JP6679143B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばカメラ付き携帯機器に搭載されるレンズ駆動装置に関する。
近年、携帯電話に代表される携帯機器にカメラ機構が搭載されているのは一般的となってきた。そして、この小型の携帯機器に搭載されるカメラ機構の主要部品であるレンズ駆動装置は、静止画または動画を撮影するためのオートフォーカスに利用されており、小型化して欲しいという要求に加え、精度良くレンズ体(レンズが装着される鏡筒)を駆動させるという要求も高まってきた。この2つの要求を満たすべきレンズ駆動装置として、レンズ体を保持するレンズホルダ(レンズ保持部材)を駆動するための磁気回路をレンズホルダの周囲に設けたものが良く知られている。
また、昨今では、オートフォーカスによる撮影に際し、早くピントが合わせられることが望まれてきており、レンズ駆動装置においては、オートフォーカスの高速化、つまり光軸方向へのより速い駆動が要求されてきた。この要求に応えるべく、レンズホルダ(レンズ保持部材)の光軸方向における詳細な位置を把握して制御することにより、レンズホルダ(レンズ保持部材)の位置決め時間を短縮する試みがなされてきた。
上述したレンズ駆動装置として、特許文献1(従来例)では、図12及び図13に示すような電磁駆動モジュール901が提案されている。図12は、従来例の電磁駆動モジュール901を説明する分解斜視図である。図13は、従来例の電磁駆動モジュール901における一部の構成要素の上面図である。
図12に示す電磁駆動モジュール901は、お互いに係合され収容空間を形成する上ハウジング910及び下ハウジング930と、上ハウジング910または下ハウジング930に固定されるフレーム914と、フレーム914に設置される2つの第1の磁気素子916(永久磁石)と、レンズアセンブリ(図示されていない)を支持するベース918と、環状構造を有しベース918の外側に設置されるコイルアセンブリ922と、ベース918を垂直方向(図12に示すZ方向で光軸方向)に沿って移動可能に支持する上スプリングシート912及び下スプリングシート928と、ベース918内に配置される基準素子920(永久磁石)と(図13を参照)、基準素子920の磁場の変化を検知するセンサ素子926(ホール効果センサ)と、センサ素子926が搭載される回路板924と、を備えて構成されている。
そして、電磁駆動モジュール901が組み立てられると、図13に示すように、ベース918の外周にコイルアセンブリ922が配設され、一方向で対向するようにして第1の磁気素子916がそれぞれコイルアセンブリ922の外側に配設される。また、一方向と直交する他方向のベース918内に基準素子920が配置されるとともに、コイルアセンブリ922を挟んで基準素子920と対向する位置にセンサ素子926が配設される。
このように構成された電磁駆動モジュール901は、2つの第1の磁気素子916(永久磁石)とコイルアセンブリ922とで磁気回路が形成され、コイルアセンブリ922に通電して生じる電磁力により、ベース918(ベース918に支持されたレンズアセンブリ)を光軸方向に沿って移動させるようにしている。その際に、電磁駆動モジュール901は、センサ素子926で基準素子920の磁場の変化を検知することによって、基準素子920の位置を判断することができるので、基準素子920が配置されたベース918(レンズ保持部材)の位置を検出することができる。これにより、電磁駆動モジュール901は、レンズアセンブリを素早く目的の位置に移動させることができるとしている。
特開2015−107054号公報
しかしながら、従来例では、第1の磁気素子916からの磁束を効率的にコイルアセンブリ922に作用させるためのヨーク等の手段が無いため、ベース918を光軸方向へ移動させる推力が高められないという課題があった。一方、第1の磁気素子916の個数を増やしたりサイズを大きくしないで推進力を高めるために、上ハウジング910を磁性体の金属で形成して、ヨークの機能を持たせることが考えられる。しかしながら、このように構成した場合、基準素子920から発生する磁場が2つの第1の磁気素子916及び上ハウジング910から発生する磁場に影響を受けて、センサ素子926が精度良くベース918の位置検出を行うことができできない虞があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、レンズ保持部材の光軸方向における位置を磁気で検出する構成を備えていても、光軸方向の推力を確保できるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のレンズ駆動装置は、レンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材と、該レンズ保持部材を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記レンズ保持部材を前記光軸方向に沿って移動させる駆動機構と、前記レンズ保持部材の前記光軸方向における位置を検出する位置検出手段と、を備えたレンズ駆動装置において、前記位置検出手段が、前記レンズ保持部材に固定された検出用磁石と、当該検出用磁石が発生する磁界を検出する磁気検出部材と、を有して構成され、前記駆動機構が、前記レンズ保持部材の周囲に巻回されて設けられたコイルと、該コイルの外側に配設された複数の駆動用磁石と、該複数の駆動用磁石に一体的に設けられたヨークと、を有して構成され、該ヨークが、磁性を有する金属板からなり、前記コイル及び前記駆動用磁石の外側に位置する外周壁部を有、前記外周壁部が、平面視して、4つの角部を有する略矩形状に形成されており、前記検出用磁石に対応する位置において切欠かれているとともに、記検出用磁石に対応した部分を除いて連続して形成されており、前記ヨークが、前記駆動用磁石及び前記コイルを挟んで前記角部と対向する内壁部と、該内壁部に繋げられるとともに前記外周壁部の前記角部と繋げられている上板部と、を備え、該上板部と前記角部とを繋いでいる部分の幅寸法が、前記内壁部の幅寸法よりも小さく形成されていることを特徴としている。
これによれば、本発明のレンズ駆動装置は、駆動用磁石に一体的にヨークが設けられているので、駆動用磁石からの磁束を効率良くコイルに作用せることができ、光軸方向の推力を向上させることができる。また、検出用磁石に対応する位置におけるヨークの外周壁部が切欠かれているので、検出用磁石から発生する磁場が、ヨークから発生する磁場の影響を受け難くなっている。このため、位置検出手段(検出用磁石及び磁気検出部材)の検出精度を確保することができる。従って、レンズ保持部材の光軸方向における位置を磁気で検出する構成を備えていても、光軸方向の推力を確保できるレンズ駆動装置を提供することができる。
これによれば、ヨークの外周壁部が環状に形成されておらず、つまり、検出用磁石に対応した部分が分離された形状(略C字状)となっている。このため、ヨークを作製する際に、金属板を絞って加工することなく、折り曲げて加工し、ヨークの形状を形成することができる。このことにより、ヨークの加工が容易となり、ヨークを安価に作製することができる。
これによれば、この内壁部が内ヨークとなり、駆動用磁石からの磁束を効率良くコイルに作用させることができ、光軸方向の推力をより高めることができる。また、上板部と角部とを繋いでいる部分(繋ぎ部)の幅寸法が内壁部よりも小さく形成されているので、内壁部を設けたとしても、1枚の金属板を折り曲げてヨークを作製することができる。しかも、内壁部の幅寸法を大きくすることができるとともに、内壁部と角部との間のスペースも大きくすることができる。これらのことから、ヨークを容易に作製できて、より推力を高めることができる。
また、本発明のレンズ駆動装置は、前記ヨークを覆うようにして収容するケース部材と前記レンズ保持部材の下方側に配設され該ケース部材と一体化されるベース部材とによって構成される筐体を備えることを特徴としている。
これによれば、ヨークの切り欠かれた部分等が外部に露出することが無く、レンズ保持部材側への異物の侵入を防止することができる。更に、全体が筐体で覆われているので、レンズ駆動装置の取扱いが容易となる。
また、本発明のレンズ駆動装置は、前記検出用磁石が前記レンズ保持部材の下部に固定されているとともに、前記磁気検出部材を搭載した配線基板が前記検出用磁石の下方側に設けられていることを特徴としている。
これによれば、検出用磁石と磁気検出部材及び配線部材とをレンズ保持部材の側方に設ける場合に比べて、平面視した形状の寸法(投影面積)を小さくできる。
また、本発明のレンズ駆動装置は、前記磁気検出部材は、磁界の変化で電気抵抗が変化する磁気抵抗効果素子を有し、前記検出用磁石が前記光軸方向において異なる磁極に着磁されており、前記光軸方向から見た際に、前記検出用磁石の中心と前記磁気抵抗効果素子の中心位置とがズレていることを特徴としている。
これによれば、磁気抵抗効果素子が受ける光軸方向と直交する直交方向での磁界の変化度合いの大きな位置に、磁気抵抗効果素子が配設されることとなる。このことにより、検出用磁石の移動に伴う磁界の変化が大きくなり、検出の精度を高めることができる。
本発明のレンズ駆動装置は、駆動用磁石に一体的にヨークが設けられているので、駆動用磁石からの磁束を効率良くコイルに作用せることができ、光軸方向の推力を向上させることができる。また、検出用磁石に対応する位置におけるヨークの外周壁部が切欠かれているので、検出用磁石から発生する磁場が、ヨークから発生する磁場の影響を受け難くなっている。このため、位置検出手段(検出用磁石及び磁気検出部材)の検出精度を確保することができる。従って、レンズ保持部材の光軸方向における位置を磁気で検出する構成を備えていても、光軸方向の推力を確保できるレンズ駆動装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置を説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置を説明する図であって、図3(a)は、図2をZ1側から見た上面図であり、図3(b)は、図2をY2側から見た正面図である。 本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置を説明する図であって、図4(a)は、図2に示すケース部材を省略した斜視図であり、図4(b)は、図4(a)をY2側から見た正面図である。 本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置を説明する図であって、図5(a)は、図2をZ2側から見た底面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すベース部材を省略した底面図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置のレンズ保持部材を説明する図であって、図6(a)は、レンズ保持部材の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示すレンズ保持部材にコイルが巻回された斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置の支持部材を説明する図であって、図7(a)は、図1に示す上側板ばねをZ1側から見た上面図であり、図7(b)は、図1に示す下側板ばねをZ1側から見た上面図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置の駆動機構を説明する図であって、図8(a)は、図4(a)に示す枠状部材及び上側板ばねを省略した斜視図であり、図8(b)は、図5(b)に示す下側板ばね及びレンズ保持部材を省略した底面図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置の駆動機構を説明する図であって、図9(a)は、図1に示すヨークをZ1側から見た上面図であり、図9(b)は、図1に示すヨークをZ2側から見た下方斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置のベース部材を説明する図であって、図10(a)は、図1に示すベース部材をZ1側から見た上方斜視図であり、図10(b)は、図10(a)のベース部材に下側板ばね及び位置検出手段が組み込まれた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるレンズ駆動装置の位置検出手段を説明する図であって、図11(a)は、位置検出手段の斜視図であり、図11(b)は、図11(a)に示すZ1側から見た位置検出手段の上面図である。 従来例の電磁駆動モジュールを説明する分解斜視図である。 従来例の電磁駆動モジュールにおける一部の構成要素の上面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101を説明する斜視図である。図3(a)は、図2をZ1側から見たレンズ駆動装置101の上面図であり、図3(b)は、図2をY2側から見たレンズ駆動装置101の正面図である。図4(a)は、図2に示すレンズ駆動装置101のケース部材16を省略した斜視図であり、図4(b)は、図4(a)をY2側から見た正面図である。図5(a)は、図2をZ2側から見た底面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すベース部材36を省略した底面図である。
本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101は、図2、図3及び図5(a)に示すような直方体形状の外観を呈し、図1に示すように、レンズ体(図示していない)を保持可能な筒状のレンズ保持部材2と、レンズ保持部材2を光軸方向KDへ移動可能に支持する支持部材3と、レンズ保持部材2を光軸方向KD(図2に示すZ方向)に沿って移動させる駆動機構M5と、レンズ保持部材2及び駆動機構M5等を収容する筐体6と、レンズ保持部材2の光軸方向KDにおける位置を検出する位置検出手段K7と、を備えて構成されている。他に、本発明の第1実施形態では、レンズ駆動装置101は、レンズ保持部材2の上方(図4(a)に示すZ1方向)に配設された枠状部材44を有している。
また、本発明の第1実施形態では、支持部材3は、図4(a)に示すように、レンズ保持部材2の上部に固定される上側板ばね3Aと、図5(b)に示すように、レンズ保持部材2の下部に固定される2つの下側板ばね3C及び下側板ばね3Eと、を備えて構成され、レンズ保持部材2を支持している。
また、駆動機構M5は、図4に示すように、レンズ保持部材2の周囲に巻かれた環状のコイル35と、コイル35の外側に離間して対向配置された4つの駆動用磁石55と、4つの駆動用磁石55に一体的に設けられたヨーク75と、を有して構成され、レンズ保持部材2を光軸方向KDに沿って移動可能となっている。
また、筐体6は、図2に示すように、直方体形状に形成され、外形が箱状に形成されたケース部材16と、ケース部材16に一体化されるベース部材36と、から構成されている。
また、位置検出手段K7は、レンズ保持部材2に固定された検出用磁石57(図4(b)を参照)と、検出用磁石57が発生する磁界を検出する磁気検出部材77(図11を参照)と、磁気検出部材77が搭載された配線基板97(図11を参照)と、を備えている。
そして、レンズ駆動装置101は、図示しないレンズ体をレンズ保持部材2に保持し、撮像素子を実装した実装基板(図示していない)上に取り付けられる。そして、レンズ体に保持されたレンズを光軸方向KD(図2に示すZ方向)に駆動させて焦点距離を調整するために、レンズ駆動装置101は、電源からコイル35に電流が流されて生じる電磁力により、撮像素子に対して、レンズ保持部材2を光軸方向KDに沿って移動させるものである。
次に、各構成部品について詳細に説明する。先ず、レンズ駆動装置101のレンズ保持部材2について説明する。図6は、レンズ保持部材2を説明する図であって、図6(a)は、レンズ保持部材2の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示すレンズ保持部材2にコイル35が巻回された斜視図である。なお、図6(b)には、レンズ保持部材2に固定された位置検出手段K7の検出用磁石57も示している。
レンズ駆動装置101のレンズ保持部材2は、合成樹脂の1つである液晶ポリマー(LCP、Liquid Crystal Polymer)等を用い、図6に示すように、筒状に形成されており、円形形状の内周面を有する筒部12と、筒部12の外周面のX方向とY方向の4箇所にそれぞれ突出して設けられた突設部22と、筒部12の下端側(図6に示すZ2側)で外周面から径方向外側に突出した鍔部32と、から主に構成されている。そして、レンズ保持部材2は、図4に示すように、枠状部材44の下方(図4に示すZ2方向)でベース部材36の上方(図4に示すZ1方向)に配置されている。
レンズ保持部材2の筒部12には、図示しないレンズ体がその内周面に装着可能であり、接着剤等を用いて、レンズ体がレンズ保持部材2に保持される。また、筒部12の上端側で突設部22の近傍には、凹状に凹んだ切欠部12dが4箇所、対角線上に対向して形成されている。そして、レンズ駆動装置101が組立てられた際には、図4(a)に示すように、この4箇所の切欠部12d(レンズ保持部材2)と支持部材3の上側板ばね3A(後述する第1部分13)とが接着剤で固定される。
レンズ保持部材2の突設部22は、図6(a)に示すように、上端側(図4に示すZ1側)の外周面から径方向外側に突出した庇部22hと、庇部22hと鍔部32とに挟まれた支持部22jと、を有しており、図6(b)に示すように、この部分に支持されてコイル35が八角形状(図1を参照)に巻回されている。なお、突設部22が設けられていない部分において、筒部12の外周面とコイル35との間には、後述するヨーク75の内壁部75Cが挿入される隙間が設けられている。
レンズ保持部材2の鍔部32の下方側には、図6(a)に示すように、2方が囲まれた収容部2sを1箇所有しており、図6(b)に示すように、この収容部2sに位置検出手段K7の検出用磁石57が装着されている。そして、接着剤等を用いて、検出用磁石57がレンズ保持部材2の下部に固定される。
また、鍔部32側の底面には、図5(b)に示すように、下方(図5(b)では紙面手前で図6に示すZ2方向)に突出する円柱状の凸設部12tが6箇所(3つの凸設部12t及3つの凸設部12t)に設けられている。なお、図5(b)では、1つの凸設部12t及1つの凸設部12tは、位置検出手段K7に隠れて図示されていない。そして、レンズ駆動装置101が組立てられた際には、図5(b)に示すように、3つの凸設部12tがかしめられて下側板ばね3C(後述する第3部分33)と係合するとともに、3つの凸設部12tがかしめられて下側板ばね3E(後述する第3部分33)と係合する。
更に、レンズ保持部材2の底面には、図5(b)に示すように、下方に突出する角柱状の絡げ部12kが2箇所に設けられている。そして、コイル35のコイル端部(図示していない)のそれぞれが、この絡げ部12kに巻き付けられて、2つの下側板ばね3C及び下側板ばね3Eにそれぞれはんだ付けされている。なお、図5(b)では、2つのコイル端部と下側板ばね3C及び下側板ばね3Eとをはんだ付けした半田HDを破線で囲まれたクロスハッチングで模式的に示している。
次に、レンズ駆動装置101の支持部材3について説明する。図7は、支持部材3を説明する図であって、図7(a)は、図1に示す上側板ばね3AをZ1側から見た上面図であり、図7(b)は、図1に示す下側板ばね3C及び下側板ばね3EをZ1側から見た上面図である。
レンズ駆動装置101の支持部材3は、銅合金を主な材質とした金属板から作製されており、図4(a)に示すように、レンズ保持部材2の筒部12の内周面よりも大径な開口を有し、レンズ保持部材2と枠状部材44との間に配設される上側板ばね3Aと、レンズ保持部材2とベース部材36との間に配設される2つの下側板ばね3C及び下側板ばね3Eと、から構成されている。そして、レンズ保持部材2と支持部材3のそれぞれ(上側板ばね3A、下側板ばね3C、下側板ばね3E)が係合されて、レンズ保持部材2が光軸方向KD(図2に示すZ方向)へ移動可能になるように、レンズ保持部材2を支持している。なお、下側板ばね3C及び下側板ばね3E(2つの板ばね)は、図5(b)に示すように、半田HDによりコイル35と電気的に接続されているので、コイル35への給電部材としての機能も有している。
先ず、支持部材3の上側板ばね3Aは、図7(a)に示すように、外形形状が略矩形状をしており、レンズ保持部材2に固定される複数(本発明の第1実施形態では4箇所)の第1部分13と、第1部分13よりも外周側に位置し筐体6側(具体的には枠状部材44)に固定される4箇所の第2部分23と、第1部分13と第2部分23との間に設けられた4箇所の弾性腕部53aと、第1部分13から延設されて連結された連結部63と、4箇所の第2部分23同士を繋ぐ桟部73と、を有して構成されている。また、第1部分13と連結部63とで内側形状が円環形状を形成しているとともに、第2部分23と桟部73とで外側形状が矩形形状を形成している。
そして、上側板ばね3Aがレンズ駆動装置101に組み込まれた際には、図4(a)に示すように、第1部分13の4箇所がレンズ保持部材2の切欠部12dの4箇所にそれぞれ臨んで配設され、第1部分13と切欠部12dとを接着剤で固定することにより、上側板ばね3Aの一方側がレンズ保持部材2に固定されるようになる。
一方、第2部分23の4箇所が駆動用磁石55の上面とそれぞれ当接するように配設され、枠状部材44及びヨーク75を介して駆動用磁石55とケース部材16とにより挟持されて固定されるので、上側板ばね3Aの他方側が筐体6側に固定されるようになる。
このようにして、上側板ばね3Aは、図7(a)に示すように、ほぼ点対称の形状に構成されており、レンズ保持部材2に対して第1部分13の4箇所の均等な位置で固定されているとともに、枠状部材44、ひいては筐体6(ケース部材16)に対して、第2部分23の4箇所の均等な位置で固定されている。これにより、レンズ保持部材2をバランス良く支持することができる。
次に、支持部材3の下側板ばね3C及び下側板ばね3Eは、図7(b)に示すように、外形形状が略矩形状でそれぞれの内側形状が半円形状をしており、お互いがそれぞれほぼ点対称に形成されている。また、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eは、レンズ保持部材2と係合される6箇所の第3部分33と、ベース部材36と係合される4箇所の第4部分43と(後述する図10(b)を参照)、第3部分33と第4部分43との間に位置する4箇所の弾性腕部53c及び弾性腕部53eと、それぞれ3箇所の第3部分33を繋ぐ第1連鎖部83と、それぞれ2箇所の第4部分43を繋ぐ第2連鎖部93と、を有して構成されている。
また、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの第3部分33には、図7(b)に示すように、円形の貫通孔33kがそれぞれ形成されている。また、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの第4部分43には、円形の貫通孔43mがそれぞれ形成されているとともに、それぞれ1箇所に矩形の貫通孔43s及び貫通孔43tが形成されている。
そして、この下側板ばね3C及び下側板ばね3Eがレンズ駆動装置101に組み込まれた際には、図5(b)に示すように、レンズ保持部材2の3つの凸設部12t(12t)が、下側板ばね3Cの第3部分33の貫通孔33k(図7(b)を参照)に挿通されて嵌合されるとともに、レンズ保持部材2の3つの凸設部12t(12t)が、下側板ばね3Eの第3部分33の貫通孔33k(図7(b)を参照)に挿通されて嵌合される。これにより、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの一方側がレンズ保持部材2に位置決めされるとともに、レンズ保持部材2に固定される。なお、この際には、レンズ保持部材2の凸設部12t(12t、12t)に熱かしめを施して、より確実に下側板ばね3C及び下側板ばね3Eをレンズ保持部材2に固定している。
一方、後述するベース部材36の上面に設けられた突設部36t(図10(a)を参照)が、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの第4部分43の貫通孔43m(図7(b)を参照)に挿通されて嵌合される(後述する図10(b)を参照)。これにより、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの他方側がベース部材36に位置決めされるとともに、ベース部材36に固定される。
このようにして、下側板ばね3Cと下側板ばね3Eとは、図7(b)に示すように、ほぼ点対称の形状に構成されており、レンズ保持部材2に対して第3部分33の6箇所の均等な位置で接続されているとともに、ベース部材36に対して第4部分43の4箇所の均等な位置で接続されている。これにより、レンズ保持部材2をバランス良く支持することができる。従って、以上のように構成された支持部材3は、レンズ保持部材2を光軸方向KDへ移動可能に支持している。
次に、レンズ駆動装置101の駆動機構M5について説明する。図8は、駆動機構M5を説明する図であって、図8(a)は、図4(a)に示す枠状部材44及び上側板ばね3Aを省略した斜視図であり、図8(b)は、図5(b)に示す下側板ばね3C、下側板ばね3E及びレンズ保持部材2を省略した底面図である。なお、図8(b)には、ケース部材16、上側板ばね3A、駆動機構M5及び位置検出手段K7が図示されている。図9は、駆動機構M5を説明する図であって、図9(a)は、図1に示すヨーク75をZ1側から見た上面図であり、図9(b)は、図1に示すヨーク75をZ2側から見た下方斜視図である。
レンズ駆動装置101の駆動機構M5は、レンズ保持部材2を光軸方向KD(図1に示すZ方向)に沿って移動させる機能を有し、図8(a)に示すように、レンズ保持部材2の周囲に巻かれた環状のコイル35と、コイル35の外側に対向して配設された4つの駆動用磁石55と、4つの駆動用磁石55を覆うようにして配設されたヨーク75と、を備えて構成されている。
先ず、駆動機構M5のコイル35は、外周に絶縁被覆(コーティング)が施された金属線材からなり、図6(b)に示すように、レンズ保持部材2の外周に巻回されて、図1に示すように、略八角形の環状に形成さている。その際には、コイル35は、図6(b)に示すように、庇部22hと鍔部32との間に配設され、4箇所の支持部22j(図6(a)を参照)に内側から支持されて固定される。なお、コイル35は、金属線材が巻回されて束ねられた形状となっているが、図1、図4、図6(b)及び図8では、簡略化して、表面を平坦にして示している。
また、コイル35は、巻回された金属線材の両端部が電気的に導通可能となっており、前述したように、図5(b)に示すように、コイル端部(図示していない)のそれぞれが2つの下側板ばね3C及び下側板ばね3Eとはんだ付けされて電気的に接続されている。
次に、駆動機構M5の駆動用磁石55は、例えばサマリウムコバルト磁石を4つ用い、図8(b)に示すように、光軸を囲むようにしてケース部材16(筐体6)の四隅にそれぞれ配置されている。また、駆動用磁石55は、この四隅に効率良く配置するため、横断面形状が台形形状に作製されており、上底がヨーク75を介してケース部材16のコーナ部16C(後述する)に対向するとともに、脚がケース部材16の側壁部16A(後述する)及びヨーク75の外周壁部75A(後述する)に沿った形状となっている。
また、駆動用磁石55は、図8(b)に示すように、台形形状の下底がコイル35と対向するように配置されている。なお、駆動用磁石55は、コイル35に対向する内側(台形形状の下底側)と内側の反対側である外側(台形形状の上底側)とで異なる磁極となるように着磁されている。
次に、駆動機構M5のヨーク75は、磁性を有する金属板からなり、図9(a)に示すように、平面視して略矩形状に形成された外周壁部75Aと、外周壁部75Aの4つの角部75kと離間して対向する(図9(b)を参照)内壁部75Cと、角部75k及び内壁部75Cとを繋げている上板部75Tと、を有して構成されている。そして、ヨーク75は、1枚の金属板を折り曲げて作製されている。
ヨーク75の外周壁部75Aは、一部分を除いて連続して形成された形状である。つまり、外周壁部75Aは、一部分が切欠かれた形状、すなわち、平面視して略C字形状となっている。この切欠かれた部分には、図8(a)に示すように、位置検出手段K7の検出用磁石57が配置されている。これにより、外周壁部75Aが環状に形成されておらず、ヨーク75を作製する際に、金属板を絞って加工することなく、折り曲げて加工し、ヨーク75の形状を形成することができる。このことにより、ヨーク75の加工が容易となり、ヨーク75を安価に作製することができる。
また、外周壁部75Aは、図8(b)に示すように、コイル35及び駆動用磁石55の外側に位置しているとともに、ケース部材16(具体的には後述する側壁部16A)に沿った形状となっている。また、外周壁部75Aには、駆動用磁石55の台形形状の脚が当接して接着剤等によって固定されている。これにより、ヨーク75は、4つの駆動用磁石55と一体的になっている。このことで、ヨーク75により、駆動用磁石55からの磁束を効率良くコイル35に作用せることができ、光軸方向KDの推力を向上させることができる。なお、本発明の第1実施形態では、外周壁部75Aの角部75kは、平板状の角壁となっており、図8(b)に示すように、駆動用磁石55の台形形状の上底と略平行状態で好適に対向している。この角部75kは、必ずしも平板状でなくても良く、例えば、ケース部材16側に膨らんだ曲面形状であっても良い。
また、ヨーク75の内壁部75Cは、上板部75Tで繋がれて角部75kと対向しており、コイル35及び駆動用磁石55を挟んだ位置に設けられている。これにより、この内壁部75Cが内ヨークとなり、駆動用磁石55からの磁束を効率良くコイル35に作用させることができ、光軸方向KDの推力をより高めることができる。
また、ヨーク75は、図9(a)に示すように、上板部75Tと角部75kとを繋いでいる部分(繋ぎ部)の幅寸法が内壁部75Cの幅寸法よりも小さく形成されている。このため、内壁部75Cを設けたとしても、1枚の金属板を折り曲げてヨーク75を作製することができる。しかも、内壁部75Cの幅寸法を大きくすることができるとともに、内壁部75Cと角部75kとの間のスペースも大きくすることができる。これらのことから、ヨーク75を容易に作製できて、より推力を高めることができる。
以上のようにして、レンズ保持部材2及びコイル35と駆動用磁石55及びヨーク75が各々配設されて構成されているので、レンズ駆動装置101は、電源から下側板ばね3C及び下側板ばね3Eを介してコイル35に電流が流されて生じる電磁力により、電流が流れる方向に対応してコイル35に推力が働き、レンズ保持部材2が上下に移動するようになっている。しかも、本発明の第1実施形態では、駆動用磁石55が光軸を囲んでケース部材16の四隅に位置するコーナ部16Cにそれぞれ配置されているので、コイル35、駆動用磁石55及びヨーク75で作り出す光軸方向KDへの駆動力をレンズ保持部材2に対してバランス良く働かせることができる。
次に、レンズ駆動装置101の枠状部材44について説明する。枠状部材44は、ポリブチレンテレフタレート(PBT、polybutyleneterephtalate)等の合成樹脂を用い、図1に示すように、中央に矩形状の開口部44kを有し略矩形形状をなした枠体である。そして、枠状部材44がレンズ駆動装置101に組み込まれた際には、図4(a)に示すように、上側板ばね3Aの上方に配設されて、図示はしないが、枠状部材44の角部と駆動用磁石55とで上側板ばね3Aの第2部分23を挟持するように構成されている。これにより、上側板ばね3Aの他方側が筐体6側に固定されるようになる。
次に、レンズ駆動装置101の筐体6について説明する。図10は、筐体6のベース部材36を説明する図であって、図10(a)は、図1に示すベース部材36をZ1側から見た上方斜視図であり、図10(b)は、図10(a)のベース部材36に下側板ばね3C及び下側板ばね3Eと位置検出手段K7とが組み込まれた状態を示す斜視図である。なお、図10(a)では、説明を分かり易くするため、位置検出手段K7の磁気検出部材77を示している。また、図10(b)では、レンズ保持部材2に固定された検出用磁石57及び位置検出手段K7の配線基板97を示している。
筐体6は、図1に示すように、外形が箱状に形成されたケース部材16と、ケース部材16と一体化されるベース部材36と、によって構成されている。そして、ケース部材16がヨーク75を覆うようにして収容しているので、ヨーク75の切り欠かれた部分等が外部に露出することが無く、レンズ保持部材2側への異物の侵入を防止することができる。更に、ケース部材16とベース部材36とが一体化されているので、レンズ駆動装置101の取扱いが容易となっている。
先ず、筐体6のケース部材16について説明する。ケース部材16は、非磁性の金属材料からなる金属板を用いて切断加工、絞り加工等を行い作製されており、図1に示すような外形が箱状に形成されて、図3(a)に示すような略矩形状(平面視して)をしている。そして、ケース部材16は、平板状の側壁部16Aと、側壁部16Aの上端(図1に示すZ1側)と連続して設けられた平板状の天井部16Bと、隣り合う側壁部16A同士を繋ぐ部分に位置するコーナ部16Cと、を有して構成されており、天井部16Bに略円形状の開口部16kが形成されている。
また、ケース部材16は、レンズ保持部材2、支持部材3(上側板ばね3A、下側板ばね3C、下側板ばね3E)、枠状部材44及び駆動機構M5(コイル35、駆動用磁石55及びヨーク75)を覆うようにして、それらの部材を収容して、レンズ保持部材2の下方側(図2に示すZ2方向)に配設されたベース部材36に係合され、ベース部材36と一体化されている。なお、ケース部材16とヨーク75とは、接着剤によって一体化されている。
次に、筐体6のベース部材36について説明する。ベース部材36は、レンズ保持部材2と同じ液晶ポリマー(LCP)等の合成樹脂材を用いて射出成形して作製されており、図10(a)に示すように、外形が矩形の板状形状で構成され、その中央部分に円形状の開口部36kを有する環状形状に形成されている。
また、ベース部材36の上面には、図10(a)に示すように、上方に向けて突出する6つの突設部36t(3つの突設部36t及び3つの突設部36t)が四隅に設けられている。そして、前述したが、図10(b)に示すように、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eの貫通孔43m(図7(b)を参照)に、この突設部36tが挿通されて嵌合される。なお、この際には、ベース部材36の突設部36tに熱かしめを施して、より確実に下側板ばね3C及び下側板ばね3Eをベース部材36に固定している。
また、ベース部材36には、図10(a)に示すように、位置検出手段K7が配設される側(図10に示すY2側)に貫通穴36hが設けられている。そして、この貫通穴36hに対して、位置検出手段K7の磁気検出部材77が臨まれるように配設されている。また、この貫通穴36hに対して、位置検出手段K7の検出用磁石57も臨まれるように配設されている。つまり、貫通穴36hを介して、磁気検出部材77と検出用磁石57とが対向している。
また、ベース部材36には、図10(b)に示すように、銅や鉄若しくはそれらを主成分とした合金等の材質を用いた金属板からなる3つの端子T9(給電端子T9C、給電端子T9E、グランド端子T9G)が、インサート成形されて埋め込まれている。この電気的に絶縁された3つの端子T9のそれぞれは、図示していない撮像素子を実装した実装基板の電極ランドと電気的に接続され、この実装基板の電極ランドから電力を供給できるとともに、電極ランドに接地されるようになっている。つまり、給電端子T9C及び給電端子T9Eが電源に接続され、グランド端子T9Gがグランドに接続されている。
また、給電端子T9Cは、図10(b)に示す下側板ばね3Cの貫通孔43sの部分で、図10(a)に示す接続部T9dと電気的に接続されるとともに、給電端子T9Eは、図10(b)に示す下側板ばね3Eの貫通孔43tの部分で、図10(a)に示す接続部T9fと電気的に接続されている。これにより、この給電端子T9C及び給電端子T9Eから、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eを介して、コイル35に電流を流す(通電する)ことができる。なお、下側板ばね3C及び下側板ばね3Eと給電端子T9C及び給電端子T9Eとの接続は、図示はしていないが、はんだ付け等により容易に接続される。
また、ベース部材36には、詳細な図示はしていないが、銅や鉄若しくはそれらを主成分とした合金等の材質を用いた金属板からなる接続部材59も、3つの端子T9と同様に、インサート成形されて埋め込まれており、接続部材59の一部は、図3(a)に示すように、ケース部材16の四隅に一部を露出している。そして、ケース部材16の側壁部16Aの内壁とベース部材36の外周側面が組み合わされて位置決めされた後に、ベース部材36の接続部材59とケース部材16の四隅とのつなぎ目部分を4箇所溶接して、ケース部材16をベース部材36に固定している。
最後に、レンズ駆動装置101の位置検出手段K7について説明する。図11(a)は、位置検出手段K7の斜視図であり、図11(b)は、図11(a)に示すZ1側から見た位置検出手段K7の上面図である。なお、図11(b)には、磁気検出部材77に内蔵されている磁気抵抗効果素子REがクロスハッチで模式的に示している。また、図11においては、レンズ保持部材2に固定されている検出用磁石57も示している。
位置検出手段K7は、図11に示すように、レンズ保持部材2に固定された(図8(a)を参照)検出用磁石57と、検出用磁石57が発生する磁界を検出する磁気検出部材77と、磁気検出部材77が搭載された配線基板97と、を備えている。
先ず、位置検出手段K7の検出用磁石57は、例えばサマリウムコバルト磁石を1つ用いて略直方体形状に形成され、図6(b)に示すように、レンズ保持部材2の鍔部32の下方側に配設されて下部に固定されている。これにより、レンズ保持部材2の移動に伴って検出用磁石57が移動するようになっている。また、検出用磁石57は、光軸方向KDにおいて異なる磁極に着磁されており、一つの磁石で構成することができ、2つの磁石で構成する場合に比べて、検出用磁石57を容易に配設することができるとともに、安く作製することができる。
また、検出用磁石57は、図4に示すように、ヨーク75の外周壁部75Aが切欠かれている位置に、しかも外周壁部75Aの切欠け端部からそれぞれ均等な位置(離れた位置)(図4(b)を参照)に配設されている。これにより、検出用磁石57から発生する磁場が、ヨーク75から発生する磁場の影響を受け難くなっている。このため、位置検出手段K7(検出用磁石57及び磁気検出部材77)の検出精度を確保することができる。
次に、位置検出手段K7の磁気検出部材77は、磁界の変化で電気抵抗が変化する磁気抵抗効果素子RE(図11(b)を参照)、例えば巨大磁気抵抗効果を用いた磁気検出素子(GMR(Giant Magneto Resistive)素子という)を用いている。また、磁気検出部材77は、4つの端子部(図11(a)では、片側の2つの端子部のみを示しており、77a及び77bとして図示している)を外側に露出して、熱硬化性の合成樹脂を用いて、この磁気抵抗効果素子REを内蔵したパッケージで形成されている。
また、磁気検出部材77は、後述する配線基板97の4つの導電部材97dとはんだ付けされて、検出用磁石57と離間して対向するようにして配線基板97に固定されている。また、磁気検出部材77は、図11(a)に示すように、検出用磁石57の下方側(Z2側)に配設されている。そして、磁気検出部材77は、レンズ保持部材2に固定されている検出用磁石57が発生した磁界を検知し、光軸方向KDの移動による磁界の向きの変化を検出することができる。このため、本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101は、レンズ保持部材2の光軸方向KDにおける位置を検出することができ、レンズ保持部材2の実際の位置を補正することができる。このことにより、補正して位置が明確になっているレンズ保持部材2を例えば画像のピントが合う位置等の所定の位置まで速やかに移動させることができる。従って、レンズ保持部材2の位置が定まるまでの時間を短縮することができ、レンズ保持部材2を所定の位置まで速やかに且つ確実に移動させることができる。
また、本発明の第1実施形態では、図11(b)に示すように、光軸方向KDから見た際に、検出用磁石57の中心位置と磁気抵抗効果素子REの中心位置とが光軸を中心とした径方向RDにズレている。これにより、磁気抵抗効果素子REが受ける光軸方向KDと直交する直交方向(径方向RD)での磁界(向き)の変化度合いの大きな位置に、磁気抵抗効果素子REが配設されることとなる。このことにより、検出用磁石57の移動(レンズ保持部材2の移動)に伴う磁界の向きの変化が大きくなり、検出の精度を高めることができる。
次に、位置検出手段K7の配線基板97は、板状に形成されており、図11(a)に示すように、導電性の金属部材で形成された4つの外部端子97cと、この外部端子97cと一体に形成され導電パターンを形成する導電部材97dと、外部端子97cを露出して導電部材97dを埋設する基材部97fと、を備えて構成されている。そして、配線基板97には、磁気検出部材77が搭載されて、配線基板97の4つの外部端子97cは、磁気検出部材77の4つの端子部とそれぞれ導電部材97dを介して電気的に接続される。
また、配線基板97は、レンズ駆動装置101が組み立てられた際には、図4に示すように、検出用磁石57の下方側に配設されたものとなる。なお、ベース部材36の下面側には、配線基板97を収容するための上側に窪んだ収容部(凹部)が形成されているので、この収容部に配線基板97が配置されることによって、配線基板97は、ベース部材36の下面側でベース部材36の外形より内側に配設されることとなる。そして、配線基板97は、接着剤等を用いて、ベース部材36に固定されている。これにより、検出用磁石57と磁気検出部材77及び配線部材とをレンズ保持部材2の側方に設ける場合に比べて、平面視した形状の寸法(投影面積)を小さくできる。
また、配線基板97の外部端子97cは、上述した3つの端子T9(給電端子T9C、給電端子T9E、グランド端子T9G)と同じ方向(図4に示すZ2方向)に延設されて形成されている。そして、この4つの外部端子97cは、ベース部材36の端子T9とともに、図示していない撮像素子を実装した実装基板の電極ランドと電気的に接続される。これにより、3つの端子T9と4つの外部端子97cとが一列に並んでいるので、レンズ駆動装置101が実装される実装基板等のレイアウトが容易となる。
以上のように構成された位置検出手段K7は、レンズ保持部材2の移動に伴って検出用磁石57が移動することにより、検出用磁石57から発生する磁束が変化し、この磁束の変化を磁気検出部材77で検出している。これにより、位置検出手段K7は、磁束の変化に対応した位置、すなわちレンズ保持部材2の光軸方向KDにおける位置を検出することができる。
最後に、以上に構成されたレンズ駆動装置101の動作について簡単に説明する。
先ず、レンズ駆動装置101においては、コイル35の両端部が下側板ばね3C及び下側板ばね3Eを介して給電端子T9Cと給電端子T9Eとに電気的に接続されているため、給電端子T9C及び給電端子T9Eからコイル35に電流を流すことができる。一方、駆動用磁石55からの磁束は、駆動用磁石55を発してコイル35を通過し、ヨーク75の助けを借りて駆動用磁石55に戻るものとなっている。
この初期状態から、給電端子T9C側からコイル35に電流を流すと、コイル35にはフレミングの左手の法則に従って、光軸方向KDであるZ1方向からZ2方向へ向かう電磁力が発生する。そして、レンズ保持部材2がZ2方向に移動することとなる。一方、給電端子T9E側からコイル35に電流を流すと、光軸方向KDであるZ2方向からZ1方向へ向かう電磁力が発生し、レンズ保持部材2がZ1方向に移動することとなる。このように、コイル35に電流を流すことで、コイル35に発生する電磁力により、レンズ駆動装置101は、支持部材3に支持されながら、図示しないレンズ体をレンズ保持部材2と一体にして、光軸方向KD(図2に示すZ方向)に沿って移動させることが可能となる。
以上のように構成された本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101における、効果について、以下に纏めて説明する。
本発明の第1実施形態のレンズ駆動装置101は、駆動機構M5が複数の駆動用磁石55に一体的に設けられたヨーク75を有しているので、駆動用磁石55からの磁束を効率良くコイル35に作用せることができ、光軸方向KDの推力を向上させることができる。また、レンズ保持部材2の光軸方向KDにおける位置を検出するための検出用磁石57に対応する位置には、ヨーク75の外周壁部75Aが切り欠かれているので、検出用磁石57から発生する磁場が、ヨーク75から発生する磁場の影響を受け難くなっている。このため、位置検出手段K7(検出用磁石57及び磁気検出部材77)の検出精度を確保することができる。従って、レンズ保持部材2の光軸方向KDにおける位置を磁気で検出する構成を備えていても、光軸方向KDの推力を確保できるレンズ駆動装置101を提供することができる。
ヨーク75の外周壁部75Aが検出用磁石57に対応した部分を除いて連続して形成されているので、ヨーク75の外周壁部75Aが環状に形成されておらず、つまり、検出用磁石57に対応した部分が分離された形状(略C字状)となっている。このため、ヨーク75を作製する際に、磁性を有する金属板を絞って加工することなく、折り曲げて加工し、ヨーク75の形状を形成することができる。このことにより、ヨーク75の加工が容易となり、ヨーク75を安価に作製することができる。
また、ヨーク75には、駆動用磁石55及びコイル35を挟んで外周壁部75Aの角部75kと対向する内壁部75Cを有しているので、この内壁部75Cが内ヨークとなり、駆動用磁石55からの磁束を効率良くコイル35に作用させることができ、光軸方向KDの推力をより高めることができる。また、上板部75Tと角部75kとを繋いでいる部分(繋ぎ部)の幅寸法が内壁部75Cよりも小さく形成されているので、内壁部75Cを設けたとしても、1枚の金属板を折り曲げてヨーク75を作製することができる。しかも、内壁部75Cの幅寸法を大きくすることができるとともに、内壁部75Cと角部75kとの間のスペースも大きくすることができる。これらのことから、ヨーク75を容易に作製できて、より推力を高めることができる。
また、ヨーク75がケース部材16によって覆われるので、ヨーク75の切り欠かれた部分等が外部に露出することが無く、レンズ保持部材2側への異物の侵入を防止することができる。更に、全体が筐体6で覆われているので、レンズ駆動装置101の取扱いが容易となる。
また、検出用磁石57がレンズ保持部材2の下部に固定されているとともに、磁気検出部材77を搭載した配線基板97が検出用磁石57の下方側に設けられているので、検出用磁石57と磁気検出部材77及び配線部材とをレンズ保持部材2の側方に設ける場合に比べて、平面視した形状の寸法(投影面積)を小さくできる。
また、光軸方向KDから見た際に、検出用磁石57の中心位置と磁気抵抗効果素子REの中心位置とがズレているので、磁気抵抗効果素子REが受ける光軸方向KDと直交する直交方向(径方向RD)での磁界の変化度合いの大きな位置に、磁気抵抗効果素子REが配設されることとなる。このことにより、検出用磁石57の移動(レンズ保持部材2の移動)に伴う磁界の変化が大きくなり、検出の精度を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
上記第1実施形態では、ヨーク75が、1枚の金属板を用いて、外周壁部75A、内壁部75C及び上板部75Tを一体にして好適に形成されていたが、これに限るものではなく、別体で組み合わせて形成さていても良い。
<変形例2>
上記第1実施形態では、磁気検出部材77として、GMR素子を好適に用いたが、他に、磁界の変化で電気抵抗が変化するタイプの、MR(Magneto Resistive)素子、AMR(Anisotropic Magneto Resistive)素子、TMR(Tunnel Magneto Resistive)素子等であっても良い。また、磁界の変化で電気抵抗が変化するタイプに限らず、例えばホール素子であっても良い。
<変形例3>
上記第1実施形態では、配線基板97として、外部端子97cと一体の導電部材97dを基材部97fに埋設したものを好適に用いたが、これに限るものではなく、例えば一般に用いられているプリント配線板(PWB、printed wiring board)に外部端子97cを実装したものを用いても良い。
<変形例4>
上記第1実施形態では、配線基板97とベース部材36とが別の部材で形成されているが、両部材を一部材で構成しても良い。例えば、ベース部材に外部端子や導電部材を構成する金属部材を埋設することにより、ベース部材が配線基板の機能を備えたものとすることも可能である。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
2 レンズ保持部材
3 支持部材
M5 駆動機構
35 コイル
55 駆動用磁石
75 ヨーク
75A 外周壁部
75C 内壁部
75T 上板部
75k 角部
6 筐体
16 ケース部材
36 ベース部材
K7 位置検出手段
57 検出用磁石
77 磁気検出部材
RE 磁気抵抗効果素子
97 配線基板
KD 光軸方向
101 レンズ駆動装置

Claims (4)

  1. レンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材と、
    該レンズ保持部材を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、
    前記レンズ保持部材を前記光軸方向に沿って移動させる駆動機構と、
    前記レンズ保持部材の前記光軸方向における位置を検出する位置検出手段と、を備えたレンズ駆動装置において、
    前記位置検出手段は、前記レンズ保持部材に固定された検出用磁石と、当該検出用磁石が発生する磁界を検出する磁気検出部材と、を有して構成され、
    前記駆動機構は、前記レンズ保持部材の周囲に巻回されて設けられたコイルと、該コイルの外側に配設された複数の駆動用磁石と、該複数の駆動用磁石に一体的に設けられたヨークと、を有して構成され、
    該ヨークは、磁性を有する金属板からなり、前記コイル及び前記駆動用磁石の外側に位置する外周壁部を有
    前記外周壁部は、平面視して、4つの角部を有する略矩形状に形成されており、前記検出用磁石に対応する位置において切欠かれているとともに、記検出用磁石に対応した部分を除いて連続して形成されており、
    前記ヨークは、前記駆動用磁石及び前記コイルを挟んで前記角部と対向する内壁部と、該内壁部に繋げられるとともに前記外周壁部の前記角部と繋げられている上板部と、を備え、
    該上板部と前記角部とを繋いでいる部分の幅寸法は、前記内壁部の幅寸法よりも小さく形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ヨークを覆うようにして収容するケース部材と前記レンズ保持部材の下方側に配設され該ケース部材と一体化されるベース部材とによって構成される筐体を備えることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記検出用磁石が前記レンズ保持部材の下部に固定されているとともに、前記磁気検出部材を搭載した配線基板が前記検出用磁石の下方側に設けられていることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記磁気検出部材は、磁界の変化で電気抵抗が変化する磁気抵抗効果素子を有し、
    前記検出用磁石は、前記光軸方向において異なる磁極に着磁されており、
    前記光軸方向から見た際に、前記検出用磁石の中心と前記磁気抵抗効果素子の中心位置とがズレていることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動装置。
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