JP6694889B2 - 遮水体であって具体的には堤防 - Google Patents

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Description

この発明は、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜とを備える遮水体であって具体的には堤防に関する。外側の傾斜は水辺に位置する。
当該堤防は、水面変化を伴う、例えば川又は他の流れのあるか流れのない水域に沿って大昔以来適用されていて、これは、一般的に成功している。しかしながら、例外的に高い水位では、堤防は不安定になり失敗することがある。これは、堤防でのおよび堤防の下での水圧が上昇する結果であることがある。これは、有効な地圧に対する悪影響を有して、剪断強度の損失をもたらし、それによって安定性が減少する。これによって、堤防は崩れ去ってシフトするか、又は後側(つまり保持される水から遠い側であって、安定ゾーンとも呼ばれる)での深部の(deep)滑り面に沿って崩壊する(fail)ことがある。堤防の裂け目が、続いて起こることがある。自然の植生として存在する草は、多くの場合、土木建築物(堤防)の重要な部分を形成する。
地球温暖化により、特に温室効果ガスの排出により、海面が今後数十年間で上昇するであろうことは予想される。これは、決められた領域において既存の堤防が改良されなければならないことを意味する。特にオランダ(オランダの一部は水位より低い)では、堤防の問題(堤防が低すぎること)は、オランダ政府の優先度の高い議題になっている。
例外的に高い水位の影響と格闘するために、堤防は、堤防の安定ゾーンにおいて安定土手および/またはパイピング(piping)土手を配置することによって、伝統的に補強されるか又は強化される。又は、省スペースの構造的要素(矢板、地中連続壁など)を適用することによって、堤防は、補強されるか又は強化される。堤防が水圧に耐えるのに十分な強度を有しないとき、堤防は土木工事で強化できる。1つの方法は、海岸の堤防の場合のように内側の土手を配置することによって強化することである。さらに、堤防が、強化されるか、あるいは、異なる材料が被覆層に使用することができる。広げる場合に、いくつかの材料(粘土粒、気泡コンクリート、発泡スチロールおよび風成砂)が使用される。
最近の開発は、いわゆる「JLD堤防スタビライザー」(つまりそれらがもう一度安全要件を満たすように、堤防を強化するプラスチックのピン)に関する。堤防は、スタビライザーによって内部から強化されている。ピンは、小さな機械を用いて数分で挿入されて、特別なタイプのフレキシブルなプラスチックから作られる。
堤防それ自体においては、護岸が通常配置される。この護岸は草の形で自然のものであるが、合成材料から成ることもできる。堤防は様々な理由で覆われる。しかし、護岸の最も重要な機能は、越波によって浸食を防ぐことである。護岸はさらに水密性を増加させる。加えて、堤防の護岸は、それを他の機能に使用することができ、限定されたメンテナンスをもたらすことができることを保証する。護岸は、堤防の美的知覚(景観へのその統合)の要因になることができる。集中的に使用/ロードがなされない堤防は、ほとんどの場合、草で覆われている。
自然に存在する草が十分な保護を提供しないとき、他の材料(石、瓦礫、アスファルト、蛇籠および特別の合成マット(ジオテキスタイル))が使用される。材料の選択は、他の要因の中で、洪水の危険性、堤防のタイプ、覆う材料のコストおよび外観に依存する。1つの材料が十分に機能しないとき、堤防がその機能を果たすように、材料の組み合わせが使用できる。
特別の動物(モグラ)の存在で堤防の安定性がむしばまれることは、さらに知られている。モグラは、堤防安定性に対して悪影響を有する地下トンネルシステムを掘る。
土手または堤防を覆うための要素は、オランダ国特許第NL 1023362号明細書および第NL 1003138号明細書から知られている。傾斜又は堤防の上にシート又は箔を配置する実施方法は、オランダ特許公報第NL 1009578号明細書からさらに知られている。
フランス国特許第FR 2006203号明細書は、ポリアミドファイバー、ポリエステルファイバーおよびポリオレフィンファイバーから選ばれた合成ファイバーの少なくとも1つの層から成る、浸食を防ぐように築堤、堤防、水路および運動場を統合する、不織布のマットに関する。ファイバーは、バインダーと一緒に、溶着されるおよび/または縫われるか、縫い付けられる。
欧州特許第EP 0 554 330号明細書は、下部構造と、その上に配置される上層とから成る人工芝分野に関する。上層は、互いに規則的に離間して配置され、ファイバーの縦方向に見たとき、それらが地面から突出するよりも地面のより深くに延在するファイバーを備える。天然の草が下部構造上の栄養培地にあるファイバー間に播種される。
米国特許第6,524,027号明細書は、45度未満の傾斜角度を備えた傾斜の土壌を安定させる方法に関する。傾斜の表面近くの土壌を固定するために傾斜の表面で植生が安定するように、土壌合成層は、傾斜の表面の近くに配置される。
この発明の一つの態様は、堤防の補強が効率的にもたらされる遮水体(具体的には堤防)を提供することである。
この発明の別の態様は、安定性を増加させる効果が、自然に存在する植生に与えられる遮水体(具体的には堤防)を提供することである。
この発明は、いくつかの実施例および関連する図面に基づいて以下に説明されるが、実施例および図面は、保護の範囲の制限するものとして見なされてはいけない。
既存の堤防の状況を示す。 この発明の実施形態を示す。 既存の堤防の状況を示す。 この発明の別の実施形態を示す。
この発明は、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜とを備える、遮水体(具体的には堤防)に関する。外側の傾斜は水辺に位置する。遮水体は、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜との少なくとも1つの要素の自然の植生が、当該植生に挿入されたファイバー(fibres)を備えることを特徴とする。
ファイバーの挿入は、上述した目的の1つ以上が達成されるという結果をもたらす。本発明者は、何らの制限無しに、自然に存在する草の強度および抵抗性(resistance)にファイバーの存在が好ましい効果があることを提案する。当該ファイバーが、土壌における草の根のアンカー固定(anchoring)の改善と、草の根の相互絡み合いの改善とをもたらすことができることが、更に提案されている。現在の遮水体の排水能力を改善するので、余分な水を迅速に放出して、これによって遮水体の安定性が高まる。そして、排水能力における当該改善は、草成長の刺激に関して好ましい効果を有するであろう。
この発明において適用されるファイバーは、織ってある形式での(例えばジオテキスタイル・シートでの)(合成の)ファイバーと混同されてはならない。そのようなシートでは、(合成の)ファイバーは、例えば織る技術の結果として、互いに接続される。それによってシートは意図した強度を得る。この発明において適用されるファイバーは、織り構造のように互いに接続されないが、地面の中に分離したファイバーとして挿入された、「個々の」ファイバーと考えることができる。この発明において、1つ以上の個々のファイバーから構成されるファイバーを、例えば6つのファイバーからなる糸(yarn)を、地面に配置することは可能である。
この発明において適用されるファイバーは、基体(substrate)の中に、例えばU字形で挿入される。U字形の「閉じた部分」は、基体に位置する。ファイバーのこの適用は、それが、ファイバーとの混合の可能性を自然の植生に提供するファイバーのこの個々の構造であり、自然の植生が成長できる中間の開口を備えるか否かにかかわらず、織ってあるシートとの混合が、行われないことを保証する。加えて、この発明において適用されるファイバーは、自然の植生に対して多かれ少なかれ平行に位置決めされるであろう。この位置決めは、自然の植生の成長の方向に対して垂直に通常位置決めされる例えばジオテキスタイル(geotextile)のシートと本質的に異なる。
適切なファイバーとしては、オランダ国特許第NL 1006606号明細書に開示されるようなファイバーが、挙げられる。さらに、欧州特許第EP 0 996 781号明細書は、本発明に適した糸を、すなわちポリアミドに加えて、特にポリプロピレン、LLDPEおよびポリプロピレンとポリエチレンとのブロックコポリマーの群から選択されるポリオレフィン化合物を含む糸を、開示する。しかしながら、特にポリプロピレン、LLDPEおよびポリプロピレンとポリエチレンとのブロックコポリマーの群から選択される1つ以上のポリオレフィン化合物を含む糸を適用することが可能であることも判明している。アラミド又はカーボンタイプのファイバーは、特定の実施形態において適切であることができる。
上述のファイバー、例えば生物分解性のファイバーに加えて、機能化された(functionalized)ファイバーも適用される。可能な例としては、麻ファイバー、ツナソ、カポック、ココナッツ・ファイバー、サイザルソウおよび亜麻が挙げられる。上述の天然ファイバーは、任意選択で、合成ファイバーと組み合わせて適用することができる。
この遮水体の特定の実施形態では、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも2つが、前記植生へ挿入されたファイバーを備えることは望ましい。遮水体の良好な安定性は、そのような構造で得られる。
特定の実施形態によれば、植生へ挿入されるファイバーは、前記植生の表面の下に位置している。そのような構造では、例えば、遮水体の近くに存在する動物(羊や雌牛)が、挿入されたファイバーを食べることができない。
しかしながら、前記植生へ挿入されたファイバーが、前記植生の表面を越えて或る程度まで延在することも可能である。
ファイバーが内側の傾斜又は外側の傾斜に挿入される場合、ファイバーが或る角度をなす(enclose)ことは望ましい。その角度は、90°未満であり(amount to)、好ましくは20°〜80°である。具体的な実施形態において、ファイバーが、実質的に垂直に基体の中に挿入可能である。用語「基体(substrate)」は、堤防を、すなわち内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜とを備える堤防を、意味すると理解されるべきである。
前記ファイバーが、少なくとも10cmの深さに、好ましくは少なくとも20cmの深さに挿入されることは望ましい。
特定の実施形態では、長さが約15cm〜約25cmであるファイバーは、基体に対して実質的に垂直に配置される。ファイバー長さの約5%〜約10%が、地面から突出することは望ましい。
この遮水体の特定の実施形態では、ファイバーが相互に隣接した列に挿入される。列間の距離は10mm〜50mmである。そのような列でのファイバー同士間の相互距離は、10mm〜50mmである。そのようなパターンのファイバーは、グリッド・パターンと見なすことができる。それらの辺(side)は、10mm〜50mmである。
具体的な実施形態では、相互に隣接した列が「オフセットされる」ことは望ましい。ファイバーは、互いに規則的に離間して基体に挿入される。仮想の正三角形のコーナー点のように、決められたパターンでファイバーを配置することにより、この規則的な離間を得ることができる。正三角形の辺の寸法は、変えることができる。辺の寸法が大きい場合、基体の1平方メーター当たり、より少数のファイバーが地面に挿入される。この遮水体の特定の実施形態では、約10mm〜約50mmの辺を備えた仮想の正三角形のコーナー点にファイバーが配置されることは望ましい。
特定の状況において、前記外側の傾斜に配置されるファイバーの列間の距離と、前記内側の傾斜に配置されるファイバーの列間の距離とが異なることは望ましい。補強は、補強が最も望ましい位置で実現することができる。
例えば、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜との少なくとも1つに配置されるファイバーの列が、均一に離間していないとき、同じ構造が生じる。そして、ローカルの補強が実現される。
この発明は、上に明示されるような遮水体の製造方法に関する。1つ以上のファイバーは、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも1つの自然の植生に挿入される。
特定の実施形態では、前記ファイバーの挿入が注入によって行われる。ピンは、ファイバーに沿って運ばれながら自然の植生に位置決めされ、その後、前記ピンは、前記ファイバーを植生に残したまま、前記植生から取り出される。
当該挿入方法の可能な方法としては、本出願人の名義であるオランダ国特許第NL 9002244号明細書、同第NL 1007279号明細書、国際公開第WO 9308332号明細書およびオランダ国特許第NL 1016193号明細書を挙げることができ、当該文献は、本明細書に組み込まれるものとして見なすことができる。
本明細書の記載においては、自然の植生にファイバーを挿入することの導入が言及されているが、この発明は、自然の植生を(まだ)有していない堤防が最初にファイバーを備え、その後、自然の植生が、挿入されたファイバーの周りに後でのみ形成される状況に関することも明らかである。
しかしながら、特定の状況において、前記ファイバーの挿入が、前記植生に開口を形成することによって行われることは望ましい。その後、ファイバーは、形成された開口へ挿入される。
開口の成形は、好ましくは、水ジェットおよび/または圧縮空気によって行われる。
開口の成形は、好ましくはドリルによって行われる。
特定の実施形態において、遮水体の製造方法は、複数のステップを備え、基体に実質的に垂直方向の上下に移動可能なピンが、自然の植生にファイバーを配置するために適用される。当該方法は、
i) 無端のファイバーを提供するステップと、
ii) ステップi)に係るファイバーに前記ピンの外端を接続するステップと、
iii) ステップii)に係るファイバーに接続された前記ピンの外端を、基体での所望の深さに垂直方向に移動するステップと、
iv) ファイバーを基体の中に残したまま、基体から前記ピンを除去するステップと、
v) ステップi)に係る無端のファイバーに前記ピンの外端をもう一度接続するステップと、
vi) ステップv)に係るファイバーに接続された前記ピンの外端を、基体での所望の深さに垂直方向に移動するステップとを備え、
ステップiii)に係る基体に配置されるファイバーの位置と、ステップvi)に係る基体に配置されるファイバーの位置とが、異なる。
このようにしてファイバーを挿入すると、上記態様のうちの1つ以上が対処され、特に基体を突き通るファイバーが、自然の植生(特に草)の根をファイバーに固定するのに役立つという結果が得られる。これは、草およびファイバーの両方に追加的な補強を与える。用語「基体」は、自然の地面又は土地、例えば、草地又は草原、堤体、耕作可能な土地などを意味すると理解されるべきであり、人間の活動(例えば乗り物での移動、あるいは走行や徒歩)は、基体の上面の上で実行される。本願で使用される用語「基体」は、いかなる場合でも、製品(例えば、衣類のアイテム)として解釈されるべきではない。用語「垂直方向」は、基体にファイバーを挿入する目的を有する方向を意味すると理解されなければならない。したがって、そのような方向は、上面に対して決定した角度で延在することができ、実質的に垂直に延在することができる。角度の選択は、要求に応じて、本願の方法を行なう間に適応される。本願では草のことを挙げているが、この発明は特定タイプの堤防植生に制限されない。通常の堤防植生は、他の要因の中で、太陽に対する位置(堤防の南側は、北側よりも暖かくて乾燥している)、および土壌(例えば粘土又は砂)の組成に依存して、大部分のさまざまな種類の草、および、ほんの一部の多様な種類のハーブに存する(consist for)。堤防植生は、高水位および降水の水浸食に対する堤防の抵抗にとって重要である。また、好ましくは、堤防は、深い定着を備えた高密度の草地を有する必要がある。
この方法の特定の実施形態の態様は、特にステップiv)およびステップv)との間に、ファイバーを切断するステップが行なわれないことである。ファイバーを切断する当該オペレーションは、ファイバー構造をインストールする時間の大部分を実際に形成する。そして、この方法の特定の実施形態によれば、無端のファイバー(好ましくはロール上で供給される)が使用されるので、基体に配置されるファイバーが互いに接続されるであろう。ファイバーは、具体的には基体に挿入されるであろう。また、続いてファイバーは基体から出て、そして、基体の中に再挿入されるであろう。これは、ファイバーの一部が上面に来るようになるという結果をもたらす。したがって、そのような実施形態では、ファイバー(つまり地面から1cm〜1.5cmの高さで突出する葉身(blade))の長さが、栄養培地から突出する部分が適所に保持される長さである、本出願人の名前で許可された欧州特許第EP 0 554 330号明細書に開示されたような状況が存在しないであろう。そのような推奨された実施形態では、ファイバーは、基体において一種の「ループ」のように配置されるであろう。結局、決定したファイバー長さは、ステップiii)において基体に配置される。その後、ファイバーは、実際、無端のファイバーであるので、基体からもう一度出る。その後、所望の数のステップii)〜ステップvi)が、再び実行される。「ループ」は、基体に、具体的にはピンが基体にガイドされる位置に、配置され、基体の中に「消える」ファイバーの長さと、基体から「現われる」ファイバーの長さとが存在するであろう。基体から出るファイバーの長さが、基体の中に、具体的にはファイバーの前の挿入位置と異なる位置に、ファイバーとして再挿入することができる。このように、基体に配置されるファイバーは、基体での最も深いポイントに「戻る」。特定の実施形態では、この方法の間にそのような最も深いポイントを変化させることは、望ましいことがある。
この方法の特定の実施形態によれば、基体に配置されるファイバーの得られた位置がファイバーの列とみなすことができるように、ステップii)〜ステップvi)が繰り返される。
互いに規則的に離間して位置決めされるファイバーの列が得られるように、ステップii)〜ステップvi)が繰り返されることが、推奨される。
相互に隣接する列の「対」として配置されているような、互いに隣接する列の上述の実施形態に加えて、互いに規則的に離間して配置された列が、互いに対して変位する(displaced)ことも可能である。したがって、これは、基体に配置されるファイバーが、あたかも「オフセット」している実施形態である。
特定の実施形態では、この方法が無端のファイバーを利用しており、無端のファイバーが例えばロール又はリールの上に供給されて、該方法の間に分離したファイバー長さにカットされないし切り取られないファイバーを意味すると理解されなければならないので、基体に垂直に且つ連続的に配置されるファイバー間にあるファイバーが、基体の上面に敷かれる(lie against)ことは望ましい。
ファイバーが上面の上に「しっかりと」敷かれることを保証するために、少なくとも1つのステップii)〜ステップvi)の間に、押圧部材が、上面に敷かれるファイバーを上面に押圧するために適用されることは望ましい。適切な押圧部材は、例えば、上面の上を移動する加圧ローラーである。
ファイバーが上面上に「しっかりと」敷かれることを保証するために、ステップii)〜ステップvi)の繰り返しの適用の間に、ファイバーが張力を受けて保持されることはさらに望ましい。
この方法の特定の実施形態では、複数のピンを適用しながらステップii)〜ステップvi)が実施されることは望ましい。これにより、所望の生産能力が達成される。複数の異なるタイプのファイバーが配置される基体が得られるように、特定のタイプのファイバーが特定のピンに対して適用される可能性がある。
特定の実施形態では、複数のピンが適用されるとき、ステップii)〜ステップvi)が同時に実行されないことは望ましい。そのような実施形態では、ピンは異なるサイクル又は頻度(frequency)を有するであろう。
特定の実施形態では、複数のピンが適用されるとき、ステップii)〜ステップvi)が同時に実行され、それによって、特定の挿入方法が実際に実現されることは望ましい。
基体に垂直に配置されるファイバーのアンカー固定(anchoring)を改善するために、メッシュが適用されることは、特定の実施形態において望ましい。基体の上面に敷かれる(lie against)ファイバーが前記メッシュを囲む(enclose)ように、当該メッシュは、上面に配置されるとともに、ファイバーに接続される。適切なメッシュとして、例えばグリッド、具体的には金属又はプラスチックのグリッドが挙げられる。
天然の基体の一例は、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜とを備える、遮水体(具体的には堤防)である。ファイバーは、具体的には、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも1つに配置される。本明細書の記載においては、自然の植生にファイバーを挿入することの導入が言及されているが、堤防(自然の植生を(まだ)有しない)が初めにファイバーを備えて、その後、自然の植生は、挿入されたファイバーの周りに後にだけ形成するであろう状況にこの発明が関することが明白である。
本発明者は、この方法で得られた基体が、モグラおよびハツカネズミに魅力がない掘削/巣作りの位置を作り出すという特別な結果をもたらすことを立証している。
同じ参照数字は、添付された図において対応する要素に対して適用される。
図1は、内側の傾斜3とクラウン2と外側の傾斜1とを備える、既存の堤防10の状況を示す。外側の傾斜1は、水辺7に位置している。外側の傾斜1は、自然の植生5を備える。自然の植生5は、図1において外側の傾斜1に対してのみ示されているが、自然の植生5は内側の傾斜3およびクラウン2に存在することもできる。そのような堤防10に対する一般的なガイドラインによれば、例えば1/7の最大傾斜が可能である。この傾斜は、外側の傾斜1と水平8との間の角度として規定される。参照数字4で示されたエリアは、堤防10で保護された土地と見なすことができる。
図2では、ファイバー6が挿入された外側の傾斜1を堤防20が備えるという、この発明の実施形態が示される。当該ファイバー6は、堤防20の補強をもたらす。外側の傾斜1に前記ファイバー6が存在するので、図1で説明される傾斜よりも大きな傾斜で堤防20を構成できることが想定されている。堤防20に適用可能な最大の傾斜は、例えば1/5になる。堤防20の急勾配の傾斜の利点は、図2に示された長さL2が、図1に示された長さL1よりも短いことである。このことは、同一の高さで(つまり高さHが図1および図2の両方で等しい)、堤防20(図2)が堤防10よりも少ないスペースを占めることを意味する。その利点は、高価な強制収用手続きが、堤防の背後にある土地のために従う必要がないことである。堤防角度の値が本願で単なる実例として役目を果たすことは、留意されるべきである。
図3は、自然の植生5が、内側の傾斜3とクラウン2と外側の傾斜1とに存在する、既存の堤防30の状況を示す。水辺7から来る波の力のために、外側の傾斜1は、通常の補強手段9(例えば岩、れき青、ジオテキスタイル材料)を備える。自然の植生5が10L/sの越波に耐えることができると実際上見積もられている。
堤防が、堤防に挿入されたファイバーを備えるとき、10L/sという前記値は、好適には増加できる。そのような状況は、図4に模式的に示される。図4において、ファイバー6は、堤防40における内側の傾斜3とクラウン2と外側の傾斜1とに位置している。土地4の一部分は、ファイバー6を備えている。前記ファイバーの存在が越波の値を30〜50L/sに増加させることができると想定される。そのような実施形態では、堤防の高さを増加させる必要性が少なくなり、L2<L1、特にH2<H1である。

Claims (24)

  1. 内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜とを備える遮水体、具体的には堤防であって、
    外側の傾斜が水辺に位置して、
    内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも1つの自然の植生が、前記遮水体、具体的には堤防の基体を補強するファイバーを備え、
    前記ファイバーは前記植生を通して前記基体に挿入され
    前記個々のファイバーは前記基体の中で分離していることを特徴とする遮水体。
  2. 内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも2つが、前記基体に挿入されたファイバーを備える、請求項1に記載の遮水体。
  3. 前記基体に挿入されたファイバーが、前記植生の表面の下に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮水体。
  4. 前記基体に挿入されたファイバーが、前記基体の表面の上から或る程度まで延在することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遮水体。
  5. 前記ファイバーが内側の傾斜および外側の傾斜の少なくとも1つと角度をなし、その角度が90°未満であり、好ましくは20°〜80°であることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遮水体。
  6. 前記ファイバーが、少なくとも10cmの深さに、好ましくは少なくとも20cmの深さに、挿入されることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遮水体。
  7. 前記ファイバーが、相互に隣接した列に配置され、該列同士間の距離が10〜50mmであり、列でのファイバー同士間の相互距離が10〜50mmであることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の遮水体。
  8. 前記ファイバーが10〜50mmの辺を備える仮想の正三角形のコーナー点に配置されるように、相互に隣接した列が互いにオフセットされることを特徴とする、請求項7に記載の遮水体。
  9. 前記外側の傾斜に配置されるファイバーの列同士間の距離が、前記内側の傾斜に配置されるファイバーの列同士間の距離と異なることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の遮水体。
  10. 内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜との少なくとも1つに配置されるファイバーの前記列が、均一に離間していないことを特徴とする、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の遮水体。
  11. 遮水体、具体的には堤防の基体を補強する1つ以上のファイバーが、内側の傾斜とクラウンと外側の傾斜という要素の少なくとも1つの自然の植生を通して前記基体に挿入され、前記個々のファイバーは前記基体の中で分離していることを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法。
  12. 前記ファイバーの挿入が、注入によって行われ、ピンがファイバーに沿って運ばれながら前記基体に位置決めされ、その後、前記ファイバーを前記基体に残しながら、前記ピンが前記基体から取り出されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ファイバーの挿入が、前記基体に開口を形成することによって行われ、その後、前記ファイバーが、形成された前記開口に挿入されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  14. 前記開口の形成が、水ジェットおよび/または圧縮空気によって行われることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記開口の形成が、ドリルによって行われることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 前記基体において実質的に垂直方向の上下に移動可能なピンが、前記自然の植生を通して前記基体に前記ファイバーを配置するために適用される、請求項11から請求項15のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法であって、該製造方法は、
    i)無端のファイバーを提供するステップと、
    ii)ステップi)に係る前記ファイバーに前記ピンの外端を接続するステップと、
    iii)ステップii)に係る前記ファイバーに接続される前記ピンの前記外端を、前記基体の所望の深さに垂直方向に移動するステップと、
    iv)前記基体に前記ファイバーを残しながら、前記基体から前記ピンを除去するステップと、
    v)ステップi)に係る前記ファイバーに前記ピンの外端をもう一度接続するステップと、
    vi)ステップv)に係る前記ファイバーに接続された前記ピンの外端を、前記基体の所望の深さに垂直方向に移動するステップとを備え、
    ステップiii)に係る前記基体に配置される前記ファイバーの位置が、ステップvi)に係る前記基体に配置される前記ファイバーの位置と異なることを特徴とする、遮水体の製造方法。
  17. ステップiv)およびステップv)との間に、前記ファイバーを切断するステップが実行されないことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記基体に配置されるファイバーの得られた位置が、1列のファイバーとみなすことができるように、ステップii)〜ステップvi)が繰り返されることを特徴とする、請求項16または請求項17に記載の遮水体の製造方法。
  19. 互いに規則的に離間して位置決めされた、前記基体に配置されるファイバーの列が得られ、当該ファイバーの列が互いに対して変位するように、ステップii)〜ステップvi)が繰り返されることを特徴とする、請求項16から請求項18のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法。
  20. 前記基体に連続的に垂直に配置されるファイバー間にあるファイバーが、前記基体の上面に敷かれることを特徴とする、請求項16から請求項18のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法。
  21. ステップii)〜ステップvi)の少なくとも1つの間に、押圧部材が、上面に敷かれる前記ファイバーを上面に押圧するために適用されることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記押圧部材が、前記上面の上を移動する加圧ローラーであることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. ステップii)〜ステップvi)の繰り返しの適用において、前記ファイバーが張力を受けて保持されることを特徴とする、請求項16から請求項22のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法。
  24. 前記基体に垂直に配置される前記ファイバーのアンカー固定を改善するために、メッシュが適用され、該メッシュが上面に配置され、前記基体の上面に敷かれる前記ファイバーが前記メッシュを囲むように、該メッシュが前記ファイバーに接続されることを特徴とする、請求項16から請求項23のいずれか1項に記載の遮水体の製造方法。
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