JP6684755B2 - ウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及びウォークスルー表示プログラム - Google Patents

ウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及びウォークスルー表示プログラム Download PDF

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Description

ウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及びウォークスルー表示プログラムに関し、特に、ウォークスルーの視点を決定するためのウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及びウォークスルー表示プログラムに関する。
人間に対するナビゲーションを行う際に、3次元地図や動画を用いて、実際に移動した場合と同様の風景が表示可能な仮想空間上を、位置を移動していくことによりナビゲーションを行うウォークスルー表示が行われている(例えば、特許文献1)。
特許第3833155号公報
特許文献1では、任意の位置や高さや方向で仮想空間上を見ることを想定しているが、あらかじめ決められた経路または経路探索を行って得られた経路に対してナビゲーションを行う場合には、利用者に自由度を与えずに、利用者が見るべき高さ・方向で位置を移動していくことが望ましい。
しかし、単に経路にしたがって高さや方向が固定された視点でウォークスルー表示を行ってしまうと、利用者が曲がり角などにおいて着目すべき点を把握できないまま曲がるという表示が行われるため、経路が理解しにくい、という問題がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので、利用者が経路を理解しやすいウォークスルー表示を行うことができるウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及び、ウォークスルー表示プログラム提供することを目的とする。
本発明に係るウォークスルー表示装置は、地図上の経路に含まれる複数の地点を取得する地点取得部と、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、所定の条件を満たす地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する関連ランドマーク取得部と、前記関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、前記複数の地点のうち、前記地点における進行方向と前記関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、前記地点と前記関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である前記地点を、前記関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とする関連ランドマーク注目地点算出部と、前記関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、前記関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定する視点決定部と、前記経路を移動する際の風景を表示するウォークスルー表示であって、前記複数の地点の各々において、前記視点決定部によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行うウォークスルー表示部と、を含んで構成される。
また、本発明に係るウォークスルー表示方法は、地点取得部が、地図上の経路に含まれる複数の地点を取得するステップと、関連ランドマーク取得部が、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、所定の条件を満たす地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得するステップと、関連ランドマーク注目地点算出部が、前記関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、前記複数の地点のうち、前記地点における進行方向と前記関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、前記地点と前記関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である前記地点を、前記関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とするステップと、視点決定部が、前記関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、前記関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定するステップと、ウォークスルー表示部が、前記経路を移動する際の風景を表示するウォークスルー表示であって、前記複数の地点の各々において、前記視点決定部によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行うステップと、を含む。
本発明に係るウォークスルー表示装置、又はウォークスルー表示方法によれば、地点取得部が、地図上の経路に含まれる複数の地点を取得し、関連ランドマーク取得部が、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、所定の条件を満たす地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する。
そして、関連ランドマーク注目地点算出部が、前記関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、前記複数の地点のうち、前記地点における進行方向と前記関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、前記地点と前記関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である前記地点を、前記関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とし、視点決定部が、前記関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、前記関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定し、ウォークスルー表示部が、前記経路を移動する際の風景を表示するウォークスルー表示であって、前記複数の地点の各々において、前記視点決定部によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行う。
このように、関連ランドマーク注目地点とされた地点において、注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定してウォークスルー表示を行うため、利用者が経路を理解しやすいウォークスルー表示を行うことができる。
また、本発明に係るウォークスルー表示装置は、前記関連ランドマーク取得部は、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、少なくとも経路上の変化を有する地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得することができる。
また、本発明に係るウォークスルー表示方法は、前記関連ランドマーク取得部が取得するステップについては、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、経路上の変化を有する地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得することができる。
また、本発明に係るウォークスルー表示装置は、前記関連ランドマーク取得部は、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、少なくとも予め定められた長さよりも長い直進の経路の通過地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得することができる。
また、本発明に係るウォークスルー表示方法は、前記関連ランドマーク取得部は、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、少なくとも予め定められた長さよりも長い直進の経路の通過地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得することができる。
このように、関連ランドマーク注目地点とされた地点において、注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定してウォークスルー表示を行うことため、利用者が経路を理解しやすいウォークスルー表示を行うことができる。
本発明に係るウォークスルー表示プログラムは、コンピュータを、上記のウォークスルー表示装置の各部として機能させるためのウォークスルー表示プログラムである。
本発明のウォークスルー表示装置、ウォークスルー表示方法、及びウォークスルー表示プログラムによれば、関連ランドマーク注目地点とされた地点において、注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定してウォークスルー表示を行うため、利用者が経路を理解しやすいウォークスルー表示を行うことができる。
本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る経路の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る関連ランドマークの取得結果の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る関連ランドマーク注目地点の算出の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る決定された視点の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置のウォークスルー表示処理フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
<ウォークスルー表示装置100の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置100の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置100は、人間に対するナビゲーションを行うウォークスルー表示を行う装置である。このウォークスルー表示装置100は、CPUと、RAMと、後述するウォークスルー表示処理ルーチンを実行するためのプログラムを記憶したROMとを備えたコンピュータで構成され、機能的には次に示すように構成されている。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置100は、地点取得部1と、関連ランドマーク取得部2と、関連ランドマーク注目地点算出部3と、視点決定部4と、ウォークスルー表示部5とを備えて構成される。
地点取得部1は、入力された地図上の経路を受け付け、地図上の経路に含まれる複数の地点を取得する。
本実施の形態では、図2に示す経路が与えられたものとする。この経路は、交差点を左折した後で右折するような経路に相当する。
ここで、a〜iは経路周辺のランドマークである。ここでは、店舗をランドマークとして扱う。なお、扱うランドマークはこれに限るものではなく、店舗以外の建物、標識、道路、オブジェなどの経路上に存在する地物であったり、一時的にその地点に存在する人や物などであったりしてもかまわない。
ここでは、経路に含まれる地点として、ネットワークデータにおける経路上のノードを地点として取得することとする。地点の取得方法はこれに限るものではなく、経路上の点を別途選択したりしてもかまわない。地点として、図2のA,B,C,D,E,F,G,H,Iの9個の地点が取得される。
関連ランドマーク取得部2は、地点取得部1が取得した複数の地点のうち、所定の条件を満たす地点の各々について、地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する。
利用者が経路を正確に理解するためには、経路上の変化がある曲がり角などの地点を把握し、どこで曲がればよいかを知る必要があるが、それらの曲がり角などの地点を特徴づけるランドマークである関連ランドマークを示すことにより、経路の理解が容易になる。
ここでは、所定の条件を、地点が曲がり角であることとし、各地点が曲がり角かどうかを調べ、曲がり角の地点に対して周辺のランドマークから最も知名度の高いランドマークを関連ランドマークとして取得することとする。
関連ランドマークを取得する地点の決定方法はこれに限るものではなく、所定の条件を、経路上の変化を有する地点であること、例えば、フロア間の移動を伴う地点であることとし、関連ランドマークを取得してもよい。また、所定の条件を、予め定められた長さよりも長い直進の経路の通過地点(例えば、中間地点)であることとし、関連ランドマークを取得してもよい。
長い直進の経路のように、経路上の変化を有しない地点が続くと、現在経路上のどの辺りなのか経路を把握しづらいため、例えば中間地点などの通過地点を特徴づけるランドマークである関連ランドマークを示すことにより、経路の理解が容易になる。
また、知名度が高いランドマークを優先して取得する場合を例に説明したが、関連ランドマークの取得方法はこれに限るものではなく、手前にあるランドマークを優先したり、進行方向側にあるランドマークを優先したり、敷地面積の広いランドマークを優先したり、複数のランドマークの中からランドマークの種類をもとに優先するランドマークを決定したりしてもかまわない。
図3に関連ランドマークの取得結果を示す。地点Aは曲がり角ではないため、関連ランドマークの取得の対象とならない。地点Dは曲がり角であるため、周辺のランドマークの中から最も知名度の高いランドマークを関連ランドマークとする。交差点の四隅のランドマークを周辺のランドマークとすると、a,b,c,dの4つが周辺ランドマークとなる。このうちcが最も知名度が高いとすると、cが関連ランドマークとして取得される。同様にして、地点Hから関連ランドマークとしてランドマークiが取得される。
関連ランドマーク注目地点算出部3は、関連ランドマーク取得部2が取得した複数の関連ランドマークの各々について、複数の地点のうち、地点における進行方向と当該関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、地点と当該関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である地点を、当該関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とする。
ウォークスルーの表示に支障がない形で関連ランドマークに注目することで効果的に経路の把握ができるが、そのためにどの地点で関連ランドマークに注目するかを決定する。
ここでは、関連ランドマークの方向と経路上の地点における進行方向とのなす角度が30度以下で、かつ、関連ランドマークと地点との距離が10m以下という条件を満たした地点を関連ランドマーク注目地点として算出する。
関連ランドマーク注目地点の算出方法は、少なくとも、関連ランドマークの方向と経路上の地点における進行方向とのなす角度が一定以下かどうか、関連ランドマークと地点との距離が一定以下かどうかの2つの条件を含んでいればこれに限るものではない。
例えば、角度を20度以下としたり、距離を5m以下としたり、角度や距離を経路上の各種情報から地点ごとに動的に算出した閾値以下としたり、その他の条件を追加したりしてもかまわない。
また、関連ランドマーク注目地点は1つだけ選択したり、複数選択したり、1つも選択しなかったりしてもかまわない。
1つだけ選択する場合には、最初に定めた条件を満たすものが存在しなかった場合に条件を緩和したり、角度と距離の値に基づくスコアを定義してそのスコアをもとに1つを選択したりしてもかまわない。
図4に関連ランドマーク注目地点の算出の例を示す。
2つの関連ランドマークのうち、ランドマークcに関して各地点での角度、及び距離を求め、条件に適合するかを調べると、地点Bは角度が30度以下で距離が10m以下となるため、ランドマークcに対する関連ランドマーク注目地点は地点Bとなる。同様に、ランドマークiに対する関連ランドマークは地点E,Fとなる。
視点決定部4は、関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、当該関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定する。
ここでは、関連ランドマークについて、関連ランドマーク注目地点が複数ある場合、最も経路上で早く出現する関連ランドマーク注目地点において、関連ランドマークの2次元平面上での形状を表すポリゴンの各点の重心の方向に視点を傾ける。
関連ランドマーク注目地点が複数ある場合の選択方法はこれに限るものではなく、最も経路上で遅く出現するものを選択したり、複数のものを選択したり、他の関連ランドマークにおける関連ランドマーク注目地点と重複しないように選択したりしてもかまわない。
なお、視点を傾ける方向はこれに限るものではなく、ポリゴン上で最も距離の近い点の方向としたり、店舗の出入り口の位置がわかっていればその出入り口の方向としたり、目立つ看板の位置がわかっていればその看板の方向としたりしてもかまわない。
図5に、上記図4の例において視点決定部4によって決定された視点の例を示す。図5において、破線の矢印は、視点決定部4によって決定された視点を示している。
図5に示すように、ランドマークcにおける関連ランドマーク注目地点は地点Bであるため、地点Bにおいてランドマークcの方向に視点を傾ける。同様に、ランドマークiにおける関連ランドマーク注目地点は地点E,Fであり、最も経路上で早く出現するのは地点Eであるため、地点Eにおいてランドマークiの方向に視点を傾ける。
ウォークスルー表示部5は、複数の地点の各々において、視点決定部4によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行う。
このウォークスルー表示により、上記図5の例では、曲がる少し手前の地点Bでは、ランドマークcの方向を向いてランドマークcが注目すべき点であることを利用者に意識付ける。そして、曲がる直前の地点Cでは進行方向であるもとの曲がり角(地点D)の方向を向き、その後曲がる様子を視覚的に示したウォークスルー表示が行われるようになる。
また、このとき、ランドマークcに向かって少し視点を傾ける程度であるため、違和感なくウォークスルー表示を行うことができる。
ウォークスルー表示において、注目すべき関連ランドマークが他のランドマークなどに遮られて効果的に見せられない場合には、注目すべき関連ランドマークを遮っているランドマークなどを透過表示することで、より効果的に関連ランドマークを見せることができ、利用者のさらなる経路の理解の助けとなる。
この場合、ウォークスルー表示部5は、関連ランドマーク注目地点と注目すべき関連ランドマークとの間に表示される対象物があるか否かを判断し、表示される対象物がある場合には、当該対象物を透過表示してウォークスルー表示を行う。
また、ウォークスルー表示部5は、関連ランドマークに視点を傾けると同時に、関連ランドマーク注目地点付近の進行速度を遅くするように、ウォークスルー表示を行うようにしてもよい。関連ランドマーク注目地点付近の進行速度を遅くすることにより、関連ランドマークを強く印象付けることができるため、利用者のさらなる経路の理解の助けとなる。
<ウォークスルー表示装置100の作用>
次に、本発明の実施の形態に係るウォークスルー表示装置100の作用について説明する。
地図上の経路がウォークスルー表示装置100に入力されると、ウォークスルー表示装置100によって、図6に示すウォークスルー表示処理ルーチンが実行される。
ステップS100において、地点取得部1は、入力された経路に含まれる複数の地点を取得する。
ステップS102において、関連ランドマーク取得部2が、地点取得部1が取得した複数の地点のうち、所定の条件を満たす地点の各々について、当該地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する。
ステップS104において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、地点毎に、当該地点における進行方向と当該関連ランドマークの方向とのなす角、及び当該地点と当該関連ランドマークとの距離を算出する。
ステップS106において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、複数の関連ランドマークのうち、1つ目の関連ランドマークを選択する。
ステップS108において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、複数の地点のうち、1つ目の地点を選択する。
ステップS110において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、選択されている地点における進行方向と選択されている関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度(本実施形態では30°)以下か否かを判断する。
当該角度が30°以下の場合(ステップS110のYES)、ステップS112に進み、そうでない場合(ステップS110のNO)、ステップS116に進む。
ステップS112において、選択されている地点と選択されている関連ランドマークとの距離が所定の距離(本実施形態では10m)以下であるか否かを判断する。
当該距離が10m以下の場合(ステップS112のYES)、ステップS114に進み、そうでない場合(ステップS112のNO)、ステップS116に進む。
ステップS114において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、選択されている地点を、選択されている関連ランドマークについて注目すべき関連ランドマーク注目地点とする。
一方、ステップS114に進まない場合(ステップS110及びステップS112のNO)、選択されている地点は、選択されている関連ランドマークについて注目すべき関連ランドマーク注目地点とされない。
ステップS116において、関連ランドマーク注目地点算出部3は、選択されている関連ランドマークに対して、全ての地点について、関連ランドマーク注目地点とする処理を行ったか否かを判断する。未処理の地点がある場合(ステップS116のNO)、次の地点を選択して(ステップS118)、関連ランドマーク注目地点とする処理を繰り返す(ステップS110〜ステップS114)。
一方、全ての地点について、当該処理を行った場合(ステップS116のYES),ステップS120に進む。
ステップS120において、関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定する。ここで、選択されている関連ランドマークに複数の関連ランドマーク注目地点がある場合、経路上に最初に出現する関連ランドマーク注目地点においてのみ、当該関連ランドマークに視点を傾けるものとする。
ステップS122において、全ての関連ランドマークについて、視点決定処理を行ったか否かを判断する。未処理の関連ランドマークがある場合(ステップS122のNO)、次の関連ランドマークを選択し(ステップS124)、視点決定処理を繰り返す(ステップS108〜ステップS120)。
一方、全ての関連ランドマークについて、視点決定処理を行った場合(ステップS122のYES)、ステップS126に進む。
ステップS126において、ウォークスルー表示部5は、複数の地点の各々において、視点決定部4によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行い、ウォークスルー表示処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、関連ランドマーク注目地点とされた地点において、注目すべきランドマークに視点を傾けるように視点を決定してウォークスルー表示を行うため、利用者が経路を理解しやすいウォークスルー表示を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
1 地点取得部
2 関連ランドマーク取得部
3 関連ランドマーク注目地点算出部
4 視点決定部
5 ウォークスルー表示部
100 ウォークスルー表示装置

Claims (5)

  1. 地図上の経路に含まれる複数の地点を取得する地点取得部と、
    前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、少なくとも経路上の変化を有する地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する関連ランドマーク取得部と、
    前記関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、前記複数の地点のうち、前記地点における進行方向と前記関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、前記地点と前記関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である前記地点を、前記関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とする関連ランドマーク注目地点算出部と、
    前記関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、前記関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定する視点決定部と、
    前記経路を移動する際の風景を表示するウォークスルー表示であって、前記複数の地点の各々において、前記視点決定部によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行うウォークスルー表示部と、
    を含むウォークスルー表示装置。
  2. 前記関連ランドマーク取得部は、更に、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、予め定められた長さよりも長い直進の経路の通過地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する請求項1記載のウォークスルー表示装置。
  3. 地点取得部が、地図上の経路に含まれる複数の地点を取得するステップと、
    関連ランドマーク取得部が、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、少なくとも経路上の変化を有する地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得するステップと、
    関連ランドマーク注目地点算出部が、前記関連ランドマーク取得部が取得した複数の関連ランドマークの各々について、前記複数の地点のうち、前記地点における進行方向と前記関連ランドマークの方向とのなす角が所定の角度以下であり、かつ、前記地点と前記関連ランドマークとの距離が所定の距離以下である前記地点を、前記関連ランドマークに注目すべき関連ランドマーク注目地点とするステップと、
    視点決定部が、前記関連ランドマーク注目地点とされた地点の各々において、前記関連ランドマーク注目地点が注目すべき関連ランドマークに視点を傾けるように視点を決定するステップと、
    ウォークスルー表示部が、前記経路を移動する際の風景を表示するウォークスルー表示であって、前記複数の地点の各々において、前記視点決定部によって決定された視点に応じた風景を表示するウォークスルー表示を行うステップと、
    を含むウォークスルー表示方法。
  4. 前記関連ランドマーク取得部が取得するステップについては、更に、前記地点取得部が取得した前記複数の地点のうち、予め定められた長さよりも長い直進の経路の通過地点を含む地点の各々について、前記地点に関連するランドマークである関連ランドマークを少なくとも1以上取得する請求項記載のウォークスルー表示方法。
  5. コンピュータを、請求項1又は請求項2記載のウォークスルー表示装置の各部として機能させるためのウォークスルー表示プログラム。
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