状態の表面の拡大図をそれぞれ示す。このような表面状態の変化は、屈曲部2aの表面における法線ベクトルnの変化として考えることができる。すなわち、図4(a)に示すように、表面状態が正常な場合には、全ての法線ベクトルnの向きは整列している。しかし、図4(b)、(c)に示すように、表面状態が異常である場合には、その異常部分における法線ベクトルn’の向きは不整列である。
このため、表面異常が生じた鏡面の撮像特性を検討するために、鏡面x(x=f(y))のy方向に関する微分fに微小項Δfを加えて、微分fをf+Δfに置き換えて検討する。微分f=f+Δfとした場合、表面異常が生じた部分の法線ベクトルn’は、以下の数式(13)によって表される。
ここで、微小項Δfは微小であるため、以下の数式(14)、(15)のように近似して考えることができる。なお、ε、γは係数である。
数式(14)、(15)の近似式を用いると、数式(13)は以下の数式(16)のように展開することができる。
数式(16)における法線ベクトルn’は、数式(1)の法線ベクトルnを用いることによって、以下の数式(17)、(18)のように表すことができる。
数式(17)、(18)は、正常な鏡面xの法線ベクトルnに、表面異常を生じた法線ベクトルn’の変化Δnが付与されたと理解することができる。このため、この理解と同様に、反射ベクトルv’について検討すると、数式(5)に基づいて、表面異常を生じた部分における反射ベクトルv’は、以下の数式(19)により表すことができる。
ここで、入射ベクトルeをe=(1,0)とし、数式(17)、(18)の法線ベクトルn’を、数式(19)に代入して、数式(14)、(15)の近似式を用いると、反射ベクトルv’は、以下の数式(20)、(21)のように表すことができる。
同様に、直線qpに関する数式(8)に関しては、以下の数式(22)、(23)のように表すことができる。
よって、縞状パターン上の点qの座標は、以下の数式(24)によって表される。
また、表面異常が生じた鏡面xに、数式(11)で表される照明源の正弦波状の輝度分布I(x)が写り込んだ場合、画像平面xh上では輝度分布H’(y)は、以下の数式(25)、(26)、(27)によって表される。
数式(25)、(26)、(27)は、三角関数の加法定理cos(K−μ)=cos(K)cos(μ)+sin(K)sin(μ)、及びμが微小であることを前提とした近似である。
数式(28)、(29)にように近似すると、輝度分布H’(y)は数式(12)に基づくと、数式(30)によって表される。
数式(30)における第二項が、鏡面xに表面異常が生じた部分に関する輝度分布である。すなわち、数式(30)における第一項が正常な鏡面xに写り込む輝度分布を示しており、第二項が表面異常が生じた鏡面xに写り込む輝度分布を示している。また、正常な鏡面xに写り込む輝度分布である第一項は、cosに関する数式で表されるのに対して、表面異常が生じた鏡面xに写り込む輝度分布である第二項は、sinに関する数式で表されている。ここで、輝度分布H(y)のy方向に関する微分dH(y)/dyが以下の数式(31)で表されるので、数式(30)は数式(32)、(33)のように変換することができる。
ここで、fyyはf(y)のyに関する二階微分である。数式(32)の第二項で示されるように、表面異常に関する輝度分布H’(y)は、正常部分に関する輝度分布H(y)のyに関する微分dH(y)/dyに比例する。すなわち、照明源の位置に関する明暗の変化量に比例する。つまり、被検査体2に写り込ませるパターンは、縞状パターン(矩形状の光)のような明暗変化を有している必要がある。
明暗変化が必要な理由について、図5を参照して詳しく説明する。図5において、鏡面xは、図3における鏡面xの一部を拡大したものである。輝度分布31は、その鏡面xに正弦波状の照明が写り込んだときの特性を示している。輝度分布32は、その鏡面xに矩形状の照明が写り込んだときの特性を示している。また、図5において、鏡面xの領域x1、x3は正常な表面を示しており、鏡面xの領域x2は表面異常が生じている部分を示している。
そして、領域x2における、正弦波状の照明が写り込んだときの輝度分布31と、矩形状の照明が写り込んだときの輝度分布32とを計算によって算出する。図5における鏡面x(x=f(y))は、以下の数式(34)によって算出することができる。
ここで、数式(34)において、例えば、a=0.01、b=−0.01、c=−0.20、d=1.00、e=1.00とすると、鏡面x(x=f(y))は図5に示すようになる。また、局所的に生じた表面異常の部分(領域x2)を、y=−0.1〜0.1mmの領域として示す。
そして、数式(11)で表される正弦波状の輝度分布I(x)を用いて、数式(32)、(33)に基づいて、撮像画像の輝度分布H’(y)を算出した結果が、図5の輝度分布31で示す特性として示すことができる。なお、数式(32)、(33)において、k=100mm、l=20mm、I=1.00、f=π、Δf=1.00×10−3とした。
図5の輝度分布31における表面異常の領域x2の特性は、正常な部分の特性と略同じである。すなわち、領域x2の特性では、表面異常の部分に関する輝度分布と、正常な部分の輝度分布の差はわずかであり、この輝度分布の特性では、表面異常を判断することが困難である。
一方、照明源の輝度分布として、以下の数式(35)で示される矩形波の輝度分布I(x)として、画像平面xhの輝度分布H’(y)を算出した結果を、図5の輝度分布32で示す特性として示すことができる。
矩形波の輝度分布I(x)(輝度分布32)では、表面異常の影響により、輝度が変化する部分(明暗が変化する部分)において輝度が大きく変化していることがわかる。このように、正弦波状の輝度分布I(x)(輝度分布31)と矩形波の輝度分布I(x)(輝度分布32)とを比較すると、矩形波の輝度分布I(x)において、輝度が大きく変化する部分(明暗が大きく変化する部分)で表面異常が生じていることを判断することができる。この結果、被検査体2に写り込ませるパターンとして、明暗変化が明確である縞状パターン(矩形状の光)を使用する。
次に、縞状パターン(矩形状の光)を使用して、被検査体2の屈曲部2aの表面状態を検査することについて説明する。まず、本発明における表面状態の検査の基本的な原理について説明する。説明を容易にするために、鏡面xであり平面形状の被検査体を対象とした場合について、図6、7を参照して説明する。図6は平面形状の鏡面xに縞状パターンを写り込ませた場合の模式図である。また、図7は表面検査の原理を説明する模式図である。
図6に示すように、縞状パターンを有する照明3によって、平面形状の鏡面xに縞状パターンの光を当てて鏡面xに縞状パターンを写り込ませる。この写り込んだ縞状パターンを撮像して、照明3を図中矢印F方向に少し移動して、鏡面xに縞状パターンを写り込ませて、再度撮像する。この動作を所定回数繰り返し行う。この動作によって、撮像された画像が、図7(a)に示す画像群となる。なお、ここでは、矢印F方向に少しづつ移動した4枚の画像G1〜G4が撮影されている。また、画像G1〜G4にはそれぞれ表面異常部、ずなわち、傷KAが写っている。図7(a)に示すように、傷KAは縞状パターンの明暗境界部、すなわち、矩形状の光の境界部ではっきりと撮影されている。
これら画像G1〜G4に対して一階微分処理した画像dG1〜dG4を図7(b)に示す。図7(b)においては、縞状パターンの明暗境界部による傷KAに関するエッジEKと、正常部に関するエッジESとが現れる。さらに、この一階微分処理した画像dG1〜dG4を加算すると、正常部に関するエッジESは、撮像フレーム毎のずれによって加算後は平均化される。
一方、傷KAに関するエッジEKは、撮像フレーム毎にずれたとしても、明暗境界部でははっきりと写っているので、加算後は、傷KAの輪郭が明瞭になる、すなわち、傷KAは周辺部とははっきり区別されて浮かび上がる。このため、正常部の中に傷KAを抽出した画像を得ることができる。
図8は、図1に示す表面検査装置1の模式図であり、屈曲部2aの鏡面xに縞状パターンを写り込ませる場合の模式図である。図8において、屈曲部2aの鏡面xは、図3における鏡面x(x=f(y))と同様に、数式(34)によって算出することができる。また、照明3の輝度分布は、数式(35)で示される矩形波の輝度分布I(x)である。
まず、照明3の移動について説明する。図8では、照明3を、矢印Fx、Fy方向に移動して、鏡面xを複数の位置に移動する。この移動を、表面検査装置1による表面状態の検査では、図9に示すように、照明3を複数の位置に移動する。そして、その位置において屈曲部2aに縞状パターンを写り込ませて、その縞状パターンをカメラ5で撮像する。
図9において、制御部8は、XYZに関する世界座標系において、カメラ5の固定位置(座標)を取得する。すなわち、カメラ5は、被検査体2の屈曲部2aを撮像できる位置に固定されているので、その固定位置の座標を取得する。続いて、被検査体2の位置(座標)を取得する。被検査体2もカメラ5と同様に固定されているので、その固定位置の座標を取得する。
次に、カメラ5の投影線j1,j2,j3と被検査体2とが交差する位置の法線ベクトルn1,n2,n3から、数式(5)を用いて、投影線j1,j2,j3が反射する方向を求める。被検査体2の法線ベクトル分布に応じて、投影線j1,j2,j3が反射する方向も様々に変化するので、制御部8は、投影線j1,j2,j3の反射方向に応じて、ロボットアーム4を作動して、照明3の位置を調整する。すなわち、縞状パターンが屈曲部2aで反射したときに、その反射光がカメラ5で撮像されるように、ロボットアーム4を作動して、照明3の位置を調整する。このように、照明3を複数の位置に移動する毎に、屈曲部2aに写り込む縞状パターンを撮像することにより複数画像を取得して画像群を構築する。
演算部6は、取得した複数の画像に対して、数式(32)に示す輝度分布H’(y)を算出する。この算出結果を図10に示す。図10の特性を算出する条件として、例えば、照明3の位置に関する値kと、縞状パターンの初期位相に関する値φとを、k=50〜150mm、φ=0〜2pの間で疑似乱数により設定し、値k、φ以外のパラメータとして、l=20.0mm 、I=1.00、φ=π、Δf=1.00×10-3を使用している。
図10は、図5に対応する図であり、ここでは、例えば、4つの画像に対する輝度分布41,42,43,44を示している。図5において説明したように、鏡面xの表面異常の部分(領域x2)では、各画像における輝度分布41,42,43,44における輝度が大きく変化している。なお、ここでは、値k、φを疑似乱数としているので、撮像される縞状パターンの間隔と位置とがランダムに変化している。
そして、演算部6は、図10における輝度分布41,42,43,44で示す輝度分布H’(y)に一階微分処理を施す。図11は、撮像した画像を一階微分処理して加算した特性を示している。特に、加算数の変化を示すために、ここでは、加算数(画像数)mが、m=1、m=5、m=10、m=50、m=100、m=500である各特性を示している。また、各加算数mに対応する輝度分布を、図中、輝度分布51,52,53,54,55,56で示す。加算数が増加する程、正常部(領域x1,x3)では鏡面xの輝度が平均化されるとともに、表面異常部(領域x2)では、表面異常、例えば、傷KAや凹凸に起因する輝度変化が増大する。
このように、演算部6は、カメラ5によって撮像された複数の画像を一階微分処理して加算することによって、被検査体2の屈曲部2aにおける表面異常部、すなわち、傷KAや凹凸等の輝度変化を検出可能にする。具体的な撮像、一階微分処理後の画像、加算後の画像に関しては、後述する図12〜17において説明する。
検査部7は、図11における輝度分布の変化を検出することによって、被検査体2の屈曲部2aの表面状態を検査する。すなわち、演算部6によって、輝度分布の変化が強調された部分を検出することによって、被検査体2の屈曲部2aの表面に、傷KAや凹凸等の表面異常が生じていることを検出する。換言すれば、加算後の輝度分布に基づいて、被検査体2の屈曲部2aの表面の輝度が平均化されている部分は正常であり、その表面の輝度が大きく変化している部分は表面異常であると判断する。
なお、上述の例では、照明3の位置を疑似乱数によりランダムな複数の位置に配置したが、照明3の位置を変更した場合、被検査体2と照明3との距離を常に一定距離に維持することにより、被検査体2の屈曲部2aに写り込んだ縞状パターンの輝度を略一定とすることができる。この結果、各撮像画像における輝度の誤差を低減することができる。すなわち、カメラ5による撮像画像を一階微分処理して加算したときに、縞状パターンの欠損部以外(正常部)の輝度を平均化することができ、加算後の画像における正常部と表面異常部とを明確に差別化して、これらの判別を容易に行うことができる。
次に、被検査体2の屈曲部2aに写り込んだ縞状パターンを撮像した具体的な画像例に基づいて説明する。図12は、照明3の位置を屈曲部2aに対して異なる位置に500回移動して、その移動毎に撮像した500枚の画像である。なお、途中の画像の一部は省略して図示している。各画像には、縞状パターンが部分的に撮影されている。また、照明3の位置がそれぞれ異なるので、縞状パターンの形状及び縞状パターンの間隔が異なっている。
図13は、図12の110枚目の画像の傷KAの周辺部分を拡大した画像である。正常部に写り込んだ縞状パターンの中に、表面異常部に起因する縞状パターンの欠損を目視することができる。図中、符号KBで示す部分において、縞状パターン(矩形状の光)の明暗境界部で輝度が変化していることを目視によって確認できる。
図14は、図12の画像に一階微分処理を施した画像である。一階微分処理による画像Gは、元画像をIとすると以下の数式(36)で表される。なお、数式(36)において、Iは画像の横方向、Iは縦方向に一階微分を実施した画像である。
これら500枚の一階微分画像群の全画像を加算した結果を図15に示す。また、図15における傷KAの周辺部の拡大図を図16に示す。図15、16に示すように、被検査体2の屈曲部2aにおける傷KAを目視によって抽出することができる。すなわち、傷KAをはっきりと確認することができる。
また、図17に、傷KAの抽出過程を示す。図17に示すように、略300〜500枚の加算処理により、傷KAをはっきりと抽出することができる。このため、被検査体2の形状に応じて必要な画像数を設定することによって、被検査体2の表面状態の検査を効率化することができる。例えば、被検査体2が複雑な形状であれば多くの画像が必要となり、簡易な形状であれば、少ない画像で表面状態の検査を行うことができる。
このように、被検査体2の屈曲部2aに写り込んだ複数の縞状パターンに一階微分処理を施して加算処理することにより、表面異常、すなわち、傷KAを目視によって抽出(確認)することができる。換言すれば、被検査体2の屈曲部2aに部分的に写り込んだ縞状パターンをつなぎ合わせて、屈曲部2aの表面全体に縞状パターンを写り込ませて、縞状パターンにおける輝度変化(表面異常)を検出する。この場合、画像を目視することによって表面異常を検出することができる。このように、表面が鏡面であり、複雑な立体形状を有する被検査体2の屈曲部2aの表面状態を検査することができる。
図18は、図12の画像に二階微分処理を施した画像である。すなわち、図12の画像にヘッセ行列の行列式に基づく二階微分処理を施した画像である。なお、図18では、図12における傷KAの部分を拡大して示している。
二階微分処理による画像Dは、元画像をIとすると以下の数式(37)で表される。なお、数式(37)において、Ixxは行方向、Iyyは列方向に二階微分を実施した画像である。また、Ixyは行方向に一階微分を実施した後、列方向にさらに一階微分を実施した画像である。
一階微分画像群と同様に、二階微分処理を施した500枚の全画像を加算した結果を図19に示す。図19に示すように、被検査体2の輪郭部を抑制しつつ、傷KAを強調した画像を得ることができる。この画像を利用して、正常部と表面異常部とを分離できる輝度でしきい値を設定して二値化処理を施す。この二値化処理を施した画像を図20に示す。図20に示すように、二値化処理した画像であれば、正常部と表面異常部とを自動的に判別することが可能であり、傷KA等の表面異常の有無を自動検出することができる。傷KA等の表面異常の有無を自動検出することによって、例えば、被検査体2の大きさや検査面積が大きい場合であっても、効率的に検査を行うことができる。
なお、傷KAの自動検出では、傷KA以外の、例えば、画像ノイズNを検出することもあるが、正常部と表面異常部とを分離できる輝度のしきい値を調整することにより、傷KAと画像ノイズNとの分離精度を向上することができる。このように、二階微分処理、加算及び二値化処理によって傷KAを自動検出することができる。また、この自動検出に加えて、一階微分処理による目視検査を行うことにより、被検査体2の屈曲部2aの表面状態を高精度に検査することができる。
1 表面検査装置、2 被検査体、2a 屈曲部、3 照明、3a LED照明源、3b スリット部材、4 ロボットアーム、4a 関節、4b アーム、5 カメラ、6 演算部、7 検査部、8 制御部。

Claims (4)

  1. 表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する表面検査装置であって、
    前記曲がり部に縞状パターンの光を写り込ませる照明と、
    前記曲がり部に対して前記照明を複数の位置に移動する照明移動部と、
    前記曲がり部に対して所定位置に配置され、前記照明が複数の位置に移動される毎に、前記縞状パターンが写り込んだ前記曲がり部を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に撮像された複数の画像をそれぞれ微分処理して、これら微分処理後の複数の画像を加算する演算部と、
    前記演算部による加算後の画像における前記縞状パターンに基づいて、当該縞状パターンの欠損を検査する検査部と、を備え
    前記照明移動部は、前記照明を複数の位置に移動するとき、前記縞状パターンの微分画像の加算により、前記曲がり部に写り込んだ縞状パターンの欠損部以外の輝度が平均化されるように、前記照明をそれぞれ配置することを特徴とする表面検査装置。
  2. 請求項1に記載の表面検査装置であって、
    前記演算部は、前記撮像部に撮像された複数の画像をヘッセ行列の行列式に基づいて二階微分処理して二階微分画像をそれぞれ算出し、これら二階微分画像を加算して加算二階微分画像を算出し、この加算二階微分画像を閾値処理して二値化画像を算出することを特徴とする表面検査装置。
  3. 表面が鏡面であり、曲がり部を有する立体形状の被検査体の表面状態を検査する表面検査方法であって、
    照明により前記曲がり部に縞状パターンの光を写り込ませて、
    前記照明を前記曲がり部に対して複数の位置に移動し、前記照明を複数の位置に移動するとき、前記縞状パターンの微分画像の加算により、前記曲がり部に写り込んだ縞状パターンの欠損部以外の輝度が平均化されるように、前記照明をそれぞれ配置し、
    前記曲がり部に対する所定位置において、前記照明が複数の位置に移動される毎に、前記縞状パターンが写り込んだ前記曲がり部を撮像し、
    撮像された複数の画像をそれぞれ微分処理して、これら微分処理後の複数の画像を加算する演算を行い、
    加算後の画像における前記縞状パターンに基づいて、当該縞状パターンの欠損を検査する、ことを特徴とする表面検査方法。
  4. 請求項に記載の表面検査方法であって、
    前記演算は、撮像された複数の撮像を一階微分処理して一階微分画像をそれぞれ算出し、これら一階微分画像を加算して加算一階微分画像を算出することを特徴とする表面検査方法。
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