JP6688032B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、収納ケース内に仕切りを設けた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は複数の貯蔵室を備え、所定の貯蔵室内には前後にスライドする収納ケースが配される。収納ケースには内部を左右に仕切る縦仕切部と、前後に仕切る横仕切部とが設けられる。
収納ケースの内壁上には周方向に延びる溝部が設けられ、溝部内にはレール及び可動部が配される。可動部はレールに係合摺動してレールの長手方向に移動可能になっている。溝部の開口面は長手方向に延びる挿通口を有したカバーにより覆われる。縦仕切部の前端部は収納ケースの前壁の可動部に挿通口を介して連結され、縦仕切部の後端部は収納ケースの背壁の可動部に挿通口を介して連結される。横仕切部の両側端部はそれぞれ収納ケースの両側壁の可動部に挿通口を介して連結される。
収納ケースの前壁及び背壁のレール上を可動部が摺動して縦仕切部を左右方向に平行移動させることができる。また、収納ケースの両側壁のレール上を可動部が摺動して横仕切部を前後方向に平行移動させることができる。これにより、収納ケース内を所望の位置で仕切ることができる。
米国特許出願公開第2010/0319391号(第3図、第5図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、縦仕切部及び横仕切部は収納ケースの内壁に埋設した可動部に連結される。このため、収納ケースの清掃時等に縦仕切部及び横仕切部を収納ケースから容易に取り外すことができず、冷蔵庫の利便性が悪い問題があった。
本発明は、利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵室内に配して前後方向にスライド可能な収納ケースと、前記収納ケースの前面の上端に設けられた左右に延びるリブ状の前面レール部と、前記収納ケースの背面に設けられるとともに前記前面レール部よりも下方に下面を配した左右に延びる背面レール部と、前記収納ケースの前壁に跨設して前記前面レール部に係合摺動する前方可動部と、前記収納ケースの背壁に跨設して前記背面レール部に係合摺動する後方可動部と、前記前方可動部と前記後方可動部とを連結する縦仕切部とを備え、前記前方可動部が前記前面レール部に係合する鉤状の係合部を有するとともに、前記後方可動部が前記収納ケースの背面に沿って上下に延びる第1弾性部と、第1弾性部から前方に突出して前記背面レール部の下面に係合する第1爪部とを有することを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記収納ケースの背面に突設されるとともに第1弾性部の下端に近接して前記背面レール部に平行な突設部を備えることを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記収納ケースの両側面に設けられるとともに前記前面レール部よりも下方に下面を配した前後に延びる側面レール部と、前記収納ケースの両側壁にそれぞれ跨設して前記側面レール部に係合摺動する一対の側方可動部と、前記縦仕切部に交差して前記側方可動部間を連結する横仕切部とを備え、前記側方可動部が前記収納ケースの側面に沿って上下に延びる第2弾性部と、第2弾性部から前記収納ケースの側壁に向かって突出して前記側面レール部の下面に係合する第2爪部とを有することを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記収納ケースの側面に突設されるとともに第2弾性部の下端に近接して前記側面レール部に平行な突設部を備えることを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記縦仕切部が一または上下に並設される複数の縦連結体を有して前記横仕切部が一または上下に並設される複数の横連結体を有し、隣接する上方の前記縦連結体と下方の前記横連結体との距離が、前記側面レール部に対する第2爪部の係合位置と係合解除状態の保持位置との上下方向の距離よりも大きいことを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記縦仕切部が一または上下に並設される複数の縦連結体を有して前記横仕切部が一または上下に並設される複数の横連結体を有するとともに、上端の前記縦連結体が挿通される第1挿通部と上端の前記横連結体が挿通される第2挿通部とを有する操作部を備え、前記操作部が前記縦連結体及び前記横連結体を挟持して前記操作部の移動をロックするロック状態と、前記ロック状態を解除するロック解除状態とに可変に形成され、前記ロック解除状態で第1挿通部の下面と第1挿通部に挿通される前記縦連結体との隙間が、第2爪部の前記係合位置と前記保持位置との上下方向の距離よりも大きいことを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、第2爪部の先端及び前記側面レール部の先端の一方または両方が下方を外側に傾斜した傾斜面を有することを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記収納ケースが左右に延びる溝部を介して前記前面レール部の下方に隣接する把手部を有し、前記係合部が前記溝部に遊嵌されることを特徴としている。
本発明によると、収納ケースの前壁に跨設した前方可動部と背壁に跨設した後方可動部との間に縦仕切部が連結される。これにより、縦仕切部41が前後の両端で支持され、安定して左右方向に移動させることができる。また、前方可動部の鉤状の係合部が収納ケースの前壁の上端に突設したリブ状の前面レール部に係合し、後方可動部に第1弾性部を介して設けた第1爪部が背面レール部に係合する。このため、第1弾性部に抗して第1爪部の係合を解除し、前方可動部、後方可動部及び縦仕切部を一体に前方に回動させて縦仕切部が取り外される。従って、縦仕切部を容易に取り外して収納ケースの清掃等を行うことができ、冷蔵庫の利便性を向上することができる。更に、収納ケースの前面は上下に延びる弾性部が形成されないため美観を損なわれない。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースを示す斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの前部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの後部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの右部を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの縦仕切部を取り外す状態を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの側方可動部の係合状態を示す拡大図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの他の側方可動部の係合状態を示す拡大図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上段ケースの他の側方可動部の係合状態を示す拡大図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の上段ケースを示す斜視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の操作部を示す正面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の操作部の把持部を省いた斜視図 図10のA線を通る操作部の縦断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の上段ケースの縦仕切部を取り外す状態を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の上段ケースの後部を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の上段ケースの右部を示す正面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の上段ケースを示す斜視図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の上段ケースの前方可動部の上部を示す側面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の上段ケースの後方可動部の上部を示す側面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の上段ケースの側方可動部の上部を示す側面断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫の側面断面図を示している。冷蔵庫1は発泡断熱材を充填した断熱箱体3により形成される本体部2を有している。
本体部2の上部には冷蔵室5が設けられる。冷蔵室5の下方には仕切壁11を介して冷凍室7、8が設けられる。冷凍室7及び冷凍室8は上下方向に並設して連通し、本体部2の前部に配される左右に延びた仕切部13により区分けされる。冷凍室8の下方には断熱材を充填した仕切壁12を介して野菜室9が設けられる。断熱箱体3の下部後方には機械室20が設けられる。
冷蔵室5は貯蔵物を冷蔵保存し、野菜室9は冷蔵室5よりも高温に維持して野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。冷凍室7及び冷凍室8は貯蔵物を冷凍保存する。機械室20内には冷凍サイクルを運転する圧縮機21が配される。
冷蔵室5は左右端でそれぞれ枢支された観音開きの一対の扉15により開閉される。冷凍室7、冷凍室8及び野菜室9はそれぞれ前後にスライドする扉17、18、19により開閉される。
扉17の背面には樹脂製の収納ケース31が一体に形成される。冷凍室7の側壁に設けたレール7a上を収納ケース31が摺動し、扉17が収納ケース31と一体に前後にスライドする。
扉18には背面の両側部から後方に延びる一対のフレーム18aが設けられ、フレーム18a上には樹脂製の収納ケース32が載置される。フレーム18a内には複数のローラ(不図示)が配され、冷凍室8の両側壁に設けたレール溝(不図示)上をローラが転動して扉18が収納ケース32と一体に前後にスライドする。
野菜室9の扉19も同様に、背面の両側部から後方に延びる一対のフレーム19aが設けられ、フレーム19a上には樹脂製の収納ケース33が載置される。フレーム19a内には複数のローラ(不図示)が配され、野菜室9の両側壁に設けたレール溝(不図示)上をローラが転動して扉19が収納ケース33と一体に前後にスライドする。
また、野菜室9の収納ケース33は下方に配してフレーム19a上に載置される下段ケース34と、下段ケース34上に載置される上段ケース35とを有している。上段ケース35は下段ケース34上を摺動して前後にスライドする。
冷凍室7、8の背面部には冷気通路24が設けられ、冷蔵室5の背面部には冷気通路24とダンパ(不図示)を介して連通する冷気通路25が設けられる。冷気通路24には冷却器22及び送風機23が配され、冷凍室7に臨む吐出口24a及び冷却器22に冷気を戻す戻り口24bが開口する。冷却器22は圧縮機21に接続され、冷気を生成する。
冷気通路25には冷蔵室5に臨む吐出口25aが開口し、冷蔵室5からは野菜室9に連通する連通路(不図示)が導出される。野菜室9には冷却器22に冷気を戻す戻り口(不図示)が設けられる。
圧縮機21及び送風機23の駆動によって冷気通路24を流通する空気が冷却器22と熱交換して冷気が生成され、吐出口24aから冷凍室7に吐出される。冷凍室7に吐出された冷気により冷凍室7及び冷凍室8内が冷却される。冷凍室7及び冷凍室8を流通した冷気は戻り口24bを介して冷却器22に戻る。
また、ダンパが開かれると冷気通路24を流通する冷気の一部が冷気通路25に流入し、吐出口25aから冷蔵室5に吐出される。冷蔵室5に吐出された冷気により冷蔵室5内が冷却される。冷蔵室5を流通した冷気は連通路を介して野菜室9に流入し、野菜室9が冷蔵室5よりも高温に維持される。野菜室9を流通した冷気は戻り口を介して冷却器22に戻る。
図2は野菜室9の収納ケース33の上段ケース35を示す斜視図である。上段ケース35の両側端部の下面には下段ケース34(図1参照)の側壁上に載置される脚部35dが突設される。上段ケース35の前壁35aには手指を掛けて上段ケース35を引き出すための把手部35eが設けられる。
また、上段ケース35の前壁35aには壁面に沿って左右方向に移動する前方可動部51が設けられる。上段ケース35の背壁35bには壁面に沿って左右方向に移動する後方可動部52が設けられる。上段ケース35の両側壁35cにはそれぞれ壁面に沿って前後方向に移動する一対の側方可動部53が設けられる。
前方可動部51と後方可動部52とは縦仕切部41により連結される。縦仕切部41は前方可動部51と後方可動部52とを連結して上下に並設された棒状部材から成る複数の縦連結体41a、41b(図3参照)を有している。
左右の側方可動部53は縦仕切部41に交差する横仕切部42により連結される。横仕切部42は両側方可動部53を連結して上下に並設された棒状部材から成る横連結体42a、42b(図5参照)を有している。横連結体42a、42bは縦連結体41a、41bと異なる高さに配置される。
図3、図4は上段ケース35の前部及び後部の側面断面図を示している。また、図5は上段ケース35の右部の正面断面図を示している。上段ケース35の前面には前壁35aの上端から前方に突出する左右に延びたリブ状の前面レール部71が設けられる。前面レール部71は左右に延びた溝部74を介して把手部35eに隣接する。
上段ケース35の背面には背壁35bの上端をコ字状に屈曲して左右に延びた背面レール部72が設けられる。背面レール部72の下面は前面レール部71よりも下方に配置されている。上段ケース35の両側面には側壁35cから突出する前後に延びたリブ状の側面レール部73が設けられる。側面レール部73の下面は前面レール部71よりも下方に配置されている。
また、背面レール部72の下方には背面レール部72に平行なリブ状の突設部75が背壁35bから突出して設けられる。側面レール部73の下方には側面レール部73に平行なリブ状の突設部76が側壁35cから突出して設けられる。突設部75、76はそれぞれ後述する弾性部52d、53dの下端に近接して配される。
上段ケース35の前壁35aに跨設される前方可動部51は上面部51a、連結部51b及び係合部51dを有している。上面部51aは前壁35a上に載置される。連結部51bは上面部51aから前壁35aの内面に沿って下方に延び、上下に並設される複数の孔部51cが設けられる。
係合部51dは上面部51aの前端から鉤状に屈曲し、リブ状の前面レール部71に係合する。係合部51dの先端は上下方向の所定の隙間を有して溝部74に遊嵌されている。これにより、前方可動部51は前面レール部71に係合摺動し、左右方向に移動可能に配される。
上段ケース35の背壁35bに跨設される後方可動部52は上面部52a、連結部52b及び弾性部52dを有している。上面部52aは背壁35b上に載置される。連結部52bは上面部52aから背壁35bの内面に沿って下方に延び、上下に並設される複数の孔部52cが設けられる。
弾性部52d(第1弾性部)は上面部52aから上段ケース35の背面に沿って背面レール部72よりも下方まで上下に延びて形成される。弾性部52dの下部には背壁35bの方向に突出して背面レール部72の下面に係合する爪部52e(第1爪部)が設けられる。これにより、後方可動部52は背面レール部72に係合摺動し、左右方向に移動可能に配される。爪部52eの下部には下方が背壁35bから外側に離れる方向に傾斜する傾斜面52fが形成される。
また、背面レール部72の下面が前面レール部71よりも下方に配されるため、上下方向に延びる弾性部52dが前後方向に弾性変形する。これにより、爪部52eが弾性部52dの弾性によって背面レール部72に対する係合位置と係合解除位置との間を前後に可動する。
上段ケース35の両側壁35cに跨設される側方可動部53は後方可動部52と同様に構成され、上面部53a、連結部53b及び弾性部53dを有している。上面部53aは側壁35c上に載置される。連結部53bは上面部53aから側壁35cの内面に沿って下方に延び、上下に並設される複数の孔部53cが設けられる。
弾性部53d(第2弾性部)は上面部53aから上段ケース35の側面に沿って側面レール部73よりも下方まで上下に延びて形成される。弾性部53dの下部には側壁35cの方向に突出して側面レール部73の下面に係合する爪部53e(第2爪部)が設けられる。これにより、側方可動部53は側面レール部73に係合摺動し、前後方向に移動可能に配される。爪部53eの下部には下方が側壁35cから外側に離れる方向に傾斜する傾斜面53fが形成される。
また、側面レール部73の下面が前面レール部71よりも下方に配されるため、上下方向に延びる弾性部53dが前後方向に弾性変形する。これにより、爪部53eが弾性部53dの弾性によって側面レール部73に対する係合位置と係合解除位置との間を前後に可動する。
上面部51a、上面部52a及び上面部53aはそれぞれ連結部51b、連結部52b、連結部53bよりも広い幅に形成される。係合部51dは上面部51aの左右の端部にそれぞれ設けられる。弾性部52dは上面部52aの左右の端部にそれぞれ設けられる。弾性部53dは上面部53aの前後の端部にそれぞれ設けられる。これにより、前方可動部51、後方可動部52及び側方可動部53の摺動時のがたつきを低減することができる。
尚、前方可動部51の係合部51dと後方可動部52の弾性部52dとの内面間の距離を前面レール部71と背面レール部72との外面間の距離よりも若干小さく形成してもよい。これにより、弾性部52dは図4の一点鎖線52d’に示すように弾性によって下方が広がる方向に傾斜する。
野菜室9に収納される上段ケース35は冷却により収縮するため弾性部52dの傾斜が解消される。従って、上段ケース35の収縮時のがたつきを抑制して前方可動部51及び後方可動部72を容易に左右移動させることができる。この時、係合部51dは上下方向に短く殆ど弾性変形しないため、前壁35aの上部を弾性により前後に傾斜可能に形成してもよい。
同様に、左右の側方可動部53dの内面間の距離を側面レール部73の外面間の距離よりも若干小さく形成してもよい。これにより、弾性部53dは図5の一点鎖線53d’に示すように弾性によって下方が広がる方向に傾斜する。従って、上段ケース35の収縮時のがたつきを抑制して側方可動部53を容易に前後移動させることができる。
縦仕切部41は縦連結体41a及び縦連結体41bの両端をそれぞれ孔部51c、52cに嵌挿して前方可動部51と後方可動部52とを連結する。横仕切部42は横連結体42a及び横連結体42bの両端をそれぞれ左右の孔部53cに嵌挿して左右の側方可動部53を連結する。本実施形態では上方から順に横連結体42a、縦連結体41a、縦連結体41b、横連結体42bが配置される。横連結体42aの上方に縦連結体41aを配置してもよく、横連結体42bの下方に縦連結体41bを配置してもよい。
上記構成の冷蔵庫1において、野菜室9の収納ケース33を引き出すと、上段ケース35内に貯蔵物を出し入れすることができる。縦仕切部41の縦連結体41aを把持して左右方向に移動させると、前方可動部51及び後方可動部52がそれぞれ前面レール部71及び背面レール部72に摺動する。これにより、縦仕切部41が前方可動部51及び後方可動部52と一体に左右方向に平行移動する。
また、横仕切部42の横連結体42aを把持して前後方向に移動させると、側方可動部53が側面レール部73に摺動する。これにより、横仕切部42が側方可動部53と一体に前後方向に平行移動する。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に所望の位置に配置することができる。
この時、縦仕切部41の前後の両端が前方可動部51及び後方可動部52に支持されるため、縦仕切部41を安定して移動させることができる。また、横仕切部42の左右の両端が側方可動部53に支持されるため、横仕切部42を安定して移動させることができる。
上段ケース35の清掃時等には縦仕切部41及び横仕切部42が取り外される。まず、左右の側方可動部53の爪部53eの係合が弾性部53dに抗して解除される。次に、後方可動部52の爪部52eの係合が弾性部52dに抗して解除される。そして、図6の側面断面図に示すように、係合部51dを中心に前方可動部51、後方可動部52及び縦仕切部41が一体に前方へ回動させて取り外される。また、上段の縦連結体41aが上段の横連結体42aに当接すると、側方可動部53及び横仕切部42が一体に持ち上げられて取り外される。
この時、側方可動部53の爪部53eの係合を解除して係合解除状態の保持位置まで側方可動部53を上昇させた後に、後方可動部52の爪部52eの係合が解除される。
図7は爪部53eの係合位置と保持位置との推移を示す拡大図である。係合位置の爪部53eの上面は側面レール部73の下面に近接して対向する。爪部53eは係合位置から側面レール部73との係合が解除される係合解除位置に略平行に移動し、上昇して保持位置に配される。保持位置の爪部53e(図中、一点鎖線で示す)は傾斜面53fが側面レール部73の上面の先端に当接する。これにより、弾性部53dの弾性によって側方可動部53が上方に力を受け、爪部53eの係合位置への復帰が阻止されて爪部53eの係合解除状態が保持される。
この時、隣接する下段の縦連結体41bと下段の横連結体42bとの距離D1(図5参照)が、爪部53eの係合位置と保持位置との上下方向の距離Eよりも大きく形成される。これにより、下方の横連結体42bと上方の縦連結体41bとを干渉させずに側方可動部53の爪部53eを持ち上げて保持位置に配置することができる。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に取り外すことができる。
爪部53eは上下方向の長さLを大きく形成することにより強度を高くできる。この時、爪部53eの下部に傾斜面53fを設けているため、長さLを大きくしても係合位置と保持位置との距離Eを小さくすることができる。これにより、係合位置の爪部53eを容易に保持位置に配置することができる。また、後方可動部52の爪部52eも同様に傾斜面52fを有するため(図4参照)、係合位置の爪部52eを容易に保持位置に配置することができる。
尚、上段の縦連結体41aが上段の横連結体42bよりも上方に配される場合は、これらの距離が距離Eよりも大きく形成される。即ち、隣接する上方の縦連結体と下方の横連結体との距離が距離Eよりも大きく形成されていればよい。
爪部53e及び側面レール部73は他の形状にしてもよい。図8は爪部53eの変形例を示す拡大図である。この爪部53eは下面を水平面に形成され、傾斜面53f(図7参照)が省かれる。係合位置の爪部53eの上面は側面レール部73の下面に近接して対向する。保持位置の爪部53e(図中、一点鎖線で示す)は側面レール部73を乗り越え、爪部53eの下面が側面レール部73の上面に当接する。このため、側面レール部73により爪部53eの係合位置への復帰が阻止されて係合解除状態が保持される。
図9は側面レール部73の変形例を示す拡大図である。この側面レール部73は先端部の上面に下方が側壁35cから外側に離れる方向に傾斜する傾斜面73aが形成される。係合位置の爪部53eの上面は側面レール部73の下面に近接して対向する。保持位置の爪部53e(図中、一点鎖線で示す)は傾斜面53fが傾斜面73aの先端に当接する。これにより、弾性部53dの弾性によって側方可動部53が上方に力を受け、爪部53eの係合位置への復帰が阻止されて係合解除状態が保持される。
この時、側面レール部73の上面に傾斜面73aが設けられるので、爪部53eの係合位置と保持位置との距離Eをより小さくできる。これにより、係合位置の爪部53eを容易に保持位置に配置することができる。
また、上段ケース35を収納ケース33から取り外す際に、上段ケース35の側壁35cに設けた突設部76(図5参照)に両手の手指を掛けて上段ケース35が持ち上げられる。この時、突設部76が弾性部53dの下端に近接するため、弾性部53dに誤って手指を掛けて爪部53eが係合解除されることを防止できる。このため、爪部53eが係合解除されて上段ケース35が落下した際の衝撃による上段ケース35の破損を防止することができる。
同様に、上段ケース35の背壁35bに設けた突設部75(図4参照)が弾性部52dの下端に近接する。このため、弾性部52dに誤って手指を掛けて爪部52eが係合解除されることを防止し、上段ケース35の落下による破損を防止することができる。
本実施形態によると、上段ケース35(収納ケース)の前壁35aに跨設した前方可動部51と背壁35bに跨設した後方可動部52との間に縦仕切部41が連結される。上段ケース35の両側壁35cに跨設した側方可動部53間に横仕切部42が連結される。これにより、縦仕切部41及び横仕切部42が両端で支持され、安定して移動させることができる。
また、前方可動部51の鉤状の係合部51dが上段ケース35の前壁35aの上端に突設したリブ状の前面レール部71に係合する。後方可動部52の爪部52e(第1爪部)は弾性部52d(第1弾性部)を介して背面レール部72に係合する。側方可動部53の爪部53e(第2爪部)は弾性部53d(第2弾性部)を介して側面レール部73に係合する。
このため、弾性部53dに抗して爪部53eの係合を解除して弾性部52dに抗して爪部52eの係合を解除し、前方可動部51、後方可動部52及び縦仕切部41が一体に前方に回動して取り外される。また、縦仕切部41の取り外しによって横仕切部42が取り外される。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に取り外して上段ケース35の清掃等を行うことができ、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。更に、上段ケース35の前面には弾性部52dと同様の上下に延びる弾性部が形成されないため、上段ケース35の前面の美観が損なわれない。
また、側面レール部73に平行な突設部76が弾性部53dの下端に近接する。このため、上段ケース35が持ち上げる際に弾性部53dに誤って手指を掛けて爪部53eが係合解除されることを防止できる。従って、上段ケース35の落下の衝撃による破損を防止することができる。
同様に、背面レール部72に平行な突設部75が弾性部52dの下端に近接する。このため、上段ケース35が持ち上げる際に弾性部52dに誤って手指を掛けて爪部52eが係合解除されることを防止できる。従って、上段ケース35の落下の衝撃による破損を防止することができる。
また、隣接する上方の縦連結体41bと下方の横連結体42bとの距離D1が、側面レール部73に対する爪部53eの係合位置と係合解除状態の保持位置との上下方向の距離Eよりも大きい。これにより、横連結体42bと縦連結体41bとを干渉させずに爪部53eを持ち上げて保持位置に配置することができる。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に取り外すことができる。
また、爪部53eの先端及び側面レール部73の先端の一方または両方が下方を外側に傾斜した傾斜面53f、73aを有する。これにより、爪部53eの係合位置と保持位置との距離Eを小さくして係合位置の爪部53eを容易に保持位置に配置することができる。
また、上段ケース35の把手部35eが左右に延びる溝部74を介して前面レール部71の下方に隣接し、係合部51dが溝部74に遊嵌される。これにより、前面レール部71と把手部35eとの間の溝部74内に鉤状の係合部51dの先端部が隠れて見えにくくなるため、上段ケース35の美観を向上することができる。
本実施形態において、横仕切部42及び側方可動部53を省き、縦仕切部41により上段ケース35内を左右のみに仕切るように構成してもよい。この場合も、上段ケース35の前面の美観を損なうことなく、後方可動部52の爪部52eの係合解除によって縦仕切部41を容易に取り外すことができる。
<第2実施形態>
次に、図10は第2実施形態の冷蔵庫1の上段ケース35の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図9に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は平面視した際の縦仕切部41と横仕切部42との交差位置に操作部80が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
操作部80は縦仕切部41の上段の縦連結体41a及び横仕切部42の上段の横連結体42aを保持する。詳細を後述するように、操作部80の操作によって縦仕切部41及び横仕切部42が平行移動する。
図11は操作部80の正面図を示し、図12は操作部80の把持部81を省いた斜視図を示している。また、図13は図10のA線を通る操作部80の縦断面図を示している。操作部80の上部は把持部81により覆われ、下部は昇降部83により覆われる。
把持部81は略円形の平面形状に形成され、横連結体42aの上方に配される。把持部81の縦断面は下面に開口部81cを有した略C字状に形成される。また、把持部81の内周面には周方向に沿って所定の角度範囲に載置部81aが突設される。載置部81aの上面は周方向に沿って水平に対して傾斜する傾斜面により形成される。
把持部81の内部には上壁内面に当接する挟持部82が配される。挟持部82は開口部81cの下方に延びる筒部82aを有している。筒部82aの周壁には下面を開放した対向する溝部(不図示)が二対形成される。一方の一対の溝部は縦連結体41aが挿通され、溝部の上端から径方向に突出した腕部82cが縦連結体41aに当接する。他方の一対の溝部は横連結体42aが挿通され、溝部の上端から径方向に突出した腕部82dが横連結体42aに当接する。
昇降部83は把持部81の下方に配され、上面を開口した有底筒状に形成される。昇降部83は外筒83aと内筒83bとを有し、外筒83aには上面を開放した対向する一対の溝部83c及び対向する一対の溝部83dが形成される。溝部83cには縦連結体41aが挿通され、溝部83cよりも浅い溝部83dには横連結体42aが挿通される。従って、挟持部82の腕部82c及び昇降部83の溝部83cによって縦連結体41aの挿通部(第1挿通部)が形成される。また、挟持部82の腕部82d及び昇降部83の溝部83dによって横連結体42aの挿通部(第2挿通部)が形成される。
内筒83bは溝部83cと溝部83dとの間に配され、開口部81cを介して把持部81内に進入する。内筒83bの上端には径方向外側に突出して把持部81の載置部81a上に載置される鍔部83eが設けられる。
昇降部83の底面と挟持部82の筒部82aの下面との間には圧縮バネ(不図示)が配される。これにより、挟持部82は上方に付勢されて把持部81の内面に押圧され、鍔部83eが載置部81aに当接して昇降部83が下方に付勢される。
載置部81aの上面は周方向に沿って傾斜した傾斜面により形成されるため、把持部81の回転により載置部81aと鍔部83eとが摺動して昇降部83を距離D2だけ昇降させることができる。
操作部80の把持部81を把持して所定の回転位置に配置すると、昇降部83が上昇して縦連結体41a及び横連結体42aが挟持部82と昇降部83との間に挟持される。これにより、操作部80は移動をロックされたロック状態となる。操作部80のロック状態では貯蔵物が縦仕切部41や横仕切部42にもたれ掛かっても縦仕切部41や横仕切部42の移動を防止することができる。
把持部81を回転して昇降部83を降下させると、昇降部83が縦連結体41a及び横連結体42aから下方に離れる。これにより、操作部80はロック状態を解除したロック解除状態となる。この時、縦連結体41aと溝部83cの底面との間及び横連結体42aと溝部83dの底面との間には距離D2の上下方向の隙間が形成される。
ロック解除状態で把持部81を把持して左右方向に移動させると、操作部80が横連結体42aと摺動して縦仕切部41が左右方向に平行移動する。また、把持部81を把持して前後方向に移動させると、操作部80が縦連結体41aと摺動して横仕切部42が前後方向に平行移動する。これにより、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に所望の位置に配置することができる。
上段ケース35の清掃時等には、操作部80をロック解除状態にして左右の側方可動部53の爪部53eの係合が弾性部53dに抗して解除される。次に、後方可動部52の爪部52eの係合が弾性部52dに抗して解除される。そして、図14の側面断面図に示すように、係合部51dを中心に前方可動部51、後方可動部52、側方可動部53、操作部80、縦仕切部41及び横仕切部42が一体に前方へ回動させて取り外される。
ロック解除状態では操作部80の溝部83cの底面と縦連結体41aとの間に距離D2の隙間が形成される。距離D2は爪部53eの係合位置と保持位置との上下方向の距離E(図7、図8、図9参照)よりも大きく形成される。これにより、昇降部83と縦連結体41aとを干渉させずに側方可動部53の爪部53eを持ち上げて保持位置に配置することができる。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に取り外すことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ロック解除状態で溝部83cの底面(第1挿通部の下面)と縦連結体41aとの隙間(距離D2)が、爪部53e(第2爪部)の係合位置と係合解除状態の保持位置との上下方向の距離Eよりも大きい。これにより、昇降部83と縦連結体41aとを干渉させずに爪部53eを持ち上げて保持位置に配置することができる。従って、縦仕切部41及び横仕切部42を容易に取り外すことができる。
尚、第1、第2実施形態において、下段の縦連結体41b及び下段の横連結体42bの一方または両方を省いてもよい。これにより、一の縦連結体41aを有する縦仕切部41や、一の横連結体42aを有する横仕切部42によって上段ケース35内が仕切られる。
<第3実施形態>
次に、図15は第3実施形態の冷蔵庫1の上段ケース35の後部を示す側面断面図である。図16は上段ケース35の右部を示す正面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図9に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態の縦仕切部41及び横仕切部42と構成の異なる縦仕切部46及び横仕切部47が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
縦仕切部46及び横仕切部47は樹脂成形品の板状部材により形成される。縦仕切部46の前後端には複数の嵌合部46dが突設される。前方可動部51の孔部51c(図3参照)及び後方可動部52の孔部52cに嵌合部46dを嵌挿して縦仕切部46の両端が支持される。横仕切部47の左右端には複数の嵌合部47dが突設される。側方可動部53の孔部53cに嵌合部47dを嵌挿して横仕切部47の両端が支持される。
横仕切部47は開口部47cを介して上下方向に並設される横連結体47a、47bを有している。縦仕切部46は平板状であるため前方可動部51と後方可動部52とを連結する一の縦連結体を構成し、開口部47c内に挿通される。この時、縦仕切部46の下端と下段の横連結体47bとの上下方向の距離D1は、爪部53eの係合位置と保持位置との上下方向の距離E(図7、図8、図9参照)よりも大きく形成される。これにより、側方可動部53の爪部53eの係合を容易に解除することができる。
本実施形態において、横仕切部42及び側方可動部53を省き、縦仕切部41により上段ケース35内を左右に仕切るように構成してもよい。この場合も、上段ケース35の前面の美観を損なうことなく、後方可動部52の爪部52eの係合解除によって縦仕切部41を容易に取り外すことができる。
また、複数の横連結体42a、42bを有した横仕切部42と、一の縦連結体から成る縦仕切部41を備えるが、一の横連結体から成る横仕切部42と、複数の縦連結体を有した縦仕切部41を備える構成でもよい。
<第4実施形態>
次に、図17は第4実施形態の冷蔵庫1の上段ケース35を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図9に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態の前方可動部51にローラ51r、51s(図18参照)が設けられ、後方可動部52にローラ52r、52s(図19参照)が設けられる。また、左右の側方可動部53にローラ53r、53s(図20参照)が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
前方可動部51の上面部51aには連結部51bの両側方に2個のローラ51rが設けられる。後方可動部52の上面部52aには連結部52bの両側方に2個のローラ52rが設けられる。側方可動部53の上面部53aには連結部53bの前方及び後方に2個のローラ53rが設けられる。
また、前方可動部51の係合部51dにも同様に、連結部51bの両側方に2個のローラ51s(図18参照)が設けられる。後方可動部52の弾性部52dには連結部52bの両側方に2個のローラ52s(図19参照)が設けられる。側方可動部53の弾性部53dには連結部53bの前方及び後方に2個のローラ53sが設けられる。
図18は前方可動部51の上部の側面断面図を示している。ローラ51rは上面部51aの下面上に軸支されて前後方向に延びる回転軸を有し、前壁35aに設けた前面レール部71の上端面上を転動する。係合部51dに軸支されるローラ51sは上下方向に延びる回転軸を有し、前壁35aに設けた溝部74の底壁上を転動する。尚、上面部51aにはローラ51rが挿通される開口部51hが設けられる。前面レール部71と上面部51aの下面との距離が大きい場合は開口部51hを省いてもよい。
図19は後方可動部52の上部の側面断面図を示している。ローラ52rは上面部52aの下面上に軸支されて前後方向に延びる回転軸を有し、背壁35bの上端面上を転動する。弾性部52dに軸支されるローラ52sは上下方向に延びる回転軸を有し、背壁35bに設けた背面レール部72上を転動する。尚、上面部52aにはローラ52rが挿通される開口部52hが設けられる。背壁35bの上端面と上面部52aの下面との距離が大きい場合は開口部52hを省いてもよい。
図20は側方可動部53の上部の側面断面図を示している。ローラ53rは上面部53aの下面上に軸支されて左右方向に延びる回転軸を有し、側壁35cの上端面上を転動する。弾性部53dに軸支されるローラ53sは上下方向に延びる回転軸を有し、側壁35cの外周面上を転動する。尚、上面部53aにはローラ53rが挿通される開口部53hが設けられる。側壁35cの上端面と上面部53aの下面との距離が大きい場合は開口部53hを省いてもよい。
縦仕切部41または横仕切部42を上方から把持した際に前方可動部51、後方可動部52及び側方可動部53は下方に加重され、上段ケース35の上面との摺動摩擦が大きくなる。このため、ローラ51r、52r、53rによって摺動摩擦を低減することができる。
また、縦仕切部41または横仕切部42を把持して移動させる際に、前方可動部51、後方可動部52及び側方可動部53は水平面内で傾斜して上段ケース35の周面を押圧する。この時、把持位置から離れた前方可動部51、後方可動部52及び側方可動部53の押圧荷重が大きくなるため、上段ケース35の周面との摺動摩擦が大きくなる。このため、ローラ51s、52s、53sによって摺動摩擦を低減することができる。
ローラ51r、52r、53r、ローラ51s、52s、53sはそれぞれ1個設けてもよいが、水平方向に離れて2個設けることによりスライド時のがたつきを抑制することができる。ローラ51r、52r、53r、ローラ51s、52s、53sをそれぞれ3個以上設けてもよい。
尚、ローラ51r及びローラ51sの一方のみを設けてもよい。同様に、ローラ52r及びローラ52sの一方のみを設けてもよく、ローラ53r及びローラ53sの一方のみを設けてもよい。
また、ローラ51r及びローラ51sに替えて、前後方向に傾斜した回転軸を有して前壁35aの上端のコーナー上を転動するローラを設けてもよい。これにより、ローラの数量を減らして上下方向及び左右方向の摺動摩擦を低減することができる。同様に、ローラ52r及びローラ52sに替えて、前後方向に傾斜した回転軸を有して背壁35bの上端のコーナー上を転動するローラを設けてもよい。ローラ53r及びローラ53sに替えて、左右方向に傾斜した回転軸を有して側壁35cの上端のコーナー上を転動するローラを設けてもよい。
また、上段ケース35は冷却により収縮するため、ローラ51s、52s、53sが上段ケース35の外面上から離れる場合がある。このため、ローラ51s、52s、53sを上段ケース35の内面上を転動するようにそれぞれ連結部51b、52b、53b上に設けてもよい。
第1〜第4実施形態において、平行移動する縦仕切部41、46及び横仕切部42、47が収納ケースを形成する上段ケース35に設けられるが、下段ケース34や収納ケース31、32に設けてもよい。また、縦仕切部41、46及び横仕切部42、47を設けた上段ケース35を冷凍室8内や冷蔵室5内に設けてもよい。また、縦連結体や横連結体をPPバンド等の帯状部材により形成してもよい。
本発明によると、収納ケース内に仕切りを設けた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 本体部
3 断熱箱体
5 冷蔵室
7、8 冷凍室
9 野菜室
11、12 仕切壁
15、17、18、19 扉
20 機械室
21 圧縮機
22 冷却器
23 送風機
24、25 冷気通路
31、32、33 収納ケース
34 下段ケース
35 上段ケース
35a 前壁
35b 背壁
35c 側壁
35e 把手部
41、46 縦仕切部
41a、41b 縦連結体
42、47 横仕切部
42a、42b、47a、47b 横連結体
51 前方可動部
51a、52a、53a 上面部
51b、52b、53b 連結部
51c、52c、53c 孔部
51d 係合部
51r、51s、52r、52s、53r、53s ローラ
52 後方可動部
52d、53d 弾性部
53e、53e 爪部
53 側方可動部
71 前面レール部
72 背面レール部
73 側面レール部
74 溝部
75、76 突設部
80 操作部
81 把持部
81a 載置部
81c 開口部
82 挟持部
82a 筒部
82c、82d 腕部
83 昇降部
83a 外筒
83b 内筒
83c、83d 溝部
83e 鍔部

Claims (5)

  1. 貯蔵室内に配して前後方向にスライド可能な収納ケースと、前記収納ケースの前面の上端に設けられた左右に延びるリブ状の前面レール部と、前記収納ケースの背面に設けられるとともに前記前面レール部よりも下方に下面を配した左右に延びる背面レール部と、前記収納ケースの前壁に跨設して前記前面レール部に係合摺動する前方可動部と、前記収納ケースの背壁に跨設して前記背面レール部に係合摺動する後方可動部と、前記前方可動部と前記後方可動部とを連結する縦仕切部とを備え、前記前方可動部が前記前面レール部に係合する鉤状の係合部を有するとともに、前記後方可動部が前記収納ケースの背面に沿って上下に延びる第1弾性部と、第1弾性部から前方に突出して前記背面レール部の下面に係合する第1爪部とを有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記収納ケースの両側面に設けられるとともに前記前面レール部よりも下方に下面を配した前後に延びる側面レール部と、前記収納ケースの両側壁にそれぞれ跨設して前記側面レール部に係合摺動する一対の側方可動部と、前記縦仕切部に交差して前記側方可動部間を連結する横仕切部とを備え、前記側方可動部が前記収納ケースの側面に沿って上下に延びる第2弾性部と、第2弾性部から前記収納ケースの側壁に向かって突出して前記側面レール部の下面に係合する第2爪部とを有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記収納ケースの側面に突設されるとともに第2弾性部の下端に近接して前記側面レール部に平行な突設部を備えることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記縦仕切部が一または上下に並設される複数の縦連結体を有して前記横仕切部が一または上下に並設される複数の横連結体を有し、隣接する上方の前記縦連結体と下方の前記横連結体との距離が、前記側面レール部に対する第2爪部の係合位置と係合解除状態の保持位置との上下方向の距離よりも大きいことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記縦仕切部が一または上下に並設される複数の縦連結体を有して前記横仕切部が一または上下に並設される複数の横連結体を有するとともに、上端の前記縦連結体が挿通される第1挿通部と上端の前記横連結体が挿通される第2挿通部とを有する操作部を備え、前記操作部が前記縦連結体及び前記横連結体を挟持して前記操作部の移動をロックするロック状態と、前記ロック状態を解除するロック解除状態とに可変に形成され、前記ロック解除状態で第1挿通部の下面と第1挿通部に挿通される前記縦連結体との隙間が、前記側面レール部に対する第2爪部の係合位置と係合解除状態の保持位置との上下方向の距離よりも大きいことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
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