JP6674557B2 - 音声再生装置及び音声再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は音声を登録及び提供する技術に関する。
ユーザの位置に応じて音声を再生する技術が知られている。例えば特許文献1には、ユーザが過去に楽曲を再生したことがある場所で自動的に同じ楽曲を再生することが開示されている。
日本国特開2006−201478号公報
これに対し、本発明は、複数のユーザ間において位置に応じた音声再生を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶する記憶手段と、第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に含まれる位置を示す前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けて記憶されている前記識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための提供処理を行う提供手段とを備えることを特徴とする音声データ提供装置を提供する。
また、本発明は、第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得工程と、前記第1取得工程によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得工程と、前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれているか判定する判定工程と、前記範囲に前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれている場合は、前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けられている前記音声データの識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供する提供工程と、を備えた音声データ提供方法を提供する。
本発明によれば、複数のユーザ間において位置に応じた音声再生を実現することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る音声再生システムの全体構成を示す図である。 図2は、音声再生システムにおける第1ユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、音声再生システムにおけるサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、サーバ装置が記憶しているユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 図5は、サーバ装置が記憶している音声登録テーブルの一例を示す図である。 図6は、音声再生システムにおける各装置の機能構成を示すブロック図である。 図7は、音声登録時における音声再生システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図8は、音声再生時における音声再生システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図9は、第2ユーザ端末の移動経路と音声データの登録位置との関係の一例を示す模式図である。
図1は、本発明の一実施形態である音声再生システムの全体構成を示す図である。この音声再生システムにおいて、或るユーザ(以下、登録ユーザという)が任意の位置を指定し、その位置に対して任意の音声データを登録する。そして、別のユーザ(以下、再生ユーザという)が登録された位置に行くと、その位置に登録された音声データが再生され、再生ユーザはその音声を聴くことができる。ここで、登録ユーザが音声データを登録するときに、その音声データを提供する条件(以下、提供条件という)を指定することができ、その提供条件が満たされる場合にのみ音声データが再生されるようになっている。この提供条件は、音声データを提供される対象となる再生ユーザに関する条件や、音声データを提供するときの時期に関する条件などである。このような仕組みにより、登録ユーザは所望する音声を自身が所望する位置で他のユーザに聴いてもらうことに面白みを感じることができ、一方、再生ユーザは自身の位置で他のユーザが意図的に登録した音声を聴くことに面白みを持つなど、登録ユーザと再生ユーザとが時間を隔てながらも音声を通じて精神的なつながりや関係性を持つことができる。
図1に示すように、音声再生システムは、音声データの登録及び提供に関する処理を行うサーバ装置100と、登録ユーザが使用する第1ユーザ端末200aと、再生ユーザが使用する第2ユーザ端末200bとを備える。サーバ装置100、第1ユーザ端末200a及び第2ユーザ端末200bはネットワーク900を介して通信可能に接続されている。ネットワーク900は、単独の通信ネットワークに限らず、通信方式が異なる複数の通信ネットワークを相互接続したものであってもよく、例えばインターネットや移動通信網等の有線又は無線の通信ネットワークである。図1では、サーバ装置100、第1ユーザ端末200a及び第2ユーザ端末200bを1つずつ示しているが、これらはそれぞれ複数であってもよい。
図2は、第1ユーザ端末200aのハードウェア構成を示すブロック図である。第1ユーザ端末200aは、例えばスマートホンやタブレット或いは各種のウェアラブル端末などの通信可能なコンピュータであり、音声登録装置として機能する。第1ユーザ端末200aは、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置とROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備えた制御部21aと、例えばアンテナや通信回路を含みネットワーク900を介して通信を行う通信部22aと、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリなどの記憶部23aと、例えばスピーカ又はイヤホン用端子やアンプなどを含み音声データを再生して音声出力を行う再生部24aと、例えばGPS(Global Positioning System)によって測位を行う測位部25aと、例えばキーやタッチセンサなどの操作子が設けられた操作部及び例えば液晶パネルや液晶駆動回路などの表示部を含むUI(User Interface)部26aとを備えている。
第2ユーザ端末200bも、第1ユーザ端末200aと同様に、例えばスマートホンやタブレット或いは各種のウェアラブル端末などの通信可能なコンピュータであり、第1ユーザ端末200と同様の構成を備えている。つまり、第2ユーザ端末200bは、制御部21b、通信部22b、記憶部23b、再生部24b、測位部25b及びUI部26b(いずれも図示略)を備え、音声再生装置として機能する。なお、第1ユーザ端末200aにおいて再生部24aは必須の構成ではないが、第1ユーザ端末200aが、登録ユーザによって用いられる音声登録として機能するとともに、再生ユーザによって用いられる音声再生装置としても機能するときには、再生部24bが必須の構成となる。
図3は、サーバ装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置100は音声データ提供装置として機能するコンピュータであり、制御部11と、通信部12と、記憶部13とを備えている。制御部11は、CPU等の演算装置と、ROM及びRAMなどの記憶装置とを備えている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、サーバ装置100の各部の動作を制御する。通信部12はネットワーク900に接続されており、ネットワーク900を介して通信を行う。記憶部13は、例えばハードディスク等の記憶装置であり、制御部11が用いるデータ群やプログラム群を記憶している。具体的には、記憶部13は、登録された複数の音声データを含む音声データベース(以下、データベースをDBと称す)と、登録された音声データに関する情報が記述された音声登録テーブルと、登録ユーザ及び再生ユーザを含むユーザ群に関する情報が記述されたユーザ管理テーブルとを記憶している。
図4に示すように、ユーザ管理テーブルにおいては、各ユーザを識別する識別情報であるユーザIDと、そのユーザの属性群(例えばユーザの性別、年齢、興味など)とが対応付けられている。ユーザの属性群はそのユーザによって事前に登録又は申告されたものである。
図5に示すように、音声登録テーブルにおいては、登録ユーザのユーザIDである登録ユーザIDと、音声データが登録された時期を示す登録時期と、音声データが登録された位置を示す登録位置と、登録された音声データを識別する識別情報である登録音声IDと、音声データの提供条件とが対応付けられている。図5の例では、例えば登録ユーザID「U0012」の登録ユーザによって登録時期「yyyyy:mm:dd:hh:mm2」に「N2E2」の登録位置に対して登録音声ID「M000002」の音声データが登録されている。その音声データは、「yyyy:mm:dd:hh:mm21まで」の期間、「10−25歳」の「女性」で「自然」に興味があるユーザに提供される。なお、登録音声IDは、例えば、音声データベースに含まれる各音声データのファイル名である。また、提供条件の「−」は、条件の内容が無いことを意味している。
図6は、第1ユーザ端末200a、第2ユーザ端末200b及びサーバ装置100の機能構成を示す図である。第1ユーザ端末200aの指定部201aは、登録ユーザが位置及び音声データの識別情報を指定する操作を受け付ける。さらに、指定部201aは、音声データを提供するときの提供条件を指定する操作を受け付ける。通知部202aは、登録ユーザにより指定された位置を示す位置情報及び音声データの識別情報を、登録ユーザのユーザIDとともにサーバ装置100に通知する。さらに、通知部202aは、登録ユーザにより指定された提供条件をサーバ装置100に通知する。
サーバ装置100の第1取得部101は、第1ユーザ端末200aから通知されてくる位置情報、音声データの識別情報、提供条件及びユーザIDを取得する。記憶部102は、第1取得部101によって取得された位置情報、音声データの識別情報、提供条件及びユーザIDを対応付けて記憶する。
第2ユーザ端末200bの指示部201bは、再生ユーザが音声データの再生を指示する操作を受け付ける。通知部202bは、第2ユーザ端末200bの位置を示す位置情報を、再生ユーザのユーザIDとともにサーバ装置100に通知する。
サーバ装置100の第2取得部103は、第2ユーザ端末200bから通知されてくる位置情報及びユーザIDを取得する。提供部104は、第1取得部101により取得された提供条件が満たされる場合に、第2取得部103によって取得された位置情報が示す位置を基準とした所定の範囲に含まれる位置を示す記憶部102の記憶された位置情報に対応付けて記憶されている識別情報の音声データを第2ユーザ端末200bに提供するための提供処理を行う。
第2ユーザ端末200bの再生部203bは、提供部104の提供処理によって提供される音声データを再生して音声を出力する。
上述した第1ユーザ端末200aの指定部201aは図2に示したUI部26aによって実現され、通知部202aは図2に示した通信部22a及び測位部25aによって実現される。サーバ装置100の第1取得部101は図3に示した通信部12によって実現され、記憶部102は図3に示した記憶部13によって実現され、第2取得部103は図3に示した通信部12によって実現され、提供部104は図3に示した制御部11及び通信部12によって実現される。第2ユーザ端末200bの指示部201bはUI部26bによって実現され、通知部202bは通信部22b及び測位部25bによって実現され、再生部203bは再生部24bによって実現される。
[動作]
次に、図7,8を参照して本実施形態の動作を説明する。まず音声データの登録時(図7)には、登録ユーザは自身が望む位置において第1ユーザ端末200aを操作し、登録対象となる音声データの音声IDを指定するとともに、その音声データの提供条件を指定する。第1ユーザ端末200aの指定部201aは、これらの操作を受け付ける(ステップS11)。音声データの指定は、例えば音声データのリストから登録ユーザが所望するものを選択するとか、ユーザが音声データの楽曲名を直接入力するなどの方法で行われる。また、提供条件の指定についても、例えば提供条件のリストから登録ユーザが所望するものを選択するとか、ユーザが提供条件の内容を直接入力するなどの方法で行われる。例えば登録ユーザは、海岸に居るときに自身と同じような年齢で同じ性別のユーザに海に関する楽曲を聴いてもらいたいと思ったときには、そのようなユーザの属性を提供条件にて指定すればよい。
次に、第1ユーザ端末200aの通知部202aは、測位を行って第1ユーザ端末200aの位置を示す位置情報を生成して(ステップS12)、この位置情報、音声データの音声ID及び提供条件を、登録ユーザのユーザIDとともにサーバ装置100に通知する(ステップS13)。登録ユーザのユーザIDは第1ユーザ端末200aの記憶部23aに予め記憶されたものであってもよいし、ユーザが音声再生システムにログインするときに第1ユーザ端末200aに入力したものであってもよい。
サーバ装置100の第1取得部101は、第1ユーザ端末200aの通知部202aから通知された、位置情報、音声ID、提供条件及びユーザIDを取得する。記憶部102は、これらを登録位置、登録音声ID、提供条件及び登録ユーザIDとして互いに対応付けた状態で音声登録テーブルに登録する(ステップS14)。このとき記憶部102は、現在日時を登録時期として音声登録テーブルに登録する。
次に音声データの再生時において(図8)、再生ユーザは自身が望む位置において第2ユーザ端末200bを操作し、音声データの再生を指示する。第2ユーザ端末200bの指示部201bはこの操作を受け付ける(ステップS21)。この操作に応じて、第2ユーザ端末200bの通知部202bは、測位を行って第2ユーザ端末200bの位置を示す位置情報を生成し(ステップS22)、この位置情報を再生ユーザのユーザIDとともにサーバ装置100に通知する(ステップS23)。再生ユーザのユーザIDは第2ユーザ端末200bの記憶部23bに予め記憶されたものであってもよいし、再生ユーザがこの音声再生システムにログインするときに第2ユーザ端末200bに入力したものであってもよい。
サーバ装置100の第2取得部103は、第2ユーザ端末200bの通知部202bから通知された位置情報及びユーザIDを取得する。サーバ装置100の提供部104は、第2取得部103によって取得された位置情報が示す位置と音声登録テーブルに登録されている登録位置とを比較して、第2取得部103によって取得された位置を基準とした範囲に含まれる登録位置に対応付けて記憶されている登録音声IDがあるか否かを判断する(ステップS24)。図5の例で説明すると、提供部104は、第2取得部103によって取得された位置情報(「N0E0」とする)が示す位置を中心として例えば半径100m(閾値)の範囲内に、音声登録テーブルに登録されている複数の登録位置のうちいずれかが含まれていれば、その登録位置に対応付けて記憶されている登録音声IDがあると判断し、その登録音声IDを特定する。ここでは、位置情報「N0E0」が示す位置を中心とした半径100mの範囲内に登録位置「N2E2」が含まれており、登録音声ID「M000002」が特定されたとする。
そして、提供部104は、音声登録テーブルにおいて上記登録位置に対応付けられている提供条件を参照し、その提供条件が満たされるか否かを判断する(ステップS25)。例えば、「yyyy:mm:dd:hh:mm21」(時期)が経過する前に第2取得部203によって取得された再生ユーザのユーザIDが「U0002」である場合、図4のユーザ管理テーブルにおいてそのユーザID「U0002」に対応するユーザは「女性」(性別)、「23歳」(年齢)、「海」(興味)に興味があるから、図5の登録ユーザID「U0012」が登録した登録音声ID「M000002」の提供条件である「10−25歳」(年齢)、「女性」(性別)、「yyyy:mm:dd:hh:mm21まで」(時期)及び「自然」(興味)に一致する。
提供部104は、提供条件が満たされる場合には、ステップS24にて特定した登録音声IDの音声データを第2ユーザ端末200bに提供するための処理を行う(ステップS26)。提供部104は、例えば、音声DBにおいて登録音声IDの音声データが記憶されているアドレスをURL(Uniform Resource Locator)形式で表記した画面データを第2ユーザ端末200bに送信する。
第2ユーザ端末200bにおいて、再生ユーザがこの画面におけるURLを選択すると、サーバ装置100の提供部104は、そのURLに対応する音声データを記憶部13から読み出して第2ユーザ端末200bにネットワーク900を介して送信する。第2ユーザ端末200bの再生部203bは、この音声データを取得し、これを再生して音声を出力する(ステップS27)。このようにして、再生ユーザは、自身がいる位置で過去に登録ユーザが登録した音声を聴くことができる。
図9において、「×」は登録位置であり、その登録位置を囲む円形の図形は登録位置からの所定範囲(例えば半径100mの範囲)を示している。図9の例では、再生ユーザPは、矢印Mに沿って移動するとき、提供条件を充足する限り、位置AR005,AR004,AR013において過去に登録ユーザが登録した音声を聴くことができる。
以上説明した実施形態によれば、複数のユーザ間において位置に応じた音声再生を実現することができる。登録ユーザは所望する音声を自身が所望する位置で他のユーザに聴いてもらうことに面白みを感じることができ、一方、再生ユーザは自身の位置で他のユーザが意図的に登録した音声を聴くことに面白みを持つなど、登録ユーザと再生ユーザとが時間を隔てながらも音声を通じて共感し合うことで精神的なつながりや関係性を持つことが可能となる。
[変形例]
上述した実施形態は次のような変形が可能である。また、以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
登録位置の指定は、単一の位置情報による指定に限らず、複数の位置情報からなる経路としての指定も可能である。この場合、サーバ装置100の第1取得部101は、第1ユーザ端末200aが移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、提供部104は、第2取得部103によって取得された位置が上記経路に含まれる場合に提供処理を行う。さらに、第2取得部103は、第2ユーザ端末200bが移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、提供部104は、第1取得部101によって取得された複数の位置情報が示す経路と、第2取得部103によって取得された複数の位置情報が示す経路とが所定の一致度である場合(例えば50m以上双方の経路が一致するなど)に提供処理を行ってもよい。
[変形例2]
サーバ装置100は、再生ユーザの位置と登録位置との位置関係に応じて、再生ユーザに対して登録位置への案内を行う案内部を備えるようにしてもよい。この案内部は、サーバ装置100の制御部11及び通信部12によって実現される。例えば、案内部は、第2取得部103によって取得された位置情報が示す位置と音声登録テーブルに登録されている登録位置とを比較して、第2取得部103によって取得された位置情報が示す位置から登録位置に至るまでの距離が閾値以下のときに、その距離や再生ユーザから見た登録位置への方向などを第2ユーザ端末200bに通知し、第2ユーザ端末200bはこれらを音声や表示によって報知する。このとき、登録位置において聞くことができる登録音声の属性(例えば楽曲名等)を音声や表示によって報知してもよい。これにより、再生ユーザは、登録された音声を聴くことが可能な場所を知ることができる。また、登録ユーザから見れば、自身が登録した音声を聴くことが可能な場所へと多数の再生ユーザを誘導することが可能となる。
[変形例3]
サーバ装置100の提供部104は、記憶部102に記憶された複数の登録位置のうち決められた複数の登録位置が第2ユーザ端末200bから取得されると(つまり再生ユーザが決められた複数の登録位置を通過すると)、再生ユーザに対してなんらかの特典を与えるための情報を第2ユーザ端末200bに提供するようにしてもよい。ここでいう特典とは、どのようなものであってもよいが、例えば金銭の代替として利用可能な価値情報や、限定されたユーザにのみ提供される音声データなどである。
[変形例4]
サーバ装置100の提供部104は、音声データが記憶部102によって記憶されてからその音声データを第2ユーザ端末200bに提供するための提供処理がなされるまでの期間に応じて、その音声データを変化させてもよい。提供部104は、例えば音声データの登録時期からその音声データの提供処理がなされるまでの期間に応じて(例えばその期間が閾値の一例としての24時間を経過する度に)、音声データの音声品質を劣化させるとか、音声データに設定される音量パラメータを小さくする。これにより、再生ユーザは音声データが登録されてからの期間を直観的に感じることが可能となる。
[変形例5]
サーバ装置100の提供部104は、音量を制御した音声データを第2ユーザ端末200bに提供するための提供処理を行ってもよい。例えば提供部104は、再生ユーザの位置と登録位置との距離に応じた音量の音声を再生ユーザに提供するようにしてもよい。具体的には、図9に示した「×」の登録位置から半径100mの範囲において、第2ユーザ端末200bの位置が登録位置に近いほど、音声データに含まれる音量パラメータを大きくする。また、例えば提供部104は、再生ユーザの属性と音声データに対応付けられた提供条件との関連度に応じた音量の音声を再生ユーザに提供するようにしてもよい。具体的には、提供部104は、音声登録テーブルにおける提供条件のうち興味に関するものと、ユーザ管理テーブルにおける再生ユーザの属性群とを読み出し、これら提供条件(興味)と再生ユーザの属性とを比較して相互の関連度を算出し、その関連度の大きさに基づいて音声データの音量を制御する。例えば、提供部104は、音声データに含まれる音量パラメータについて、関連度が大きいと音量を大きくし、関連度が小さいと音量を小さくするという設定を行う。
[変形例6]
再生ユーザに関する提供条件は、年齢、性別、興味に限らず、再生ユーザを限定する条件であればどのようなものでもよい。例えば再生ユーザの生体情報を提供条件に含めてもよい。仮に遺伝子情報を提供条件とすれば、登録ユーザの子孫(登録時にはまだ生まれていない子孫を含む)の遺伝子が提供条件に含まれる遺伝子と所定の閾値以上の類似度である場合に、その子孫を再生ユーザとして音声を提供することが可能となる。つまり、第1取得部101は、第1ユーザ端末200aを使用する登録ユーザの生体情報を提供条件として取得し、第2取得部103は、第2ユーザ端末200bを使用する再生ユーザの生体情報を取得し、提供部104は、第1取得部101によって取得された生体情報と第2取得部103によって取得された生体情報との類似度に応じて提供処理を行う。
ここで、生体情報は、遺伝子に限らず、例えば虹彩(瞳)、顔、手のひら静脈、指紋、体臭などの、人間を生体の特徴によって識別可能なものであればどのようなものでもよい。生体情報が虹彩(瞳)、顔、手のひら静脈、指紋などの場合は、携帯可能なユーザ端末の撮像機能などによって取得可能であるから、登録ユーザの生体情報と再生ユーザの生体情報との類似度を判断する閾値を、それ以外の生体情報の場合よりも高くしてもよい。登録ユーザと直接的な人間関係のつながりがないために連絡手段がない再生ユーザに対して、例えばパスワードのような文字列の入力を提供条件とすることは容易ではないが、このような生体情報を用いるようにすれば、このような問題が解消されるため便利である。
[変形例7]
図9に示した「×」の登録位置から閾値である半径100mの円形の範囲を音声データの再生可能エリアとしていたが、提供条件において、この閾値や音声データの再生可能エリアの形状を指定するようにしてもよい。
[変形例8]
実施形態では、第2ユーザ端末200bの位置を測位してその測位された位置を提供条件の充足判断に用いていたが、第2取得部103が第2ユーザ端末200bから取得する位置情報は、例えば第2ユーザ端末200bに表示された地図上でユーザが指定した位置に基づく位置情報であってもよい。つまり、第2取得部103が第2ユーザ端末200bから取得する位置情報が第2ユーザ端末200bにおいてどのように生成されるかは問わない。
また、実施形態では、第1ユーザ端末200aの通知部202aが測位を行って第1ユーザ端末200aの位置を示す位置情報を生成し、この位置情報をサーバ装置100に通知していたが、例えば第1ユーザ端末200aを利用するユーザ(登録ユーザ)が、第1ユーザ端末200aに表示された地図上で、ユーザが存在する位置(第1ユーザ端末200aがある位置)とは異なる任意の位置を指定し、この位置情報をサーバ装置100に通知してもよい。
[変形例9]
提供部104は、音声データに加えて、登録位置やその音声データに関する、音声以外のデータ(例えば登録位置に関する情報を記述したテキストデータや画像データ、音声データに関する情報を記述したテキストデータやその音声データをイメージさせるような画像データ)を提供してもよい。
[変形例10]
実施形態においては、音声データが予め音声データベースに含まれており、第1ユーザ端末200aが位置情報と音声データの音声IDをサーバ装置100に登録するようになっていた。この登録時に音声データが音声データベースに含まれていない場合には、第1ユーザ端末200aが音声データをサーバ装置100に送信してサーバ装置100がこの音声データを音声データベースに登録するか、又は、第1ユーザ端末200aが音声データの音声IDをサーバ装置100に通知し、サーバ装置100がこの音声IDに基づいて所定のデータベースサーバ装置から音声データを取得して音声データベースに登録するようにしてもよい。
[変形例11]
実施形態において、音声登録テーブル及び音声データのデータサイズが増えていくにつれて、サーバ装置100の処理負荷が増大するとともに、莫大なデータによってサーバ装置100の記憶容量が逼迫する可能性がある。そこで、音声登録テーブル及び音声データの各データについて、有効時間又は有効期限を指定する LifeTime が指定されるようにしておき、そのLifeTime によって示される有効期間又は有効期限が経過すると、これらのデータが消去されるようにしてもよい。この場合、第1ユーザ端末200aのユーザに対して課金を行うことで、この LifeTime によって示される有効期間又は有効期限を延長するようにしてもよい。さらに、再生された音声データを聴いた第2ユーザ端末200bのユーザによる評価(例えば再生された音声が気に入ったら評価点を加点するなど)を経て、その評価点が高い音声データについてはLifeTime によって示される有効期間又は有効期限を延長するようにしてもよい。
[変形例12]
サーバ装置100の提供部104は、第2ユーザ端末200bの通知部202bから通知された位置情報が示す位置を基準とした範囲に、音声データの登録位置が複数存在する場合、これらの登録位置にそれぞれ対応付けて記憶されている複数の登録音声IDの音声データを第2ユーザ端末200bに提供するようにしてもよい。この場合、第2ユーザ端末200bの位置からみて、各々の登録位置からその音声データが聞こえてくるような音像定位処理を行ってもよい。つまり、第2ユーザ端末200bにおいて複数のスピーカがある場合、第2ユーザ端末200bが、サーバ装置100の提供部104からの指示に従って各スピーカの音量バランスを制御することで、ユーザから見てそれぞれ異なる方向から別々の音声が聞こえてくるような処理を行う。
[変形例13]
図4のユーザ管理テーブル及び図5の音声登録テーブルの内容によっては、次のようなことも実現可能である。
例えば、複数のチームが対戦するスポーツイベントに関する音声を提供するケースを想定する。再生ユーザは、自身が応援しているチーム(野球チームAとする)を、図4のユーザ管理テーブルにおいて属性3(興味)として登録しておく。登録ユーザは野球チームAを観戦している場所で、図5の音声登録テーブルにおいて、提供条件(時期)として、次に野球チームAが同じ観戦場所で対戦を行う対戦時期を登録し、提供条件4(興味)として、野球チームAを応援していることを登録する。このときの登録位置は、登録ユーザが野球チームAを観戦している場所となる。そして、このとき登録される登録音声は、例えば野球チームAの応援歌や、登録ユーザが野球チームAの対戦を観戦したときの音声(対戦場所における応援時の歓声やざわめき)や、野球チームAを応援している他のユーザに対するメッセージや伝言等である。このような登録をしておけば、再生ユーザが野球チームAの対戦を観戦に行くと、野球チームAの応援歌、野球チームAの過去の観戦時の音声、或いは野球チームAのファンに対するメッセージ等を聞くことが可能となる。なお、上記の例において、図5の音声登録テーブルに対する提供条件(時期)の登録、つまり、次に野球チームAが対戦を行う対戦時期の登録は必ずしも必須ではない。
このような音声提供は、登録ユーザの第1ユーザ端末200aと再生ユーザの第2ユーザ端末200bとの間において、ブルートゥース(登録商標)や近距離無線通信(NFC:Near field radio communication)等の通信によって実現してもよい。
[変形例14]
上記実施形態の説明に用いた図6のブロック図は機能単位のブロックを示している。これらの各機能ブロックは、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。従って、本発明に係る音声再生装置又は音声再生装置は、実施形態で説明したようにそれぞれの機能の全てを一体に備えた装置によっても実現可能であるし、それぞれの装置の機能を、さらに複数の装置に分散して実装したシステムであってもよい。また、上記実施形態で説明した処理の手順は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。実施形態で説明した方法については、例示的な順序で各ステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本発明は、音声再生装置又は音声再生装置が行う情報処理方法、或いは、音声再生装置又は音声再生装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムといった形態でも実施が可能である。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等の通信網を介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
ここで、本開示の実施形態を以下のようにまとめる。
(1)第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶する記憶手段と、第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に含まれる位置を示す前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けて記憶されている前記識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための提供処理を行う提供手段と、を備えた音声データ提供装置を提供する。
(2)上記(1)に記載の音声データ提供装置において、前記第1取得手段は、前記識別情報の音声データを提供するときの提供条件を取得し、前記提供手段は、前記第1取得手段により取得された提供条件が満たされる場合に、前記第2ユーザ端末に対して前記提供処理を行う。
(3)上記(2)に記載の音声データ提供装置において、前記第1取得手段は、音声データの提供対象となる前記第2ユーザ端末を使用するユーザに関する前記提供条件を取得する。
(4)上記(2)又は(3)に記載の音声データ提供装置において、前記第1取得手段は、前記識別情報の音声データを提供する時期に関する前記提供条件を取得する。
(5)上記(6)に記載の音声データ提供装置において、前記第1取得手段は、前記第1ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、前記第2取得手段は、前記第2ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、前記提供手段は、前記第1取得手段によって取得された生体情報と前記第2取得手段によって取得された生体情報との類似度に応じて前記提供処理を行う。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の音声データ提供装置において、前記第1取得手段は、前記第1ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、前記提供手段は、前記第2取得手段によって取得された位置が前記経路に含まれる場合に前記提供処理を行う。
(7)上記(6)に記載の音声データ提供装置において、前記第2取得手段は、前記第2ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、前記提供手段は、前記第1取得手段によって取得された複数の位置情報が示す経路と、前記第2取得手段によって取得された複数の位置情報が示す経路とが所定の度合いで一致する場合に前記提供処理を行う。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の音声データ提供装置において、前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置と前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置との関係に応じて、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置への案内を行う案内手段を備える。
(9)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の音声データ提供装置において、前記提供手段は、前記記憶手段に記憶された複数の位置情報のうち決められた複数の位置情報が前記第2ユーザ端末から取得されると、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して特典を与えるための情報を当該第2ユーザ端末に提供する。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかに記載の音声データ提供装置において、前記提供手段は、前記記憶手段に前記位置情報及び前記識別情報が記憶されてから前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための前記提供処理がなされるまでの期間に応じて当該音声データを変化させる。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の音声データ提供装置において、前記提供手段は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う。
(12)第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得工程と、前記第1取得工程によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得工程と、前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれているか判定する判定工程と、前記範囲に前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれている場合は、前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けられている前記音声データの識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供する提供工程と、を備えた音声データ提供方法を提供する。
(13)上記(12)に記載の音声データ提供方法において、前記第1取得工程は、前記識別情報の音声データを提供するときの提供条件を取得し、前記第1取得工程により取得された提供条件が満たされる場合に、前記第2ユーザ端末に対して前記提供工程を行う。
(14)上記(13)に記載の音声データ提供方法において、前記提供条件は、前記音声データの提供対象となる前記第2ユーザ端末を使用するユーザに関する条件である。
(15)上記(13)又は(14)に記載の音声データ提供方法において、前記提供条件は、前記識別情報の音声データを提供する時期に関する条件である。
(16)上記(12)に記載の音声データ提供方法において、前記第1取得工程は、前記第1ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、前記第2取得工程は、前記第2ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、前記提供工程は、前記第1取得工程によって取得された生体情報と前記第2取得工程によって取得された生体情報との類似度に応じて前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供する。
(17)上記(12)〜(16)のいずれかに記載の音声データ提供方法において、前記第1取得工程は、前記第1ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、前記提供工程は、前記第2取得工程によって取得された位置が前記経路に含まれる場合に前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供する。
(18)上記(17)に記載の音声データ提供方法において、前記第2取得工程は、前記第2ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、前記第1取得工程によって取得された複数の位置情報が示す経路と、前記第2取得工程によって取得された複数の位置情報が示す経路とが所定の度合いで一致する場合に前記提供処理を行う。
(19)上記(12)〜(18)のいずれかに記載の音声データ提供方法において、前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置と前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置との関係に応じて、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置への案内を行う案内工程をさらに備える。
(20)上記(12)〜(19)のいずれかに記載の音声データ提供方法において、前記提供工程は、前記記憶手段に記憶された複数の位置情報のうち決められた複数の位置情報が前記第2ユーザ端末から取得されると、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して特典を与えるための情報を当該第2ユーザ端末に提供する。
(21)上記(12)〜(20)のいずれかに記載の音声データ提供方法において、前記提供工程は、前記記憶手段に前記位置情報及び前記識別情報が記憶されてから前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するまでの期間に応じて当該音声データを変化させる。
(22)上記(12)〜(21)のいずれかに記載の音声データ提供方法において、前記提供工程は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う。
本出願は、2016年11月8日に出願された日本特許出願(特願2016−218241)及び2017年10月31日に出願された日本特許出願(特願2017−210525)に基づくものであり、ここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、登録ユーザは所望する音声を自身が所望する位置で他のユーザに聴いてもらうことに面白みを感じることができ、一方、再生ユーザは自身の位置で他のユーザが意図的に登録した音声を聴くことに面白みを持つなど、登録ユーザと再生ユーザとが時間を隔てながらも位置に応じた音声を通じて関係性を持つ仕組みを実現できるため有用である。
100 サーバ装置
11 制御部
12 通信部
13 記憶部
101 第1取得部
102 記憶部
103 第2取得部
104 提供部
200a 第1ユーザ端末
21a 制御部
22a 通信部
23a 記憶部
24a 再生部
25a 測位部
26a UI部
201a 指定部
202a 通知部
200b 第2ユーザ端末
201b 指示部
202b 通知部
203b 再生部
900 ネットワーク

Claims (22)

  1. 第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に含まれる位置を示す前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けて記憶されている前記識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための提供処理を行う提供手段と、
    を備え
    前記第1取得手段は、前記第1ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記第2ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、
    前記提供手段は、前記第1取得手段によって取得された生体情報と前記第2取得手段によって取得された生体情報との類似度に応じて前記提供処理を行う
    ことを特徴とする音声データ提供装置。
  2. 第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に含まれる位置を示す前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けて記憶されている前記識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための提供処理を行う提供手段と、
    を備え、
    前記提供手段は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う
    ことを特徴とする音声データ提供装置。
  3. 前記第1取得手段は、前記識別情報の音声データを提供するときの提供条件を取得し、
    前記提供手段は、前記第1取得手段により取得された提供条件が満たされる場合に、前記第2ユーザ端末に対して前記提供処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の音声データ提供装置。
  4. 前記第1取得手段は、音声データの提供対象となる前記第2ユーザ端末を使用するユーザに関する前記提供条件を取得する
    ことを特徴とする請求項記載の音声データ提供装置。
  5. 前記第1取得手段は、前記識別情報の音声データを提供する時期に関する前記提供条件を取得する
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の音声データ提供装置。
  6. 前記第1取得手段は、前記第1ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、
    前記提供手段は、前記第2取得手段によって取得された位置が前記経路に含まれる場合に前記提供処理を行う
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の音声データ提供装置。
  7. 前記第2取得手段は、前記第2ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、
    前記提供手段は、前記第1取得手段によって取得された複数の位置情報が示す経路と、前記第2取得手段によって取得された複数の位置情報が示す経路とが所定の度合いで一致する場合に前記提供処理を行う
    ことを特徴とする請求項6記載の音声データ提供装置。
  8. 前記第2取得手段によって取得された位置情報が示す位置と前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置との関係に応じて、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置への案内を行う案内手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の音声データ提供装置。
  9. 前記提供手段は、前記記憶手段に記憶された複数の位置情報のうち決められた複数の位置情報が前記第2ユーザ端末から取得されると、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して特典を与えるための情報を当該第2ユーザ端末に提供する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の音声データ提供装置。
  10. 前記提供手段は、前記記憶手段に前記位置情報及び前記識別情報が記憶されてから前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための前記提供処理がなされるまでの期間に応じて当該音声データを変化させる
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の音声データ提供装置。
  11. 前記提供手段は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の音声データ提供装置。
  12. 第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得工程と、
    前記第1取得工程によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得工程と、
    前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれているか判定する判定工程と、
    前記範囲に前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれている場合は、前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けられている前記音声データの識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供する提供工程と、
    を備え
    前記第1取得工程は、前記第1ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、
    前記第2取得工程は、前記第2ユーザ端末を使用するユーザの生体情報を取得し、
    前記提供工程は、前記第1取得工程によって取得された生体情報と前記第2取得工程によって取得された生体情報との類似度に応じて前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供する
    ことを特徴とする音声データ提供方法。
  13. 第1ユーザ端末から位置情報及び音声データの識別情報を取得する第1取得工程と、
    前記第1取得工程によって取得された位置情報及び音声データの識別情報を対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    第2ユーザ端末から位置情報を取得する第2取得工程と、
    前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置を基準とした範囲に、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれているか判定する判定工程と、
    前記範囲に前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置が含まれている場合は、前記記憶手段に記憶された位置情報に対応付けられている前記音声データの識別情報の音声データを前記第2ユーザ端末に提供する提供工程と、
    を備え、
    前記提供工程は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う
    ことを特徴とする音声データ提供方法。
  14. 前記第1取得工程は、前記識別情報の音声データを提供するときの提供条件を取得し、
    前記第1取得工程により取得された提供条件が満たされる場合に、前記第2ユーザ端末に対して前記提供工程を行う
    ことを特徴とする請求項12又は請求項13記載の音声データ提供方法。
  15. 前記提供条件は、前記音声データの提供対象となる前記第2ユーザ端末を使用するユーザに関する条件である
    ことを特徴とする請求項14記載の音声データ提供方法。
  16. 前記提供条件は、前記識別情報の音声データを提供する時期に関する条件である
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の音声データ提供方法。
  17. 前記第1取得工程は、前記第1ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、
    前記提供工程は、前記第2取得工程によって取得された位置が前記経路に含まれる場合に前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供する
    ことを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載の音声データ提供方法。
  18. 前記第2取得工程は、前記第2ユーザ端末が移動した経路を示す複数の位置情報を取得し、
    前記第1取得工程によって取得された複数の位置情報が示す経路と、前記第2取得工程によって取得された複数の位置情報が示す経路とが所定の度合いで一致する場合に前記提供工程を行う
    ことを特徴とする請求項17記載の音声データ提供方法。
  19. 前記第2取得工程によって取得された位置情報が示す位置と前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置との関係に応じて、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して、前記記憶手段に記憶された位置情報が示す位置への案内を行う案内工程をさらに備える
    ことを特徴とする請求項12〜18のいずれか1項に記載の音声データ提供方法。
  20. 前記提供工程は、前記記憶手段に記憶された複数の位置情報のうち決められた複数の位置情報が前記第2ユーザ端末から取得されると、前記第2ユーザ端末を使用するユーザに対して特典を与えるための情報を当該第2ユーザ端末に提供する
    ことを特徴とする請求項12〜19のいずれか1項に記載の音声データ提供方法。
  21. 前記提供工程は、前記記憶手段に前記位置情報及び前記識別情報が記憶されてから前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するまでの期間に応じて当該音声データを変化させる
    ことを特徴とする請求項12〜20のいずれか1項に記載の音声データ提供方法。
  22. 前記提供工程は、音量を制御した前記音声データを前記第2ユーザ端末に提供するための処理を行う
    ことを特徴とする請求項12に記載の音声データ提供方法。
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