JP6682657B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は距離測定装置に関する。
独国特許出願公開第102015011091号明細書(DE102015011091A1)から、磁界測定装置が公知である。
独国特許出願公開第102015011091号明細書
これを背景として、本発明の課題は、従来技術をさらに発展させる装置を提供することにある。
この課題は、請求項1の特徴を備えた距離測定装置によって解決される。従属請求項には、本発明の有利な実施形態が記載されている。
本発明の構成によれば、第1の磁界センサを有する距離測定装置が提供され、この場合、磁界センサは、磁界強度に依存する第1の測定信号を供給し、さらに距離測定装置は少なくとも1つの永久磁石を有する。
永久磁石は、第1の磁極面を備えた第1の磁極と、第2の磁極面を備えた第2の磁極とを有する。
モノリシックに集積された評価回路を備えた半導体ボディも設けられており、この場合、評価回路は、第1の磁界センサと接続されて電気的動作状態におかれており、半導体ボディはX−Y平面に形成された表面を有する。
さらに、第1の磁界センサと同じ物理的動作原理に基づく第2の磁界センサが設けられており、この場合、第2の磁界センサは、磁界強度に依存して第2の測定信号を供給し、第2の磁界センサは評価回路と接続されて動作状態におかれている。
評価回路は、定常磁界を抑制するために差分信号を求め、求めた結果として出力信号を供給し、この場合、無磁束領域の消滅に基づく出力信号の値は、強磁性の発信器から両方の磁界センサまでの距離に依存する。
両方の磁界センサは、半導体ボディの表面に摩擦力で結合されており、かつ、同じ磁界成分を測定するために、実質的に等しく、または、正確に等しく配置されている。
第1の実施形態によれば、両方の半導体センサに等しい強さで作用を及ぼす第1の発信器であれば、磁束変化の大きさを測定する目的で、半導体ボディは、X方向に磁化された磁石のU字型に形成された各磁極脚部間に配置されている。
ここで第1の磁界センサは、第1の磁極の互いに対向する2つの脚部間に位置する領域に配置されている一方、第2の磁界センサは、第2の磁極の互いに対向する2つの脚部間に位置する領域に配置されている。
磁極脚部間に底面が形成されており、半導体ボディはZ方向において底部領域の上方に配置されている。
第2の実施形態によれば、両方の半導体センサにそれぞれ異なる強さで作用を及ぼす第2の発信器であれば、磁束変化の大きさを測定する目的で、永久磁石がZ方向に磁化されている。
両方の磁極面のうち一方の磁極面がX−Y平面に形成されており、磁界センサは少なくともこの一方の磁極面に沿って配置されている。
なお、自明のとおり、永久磁石の第1の磁極はN極として、第2の磁極はS極として、または、その逆に形成されている。永久磁石が一体的に形成されているのがたしかに好ましいけれども、あとで述べる発展形態のいくつかにおいては、2つの個別のまたはそれよりも多くの個別の永久磁石も有利に適用することができる。
さらにここで述べておくと、第1の実施形態において等しい強さで作用を及ぼす発信器という概念は、いわゆる対称型の発信器のことであると解される。好ましくは、この種の発信器はプレート状に形成されており、ここでプレートのサイズは特に、両方の磁界センサ間の間隔よりも大きい。発信器は両方の磁界センサまでに等しい距離を有し、つまり、距離が変化するときは両方の磁界センサに対して等しく変化が生じる。
第2の実施形態においてそれぞれ異なる強さで作用を及ぼす発信器という概念は、いわゆる非対称型の発信器のことであると解される。この場合、発信器から両方の磁界センサまでの距離は常にそれぞれ異なる。
さらにここで述べておくと、半導体ボディの両方の実施形態について両方の磁界センサは、発信器がなければこれらのセンサは磁界を検出しないように、つまり、測定信号を発生しないように、一方の磁極または両方の磁極と関連させて配置されている。換言すれば両方の磁界センサは、これら両方の磁界センサが感応する磁界成分について実質的にほぼゼロとなるように、または、好ましくは磁界センサがそれらの成分を検出することができない程度に小さくなるように、ポジショニングされている。さらに換言するならば、両方の磁界センサは好ましくは、厳密に無磁束領域に配置されている。強磁性の発信器が近づくことで、その後は測定信号および出力信号は、最終的に無磁束領域の消滅に基づくようになり、少なくとも1つの測定可能な磁界成分に基づくようになる。
自明のとおり、3つの磁界成分すべてを捕捉するいわゆる3D磁界センサを適用した場合には、無磁束領域は3つの成分すべてに関係するものである。
本発明による装置の1つの利点は、2つの磁界センサから成る装置によって差分信号を求めることで定常磁界を隠すことができる、ということである。しかも信号変位が大きくなり、距離測定の信頼性が高められる。
1つの発展形態によれば、永久磁石はU字型に形成されており、2つの互いに対向する直線状に平行に延在する脚部または環状の脚部を有する。この場合、第1の実施形態によれば、磁界の極性はZ軸に対し垂直な方向において切り替わるのに対し、第2の実施形態によれば、磁石の底部領域が全体として脚部領域全体とは異なる極性を有する。
別の発展形態によれば、永久磁石は中央領域に切欠きを有する。好ましくは切欠きは孔状に形成されており、この場合、孔状の切欠きは環状に形成されており、同様に四角形好ましくは長方形に形成されている。調査の結果、判明したのは、この切欠きによってゼロ磁界領域を拡大させることができる、ということである。好ましくは切欠きを備えた中央領域には、永久磁石の重心が含まれる。
1つの実施形態によれば、永久磁石の重心の位置に形成された法線が半導体ボディを貫通するように、半導体ボディは永久磁石の重心の上方に配置されている。
別の実施形態によれば、永久磁石は選択的な第1の実施形態によれば、互いに逆向きに直近に並置されて垂直方向に磁化された2つの個別磁石から成る。この永久磁石は、これまで一体的であった代わりに、ここでは2つの部分として形成されている。
1つの発展形態によれば、各脚部間に底部領域が形成されており、この場合、選択的な第1の実施形態であれば、底部領域における中央線に沿って磁石の極性が切り替わり、選択的な第2の実施形態であれば、極性は磁石の底部領域において同じまま維持される。
1つの実施形態によれば、脚部はX−Y平面において周囲を巡る壁部を形成している。選択的な第1の実施形態の場合には、この壁部の第1の半部が第1の磁気極性を有し、この壁部の第2の半部が第2の磁気極性を有する。この場合、第1の磁界センサは第1の磁気極性の領域に配置されており、第2の磁界センサは第2の磁気極性の領域に配置されている。選択的な第2の実施形態によれば、周囲を巡る壁部は1つの画一的な磁気極性を有し、つまり、両方の磁界センサは、第1の極性の領域または第2の極性の領域に配置されている。
さらに別の実施形態によれば、X−Y平面に配置された両方の磁界センサの表面は、Z方向に関して永久磁石の内部底面に対し、脚部の端部に形成された磁極面が有する間隔と等しい間隔またはこの磁極面が有する間隔よりも小さい間隔を有する。換言すれば、磁界センサの表面は、最大で磁極面と同じ高さにあるが、好ましくは磁極面よりもいくらか低い。
1つの実施形態によれば、両方の磁界センサは、直接隣り合う個々の磁極面に対し等しい間隔を有し、つまり、それぞれ直接隣り合う磁極面までのX方向および/またはY方向の間隔は等しい。
1つの発展形態によれば、選択的な第2の実施形態においては、両方の磁界センサはX方向において、Y方向に沿って形成された唯一の磁極面に対し離間されている。
さらに別の発展形態によれば、選択的な第2の実施形態においては、両方の磁界センサはX方向に沿って配置されており、かつ、X方向において互いに離間された2つの永久磁石の間に配置されている。
1つの発展形態によれば、両方の磁界センサはホールセンサとして形成されており、好ましくは半導体ボディにモノリシックに形成されている。1つの実施形態によれば、ホールセンサはX−Y平面に形成されたホールプレートとして構成されている。
次に、図面を参照しながら本発明について詳しく説明する。この場合、同じ部材には同じ参照符号が付される。図示されている実施形態はかなり概略的に描かれたものであり、つまり、間隔および水平方向と垂直方向の長さは縮尺どおりではなく、特に明記しないかぎり、それらの寸法は互いに導き出すことのできる幾何学的関係をもつものでもない。
本発明による第1の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第1の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第1の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第2の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第2の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第2の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第3の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第3の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第3の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第4の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第4の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第4の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第5の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第5の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第5の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第6の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第6の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第6の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第7の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第7の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第7の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第8の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第8の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第8の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第9の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第9の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第9の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第10の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第10の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第10の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第11の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第11の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第11の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第12の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第12の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第12の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第13の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第13の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第13の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第14の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第14の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第14の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第15の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第15の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第15の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第16の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第16の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第16の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。 本発明による第17の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第17の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図である。 本発明による第17の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図である。
以下に挙げるすべての実施形態について、次のことを述べておく。ここでは例示のためにそれぞれ1つの選択された磁化方向だけしか書き込まれていない。ただし、自明のとおり、図示されたすべての実施例において、他の幾何学的配置はそのままに、特に表面に2つの磁界センサを備えた半導体ボディの向きはそのままに、ちょうど180°ずらして、すなわち、それぞれ図示された方向とは逆方向に、磁化方向を形成することも可能である。
図1aの図面は、本発明による距離測定装置10の第1の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Y方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。両方の磁界センサ34および38は、Y方向において互いに離間されている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
図1bの図面には、本発明による第1の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図1aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20はN極28として、X方向に離間された2つの脚部128を有する。N極28の各脚部128の間に、底部領域130がやはりN極28として形成されている。これによって、永久磁石は、Y方向において磁化されたU字型の構成を有する。
半導体ボディ30は、各脚部128間のほぼ中央に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に対称に作用を及ぼす。
図1cの図面には、本発明による第1の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図1aおよび図1bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、Y方向においてN極28に隣接してS極24を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されており、つまり、S極24は、2つの脚部124とその間に位置する底部領域130とを有する。S極24の脚部124およびN極28の脚部128は、Y軸に沿って形成されている。
第1の磁界センサ34は、S極24の両方の脚部124間の領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の両方の脚部128間に配置されている。半導体ボディ30は、Y軸に沿ってその長手軸線を有し、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。両方の磁界センサ34および38は、長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されている。換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図2aの図面は、距離測定装置10の本発明による第2の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Y方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
図2bの図面には、本発明による第2の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図2aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20はN極28として、X方向に離間された2つの脚部128を有する。N極28の各脚部128の間に、底部領域130がやはりN極28として形成されている。これによって、永久磁石は、Y方向において磁化されたU字型の構成を有する。底部領域130中央において、永久磁石20は孔140を有する。
半導体ボディ30は、各脚部128間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て孔140上方に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対称に作用を及ぼす。
図2cの図面には、本発明による第2の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図2aおよび図2bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、Y方向においてN極28に隣接してS極24を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されており、つまり、S極24は、2つの脚部124とその間に位置する底部領域134とを有する。S極24の脚部124およびN極28の脚部128は、Y軸に沿って形成されている。孔140は四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
第1の磁界センサ34は、S極24の両方の脚部124間の領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の両方の脚部128間に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて、Z方向において孔140上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図3aの図面は、本発明による距離測定装置10の第3の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、X方向の磁化方向およびN極28ならびにN極28によって遮られて見えないS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34および第1の磁界センサ34によって遮られて見えないモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
図3bの図面には、本発明による第3の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図3aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20は、X方向において離間され、かつ、それぞれY方向に形成された2つの脚部124および128を有する。S極24の脚部124とN極28の脚部128との間において底部領域130が、半分まではS極24として、残りの半分ではN極28として形成されており、換言すれば、底部領域130中央でX軸に沿って極性が切り替わっている。この場合、永久磁石は、X方向において磁化されたU字型の構成を有する。
図示されていない実施形態によれば、永久磁石20は底部領域130中央に孔140を有する。
半導体ボディ30は、脚部124と脚部128との間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130の上方に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって対称に作用が及ぼされる。
図3cの図面には、本発明による第3の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図3aおよび図3bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、X方向においてN極28に隣接してS極24を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24の脚部124およびN極28の脚部128は、それぞれY軸に沿って形成されており、互いに平行に対向している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて、Z方向に配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130には孔140が含まれている。孔140は四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて、Z方向において孔140上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
図4aの図面は、本発明による距離測定装置10の第4の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Y方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。両方の磁界センサ34および38は、Y方向において互いに離間されている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
永久磁石20は、Y方向においてN極28に隣接してS極24を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24の脚部124およびN極28の脚部128は、それぞれX軸に沿って形成されており、互いに平行に対向している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されている。
図4bの図面には、本発明による第4の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図4aとの相違点だけを説明する。
この場合、半導体ボディ30は見えず、脚部128によって遮られている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に対称に作用を及ぼす。
図示されていない実施形態によれば、永久磁石20は底部領域130中央に孔140を有する。
図4cの図面には、本発明による第4の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図4aおよび図4bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、Y方向においてN極28に隣接してS極24を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されており、つまり、S極24は、脚部124とその間に位置する底部領域130とを有する。S極24の脚部124およびN極28の脚部128は、X軸に沿って互いに対向するように平行に形成されている。
第1の磁界センサ34は、S極24の脚部124間の領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の両方の脚部128間に配置されている。半導体ボディ30は、Y軸に沿ってその長手軸線を有し、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。両方の磁界センサ34および38は、長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130には孔140が含まれている。孔140は四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて、Z方向において孔140上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
図5aの図面は、本発明による距離測定装置10の第5の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれており、この場合、永久磁石20は、第1の部分21および第2の部分22から形成されており、Z方向またはZ方向とは逆の磁化方向と、それぞれその結果として生じたS極24およびN極28とを備えている。永久磁石20の第1の部分21および永久磁石20の第2の部分22は、それぞれ垂直方向に、すなわち、Z軸方向に形成された磁化を有する。両方の磁界センサ34および38は、Y方向において互いに離間されている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
永久磁石の第1の部分21および第2の部分22は、10mmよりも狭い、好ましくは3mmよりも狭い空隙によって、互いに離間されている。図示されていない実施形態によれば、これらの両方の部分は磁気的な牽引力によって空隙なく互いに接続されている。
Y方向において、永久磁石20の第1の部分21に下側では、N極28のところに、永久磁石20の第2の部分22のS極24が隣り合っている。上側では、永久磁石20の第1の部分21のS極に、永久磁石20の第2の部分22のN極28が隣り合っている。換言すれば、永久磁石20の第1の部分21は、永久磁石20の第2の部分22に対し逆の磁化方向を有する。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、Y方向に形成された半導体ボディ30の長手軸線に沿って互いに離間されている。
図5bの図面には、本発明による第5の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図5aとの相違点だけを説明する。
半導体ボディ30はY方向に沿って形成されており、頭部側だけしか見えない。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に対称に作用を及ぼす。
図示されていない実施形態によれば、永久磁石20は底部領域130中央に孔140を有する。
図5cの図面には、本発明による第5の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図5aおよび図5bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
第1の部分21のS極24は、幾何学的視点では、第2の部分22のN極28とまったく同じように形成されている。第1の部分21のS極24の互いに対向する両方の脚部124と、第2の部分22のN極28の互いに対向する両方の脚部128とが、それぞれX方向に沿って形成されている。それぞれ互いに対向する脚部124およびそれぞれ互いに対向する脚部128は、X方向において平行に延在して形成されている。
Y方向において永久磁石20は、第1の部分21のS極24と隣り合って、第2の部分22のN極28を有する。第1の部分21のS極24は、幾何学的視点では、第2の部分22のN極28とまったく同じように形成されており、つまり、第1の部分21のS極24は、互いに対向する2つの脚部124と、その間に位置する底部領域130とを有し、これとまったく同じように第2の部分22のN極28は、互いに対向する2つの脚部128と、その間に位置する底部領域130とを有する。
第1の磁界センサ34は、S極24の脚部124間の領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の両方の脚部128間に配置されている。半導体ボディ30は、Y軸に沿ってその長手軸線を有し、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。両方の磁界センサ34および38は、長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されている。底部領域130中央においてY軸に平行に形成された中心線に沿って、S極24とN極28との間で極性が切り替わっていく。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130には孔140が含まれている。孔140は四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
半導体ボディ30は、磁石20の脚部124と128との間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて、Z方向において孔140上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
図6aの図面は、本発明による距離測定装置10の第6の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、X方向の磁化方向およびその結果として生じたN極28ならびにN極28によって遮られて見えないS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。
図6bの図面には、本発明による第6の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図6aとの相違点だけを説明する。
環状でポット状に形成された永久磁石20は、S極24の半円状の脚部124と、N極28の対向する半円状の脚部128とを有する。S極24の脚部124とN極28の脚部128との間において底部領域130が、半分まではS極24として、残りの半分ではN極28として形成されており、換言すれば、底部領域130中央でX軸に沿って極性が切り替わっている。SからNへ極性が切り替わる面は、Y−Z平面に形成されている。この場合、永久磁石はX方向の磁化を有する。
半導体ボディ30は、X方向に長手軸線を有し、かつ、脚部124と脚部128との間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって対称に作用が及ぼされる。
図6cの図面には、本発明による第3の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図6aおよび図6bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、X方向においてS極24に隣接してN極28を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24の半円状の脚部124およびN極28の半円状の脚部128は互いに大部分が対向しており、極性の切り替わりが生じている面Y−Zで接触している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の両方の半円状の脚部124と128との間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図7aの図面は、本発明による距離測定装置10の第7の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、X方向の磁化方向およびその結果として生じたN極28ならびにN極28によって遮られて見えないS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。
図7bの図面には、本発明による第7の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図7aとの相違点だけを説明する。
環状でポット状に形成された永久磁石20は、S極24の半円状の脚部124と、N極28の対向する半円状の脚部128とを有する。S極24の脚部124とN極28の脚部128との間において底部領域130が、半分まではS極24として、残りの半分ではN極28として形成されており、換言すれば、底部領域130中央でX軸に沿って極性が切り替わっている。SからNへ極性が切り替わる面は、Y−Z平面に形成されている。この場合、永久磁石はX方向の磁化を有する。
半導体ボディ30はX方向に長手軸線を有し、かつ、脚部124と脚部128との間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124および128の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって対称に作用が及ぼされる。
底部領域130中央において、永久磁石は孔140を有する。
図7cの図面には、本発明による第7の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図7aおよび図7bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、X方向においてS極24に隣接してN極28を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24の半円状の脚部124およびN極28の半円状の脚部128は互いに大部分が対向しており、極性の切り替わりが生じている面Y−Zで接触している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の両方の半円状の脚部124と128との間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
中央の底部領域130に配置された孔140は円形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
第1の磁界センサ34は、S極24の半円状の脚部124に取り囲まれた領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の半円状の脚部128に取り囲まれた領域に配置されている。これにより、半導体ボディ30は、S極24の半円状の脚部124およびN極28の半円状の脚部128の中央に、かつ、Z方向において孔140上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図8aの図面は、本発明による距離測定装置10の第8の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、X方向の磁化方向およびその結果として生じたN極28ならびにN極28によって遮られて見えないS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。
図8bの図面には、本発明による第8の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図8aとの相違点だけを説明する。
四角形でポット状に形成された永久磁石20は、X方向に形成されたS極24のU字型の脚部124と、やはりX方向に形成されたN極28の対向するU字型の脚部128とを有する。S極24の脚部124とN極28の脚部128との間において底部領域130が、半分まではS極24として、残りの半分ではN極28として形成されており、換言すれば、底部領域130中央でX軸に沿って極性が切り替わっている。SからNへ極性が切り替わる面は、Y−Z平面に形成されている。この場合、永久磁石はX方向の磁化を有する。
半導体ボディ30はX方向に長手軸線を有し、かつ、脚部124と脚部128との間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124および128の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって対称に作用が及ぼされる。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央に四角形の孔140が形成されている。
図8cの図面には、本発明による第8の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図8aおよび図8bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、X方向においてS極24に隣接してN極28を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24のU字型の脚部124およびN極28のU字型の脚部128は互いに大部分が対向しており、極性の切り替わりが生じている面Y−Zで接触している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の両方のU字型の脚部124と128との間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
第1の磁界センサ34は、S極24のU字型の脚部124に取り囲まれた領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28のU字型の脚部128に取り囲まれた領域に配置されている。これにより、半導体ボディ30は、S極24のU字型の脚部124およびN極28のU字型の脚部128の中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に孔140が四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図9aの図面は、本発明による距離測定装置10の第9の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、X方向の磁化方向およびその結果として生じたN極28ならびにN極28によって遮られて見えないS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状対称型発信器40とが含まれている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。
図9bの図面には、本発明による第9の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図9aとの相違点だけを説明する。
四角形で部分的にポット状に形成された永久磁石20は、X−Y方向に形成されたS極24の角状の脚部124と、やはりX方向に形成されたN極28の対向する角状の脚部128とを有する。S極24の脚部124とN極28の脚部128との間において底部領域130が、半分まではS極24として、残りの半分ではN極28として形成されており、換言すれば、底部領域130中央でX軸に沿って極性が切り替わっている。SからNへ極性が切り替わる面は、Y−Z平面に形成されている。この場合、永久磁石はX方向の磁化を有する。部分的にポット状の永久磁石20は、Y軸方向において見ると開放されており、つまり、底部領域130に関しても周囲を巡る壁部が、X−Z平面に沿っては存在しない。
半導体ボディ30はX方向に長手軸線を有し、かつ、脚部124と脚部128との間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124および128の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を等しく覆っており、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって対称に作用が及ぼされる。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央に四角形の孔140が形成されている。
図9cの図面には、本発明による第9の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図9aおよび図9bとの相違点だけを説明する。見やすくするため、発信器40は描かれていない。
永久磁石20は、X方向においてS極24に隣接してN極28を有する。S極24は、幾何学的視点では、N極28とまったく同じように形成されている。S極24の角状の脚部124およびN極28の角状の脚部128は互いに大部分が対向しており、極性の切り替わりが生じている唯一の面Y−Zにおいてのみ接触している。
第1の磁界センサ34は、S極24の底部領域130上方に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、磁石20の両方の角状の脚部124と128との間にほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
第1の磁界センサ34は、S極24の角状の脚部124に取り囲まれた領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28の角状の脚部128に取り囲まれた領域に配置されている。これにより、半導体ボディ30は、S極24の角状の脚部124およびN極28の角状の脚部128のほぼ中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に孔140が四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。孔140の面積の半分はN極28の底部領域130に、孔140の面積の他の半分はS極24の底部領域130に配置されている。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図10aの図面は、本発明による距離測定装置10の第10の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38からY方向において離間されて配置されている。
永久磁石20は、Z方向に形成された垂直方向の磁化を有し、この場合、S極24はN極28の上に配置されている。
図10bの図面には、本発明による第10の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図10aとの相違点だけを説明する。
四角形で一部分だけポット状のデザインで形成された永久磁石20は、X−Y方向に形成されたS極24のU字型の脚部124を有し、この場合、各脚部124は、Y方向に沿って互いに平行に形成されており、つまり、両方の脚部124はX方向において離間されている。S極24のU字型の脚部124の各側の間において、底部領域130がS極24として形成されており、換言すれば、極性はZ方向に沿ってしか切り替わらない。つまり、垂直にZ方向において、磁化が行われている。部分的にポット状にデザインされた永久磁石20は、Y軸方向において見ると開放されており、つまり、S極24として形成された周囲を巡る壁部は、X−Z平面に沿っては存在しない。
半導体ボディ30はY方向に長手軸線を有し、かつ、U字型の脚部124により形成された領域の間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130の上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を不均衡に覆い、あるいは換言するならば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって非対称に作用が及ぼされる。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央に四角形の孔140が形成されている。
図10cの図面には、本発明による第10の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図10aおよび図10bとの相違点だけを説明する。この場合、発信器40は、永久磁石20を一部分だけしか覆っていない。
S極24のU字型の脚部124は、底部領域130を3つの側だけで取り囲んでいる。
両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されており、かつ、S極24の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、U字型の脚部124の間にほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
両方の磁界センサ34および38は、S極24のU字型の脚部124の領域に配置されている。半導体ボディ30は、S極24のU字型の脚部124のほぼ中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にY方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に孔140が四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図11aの図面は、本発明による距離測定装置10の第11の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
両方の磁界センサ34および38は、X方向において互いに離間されている。発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
Z方向においてS極24がN極28の上方に配置されており、つまり、永久磁石20は垂直方向の磁化を有する。
図11bの図面には、本発明による第11の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図11aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20はS極24として、X方向に離間された2つの脚部124を有する。各脚部124の間に、底部領域130がやはりS極24として形成されている。これによって、永久磁石は、Z方向において磁化されたU字型の構成を有する。
半導体ボディ30は、各脚部124間のほぼ中央に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を不均衡に覆い、換言すれば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に非対称に作用を及ぼす。この場合、両方の磁界センサ34および38のうちの一方だけを覆っている。
図11cの図面には、本発明による第11の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図11aおよび図11bとの相違点だけを説明する。発信器40はX−Y平面において、永久磁石を一部分だけ、好ましくは半分、覆っている。特に、両方の磁界センサ34および38のうちの一方だけを覆っている。
永久磁石20は、Z方向においてS極24に隣接してN極28を有する。S極24だけが、2つの脚部124とそれらの間に位置する底部領域130とを有する。S極24の脚部124は、Y軸に沿って互いに平行に形成されている。
両方の磁界センサ34および38は、S極24の両方の脚部124間の領域に配置されている。半導体ボディ30は、X方向に沿ってその長手軸線を有し、磁石20の各脚部124間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。この長手軸線に沿ってX方向において互いに離間された両方の磁界センサ34および38は、Z方向において底部領域130から離間されている。
この場合、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面における両方の磁界センサ34と38との間の仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に四角形の孔140が形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図12aの図面は、本発明による距離測定装置10の第12の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは少なくとも永久磁石20の寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
Z方向において、永久磁石20のS極24はN極28上に配置されている。永久磁石20は、垂直方向またはZ方向に延在する磁化を有する。
第1の磁界センサ34および第2の磁界センサ38は、Z方向においてS極24の上縁部の隣りに配置されている。
図12bの図面には、本発明による第12の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図12aとの相違点だけを説明する。
両方の磁界センサ34および38は、X方向に形成された半導体ボディ30の長手軸線に沿って互いに離間されている。
半導体ボディ30の長手軸線はX方向に沿って形成されており、ここでは半導体ボディ30の頭部側だけしか見えない。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20のS極24と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。
図12cの図面には、本発明による第12の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図12aおよび図12bとの相違点だけを説明する。
発信器40は、S極24の上面をほぼ半分までしか覆っておらず、かつ、S極24の隣りに離間された両方の磁界センサ34および38の一方だけしか覆っておらず、あるいは換言するならば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に非対称に作用を及ぼす。
半導体ボディ30とS極24との間隔は、Y方向において平行に延在して等しく保たれるように形成されている。
図13aの図面は、本発明による距離測定装置10の第13の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
Z方向において、永久磁石20のS極24はN極28上に配置されている。永久磁石20は、垂直方向またはZ方向に延在する磁化を有する。
第1の磁界センサ34および第2の磁界センサ38は、Z方向においてS極24の上縁部に配置されている。
図13bの図面には、本発明による第13の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図13aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20は、第1の部分21と第2の部分22とを有する。永久磁石20の第1の部分21および永久磁石20の第2の部分22は、それぞれ垂直方向に、すなわち、Z軸方向において形成された同じ向きの磁化を有する。両方の磁界センサ34および38は、X方向において空隙を介して互いに離間されている。
空隙の大きさは、半導体ボディ30の頭部側でその幅と少なくとも等しい。両方の磁界センサ34および38は、Y方向に形成された半導体ボディ30の長手軸線に沿って互いに離間されている。
半導体ボディ30の長手軸線はY方向に沿って形成されており、ここでは半導体ボディ30の頭部側だけしか見えない。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20の両方の部分21および22と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。
図13cの図面には、本発明による第13の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図13aおよび図13bとの相違点だけを説明する。発信器40は、両方のS極の上面をほぼ半分までしか覆っておらず、かつ、両方の磁界センサ34および38の一方だけしか覆っておらず、あるいは換言するならば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に非対称に作用を及ぼす。
第1の部分21のS極24は、幾何学的視点では、第2の部分22のS極24とまったく同じように形成されている。それぞれ互いに対向するS極24は、Y方向において平行に延在して形成されており、すなわち、空隙は等しい幅である。
第1の磁界センサ34は、両方のS極24間の領域に配置されている。半導体ボディ30は、永久磁石20の両方の部分21および22の両方のS極24間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。
図14aの図面は、本発明による距離測定装置10の第14の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。
Z方向において、永久磁石20のS極24はN極28上に配置されている。永久磁石20は、垂直方向またはZ方向に延在する磁化を有する。
第1の磁界センサ34および第2の磁界センサ38は、Z方向においてS極24の上縁部に配置されている。
図14bの図面には、本発明による第14の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図14aとの相違点だけを説明する。
永久磁石20は、第1の部分21と第2の部分22とを有する。永久磁石20の第1の部分21および永久磁石20の第2の部分22は、それぞれ垂直方向に、すなわち、Z軸方向において形成された同じ向きの磁化を有する。両方の磁界センサ34および38は、X方向において空隙を介して互いに離間されている。
空隙の大きさは、半導体ボディ30の長手軸線方向における半導体ボディ30の長さとX方向において少なくとも等しい。両方の磁界センサ34および38は、X方向に形成された半導体ボディ30の長手軸線に沿って互いに離間されている。
半導体ボディ30の長手軸線はY方向に沿って形成されており、ここでは半導体ボディ30の頭部側だけしか見えない。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20の両方の部分21および22のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。
図14cの図面には、本発明による第14の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図14aおよび図14bとの相違点だけを説明する。
発信器40は、第2の部分22のS極の上面だけしか覆っておらず、かつ、両方の磁界センサ34および38の一方だけしか覆っておらず、あるいは換言するならば、発信器40は両方の磁界センサ34および38に非対称に作用を及ぼす。
第1の部分21のS極24は、幾何学的視点では、第2の部分22のS極24とまったく同じように形成されている。それぞれ互いに対向するS極24は、Y方向において平行に延在して形成されており、すなわち、空隙は等しい幅である。
半導体ボディ30は、永久磁石20の両方の部分21および22の両方のS極24間に正確にセンタリングされて、または、ほぼセンタリングされて配置されている。
図15aの図面は、本発明による距離測定装置10の第15の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびZ方向においてS極24の上方に配置されたN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた、図示されていない半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には、第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。この場合、永久磁石20は、垂直方向すなわちZ方向の磁化を有する。
図15bの図面には、本発明による第15の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図15aとの相違点だけを説明する。
丸くポット状に形成された永久磁石20は、Y−X平面において周囲を巡る壁状のS極24の脚部124を有し、この場合、脚部124は、周囲を巡る壁部として円形に形成されている。
周囲を巡る壁部の間に底部領域130がS極24として形成されており、換言すれば、極性はZ方向に沿ってしか切り替わらない。
半導体ボディ30はY方向に長手軸線を有し、脚部124から成るリング状の壁部内にあり、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124の高さ以内に配置されている。
半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向においても、好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。
底部領域130中央に円形の孔140が形成されている。
図15cの図面には、本発明による第15の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図15aおよび図15bとの相違点だけを説明する。
発信器40は、永久磁石20をほぼ半分までしか覆っておらず、つまり、両方の磁界センサ34および38も不均衡に覆われ、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって非対称に作用が及ぼされる。
両方の磁界センサ34および38は、底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、周囲を巡る壁部の間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってY方向において互いに離間されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
第1の磁界センサ34は、S極24のU字型の脚部124に取り囲まれた領域に配置されており、第2の磁界センサ38は、N極28のU字型の脚部128に取り囲まれた領域に配置されている。これにより、半導体ボディ30は、S極24のU字型の脚部124およびN極28のU字型の脚部128の中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
中央の底部領域130には円形の孔140が形成されているので、孔140によって永久磁石20の重心も包囲される。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図16aの図面は、本発明による距離測定装置10の第16の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたN極28およびS極24を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20と同等の寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合には第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38によって遮られて見えない。
S極24は、Z方向においてN極28の上方に配置されており、つまり、永久磁石20は垂直方向の磁化を有する。
図16bの図面には、本発明による第16の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図16aとの相違点だけを説明する。
四角形でポット状に形成された永久磁石20は、周囲を巡る壁部として形成されたS極24の脚部124を有する。周囲を巡る壁部内に、S極24として形成された底部領域130が設けられており、換言すれば、極性はZ軸に沿ってしか切り替わらない。
半導体ボディ30はX方向に長手軸線を有し、かつ、壁部の間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を不均衡に覆い、換言すれば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって非対称に作用が及ぼされる。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央に四角形の孔140が形成されている。
図16cの図面には、本発明による第16の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図16aおよび図16bとの相違点だけを説明する。発信器40は、第1の磁界センサ34だけしか覆わず、永久磁石20を半分までしか覆わない。
両方の磁界センサ34および38は、底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、周囲を巡る壁部の間に正確にセンタリングされ、または、ほぼセンタリングされ、かつ、Z方向において底部領域130から離間されて、配置されている。両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
半導体ボディ30は、S極24の壁状の脚部124の中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に孔140が四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図17aの図面は、本発明による距離測定装置10の第17の実施形態をY−Z平面の視点で表す平面図を示している。距離測定装置10には、Z方向とは逆の磁化方向およびその結果として生じたS極24およびN極28を備えた永久磁石20と、モノリシックに集積された第1の磁界センサ34およびモノリシックに集積された第2の磁界センサ38を備えた半導体ボディ30と、強磁性のプレート状発信器40とが含まれている。
発信器40はすべての空間方向においてシフト可能であり、Y方向において好ましくは永久磁石20とほぼ等しい寸法またはそれよりも大きい寸法を有する。半導体ボディ30は集積された評価回路を有するが、これはここには描かれていない。この場合、第1の磁界センサ34は、第2の磁界センサ38からX方向において離間されており、つまり、第2の磁界センサ38によって第1の磁界センサ34が遮られて見えなくなっている。
永久磁石20は、Z方向に形成された垂直方向の磁化を有し、この場合、S極24はN極28の上に配置されている。
図17bの図面には、本発明による第17の実施形態をX−Z平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図17aとの相違点だけを説明する。
四角形で一部分だけポット状のデザインで形成された永久磁石20は、X−Y方向に形成されたU字型のS極24の脚部124を有する。
S極24のU字型の脚部124の各側の間において、底部領域130がS極24として形成されており、換言すれば、極性はZ方向に沿ってしか切り替わらない。つまり、垂直にZ方向において、磁化が行われている。脚部124によって形成された壁部は、底部領域130を3つの側でしか取り囲んでおらず、すなわち、部分的にポット状にデザインされた永久磁石20は、Y軸方向において見ると開放されており、つまり、S極24として形成された周囲を巡る壁部は、X−Z平面に沿っては存在しない。
半導体ボディ30はX方向に長手軸線を有し、かつ、U字型の脚部124により形成された領域の間においてほぼ中央に配置されており、かつ、Z方向において見て底部領域130の上方に、ただし、Z方向に形成された脚部124の高さ以内に配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されている。発信器40はX方向において、好ましくは永久磁石20のほぼ半分しかない大きさの寸法またはそれよりも小さい寸法を有する。これにより、発信器40は、両方の磁界センサ34および38を不均衡に覆い、あるいは換言するならば、これら両方の磁界センサに対し発信器40によって非対称に作用が及ぼされる。
図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央に四角形の孔140が形成されている。
図17cの図面には、本発明による第17の実施形態をX−Y平面の視点で表す平面図が描かれている。以下、図17aおよび図17bとの相違点だけを説明する。この場合、発信器40は、永久磁石20および半導体ボディ30を一部分だけしか覆っていない。
S極24のU字型の脚部124は、底部領域130を3つの側だけで取り囲んでいる。
両方の磁界センサ34および38は、半導体ボディ30の長手軸線に沿ってX方向において互いに離間されており、かつ、S極24の底部領域130上方に配置されている。半導体ボディ30は、偏心させて壁部近くにX方向に沿ってずらして配置されている。半導体ボディ30は、Z方向において底部領域130から離間されて配置されている。
中央の底部領域130には、永久磁石20の重心も位置している。
両方の磁界センサ34および38は、S極24のU字型の脚部124の領域に配置されている。半導体ボディ30は、S極24のU字型の脚部124のほぼ中央に、かつ、Z方向において重心上方の中央に、好ましくは正確に中央に配置されている。
換言すれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置でZ方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にY方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。
図示されていない実施形態によれば、中央の底部領域130に孔140が四角形に形成されており、これには底部領域130の面中心が含まれる。
換言すれば、図示されていない実施形態によれば、底部領域130中央から出発して永久磁石20の重心の位置で、つまり、孔140が形成されている位置で、Z方向に形成された法線が、半導体ボディ30表面における面重心を貫通し、これによって、半導体ボディ30表面において両方の磁界センサ34と38との間にX方向において形成された仮想の間隔直線も二等分している。

Claims (14)

  1. 距離測定装置(10)であって、
    磁界強度に応じて第1の測定信号を供給する第1の磁界センサ(34)と、
    第1の磁極面を有する第1の磁極(24)と第2の磁極面を有する第2の磁極(28)とを備えた少なくとも1つの永久磁石(20)と、
    モノリシックに集積された評価回路を備えた半導体ボディ(30)と、
    が設けられており、
    前記評価回路は、前記第1の磁界センサ(34)と接続されて電気的動作状態におかれており、前記半導体ボディ(30)は、X−Y平面に形成された表面を有する、
    距離測定装置(10)において、
    前記第1の磁界センサ(34)と同じ物理的動作原理に基づく第2の磁界センサ(38)が設けられており、前記第2の磁界センサ(38)は、磁界強度に応じて第2の測定信号を供給し、前記第2の磁界センサ(38)は、前記評価回路と接続されて動作状態におかれており、前記評価回路は、定常磁界を抑制するために差分信号を求め、求めた結果として出力信号を供給し、無磁束領域の消滅に基づく前記出力信号の値は、強磁性の発信器から両方の前記磁界センサまでの距離に依存し、両方の前記磁界センサは、前記半導体ボディの表面に結合されており、かつ、同じ磁界成分を測定するために等しく配置されており、
    第1の実施形態によれば、両方の磁界センサ(34,38)に等しい強さで作用を及ぼす第1の発信器であれば、磁束変化の大きさを測定するために、前記半導体ボディ(30)は、X方向に磁化された磁石のU字型に形成された各磁極脚部間に配置されており、前記第1の磁界センサ(34)は、前記第1の磁極の互いに対向する2つの脚部(124,128)間に位置する領域に配置されており、前記第2の磁界センサ(38)は、前記第2の磁極の互いに対向する2つの脚部(124,128)間に位置する領域に配置されており、前記磁極脚部(124,128)間に底面(130)が形成されており、前記半導体ボディ(30)は、Z方向において底部領域(130)の上方に配置されている
    とを特徴とする距離測定装置(10)。
  2. 前記永久磁石(20)は、U字型に形成されており、互いに対向する2つの、直線状に平行に延在する脚部(124,128)または環状の脚部(124,128)を有する、
    請求項1記載の距離測定装置(10)。
  3. 前記永久磁石(20)は、中央領域に切欠き(140)を有し、前記切欠き(140)は、孔状に形成されている、
    請求項1または2記載の距離測定装置(10)。
  4. 前記中央領域は、前記永久磁石(20)の重心を含む、
    請求項3記載の距離測定装置(10)。
  5. 前記永久磁石(20)の重心の位置に形成された法線が前記半導体ボディ(30)を貫通するように、前記半導体ボディ(30)は、前記永久磁石(20)の重心の上方に配置されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  6. 前記永久磁石(20)は、選択的な前記第1の実施形態によれば、互いに逆向きに直近に並置されて垂直方向に磁化された2つの個別磁石から成る、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  7. 前記脚部(124,128)の間に底部領域(130)が形成されており、
    選択的な前記第1の実施形態によれば、前記底部領域(130)における中央線に沿って前記永久磁石(20)の極性が切り替わり、
    選択的な第2の実施形態によれば、前記極性は、前記永久磁石(20)の前記底部領域(130)においては同じまま維持される、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  8. 前記脚部(124,128)は、X−Y平面において周囲を巡る壁部を形成しており、
    選択的な前記第1の実施形態によれば、前記壁部の第1の半部は、第1の磁気極性(24)を有し、前記壁部の第2の半部は、第2の磁気極性(28)を有し、
    選択的な第2の実施形態によれば、周囲を巡る前記壁部は、1つの画一的な磁気極性を有する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  9. X−Y平面に配置された両方の前記磁界センサ(34,38)の表面は、Z方向において前記永久磁石(20)の内部底面(130)に対し、前記脚部(124,128)の端部に形成された前記磁極面が有する間隔と等しい間隔または前記磁極面が有する間隔よりも小さい間隔を有する、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の距離測定装置。
  10. 両方の前記磁界センサ(34,38)は、直接隣り合う個々の前記磁極面(124,128)までに等しい間隔を有する、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  11. 選択的な第2の実施形態によれば、両方の前記磁界センサ(34,38)は、X方向において、Y方向に沿って形成された唯一の前記磁極面に対し離間されている、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  12. 選択的な第2の実施形態によれば、両方の前記磁界センサ(34,38)は、X方向に沿って配置されており、かつ、X方向において互いに離間された2つの前記永久磁石(20)の間に配置されている、
    請求項1から11までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  13. 両方の前記磁界センサ(34,38)は、ホールセンサとして形成されており、前記ホールセンサは、前記半導体ボディにモノリシックに集積されている、
    請求項1から12までのいずれか1項記載の距離測定装置(10)。
  14. 前記ホールセンサは、X−Y平面に形成されたホールプレートとして構成されている、
    請求項13記載の距離測定装置(10)。
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