JP6677011B2 - 燃料電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

燃料電池モジュールおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6677011B2
JP6677011B2 JP2016033735A JP2016033735A JP6677011B2 JP 6677011 B2 JP6677011 B2 JP 6677011B2 JP 2016033735 A JP2016033735 A JP 2016033735A JP 2016033735 A JP2016033735 A JP 2016033735A JP 6677011 B2 JP6677011 B2 JP 6677011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reforming
catalyst
fuel cell
casing
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016033735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017152218A (ja
Inventor
山森 健太郎
健太郎 山森
遠藤 聡
聡 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2016033735A priority Critical patent/JP6677011B2/ja
Publication of JP2017152218A publication Critical patent/JP2017152218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677011B2 publication Critical patent/JP6677011B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Description

本発明は、改質器を備えた燃料電池モジュールおよびその製造方法に関する。
燃料電池モジュールとして、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図1(a)に示されているように、燃料電池モジュールには、改質触媒が充填されて改質用原料を改質ガスに改質する改質器4が設けられている。一般に、改質触媒を改質器4に充填した場合に、充填された改質触媒の上部が重力によって隙間が生じ、その隙間を改質用原料が触媒に触れることなく通過するいわゆる吹き抜け流路が生じる。特許文献1の改質器4には、特許文献1の図1(c)に示すように、改質器4には、改質用原料が流れる流路に上向きの流れを形成する3枚の上向き仕切り板413と、流路に下向きの流れを形成する2枚の下向き仕切り板414を、夫々交互に配設している。このように、下向きの流れと上向きの流れとを繰り返し形成して改質用原料が必ず改質触媒に接触するようにし、触媒により処理されていない改質用原料が燃料電池に供給される不都合を防止する。
特開2006−273635号公報
上述した特許文献1に記載されている燃料電池モジュールは、改質器のハウジングとは別体に下向き仕切り板および上向き仕切り板を設けなければならず、部品点数が増加して製造コスト引き上げてしまう。下向き仕切り板および上向き仕切り板は、改質器のハウジングとは別体であるため、仕切り板の基端部と基端部が固定された改質器のハウジングとの間で、隙間が生じる可能性がある。このような隙間が生じると、改質用原料は、その隙間を通過してしまい、触媒で処理されない改質用原料が、燃料電池に供給されるおそれがある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、部品点数を増加させることなく、改質用原料を触媒内に確実に通過させ、改質用原料を触媒により確実に処理して燃料電池に供給することができる燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に係る燃料電池モジュールは、燃料電池と、内部に触媒が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が前記触媒によって処理され、処理された処理後ガスが前記燃料電池に向けて導出される触媒ケーシングと、を備えた燃料電池モジュールである。
前記触媒ケーシングは、所定厚みの板状部材で筒状に形成された筒状部材であり、かつ、前記筒状部材の軸方向が水平方向に延在するように配置され、前記触媒ケーシングは、前記触媒ケーシングの上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部を有している。
前記凹部の内壁面の下端は、前記筒状部材の軸方向と直交する直交方向に沿って延在し、前記触媒の自重によって前記触媒ケーシングの内壁面と前記触媒の上面との間に隙間が生じた際に、前記下端は、前記隙間を通過してきた前記改質用原料を下向きの流れに変更するように前記触媒の前記上面より下方に位置するように設定されている
これによると、触媒ケーシングの上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部の内壁面の下端は、筒状部材の軸方向と直交する直交方向に沿って延在し、かつ、触媒の上面より下方に位置している。触媒の上面と触媒ケーシングの内壁面との間を通過する改質用原料の流れは、凹部の内壁面に当たることで、下方に向かう流れへと変更される。これによって、触媒ケーシングは、改質用原料を触媒内に確実に通過させ、改質用原料を接触した触媒により確実に処理して燃料電池に供給することができる。
本発明の実施形態における燃料電池システムの概要図である。 燃料電池モジュールのモジュールケーシングの一方の側面を破断して示す側面図である。 改質ケーシングの斜視図である。 一部をかくれ線で示す改質ケーシングの平面図である。 かくれ線で示す改質ケーシングの側面を示す拡大図である。 図5のVI-VI断面図である。 図5のVII-VII断面図である。 改質ケーシングの原材料である円筒部材を示す図である。 円筒部材を湾曲させる型にセットした状態を示す図である。 円筒部材を湾曲させる塑性加工工程を示す図である。 U字形に湾曲された円筒部材を示す図である。 両端より高圧水を供給するように、U字形に湾曲された円筒部材が液圧バルジ成形の型にセットされた工程を示す図である。 両端より高圧水を供給することで、U字形に湾曲された円筒部材を膨張させて筒状部材とするとともに、凹部を形成させる塑性加工工程を示す図である。 液圧バルジ成形の型から取り外したU字形の筒状部材を示す図である。 両端部を切除したU字形の筒状部材を示す図である。
以下、本発明の燃料電池モジュールを燃料電池システムに実施した実施形態について説明する。図1は、この燃料電池システム1の概要を示す概要図である。この燃料電池システム1は、発電ユニット10および貯湯槽21を備えている。
発電ユニット10は、燃料電池モジュール11、熱交換器12、インバータ装置13、水タンク14、制御装置15を備えている。
燃料電池モジュール11は、後述するように燃料電池34を少なくとも含んで構成されるものである。燃料電池モジュール11は、改質用原料、改質水およびカソードエアが供給されている。具体的には、図2に示すように、燃料電池モジュール11は、一端が供給源Gsに接続されて改質用原料が供給される改質用原料供給管11aの他端が接続されている。改質用原料供給管11aは、原料ポンプ11a1および脱硫器11a2が設けられている。さらに、燃料電池モジュール11は、一端が水タンク14に接続されて改質水が供給される水供給管11bの他端が接続されている。水供給管11bは、改質水ポンプ11b1が設けられている。さらに、燃料電池モジュール11は、燃料電池モジュール11内にカソードエアを導入する第二連通管部材56(後述)が接続されている。第二連通管部材56には、カソードエア供給管11cの一端が接続され、カソードエア供給管11cの他端は、カソードエアブロワ11c1に接続されている。
また、改質用原料供給管11aには原料ポンプ11a1より下流側に脱硫器11a2が設けられている。脱硫器11a2は、改質用原料中の硫黄分(例えば、硫黄化合物)を除去するものである。脱硫器11a2は、モジュールケーシング50に接触または近接するように配設されており、燃料電池モジュール11から熱を受けるようになっている。脱硫器11a2内には脱硫剤(例えば、脱硫触媒)が収容されており、脱硫剤は硫黄分だけでなく改質用原料を吸着する性質となっている。脱硫器11a2は、供給源Gsと燃料電池34との間に設けられ、吸着剤(本実施形態では脱硫剤)を有し吸着質を脱離可能に吸着する吸着装置である。
燃料電池モジュール11は、燃料電池モジュール11内の燃焼排ガスを排気管11dに導出する第一連通管部材55(図2参照)が設けられている。熱交換器12は、図1に示すように、燃料電池モジュール11から第一連通管部材55を介して排気される燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽21からの貯湯水が供給され、燃焼排ガスと貯湯水とが熱交換する熱交換器12である。具体的には、貯湯槽21は、貯湯水を貯湯するものであり、貯湯水が循環する(図1にて矢印の方向に循環する)貯湯水循環ライン22が接続されている。貯湯水循環ライン22上には、下端から上端に向かって順番に貯湯水循環ポンプ22aおよび熱交換器12が配設されている。熱交換器12は、燃料電池モジュール11からの排気管11dが接続(貫設)されている。熱交換器12は、水タンク14に接続されている凝縮水供給管12aが接続されている。
熱交換器12において、燃料電池モジュール11からの燃焼排ガスは、排気管11dを通って熱交換器12内に導入され、貯湯水との間で熱交換が行われ凝縮されるとともに冷却される。凝縮後の燃焼排ガスは排気管11dを通って外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水供給管12aを通って水タンク14に供給される。なお、水タンク14は、凝縮水をイオン交換樹脂によって純水化するようになっている。
インバータ装置13は、燃料電池34から出力される直流電圧を入力し所定の交流電圧に変換して、交流の系統電源16aおよび外部電力負荷16c(例えば電化製品)に接続されている電源ライン16bに出力する。また、インバータ装置13は、系統電源16aからの交流電圧を電源ライン16bを介して入力し所定の直流電圧に変換して補機(各ポンプ、ブロワなど)や制御装置15に出力する。なお、制御装置15は、補機を駆動して燃料電池システム1の運転を制御する。
燃料電池モジュール11は、固体酸化物形の燃料電池モジュールである。燃料電池モジュール11は、改質ケーシング40(触媒ケーシング)、蒸発部32、改質部33、燃料電池34、燃焼部36および断熱部材37が収容されている。
なお、本明細書においては説明の便宜上、図2における上側および下側をそれぞれ燃料電池モジュール11の上方および下方とし、同じく左側および右側をそれぞれ燃料電池モジュール11の後方および前方とし、同じく紙面手前側および紙面奥側を、それぞれ燃料電池モジュール11の左側方および右側方として説明する。
改質ケーシング40は、図3および図4に示すように、所定厚み40tの板状部材で筒状に形成された筒状部材40aである。筒状部材40aは、平面視U字形状に形成され、筒状部材40aの軸方向CLは水平方向に沿って延在するよう配置されている。改質ケーシング40は、仕切り板40sにより蒸発部32と改質部33とに区画されている。蒸発部32は、改質ケーシング40の右側の端部に区画されている。改質部33は、改質ケーシング40のうち蒸発部32を除いた残りの部分に形成されている。
仕切り板40sは、改質触媒42が改質ケーシング40に収容された後に、改質ケーシング40内に組み込まれる。続いて、蒸発部32のアルミナボール(図示せず)が改質ケーシング40の端部より収容される。これによって、仕切り板40sは、アルミナボールと改質触媒42との間に挟持された状態で実質的に固定される。
また、改質ケーシング40は、断面略方形に形成された左右の直線部40dr、40dlと断面略円形に形成された湾曲部40eとを有している。左右の直線部40dr、40dlは、改質ケーシング40の平面視U字形のうち水平方向に沿って互いに平行に延在する直線状に配された一対の部分である。湾曲部40eは、一対となった左右の直線部40dr、40dlの一方側(後側)の端部同士を連結する湾曲状の部分である。右側の直線部40drには、蒸発部32と改質部33とが形成され、湾曲部40eと左側の直線部40dlとには、改質部33が形成されている。右側方の直線部40drの上部には一箇所、左側方の直線部40dlの上部には二箇所、それぞれ溝状に凹部40b1,40b2,40b3が形成されている。凹部40b1,40b2,40b3により凹んでいる筒状部材40aの内面壁は、下方に向かって凸条状に凸設されている。凸条の下端40bd(内壁面40iの下端)は、図5、図6および図7に示すように、筒状部材40aの軸方向CLに直交する直交方向に沿って延在している。凸条の下端40bdは、図5に示すように、筒状部材40aに改質触媒42を収容した場合に改質触媒42の上面42Tとなる位置よりも下方になるよう設定されている。また、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iには、凸条の下端40bdまで、改質用原料の流れFLに沿って下向きに傾斜する下向き傾斜面40jが形成されている。
湾曲部40eの下端部は、図2に示すように、後述するエア導入部材51の上部側面に固定された保持部材57によって保持される。保持部材57は、例えば鉄製で、短冊状の薄板材により屈曲形成されている。
蒸発部32には、図1、図2および図4に示すように、改質用原料供給管11aの他端および水供給管11bの他端が接続されている。蒸発部32は、後述する燃焼ガスにより加熱されて、水供給管11bを介して供給された改質水を蒸発させて水蒸気(改質用水蒸気)を生成して導出するものである。また、蒸発部32は、改質用原料供給管11aを介して供給された改質用原料を予熱するものである。そして、蒸発部32は、改質水を蒸発させて生成された水蒸気(改質用水蒸気)と予熱された改質用原料を混合して改質部33へ導出するものである。改質用原料としては天然ガス、LPGなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。
改質部33は、図1および図4に示すように、改質用原料と水蒸気(改質用水蒸気)とから改質ガス(特許請求の範囲のアノードガスに相当;以下、アノードガスとする。)を生成するものである。具体的には、改質部33は、後述する燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部32から供給された混合ガス(改質用原料、改質用水蒸気)からアノードガスを生成して導出するものである。改質部33内には、改質触媒42(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガスが改質触媒42によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して、水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(アノードガス)は燃料電池34に導出されるようになっている。アノードガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の天然ガス(メタンガス)、改質に使用されなかった改質水(水蒸気)を含んでいる。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であり、一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。
燃料電池34は、図2に示すように、燃料極、空気極、および両極の間に介装された電解質からなる複数のセル34aが積層され、右側および左側に並んで対に構成されている(図示せず)。燃料電池34は、アノードガスとカソードガスとにより発電するものである。カソードガスは、酸化剤ガスである。酸化剤ガスは、本実施形態において、空気である。本実施形態の燃料電池は、固体酸化物形燃料電池であり、電解質として固体酸化物の一種である酸化ジルコニウムを使用している。燃料電池34の燃料極には、燃料として水素、一酸化炭素、メタンガスなどが供給される。動作温度は400〜1000℃程度である。また、燃料には、水素を直接燃料として用いることが可能である。
セル34aの燃料極側には、燃料であるアノードガスが流通する燃料流路34bが形成されている。セル34aの空気極側には、カソードガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路34cが形成されている。
燃料電池34は、マニホールド35上に設けられている。マニホールド35には、改質部33からのアノードガスが改質ガス供給管38を介して供給される。燃料流路34bは、その下端(一端)がマニホールド35の燃料導出口に接続されており、その燃料導出口から導出されるアノードガスが下端から導入され上端から導出されるようになっている。
一方、カソードエアブロワ11c1によって送出されたカソードエアは、図2に示すように、カソードエア供給管11cを介して後述するモジュールケーシング50の二重の壁内に設けられた空気流通隙間50aに供給される。空気流通隙間50aに供給されたカソードエアは、モジュールケーシング50の天井部50bより垂下するエア導入部材51(図2参照)により空気流路34cの下端から導入され、空気流路34cの上端から導出されるようになっている。エア導入部材51は、長手方向の上下端部が開口した四角板の筒状に形成され、上端の開口は、空気流通隙間50aに連通する導入口(図略)となっている。エア導入部材51の下端の開口は、導出口(図略)として空気流路34cの下端にカソードエアを導入する。エア導入部材51は、前記改質ケーシング40の二つの直線部40dr,40dlの間および左右に対となった(図示せず)燃料電池34の間に配設されている。
燃料電池34においては、燃料極に供給されたアノードガスと空気極に供給されたカソードガスによって発電が行われる。すなわち、燃料極では、下記化1及び化2に示す反応が生じ、空気極では、下記化3に示す反応が生じている。すなわち、空気極で生成した酸化物イオン(O2−)が、電解質を透過し、燃料極で水素と反応することにより電気エネルギーを発生させている。したがって、燃料流路34b及び空気流路34cからは、発電に使用されなかったアノードガス及びカソードガスが導出する。
(化1)
+O2−→HO+2e
(化2)
CO+O2−→CO+2e
(化3)
1/2O+2e→O2−
そして、図1および図2に示すように、燃料流路34b及び空気流路34cから導出した、発電に使用されなかったアノードガス(アノードオフガス)は、燃焼空間Rにて、発電に使用されなかったカソードガス(カソードオフガス)によって燃焼され、その燃焼ガスによって蒸発部32及び改質部33が加熱される。このように、燃焼空間Rが、燃料電池34からのアノードオフガスと燃料電池34からのカソードオフガスとを燃焼して改質部33を加熱する燃焼部36である。
燃焼部36(燃焼空間R)は、可燃性ガスと酸化剤ガスとを燃焼するものである。可燃性ガスは、燃えるガスであり、本実施形態では改質用燃料、アノードオフガス、一酸化炭素などである。すなわち、燃焼部36は、燃料電池34から導出されるアノードオフガスを燃焼させるものである。そして、燃焼部36は、アノードオフガスを燃焼させ、燃焼排ガスを発生する。その燃焼排ガスは外部(大気)へ排気される。
断熱部材37は、図2示すように、燃料電池34と燃料電池34の外部とを断熱するものである。断熱部材37は、例えば高い断熱性を有するセラッミクス等の断熱材料によって形成されている。断熱部材37は、右側面部材37sr、左側面部材(図略)、底部材37sb(図2参照)を有し、上方に向けて開放する断面U字形状(図略)に形成されている。
また、断熱部材37は、図2に示すように、平板状の前側面部材37fと後側面部材37rとを有している。前側面部材37fは、燃料電池34と後述する第一蓋部材50dとの間に配置されている。後側面部材37rは、燃料電池34と後述する第二蓋部材50eとの間に配置されている。断熱部材37の内部には、蒸発部32、改質部33および燃料電池34が配設されている。断熱部材37の底部材37sbの上面には、燃料電池34の底面が当接している。
モジュールケーシング50は、燃料電池34、燃焼部36、改質ケーシング40、および断熱部材37を少なくとも収納する。モジュールケーシング50は、筒状本体50c、第一蓋部材50d、第二蓋部材50e(蓋部材)、および第一連通管部材55を備え、筒状本体50c、第一蓋部材50dおよび第二蓋部材50eによって箱形状になっている。筒状本体50c、第一蓋部材50dおよび第二蓋部材50eは、金属製である。金属は、例えば炭素鋼または合金鋼である。筒状本体50c、第一蓋部材50dおよび第二蓋部材50eは、例えば、プレス加工や溶接によって形成されている。
筒状本体50cは、図2に示すように、二重の壁(内側の周側壁50c1i、外側の周側壁50c1o)により断面略方形の筒状に形成されている。筒状本体50cは、筒状に形成された周側壁50c1の両端部に形成された前側の開口端部50c2f、後側の開口端部50c2rを有している。内側の周側壁50c1iおよび外側の周側壁50c1oは、その間に空気流通隙間50aが形成されている。空気流通隙間50aは、筒状本体50cの底部、両側部および天井部の周側壁50c1に沿って連続して形成され、筒状本体50cの両端の開口端部50c2f、50c2r側は、夫々外気に対して通気不能に封止されている。
二重の壁のうち内側の周側壁50c1iの天井部50bには、内側の周側壁50c1iに貫通し、かつ、前後方向に沿って長く形成された長穴50c3が形成されている。
また、モジュールケーシング50は、エア導入部材51をさらに有している。エア導入部材51は、図2に示すように、上下に空気が流通する流通空間(図略)を備えた板状に形成されて、天井部50bに位置する内側の周側壁50c1iから垂下するように配設されている。エア導入部材51は、例えば炭素鋼または合金鋼製であり、板状本体部51a、上端部に設けられた導入口(図略)および下端部に設けられた導出口(図略)を有している。板状本体部51aの上端部が長穴50c3に気密的に接続されている。導入口は、筒状本体50cの空気流通隙間50aに連通する。また、導出口は、板状本体部51aの下端面に、燃料電池34の下方に向けて開口するように複数形成されている。
第一蓋部材50dは、筒状本体50cの一方(本実施形態では前方)の開口端部50c2fを塞ぐように形成され、筒状本体50cの一方の開口端部50c2fに気密に接合(例えば、かしめ接合)されている。第二蓋部材50eは、筒状本体50cの他方(本実施形態においては後方)の開口端部50c2rを塞ぐように形成され、筒状本体50cの他方(本実施形態では後方)の開口端部50c2rに気密に接合(例えば、かしめ接合)されている。
第一連通管部材55は、図2に示すように、管状に形成されて、筒状本体50cの内側の周側壁50c1iの内面側と排気管11dとを連通させる。なお、筒状本体50cの内側の周側壁50c1iと筒状本体50cの外側の周側壁50c1oとの間(空気流通隙間50a)は、第二連通管部材56によってカソードエア供給管11cに連通する。
次に上記のように構成された燃料電池モジュールの作用について、以下に説明する。供給源Gsより供給された改質用原料は、原料ポンプ11a1に加圧されて脱硫器11a2を経て改質ケーシング40の改質部33まで送られる。
改質ケーシング40の改質部33において、図5に示すように、多数の粒状の改質触媒42が収容されている。改質ケーシング40の内部には、改質触媒42が、充満するように封入される。しかし、改質ケーシング40の軸方向CLが水平方向に配置された場合、改質ケーシング40の内壁面40iと改質触媒42の上面42Tとの間には、改質触媒42の自重によって隙間tが生じる。
本実施形態の改質ケーシング40には、凹部40b1が改質ケーシング40の上部に形成されている。そして、凹部40b1に該当する改質ケーシング40の内壁面40iの下端40bdは、改質触媒42の上面42TよりΔtだけ下方に位置するよう設定されている。
そのため、改質ケーシング40の内壁面40iと改質触媒42の上面42Tとの間の隙間tを通過してきた改質用原料の流れFLは、内壁面40iの下端40bdにより下向きの流れに変更され、改質触媒42の中に通過するよう導入される。これによって、改質用原料が、改質処理されないで燃料電池34に供給されてしまう不具合を防止することができる。
次に、改質ケーシングの製造方法について、図8〜図15に基づいて以下に説明する。
まず、図8に示すように、作業者は、円筒部材39を用意する。この円筒部材39の径は、完成される改質ケーシング40の径(縦横の長さ)よりも小さいものである。
次に、図9に示すように、作業者は、円筒部材39の一方側を圧力金型60に把持させ、回転金型61に円筒部材39の他方側を回転金型61に把持させる。圧力金型60は、二体に分離される金型本体部60aと取付部60bとの二体で構成されている。金型本体部60aと取付部60bとは、対向する面に夫々把持溝(図略)が形成され、金型本体部60aと取付部60bとを図略のボルト等で締結することで、把持溝内に円筒部材39の一端側を把持するようになっている。回転金型61は、圧力金型60に対する支持中心cを中心に回転可能に設けられた回転部61aと回転部61aに組み付けられる組付け部61bとを有している。回転部61aと組付け部61bとは、対向する面に夫々把持溝(図略)が形成され、回転部61aと組付け部61bとを図略のボルト等で締結することで、把持溝内に円筒部材39の他端側を把持するようになっている。
作業者は、円筒部材39の一端側を圧力金型60に把持するとともに、円筒部材39の他端側を把持した回転金型61を支持中心c回りに回転させる。これによって、円筒部材39は、図10に示すように、中央部が湾曲する塑性加工によりU字形に変形する(図11)。
なお、本実施形態では、円筒部材39の一端側を圧力金型60に把持するとともに、円筒部材39の他端側を把持した回転金型61を支持中心c回りに回転させることで、平面視U字形の円筒部材39を形成したが、これに限定されない。例えば、円筒部材39を所定距離離れた一対のダイスの上に均等に載置させ、円筒部材39の中央をポンチで押圧することで、平面視U字形に形成してもよい。
次に、作業者は、U字形に成形された円筒部材39を、図12に示すように、液圧バルジ成形型62にセットする。液圧バルジ成形型62は、上下二つに分離可能な上型62uと下型62dとを備え、上型62uおよび下型62dを重ねると、各角にRが形成された断面矩形状の空間が形成される。断面矩形状の空間は、円筒部材39の径よりも大きく設定されている。上型62uの内壁面上部には、凹部40b1,40b2,40b3を形成するための凸条突起62u1が、断面矩形状の空間の長手方向に直交する方向に複数形成されている。セットされる円筒部材39の両端部39l,39rは、夫々注水管63が挿入される。円筒部材39の両端部39l,39rの内側は、弾性シール部材64によって液密的に封止され、両端部39l,39rの外側は、液圧バルジ成形型の一端部に設けられた固定穴65に固定される。
次に、図13に示すように、作業者は、注水管63より高圧の水PWを円筒部材39の中に注入させ、内圧によって円筒部材39を内側から膨張させる塑性加工(液圧バルジ成形)を行い、円筒部材39を断面略矩形状に変形させる。円筒部材39は、膨張する際に、上型62uの凸条突起62u1によって凹部40b1,40b2,40b3が形成される。これによって、円筒部材39は、図14に示すように、断面略矩形状で平面視U字形の筒状部材40aとなる。このように、凹部40b1,40b2,40b3は、筒状部材40aと一体に形成される。そのため、本実施形態に使用される改質ケーシング40は、従来のように、下向き仕切り板と、改質器のハウジング(改質ケーシング)とが、別体である場合に生じた下向き仕切り板の基端部と基端部が固定された改質器のハウジングとの間に隙間を生じさせることがない。
次に、作業者は、図15に示すように、固定穴65に固定されて膨張しなかった筒状部材40aの両端部39l,39rを切除する。
上記の記載で明らかなように、本実施形態における燃料電池モジュール11は、燃料電池34と、内部に改質触媒42が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が改質触媒42によって処理され、処理された改質処理後ガス(アノードガス)が燃料電池34に向けて導出される改質ケーシング40と、を備えた燃料電池モジュール11であって、改質ケーシング40は、所定厚み40tの板状部材で筒状に形成された筒状部材40aであり、かつ、筒状部材40aの軸方向CLが水平方向に延在するように配置され、改質ケーシング40は、改質ケーシング40の上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部40b1,40b2,40b3と、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iの下端40bdは、筒状部材40aの軸方向CLと直交する直交方向に沿って延在し、かつ、改質触媒の上面42Tより下方に位置している。
これによると、改質ケーシング40の上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iの下端40bdは、筒状部材40aの軸方向CLと直交する直交方向に沿って延在し、かつ、改質触媒42の上面42TよりΔt下方に位置している。改質触媒42の上面42Tと改質ケーシング40の内壁面40iとの隙間tを通過する改質用原料の流れFLは、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iに当たることで、下方に向かう流れへと変更される。これによって、改質ケーシング40は、改質用原料を改質触媒42内に確実に通過させるよう導入し、改質用原料を確実に改質処理することができる。これによって、改質用原料が接触した改質触媒42により処理される改質処理後ガス(アノードガス)を高効率で生成することができる。
また、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iは、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iと触媒42の上面との間の隙間tを通過した改質用原料の流れFLを下向きの流れに変える下向き傾斜面40jを備えた。
これによると、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iに形成された下向き傾斜面40jによって、円滑に改質用原料の流れFLを下向きの流れに変えることができる。
また、燃料電池モジュール11は、改質用原料を改質する改質部33を改質ケーシング40内にさらに備え、改質ケーシング40は、内部に改質触媒42が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が改質触媒42によって改質され、改質された処理後ガスであるアノードガスが燃料電池34に導出される改質ケーシング40である。
これによると、改質触媒42を改質ケーシング40に収容した際に、改質触媒42の上面42Tと改質ケーシング40の内壁面40iとの隙間tを通過する改質用原料の流れFLは、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iに当たることによって、下方に向かう流れに変更される。これによって、改質ケーシング40は、改質用原料を改質触媒42内に確実に通過させ、改質用原料を確実に改質処理することができる。これによって、改質用原料が接触した改質触媒42により処理されるアノードガスを高効率で生成することができる。
また、燃料電池34と、内部に改質触媒42が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が改質触媒42によって処理され、処理された処理後ガスが燃料電池34に向けて導出される改質ケーシング40と、を備えた燃料電池モジュール11であって、改質ケーシング40は、所定厚み40tの板状部材で筒状に形成された筒状部材40aであり、かつ、筒状部材40aの軸方向CLが水平方向に延在するように配置され、改質ケーシング40は、改質ケーシング40の上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部40b1,40b2,40b3と、凹部40b1,40b2,40b3の内壁面40iの下端40bdは、筒状部材40aの軸方向CLと直交する直交方向に沿って延在し、かつ、改質触媒42の上面42Tより下方に位置している燃料電池モジュール11の製造方法であって、凹部40b1,40b2,40b3は、筒状部材40aを変形させて加工する塑性加工により形成される。
これによると、改質ケーシング40の上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部40b1,40b2,40b3は、改質ケーシング40と一体に形成される。そのため、部品点数を増加させることがない。また、改質ケーシング40の凹部40b1,40b2,40b3の基端部と、改質ケーシング40の内壁面40iとの間に、従来のように下向きの仕切り板が改質ケーシング40と別体である場合に生じる隙間を生じることもない。これによって、改質用原料を改質触媒42内に確実に通過させ、改質触媒42により処理される改質処理後ガス(アノードガス)を高効率で生成することができる。
なお、上記実施形態においては、触媒ケーシングを、改質部33を有する改質ケーシング40としたが、これに限定されない。例えば、触媒ケーシングは、改質用原料から硫化物等を除去する脱硫器11a2を形成する脱硫ケーシングでもよい。この場合、処理後ガスは、脱硫後のガスとなる。
また、改質ケーシング40は、平面視U字形に限定されず、例えば直方体形でもよい。
また、改質ケーシング40における凹部40b1,40b2,40b3を、液圧バルジ成形の際に、円筒部材40aの膨張を部分的に抑える凸条突起62u1よって形成するものとしたが、これに限定されない。例えば、凹部をプレス加工によって形成してもよい。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はそのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得るものである。
1…燃料電池システム、11…燃料電池モジュール、15…制御装置、33…改質部、34…燃料電池、40…改質ケーシング(触媒ケーシング)、40a…筒状部材、40b1,40b2,40b3…凹部、40bd…(内壁面の)下端、40i…内壁面、40j…下向き傾斜面、42…改質触媒(触媒)、42T…改質触媒の上面(触媒の上面)、CL…軸方向。

Claims (4)

  1. 燃料電池と、
    内部に触媒が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が前記触媒によって処理され、処理された処理後ガスが前記燃料電池に向けて導出される触媒ケーシングと、
    を備えた燃料電池モジュールであって、
    前記触媒ケーシングは、所定厚みの板状部材で筒状に形成された筒状部材であり、かつ、前記筒状部材の軸方向が水平方向に延在するように配置され、
    前記触媒ケーシングは、前記触媒ケーシングの上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部を有し、
    前記凹部の内壁面の下端は、前記筒状部材の軸方向と直交する直交方向に沿って延在し、
    前記触媒の自重によって前記触媒ケーシングの内壁面と前記触媒の上面との間に隙間が生じた際に、前記下端は、前記隙間を通過してきた前記改質用原料を下向きの流れに変更するように前記触媒の前記上面より下方に位置するように設定されている燃料電池モジュール。
  2. 前記凹部の内壁面は、前記凹部の内壁面と前記触媒の上面との間の隙間を通過した前記改質用原料を下向きの流れに変える下向き傾斜面を備えた請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記燃料電池モジュールは、前記改質用原料を改質する改質部を前記触媒ケーシング内にさらに備え、
    前記触媒ケーシングは、内部に改質触媒が収容され、かつ、外部から導入された前記改質用原料が前記改質触媒によって改質され、改質された処理後ガスであるアノードガスが前記燃料電池の燃料極に導出される改質ケーシングである請求項1または2に記載の燃料電池モジュール。
  4. 燃料電池と、
    内部に触媒が収容され、かつ、外部から導入された改質用原料が前記触媒によって処理され、処理された処理後ガスが前記燃料電池に向けて導出される触媒ケーシングと、
    を備えた燃料電池モジュールであって、
    前記触媒ケーシングは、所定厚みの板状部材で筒状に形成された筒状部材であり、かつ、前記筒状部材の軸方向が水平方向に延在するように配置され、
    前記触媒ケーシングは、前記触媒ケーシングの上部に溝状に設けられ、下方に向けて凹んでいる凹部を有し、
    前記凹部の内壁面の下端は、前記筒状部材の軸方向と直交する直交方向に沿って延在し、
    前記触媒の自重によって前記触媒ケーシングの内壁面と前記触媒の上面との間に隙間が生じた際に、前記下端は、前記隙間を通過してきた前記改質用原料を下向きの流れに変更するように前記触媒の前記上面より下方に位置するように設定される燃料電池モジュールの製造方法であって、
    前記凹部は、前記筒状部材を変形させて加工する塑性加工により形成される燃料電池モジュールの製造方法。
JP2016033735A 2016-02-25 2016-02-25 燃料電池モジュールおよびその製造方法 Active JP6677011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016033735A JP6677011B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 燃料電池モジュールおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016033735A JP6677011B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 燃料電池モジュールおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017152218A JP2017152218A (ja) 2017-08-31
JP6677011B2 true JP6677011B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=59740964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016033735A Active JP6677011B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 燃料電池モジュールおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6677011B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6762112B2 (ja) * 2016-03-10 2020-09-30 京セラ株式会社 燃料電池用改質器、燃料電池モジュールおよびモジュール収容装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10049194A1 (de) * 2000-10-05 2002-04-11 Xcellsis Gmbh Raktorstruktur in Wärmeübertrager-Schichtstapelbauweise
US7517507B2 (en) * 2003-03-13 2009-04-14 T.Rad Co., Ltd. Steam reformer
JP4815140B2 (ja) * 2005-03-29 2011-11-16 出光興産株式会社 改質器及び燃料電池システム
JP5398367B2 (ja) * 2009-06-11 2014-01-29 日立エーアイシー株式会社 水素発生装置
JP2015041417A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 パナソニック株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017152218A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0384944B1 (en) Power generation system with use of fuel cell
US20070184310A1 (en) Molten Carbonate Fuel Cell Provided with Indirect Internal Steam Reformer
JP2002124289A (ja) 固体電解質型燃料電池システム
JP2006019295A (ja) 改質装置及びこれを含む燃料電池システム
JP6677011B2 (ja) 燃料電池モジュールおよびその製造方法
US20070269691A1 (en) Reformer with oxygen supplier and fuel cell system using the same
WO2012091029A1 (ja) 燃料電池システム
JP5753733B2 (ja) 燃料電池モジュール及び燃料電池システム
JP6621358B2 (ja) 燃料電池システム
JP6398201B2 (ja) 燃料電池モジュール
CN1937294A (zh) 燃料电池***
JP6106457B2 (ja) 燃料電池システム
EP1793441A3 (en) Fuel cell system including a heat exchanger for preheating fuel and/or air using off-gas of the reformer burner
KR101447334B1 (ko) 탈황 장치
JP2012182032A (ja) 燃料電池システム
JP6699226B2 (ja) 燃料電池モジュール
KR101367807B1 (ko) 연료전지의 연료처리장치
JP2006294624A (ja) 燃料電池システム用改質装置
CN100459266C (zh) 用于燃料电池***的重整器
JP2006059549A (ja) 燃料電池発電装置
JP7322720B2 (ja) 燃料電池ケース
JP7397631B2 (ja) 燃料電池モジュール
KR101269294B1 (ko) 난방용 및 냉방용 온수 생성 기능을 갖는 연료전지 시스템
JP7159659B2 (ja) 燃料電池システム
WO2015068479A1 (ja) 燃料電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6677011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151