JP6691788B2 - 頭皮用エアゾール型化粧料 - Google Patents

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本発明は、頭皮用エアゾール型化粧料に関する。
炭酸ガスには血行促進作用があることが知られており、噴射剤として炭酸ガスを用いたエアゾールタイプの頭皮用化粧料が広く普及している。しかしながら、このようなエアゾールタイプの頭皮用化粧料では、液だれが生じやすいという問題があった。この問題を解決するために、水溶性増粘剤を加えて原液の粘度を調整した組成物が種々提案されている。例えば特許文献1では、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース及び水を含有する原液と炭酸ガスよりなる噴射剤とからなるエアゾール組成物が開示されている。
一方、オルガノシロキサンは優れた多くの特長を有していることから、様々な形態のオルガノポリシロキサンあるいはこれらを配合した化粧料が知られている。例えば、特許文献2では、ジメチルエーテルを一定の割合で配合し圧縮ガスで加圧することにより、液だれが防止され、高い冷却感を有し、べたつきのないエアゾール組成物が開示されており、実施例にポリエーテル変性シリコーンを含む原液が開示されている。また、特許文献3では特定のHLBを有する非イオン界面活性剤、低粘度の油剤、エタノール及び水を含有する原液と炭酸ガスからなるエアゾール組成物が開示されており、油剤としてポリエーテル変性シリコーンが例示されている。
特開2013-170152号公報 特開2005-126347号公報 特開2003-300810号公報
しかしながら、特許文献1記載のエアゾール組成物のように疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合したものは、吐出物がフォーム状となり、また原液の粘度が高いため、頭皮用とした場合には、毛髪が密集している頭皮に簡便に塗布することができないという問題があり、また、塗布後手でなじませる際にぬるつくという問題もあった。
一方、特許文献2記載のエアゾール組成物は、ジメチルエーテルと圧縮ガスの特定比率で液だれを抑制するものであり、ジメチルエーテルを炭酸ガスに変更した場合には、十分な液だれ抑制効果は得られなかった。更にはポリエーテル変性シリコーンと液だれの抑制との関連については記載がなく、その効果も十分ではなかった。
また、特許文献3記載のエアゾール組成物も、液だれ防止効果は不十分であると共に、塗布した後、手でなじませる際のぬるつきの点で未だ改善の余地があった。
したがって本発明は、液だれが抑制され、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を与える頭皮用エアゾール型化粧料に関する。
本発明者らは、炭酸ガスを噴射剤とするエアゾールタイプの頭皮用化粧料において、原液中に特定のポリエーテル変性シリコーンを特定量含有させることによって、原液の粘度を変化させることなく、吐出液中で炭酸ガスが気化することで生じる微細な泡の持続性が向上することを見いだした。そして、その結果、原液の粘度が低いにもかかわらず液だれが抑制されること、また、手でなじませる際のぬるつきがなく、適用後の頭皮のサラサラ感も得られることを見いだした。
本発明は、下記成分(A)及び(B)を含有する原液と、成分(C)炭酸ガスからなり、頭皮用エアゾール型化粧料の総量を基準として成分(A)の含有量が0.06質量%以上4質量%以下である頭皮用エアゾール型化粧料を提供するものである。
(A) 少なくともエチレンオキサイド鎖を有し、HLBが3以上12以下のポリエーテル変性シリコーン
(B) 水
本発明の頭皮用エアゾール型化粧料は、吐出物中に生じた非常に微細な泡が持続することで頭皮への適用時の液だれを防ぐことができ、かつ頭皮に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を与えることができる。なお、ここでいう「泡」とは、エアゾールフォーム型の整髪剤やエアゾールフォーム型の染毛剤で吐出されるような、コシのあるかさ高い発泡体を形成する「泡(foam)」とは異なり、低粘度の吐出液中で炭酸ガスが気化することで生じる微細な「泡(bubble)」をいう。
〔成分(A):少なくともエチレンオキサイド鎖を有し、HLBが3以上12以下のポリエーテル変性シリコーン〕
成分(A)は、HLBが3以上12以下のポリエーテル変性シリコーンである。成分(A)のポリエーテル変性シリコーンは、泡の持続性を向上し液だれが抑制されると共に、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかないという観点から、少なくともエチレンオキサイド鎖を有していることが必要であり、例えば、アルキレンオキサイド鎖がエチレンオキサイド鎖のみからなるもの、エチレンオキサイド鎖とプロピレンオキサイド鎖からなるもの等が挙げられ、これらのうちアルキレンオキサイド鎖がエチレンオキサイド鎖のみからなるものがより好ましい。これに対し、例えばアルキレンオキサイド鎖がプロピレンオキサイド鎖のみからなるポリエーテル変性シリコーンでは、泡の持続性や塗布後の頭皮のサラサラ感に劣るものとなる。
また、成分(A)のポリエーテル変性シリコーンのHLBは、十分な泡の持続性の観点から、3以上であって、好ましくは4.0以上、より好ましくは4.5以上であり、また適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点及び十分な泡の持続性の観点から、12以下であって、好ましくは11.5以下、より好ましくは11以下、更に好ましくは10以下、更に好ましくは9以下である。なお、本発明におけるHLBは、グリフィン(Griffin)の式(J, Soc, Cosmet, Chem., 1,311(1949); 5,249(1953))により計算されるものである。
成分(A)としては、例えばPEG/PPG-20/22ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-30/10ジメチコン、PEG/PPG-20/15ジメチコン、PEG/PPG-20/20ジメチコン、PEG/PPG-19/19ジメチコン、PEG-9メチルエーテルジメチコン、PEG-32ジメチルエーテルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ポリシリコーン-13、PEG-3ジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン等が挙げられる。また、前記成分(A)としての条件を満たすポリエーテル変性シリコーンの市販品としては、KF-6012、KF-6013、KF-6015、KF-6016、KF-6017、KF-6017P、KF-6004、KF-6028、KF-6028P、KF-6038(以上、信越化学工業社製)、SH3749、SH3772M、SH3773M、SH3775M、SS-2910、FZ-2222、FZ-2231、BY11-030、BY25-339 Cosmetic Fluid(以上、東レ・ダウコーニング社製)、SF1188A(以上、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)等が挙げられる。
また、成分(A)のポリエーテル変性シリコーンにおけるエチレンオキサイド付加モル数は、泡の持続性を向上し液だれが抑制されると共に、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかないという観点から、好ましくは3以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは10以上であり、また、好ましくは35以下、より好ましくは20以下、更に好ましくは15以下である。
また、成分(A)のポリエーテル変性シリコーンの変性の様式としては、ペンダント型(側鎖変性型)、直鎖共重合型等が挙げられるが、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点からペンダント型(側鎖変性型)が好ましい。
成分(A)のポリエーテル変性シリコーンは、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。原液中における成分(A)のポリエーテル変性シリコーンその含有量は、泡の持続性を向上し液だれを抑制すると共に、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点から、0.06質量%以上であって、好ましくは0.07質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上であり、また、4質量%以下であって、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。
〔成分(B):水〕
原液中における成分(B)の水の含有量は、成分(A)及び任意成分を除いた残量である。
〔成分(C):炭酸ガス〕
本発明の頭皮用エアゾール型化粧料中における成分(C)の炭酸ガスの含有量は、泡の持続性の向上、安定性の向上、及び液だれ防止の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1.0質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは4質量%以下、更に好ましくは3質量%以下である。
本発明の頭皮用エアゾール型化粧料中において使用する噴射剤は、成分(C)の炭酸ガスによる血行促進効果をより有効に発揮させるため、成分(C)のみとすることが好ましい。
本発明の頭皮用エアゾール型化粧料中における成分(A)に対する成分(C)の質量比(C)/(A)は、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を与える観点から、好ましくは1.5以上であって、より好ましくは2以上、更に好ましくは3以上、更に好ましくは4以上であり、また、泡の持続性を向上し液だれを抑制すると共に、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点から、好ましくは40以下であって、より好ましくは35以下、更に好ましくは32以下、更に好ましくは30以下である。
〔成分(D):エタノール〕
原液中には、泡の持続性の向上、適用後の頭皮にサラサラ感を与える観点から、更に成分(D)としてエタノールを含有することが好ましい。原液中における成分(D)のエタノールの含有量は、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を与える観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは20質量%以上であり、また、泡の持続性を向上し液だれを抑制する観点から、好ましくは70質量%以下、より好ましくは65質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。
原液中における成分(A)に対する成分(D)の質量比(D)/(A)は、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点から、好ましくは10以上、より好ましくは20以上、更に好ましくは30以上であり、また、泡の持続性を向上し液だれを抑制する観点及び適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点から、好ましくは600以下、より好ましくは570以下、更に好ましくは550以下である。
また、原液中における成分(B)に対する成分(D)の質量比(D)/(B)は、頭皮への塗布後に手でなじませる際にぬるつかず、適用後の頭皮にサラサラ感を付与する観点から、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.09以上であり、また、泡の持続性を向上し液だれを抑制する観点から、好ましくは2.5以下、より好ましくは2.2以下、更に好ましくは2.0以下である。
〔成分(E):育毛成分〕
原液中には、更に成分(E)として育毛成分を含有することが好ましい。育毛成分としては、血行促進剤、毛包賦活剤、抗男性ホルモン剤が挙げられる。
血行促進剤としては、ニコチン酸アミド、アセチルコリン、センブリエキス、ニンジンエキス、イチョウエキス、塩化カルプロニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、γ-オリザノール、サークレチン、ビタミンE及びその誘導体、カンファー、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、オランダカラシ、カンタリスチンキ、サンショウエキス、ハッカ油、ワサビ大根エキス、ミノキシジル及びその誘導体、クロマカリム、ジアゾキシド及びその誘導体、ニコランジル、ピナシジル、フタリド類、キナエキス、トウヒエキス等が挙げられる。
毛包賦活剤としては、トランス-3,4'-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン、N-アセチル-L-メチオニン、タマサキツヅラフジ、セファランチン、クジンエキス、アデノシン三リン酸ジナトリウム、アスパラギン酸カリウム、感光色素301、ペンタデカングリセリド、ヒノキチオール、チクセツニンジン、フラバノノール及びその誘導体、オトギリソウエキス、マイカイ花エキス、コレウスエキス、ブドウエキス、ビオチン、モノニトログアヤコールナトリウム、黄杞エキス、酵母エキス、ニンニク成分、タイソウエキス、プラセンタエキス、ボタンピエキス、ローヤルゼリー等が挙げられる。
抗男性ホルモン剤としては、サイプロテロンアセテート、11-α-ハイドロキシプロゲステロン、フルタマイド、3-デオキシアデノシン、酢酸クロルマジノン、エチニルエストラジオール、スピロノラクトン、エピテステロン、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、チョウジエキス、アロエエキス、サンショウエキス、クアチャララーテエキス等が挙げられる。
成分(E)は、単独で又は2種以上を使用することができる。本発明の頭皮用エアゾール型化粧料中における成分(E)の含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.07質量%以上であり、また、好ましくは7質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下である。
〔水溶性増粘剤〕
本発明の頭皮用エアゾール型化粧料は、手でなじませる際のぬるつきのなさ、塗布後の頭皮のサラサラ感等の観点から、水溶性増粘剤を含有しないことが好ましい。ここで「含有しない」とは、実質的に含有しないことも含めるものとする。なお「実質的に」とは、意図せずに成分(A)又は任意成分から、不可避的に含有される場合を除くことを意味する。液だれを更に抑制するために水溶性増粘剤を微量含有させる場合であっても、原液中における水溶性増粘剤の含有量は、0.05質量%以下が好ましく、0.01質量%以下がより好ましく、0.005質量%以下が更に好ましい。なお本発明においては、ポリエーテル変性シリコーンに該当する水溶性増粘剤は、本欄における水溶性増粘剤には含めないものとする。
本発明の頭皮用エアゾール組成物には、以上の成分のほかに、通常の化粧料に用いられる種々の添加成分を、目的に応じて含有させることができる。例えば、界面活性剤;トリクロサン、トリクロロカルバニリド等の殺菌剤;ジンクピリチオン、オクトピロックス等の抗フケ剤;ユーカリエキス、グリセリン等の保湿剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;エチレンジアミン四酢酸又はその塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸又はその塩等のキレート剤;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のpH調整剤;塩化ナトリウム等の塩類;その他パール化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを含有させることができる。
本発明の頭皮用エアゾール組成物を製造するには、成分(C)の炭酸ガス以外の成分を混合し原液を調製してエアゾール用耐圧容器に入れ、これに高圧炭酸ガスを封入する方法、耐圧容器に炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩を含ませた炭酸ガスを発生する成分を入れ、これに適当なpH調整剤を加えて炭酸ガスを発生させ、直ちに密封する方法、ドライアイスペレットを容器内に入れて密封する方法等を採用することができるが、高圧炭酸ガスを封入する方法が好ましい。
炭酸ガスの一部は原液中に溶解して配合され、また一部は容器中に気体として存在する。本発明においては清涼感の持続性や配合された薬効成分の薬効の点から、炭酸ガスが原液中に溶けて配合されていることが重要であり、頭皮に噴射された内溶液中の炭酸ガス濃度が60ppm以上であることが好ましい。炭酸ガスの配合量の調節は、炭酸ガスの注入(圧入)量によって行うことができ、一般に容器中の圧力が35℃の温度で1.2〜10kg/cm2(ゲージ圧)になるようにするのが好ましく、更には4.5〜10kg/cm2(ゲージ圧)になるようにするのが好ましい。
実施例1〜9、比較例1〜8
表1及び2に示す処方に従って原液を調製し、炭酸ガスと共にエアゾール用耐圧容器に充填して頭皮用エアゾール型化粧料を得た。
これらの頭皮用エアゾール型化粧料について、下記方法に従い、泡持続時間(泡の持ち)を測定し、頭皮へ吐出後の液だれのしにくさ、塗布後の頭皮のサラサラ感、手でなじませる際のぬるつきについて官能評価した。この結果を表1及び2に併せて示す。
(泡持続時間・泡の持ち)
実験室雰囲気下で各組成物を皮膚上へ1g吐出して組成物中の泡の状態を目視観察し、吐出直後から組成物中の泡が消えるまでの時間を測定した。
(液だれのしにくさ)
実験室雰囲気下で各組成物を頭皮上へ0.2g吐出した後の液だれのしにくさについて官能評価を行った。評価は8名のパネラーに「液だれしにくい」/「やや液だれしにくい」/「液だれする」のいずれであるのかを択一的に選択させることにより行った。「液だれしにくい」/「やや液だれしにくい」/「液だれする」と答えたパネラーの人数を順に示す。
(乾燥後の頭皮のサラサラ感)
耐圧容器から吐出した各組成物を頭皮へ1g塗布し、なじませて3分経過した後の頭皮のサラサラ感について官能評価した。評価は8名のパネラーに「サラサラする」/「どちらともいえない」/「べたつきがある」のいずれであるのかを択一的に選択させることにより行った。「サラサラする」/「どちらともいえない」/「べたつきがある」と答えたパネラーの人数を順に示す。
(適用時の手のぬるつきのなさ)
耐圧容器から吐出した各組成物を頭皮へ1g塗布し、なじませている際の手のぬるつきについて官能評価した。評価は8名のパネラーに「ぬるつかない」/「どちらともいえない」/「ぬるつく」のいずれであるのかを択一的に選択させることにより行った。「ぬるつかない」/「どちらともいえない」/「ぬるつく」と答えたパネラーの人数を順に示す。
Figure 0006691788
Figure 0006691788

Claims (6)

  1. 下記成分(A)及び(B)を含有する原液と、成分(C)炭酸ガスからなり、頭皮用エアゾール型化粧料の総量を基準として成分(A)の含有量が0.06質量%以上4質量%以下である頭皮用エアゾール型化粧料。
    (A) 少なくともエチレンオキサイド鎖を有し、HLBが3以上10以下のポリエーテル変性シリコーン
    (B) 水
  2. 原液が、更に成分(D)としてエタノールを含有し、頭皮用エアゾール型化粧料の総量を基準として成分(D)の含有量が0.1質量%以上70質量%以下である請求項1に記載の頭皮用エアゾール型化粧料。
  3. 成分(B)に対する成分(D)の質量比(D)/(B)が0.02以上2.5以下である請求項2に記載の頭皮用エアゾール型化粧料。
  4. 成分(A)に対する成分(C)の質量比(C)/(A)が1.5以上40以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の頭皮用エアゾール型化粧料。
  5. 噴射剤が成分(C)のみである請求項1〜4のいずれか1項に記載の頭皮用エアゾール型化粧料。
  6. 原液が、更に成分(E)として育毛成分を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の頭皮用エアゾール型化粧料。
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