JP6671171B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される自動変速機のシフト装置に関し、特にいわゆるシフトバイワイヤ方式と称されるタイプのシフト装置に関する。
回転ノブの回転操作によりシフトポジションの選択・切り替えを行うようにしたシフトバイワイヤ方式のシフト装置として、特許文献1に記載されたものが提案されている。
この特許文献1に記載されたシフト装置では、回転ノブの回転方向において、回転ノブ自体の中立位置であるホームポジションHを挟んでその両側にリバースポジションRとドライブポジションDとが設定されていて、ホームポジションHとリバースポジションRとの間にリバース側ニュートラルポジションNrが、ホームポジションHとドライブポジションDとの間にドライブ側ニュートラルポジションNdがそれぞれ設定されているものである。
そして、リバース側ニュートラルポジションNrおよびドライブ側ニュートラルポジションNdでは、そのポジションにて回転ノブの操作力を解除すれば回転ノブは直ちにホームポジションHに自己復帰する一方、回転ノブがリバースポジションRまたはドライブポジションDにシフト操作された時には、それらのポジションに回転ノブが自己保持されるようになっている。
特開2014−31149号公報
しかしながら、特許文献1に記載された回転ノブ方式のシフト装置では、運転者の意図しない操作または不用意な操作によってホームポジションHからリバースポジションRへシフト操作してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、リバースポジションRへシフト操作する際には運転者の明確な意思表示をもってシフト操作させるべく、運転者が所定の操作を行わないとリバースポジションRへのシフト操作を行えないように考慮されたシフト装置を提供するものである。
本発明は、ダイヤル式の操作ノブの回転によりシフト操作することでシフトポジションの選択・切り替えを行うようにしたシフト装置であって、
前記操作ノブは、ケースに回転可能に支持されているとともに、リターンスプリングによって前記ケースから外方へ突出するように付勢され、
前記ケース内には前記操作ノブのシフト操作によって選択されたシフトポジションを検出する検出素子が設けられている一方、
前記操作ノブの中立位置であるホームポジションと、当該ホームポジションから前記操作ノブを一方の方向に回転操作したときに選択されるリバースポジションと、前記ホームポジションから前記操作ノブを他方の方向に回転操作したときに選択されるドライブポジションのほか、前記ホームポジションと前記リバースポジションとの間の位置にリバース側ニュートラルポジションが、前記ホームポジションとドライブポジションとの間の位置にドライブ側ニュートラルポジションがそれぞれに設定されている。
そして、前記ホームポジションからリバースポジションへのシフト操作時に、両者の間のリバース側ニュートラルポジションにて操作ノブを一時的にロックするロック機構を設けてある。
このロック機構は、前記操作ノブに当該操作ノブの軸心と直交する方向に出没可能に設けられたロック解除ボタンと、前記ケースの一部に形成された係合部と、前記ロック解除ボタンの一部に形成されていて係合部と係合することにより操作ノブをその係合位置に位置規制してロックする被係合部と、から構成されていて、前記操作ノブに対するロック解除ボタンの押し込み操作によって操作ノブのロック状態が解除されるようになっていることを特徴とするものである。
より具体的には、前記ロック機構は、前記操作ノブに当該操作ノブの軸心と直交する方向に出没可能に設けられたロック解除ボタンと、前記ケースの一部に形成されたケース側突起部と、前記ロック解除ボタンに形成され、前記ケース側突起部を受容しつつ当該ケース側突起部と前記操作ノブの回転方向で相対移動可能な円弧状のガイド穴と、前記ガイド穴の一部に当該ガイド穴と重なるように形成されたボタン側ガイド穴と、前記ボタン側ガイド穴に形成されて、前記リバース側ニュートラルポジションにて前記ケース側突起部と係合するボタン側突起部と、を備え、
前記操作ノブに対する前記ロック解除ボタンの押し込み操作によって、前記ケース側突起部とボタン側突起部との係合に基づく前記操作ノブのロック状態が解除されるようになっている。
または、請求項に記載のように、とりわけ、前記ロック機構は、前記ケースの一部に形成されたケース側突起部と、前記操作ノブに当該操作ノブの軸心と直交する方向に出没可能に設けられたロック解除ボタンと、前記ロック解除ボタンの先端部に形成されて、前記リバース側ニュートラルポジションにて前記ケース側突起部と係合するボタン側突起部と、前記ロック解除ボタンを前記ケースから外方へ突出するように付勢するリターンスプリングと、を備え、前記ロック解除ボタンを前記リターンスプリングのばね力に抗して押し込み操作することによって、前記ケース側突起部とボタン側突起部との係合に基づく前記操作ノブのロック状態が解除されるようになっている。
ここで、請求項に記載のように、前記操作ノブは、そのシフト操作力を解除した時にはホームポジション以外のいずれのポジションからもホームポジションに自己復帰するようになっていることが望ましい。
本発明によれば、操作ノブに付帯しているロック解除ボタンの押し込み操作によって操作ノブのロック状態を解除しないかぎりリバースポジションRへのシフト操作ができないので、運転者の意図しない操作または不用意な操作によってリバースポジションRへシフト操作してしまうことがない。
また、外観的にはケースと操作ノブ以外にその操作ノブにロック解除ボタンが付帯しているだけであるので、別の部品または別の機構としてロック機構を設ける必要がなく、部品点数の削減を図りながらシフト装置としての小型化を図ることができる。
本発明に係るシフト装置の第1の実施の形態を示す図で、シフト装置全体の斜視図。 図1に示したシフト装置の操作ノブによるシフトポジションの模式図。 図1に示したシフト装置のケースのうちケース本体とサイドケースおよび操作ノブとの相対位置関係を示す分解斜視図。 図に示したシフト装置のケースのうちケース本体およびサイドケースと組み合わされるアッパーカバーの分解斜視図。 図1に示したシフト装置の平面図。 図5のA−A線に沿った断面図。 図5のB−B線に沿った断面図。 図7のC−C線に沿った断面図。 図7と同等部位の断面図であって、(A)はリバース側ニュートラルポジションNrでの操作ノブのロック状態を示す断面図、(B)は同じくリバース側ニュートラルポジションNrでの操作ノブのアンロック状態を示す断面図。 図7と同等部位の断面図であって、操作ノブをリバースポジションRにシフト操作した時の断面図。 図7と同等部位の断面図であって、操作ノブをドライブ側ニュートラルポジションNdにシフト操作した時の断面図。 図7と同等部位の断面図であって、操作ノブをドライブポジションDにシフト操作した時の断面図。 操作ノブの動きを示す要部拡大図であって、(A)は図9の(A)の要部拡大図、(B)は図9の(B)の要部拡大図、(C)は図10の要部拡大図。 本発明に係るシフト装置の第2の実施の形態を示す図で、シフト装置全体の斜視図。 図14に示したシフト装置の正面図。 図14に示したシフト装置のケースのうちケース本体とサイドケースおよび操作ノブとの相対位置関係を示す分解斜視図。 図15のD−D線に沿った断面図。 図17と同等部位の断面図であって、(A)はリバース側ニュートラルポジションNrでの操作ノブのロック状態を示す断面図、(B)は同じくリバース側ニュートラルポジションNrでの操作ノブのアンロック状態を示す断面図。 図17と同等部位の断面図であって、操作ノブをリバースポジションRにシフト操作した時の断面図。 操作ノブの動きを示す要部拡大図であって、(A)は図18の(A)の要部拡大図、(B)は図18の(B)の要部拡大図、(C)は図19の要部拡大図。
図1〜13は本発明に係るシフト装置を実施するためのより具体的な第1の形態を示す図であり、特に図1はシフト装置全体の斜視図を示し、図2はシフト装置の操作ノブによるシフトポジションの模式図を示している。
図1に示すように、シフト装置は、概略的には、相手側への取付面となる取付座部2aを底面側に有する略直方体形状のケース1と、ケース1の四周外側面のうち一つの面に回転中心を横向きにして設けられたダイヤル式の操作ノブ5と、から構成されている。また、ケース1は、先に述べた座部2aを有するケース本体2とサイドケース3およびアッパーカバー4の三者から構成されている。このシフト装置は、例えばステアリングホイールを支持しているステアリングコラムの一部またはインストルメントパルのうちステアリングホイールに可及的に近い位置等に設けられる。
ケース1のうちアッパーカバー4の上面にはパーキングインジケータを兼ねた照光押釦(押しボタン)式のパーキングスイッチ6と照光式のシフトポジションインジケータ7が設けられている。また、操作ノブ5は円筒状をなしていて、その円周方向での正転方向と逆転方向(一方の方向と他方の方向)にそれぞれ回転可能にケース1に対して支持されている。そして、操作ノブ5の一方の方向または他方の方向への回転操作によりシフトポジションの選択・切り替えが行われるようになっている。
さらに、操作ノブ5の外周面のうち真上位置には、当該操作ノブ5のための後述するロック機構33のロック解除ボタンとして機能する押し込み式のノブボタン8を設けてある。このノブボタン8は、操作ノブ5の長手方向(軸心方向)に延びる偏平ブロック状のものとして形成されている。そして、隣接するシフトポジションインジケータ7のニュートラルポジションを示す「N」の表示と、リバースポジションを示す「R」の表示、およびドライブポジションを示す「D」の表示との関係において、常時はニュートラルポジション「N」の表示位置を指示する位置に自己保持されている。
図2は操作ノブ5の回転に基づくシフト操作により選択・切り替えが行われるシフトポジションを平面的に展開した模式図である。本実施の形態では、図1に示したシフトポジションインジケータ7での「N」、「R」、「D」のそれぞれの表示とは別に、操作ノブ5のシフトポジションとして、図2に示すように、操作ノブ5の回転方向での中立位置であるホームポジション「H」と、ホームポジション「H」から操作ノブ5を一方の方向に回転操作したときに選択されるリバースポジション「R」と、ホームポジション「H」から操作ノブ5を他方の方向に回転操作したときに選択されるドライブポジション「D」のほか、ホームポジション「H」とリバースポジション「R」との間の位置にリバース側ニュートラルポジション「Nr」が、ホームポジション「H」とドライブポジション「D」との間の位置にドライブ側ニュートラルポジション「Nd」がそれぞれに設定されている。
そして、操作ノブ5のホームポジション「H」がシフトポジションインジケータ7の「N」の表示位置に一致していて、同様に操作ノブ5のリバースポジション「R」がシフトポジションインジケータ7の「R」の表示位置に、操作ノブ5のドライブポジション「D」がシフトポジションインジケータ7の「D」の表示位置に、それぞれ一致している。
また、操作ノブ5のホームポジション「H」からリバースポジション「R」側およびドライブポジション「D」側へのそれぞれの回転角は最大でも10°程度であり、後述するように、操作ノブ5はそのシフト操作力(回転操作力)を解除した時には、ホームポジション「H」以外のいずれのポジションからもホームポジション「H」に直ちに自己復帰するように構成されている。言い換えるならば、操作ノブ5は、ホームポジション「H」以外の「R」、「D」、「Nr」、「Nd」の各シフトポジションではその位置に自己保持する機能を有していない。
図3はケース1のうちケース本体2とサイドケース3および操作ノブ5との相対位置関係を示す分解斜視図を示していて、図4はケース本体2およびサイドケース3と組み合わされるアッパーカバー4の分解斜視図を示している。また、図5は図1に示したシフト装置の平面図を、図6,7は図5ののA−A線およびB−B線に沿った断面図をそれぞれ示している。さらに、図8は図7のC−C線に沿った断面図を示している。
図3に示すように、ケース本体2とサイドケース3は互いに突き合わされることで図1のようなボックス形状をなし、ケース本体2とサイドケース3との間には異形円筒状の回転レバー9が収容される。より詳しくは、ケース1の外側面の一部をなすケース本体2の側壁2bには軸穴2cが形成されており、この軸穴2cに対して操作ノブ5の一端面に突出形成された回転軸部5aが挿入支持される。また、ケース本体2のうち側壁2bよりもサイドケース3側の空間には回転レバー9がカラーブッシュ10とともに配置され、軸穴2cに挿入された操作ノブ5の回転軸部5aに対して回転レバー9が止めねじ11により締結固定される。これにより、回転レバー9は操作ノブ5とともにケース本体2に回転可能に支持される。回転レバー9の外周面には保持突起部9aが上向き(径方向外向き)に形成されており、この保持突起部9aの内部にバー状のマグネット(永久磁石)12が挿入支持される。
図3に示す操作ノブ5はその他端面が開放されているとともに、外周面の一部に一端が開放されたスロット部5bが形成されている。このスロット部5bから突出するように操作ノブ5の開放部側からノブボタン8の幅広の基部8aをリターンスプリング(圧縮コイルスプリング)13とともに挿入した上で、操作ノブ5の他端面にノブカバー5cが嵌合される。これにより、ノブボタン8は操作ノブ5の径方向に出没可能であり、ノブボタン8は操作ノブ5の径方向から突出する方向にリターンスプリング13にて常時付勢されていることから、その付勢力に拮抗するかたちで所定ストロークのもとで操作ノブ5に対するノブボタン8の押し込み操作が可能となっている。ただし、ノブボタン8は操作ノブ5に対して径方向に出没可能ではあっても、操作ノブ5側のスロット部5bに挿入されているために、ノブボタン8と操作ノブ5との相対回転は不能となっている。
ケース本体2の側壁2bには、軸穴2cをはさんでその上下二箇所に操作ノブ5側に向かって突出する突起部14,15が形成されている。他方、図3のほか図7に示すように、回転軸部5aが突出形成されている操作ノブ5の一端面には一対の突起部14,15が個別に且つ遊嵌的に挿入される円弧状のガイド穴16,17が形成されている。各ガイド穴16,17の円周方向長さは各突起部14,15のそれよりも所定量だけ長い長穴状のものとして形成されており、これによりケース本体2に対する操作ノブ5の回転変位量がガイド穴16,17の長さの範囲内に規制されている。
また、図3に示すケース本体2の側壁2bには軸穴2cに隣接するかたちで操作ノブ5の回転方向に沿った開口部に円弧状の凹溝18が形成されている。この凹溝18は図8に示すように断面形状が略V字状のものとして形成されている。他方、操作ノブ5の一端面にはピン受容部19が凹設されており、このピン受容部19には図3に示すピボット状のチェックピン20がリターンスプリング(圧縮コイルスプリング)21とともに出没可能に挿入支持されている。これにより、ケース本体2に対する操作ノブ5の組付状態ではチェックピン20の先端が凹溝18に着底して、操作ノブ5の回転操作時に凹溝18とチェックピン20とが相対移動することで操作ノブ5に所定の抵抗を付与するようになっている。
そして、図8から明らかなように、凹溝18はその操作ノブ5の回転方向において深さが比較的急激に変化する断面V溝状のものであることから、凹溝18の深さ位置に応じて操作ノブ5に対しチェックピン20が及ぼす押圧力が変化することから、操作ノブ5の回転変位に対する抵抗力が回転ストロークの途中で変化することになる。これにより、凹溝18とそれに着底するチェックピン20およびリターンスプリング21の三者は、操作ノブ5の回転変位に応じた節度感を付与するための節度機構22を形成していることになる。
また、節度機構22では、図8に示すように、操作ノブ5がホームポジション「H」にある時にはチェックピン20が凹溝18の最深部に位置するように設定してあることから、操作ノブ5に回転操作力を加えない場合には、操作ノブ5はホームポジション「H」に自己保持される。同時に、操作ノブ5をホームポジション「H」からいずれの方向に回転操作した場合でも、その回転操作力を解除したならば、操作ノブ5が直ちにホームポジション「H」に復帰するような復帰力が節度機構22によって常に付与されていることになる。
図1に示したケース1の上部のアッパーカバー4には、図4に示すように、回路基板23と、シールラバー24と、インジケータブロック25と、ボタンベース26と、ポジション表示プレート27と、ボタンプレート28とがそれぞれに組み込まれている。
回路基板23には、その裏面に、シフト装置として必要な半導体素子のほか、マグネット12(図3参照)と組み合わせて使用される図6のホールIC等の複数の検出素子29(以下、複数の検出素子を総称して「検出素子群29」と言う。)が実装されているとともに、外部機器への信号出力のための例えば雌側のコネクタ30が装着されている。また、回路基板23の上面には、光源として機能する複数のLED31(以下、複数のLEDを総称して「LED群31」と言う。)のほか、先に述べた照光押釦式のパーキングスイッチ6(図1参照)の接点部や光源を内蔵するボタン部32が実装されている。なお、検出素子群29では個々に独立した検出素子が例えばマトリックス状に配置されている。
図4のシールラバー24は下側の回路基板23に防塵性および防水性等を付与する機能を有し、インジケータブロック25は回路基板23側のLED群31の照射領域を複数領域に区画する機能を有する。また、ボタンベース26は回路基板23側のボタン部32を受容して照光押釦式のパーキングスイッチ6(図1参照)のベース部として機能する。さらに、ポジション表示プレート27は、LED群31を光源として、先に述べたリバースポジションである「R」の文字と、ニュートラルポジションである「N」の文字、およびドライブポジションである「D」の文字のうちいずれかを選択的に照光表示する機能を有し、ボタンプレート28はパーキングポジションである「P」の文字を照光表示する機能とともに、パーキングスイッチ6(図1参照)の操作部としての機能を有する。
そして、回路基板23の上にシールラバー24とインジケータブロック25およびボタンベース26をそれぞれ重ね合わせてビス33にて締結固定し、さらにインジケータブロック25の上にポジション表示プレート27を、ボタンベース26の上にボタンプレート28をそれぞれ重ね合わせた上で、それらの中間組立体を図3のケース本体2の上に位置決め載置し、最後にアッパーカバー4を被せてケース本体2に嵌合させることで、図1に示すようにアッパーカバー4がケース本体2やサイドケース3と組み合わされてシフト装置のケース1として組み立てられることになる。
このような構成により、図6に示すように、回路基板23の裏面の検出素子群29と、回転レバー9に装着されたマグネット12(図3,6参照)とが互いに近接・対峙するかたちとなる。また、回路基板23の表面のLED群31とインジケータブロック25およびポジション表示プレート27は、先に述べた図1のポジションインジケータ7を構成し、回路基板23の上面のボタン部32とボタンベース26およびボタンプレート28は同様に図1の照光押釦式のパーキングスイッチ6を構成することになる。さらに、回路基板23側の雌側コネクタ30は図3に示したサイドケース3の角穴部3aに嵌合保持されて、サイドケース3の下側開口部から挿入される図示外の雄側のコネクタと嵌合接続されることになる。
したがって、このように構成されたシフト装置では、図2に示すホームポジション「H」にノブボタン8を有する操作ノブ5が自己保持されているので、操作ノブ5をいずれかの方向に回してシフト操作を行うことになる。操作ノブ5がホームポジション「H」にある状態を図6および図7に示している。
例えばホームポジション「H」から操作ノブ5を一方の方向(正転方向)に回してシフト操作することにより、図9に示すリバース側ニュートラルポジション「Nr」を経由して、図10に示すリバースポジション「R」にシフト操作することが可能である。この場合に、図6,8に示す回路基板23の裏面の検出素子群29のうち特定のものに対して回転レバー9側のマグネット12(図3参照)が近接対峙することで、リバースポジション「R」にシフト操作されたことが検出され、同時に図1に示すシフトポジションインジケータ7の「R」の表示が点灯する。
同様に、ホームポジション「H」から操作ノブ5を他方の方向(逆転方向)に回してシフト操作することにより、図11に示すドライブ側ニュートラルポジション「Nd」を経由して、図12に示すドライブポジション「D」にシフト操作することが可能である。この場合に、図6,8に示す回路基板23の裏面の検出素子群29のうち特定のものに対して回転レバー9側のマグネット12(図3参照)が近接対峙することで、ドライブポジション「D」にシフト操作されたことが検出され、同時に図1に示すシフトポジションインジケータ7の「D」の表示が点灯する。
そして、リバースポジション「R」またはドライブポジション「D」にシフト操作されたことに基づく検出素子群29の検出出力は、図示しない自動変速機の制御系に出力される。また、リバースポジション「R」またはドライブポジション「D」にシフト操作した後、操作ノブ5の回転操作力を解除すれば直ちに操作ノブ5はホームポジション「H」に復帰する。
また、リバースポジション「R」またはドライブポジション「D」からニュートラルポジション「N」にシフト操作する場合には、ホームポジション「H」から操作ノブ5をリバース側ニュートラルポジション「Nr」までシフト操作する。先に述べたように、操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にある状態を図9に示す。なお、図9の詳細は後述する。この場合に、図6,8に示す回路基板23の裏面の検出素子群29のうち特定のものに対して回転レバー9側のマグネット12(図3参照)が近接対峙することで、リバース側ニュートラルポジション「Nr」にシフト操作されたことが検出され、同時に図1に示すシフトポジションインジケータ7の「N」の表示が点灯する。
そして、リバース側ニュートラルポジション「Nr」にシフト操作されたことに基づく検出素子群29の検出出力は、図示しない自動変速機の制御系に出力される。また、リバース側ニュートラルポジション「Nr」にシフト操作した後、操作ノブ5の回転操作力を解除すれば直ちに操作ノブ5はホームポジション「H」に復帰する。
本実施の形態では、図2に示す操作ノブ5のホームポジション「H」を含むリバース側ニュートラルポジション「Nr」からドライブ側ニュートラルポジション「Nd」までの範囲がニュートラルポジションであるが、ニュートラルポジション「N」にシフト操作する場合には、リバース側ニュートラルポジション「Nr」にシフト操作する。
このように構成されたシフト装置において、運転者の意図しない操作または不用意な操作によってホームポジション「H」からリバースポジション「R」へシフト操作してしまうことがないように操作ノブ5のロック機構33を設けてある。
図9の(A)は操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にロックされた状態を示していて、同図(B)は操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にてロック解除されたアンロック状態を示している。さらに、図13の(A),(B)は図9の(A),(B)の要部を拡大した図を示していて、図13の(C)はリバースポジション「R」にシフト操作された状態である図10の要部を拡大した図を示している。
図3のほか図13に示すように、ケース本体2の側壁2bに一対の突起部14,15が形成されている一方、ケース本体2の側壁2bと対向することになる操作ノブ5の一方の端面には、それぞれの突起部14,15が突出することになる一対の長穴状のガイド穴16,17が形成されていることは先に述べた通りである。そして、一方の突起部14は、後述するように、操作ノブ5のためのロック機構33において係合部としてのケース側突起部として機能することになる。
図7および図13に示すように、操作ノブ5に出没可能に付設されているノブボタン8の基部8aにおける一方の端面には、操作ノブ5側のガイド穴16と重なるように長穴状または円弧状のボタン側ガイド穴34が形成されていて、このボタン側ガイド穴34にまでケース本体2側の一方の突起部14が突出している。ボタン側ガイド穴34は、図13に示すように、上半部と下半部とが操作ノブ5の円周方向でオフセットした異形長穴状のものとして形成されていて、ボタン側ガイド穴34のうちドライブポジション「D」側の内側面は上半部と下半部とで段差を有する滑らかな段付き状のものとなっている。
つまり、ボタン側ガイド穴34の上半部におけるドライブポジション「D」寄りのエンド部よりも、下半部におけるドライブポジション「D」寄りのエンド部の方がリバースポジション「R」寄りに位置するように、ボタン側ガイド穴34の下半部におけるドライブポジション「D」寄りの位置に被係合部としてのボタン側突起部として機能することになる内面突起部34aを形成してある。これにより、操作ノブ5に対してノブボタン8を押し込まないかぎりは、ボタン側ガイド穴34の内面突起部34aがケース本体2側の突起部14に当接または干渉していて、ノブボタン8そのもののほか、被係合部(ボタン側突起部)としての内面突起部34aを含むノブボタン8側のボタン側ガイド穴34とケース本体2側の係合部(ケース側突起部)としての突起部14とでロック機構33を形成している。
したがって、このようなロック機構33を有するシフト装置において、図9,13の(A)は操作ノブ5がリバース側ニュートラル位置「Nr」にある状態を示している。同図に示すように、ホームポジション「H」側からリバースポジション「R」にシフト操作するべく、操作ノブ5をリバースポジション「R」側に回してシフト操作すると、ノブボタン8に形成されているボタン側ガイド穴345の内側突起部34aがケース本体2側の突起部14に当接または干渉し、それ以上の操作ノブ5のリバースポジション「R」側への回転が阻止されて、実質的に操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にロックされる。この状態がリバース側ニュートラルポジション「Nr」での操作ノブ5のロック状態である(図9,13の(A)の状態)。
このように、ホームポジション「H」側からリバースポジション「R」へのシフト操作に際して、その前段のリバース側ニュートラルポジション「Nr」にて操作ノブ5を一時的にロックすることにより、運転者にリバースポジション「R」へのシフト操作の意志を再確認させることができる。他方、リバースポジション「R」へ向かってのシフト操作が運転者の意図しない操作または不用意な操作によるものである場合には、前段のリバース側ニュートラルポジション「Nr」での操作ノブ5の一時的なロックをもって、以降の操作を中止して、リバースポジション「R」へ向かってのシフト操作が運転者の意図しない操作または不用意な操作によるものであることを認識させることになる。
そして、リバースポジション「R」へのシフト操作が運転者の意志によるものである場合には、操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にロックされている状態で、図9,13の(B)に示すように、操作ノブ5に付帯しているノブボタン8を操作ノブ5に対して押し込み操作する。ノブボタン8の押し込み操作により、ノブボタン8側のボタン側ガイド穴34の内面突起部34aがケース本体2側の突起部14から離れて、先の操作ノブ5のロック状態が解除されてアンロック状態となる。
この状態で初めて操作ノブ5のリバースポジション「R」側へのシフト操作が可能となり、図13の(C)に示すように、ノブボタン8を押し込んだままで操作ノブ5をリバースポジション「R」側へ回すことにより、リバースポジション「R」へのシフト操作が行われる。
そして、リバースポジション「R」へのシフト操作後に、ノブボタン8の押し込み操作力とともに操作ノブ5の回転操作力を解除すると、ノブボタン8側のボタン側ガイド穴34の内面突起部34aがケース本体2側の突起部14に乗り上げることでノブボタン5は図9,13の(A)の状態に自己復帰する。さらに、先に説明したように、節度機構22によって付与される復帰力によって操作ノブ5自体がホームポジション「H」に自己復帰して、そのホームポジション「H」に自己保持されることになる。
このように本実施の形態によれば、操作ノブ5にロック機構33を設けたことにより、運転者の意図しない操作または不用意な操作によってリバースポジション「R」へシフト操作してしまうことを未然に防止することができる。
また、図1に示したように、シフト装置としては、外観的にはケース1と操作ノブ5以外にその操作ノブ5にロック解除ボタンとしてのノブボタン8が付帯しているだけであるので、別の部品または別の機構としてロック機構を設ける必要がなく、部品点数の削減を図りながらシフト装置の小型化を図ることができる。
図14〜20は本発明に係るシフト装置の第2の実施の形態を示す図で、先に説明した第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
図14は第2の実施の形態に係るシフト装置の全体斜視図を示していて、ケース1がケース本体2とサイドケース3およびアッパーカバー4の三者から構成されている点、およびダイヤル式の操作ノブ35を備えている点では先の第1の実施の形態のシフト装置と共通している。
その一方、図1と図14とを比較すると明らかなように、図1に示す第1の実施の形態では、ロック機構33のロック解除ボタンとして機能するノブボタン8が操作ノブ5の長手方向に延びる偏平ブロック状のものとして形成されているのに対して、図14に示す第2の実施の形態では、操作部が小径丸型のノブボタン38を採用したものである点で第1の実施の形態のものと相違している。
図15は図14に示したシフト装置の正面図を、図16は図14,15に示したシフト装置のうちケース本体2とサイドケース3および操作ノブ35の相互関係を示す分解斜視図をそれぞれ示している。なお、アッパーカバー4の構造は、図4に示した第1の実施の形態のものと共通しているので、図示を省略している。また、図17は図15のD−D線に沿った拡大断面図を示している。
図14,15のほか図16に示すように、操作ノブ35の外周には先の第1の実施の形態でのノブボタン8に相当する位置に取手部36が一体に突出形成されているとともに、その取手部36とは別にノブボタン38を設けてある。このノブボタン38は、軸部37bが一体に形成されたボタン本体37aをリターンスプリング39とともに操作ノブ35の取付穴35aに出没可能に挿入するとともに、操作ノブ35からの抜け止めを兼ねてその操作ノブ35の内側から被係合部(ボタン側突起部)として機能するバー状のストッパプレート40を軸部37bに連結固定したものである。そして、ストッパプレート40は操作ノブ35の内側においてその操作ノブ35の長手方向に延在するかたちとなっている。なお、ストッパプレート40は、後述するように、操作ノブ35のためのロック機構43において、被係合部としてのボタン側突起部として機能する。
また、図16に示すように、ケース本体2のうち側壁2bの一部の構造が図3に示した第1の実施の形態のものと異なっていて、ケース本体2の側壁2bには操作ノブ35側に向かって突出する上下一対の突起部14,15とともに、これらの突起部14,15よりも長い単一の略変形角柱状のストッパピン41が操作ノブ35側に向かって突出形成されている。このストッパピン41は、後述するように、操作ノブ35のためのロック機構43において、係合部としてのケース側突起部として機能する。そして、このストッパピン41は操作ノブ35の一方の端面(ケース本体2側の端面)に形成された窓部を通して操作ノブ35の内部に突出している。これにより、ストッパプレート40を有するノブボタン38とケース本体2側のストッパピン41とによりロック機構43が形成されている。なお、ケース本体2の側壁2bに形成された上下一対の突起部14,15とそれに挿入される操作ノブ35側のガイド穴(図16,17では図示されていない)とによって、操作ノブ35の回転量が規制されていることは先の第1の実施の形態と同様である。
図17は操作ノブ35がホームポジション「H」にある状態の断面図を示していて、図18は操作ノブ35がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にある状態の断面図を示している。また、図19は操作ノブ35がリバースポジション「R」にある状態の断面図を示している。さらに、図20の(A)〜(C)は図18(A),(B)の要部と図19の要部を拡大して示している。
図17から明らかなように、操作ノブ35がホームポジション「H」にあって、且つノブボタン38が押されていない状態では、ノブボタン38のストッパプレート40はケース本体2側のストッパピン41には当接していない。
その一方、図17のホームポジション「H」側から図19のリバースポジション「R」にシフト操作するべく、操作ノブ35をリバースポジション「R」側に回してシフト操作すると、図18,20の(A)に示すように、ノブボタン35側のストッパプレート40がケース本体2側のストッパピン41に当接し、それ以上の操作ノブ5のリバースポジション「R」側への回転が阻止されて、実質的に操作ノブ5がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にロックされる。この状態がリバース側ニュートラルポジション「Nr」での操作ノブ35のロック状態である。
このように、ホームポジション「H」側からリバースポジション「R」へのシフト操作に際して、その前段のリバース側ニュートラルポジション「Nr」にて操作ノブ35を一時的にロックすることにより、先の第1の実施の形態と同様に、運転者にリバースポジション「R」へのシフト操作の意志を再確認させることができる。他方、リバースポジション「R」へ向かってのシフト操作が運転者の意図しない操作または不用意な操作によるものである場合には、前段のリバース側ニュートラルポジション「Nr」での操作ノブ35の一時的なロックをもって、以降の操作を中止して、リバースポジション「R」へ向かってのシフト操作が運転者の意図しない操作または不用意な操作によるものであることを認識させることになる。
そして、リバースポジション「R」へのシフト操作が運転者の意志によるものである場合には、操作ノブ35がリバース側ニュートラルポジション「Nr」にロックされている状態で、図18,20の(B)に示すように、操作ノブ35に付帯しているノブボタン38を操作ノブ35に対して押し込み操作する。ノブボタン38の押し込み操作により、ノブボタン38側のストッパプレート40がケース本体2側のストッパピン41の内側(操作ノブ35の回転中心に近い側)に移動し、先の操作ノブ5のロック状態が解除されてアンロック状態となる。
この状態で初めて操作ノブ35のリバースポジション「R」側へのシフト操作が可能となり、図19および図20の(C)に示すように、ノブボタン38を押し込んだままで操作ノブ35をリバースポジション「R」側へ回すことにより、リバースポジション「R」へのシフト操作が行われる。
そして、リバースポジション「R」へのシフト操作後に、ノブボタン38の押し込み操作力とともに操作ノブ5の回転操作力を解除すると、ノブボタン38は図18,20の(A)の状態に自己復帰するとともに、さらに、先の第1の実施の形態と同様に、節度機構22によって付与される復帰力によって操作ノブ35自体がホームポジション「H」に自己復帰して、そのホームポジション「H」に自己保持されることになる。
この第2の実施の形態によれば、先の第1の実施の形態と同様に、操作ノブ35にロック機構43を設けたことによって、運転者の意図しない操作または不用意な操作によってリバースポジション「R」へシフト操作してしまうことを未然に防止することができるほか、図14に示したように、シフト装置としては、外観的にはケース1と操作ノブ35以外にその操作ノブ35にロック解除ボタンとしてのノブボタン38が付帯しているだけであるので、別の部品または別の機構としてロック機構を設ける必要がなく、部品点数の削減を図りながらシフト装置の小型化を図ることができることになる。
1…ケース
2…ケース本体
3…サイドケース
4…アッパーカバー
5…操作ノブ
8…ノブボタン(ロック解除ボタン)
14…突起部(係合部,ケース側突起部)
22…節度機構
29…検出素子
33…ロック機構
34…ボタン側ガイド穴
34a…内面突起部(被係合部,ボタン側突起部)
45…操作ノブ
38…ノブボタン(ロック解除ボタン)
40…ストッパプレート(被係合部,ボタン側突起部)
41…ストッパピン(係合部,ケース側突起部)
43…ロック機構
D…ドライブポジション
H…ホームポジション
N…ニュートラルポジション
Nd…ドライブ側ニュートラルポジション
Nr…リバース側ニュートラルポジション
R…リバースポジション

Claims (3)

  1. ダイヤル式の操作ノブの回転によりシフト操作することでシフトポジションの選択・切り替えを行うようにしたシフト装置であって、
    前記操作ノブは、ケースに回転可能に支持されているとともに、リターンスプリングによって前記ケースから外方へ突出するように付勢され、
    前記ケース内には前記操作ノブのシフト操作によって選択されたシフトポジションを検出する検出素子が設けられている一方、
    前記操作ノブの中立位置であるホームポジションと、当該ホームポジションから前記操作ノブを一方の方向に回転操作したときに選択されるリバースポジションと、前記ホームポジションから前記操作ノブを他方の方向に回転操作したときに選択されるドライブポジションのほか、前記ホームポジションと前記リバースポジションとの間の位置にリバース側ニュートラルポジションが、前記ホームポジションとドライブポジションとの間の位置にドライブ側ニュートラルポジションがそれぞれに設定されていて、
    前記ホームポジションから前記リバースポジションへのシフト操作時に、前記両者の間の前記リバース側ニュートラルポジションにて前記操作ノブを一時的にロックするロック機構を設けてあり、
    前記ロック機構は、
    前記操作ノブに当該操作ノブの軸心と直交する方向に出没可能に設けられたロック解除ボタンと、
    前記ケースの一部に形成されたケース側突起部と、
    前記ロック解除ボタンに形成され、前記ケース側突起部を受容しつつ当該ケース側突起部と前記操作ノブの回転方向で相対移動可能な円弧状のガイド穴と、
    前記ガイド穴の一部に当該ガイド穴と重なるように形成されたボタン側ガイド穴と、
    前記ボタン側ガイド穴に形成されて、前記リバース側ニュートラルポジションにて前記ケース側突起部と係合するボタン側突起部と、を備え、
    前記操作ノブに対する前記ロック解除ボタンの押し込み操作によって、前記ケース側突起部とボタン側突起部との係合に基づく前記操作ノブのロック状態が解除されるようになっていることを特徴とするフト装置。
  2. ダイヤル式の操作ノブの回転によりシフト操作することでシフトポジションの選択・切り替えを行うようにしたシフト装置であって、
    前記操作ノブはケースに回転可能に支持されているとともに、前記ケース内には前記操作ノブのシフト操作によって選択されたシフトポジションを検出する検出素子が設けられている一方、
    前記操作ノブの中立位置であるホームポジションと、当該ホームポジションから前記操作ノブを一方の方向に回転操作したときに選択されるリバースポジションと、前記ホームポジションから前記操作ノブを他方の方向に回転操作したときに選択されるドライブポジションのほか、前記ホームポジションと前記リバースポジションとの間の位置にリバース側ニュートラルポジションが、前記ホームポジションとドライブポジションとの間の位置にドライブ側ニュートラルポジションがそれぞれに設定されていて、
    前記ホームポジションから前記リバースポジションへのシフト操作時に、前記両者の間の前記リバース側ニュートラルポジションにて前記操作ノブを一時的にロックするロック機構を設けてあり、
    前記ロック機構は、
    前記ケースの一部に形成されたケース側突起部と、
    前記操作ノブに当該操作ノブの軸心と直交する方向に出没可能に設けられたロック解除ボタンと、
    前記ロック解除ボタンの先端部に形成されて、前記リバース側ニュートラルポジションにて前記ケース側突起部と係合するボタン側突起部と、
    前記ロック解除ボタンを前記ケースから外方へ突出するように付勢するリターンスプリングと、
    を備え、
    前記ロック解除ボタンを前記リターンスプリングのばね力に抗して押し込み操作することによって、前記ケース側突起部とボタン側突起部との係合に基づく前記操作ノブのロック状態が解除されるようになっていることを特徴とするシフト装置。
  3. 前記操作ノブは、そのシフト操作力を解除した時にはホームポジション以外のいずれのポジションからもホームポジションに自己復帰するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のシフト装置。
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