JP6692362B2 - 検査装置 - Google Patents

検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6692362B2
JP6692362B2 JP2017537135A JP2017537135A JP6692362B2 JP 6692362 B2 JP6692362 B2 JP 6692362B2 JP 2017537135 A JP2017537135 A JP 2017537135A JP 2017537135 A JP2017537135 A JP 2017537135A JP 6692362 B2 JP6692362 B2 JP 6692362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
holding table
pair
component
mover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017537135A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017037887A1 (ja
Inventor
伊藤 明
明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2017037887A1 publication Critical patent/JPWO2017037887A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692362B2 publication Critical patent/JP6692362B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/082Integration of non-optical monitoring devices, i.e. using non-optical inspection means, e.g. electrical means, mechanical means or X-rays
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2801Testing of printed circuits, backplanes, motherboards, hybrid circuits or carriers for multichip packages [MCP]
    • G01R31/2806Apparatus therefor, e.g. test stations, drivers, analysers, conveyors
    • G01R31/2808Holding, conveying or contacting devices, e.g. test adapters, edge connectors, extender boards

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、回路基板に装着される部品の検査を行う検査装置に関するものである。
特許文献1には、保持台に載置させられた部品を両端から挟んで電気的特性を測定する検査装置が記載されている。この検査装置において、送風口部28から保持台のV溝に沿ってエアが供給され、そのV溝上にある測定後の部品が導入口部7´へ送られる。また、複数の受容器32(i=1,2,3・・・)が設けられ、導入口部7´が部品の測定結果に基づいて決まる受容器32に対応する位置まで回転させられ、その受容器32iにその部品が回収される。
特公昭52−30703号公報
本発明の課題は、部品の電気的特性を自動で測定可能な検査装置において、特許文献1に記載の検査装置における場合とは異なる態様で、測定後の部品を分別回収することである。
課題を解決するための手段、作用および効果
本発明に係る検査装置は、(1)保持台と、(2)その保持台に保持された部品を把持可能な一対の測定子を備え、部品の電気的特性を測定する測定部と、(3)保持台と一対の測定子とを互いに相対移動させる相対移動装置と、(4)一対の測定子と保持台との相対位置を変えることにより、一対の測定子から放された部品を分別回収する分別回収装置とを含むものである。
部品が分別回収されるため、部品が廃棄される場合に比較して、部品を有効に利用することができる。例えば、測定結果に基づき、部品が適正である場合と不適正である場合とで分別回収されるようにした場合において、適正である部品は回路基板への装着に用いることができる。また、不適正である部品に基づけば、不適正である原因を明らかにすることができる。
本発明に係る検査装置においては、保持台と一対の測定子との相対位置を変えることにより部品が分別回収されるのに対して、特許文献1に記載の検査装置においては、部品が保持台から導入口部7´に送られた後に、その導入口部7の回動角度を変えることにより分別回収されるのであり、本発明に係る検査装置における分別の態様と特許文献1に記載の検査装置における態様とは互いに異なる。
本発明の一実施形態である検査装置を含む装着機の斜視図である。 上記検査装置の要部の斜視図である。 上記検査装置の要部の図2とは別の方向から見た斜視図である。 上記検査装置の要部の一部断面図である。 上記検査装置に含まれるエア回路図である。 上記装着機の制御装置を概念的に示す図である。 上記制御装置の記憶部に記憶されたLCR測定プログラムを表すフローチャートである。 上記検査装置においてLCRが測定される場合のタイムチャートである。(a)部品が適正であると判断された場合。(b)部品が不適正であると判断された場合。 上記記憶部に記憶された部品適正判定プログラムを表すフローチャートである。 上記検査装置の作動を示す平面図であり、部品が適正であると判断された場合の作動を示す図である。(1)初期状態を示す図であり、(2)クランプ状態を示す図であり、(3)測定状態を示す図であり、(4)第1回収状態を示す図である。 上記検査装置の作動を示す平面図であり、部品が不適正であると判断された場合の作動を示す図である。(1)初期状態を示す図であり、(2)クランプ状態を示す図であり、(3)測定状態を示す図であり、(4´)回収部選択状態を示す図である。(5´)第2回収状態を示す図である。 (a)上記検査装置の第1回収状態における断面図である。(b)第2回収状態における断面図である。
発明の実施形態
以下、本発明の一実施形態である検査装置を含む装着機について図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示す装着機は、部品を回路基板に装着するものであり、装置本体2,回路基板搬送保持装置4,部品供給装置6,ヘッド移動装置8等を含む。
回路基板搬送保持装置4は、回路基板P(以下、基板Pと略称する)を水平な姿勢で搬送して保持するものであり、図1において、基板Pの搬送方向をx方向、基板Pの幅方向をy方向、基板Pの厚み方向をz方向とする。y方向、z方向は、それぞれ、装着機の前後方向、上下方向である。これら、x方向、y方向、z方向は互いに直交する。部品供給装置6は、基板Pに装着される電子部品(以下、部品と略称する)sを供給するものであり、複数のテープフィーダ14等を含む。ヘッド移動装置8は、装着ヘッド16を保持してx、y、z方向へ移動させるものであり、装着ヘッド16は、部品を吸着して保持する吸着ノズル18を有する。
また、符号20はカメラを示す。カメラ20は、吸着ノズル18によって保持された部品sを撮像するものであり、カメラ20によって撮像された画像に基づいて、部品sが回路基板Pに装着される予定のものであるか否かが判定される。符号22は検査装置を示す。検査装置22は、部品sの電気的特性を測定して、検査するものである。部品sの電気的特性が測定され、測定された電気的特性が、JOB情報に含まれる部品sに関する情報(電気的特性)と一致するか否か、すなわち、次の作業に用いられる予定の部品sが備えた電気的特性と一致するか否かが判定されるのである。
部品sの電気的特性としては、L(インダクタンス)、C(キャパシタンス)、R(レジスタンス)、Z′(インピーダンス)等が該当し、検査装置22によってこれらのうちの1つ以上が測定される。
検査装置22は、回収箱26を介して回路基板搬送保持装置4の本体に設けられる。回収箱26と検査装置22とは回収通路28によって接続されるが、電気的特性が測定された部品sが、回収通路28を経て回収箱26に収容される。検査装置22は、回収箱26に高さ調整可能に設けられる。図2,3に示すように、回収箱26には、昇降可能にベース部30が係合させられ、ベース部30に本体部29がボルトおよびナットを含む締結部31(図4参照)によって固定され、これらベース部30および本体部29が一体的に昇降可能に保持される。
検査装置22は、図2〜4に示すように、(i)上記本体部29およびベース部30、(ii)部品sを保持可能な保持台32、(iii)固定子34および可動子36から成る一対の測定子37、(iv)保持台32を移動させる保持台移動装置40、(v)可動子36を固定子34に対して接近・離間させる可動子移動装置41、(vi)電気的特性を測定する測定部としてのLCR測定部42等を含む。本実施例において、部品sは、両端部に電極を有し、一対の測定子37によって把持可能なものとすることができる。部品sとしては、例えば、角チップと称するものが該当する。
保持台32は、部品載置部44と、部品載置部44を保持する載置部保持体46とを含む。部品載置部44は概してx方向に伸びたものであり、中間部の上面にはV溝44cが形成され、V溝44cの両側において、それぞれ、締結部47によって載置部保持体46に固定される。このように、部品sが載せられる部分がV形状とされているため、部品sの位置が精度よく決まる。
部品載置部44は、導電性、耐摩耗性を有し、かつ、酸化が進み難い材料で製造されたものとすることができる。部品載置部44は、複数の導電性を有する部材を介してベース部30に電気的に接続されるが、ベース部30が接地されることにより、部品載置部44も接地される。本実施例においては、部品載置部44が載置部保持体46に当接し、かつ、締結部47によって固定されるとともに、載置部保持体46が本体部29にストッパ80(図4参照)を介して当接し、本体部29がベース部30に締結部31によって固定される。そして、載置部保持体46、ストッパ80、本体部29、ベース部30、締結部31、47等は導電性を有するものである。したがって、部品載置部44は接地(アース)されるのである。
このように、部品載置部44が導電性を有する材料で製造され、かつ、接地されることにより、部品載置部44に載置させられた部品sの除電を行うことができる。また、部品載置部44が、耐摩耗性を有する材料で製造されることにより、部品載置部44の摩耗を抑制し、耐久性を向上させることができる。さらに、酸化が進み難い材料、すなわち、金属の酸化被膜である不動態皮膜が形成され得る材料で製造されることにより、部品載置部44が錆び難くすることができる。錆が部品sに付き難くすること等ができ、部品sの電気的特性の測定精度の低下を抑制することができる。例えば、部品載置部44は、アルミニウム合金またはステンレス材料等によって製造されたものとすることができる。
載置部保持体46は、概して直方体状を成したものであり、x方向およびz方向に伸びたものである。載置部保持体46の下面46fは本体部29の上面29f付近に達する。
固定子34、可動子36は、それぞれ、互いに対向する対向面34f、36fを有し、これら一対の対向面34f、36fによって部品sが把持される。固定子34は固定子保持体55を介して本体部29に固定される。可動子36は、可動子保持体56に一体的に移動可能に保持されたものであり、固定子34に対して接近・離間可能とされる。本実施例において、対向面36fは、断面が三角形状を成し、V溝44cに沿って移動可能とされる。換言すれば、可動子36の対向面36fの形状は、ほぼV溝44cに対応する形状とされ、可動子36の対向面36f、固定子34の対向面34fおよび保持台32のV溝44cは、ほぼ同一高さに位置する。そのため、部品sがV溝44c内のいずれにあっても、一対の対向面34f、36fによって部品sが把持可能とされる。
また、可動子36は、本実施例において、y方向(移動方向)に伸びた長手部材であり、後退端において可動子保持体56に保持される。さらに、対向面36fを含む先端部の後部は、先端部よりx方向にはみ出す部分を有さない形状を成す。その結果、保持台32と可動子36とは互いに相対移動可能とされ、保持台32は、V溝44の底部が可動子36の下方に位置する状態で、対向面36fの前方へ移動したり後方へ移動したりすることが可能である。
さらに、可動子36と固定子34とから成る一対の測定子37、LCR測定部42、図示を省略する電源装置等を含む電気回路58が形成される。これら固定子34と可動子36との間に電流が供給されるとともに流れた電流が検出され、これらの関係に基づいて部品sの電気的特性がLCR測定部42によって測定される。LCR測定部42は、L,C,Rを測定する測定部に限らず、L,C,R,Z´等の電気的特性を表す物理量の1つ以上を測定するものとすることができる。なお、図2の符号58a、bは、一対の測定子37の電気回路58への接続部である。
保持台32にはカバー部50が取り付けられる。カバー部50は、エアの拡散を抑制するものであり、互いにx方向に隔たって、V溝44cの両側にそれぞれ設けられた一対のカバー用板部52,54を含む。カバー用板部52,54は、それぞれ、保持台32の固定子34側に設けられ、y方向およびz方向、すなわち、保持台32、可動子36の移動方向および上下方向に伸びたものであり、板状部材が曲げられた形状を成す。カバー用板部52は、平面視において溝形を成し、底板部52aと、それの両側に、x方向に隔たって設けられた側板部52b、52cとを含む。底板部52aは、下部が曲げられた形状を成し、側面視においてL字形を成し、上部において部品載置部44の固定子34側の側面に取り付けられる。また、保持台32の前進端位置において、底板部52の下部が固定子保持体55の上方に位置し、側板部52bが固定子34の外側、かつ、固定子保持体55の上方に位置し、側板部52cが側板部52bより外側であって、固定子保持体55の外側に位置する。側板部52cは、側板部52bより上下方向の寸法が大きいものであり、下端部が本体部29の貫通穴29a付近まで伸びる。カバー用板部54は、V溝44cに対してカバー用板部52とは反対側の載置部保持体46に取り付けられる。カバー用板部54は、保持台32の前進端位置において、固定子保持体55の外側に位置する。カバー用板部54は、上下方向に対して交差する方向に曲げられた形状を成し、下端部が本体部29の貫通穴29a付近まで伸びたものである。
また、側板部52c、カバー用板部54のy方向の寸法は、後述する第1回収状態において、一対の対向面34f、36fの間の空間の大部分をx方向から覆い得る大きさとされる。
保持台移動装置40は、本体部29またはベース部30に固定的に設けられた駆動源としてのエアシリンダ64を含む。エアシリンダ64のピストンロッド66(図5参照)には載置部保持体46が連結される。ピストンロッド66は概してy方向に伸びたものであり、載置部保持体46はy方向に移動可能とされる。エアシリンダ64は、シリンダハウジングの内部にピストンによって仕切られた2つのエア室64a、64bを含み、2つのエア室64a、64bとエア源68、後述するエア通路60(図4参照)、フィルタ(大気)との間に電磁弁装置69が設けられる。電磁弁装置69は、1つ以上の電磁弁、例えば、図5に示すように、方向切換弁、可変絞りを含むものとすることができる。方向切換弁により、載置部保持体46の移動方向が制御され、可変絞りにより載置部保持体46の移動・停止が制御される。電磁弁装置69によって、エア室64bがエア源68に連通させられエア室64aがエア通路60に連通させられることにより、保持台32が前進(図4の矢印F方向の移動)させられ、エア室64bが大気に開放されエア室64aがエア源68に連通させられることにより、保持台32が後退(図4の矢印B方向の移動)させられる。
可動子移動装置41は、本体部29に固定的に設けられた駆動源としてのエアシリンダ70を含む。エアシリンダ70のピストンロッド71には可動子と一体的に移動可能な可動子保持体56が連結される。ピストンロッド71もy方向に伸びたものであり、可動子36もy方向に移動可能とされる。エアシリンダ70のハウジングの内部においてピストンによって仕切られた2つのエア室70a、70bには、電磁弁装置72を介して、エア源68、エア通路60、フィルタ(大気)が接続される。電磁弁装置72は、1つ以上の電磁弁を含むものであり、例えば、方向切換弁、可変絞り等を含むものとすることができる。電磁弁装置72により、エア室70bがエア通路60に連通させられエア室70aがエア源68に連通させられることにより、可動子36が後退させられ、エア室70aが大気に開放されエア室70bがエア源68に連通させられることにより、可動子36が前進させられる。
可動子保持体56と本体部29との間には、y方向に伸びた一対のガイドロッド74,75が設けられ、保持台32と可動子保持体56との間には、y方向に伸びた一対のガイドロッド76,77が設けられる。ガイドロッド74,75の一端部は、可動子保持体56に連結され、他端部は、本体部29に摺動可能に係合させられる。ガイドロッド76,77は、一端部において載置部保持体46に連結されるとともに、可動子保持体56に摺動可能に係合させられる。これらガイドロッド74,75、76,77により保持台32と可動子36とは本体部29に対して、y方向に互いに相対移動可能とされるとともに、保持台32と可動子36とは互いにy方向に相対移動可能とされる。
また、図4に示すように、可動子保持体56の固定子側にはストッパ82が設けられ、本体部29の固定子保持体55を保持する部分にはストッパ80が設けられる。ストッパ82は、可動子保持体56と保持台32(載置部保持体46)との接近限度を規定するものであり、ストッパ80は、固定子34(本体部29)と保持台32(載置部保持体46)との接近限度を規定するものである。
なお、図4に示すように、載置部保持体46の可動子36側の中間部には、y方向に凹んだ凹部46bが形成され、凹部46bの底部においてストッパ80と当接可能とされている。その結果、保持台32と可動子36との相対移動可能な距離が大きくされる。
本実施例において、ガイドロッド74〜77は、保持台移動装置40、可動子移動装置41に共有され、ストッパ80,82は保持台移動装置40の構成要素であると考えることができる。
本検査装置には、可動子36の対向面36fにエアを供給可能なエア供給装置84が設けられる。エア供給装置84は、前述のカバー部50、エア通路60、イオナイザ62、エアシリンダ64,70等を含む。エア通路60は、図4に示すように、本体部29に設けられ概して上下方向に伸びた部分通路60h、固定子側の部材{例えば、固定子34の上部または固定子保持体55の固定子34の上方の部分または本体部29}に設けられ、概してy方向に伸びた部分通路60s等を含む。y方向に伸びた部分通路60sは、可動子36に近づくにつれて下方へいく向きに傾斜して伸び、可動子36が固定子34から離間した位置にある場合に、延長線kが可動子36の対向面36fの部分Rの上方または部分R内に達する状態で伸びたものである。部分Rは、可動子36の対向面36fの部品sを把持する頻度が高い部分であり、把持部と称することができる。また、部分通路60sの端部は、可動子36の対向面36fに対向する開口60aとされる。そのため、部分60通路sはエア噴出通路と称することができる。
エア通路60には、エアシリンダ64,70が接続される。また、エア通路60のエアシリンダ64,70の下流側の部分にはイオナイザ62が設けられる。イオナイザ62は、コロナ放電を生起させて空気をイオン化するものであり、対向面36fにイオン化された空気が供給され得る。
なお、電磁弁装置69,72の構造は、本実施例のそれに限らない。例えば、1つの3位置弁を含むものとしたり、複数の開閉弁を含むものとしたりすること等ができる。また、イオナイザ62を設けることは不可欠ではない。
図4(a)、図10(1)に示すように、本体部29には、平面視において概して四角形を成した貫通穴29aが設けられ、ベース部30には、それぞれ、第1、第2の2つの貫通穴30a、30bが設けられる。これら第1、第2の2つの貫通穴30a、30bは、保持台32および可動子36の移動方向に沿って、すなわち、y方向に隔てて並んで形成される。また、本体29に形成された貫通穴29a、ベース部30に形成された第1、第2の2つの貫通穴30a、30bは、それぞれ、本体部29、ベース部30を上下方向に貫通するものであり、これらは平面視において重なった部分に位置する。そのため、これら貫通穴29aおよび第1、第2の2つの貫通穴30a、30bによって本体29およびベース部30が上下方向に貫通される。
回収箱26の内部は、仕切り部材90によってx方向に2つに仕切られ、それぞれ、第1収容部26a、第2収容部26bとされる。また、回収箱26の検査装置22側の側壁92には、x方向に隔たって、すなわち、仕切り部材90の両側に、それぞれ、第1回収口93a、第2回収口93bが設けられる。前述の第1、第2の回収通路28a、28bは、それぞれ、一端部が、ベース部30の第1、第2の貫通穴30a、30bに接続され、他端部が、回収箱26の第1、第2の回収口93a、93bに相対移動可能に挿入される。その結果、第1貫通穴30aに入った部品sは第1回収通路28aを経て第1収容部26aに回収され、第2貫通穴30bに入った部品sは第2回収通路28bを経て第2収容部26bに回収されるのであり、部品sを第1収容部26aと第2収容部26bとに分別して回収することができる。
なお、ベース部30、回収箱26、第1、第2の2つの回収通路28a、bは、ベース部30の回収箱26に対する上下方向の相対移動が許容される構造とされるのであり、例えば、上述のように、第1、第2の回収通路28a、bが回収箱26に対して相対移動可能に係合させられるようにしたり、第1、第2の回収通路28a、bを伸縮可能なものとしたりすること等ができる。
また、第1貫通穴30a、第2貫通穴30bの各々の開口面積は、下方に向かって小さくなる形状、すなわち、第1、第2貫通穴30a、30bの側面は傾斜した形状を成す。そのため、第1、第2の回収通路28a、bの断面積を小さくしつつ、部品sの入口側の開口を大きくすることができるのであり、一対の測定子37から放された部品sを良好に第1、第2回収通路28a、bに回収することができる。
一方、ベース部30の第1貫通穴30aと第2貫通穴30bとの間の部分には、保持台32、可動子36の移動方向と直交する方向、すなわち、x方向に伸びた分離壁94が設けられる。分離壁94は、上方へいくにつれて厚み(y方向)が漸減させられるものであり、頂部94pは本体部29の上面29fと、載置部保持体46の下面46fとの間に達する。
また、分離壁94の前側面94fは、下方へ向かうにつれて第1貫通穴30aに近づく向きに傾斜し、後側面94rは、下方へ向かうにつれて第2貫通穴30bに近づく向きに傾斜する。そのため、分離壁94の前側面94fに落ちた部品sは第1貫通穴30a、第1回収通路28aを経て良好に第1収容部26aに収容され、分離壁94の後側面94rに落ちた部品sは第2貫通穴30b、第2回収通路28bを経て良好に第2収容部26bに収容される。
なお、本実施例において、分離壁94のx方向の長さは、本体部29の貫通穴29aとほぼ同じとされているが、少なくとも、第1、第2貫通穴30a、bより長ければよい。
当該装着機は制御装置100を含む。制御装置100は、図6に示すように、コンピュータを主体とするコントローラ102と、複数の駆動回路104とを含む。コントローラ102は、実行部110、記憶部112、入出力部114等を含み、入出力部114には、基板搬送保持装置4、部品供給装置6、ヘッド移動装置8が、それぞれ、駆動回路104を介して接続されるとともに、保持台移動装置40、可動子移動装置41の電磁弁装置69,72等が接続される。また、LCR測定部42、ディスプレイ116、可動子位置センサ118、保持台位置センサ120、ノズル18の高さを検出するノズル高さセンサ122等が接続される。記憶部112には、図7のフローチャートで表されるLCR測定プログラム等の複数のプログラム、テーブルが記憶されている。また、コントローラ102に設けられたタイマ124によって時間の計測が行われる。
なお、本実施例においては、制御装置100によって装着機全体が制御される場合について説明したが、基板搬送保持装置4、部品供給装置6、ヘッド移動装置8等がそれぞれ互いに個別の制御装置によって制御されるようにすることもできる。
以下、装着機の作動について説明する。
段取り替えが行われる場合等、新たなテープフィーダ14のセット、テープフィーダ14の交換等が行われた場合等に、そのテープフィーダ14に保持された部品sの電気的特性が測定され、そのテープフィーダ14(または部品s)が適正なものであるか否かが検査される。また、その検査結果がディスプレイ116に表示される。不適正である場合には、テープフィーダ14が取り替えられる。また、適正であると判定された部品sは第1収容部26aに回収され、不適正であると判定された部品sは第2収容部26bに回収されるのであり、電気的特性が測定された後の部品sは、適正である場合と不適正である場合とで分別回収される。
部品sの電気的特性は、図7のフローチャートで表されるLCR測定プログラムの実行により測定される。また、LCR測定プログラムが実行される場合のタイムチャートを図8(a)、(b)に示す。
検査装置22は、常には、図10(1)に示す初期状態にある。可動子36は可動子位置センサ118がON状態にあるスタート位置にあり、保持台32は保持台位置センサ120がON状態にある位置、すなわち、ストッパ80に当接した前進端位置にある。この状態において、保持台32の部品載置部44はアースされた状態にある。保持台32のV溝44cの上方に可動子36が存在せず、部品sを載置可能な状態にある。また、カバー部50は固定子34の両側(x方向に隔たって)に位置する。
ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、部品sの電気的特性の測定指令が出されたか否かが判定される。段取り替えが行われる場合等には電気的特性の測定指令が出される。測定指令が出されると、S2において、装着ヘッド16が移動させられ、例えば、新たに取り付けられたテープフィーダ14に保持された部品sが吸着ノズル18によってピックアップされて、保持台32のV溝44c上に載せられる。例えば、吸着ノズル18が下降させられ、部品sが開放されることにより、部品sがV溝44c上に載置させられたことがわかる。
そして、吸着ノズル18が部品sをV溝44c上に載置させて上昇端に達したことがノズル高さセンサ122によって検出されると、S3において、電磁弁装置72の制御により可動子36が前進させられ、可動子位置センサ118がONからOFFに切り換えられる。可動子36の先端の対向面36fは、部品載置部44のV溝44cに沿って前進させられ、対向面36fと固定子34の対向面34fとによって部品sがクランプされる{図10(2)}。本実施例においては、スタート位置から部品sをクランプするまでの可動子36のストロークL(図4参照)は、クランプされる部品sの大きさ等で決まり、予め決められている。可動子36の前進開始時から、可動子36がストロークL前進するまでに要する時間である前進時間が経過した後に、可変絞りの制御等により、可動子36の前進が停止させられる。前進時間は、タイマ124によって計測される。この保持台32が前進端位置にあり、一対の対向面34f、36fにより部品sがクランプされた状態がクランプ状態である。
S4において、電磁弁装置69の制御により保持台32が後退させられ、保持台位置センサ120がONからOFFに切り換えられる。保持台32は、ストッパ82に当接するまで後退させられ{図10(3)、11(3)}、その位置で保持される。その間の保持台32のストロークはL(図4参照)である。
=Ld−L
本実施例においては、ストロークLは設定値Lx以上の大きさとされていて(L≧Lx)、部品載置部44が部品sから設定値Lx以上離間させられる。導電性を有する部材(部品載置部44)が電気的特性の測定時に部品sの近傍に位置すると静電誘導が起きたり、渦電流が生じたりする等、電気的特性を正確に検出することができない。それに対して、部品載置部44を部品sから設定値Lx以上離間させれば(部品載置部44と部品sとの最短距離が設定値Lx以上とすれば)、部品載置部44が部品sの近傍に位置することに起因して生じる電気的特性の測定誤差を小さくすることができる。このように、設定値Lxは、部品載置部44が部品sの電気的特性の測定に影響を及ぼし難い距離であり、予め実験等により取得された値である。この状態が測定状態である。
なお、保持台32の後退開始時から、保持台32がストロークL後退するのに要する時間である後退時間Taが経過した後に、電磁弁装置69の制御により保持台32の位置が保持される。後退時間Taは、タイマ124によって計測される。
S5において、吸着ノズル18により部品sが開放され、V溝44c上に載せられた時点から、設定時間である除電時間が経過するのが待たれる。テープフィーダ14に保持された部品sの各々は、テープフィーダ14の運搬に伴う振動、物との接触等に起因して生じた静電気により帯電した状態にある。この帯電された部品sが、導電性を有する材料で製造され、かつ、アースされた部品載置部44に載置されることにより除電されたり、空気中への放電により除電されたりする。除電時間は、部品sが有していると推定される容量の静電気を除去するのに要する時間であり、予め実験等により求めたり、部品sの大きさ、特性等に基づいて理論的に求めたりすること等ができる。部品sが部品載置部44に載せられてからの経過時間が除電時間に達すると、S5の判定がYESとなり、S6において部品sの電気的特性が測定される。
そして、電気的特性の測定に要する時間である測定時間が経過すると、S7が実行されるのであるが、測定時間は部品sの種類等によって決まる時間としても、一定の時間としてもよい。いずれにしても予め取得されて記憶されている。
測定時間が経過し、部品sの電気的特性の測定が終了すると、S7において後述するように、部品sが適正である(OK)か、不適正である(NG)かの判定結果が読み込まれる。
適正である場合には、S8,9において、可動子36が後退させられ、保持台32が後退させられる。可動子36は、電磁弁装置72の制御により、スタート位置よりΔLf前方の位置{図12(a)参照}まで後退させられる。可動子36は、(測定状態における位置、すなわち、部品sを把持する位置)から(スタート位置よりΔLf前方の位置)まで後退するのに要する時間である後退時間Tfが経過した後に、停止させられる。保持台32は、電磁弁装置69の制御により、測定状態における位置から可動子36のストッパ82に当接する位置まで後退させられる。保持台の32のストロークは、(L−ΔLf)であるため、保持台32がストローク(L−ΔLf)後退するのに要する時間である後退時間Tbが経過した後に、ストッパ82に当接したとされて、停止させられる。なお、図12(a)において、スタート位置にある可動子36の対向面36fの位置を二点鎖線で示す。
可動子36の対向面36fが固定子34の対向面34fから離間することにより、これらの間に把持されていた部品sが開放される。また、可動子36の後退時には、エアシリンダ70のエア室70bがエア通路60に連通させられ、カバー用板部52,54は、それぞれ、一対の対向面34f、36fの間の空間のx方向の両側に位置する。さらに、図10(4)、図12(a)に示すように、保持台32は可動子36の対向面36fの後方に位置し、一対の対向面34f、36fの間は、第1貫通穴30aに連通させられる。
可動子36の後退に伴って、エア室70aから流出させられたエアが開口60aから噴出し、可動子36の対向面36fに斜め上方から供給される。エアは、主として対向面36fに当たった後、対向面36fに沿って下方へ流れる。そのため、仮に、対向面36fから部品sが落下せず、部分Rに付着していても、それを良好に落下させ、第1収容部26aに回収されるようにすることができる。また、対向面34f、36fから落下して保持台32の上に載った部品sは、保持台32の後退に伴う可動子36の対向面36fの前進により、第1貫通穴30aに落下させることができる。さらに、開口60aと対向面36fとの間がx方向からカバー部50によって覆われているため、エアの拡散を良好に抑制することができる。
また、図12(a)に示すように、保持台32が第1貫通穴30aの上方から離れ、第2貫通穴30bのほぼ上方、換言すれば、分離壁94の頂部94pより後方の第1位置に位置する。そのため、一対の測定子37から放された部品sは、第2貫通穴30bに落ち難くされる。
可動子36の対向面36fは、分離壁94の頂部94pの前方に位置し、保持台32の載置部保持体46の前面46aが分離壁94の頂部94pの後方に位置する。そのため、対向面36fにエアが供給されることにより部品sが下方へ落とされても、その部品sが、分離壁94、載置部保持体46により対向面36fより後方の第2貫通穴30bに落ち難くされる。
可動子の対向面36fは、分離壁94の前側傾斜面94fの上方に位置する。そのため、下方へ落下した部品sは、分離壁94の前側傾斜面94f、第1貫通穴30aの傾斜した側面に沿って良好に第1収容部26aに収容されるようにすることができる。
この状態が第1回収状態であり、第1収容部選択状態でもある。本実施例においては、LCR測定プログラムのS8,9の実行により、第1回収状態とされるとともに第1収容部選択状態とされるのである。
その後、S10において、可動子36がスタート位置まで後退させられる。可動子36は、電磁弁装置72の制御により、可動子位置センサ118がOFFからONに切り換えられるまで後退させられる。S11において、電磁弁装置69の制御により、エアシリンダ64においてエア室64bがエア源68に連通させられ、エア室64aがエア通路60に連通させられる。保持台32が前進させられ、ストッパ80に当たると保持台位置センサ120がONとなる。保持台32は、一対の対向面34f、36fの間に位置し(V溝44cが対向面34f、36fの間の下方に位置し)、V溝44cの上方が空間とされている。そのため、部品sが載置可能とされる。この状態が初期状態である。
それに対して、測定した部品sが不適正である場合には、S12において、図11(4´)に示すように、保持台32が、保持台位置センサ120がONになるまで、すなわち、ストッパ80に当接するまで前進させられる。この状態において、保持台32は第2貫通穴30bの上方から離れ、第1貫通穴30aの上方の第2位置に位置する。この状態を第2収容部選択状態と称する。
次に、S13において、図11(5´)、図12(b)に示すように、可動子36が可動子位置センサ118がONになってから予め定められた後退時間Tcが経過するまで後退させられる。換言すれば、可動子36は、スタート位置よりΔLc後方まで後退させられ、対向面36fは、保持台32の後方の第2貫通穴30bの上方、すなわち、分離壁94の後方に位置する。そのため、一対の測定子37から放された部品sは、エアによりほぼ下方へ落下し、第2貫通穴30b、第2回収通路28bを経て第2収容部26bに収容される。
この場合において、保持台32は第1貫通穴30aの上方に位置するため、部品sが第1貫通穴30aに回収されることを良好に防止することができる。また、保持台32の載置部保持体46の下面46fは第1貫通穴30aのやや上方まで伸びたものである。そのため、対向面36fに当たったエアは載置部保持体46、分離壁94により前方へ流れ難くされる。載置部保持体46、分離壁94に当たったエアは後方へ流れ、部品sが第2収容部28bに良好に回収され得る。
この状態が第2回収状態である。本実施例においては、第2収容部選択状態とされた後に、第2回収状態とされる。
その後、S14において、可動子36が可動子位置センサ118がONになる(スタート位置)まで前進させられ、初期状態とされる。
一方、測定された電気的特性とJOB情報に含まれる電気的特性とが比較され、当該部品sが、これから行われる作業(JOB)に用いられるべきものであるかどうか、換言すれば、これから行われる作業に対して適正なものであるか不適正なものであるかが判定され、その判定結果がディスプレイ116に表示される。
S21において、当該部品sの電気的特性の測定値が取得され、S22において、次のJOBのJOB情報から対応する情報が読み込まれる。S23において、これらが比較され、一致するかどうかが判定される。一致する場合には部品sは適正なものであると判断され、不一致の場合には不適正なものであると判断される。いずれであっても、判定結果はディスプレイ116に表示される。仮に、不一致の場合には、適正なテープフィーダと交換される等の作業が行われる。
以上のように、本実施例においては、測定後の部品sを適正なものと不適正なものとで、分別して回収することができる。そのため、適正な部品sは、回路基板に装着させる等電子部品sの組立に利用することができる。この場合に、イオン化されたエアが供給される場合には、部品sの除電を図ることも可能となり、部品sを再度装着する場合に効果的である。また、不適正である部品sによれば、不適正な部品sが取り付けられた原因を明らかにすることができる。
以上のように、本実施例においては、保持台移動装置40、可動子移動装置41等により相対移動装置が構成される。また、コントローラ102のLCR測定プログラムのS8,9,12,13を記憶する部分、実行する部分、可動子位置センサ118、保持台位置センサ120、タイマ124等により分別回収装置が構成される。そのうちの、S9,12を記憶する部分、実行する部分等により保持台移動制御部が構成され、S8,13を記憶する部分、実行する部分等により可動子位置制御部が構成され、S9,12を記憶する部分、実行する部分等により収容部選択部が構成され、保持台移動制御部および可動子位置制御部等により相対位置変更部が構成される。さらに、本体部29およびベース部30等により本体が構成されると考えたり、ベース部30等により本体が構成されると考えたりすることができる。また、保持台32は、第1、第2の貫通穴30a、bのいずれか一方へ部品sが入るのを防止するシャッタと称することもできる。
なお、一対の測定子の両方を移動可能とし、保持台を本体に固定とすることもできる。その場合であっても、保持台と可動子との相対位置関係を変えることができ、部品sを第1収容部26aと第2収容部26bとに選択的に回収することができる。
また、上記実施例においては、適否に基づいて部品sが分別回収されるようにしたが、部品sの電気的特性の測定値に基づいて分別回収されるようにすることができる。さらに、適否と測定値(例えば、抵抗値)との両方に基づいて分別回収されるようにすることもできる。
また、上記実施例においては、エア供給装置がエアシリンダ64,70の作動と連動してエアを供給するものであったが、エアシリンダ64,70の作動とは関係なく、エア源68から直接、対向面36fにエアが供給するものとすることができる。その場合には、第1回収状態、第2回収状態に達した時点で対向面36fにエアが供給されるようにすることもできる。
さらに、第1貫通穴30a、第2貫通穴30bのいずれか一方から選択的に吸引して部品sを吸い込むことができる。
また、部品sが不適正であると判断された場合と、適正であると判断された場合とで、初期状態を同じ状態とすることは不可欠ではなく、それぞれ、異なる状態から測定プログラムが実行されるようにすることもできる。初期状態における可動子、保持台の位置に応じて、ストロークが適宜決定されるようにすることができる。その場合には、S14のステップは不要となる。
さらに、適正である場合において、第1回収状態における可動子の位置を初期状態における可動子の位置とすることもできる。その場合には、S10のステップは不要となる。
また、S8,9を並行して実行したり、S10、11を並行して実行したりすること等もできる。
さらに、部品sが適正である場合に第1収容部26aに収容し、不適正である場合に第2収容部26bに収容されるようにすることは不可欠ではない。適正である場合に第2収容部26bに収容され、不適正である場合に第1収容部26aに収容されるようにすることもできる。
また、可動子位置センサ118、保持台位置センサ120は不可欠ではない。例えば、タイマ124による計測により電磁弁装置69,72を制御することもできる。また、エア供給装置も不可欠ではない等、本発明は、前記実施形態に記載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
22:検査装置 26:回収箱 28:回収通路 29:本体部 30:ベース部 30:貫通穴 31:締結部 32:保持台 34:固定子 36:可動子 34f,36f:対向面 40:保持台移動装置 41:可動子移動装置 42:LCR測定部 44:部品載置部 44c:V溝 50:カバー部 84:エア供給装置 100:制御装置 118:可動子位置センサ 120:保持台位置センサ 124:タイマ
特許請求可能な発明
(1)部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられ、
部品を保持可能な保持台と、
互いに接近・離間可能とされ、前記部品を挟んだり、放したりする一対の測定子を備え、前記一対の測定子により前記部品の電気的特性を測定する測定部と、
前記一対の測定子と前記保持台とを相対移動させる相対移動装置と、
前記測定部による前記部品の前記電気的特性の測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記一対の測定子と前記保持台との相対位置を変えて、前記一対の測定子から放された部品を分別回収する分別回収装置と
を含むことを特徴とする検査装置。
部品は、例えば、電気的特性の測定値に基づいて分別回収されるようにしたり、測定結果に基づく適否の判断に基づいて分別回収されるようにしたりすること等ができる。
(2)当該検査装置が、前記相対移動装置による前記保持台と前記一対の測定子との相対移動の方向に沿って、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体を含む(1)項に記載の検査装置。
本体は、第1貫通穴および第2貫通穴の少なくとも2つの貫通穴を含むものであり、3つ以上の貫通穴を含むものとすることもできる。
(3)当該検査装置が、前記本体の、前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の間に設けられた分離壁を含む(2)項に記載の検査装置。
(4)当該検査装置が、前記一対の測定子から放された部品をそれぞれ収容する第1収容部および第2収容部と、前記第1収容部と前記第1貫通穴とを接続する第1回収通路と、前記第2収容部と前記第2貫通穴とを接続する第2回収通路とを含む(2)項または(3)項に記載の検査装置。
(5)前記第1貫通穴および第2貫通穴の各々の開口面積が、それぞれ、下方へ向かうにつれて小さくされた(2)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の検査装置。
第1貫通穴、第2貫通穴の側面は傾斜面とされる。
(6)前記相対移動装置が、前記保持台を移動させる保持台移動装置を含み、
前記相対移動制御装置が、前記測定結果に基づいて前記保持台移動装置を制御して、前記互いに離間させられた一対の測定子と前記保持台との相対位置を変える保持台移動制御部を含む(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の検査装置。
(7)当該検査装置が、前記相対移動装置による前記保持台と前記一対の測定子との相対移動の方向に沿って、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体を含み、
前記保持台移動装置が、前記保持台を、前記本体の前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の上方において移動させるものであり、
前記保持台移動制御部が、前記保持台移動装置を制御することにより、前記保持台を、前記第1貫通穴の上方から離れ前記第2貫通穴の上方に位置する第1位置と、前記第2貫通穴の上方から離れ前記第1貫通穴の上方に位置する第2位置とに変える第1収容部選択部を含む(6)項に記載の検査装置。
保持台1の第1位置において、第1貫通穴から部品が回収可能とされ、保持台の第2位置において、第2貫通穴から部品が回収可能とされる。
保持台が、第1貫通穴、第2貫通穴の各々の上方に位置するとは、ほぼ上方に位置するという意味であり、保持台の下面が第1貫通穴、第2貫通穴の各々の開口面のすべてを覆う位置に位置するとは限らない。例えば、第1貫通穴、第2貫通穴の各々の開口面の一部が保持台の下面から外れる場合があるのである。
(8)前記一対の測定子が、前記本体に固定された固定子と、前記固定子に対して接近、離間可能な可動子とを含むとともに、前記固定子と前記可動子とが、それぞれ、前記部品を把持可能な対向面を含み、
当該検査装置が、前記相対移動装置による前記一対の測定子と前記保持台との相対移動の方向に沿って互いに隔たって形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体を含み、
前記分別回収装置が、前記測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記保持台が前記第2貫通穴の上方に位置し、前記可動子の前記対向面が前記保持台より前記第1貫通穴側に位置する第1回収状態と、前記保持台が前記第1貫通穴の上方に位置し、前記可動子の前記対向面が前記保持台より前記第2貫通穴側に位置する第2回収状態とに変える第1相対位置変更部を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の検査装置。
(9)当該検査装置が、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体と、前記本体の、前記第1貫通穴と前記第2貫通穴との間に設けられた分離壁とを含み、
前記保持台移動装置が、前記保持台を、前記本体の前記第1貫通穴、前記第2貫通穴および前記分離壁の上方において移動させるものであり、
前記保持台移動制御部が、前記保持台移動装置を制御することにより、前記保持台を、前記分離壁の前記第2貫通穴側に位置する第3位置と、前記分離壁の前記第1貫通穴側に位置する第4位置とに変える第2収容部選択部を含む(6)項に記載の検査装置。
第1位置と第3位置とは同じ位置であっても異なる位置であってもよく、同様に、第2位置と第4位置とは同じ位置であっても異なる位置であってもよい。
(10)前記一対の測定子が、前記本体に固定された固定子と、前記固定子に対して接近、離間可能な可動子とを含むとともに、前記固定子と前記可動子とが、それぞれ、前記部品を把持可能な対向面を含み、
当該検査装置が、前記相対移動装置による前記一対の測定子と前記保持台との相対移動の方向に沿って互いに隔たって形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体と、前記本体の、前記第1貫通穴と前記第2貫通穴との間に設けられた分離壁とを含み、
前記分別回収装置が、前記測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記保持台が前記分離壁より第2貫通穴側に位置し、前記可動子の前記対向面が前記分離壁より前記第1貫通穴側に位置する第3回収状態と、前記保持台が前記分離壁より前記第1貫通穴側に位置し、前記可動子の前記対向面が前記分離壁より前記第2貫通穴側に位置する第4回収状態とに変える第2相対位置変更部を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の検査装置。
第1回収状態および第3回収状態、第2回収状態および第4回収状態は、それぞれ、同じ状態であっても異なる状態であってもよい。
(11)前記相対移動装置が、前記可動子を移動させる可動子移動装置を含み、
前記相対位置変更部が、前記第2回収状態における前記可動子の位置を、前記第1回収状態における位置とは異なる位置とする可動子位置制御部を含む(8)項に記載の検査装置。
(12)前記一対の測定子が、前記本体に固定された固定子と、前記固定子に対して接近、離間可能な可動子とを含むとともに、前記固定子と前記可動子とが、それぞれ、前記部品を把持可能な対向面を含み、
当該検査装置が、前記一対の測定子が離間させられる場合に、前記可動子の対向面にエアを供給するエア供給装置を含む(1)項ないし(11)項のいずれか1つに記載の検査装置。(13)当該検査装置が、可動子用シリンダを備え、その可動子用シリンダの作動により前記可動子を前記固定子に対して接近・離間させる可動子移動装置を含み、
前記エア供給装置が、前記可動子の前記固定子からの離間に伴って前記可動子用シリンダから流出させられるエアを前記可動子の対向面に供給する駆動源連動型供給部を含む(12)項に記載の検査装置。

Claims (10)

  1. 部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられた検査装置であって
    本体と、
    部品を保持可能な保持台と、
    互いに接近・離間可能とされ、前記部品を挟んだり、放したりする一対の測定子を備え、前記一対の測定子により前記部品の電気的特性を測定する測定部と、
    前記一対の測定子と前記保持台とを相対移動させる相対移動装置と、
    前記測定部による前記部品の前記電気的特性の測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記一対の測定子と前記保持台との相対位置を変えて、前記一対の測定子から放された部品を分別回収する分別回収装置と
    を含み、
    前記一対の測定子が、前記本体に固定された固定子と、前記固定子に対して接近、離間可能な可動子とを含むとともに、前記固定子と前記可動子とが、それぞれ、前記部品を把持可能な対向面を含み、
    当該検査装置が、前記一対の測定子が離間させられる場合に、前記可動子の前記対向面にエアを供給するエア供給装置を含む検査装置。
  2. 前記本体が、前記相対移動装置による前記一対の測定子と前記保持台との相対移動の方向に沿って、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記相対移動装置が、前記保持台を移動させる保持台移動装置を含み、
    前記分別回収装置が、前記測定結果に基づいて前記保持台移動装置を制御して、前記互いに離間させられた一対の測定子と前記保持台との相対位置を変える保持台移動制御部を含む請求項1または2に記載の検査装置。
  4. 前記本体が、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有し、
    前記保持台移動装置が、前記保持台を、前記本体の前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の上方において移動させるものであり、
    前記保持台移動制御部が、前記保持台を、前記第1貫通穴の上方から離れ前記第2貫通穴の上方に位置する第1位置と、前記第2貫通穴の上方から離れ前記第1貫通穴の上方に位置する第2位置とに移動させる収容部選択部を含む請求項に記載の検査装置。
  5. 部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられた検査装置であって、
    部品を保持可能な保持台と、
    互いに接近・離間可能とされ、前記部品を挟んだり、放したりする一対の測定子を備え、前記一対の測定子により前記部品の電気的特性を測定する測定部と、
    前記一対の測定子と前記保持台とを相対移動させる相対移動装置と、
    前記測定部による前記部品の前記電気的特性の測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記一対の測定子と前記保持台との相対位置を変えて、前記一対の測定子から放された部品を分別回収する分別回収装置と
    を含み、
    前記相対移動装置が、前記保持台を移動させる保持台移動装置を含み、
    当該検査装置が、前記保持台移動装置による前記一対の測定子と前記保持台との相対移動の方向に沿って、互いに隔てて形成された第1貫通穴および第2貫通穴を有する本体を含み、
    前記一対の測定子が、前記本体に固定された固定子と、前記固定子に対して接近、離間可能な可動子とを含むとともに、前記固定子と前記可動子とが、それぞれ、前記部品を把持可能な対向面を含み、
    前記分別回収装置が、前記測定結果に基づいて前記相対移動装置を制御することにより、前記保持台が前記第2貫通穴の上方に位置し、前記可動子の前記対向面が前記保持台より前記第1貫通穴側に位置する第1回収状態と、前記保持台が前記第1貫通穴の上方に位置し、前記可動子の前記対向面が前記保持台より前記第2貫通穴側に位置する第2回収状態とに変える相対位置変更部を含む検査装置。
  6. 当該検査装置が、前記一対の測定子が離間させられる場合に、前記可動子の前記対向面にエアを供給するエア供給装置を含む請求項5に記載の検査装置。
  7. 前記分別回収装置が、前記測定結果に基づいて前記保持台移動装置を制御して、前記互いに離間させられた一対の測定子と前記保持台との相対位置を変える保持台移動制御部を含む請求項5または6に記載の検査装置。
  8. 前記保持台移動装置が、前記保持台を、前記本体の前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の上方において移動させるものであり、
    前記保持台移動制御部が、前記保持台を、前記第1貫通穴の上方から離れ前記第2貫通穴の上方に位置する第1位置と、前記第2貫通穴の上方から離れ前記第1貫通穴の上方に位置する第2位置とに移動させる収容部選択部を含む請求項7に記載の検査装置。
  9. 当該検査装置が、前記本体の、前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の間に設けられた分離壁を含む請求項2,4,5ないし8のいずれか1つに記載の検査装置。
  10. 当該検査装置が、(a)前記一対の測定子から放された部品をそれぞれ収容する第1収容部および第2収容部と、(b)前記第1収容部と前記第1貫通穴とを接続する第1回収通路と、(c)前記第2収容部と前記第2貫通穴とを接続する第2回収通路とを含み、
    前記第1貫通穴および前記第2貫通穴の各々の開口面積が、それぞれ、下方へ行くにつれて小さくされた請求項2,4,5ないし9のいずれか1つに記載の検査装置。
JP2017537135A 2015-09-02 2015-09-02 検査装置 Active JP6692362B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/074928 WO2017037887A1 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017037887A1 JPWO2017037887A1 (ja) 2018-06-14
JP6692362B2 true JP6692362B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=58186797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017537135A Active JP6692362B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 検査装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10660251B2 (ja)
EP (1) EP3346815B1 (ja)
JP (1) JP6692362B2 (ja)
CN (1) CN107926155B (ja)
WO (1) WO2017037887A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7142208B2 (ja) * 2018-10-15 2022-09-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 特性計測装置、部品実装装置、特性計測方法および部品実装方法
JP7142210B2 (ja) 2018-10-15 2022-09-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 特性計測装置、部品実装装置、特性計測方法および部品実装方法
JP7142209B2 (ja) * 2018-10-15 2022-09-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 特性計測装置、部品実装装置、特性計測方法および部品実装方法
WO2022264214A1 (ja) * 2021-06-14 2022-12-22 株式会社Fuji 測定装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230703B2 (ja) * 1973-07-07 1977-08-10
JPS5230703A (en) * 1975-09-04 1977-03-08 Koichi Ogiso Process and apparatus for treating molten metal by convection
JPH07181214A (ja) * 1993-11-15 1995-07-21 Kyocera Corp 小型電子部品の検査選別機
JP3265907B2 (ja) * 1995-04-13 2002-03-18 松下電器産業株式会社 ラジアルリード型電子部品の特性検査装置
CN1758016A (zh) * 2004-10-09 2006-04-12 雅马哈发动机株式会社 元件识别装置、搭载该装置的表面安装机及元件试验装置
US20130249566A1 (en) 2012-03-23 2013-09-26 Electro Scientific Industries, Inc. Kelvin Sense Probe Calibration
JP6057997B2 (ja) * 2012-06-12 2017-01-11 富士機械製造株式会社 部品実装ライン
DE202013012541U1 (de) * 2012-11-15 2017-06-27 SZ DJI Technology Co., Ltd. Unbemanntes Luftfahrzeug mit mehreren Rotoren
US10754001B2 (en) * 2013-04-10 2020-08-25 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Measuring system and measuring method using position and/or orientation sensors
WO2014203331A1 (ja) * 2013-06-18 2014-12-24 富士機械製造株式会社 実装管理装置、実装処理装置、実装システム、実装管理方法及び実装処理方法
JP6173140B2 (ja) * 2013-09-12 2017-08-02 富士機械製造株式会社 部品実装ライン及び部品実装方法
KR102015572B1 (ko) * 2013-10-02 2019-10-22 삼성전자주식회사 실장 장치
US9341683B2 (en) * 2014-09-29 2016-05-17 Caterpillar Inc. Navigation system and method for machine
JP6285613B2 (ja) * 2014-11-14 2018-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 一次元エクステンションに沿う磁気共鳴フィンガプリンティング
DE102014226262B4 (de) * 2014-12-17 2016-08-04 Siemens Healthcare Gmbh Untersuchungsobjekt-spezifisches Erfassen von Magnetresonanz-Bilddaten mittels einer Magnetresonanz-Sequenz, welche zumindest einen adiabatischen Hochfrequenz-Puls umfasst
US10495709B2 (en) * 2016-07-25 2019-12-03 Siemens Healthcare Gmbh Multi-contrast simultaneous multislice magnetic resonance imaging with binomial radio-frequency pulses

Also Published As

Publication number Publication date
EP3346815A1 (en) 2018-07-11
CN107926155A (zh) 2018-04-17
EP3346815A4 (en) 2018-09-12
CN107926155B (zh) 2020-06-05
JPWO2017037887A1 (ja) 2018-06-14
EP3346815B1 (en) 2021-12-22
WO2017037887A1 (ja) 2017-03-09
US10660251B2 (en) 2020-05-19
US20180271001A1 (en) 2018-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6684795B2 (ja) 検査装置
JP6692362B2 (ja) 検査装置
JP6607719B2 (ja) 検査装置
JP6684794B2 (ja) 検査装置
JP7035256B2 (ja) 装着機
JP6568733B2 (ja) 検査装置
JP6771256B2 (ja) 検査装置
WO2018167880A1 (ja) 装着機
JP2019207254A (ja) 検査装置および検査方法
JP6912620B2 (ja) 検査装置
JP6908676B2 (ja) 電気的特性取得方法および部品装着方法
JP7013599B2 (ja) 装着機
JP7203273B2 (ja) 装着機
JP7155445B2 (ja) 装着機
JP6675410B2 (ja) 検査装置
JP7164924B2 (ja) 電子部品装着機および検査方法
JP7158753B2 (ja) 検査装置及び電子部品実装機
WO2024089747A1 (ja) 装着機
JP2023024733A (ja) 装着機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250