JP6686794B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は燃料電池システムに関する。
近年、燃料ガスと酸化ガスを混合することによって発電する燃料電池を用いたシステムが開発されている。特許文献1には、燃料電池スタックと昇圧コンバータとの間にリレーを設けた燃料電池システムが開示されている。このようなシステムは、リレーがオフからオンになる際に、アーク放電によってリレー端子が溶着する可能性がある。そのため、燃料電池システムはリレー端子の溶着を検出する手段を備える。
特開2013−247084号公報
リレー端子の溶着を検出する手段としては、昇圧コンバータに接続されたコンデンサをディスチャージすることにより、リレーの端子間に発生する電圧の変化を検出する方法が考えられる。しかしながら、バッテリと接続するメインリレーと並列接続されたプリチャージ用のリレーを有するシステムにおいては、プリチャージリレーが溶着していた場合に、ディスチャージされたコンデンサに対するチャージ速度が遅くなる。そのため、このようなシステムでは、プリチャージリレーが溶着しているにもかかわらず、溶着していないものと誤判定をする虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、溶着検出において誤判定を抑制する燃料電池システムを提供することを目的とするものである。
本発明に係る燃料電池システムは、二次電池と、前記二次電池の電圧を昇圧する第1の昇圧回路と、前記第1の昇圧回路により昇圧された電圧に応じた電荷を蓄積するコンデンサと、を有する出力制御部と、前記二次電池の高電位端子と前記出力制御部の高電位端子とを接続又は遮断する第1のメインリレー、前記二次電池の低電位端子と前記出力制御部の低電位端子とを接続又は遮断する第2のメインリレー、及び、前記第2のメインリレーに並列接続され抵抗を有するバッテリプリチャージリレー、を備えるバッテリリレー部と、燃料電池と、前記出力制御部に接続され、前記燃料電池の電圧を昇圧する第2の昇圧回路を有するFC昇圧部と、前記コンデンサの電圧を測定することにより、前記バッテリリレー部が溶着していることを検出する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記燃料電池が発電を行っていない場合に、前記バッテリリレー部が備えるリレーの内、いずれか一のリレーを接続し、その他のリレーを遮断し、さらに前記コンデンサを所定の速度で放電させたとき、前記コンデンサの電圧が前記二次電池の電圧に略等しくなる場合は、前記遮断したリレーの内いずれかのリレーが溶着していると判定し、前記コンデンサの電圧が所定の電圧に低下する場合は、前記遮断したリレーはいずれも溶着していないと判定し、前記所定の放電速度は、前記バッテリプリチャージリレーが接続していた場合に前記二次電池により前記コンデンサが充電される充電速度よりも遅いものである。
このように、コンデンサの放電速度を所定の速度にすることにより、制限抵抗が接続されたバッテリプリチャージリレーが溶着していた場合において、コンデンサの電圧が二次電池の電圧よりも低下することを抑制することができる。そのため、メインリレーが溶着していた場合と同様に溶着検出を行うことができる。
本発明により、溶着検出において誤判定を抑制する燃料電池システムを提供することができる。
実施の形態に係る燃料電池システム100の回路図である。 実施の形態に係る燃料電池システム100における溶着検出のフローチャートである。 実施の形態に係る燃料電池システム100における溶着検出のタイムチャートである。 実施の形態に係る燃料電池システム100における溶着検出のタイムチャートである。
<実施の形態>
まず、本発明に係る実施の形態について説明する。図1は、実施の形態に係る燃料電池システムの回路図である。燃料電池システム100は、制御部101、FCスタック102、FC昇圧コンバータ103、FCリレー104、出力制御部105、駆動モータ106、コンプレッサモータ107、システムメインリレー108、二次電池109、を備える。FCスタック102が発電した電圧は、FC昇圧コンバータ103によって昇圧され、FCリレー104を介して出力制御部105へ伝えられる。二次電池109の電圧は、システムメインリレー108を介して出力制御部105へ伝えられる。出力制御部105は、駆動モータ106及びコンプレッサモータ107を駆動する。
次に各部の詳細について説明する。制御部101は、各部に接続しており、動作制御を行う。また、制御部101は、電圧計200〜204に接続し、電圧V0〜V4をモニタしている。同様に、制御部101は、電流計301、302に接続し、電流A1、A2をモニタしている。さらに、制御部101は、リレー端子の溶着検出を行う。
FCスタック102は、燃料ガスと、酸化ガスとを混合することによって電力を発生させる燃料電池である。燃料ガスは、例えば水素である。酸化ガスは、例えば空気である。FCスタック102は、燃料ガス及び酸化ガスを供給されると発電を行い、燃料ガス及び酸化ガスの供給が停止すると発電を停止する。FCスタックの両端子には電圧計200が接続されており、FCスタック102の電圧V0をモニタしている。
FC昇圧コンバータ103は、FCスタック102が発電した電力の電圧を昇圧する。FC昇圧コンバータ103は、コンデンサ103aを含む昇圧回路を備える。コンデンサ103aは、昇圧回路により昇圧された電圧に応じた電荷を蓄積する。また、FC昇圧コンバータ103は、電流計301、及び、電圧計201を備える。電流計301は昇圧回路のスイッチングトランジスタに流れる電流A1をモニタしている。また、電圧計201は、コンデンサ103aの両端子間に接続され、コンデンサ103aの電圧V1をモニタしている。
FCリレー104は、FC昇圧コンバータ103と出力制御部105とを接続又は遮断するリレー回路を備える。FCリレー104は、プラス側の配線にリレーFCRBを備える。また、FCリレー104は、マイナス側の配線にリレーFCRPと、リレーFCRPに並列接続されたリレーFCRGとを備える。リレーFCRPは、プリチャージ用のリレーであり、制限抵抗104aが直列接続されている。
出力制御部105は、FCリレー104又はシステムメインリレー108の直流を交流に変換して駆動モータ106及びコンプレッサモータ107を駆動する。出力制御部105は、コンデンサ105a、昇圧回路105b、コンデンサ105c、インバータ105d、電圧計202、及び、電圧計203を備える。コンデンサ105aは、システムメインリレー108を介して二次電池109から供給される電圧を蓄積する。電圧計203はコンデンサ105aの電圧V3をモニタしている。昇圧回路105bは、コンデンサ105cの電圧を昇圧させる。コンデンサ105cはFCリレー104又は昇圧回路105bを介して供給される電圧を蓄積し、インバータ105dへ電圧を供給する。電圧計202は、コンデンサ105cの電圧V2をモニタしている。インバータ105dは、コンデンサ105cから供給される直流を交流に変換する。また、インバータ105dは、駆動モータ106及びコンプレッサモータ107に接続されている。
駆動モータ106及びコンプレッサモータ107は、交流3相モータである。駆動モータ106は、燃料電池システム100を駆動するためのモータである。また、コンプレッサモータ107は、燃料電池にガスを供給するためのエアコンプレッサ用のモータである。駆動モータ106及びコンプレッサモータ107を駆動することによって、コンデンサ105cに蓄積された電圧は放電される。本実施の形態においては、制御部101は駆動モータ106を制御することにより、コンデンサ105cの放電スピードを制御することができる。このとき、コンデンサ105cの電圧値V2は、電圧計202により逐次モニタされている。
システムメインリレー108は、二次電池109と出力制御部105とを接続又は遮断するリレー回路を備える。システムメインリレー108は、プラス側の配線にリレーSMRB及び電流計302を備える。また、システムメインリレー108は、マイナス側の配線にリレーSMRPと、リレーSMRPに並列接続されたリレーSMRGとを備える。リレーSMRPは、プリチャージ用のバッテリプリチャージリレーであり、制限抵抗108aが直列接続されている。また、電流計302は電流A2をモニタしている。
二次電池109は、充放電可能な二次電池である。二次電池は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池である。二次電池109は、システムメインリレー108に接続されている。また、二次電池109の両端子間には電圧計204が接続されている。電圧計204は、二次電池の電圧V4をモニタしている。
ここまで本実施の形態に係る燃料電池システム100の回路図を説明した。燃料電池システム100において、FCリレー104及びシステムメインリレー108は、例えば600ボルト前後の高い電圧を接続又は遮断する。したがって、例えばシステムメインリレー108が備える各リレーによって遮断された回路を接続する場合、リレーの端子間においてアーク放電が発生し、これによって端子が高温となり、リレー端子が溶着してしまう虞がある。リレー端子が溶着してしまうと溶着したリレー端子の遮断ができなくなり、システムに不具合が生じてしまう。そこで、燃料電池システム100は、リレー端子が溶着していないことを検出する処理を行う。あるいは、燃料電池システム100は、リレー端子が溶着している場合、どの端子が溶着しているのかを検出する処理を行う。
次に、本実施の形態に係る燃料電池システム100における溶着検出の処理について説明する。尚、以下の説明はシステムメインリレー108が備える各リレー端子について行う溶着検出である。FCリレー104が備える各リレー端子についても溶着検出を行うが、ここでは省略する。
図2は、本実施の形態に係る燃料電池システム100における溶着検出のフローチャートである。本実施の形態に係る燃料電池システム100では、システムを停止する際に溶着検出を行う。
まず、制御部101は、システム停止指令を受ける(ステップS10)。制御部101は、システム停止指令を受けると、溶着検出を開始する。尚、このとき燃料電池システム100システムを停止する前であり、FCリレー104の備えるリレーの内、リレーFCRB及びリレーFCRGが接続されている状態である。また、システムメインリレーの備えるリレーの内、リレーSMRB及びリレーSMRGが接続されている状態である。
制御部101は、V2電圧指令をチェック電圧Vchに設定する(ステップS11)。すなわち、コンデンサ105cの電圧V2を溶着検出するために必要なチェック電圧Vchに設定する。ここで、二次電池109の電圧を電圧VBとする。このとき、溶着検出するために必要なチェック電圧Vchは、電圧VBよりも高くなるように設定される。
次に、出力制御部105が備える昇圧回路105bが、コンデンサ105cの電圧V2を昇圧させる。そして、制御部101は、電圧計202の電圧V2が、チェック電圧Vchに略等しくなるか否かを判定する(ステップS12)。電圧計202の電圧V2が、Vchに等しくない場合(ステップS12:No)、制御部101は、昇圧回路105bの動作を維持させる。そして、電圧計202の電圧V2が、チェック電圧Vchに略等しくなった場合(ステップS12:Yes)、制御部101は、昇圧回路105bの動作を停止させる(ステップS13)。
次に、制御部101は、リレーSMRGを遮断する(ステップS14)。これにより、コンデンサ105cと、二次電池109とはマイナス側のリレーが遮断される。
次に、制御部101は、溶着検出のためのディスチャージを行う(ステップS15)。具体的には、制御部101は、駆動モータ106を駆動させてコンデンサ105cに蓄えられた電力を消費する。駆動モータ106により電力が消費されると、コンデンサ105cの電圧は低下する。尚、ここで行う溶着検出のためのディスチャージは、後述する溶着検出を行うために、以下の2つの条件を満足させるものとする。
すなわち、条件1として、コンデンサ105cの電圧V2が二次電池109の電圧VBよりも低くなるように設定する。尚、本実施の形態に係る燃料電池システムにおいては、ディスチャージ後の電圧V2が略0Vになるように設定されている。ただし、ディスチャージ後の電圧V2は条件1を満たしていればよく、0Vである必要はない。
さらに、条件2として、ディスチャージの速度を以下のように設定する。すなわち、バッテリプリチャージリレーSMRPが接続されていた場合に、二次電池109がコンデンサ105cの電圧を上昇させる速度を昇圧速度Vupとする。また、駆動モータ106がコンデンサ105cをディスチャージする際に電圧を降下させる速度を降圧速度Vdnとする。このときに、昇圧速度Vup>降圧速度Vdnとなるようにする。
このように設定することで、バッテリプリチャージリレーSMRPが溶着していた場合に、コンデンサ105cが過度に電圧降下することを抑制することができる。
次に、制御部101は、電圧計202の電圧V2が0Vと略等しいか否かを判定する(ステップS16)。電圧V2が0Vと略等しい場合(ステップS16:Yes)、コンデンサ105cの電圧V2は他のブロックの影響を受けていないことになる。すなわち、システムメインリレー108の備えるリレーの内、遮断しているリレーSMRP及びリレーSMRGは溶着していないと判定される。
一方、電圧V2が0Vと略等しいと判定されない場合(ステップS16:No)、コンデンサ105cの電圧V2は他のブロックから影響を受けて変化していることになる。
そこで次に、制御部101は、電圧V2が二次電池109の電圧VBと略等しいか否かを判定する(ステップS21)。
電圧V2が二次電池109の電圧VBと略等しい場合(ステップS21:Yes)、制御部101は、リレーSMRP又はリレーSMRGが溶着していると判定する(ステップS22)。すなわち、システムメインリレー108の備えるリレーの内、遮断しているリレーSMRP又はリレーSMRGが溶着している場合、コンデンサ105cと、二次電池109とは接続されていることになる。そのため、二次電池109の電圧VBがコンデンサ105cに流れてくる。その結果、電圧V2は電圧VBと略等しくなる。
ここで、溶着しているのがリレーSMRPだった場合について考える。リレーSMRPが溶着している場合、リレーSMRPに接続されている制限抵抗108aの影響により、リレーSMRPを介してコンデンサ105cに流れる電流が制限される。そのため、コンデンサ105cの電圧V2は、制限抵抗108aに応じた時定数により昇圧される。ここで、前述したように、チャージ速度である昇圧速度Vupよりも、ディスチャージの速度である降圧速度Vdnは遅いため、メインリレーSMRGが溶着していた場合に比べて遅延は発生するものの、コンデンサ105cの電圧V2は、二次電池109の電圧VBに等しくなる。
一方、ステップS21において、電圧V2が二次電池109の電圧VBと等しくない場合(ステップS21:No)、制御部101は、溶着以外のエラーが発生していると判定する(ステップS25)。
ステップS16において、遮断しているリレーSMRP及びリレーSMRGは溶着していないと判定された場合(ステップS16:Yes)、制御部101は、リレーSMRBを遮断する(ステップS17)。続いて、制御部101は、リレーSMRPを接続する(ステップS18)。そして、制御部101は、プラス側のリレーSMRBの溶着検出を行う。
制御部101は、電圧V2が0Vと略等しいか否かを判定する(ステップS19)。電圧V2が0Vと略等しい場合(ステップS19:Yes)、コンデンサ105cの電圧V2は他のブロックの影響を受けていないことになる。すなわち、リレーSMRBは溶着していないと判定される。尚、ここでリレーSMRPも溶着していないと判定できるが、すでにステップS16において確認済みである。
ステップS19において、リレーSMRBが溶着していないと判定された結果、システムメインリレー108の備える全てのリレーは溶着していないことになる。この場合(ステップS19:Yes)は、溶着検出の処理を終了し、コンデンサ105cの最終ディスチャージを行う(ステップS20)。最終ディスチャージは、コンデンサ105cの電圧がゼロに近くなるまで行う。そして燃料電池システム100はシステムを停止させる。
一方、電圧V2が0Vと略等しいと判定されない場合(ステップS19:No)、コンデンサ103aの電圧V2は他のブロックから影響を受けて変化していることになる。
そこで次に、制御部101は、電圧V2が二次電池109の電圧VBと略等しいか否かを判定する(ステップS23)。
電圧V2が二次電池109の電圧VBと略等しい場合(ステップS23:Yes)、制御部101は、リレーSMRBが溶着していると判定する(ステップS24)。すなわち、リレーSMRBが溶着している場合、コンデンサ105cと、二次電池109とは接続されていることになる。そのため、二次電池109の電圧VBがコンデンサ105cに流れてくる。その結果、電圧V2は電圧VBと略等しくなる。
一方、ステップS23において、電圧V2が二次電池109の電圧VBと等しくない場合(ステップS23:No)、制御部101は、溶着以外のエラーが発生していると判定する(ステップS25)。
以上、本実施の形態に係る燃料電池システムにおける溶着検出のフローチャートを説明した。尚、ここではマイナス側の溶着検出を行い、続いてプラス側の溶着検出を行ったが、先にプラス側の溶着検出を行ってもよい。
次に、図3及び図4を参照しながら、溶着検出の際の主要な信号の変化について説明する。図3は、本実施の形態に係る燃料電池システムにおける溶着検出のタイムチャートである。図3は、システムメインリレー108におけるマイナス側のリレーについて溶着検出を行う場合の具体例である。図3において、リレーSMRB、リレーSMRP、リレーSMRGの遮断又は接続の状況を示している。ここで、図3に示すOnが接続状態であり、Offが遮断状態である。また、図3において、ディスチャージ指令DCの状況を示している。ここで、図3に示すOnはディスチャージ指令DCがオンの状態であり、Offはディスチャージ指令DCがオフの状態である。
また、図3において、各リレーの状態及びディスチャージ指令の信号に併せて、コンデンサ105cの電圧V2の変化を示している。ここで、破線Vok1は、マイナス側の溶着検出を行った結果、溶着していないと判定される場合の電圧V1の変化である。また、2点鎖線Vng1は、マイナス側の溶着検出を行った結果、溶着している判定される場合の電圧V2の変化である。
以下に、時間ごとの各信号について説明する。図2に示したように、システム停止指令(図2:ステップS10)を受けると、制御装置101は、昇圧コンバータ105bを起動させ、コンデンサ103aの電圧V1及びコンデンサ105cの電圧V2をチェック電圧Vchに設定する。図3において、時刻t0から昇圧コンバータ105bが起動し、時刻t1になる前に電圧V1はチェック電圧Vchに昇圧される。
次に、時刻t1において、リレーSMRGが遮断され(図2:ステップS14)、続いて、時刻t2において、ディスチャージ指令DCがオンになる(図2:ステップS15)。
ここで、電圧V2が、破線Vok1の状態だった場合は、システムメインリレー108の備えるマイナス側のリレーSMRP及びリレーSMRGは、いずれも溶着していない(図2:ステップS16:Yes)。一方、2点鎖線Vng1によって示されるように、システムメインリレー108の備えるマイナス側のリレーSMRP又はリレーSMRGのいずれかが溶着していた場合(図2:ステップS16:No)は、電圧V2が0V近くまで低下する。
次に、図4を参照しながら、システムメインリレー108におけるプラス側のリレーSMRBについて溶着検出を行う場合の具体例を説明する。図4は、本実施の形態に係る燃料電池システムにおける溶着検出のタイムチャートである。
システムメインリレー108におけるマイナス側のリレーに溶着が検出されなかった場合(図2:ステップS16:Yes)、図4に示すように、時刻t3において、リレーSMRBを遮断する(図2:ステップS17)。続いて、時刻t4において、リレーSMRGを接続する(図2:ステップS18)。
ここで、電圧V2が、破線Vok2の状態だった場合、リレーSMRBは溶着していない(図2:ステップS19:Yes)。一方、2点鎖線Vng2が示すように、リレーSMRBが溶着していた場合(図2:ステップS19:No)は、電圧V2は二次電池109の電圧VBに略等しくなる。
FCリレー104の備える各リレーについての溶着検出が終了すると、制御部101は、ディスチャージ指令DCをオンにして、最終ディスチャージを行う(図2:ステップS20)。具体的には、時刻t5においてリレーFCRPを遮断し、続いて時刻t6から時刻t7の間にディスチャージを行う。
以上のように、コンデンサ105cの降圧速度Vdnを二次電池109からチャージされる降圧速度Vupより遅く設定することにより、制限抵抗108aが接続されたバッテリプリチャージリレーSMRPが溶着していた場合において、コンデンサ105cの電圧V2が二次電池109の電圧VBよりも低下することを抑制することができる。そのため、メインリレーが溶着していた場合と同様に溶着検出を行うことができる。そのため、燃料電池システム100は、溶着検出において誤判定を抑制することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、ここで説明した内容に加えて、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 燃料電池システム
101 制御部
102 FCスタック
103 FC昇圧コンバータ
104 FCリレー
105 出力制御部
106 駆動モータ
107 コンプレッサモータ
108 システムメインリレー
109 二次電池
200、201、202、203、204 電圧計
301、302 電流計
103a、105a、105c コンデンサ
104a、108a 制限抵抗
105d インバータ
FCRB、FCRG、FCRP リレー
SMRB、SMRG、SMRP リレー
Vch チェック電圧

Claims (1)

  1. 二次電池と、
    前記二次電池の電圧を昇圧する第1の昇圧回路と、前記第1の昇圧回路により昇圧された電圧に応じた電荷を蓄積するコンデンサと、を有する出力制御部と、
    前記二次電池の高電位端子と前記出力制御部の高電位端子とを接続又は遮断する第1のメインリレー、前記二次電池の低電位端子と前記出力制御部の低電位端子とを接続又は遮断する第2のメインリレー、及び、前記第2のメインリレーに並列接続され抵抗を有するバッテリプリチャージリレー、を備えるバッテリリレー部と、
    燃料電池と、
    前記出力制御部に接続され、前記燃料電池の電圧を昇圧する第2の昇圧回路を有するFC昇圧部と、
    前記コンデンサの電圧を測定することにより、前記バッテリリレー部が溶着していることを検出する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記第1のメインリレーおよび前記第2のメインリレーが接続状態であって、前記バッテリプリチャージリレーが遮断状態となっているシステムを停止させるにあたり、
    前記燃料電池が発電を行っていない場合に、前記第2のメインリレーを遮断し、さらに前記コンデンサを、前記バッテリプリチャージリレーが接続していた場合に前記二次電池により前記コンデンサが充電される充電速度よりも遅い速度で放電させたとき、
    前記コンデンサの電圧が前記二次電池の電圧に略等しくなる場合は、前記遮断した前記第2のメインリレーおよび前記バッテリプリチャージリレーの内いずれかのリレーが溶着していると判定し、
    前記コンデンサの電圧が前記二次電池の電圧より低下する場合は、前記遮断した前記第2のメインリレーおよび前記バッテリプリチャージリレーはいずれも溶着していないと判定し、
    前記第2のメインリレーおよび前記バッテリプリチャージリレーがいずれも溶着していないと判定した後に、前記第1のメインリレーを遮断し、前記第1のメインリレーの遮断後に前記バッテリプリチャージリレーを接続したとき、
    前記コンデンサの電圧が、前記二次電池の電圧より低い電圧から、前記二次電池の電圧に略等しくなる場合は、前記遮断した前記第1のメインリレーが溶着していると判定し、
    前記コンデンサの電圧が、前記二次電池の電圧より低い電圧を維持する場合は、前記遮断した前記第1のメインリレーが溶着していないと判定する
    燃料電池システム。
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