JP6676171B2 - フィルタおよびワイヤレスネットワークデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術の領域に関し、特に、フィルタおよびワイヤレスネットワークデバイスに関する。
増大するワイヤレス通信技術の発展に伴い、ワイヤレス通信システムは、基地局の性能に対して、より高い要求を課している。フィルタは基地局の性能において重要な役割を果たしており、異なる通信システム間での相互干渉を低減するために、基地局における空洞フィルタには、通常、比較的高い帯域外抑制要求が必要となる。フィルタにより比較的強力な抑制を実現するため、従来の方法では、非隣接共振空洞(非隣接共振空洞とは、トポロジー関係において互いに隣接していない共振空洞である)の間にクロス結合を追加し、有限伝送零点を生成していた。
クロス結合は、非隣接共振空洞の間での結合であり、非隣接共振空洞の間に物理的は距離が短いことが要求され、フィルタの空洞のレイアウトに比較的高い要求が、課されていた。しかしながら、現状では、基地局システム(特にTDD(time division duplex)モードにおいて)におけるフィルタのチャネルの量が多くなりつつあり、フィルタの体積と集積度に対して、より高い要求が課されている。結果的に、フィルタのレイアウトは非常に制限され、クロス結合を用いて抑制度を改善することは困難である。
先行技術において、一つの方法として、直接的にまたは間接的に追加共振空洞を、有限伝送零点を形成するように、セラミック誘電性の空洞フィルタの入力または出力ポートに結合する方法がある。例えば、1つの追加共振空洞が、有限伝送零点を形成するように直接的に入力ポートに結合され、伝送零点の周波数は、共振空洞の共振周波数に等しくなる。更に、1つの追加共振空洞は、直接的に出力ポートに結合され、1つの追加共振空洞は、金属板を用いて間接的に出力ポートに結合され、2つの有限伝送零点を形成し、2つの有限伝送零点の周波数は、それぞれ2つの共振空洞の共振周波数となる。零点の位置は、異なる抑制要求を満たすため、追加共振空洞の周波数を調整することにより調整されてもよい。しかしながら、上述の解決方法において、複数の有限伝送零点を形成するためには、2つの追加共振空洞の両方がポートに結合される必要があり、言い換えれば、3つの共振空洞がポートに結合されることになる。結果的に、構造は複雑であり、信頼性が乏しく、フィルタサイズが比較的小さいときにはそのような間接的な結合を実現することは難しい。更に、そのような間接的な結合は構造および実装の両方において比較的複雑な部品を必要とするため、結果として、部品の結合一貫性が比較的乏しくなり、信頼性のリスクがあるため、大量生産が容易でなくなる。
本発明は、フィルタの結合効果を改善するための、フィルタおよび基地局を提供する。
第1の態様によれば、フィルタが提供される。フィルタは、フィルタ本体と、前記フィルタ本体に配置される複数の共振空洞と、を備え、前記共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置される、フィルタであって、前記フィルタ本体に配置される入力ポートおよび出力ポートを、更に備え、前記入力ポートは、前記共振空洞の1つに誘導結合され、前記出力ポートは、前記共振空洞の他の1つに誘導結合され、隣接する前記共振空洞は誘導結合されており、前記入力ポートまたは前記出力ポートのうちの少なくとも一方は追加共振空洞の組に接続され、前記追加共振空洞の各組は、前記入力ポートまたは前記出力ポートに信号結合している第1の追加共振空洞と、前記第1の追加共振空洞と信号結合している第2の追加共振空洞と、を備える。
第1の態様に関連し、第1の可能な実現形式において、前記入力ポートに接続された前記共振空洞および前記入力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されており、および/または、前記出力ポートに接続された他の前記共振空洞および前記出力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されている。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実現形式に関連し、第2の可能な実現形式において、前記フィルタ本体に配置される前記共振空洞は、直線上に配される共振空洞を備える。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実現形式、または第1の態様の第2の可能な実現形式に関連し、第3の可能な実現形式において、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に、誘導結合している、または、容量結合している。
第1の態様、第1の態様の第1から第3の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第4の可能な実現形式において、前記フィルタ本体は、溝体と、前記溝体を覆い、前記溝体に固定されたカバーと、を備え、複数の前記共振空洞、前記第1の追加共振空洞、および前記第2の追加共振空洞は、前記溝体に配置されており、隣接する共振空洞は空洞壁によって隔離されている。
第1の態様の第4の可能な実現形式に関連し、第5の可能な実現形式において、前記共振空洞の間の前記空洞壁に、第1結合窓が設けられており、前記隣接する共振空洞は、前記第1結合窓を用いて誘導結合されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第五の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第6の可能な実現形式において、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に誘導結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の空洞壁には、第2結合窓が設けられており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2結合窓を用いて前記第2の追加共振空洞に誘導結合されている。
第1の態様の第6の可能な実現形式に関連し、第7の可能な実現形式において、第1結合窓の各々および前記第2結合窓の各々に対応する結合ボルトを、更に備え、前記結合ボルトは、カバーにねじ式に接続されており、かつ、前記結合ボルトに対応する前記結合窓に挿入されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第五の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第8の可能な実現形式において、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に容量結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の空洞壁には誘電性ホルダが設けられており、ダンベル形状の金属ポールが前記誘電性ホルダにクランプされており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に前記金属ポールを用いて容量結合されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第8の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第9の可能な実現形式において、前記第1の追加共振空洞と隣接する共振空洞との間の空洞壁にはノッチが設けられており、結合接続構造が前記ノッチに配置されており、前記入力ポートおよび/または前記出力ポートは、前記第1の追加共振空洞および前記第1の追加共振空洞に隣接する前記共振空洞に、前記結合接続構造を用いて信号結合している。
第1の態様の第9の可能な実現形式に関連し、第10の可能な実現形式において、前記入力ポートは、同軸コネクタであり、前記結合接続構造は、前記ノッチに配置される金属シリンダと、前記金属シリンダに固定的に接続される2つのステップ構造と、を備え、前記同軸コネクタの内側コアは前記金属シリンダに信号結合しており、前記ステップ構造の一方は前記第1の追加共振空洞に位置している共振器に接続され、前記ステップ構造の他方は、前記第1の追加共振空洞に隣接する前記共振空洞に位置している共振器に接続されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第10の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第11の可能な実現形式において、前記入力ポートは、前記カバーに配置されており、前記出力ポートは、前記溝体の側壁に配置されている、または、前記入力ポートおよび前記出力ポートの両方が前記溝体の前記側壁に配置されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第11の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第12の可能な実現形式において、前記第1の追加共振空洞、前記第2の追加共振空洞、および複数の前記共振空洞は、直線上に配されている。
第1の態様、第1の態様の第1から第12の可能な実現形式のいずれか1つに関連し、第13の可能な実現形式において、前記フィルタは、金属の同軸空洞フィルタである。
第2の態様によれば、ワイヤレスネットワークデバイスが提供される。
ワイヤレスネットワークデバイスは、上述の実現形式のいずれかによるフィルタを含む。
例えば、ワイヤレスネットワークデバイスは、基地局であってもよく、端末であってもよく、マイクロ波システムのデバイスであってもよい。
第1の態様により提供されるフィルタ、および、第2の態様において提供されるワイヤレスネットワークデバイスによれば、フィルタの空洞の柔軟なレイアウトが実現されうる。加えて、2つの追加共振空洞はフィルタの入力ポートおよび/または出力ポートに直列に接続され、第1の追加共振空洞は、入力ポートまたは出力ポートに接続され、第2の追加共振空洞は第1の追加共振空洞に、誘導結合され、または、容量的に結合され、そのため、結合構造がシンプルであり、低コストであり、信頼性は良好であり、そして、量産における一貫性も良好である。
本発明の1つの実施形態によるフィルタの分解概略図である。 本発明の1つの実施形態によるフィルタのトポロジー概略図である。 本発明の1つの実施形態によるフィルタの周波数領域応答の概略図である。 本発明の1つの実施形態によるフィルタの入力ポートの概略設定図である。 本発明の1つの実施形態によるフィルタの第1の追加共振空洞および第2の追加共振空洞の結合概略図である。 本発明の1つの実施形態による基地局の構造概略図である。
以下では、添付図面を参照しつつ本発明の特定の実施形態について詳細に説明する。
本発明の1つの実施形態は、フィルタを提供する。フィルタは、フィルタ本体と、フィルタ本体に配置される共振空洞と、を備え、共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置され、フィルタ本体に配置される入力ポートおよび出力ポートを更に備える。
入力ポートおよび出力ポートは、2つの端に位置している共振空洞にそれぞれ誘導結合しており、隣接する共振空洞は誘導結合している。
入力ポートまたは出力ポートのうちの少なくとも一方は追加共振空洞の組に接続され、追加共振空洞の各組は、入力ポートまたは出力ポートに信号結合している第1の追加共振空洞と、第1の追加共振空洞と信号結合している第2の追加共振空洞と、を含む。
上述の実施形態において、提供されるフィルタのトポロジー構造は、フィルタの空洞の柔軟なレイアウトが行えるように直線の形状である。加えて、2つの追加共振空洞はフィルタの入力ポートおよび/または出力ポートに直列に接続され、第1の追加共振空洞は、入力ポートまたは出力ポートに接続され、第2の追加共振空洞は第1の追加共振空洞に、誘導結合され、または、容量的に結合され、そのため、結合構造がシンプルであり、低コストであり、信頼性は良好であり、そして、量産における一貫性も良好である。
本発明の本実施形態において提供されるフィルタの構造の理解を助けるため、特定の添付図面を参照しつつ、フィルタの構造の詳細を以下に説明する。
本実施形態において、追加共振空洞と他の通常の共振空洞との間には、構造における本質的な違いはない。トポロジー構造の点から、通常の共振空洞は、2つのポート(入力ポートおよび出力ポート)の間に位置しており、追加共振空洞は、1つのポートの外側に位置している共振空洞である。追加共振空洞は、以下の異なる組合せ方法を用いることにより配置されてもよい。すなわち、入力ポートが追加共振空洞の組に直列に接続される方法、出力ポートが、追加共振空洞の組に直列に接続される方法、または、入力ポートおよび出力ポートの各々が追加共振空洞の組に直列に接続される方法。説明を容易にするため、入力ポートが追加共振空洞の組に直列に接続されている例を用いて説明を行う。
追加共振空洞が具体的に配置されるときには、追加共振空洞の2つの共振空洞の配置位置は、要望に応じて設定されてもよい。2つの追加共振空洞、および、2つの追加共振空洞に接続されている入力ポート(または出力ポート)に接続されている他の共振空洞は、直線上に配されてもよく、他の共振空洞の特定の配置方法は制限されない。以下は、2つの追加共振空洞および他の共振空洞が直線上に配されている例を用いた説明である。
図1に示すように、本実施形態において提供されるフィルタは、マルチ零点フィルタである。マルチ零点フィルタのトポロジー構造においては、入力ポートに接続されている他の共振空洞および入力ポートに接続されている追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配され、および/または、出力ポートに接続されている他の共振空洞および出力ポートに接続されている追加共振空洞の組はトポロジー的に直線上に配されている。説明を容易にするため、本実施形態は金属の同軸の空洞フィルタを例として用いて説明する。金属の同軸の空洞フィルタのフィルタ本体に設けられる共振空洞は、直線上に配された共振空洞を含む。複数のフィルタの共振空洞があってもよい。説明を容易にするため、本実施形態は6つの共振空洞を例として用いて説明し、共振器は、各共振空洞に設けられている。
具体的には、フィルタのフィルタ本体は、溝体1および、溝体1に固定されて溝体1を覆うカバー2を含む。直線上に配されている6つの共振空洞10から15は、溝体1の内部に設けられており、共振空洞の各々に共振器が1つずつ設けられている。フィルタの複数の共振空洞10から15は、複数の縦の空洞壁を溝体1の内部に設け、溝体1の空洞を複数のサブエリアに分割することにより形成され、1つの空洞壁が2つの隣接する共振器(隣接する共振器とは、トポロジー関係において互いに隣接している共振空洞における共振器である)の間に存在し、言い換えれば、隣接空洞は、空洞壁により隔離されている。端部に位置している共振空洞14は、第1の追加共振空洞であり、共振空洞15は、第2の追加共振空洞である。同軸空洞フィルタにおける同軸のという用語は、以下を意味する:第1の追加共振空洞、第2の追加共振空洞、および、4つの共振空洞の軸が同じ軸である。言い換えれば、第1の追加共振空洞、第2の追加共振空洞、および、複数の共振空洞は直線上に配されている。
入力ポート3および出力ポート4は、異なる位置に配置されてもよい。例えば、入力ポート3はカバーに配置され、出力ポート4は、溝体1の側壁に配置される、或いは、入力ポート3および出力ポート4の両方が溝体1の側壁に配置される、或いは、入力ポート3は溝体1の底面に配置され、出力ポート4は、溝体1の側壁に配置される。入力ポート3は、入力のために外部と接続するために使用され、出力ポート4は出力のために外部と接続するために使用される。入力ポート3および出力ポート4の接続方法は、フィルタ先行技術のフィルタにおける接続方法と同じであるため、ここで詳細の説明は行わない。
上述の実施形態において、共振器は各共振空洞に配置される。言い換えれば、共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置されるとともに、共振器が第1の追加共振空洞および第2の追加共振空洞の各々に配置される。これら共振器は、異なる共振器であってもよく、共振器は溝体1の底部に縦に起立する共振支柱20から25、および、共振支柱の上に配置される回転ねじ40から45を含んでもよい。共振支柱20から25は、溝体1と一体に製造されてもよく、または、独立して製造された後溝体1にねじを用いて固定されてもよい。回転ねじ40から45は、カバー2に接続されている。具体的には、カバー2には、回転ねじ40から45に合わせたねじ切りされた穴が設けられており、回転ねじ40から45は、カバー2にねじ式に接続されている。加えて、本実施形態において提供される共振器は、代替的に別の構造を用いてもよい。具体的には、共振器10から15には、共振支柱20から25が設けられなくてもよい。この場合、共振空洞10から15は、純粋な空気空洞である。
本実施形態において、共振空洞10から15は、互いに誘導結合されている。具体的には、共振空洞10から13の間の空洞壁には、第1結合窓31から33が設けられており、隣接する共振空洞10から13は、第1結合窓31から33を用いて誘導結合されている。一部の空洞壁が取り去られ、そして、2つの隣接する共振空洞の間で空洞壁に関連付けられた第1結合窓が形成されており、これにより、信号接続を実現する。第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間の信号接続方法としては、様々な方法を使用することができる。誘導結合と容量結合のいずれもが使用されうる。同じ結合強度においては、2つの結合方法の間では電気的性能の差は存在しない。誘導結合は、窓を用いて物理的に実現され、容量結合は、金属ポールと誘電性ホルダを用いて物理的に実現される。誘導結合は、より容易に実現される。
図1および図4を参照すると、第1追加共振空洞が第2追加共振空洞に誘導結合される場合、第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間の空洞壁には、第2結合窓34が設けられ、第1の追加共振空洞は、第2の追加共振空洞に、第2結合窓34を用いて誘導結合される。特定の配置方法においては、第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間の一部の空洞壁が取り去られ、そして、第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間で空洞壁に関連付けられた結合窓が形成されており、これにより第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間での信号伝送を実現している。
複数の共振空洞が誘導結合される場合、共振空洞の間の結合共振空洞は、例えば、結合窓のサイズを調整するなど、様々な方法で調整されてもよい。結合窓は、第1結合窓31から33と、第2結合窓34とを含む。代替的には、結合ボルト50から53は、各第1結合窓および各第2結合窓に対応するように配置され、結合ボルトは、カバー2にねじ式に接続され、結合ボルトに対応する結合窓に挿入されている。具体的には、対応する結合ボルト50から53は、結合窓(第1結合窓31から33および第2結合窓34)の中心の上に配置されており、信号の結合強度は、結合ボルトが空洞内に延在する深さを調節することにより調節されてもよい。結合ボルト50から53をロックするためのねじ切りされた穴は、カバー2の対応する位置に配置されている。結合ボルト50から53は、カバー2のねじ切りされた穴にねじ式にロックされ、結合ボルト50から53をカバー2に固定し、結合ボルト50から53を、対応する共振支柱および結合窓の上にぶら下げている。加えて、結合ボルトの頂部は、カバー2の外面から延出しており、ボルトを外部からボルトを回転させることにより、結合を調節できるようになっている。
図1および図5を参照すると、第1追加共振空洞が容量的に第2追加共振空洞に結合される場合、第1の追加共振空洞と第2の追加共振空洞との間の空洞壁には、誘電性ホルダ340が設けられており、ダンベル形状の金属ポール330が誘電性ホルダ340にクランプされている。そして、第1の追加共振空洞は第2の追加共振空洞に、金属ポール330を用いて容量的に結合される。ある特定の実装形態が、図5に示されている。溝体300の一端に、第1の追加共振空洞310および第2の追加共振空洞321が設けられている。第1の共振器320は、第1の追加共振空洞310に配置されており、第2の共振器321は、第2の追加共振空洞311に配置されている。第1の追加共振空洞310と第2の追加共振空洞311との間には、空洞壁が配置されており、空洞壁には窓350が設けられている。特定の実装の仕方においては、ダンベル形状の金属ポール330が誘電性ホルダ340にクランプされ、そして、金属ポール330および誘電性ホルダ340が一体として空洞壁の窓350に実装される。金属ポール330は、溝体300には直接接触しない。加えて、特定の配置の仕方においては、金属ポール330と第1の共振器320との間の距離が短いほど、第2の共振器321はより強力な容量結合を示す。そのため、第1の追加共振空洞310と第2の追加共振空洞311との結合強度は、金属ポール330と共振空洞との距離を用いて調整することができる。
出力ポートが追加共振空洞の組に接続される場合、接続方法は、入力ポートおよび追加共振空洞の接続方法と同じであると理解されるべきである。本実施形態では、入力ポートが追加共振空洞の組に接続されている場合を例に説明が行われた。
本実施形態で設けられている入力ポートは、異なる位置に配置されてもよく、言い換えれば、カバーに配置されてもよく、また溝体に配置されてもよい。図1に示すように、入力ポート3がカバー2に配置される場合には、第1の追加共振空洞と隣接する共振空洞との間の空洞壁にはノッチ30が設けられ、結合接続構造がノッチ30に配置されており、入力ポート3は、第1の追加共振空洞および第1の追加共振空洞に隣接する共振空洞に結合接続構造を用いて信号結合している。具体的には、入力ポート3は同軸コネクタであってもよく、結合接続構造は、ノッチ30に配置される金属シリンダ5および金属シリンダ5に固定されるように接続されている2つのステップ構造6および7を含む。同軸コネクタの内側コアは、金属シリンダ5と信号接続しており、一方のステップ構造は、第1の追加共振空洞に位置している共振器に接続されており、そして、他方のステップ構造は、第1の追加共振空洞に隣接する共振空洞に位置している共振器に接続されている。つまり、入力ポート3は、入力ポート3の内側コアおよびキャビティの結合構造(金属シリンダ5、ならびに金属シリンダ5に接続されているステップ6およびステップ7)を用いて、共振器40および共振器44に別々に信号結合しており、特定の製造の仕方においては、金属シリンダ5、ステップ6および7、ならびに溝体1は一体に製造されてもよい。
図4に示すように、入力ポート310が溝体200の側面に配置される場合、入力ポート310と第1の追加共振空洞220との間の結合は、銀メッキされたワイヤまたは金属板240と同軸コネクタ内側コア211を接続することにより行われてもよい。具体的には、銀メッキされたワイヤまたは金属板240は、同軸のコネクタ内側コア211と、第1の追加共振空洞220に位置している共振器230と、第1の共振空洞260に位置している共振器250と、にそれぞれ別々に接続されている。
上述の説明より、入力ポートと共振空洞との間の結合は、異なる構造を用いて実現することができると言える。
本実施形態において設けられているフィルタの使用の間は、図2に示すように、Sは入力ポートを示し、Lは出力ポートを示し、10、11、12および13は、共振空洞を示し、14および15は追加共振空洞を示し、K1415、K14S、KS10、K1011、K1112、K1213およびK13Lは、結合関係を示す。本実施形態のフィルタにおいて、無線周波数信号は、入力ポート3から入る。一方では、無線周波数信号は、共振空洞10、11、12および13ならびに出力ポート4を経て出力され、他方では、共振空洞14および15は、追加共振空洞として使用され、無線周波数信号は追加共振空洞によって反射されて、無線周波数信号の通過帯域の左側および右側に伝送零点が生成される。直接的な電磁作用は、共振空洞15と共振空洞10から13との間には、共振空洞14以外には、発生していない。フィルタの結合トポロジー構造が図1に示されており、トポロジー的に直線の形状で表されている。結合構造を用いることにより、フィルタの帯域外抑制特性を改善するように、有限伝送零点は通過帯域の上と下とに別々に形成される。
図3はフィルタの周波数応答カーブを示す。100は、伝送応答カーブを示し、110および111は、この結合フォームを用いて形成した2つの伝送零点を示す。
2つの伝送零点の間の距離および通過帯域の中心は、追加共振空洞14と追加共振空洞15との間の結合強度K1415ならびに追加共振空洞14および追加共振空洞15の共振周波数によって決定される。追加共振空洞14と追加共振空洞15との間の結合強度K1415がより小さいということは、2つの伝送零点の間の周波数分離がより小さいことを示しており、言い換えれば、2つの伝送零点がより通過帯域の中心に近いことを示している。追加共振空洞14と追加共振空洞15との間の結合強度K1415がより大きいということは、2つの伝送零点の間の周波数分離がより大きいことを示しており、言い換えれば、2つの伝送零点がより通過帯域の中心から遠いことを示している。伝送零点に対する、追加共振空洞14の共振周波数の影響と、追加共振空洞15の共振周波数の影響とは、同等である。共振周波数が下がるときは、2つの伝送零点の両方が低周波数に移行し、共振周波数が上がるときは、2つの伝送零点の両方が高周波数に移行する。2つの追加共振空洞の間の結合、および2つの追加共振空洞の伝送零点に対する周波数の影響特性を用いることにより、零点の強、弱、対称、非対称のレイアウトを柔軟に行うことができ、異なる抑制要求を満たすことができる。通常、2つの追加共振空洞14および15は中心周波数近くで共振し、この場合、2つの生成された伝送零点は、通過帯域の中心に対して略対称である。
実際の応用においては、2つの要求される伝送零点の位置および共振空洞14と共振空洞15との間の結合K1415が、異なる帯域外抑制要求に応じて決定される。結合K1415は、第2結合窓34のサイズを変更することにより広い範囲で調整することができ、または、結合ボルト53を調整することにより狭い範囲で調整することができる。本実施形態では、このような窓の結合構造によって電磁結合が行われ、当該電磁結合においては、磁界が優位であり、全体の結合は磁界結合(誘導結合ともいう)から電界結合(容量結合ともいう)を減じたものとなる。共振空洞内のある位置の磁界は、その位置が共振支柱の底部に近いほど大きく、ある位置の電界は、その位置が共振支柱の頂部に近いほど大きい。窓のサイズが増大すると、磁界結合の増大は電界結合の増大よりも大きくなる。そのため、合計の結合は増大する。結合ボルト53が空洞内により深く延在するとき、電界は結合ボルト53により妨害されて、結合は弱くなり、合計の結合が増大するが、逆もまた同様である。そのため、第2結合窓34が大きいとき、または、結合ボルト53がより深く空洞内に延在するとき、結合K1415が大きくなり、2つの零点が通過帯域の中心からより遠く離れて、通常は、通過帯域の近帯域の抑制がより強くなる。逆もまた同様である。
加えて、本実施形態においては、2つの追加共振空洞は、入力ポートに設置されてもよく、出力ポートに設置されてもよく、または、入力ポートおよび出力ポートの各々が直列に2つの追加共振空洞に接続されて、4つの有限伝送零点を形成してもよい。調整方法は上述の方法と同様であり、詳細についてはここで再度説明はしない。
図1および図3に示すように、フィルタの入力ポート3は、2つの追加共振空洞14および15に直列に接続され、直線状の結合トポロジー構造を形成している。結合構造を用いることにより、フィルタの帯域外抑制特性を改善するように、伝送零点110および111は、フィルタの通過帯域の上と下とに別々に形成されてもよい。伝送零点の強度は、追加の空洞14と追加の空洞15との間の結合K1415を調整することにより調整してもよい。結合が弱いときは、実現された零点はより強力であり、近帯域の帯域外抑制特性はより良い。比較的弱い結合は、比較的容易に実現される。そのため、この技術的な解決方法を用いて、直線的な空洞レイアウトおよび強力な近帯域帯域外抑制特性が容易に実現され、フィルタの高い抑制計画のための基地局の要求を満たすことができる。
図1に示すように、入力ポート3と共振空洞14との間の結合は、金属シリンダ5および空洞のステップ7と共に作用する同軸コネクタ内側コアによって実現され、共振空洞15と共振空洞14との間の結合は、窓結合の形で実現される。2つの結合の実現形式は、非常に成熟し、構造がシンプルであり、低コストであり、信頼性は良好であり、そして、一貫性も良好であり、大量生産に適している。
先行技術と比較し、上述の実施形態の主な改善は、トポロジー構造において、2つの追加共振空洞、および2つの追加共振空洞に接続されている入力ポート(または出力ポート)に接続されている他の共振空洞が、直線上に配されている点である。2つの伝送零点が実現されているとの仮定に基づくと、どの共振空洞も2つのノード(ポートまたは共振空洞)のみに直接的に結合することが可能であり、そのため、空洞のレイアウトは非常に柔軟である。加えて、2つの比較的強力な有限伝送零点を弱い結合の下で実現することができ、基地局のフィルタの強力な近帯域抑制要求を満たすことができる。更に、技術的な解決方法の構造形式がシンプルであり、低コストであり、信頼性は良好であり、そして、量産における一貫性も良好である。
上述の説明より、本実施形態で提供されるフィルタにおいては、入力ポートおよび/または出力ポートが直列に2つの追加共振空洞に接続されており、第1の追加共振空洞は入力ポートおよび/または出力ポートに結合され、第2の追加共振空洞は第1の追加共振空洞に結合されており、これにより、1つの有限伝送零点がフィルタの通過帯域の上と下とに別々に形成され、よってフィルタの帯域外抑制特性を改善しているということが言える。零点の強度は、追加の空洞の間の結合を用いて調整してもよく、比較的強力な有限伝送零点が比較的弱い結合の下で実現され、フィルタの高い近帯域の帯域外抑制要求を満たしてもよい。技術的な解決方法において、フィルタのトポロジー構造は直線状であり、フィルタの空洞の柔軟なレイアウトを実現することができる。加えて、結合構造は容易に実現することができ、低コストであり、信頼性は良好であり、量産における一貫性も良好である。
本発明の特定の実施形態において、金属の同軸の空洞フィルタの結合の実現形式みが説明されたと理解されるべきである。当業者は、当該結合の実現形式を誘電性のTE(transverse electric)モード、誘電性のTM(transverse magnetic)モード、または、特定のアプリケーションのニーズに応じた導波管フィルタ、および金属同軸空洞フィルタの方式に類似する方式に応用することができる。技術者により僅かに変更された形式もまた、実施形態の特許請求の範囲の保護範囲に属する。
本発明の実施形態は、更にワイヤレスネットワークデバイスを提供する。
ワイヤレスネットワークデバイスは、上述の実施形態のいずれか1つのフィルタを含む。例えば、ワイヤレスネットワークデバイスは、基地局であってもよく、端末であってもよく、GSM、UMTS、LTE、または5Gのようにネットワークでフィルタを使用する必要があるデバイスのような他のワイヤレスネットワークデバイスであってもよく、または、マイクロ波システムでフィルタを使用する必要があるデバイスであってもよい。しかし、これらに限られない。
具体的には、例えば、ワイヤレスネットワークデバイスは基地局である。オプションとしての基地局の構造は、図6に示されている。基地局のRRU(Remote Radio Unit、遠隔無線ユニット)は、ジャンパを用いてアンテナに接続されている。RRUは、PA(power amplifier、電力増幅器)と、TRU(transceiver unit、送受信機)と、PWR(power supply、電力供給)モジュールと、フィルタとを含む。フィルタは、ワイヤレス通信基地局システムのRRUの前端に位置しており、フィルタの機能は、システムの所望の信号を通過させ、システムにとって望まない、または有害な信号をフィルタ除去することである。本通信システムにおいて、他のシステムとの干渉を避けるため、フィルタはPAにより生成された遊離信号をフィルタ除去し、システム性能への影響を避けるため、アンテナが受信した干渉信号をフィルタ除去する。フィルタにおいて、入力ポートおよび/または出力ポートが直列に2つの追加共振空洞に接続されており、第1の追加共振空洞は入力ポートおよび/または出力ポートに結合され、第2の追加共振空洞は第1の追加共振空洞に結合されており、これにより、1つの有限伝送零点がフィルタの通過帯域の上と下とに別々に形成され、よってフィルタの帯域外抑制特性を改善している。零点の強度は、追加の空洞の間の結合を調整することにより調整してもよく、これにより、比較的強力な有限伝送零点を比較的弱い結合の下で実現することができ、よってフィルタの高い近帯域の抑制要求を満たすことができる。技術的な解決方法のフィルタのトポロジー構造において、フィルタの空洞の柔軟なレイアウトが実現できるように、2つの追加共振空洞、および2つの追加共振空洞に接続されている入力ポート(または出力ポート)に接続されている他の共振空洞が、直線上に配されている。加えて、結合構造は容易に実現され、低コストであり、信頼性は良好であり、量産における一貫性も良好であるため、フィルタの構造を改善し、ワイヤレスネットワークデバイスの信号伝送効果を改善する。
自明なことであるが、当業者は本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく、本発明に対し種々の変更および修正を行うことができる。本発明は、特許請求の範囲とその均等の技術の範囲に属する本発明のこれらの変更及び修正を網羅するように意図されたものである。
1:溝体
2:カバー体
3:入力ポート
4:出力ポート
5:金属シリンダ
6、7:突起
10〜15:共振空洞
20〜25:共振支柱
30:ノッチ
31、32、33:第1結合窓
34:第2結合窓
40〜45:回転ねじ
50〜53:結合ボルト
100:伝送応答カーブ
110、111:伝送零点
200:溝体
210:入力ポート
211:同軸コネクタ内側コア
220:第1の追加共振空洞
230:共振器
240:銀メッキされたワイヤまたは金属板
250:共振空洞
260:第1の共振空洞
300:溝体
311:第2の追加共振空洞
310:第1の追加共振空洞
320:第1の共振器
321:第2の共振器
330:金属ポール
340:誘電性ホルダ
350:窓

Claims (24)

  1. フィルタ本体と、
    前記フィルタ本体に配置される複数の共振空洞と、を備え、
    前記共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置される、フィルタであって、
    前記フィルタ本体に配置される入力ポートおよび出力ポートを更に備え、
    前記入力ポートは、前記共振空洞の1つに誘導結合され、前記出力ポートは、前記共振空洞の他の1つに誘導結合され、隣接する前記共振空洞は誘導結合されており、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートのうちの少なくとも一方は追加共振空洞の組に接続され、
    前記追加共振空洞の各組は、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートに結合された第1の追加共振空洞と、
    前記第1の追加共振空洞と信号結合している第2の追加共振空洞と、を備え、
    前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に誘導結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の空洞壁には、第2結合窓が設けられており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2結合窓を用いて前記第2の追加共振空洞に誘導結合されている、フィルタ。
  2. 請求項1に記載のフィルタにおいて、前記入力ポートに接続された前記共振空洞および前記入力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されており、および/または、前記出力ポートに接続された他の前記共振空洞および前記出力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されている、フィルタ。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記フィルタ本体に配置される前記共振空洞は、直線上に配される前記共振空洞を備える、フィルタ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に、誘導結合している、または、容量結合している、フィルタ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記フィルタ本体は、溝体と、前記溝体を覆い、前記溝体に固定されたカバーと、を備え、複数の前記共振空洞、前記第1の追加共振空洞、および前記第2の追加共振空洞は、前記溝体に配置されており、隣接する共振空洞は空洞壁によって隔離されている、フィルタ。
  6. 請求項5に記載のフィルタにおいて、前記共振空洞の間の前記空洞壁に、第1結合窓が設けられており、前記隣接する共振空洞は、前記第1結合窓を用いて誘導結合されている、フィルタ。
  7. 請求項6に記載のフィルタにおいて、前記第1結合窓の各々および前記第2結合窓の各々に対応する結合ボルトを更に備え、前記結合ボルトは、カバーにねじ式に接続されており、かつ、前記結合ボルトに対応する前記第1結合窓の各々および前記第2結合窓の各々に挿入されている、フィルタ。
  8. フィルタ本体と、
    前記フィルタ本体に配置される複数の共振空洞と、を備え、
    前記共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置される、フィルタであって、
    前記フィルタ本体に配置される入力ポートおよび出力ポートを更に備え、
    前記入力ポートは、前記共振空洞の1つに誘導結合され、前記出力ポートは、前記共振空洞の他の1つに誘導結合され、隣接する前記共振空洞は誘導結合されており、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートのうちの少なくとも一方は追加共振空洞の組に接続され、
    前記追加共振空洞の各組は、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートに結合された第1の追加共振空洞と、
    前記第1の追加共振空洞と信号結合している第2の追加共振空洞と、を備え、
    前記フィルタ本体は、溝体と、前記溝体を覆い、前記溝体に固定されたカバーと、を備え、複数の前記共振空洞、前記第1の追加共振空洞、および前記第2の追加共振空洞は、前記溝体に配置されており、隣接する共振空洞は空洞壁によって隔離されており、
    前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に容量結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の前記空洞壁には誘電性ホルダが設けられており、ダンベル形状の金属ポールが前記誘電性ホルダにクランプされており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に前記金属ポールを用いて容量結合されている、フィルタ。
  9. 請求項8に記載のフィルタにおいて、前記入力ポートに接続された前記共振空洞および前記入力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されており、および/または、前記出力ポートに接続された他の前記共振空洞および前記出力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されている、フィルタ。
  10. 請求項8または9に記載のフィルタにおいて、前記フィルタ本体に配置される前記共振空洞は、直線上に配される前記共振空洞を備える、フィルタ。
  11. 請求項8から10のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記共振空洞の間の前記空洞壁に、第1結合窓が設けられており、前記隣接する共振空洞は、前記第1結合窓を用いて誘導結合されている、フィルタ。
  12. フィルタ本体と、
    前記フィルタ本体に配置される複数の共振空洞と、を備え、
    前記共振空洞の各々に共振器が1つずつ配置される、フィルタであって、
    前記フィルタ本体に配置される入力ポートおよび出力ポートを更に備え、
    前記入力ポートは、前記共振空洞の1つに誘導結合され、前記出力ポートは、前記共振空洞の他の1つに誘導結合され、隣接する前記共振空洞は誘導結合されており、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートのうちの少なくとも一方は追加共振空洞の組に接続され、
    前記追加共振空洞の各組は、
    前記入力ポートまたは前記出力ポートに結合された第1の追加共振空洞と、
    前記第1の追加共振空洞と信号結合している第2の追加共振空洞と、を備え、
    前記第1の追加共振空洞と隣接する共振空洞との間の空洞壁にはノッチが設けられており、結合接続構造が前記ノッチに配置されており、前記入力ポートおよび/または前記出力ポートは、前記第1の追加共振空洞および前記第1の追加共振空洞に隣接する前記共振空洞に、前記結合接続構造を用いて信号結合している、フィルタ。
  13. 請求項12に記載のフィルタにおいて、前記入力ポートに接続された前記共振空洞および前記入力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されており、および/または、前記出力ポートに接続された他の前記共振空洞および前記出力ポートに接続された前記追加共振空洞の組は、トポロジー的に直線上に配されている、フィルタ。
  14. 請求項12または13に記載のフィルタにおいて、前記フィルタ本体に配置される前記共振空洞は、直線上に配される前記共振空洞を備える、フィルタ。
  15. 請求項12から14のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に、誘導結合している、または、容量結合している、フィルタ。
  16. 請求項12から15のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記フィルタ本体は、溝体と、前記溝体を覆い、前記溝体に固定されたカバーと、を備え、複数の前記共振空洞、前記第1の追加共振空洞、および前記第2の追加共振空洞は、前記溝体に配置されており、隣接する共振空洞は空洞壁によって隔離されている、フィルタ。
  17. 請求項16に記載のフィルタにおいて、前記共振空洞の間の前記空洞壁に、第1結合窓が設けられており、前記隣接する共振空洞は、前記第1結合窓を用いて誘導結合されている、フィルタ。
  18. 請求項12から17のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に誘導結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の空洞壁には、第2結合窓が設けられており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2結合窓を用いて前記第2の追加共振空洞に誘導結合されている、フィルタ。
  19. 請求項17を引用する請求項18に記載のフィルタにおいて、第1結合窓の各々および前記第2結合窓の各々に対応する結合ボルトを更に備え、前記結合ボルトは、カバーにねじ式に接続されており、かつ、前記結合ボルトに対応する前記第1結合窓の各々および前記第2結合窓の各々に挿入されている、フィルタ。
  20. 請求項16または17に記載のフィルタにおいて、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に容量結合されており、前記第1の追加共振空洞と前記第2の追加共振空洞との間の前記空洞壁には誘電性ホルダが設けられており、ダンベル形状の金属ポールが前記誘電性ホルダにクランプされており、前記第1の追加共振空洞は、前記第2の追加共振空洞に前記金属ポールを用いて容量結合されている、フィルタ。
  21. 請求項5〜11、16、17、19および20のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記入力ポートは、カバーに配置されており、前記出力ポートは、溝体の側壁に配置されている、または、前記入力ポートおよび前記出力ポートの両方が前記溝体の側壁に配置されている、フィルタ。
  22. 請求項1から21のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記第1の追加共振空洞、前記第2の追加共振空洞、および複数の前記共振空洞は、直線上に配されている、フィルタ。
  23. 請求項1から22のいずれか一項に記載のフィルタにおいて、前記フィルタは、金属の同軸空洞フィルタである、フィルタ。
  24. 請求項1から23のいずれか一項に記載のフィルタを備えるワイヤレスネットワークデバイス。
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