JP6676228B1 - 気中遮断器 - Google Patents

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Abstract

気中遮断器は、固定接点(110)と、可動接点(120)と、複数の消弧板(160)と、周壁(150)と、冷却筒(170)とを備える。可動接点(120)は、固定接点(110)に対して接離可能である。複数の消弧板(160)は、固定接点(110)と可動接点(120)との間に生じたアークを消弧する。周壁(150)は、複数の消弧板(160)を囲む。冷却筒(170)は、複数の消弧板(160)に対して固定接点(110)および可動接点(120)とは反対側に位置し、周壁(150)の内側と連通するように周壁(150)に接続されている。冷却筒(170)は、周壁(150)に接続された外筒部(171)、および、外筒部(171)の内側において外筒部(171)に間隔をあけて位置する内筒部(172)を含む。

Description

本発明は、気中遮断器に関する。
気中遮断器の構成を開示した先行文献として、実公昭47−13814号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された気中遮断器は、分離自在の接点構造、発生したアークを急速に消弧して回路の遮断を行なうアークシュート構造、および、アークシュート構造の上端の近くに配置され、アークにより生じたホットガスを冷却するための冷却バフルを備えている。
実公昭47−13814号公報
ホットガス流には、温度および流速に偏りが生じ、ホットガス流の外周部より、ホットガス流の中央部の方が、温度が高く流速が大きくなる。そのため、ホットガス流の中央部を重点的に冷却することができれば、ホットガスを効果的に冷却することができる。
特許文献1に記載された気中遮断器の冷却バフルは、ホットガス流の中央部を重点的に冷却する観点から、ホットガスの冷却効率を向上できる余地がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、ホットガス流の中央部を重点的に冷却して、ホットガスを効果的に冷却することができる気中遮断器を提供することを目的とする。
本発明に基づく気中遮断器は、固定接点と、可動接点と、複数の消弧板と、周壁と、冷却筒とを備える。可動接点は、固定接点に対して接離可能である。複数の消弧板は、固定接点と可動接点との間に生じたアークを消弧する。周壁は、複数の消弧板を囲む。冷却筒は、複数の消弧板に対して固定接点および可動接点とは反対側に位置し、周壁の内側と連通するように周壁に接続されている。冷却筒は、周壁に接続された外筒部、および、外筒部の内側において外筒部に間隔をあけて位置する内筒部を含む。
本発明によれば、冷却筒の内筒部によってホットガス流の中央部を重点的に冷却して、ホットガスを効果的に冷却することができる。
本発明の実施の形態1に係る気中遮断器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る気中遮断器の構成を示す断面斜視図である。 図1の気中遮断器をIII−III線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態2に係る気中遮断器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係る気中遮断器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る気中遮断器の断面図を示す。 本発明の実施の形態4に係る気中遮断器の断面図を示す。 本発明の実施の形態5に係る気中遮断器の断面図を示す。 本発明の実施の形態6に係る気中遮断器の断面図を示す。
以下、本発明の各実施の形態に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器の構成を示す断面斜視図である。図3は、図1の気中遮断器をIII−III線矢印方向から見た断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100は、固定接点110と、可動接点120と、複数の消弧板160と、周壁150と、冷却筒170とを備える。気中遮断器100は、固定側アークランナ130および可動側アークランナ140をさらに備えている。固定接点110、可動接点120、固定側アークランナ130、可動側アークランナ140および複数の消弧板160は、周壁150の内側に配置されている。
周壁150は、筒状の形状を有して中心軸方向に延在しており、中心軸方向から見て、長手方向に延在する1対の辺および短手方向に延在する1対の辺からなる矩形状の形状を有している。なお、周壁150の形状は、上記に限られず、円筒状または楕円筒状などでもよい。周壁150は、絶縁性材料で構成されている。
固定接点110は、周壁150の中心軸方向から見て、周壁150の内側の中央に位置している。固定接点110は、周壁150の中心軸方向において、周壁150内の冷却筒170側とは反対側に位置している。固定接点110は、固定側アークランナ130の一端部と間隔をあけて面しており、固定側アークランナ130と電気的に接続される。
可動接点120は、周壁150の中心軸方向から見て、周壁150の内側の中央に位置している。可動接点120は、周壁150の中心軸方向において、周壁150内の冷却筒170側とは反対側に位置している。可動接点120は、固定接点110に対して接離可能である。図2および図3においては、可動接点120が固定接点110に対して離れている状態を示している。可動接点120は、図3の左右方向である周壁150の長手方向に移動可能に構成されている。可動接点120は、可動側アークランナ140の一端部と間隔をあけて面しており、可動側アークランナ140と電気的に接続される。
図2および図3に示すように、複数の消弧板160は、周壁150に囲まれている。複数の消弧板160は、周壁150の中心軸方向において、周壁150内の冷却筒170側に位置している。複数の消弧板160は、周壁150の長手方向に互いに間隔をあけて対向するように配置されている。複数の消弧板160は、固定側アークランナ130の他端部と可動側アークランナ140の他端部との間に位置している。複数の消弧板160の各々は、たとえば鉄などの磁性体で構成されている。後述するように、複数の消弧板160は、固定接点110と可動接点120との間に生じたアークを消弧する。
周壁150の中心軸方向から見て、固定側アークランナ130の一端部は、周壁150の内側の中央に位置しており、固定側アークランナ130の他端部は、周壁150の長手方向の一方側に位置する周壁150の内壁面に沿って位置している。
周壁150の中心軸方向から見て、可動側アークランナ140の一端部は、周壁150の内側の中央に位置しており、可動側アークランナ140の他端部は、周壁150の長手方向の他方側に位置する周壁150の内壁面に沿って位置している。
図1〜図3に示すように、冷却筒170は、複数の消弧板160に対して固定接点110および可動接点120とは反対側に位置し、周壁150の内側と連通するように周壁150に接続されている。冷却筒170は、周壁150に接続された外筒部171、および、外筒部171の内側において外筒部171に間隔をあけて位置する内筒部172を含む。
冷却筒170の外筒部171は、周壁150の中心軸方向における周壁150の端部と接続されている。外筒部171は、絶縁性材料で構成されている。
冷却筒170の内筒部172は、周壁150の中心軸方向において、複数の消弧板160と間隔をあけて配置されている。冷却筒170の内筒部172は、周壁150の中心軸方向から見て、矩形状の形状を有しており、周壁150の内側の中央部を囲むように位置している。なお、内筒部172の形状は、上記に限られず、円筒状または楕円筒状などでもよい。
周壁150の長手方向の一方側に位置する、外筒部171の内壁面と内筒部172の外壁面とが互いに間隔をあけて対向している。周壁150の長手方向の他方側に位置する、外筒部171の内壁面と内筒部172の外壁面とが互いに間隔をあけて対向している。
周壁150の短手方向の一方側に位置する、外筒部171の内壁面と内筒部172の外壁面とが互いに間隔をあけて対向している。周壁150の短手方向の他方側に位置する、外筒部171の内壁面と内筒部172の外壁面とが互いに間隔をあけて対向している。
本実施の形態においては、周壁150の中心軸方向から見て、内筒部172の内側に1つの領域が形成されているが、内筒部172の内側に複数の領域が形成されていてもよい。すなわち、内筒部172の内側を複数の筒状に分割する仕切が設けられていてもよい。
内筒部172は、アルミニウム、銅またはグラファイトなどの高い熱伝導率を有する材料で構成されていることが好ましい。なお、内筒部172は、セラミックスなどの熱伝導率が比較的高く電気絶縁性が高い材料で構成されていてもよい。または、内筒部172は、自らの融解および蒸発に伴う吸熱効果を有するナイロンなどの樹脂材料で構成されていてもよい。
本実施の形態においては、内筒部172は、4枚の板状部材を格子状に組み合わせることにより形成されているが、内筒部172は、ブロック状部材を切削加工またはプレス加工することにより形成されてもよいし、板状部材を折り曲げることにより形成されてもよい。
以下、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100の動作について説明する。
気中遮断器100においては、固定接点110と可動接点120とが互いに接している閉状態において固定接点110と可動接点120との間に電流が流れているときに、可動接点120が固定接点110から離れる方向に移動して開状態に切り替わることにより、固定接点110と可動接点120との間にアークが発生する。
アークは、アークを流れる電流と、固定接点110、可動接点120、固定側アークランナ130および可動側アークランナ140の周囲に形成される磁界との、相互作用による電磁力を受けて、複数の消弧板160に向かうように駆動される。複数の消弧板160に突入したアークが複数の消弧板160によって裁断されてアークの状態を維持できなくなることにより、電流が遮断される。
上記のように、通電状態から電流遮断に至る過程において、アークによって加熱および電離されて最大で数万ケルビンの温度を有するホットガスが周壁150内から冷却筒170に向かう、図3の点線矢印で示すホットガス流が発生する。
ホットガス流には、温度および流速に偏りが生じ、ホットガス流の外周部より、ホットガス流の中央部の方が、温度が高く流速が大きくなる。
本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100においては、外筒部171および内筒部172を含む冷却筒170が設けられており、内筒部172の外周面と外筒部171の内周面との間の空間、および、内筒部172の内側の空間の各々をホットガス流が通過する。ホットガス流の中央部が内筒部172を通過する際に、内筒部172と接触することによって内筒部172に放熱する。これにより、ホットガス流の中央部を重点的に冷却することができる。その結果、ホットガスを効果的に冷却することができる。
内筒部172がナイロンなどの樹脂材料で構成されている場合、内筒部172が融解および蒸発することによっても吸熱するため、ホットガスを効果的に冷却することができる。冷却筒170においては、損耗した内筒部172を交換可能に構成されていることが好ましい。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態2に係る気中遮断器は、内筒部の形状のみ本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図4は、本発明の実施の形態2に係る気中遮断器の構成を示す断面図である。図4においては、図3と同一の断面視にて示している。
図4に示すように、本発明の実施の形態2に係る気中遮断器200は、外筒部171および内筒部272を含む冷却筒270を備えている。内筒部272は、複数の消弧板160から離れるにしたがって広がっている。すなわち、周壁150の中心軸方向に直交する内筒部272の断面積が、周壁150の中心軸方向において複数の消弧板160から離れるにしたがって大きくなっている。
ホットガス流の中央部は内筒部272に沿って流動するため、ホットガス流の中央部の流速が亜音速である場合、内筒部272内においてホットガスを膨張させつつ、内筒部272の出口におけるホットガス流の中央部の流速を減少させることができる。
上記のように、ホットガス流の中央部の流路面積をホットガス流の流動方向において変化させることにより、ホットガスを膨張させて冷却できるとともに、ホットガス流を減速して内筒部272とホットガスとの接触時間を長くして、ホットガスから内筒部272への放熱量を増やせるため、ホットガスを効果的に冷却することができる。
ここで、本発明の実施の形態2の変形例に係る気中遮断器について説明する。図5は、本発明の実施の形態2の変形例に係る気中遮断器の構成を示す断面図である。図5においては、図4と同一の断面視にて示している。
図5に示すように、本発明の実施の形態2の変形例に係る気中遮断器200aは、外筒部171および内筒部272aを含む冷却筒270aを備えている。内筒部272aは、複数の消弧板160から離れるにしたがって窄まっている。すなわち、周壁150の中心軸方向に直交する内筒部272aの断面積が、周壁150の中心軸方向において複数の消弧板160から離れるにしたがって小さくなっている。
ホットガス流の中央部は内筒部272aに沿って流動するため、ホットガス流の中央部の流速が超音速である場合、内筒部272aの出口においてホットガス流の中央部の流速を減少させることができる。
上記のように、ホットガス流の中央部の流路面積をホットガス流の流動方向において変化させることにより、ホットガス流を減速して内筒部272aとホットガスとの接触時間を長くして、ホットガスから内筒部272aへの放熱量を増やせるため、ホットガスを効果的に冷却することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態3に係る気中遮断器は、内筒部に開口が設けられている点のみ本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施の形態3に係る気中遮断器の断面図を示す。図6においては、図3と同一の断面視にて示している。
図6に示すように、本発明の実施の形態3に係る気中遮断器300は、外筒部171および内筒部372を含む冷却筒370を備えている。内筒部372には、内筒部372の内側と外側とを連通させる開口373が設けられている。本実施の形態においては、複数の開口373が、内筒部372の全周にマトリクス状に設けられている。開口373は、切削加工またはプレス加工などにより形成することができる。
ホットガス流の中央部の方がホットガス流の外周部より圧力が高いため、内筒部372の内側の比較的高温高圧のホットガスの一部が、開口373を通過して、内筒部372の外側の比較的低温低圧のホットガスと混合される。これにより、ホットガスの冷却を促進することができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態4に係る気中遮断器は、内筒部の外周面および内周面の少なくとも一方、並びに、外筒部の内周面に、突起が設けられている点のみ本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図7は、本発明の実施の形態4に係る気中遮断器の断面図を示す。図7においては、図3と同一の断面視にて示している。
図7に示すように、本発明の実施の形態4に係る気中遮断器400は、外筒部471および内筒部472を含む冷却筒470を備えている。
本実施の形態においては、内筒部472の外周面および内周面の両方に突起が設けられている。なお、内筒部472の外周面および内周面の少なくとも一方に突起が設けられていればよい。具体的には、複数の半球状の突起474が、内筒部472の内周面の全周にマトリクス状に設けられている。複数の半球状の突起475が、内筒部472の外周面の全周にマトリクス状に設けられている。本実施の形態においては、突起474と突起475とが、内筒部472の同一位置において互いに反対側に形成されている。
外筒部471の内周面に突起476が設けられている。具体的には、複数の半球状の突起476が、外筒部471の内周面の全周にマトリクス状に設けられている。
突起474および突起475の少なくとも一方が設けられていることにより、内筒部472とホットガスとの接触面積を大きくすることができるため、ホットガスから内筒部472への放熱量を増やして、ホットガスを効果的に冷却することができる。
また、突起474が設けられていることにより、内筒部472の内側を流動するホットガス流を乱流にして、内筒部472の内側を流動するホットガスをより多く内筒部472に接触させることができる。これにより、ホットガスから内筒部472への放熱量を増やせるため、ホットガスを効果的に冷却することができる。
さらに、突起475および突起476の少なくとも一方が設けられていることにより、外筒部471と内筒部472との間を流動するホットガス流を乱流にして、比較的高温のホットガスと比較的低温のホットガスとを混合することができる。これにより、ホットガスの冷却を促進することができる。
実施の形態5.
以下、本発明の実施の形態5に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態5に係る気中遮断器は、内筒部の内周面において開口に対してホットガス流の下流側の位置に突起が設けられている点のみ本発明の実施の形態3に係る気中遮断器300と異なるため、本発明の実施の形態3に係る気中遮断器300と同様である構成については説明を繰り返さない。
図8は、本発明の実施の形態5に係る気中遮断器の断面図を示す。図8においては、図6と同一の断面視にて示している。
図8に示すように、本発明の実施の形態5に係る気中遮断器500は、外筒部171および内筒部572を含む冷却筒570を備えている。内筒部572には、内筒部572の内側と外側とを連通させる開口373が設けられている。内筒部572の内周面において開口373に対してホットガス流の下流側の位置に突起574が設けられている。
本実施の形態においては、複数の開口373および複数の突起574が、内筒部572の全周にマトリクス状に設けられている。複数の突起574の各々は、内筒部572の内周面から離れるにしたがって、ホットガス流の下流側に位置するように傾斜している。内筒部572の外周面側から内周面側にプレス加工することにより、開口373および突起574を同時に形成することができる。
ホットガス流の中央部は内筒部572に沿って流動するため、突起574によって開口373を通過するように案内されたホットガスの一部が、開口373を通過して、内筒部372の外側のホットガスと混合される。これにより、ホットガスの冷却を効果的に促進することができる。
実施の形態6.
以下、本発明の実施の形態6に係る気中遮断器について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態6に係る気中遮断器は、固定側アークランナおよび可動側アークランナが設けられていない点が主に、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る気中遮断器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図9は、本発明の実施の形態6に係る気中遮断器の断面図を示す。図9においては、図3と同一の断面視にて示している。
図9に示すように、本発明の実施の形態6に係る気中遮断器600は、固定接点110と、可動接点120と、複数の消弧板160と、周壁650と、冷却筒670とを備える。気中遮断器600は、可動接点120と電気的に接続された可動接触子620をさらに備えている。
可動接触子620は、可動接点120と固定接点110とが接離するように、回動可能に設けられている。複数の消弧板160は、可動接触子620の回動方向に沿って互いに間隔をあけて対向するように配置されている。固定接点110、可動接点120、可動接触子620および複数の消弧板160は、周壁650の内側に配置されている。
冷却筒670は、複数の消弧板160に対して固定接点110および可動接点120とは反対側に位置し、周壁650の内側と連通するように周壁650に接続されている。冷却筒670は、周壁650に接続された外筒部671、および、外筒部671の内側において外筒部671に間隔をあけて位置する内筒部672を含む。
冷却筒670の外筒部671は、周壁650の中心軸方向における周壁650の端部と接続されている。冷却筒670の内筒部672は、周壁650の中心軸方向において、複数の消弧板160と間隔をあけて配置されている。冷却筒670の内筒部672は、周壁650の中心軸方向から見て、矩形状の形状を有しており、周壁650の内側の中央部を囲むように位置している。
本発明の実施の形態6に係る気中遮断器600においては、外筒部671および内筒部672を含む冷却筒670が設けられており、内筒部672の外周面と外筒部671の内周面との間の空間、および、内筒部672の内側の空間の各々をホットガス流が通過する。ホットガス流の中央部が内筒部672を通過する際に、内筒部672と接触することによって内筒部672に放熱する。これにより、ホットガス流の中央部を重点的に冷却することができる。その結果、ホットガスを効果的に冷却することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではない。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100,200,200a,300,400,500,600 気中遮断器、110 固定接点、120 可動接点、130 固定側アークランナ、140 可動側アークランナ、150,650 周壁、160 消弧板、170,270,270a,370,470,570,670 冷却筒、171,471,671 外筒部、172,272,272a,372,472,572,672 内筒部、373 開口、474,475,476,574 突起、620 可動接触子。

Claims (4)

  1. 固定接点と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点と、
    前記固定接点と前記可動接点との間に生じたアークを消弧する複数の消弧板と、
    前記複数の消弧板を囲む周壁と、
    前記複数の消弧板に対して前記固定接点および前記可動接点とは反対側に位置し、前記周壁の内側と連通するように前記周壁に接続された冷却筒とを備え、
    前記冷却筒は、前記周壁に接続された外筒部、および、前記外筒部の内側において前記外筒部に間隔をあけて位置する内筒部を含み、
    前記内筒部は、前記複数の消弧板から離れるにしたがって広がっている、または、前記複数の消弧板から離れるにしたがって窄まっている、気中遮断器。
  2. 前記内筒部には、前記内筒部の内側と外側とを連通させる開口が設けられている、請求項1に記載の気中遮断器。
  3. 前記内筒部の外周面および内周面の少なくとも一方に突起が設けられている、請求項1または請求項2に記載の気中遮断器。
  4. 前記外筒部の内周面に突起が設けられている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の気中遮断器。
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