JP6671093B2 - 乳製品、特にミルクフォームを製造する方法および装置 - Google Patents

乳製品、特にミルクフォームを製造する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、ミルクフォームを製造する方法であって、ミルクをミルク管路内でミルクポンプによって搬送するステップaと、ミルクと空気とを第1の混合室内で混合して、空気・ミルクエマルションを製造するステップbと、場合により、温かいミルクフォームを製造したい場合に、好ましくはステップbのあと、空気・ミルクエマルションに蒸気を追加して、空気・ミルクエマルションを温めるステップcとを有する、ミルクフォームを製造する方法に関する。
さらに、本発明は、乳製品、特にミルクフォームを製造する装置であって、該装置が、ミルク容器と流出装置とを互いに接続するミルク管路を有しており、該ミルク管路にミルク容器と流出装置との間において少なくとも以下の構成要素:すなわち、ミルクと空気とを混合して、空気・ミルクエマルションを製造するための第1の混合室と、ミルクポンプと、第1の混合室の下流側に配置された、場合により、第1の混合室からの空気・ミルクエマルションを温めるための第2の混合室と:が接続されている、乳製品を製造する装置に関する。
このような方法および装置は、公知先行技術に基づき種々異なる公知例で知られている。これらの公知例は、一般的に、欧州特許第1312292号明細書または欧州特許出願公開第2042063号明細書に記載されているようなフルオートコーヒーマシンの一部を成している。しかしながら、このような公知例では、フォーム特性の変更が、極めて困難にしか可能とならない。
欧州特許第1312292号明細書 欧州特許出願公開第2042063号明細書
したがって、本発明の課題は、ミルクフォームを製造する改善された方法および改善された装置を提供することである。
この課題を解決するために、本発明に係る方法では、ステップaにおいて、好ましくは、搬送・圧送量の変更のために回転数調整可能なミルクポンプを使用して、該ミルクポンプの回転数を介して乳製品の特性、特にミルクフォームの稠度を変更する。
本発明に係る方法の好ましい態様では、フォーム特性の調整を製品に関連して行う。
本発明に係る方法の好ましい態様では、ミルクフォームの稠度の無段階の変更を連続的な送出もしくは製品獲得の間に行う。
本発明に係る方法の好ましい態様では、ステップに基づく空気・ミルクエマルションを、ホモジナイザとして形成された後処理装置内で後処理する。
本発明に係る方法の好ましい態様では、後処理装置による後処理時に、空気・ミルクエマルション内の空気泡の微細化を行う。
本発明に係る方法の好ましい態様では、それぞれ異なるフォーム稠度を、不変に調整された空気源によって発生させる。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る装置では、ミルクポンプの回転数が調整可能である。
本発明に係る装置の好ましい態様では、回転数の変更によって、ミルクポンプの圧送出力が調整可能である。
本発明に係る装置の好ましい態様では、ミルクポンプの下流側に後処理装置が配置されている。
本発明に係る装置の好ましい態様では、後処理装置が、ラビリンス通路区間を有している。
本発明に係る装置の好ましい態様では、流出装置が、端部に向かって円錐形に拡張されている。
本発明に係る装置の好ましい態様では、乳製品を製造する装置が、混合室に向かって拡径された内側のミルク通路と、空気通路とを備えた環状ジェットノズルを有しており、空気通路が、ウェブを貫いて案内されており、該ウェブが、混合室内に半径方向で突出している。
本発明に係る装置の好ましい態様では、乳製品を製造する装置が、蒸気通路と内側のミルク通路とを備えた蒸気ジェットノズルを有しており、ミルク通路が、蒸気通路に、好ましくは垂直にかつ混合室の形成なしに開口している。
請求項1によれば、乳製品、特にミルクフォームを製造する方法は、
ミルクをミルク管路内でミルクポンプによって搬送するステップaと、
ミルクと空気とを第1の混合室内で混合して、空気・ミルクエマルションを製造するステップbと、
場合により、温かいミルクフォームを製造したい場合に、(好ましくはステップbのあと、)空気・ミルクエマルションに蒸気を追加して、空気・ミルクエマルションを温めるステップcと、
ステップaにおいて、好ましくは、搬送・圧送量の変更のために回転数調整可能なミルクポンプを使用して、このミルクポンプの回転数の調整(もしくは変更)によって乳製品の特性、特にミルクフォームの稠度を変更するステップdとによって提供される。
本発明によれば、種々異なる乳製品、特に種々異なる品質のミルクフォーム、たとえば異なる温度(熱いまたは冷たい、後者、つまり、冷たい場合には蒸気供給なし)および異なる稠度(特により細かいまたはより大きな気泡に関する)のミルクフォームを簡単に製造することができる。好ましくは、回転数調整可能なミルクポンプが使用され、これによって、圧送量が簡単に調整可能となる。さらに、回転数の変更によって、製品特性を簡単に変更することができる。なぜならば、回転数が、特に後処理装置内の圧力状況に影響を与えるからである。このような乳製品は、単独で送出されてもよいし、場合によってはコーヒー飲料に関連して送出されてもよい。
本発明によれば、種々異なる乳製品、特に冷たいミルクフォームだけでなく、温かいミルクフォームも製造することができる。温かいミルクフォームが製造される場合には、空気の追加後に時間的にかつ局所的に蒸気の追加が行われると特に有利であり、これによって、空気および蒸気の各追加をその都度最適に行うことができる。また、パラメータを相応に変更すると、冷たいまたは熱いミルクをほぼフォーム形成なしに送出することも可能となる。
さらに、本発明によって、フォーム特性の、製品に関連した調整を行うことができ、好ましくは、フォーム特性の、特にいわば無段階の調整を行うこともできるという利点も得られる。
本発明に係る装置の構造の概略図である。 ミルクフォームの稠度を変更するための後処理装置の斜視図である。 後処理装置の側面図である。 後処理装置の図2bのA−A線に沿った断面図である。 後処理装置の分解図である。 後処理装置に設けられたホモジナイザの側面図である。 ホモジナイザの一部を示す図である。 ホモジナイザの別の一部を示す図である。 コーヒーマシンに設けられた流出装置の図4bのII−II線に沿った断面図である。 流出装置の平面図である。 流出装置の斜視図である。 以下で環状ジェットノズルと呼ぶ、空気を供給するための装置の側面図である。 環状ジェットノズルの図5aのII−II線に沿った断面図である。 環状ジェットノズルの図5bのIII−III線に沿った断面図である。 以下で蒸気ジェットノズルと呼ぶ、蒸気を液体に供給するための装置の図6bのI−I線に沿った断面図である。 蒸気ジェットノズルの斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
図1に示した、(少なくとも)乳製品、特にミルクフォームを製造するための装置は、好ましくは以下の構造を有している。
ミルク容器1と流出装置2とをミルク管路3が互いに接続している。このミルク管路3には、ミルク容器1と流出装置2との間において、本実施の形態では以下の構成要素:すなわち、遮断弁4、第1の混合室5、ミルクポンプ6、第1の逆止弁7、第2の混合室8および後処理装置9:が、記載した順序で接続されている。
第1の混合室5には、さらに、第2の逆止弁12に接続された供給管路10が開口している。この供給管路10は第2の逆止弁12の上流側で2つの分岐管路13,14に分岐されている。供給管路10は、好ましくは、縮径された直径を有するノズルを通じてミルク管路3に環状室領域で開口しており、これによって、空気が、ミルク内への導入前に加速させられるようになっている(図1には示さず)。
一方の分岐管路14は、第1の空気源16(大気に向かって開いた入口、エアポンプ、圧力容器またはこれに類するもの)に接続されており、他方の分岐管路13は、第2の空気源15に接続されている。こうして、両分岐管路13,14における互いに異なる絞り直径を介した調整に応じて、互いに異なる空気量を吸い込むことができる。このためには、分岐管路に、好ましくは弁(図示せず)が接続される。この場合、確かに、空気量は2つの量の間で変更することができ、このことは、主として、冷たいかまたは温かい乳製品、特にミルクフォームに際して、それぞれ異なる空気供給量を切り換えるために役立つ。しかしながら、フォーム品質の調整は、基本的に空気量を介して行われるのではなく、有利にはミルクポンプ6の回転数の変更を介して行われる。それというのも、こうすると、製品品質を特に良好にかつ不変に調整することができることが判ったからである。
第2の混合室8には、さらに、蒸気供給管路11が開口している。この蒸気供給管路11を通して、高温蒸気を高温蒸気源(図示せず)からミルク管路3内に導くことができる。
本発明に係る装置の機能を以下に詳しく説明する。
ミルク管路3に接続されたミルクポンプ6によって、ミルク容器1からミルクが出口2に圧送される。この圧送は、好ましくはミルクフォーム製造の期間の間、連続的に行われる。好ましくは、特に10%未満、好適には7.5%未満、特に好適には5%未満の脂肪含有量を有するミルクが処理される。
圧送の際には、遮断弁4が、まず、図示の遮断位置から通流位置に切り換えられる。
その後、ミルク容器1からミルクがミルク管路3を通って第1の混合室5内に圧送される。簡単な形態では、たとえば拡径された混合室領域を有するT字片のように形成された(特に好適なかつ有利な実施の形態が図5に示してある)第1の混合室5内でミルク管路3を通って流れるミルクに空気が導入され、こうして、ミルクが、流入した空気と混合されて、フォーム状のミルク・空気エマルションが製造される。
好ましくは、分岐管路10に装置、たとえば遮断弁、1つ以上の絞りおよび/またはこれに類するものが接続されており、これによって、空気供給を規定することができ、開始することができ、遮断することができる。固定の絞りは、常に正確に規定された空気量が付加されるという利点を提供する。絞りは当業者にそれ自体公知であるので、ここでは図示しないことにする。2つの絞りもしくは絞り構造体の間で空気供給を切り換えることも可能である(空気源15,16)。
好ましくは、第1の混合室5を通って流れるミルクに、ミルクフォーム製造の間、ミルクポンプ6による吸込みによって一定の量の空気が連続的に追加され、これによって、可能な限り不変の特性のミルク・空気エマルションが製造されるようになっている。
第1の混合室5内で製造されたミルク・空気エマルションは、引き続き、ミルク管路3を通ってミルクポンプ6内にかつミルクポンプ6を通して圧送される。このミルクポンプ6内では、ミルク・空気エマルションが圧縮される。好ましくは、圧送量を調整することができるミルクポンプ6が使用される。こうして、ミルクポンプ6の圧送量を介してミルクフォーム特性に主要な影響を与えることが可能となり、これによって、種々異なるコーヒー特製品、たとえばカプチーノ、ミルクコーヒーまたはこれに類するものにそれぞれ特に適した異なる品質(たとえば気泡サイズに関する)のフォームを製造することができる。
ミルクポンプ6から流出して引き続き流れる圧縮されたミルク・空気エマルションは、第2の混合室8に接続された区間を通して圧送される。(たとえば同じくT字片のように形成されていてよい)第2の混合室8内では、ミルク・空気エマルションに、場合により管路11から流入する高温蒸気が追加され、これによって、(所望の場合に)ミルク・空気エマルションの温度が高められ、温かい/熱いミルクフォームが製造される。蒸気供給が遮断されるかまたは極めて少なく保たれる場合には、冷たいかまたはほぼ冷たいミルクフォームが製造される。
第2の混合室8には、ミルク管路3の、後処理装置9に開口した減圧区分が続いている。
第2の混合室8と減圧区分とから流出する温められたミルクフォームは、確かに、もはや容器内に送出されてもよい。
しかしながら、好ましくは、そうするのではなくて、フォーム品質を意図的に変更するために、フォームが、まず、後処理装置9内で後処理される。
好ましくは、この後処理装置9がホモジナイザとして形成されており、これによって、第2の混合室8からの温められたミルクフォームがその特性に関して「均質化」されるようになっている。後処理は、好ましくは、ミルクフォームの気泡が、たとえばラビリンス通路区間のような衝突壁に1回または繰返し衝突することによって微細化されるようにして行われる。
後処理の仕方は、同じく、ミルクポンプ6の圧送出力もしくは回転数、すなわち、ミルクポンプ6が、温められた空気・ミルクエマルションもしくはミルクフォームを後処理装置9内に送り込む圧力に著しく関連している。
好ましくは、後処理装置9がホモジナイザ95を有している。このホモジナイザ95は、ミルクフォーム40を均質化するために設けられており、これによって、空気泡41が微細化されていて、ミルク内でより均一に分配されている。後処理は、好ましくは、ミルクフォーム40と空気泡41とが衝突面971に少なくとも1回または繰返し衝突するようにして行われる。
後処理の仕方および集中度は、特にミルクポンプ6の圧送出力もしくは回転数、すなわち、ミルクポンプ6がミルクフォーム40を後処理装置9内に送り込む圧力に関連している。こうして、ミルクポンプ6の圧送量を介してミルクフォーム特性に主要な影響を与えることが可能となり、これによって、種々異なるコーヒー特製品、たとえばカプチーノ、ミルクコーヒーまたはこれに類するものにそれぞれ特に適した異なる品質(たとえば気泡サイズに関する)のフォームを製造することができる。
後処理装置9から、均質化されたミルクフォーム40が流出通路2を通って容器(図示せず)、たとえばカップ内に送出される。
このように、いわば連続的な運転で製造されたミルクフォーム40は、調整可能なフォーム性状を有している。本発明によれば、(極めて小さな空気泡41を含んだ)「極めて微細」から(これに比べて大きな空気泡41を含んだ)「粗」の範囲で変化しかつ「緩」から「クリーム状」を経て「固」の範囲で変化する種々異なる稠度のミルクフォーム40を製造することができる。
図2には、後処理装置9が種々異なる図で示してある。図2aには、斜視図が示してあり、図2bには、側面図が示してあり、図2cには、図2bのA−A線に沿った断面図が示してあり、図2dには、分解図が示してある。
後処理装置9はハウジングを有している。このハウジングは、軸線32を中心として同心的に延びていて、ハウジング上側部分91とハウジング下側部分92とから形成されている。このハウジング下側部分92内には、ホモジナイザ95が配置されている。ハウジング上側部分91内には、ノズル941を有する上側部材94が設けられている。ハウジング上側部分91と上側部材94とは貫通孔(符号なし)を有している。上側部材94には、ミルク/空気混合物40のための流入開口20として働く接続挿入体93が設けられている。ミルク/空気混合物40は、流入開口20とノズル941とを通ってホモジナイザ95に案内される。
ミルク/空気混合物40がホモジナイザ95に加える圧力によって、ホモジナイザ95がハウジング下側部分92のハウジング内壁921に向かって押圧される。ホモジナイザ95は円錐形状を有していて、これによって、延在方向30に先細りにされている。しかも、ホモジナイザ95は、軸線32に対して約1°〜5°、好ましくは2°の角度αを有する外壁957を備えている。これによって、良好なシール作用が達成される。さらに、ミルク/空気混合物40はホモジナイザ95の通流時に加速させられる。
さらに、ハウジング下側部分92と、このハウジング下側部分92のハウジング内壁921とは、ホモジナイザ95に対応する形状を有していて、したがって、同じく円錐形に成形されている。これによって、ホモジナイザ95が、ミルク/空気混合物40によりホモジナイザ95に作用する圧力によってセンタリングされ、ハウジング内壁921に押し付けられるので、ホモジナイザ95がハウジング内壁921に形状接続的に接触することになる。したがって、ミルク/空気混合物40が、ハウジング内壁921とホモジナイザ95の外壁957との間では通流しないようになっている。
ホモジナイザ95の外壁957はラビリンス通路98によって貫通されている。このラビリンス通路98を通して、ミルク/空気混合物40が加圧される。この場合、このミルク/空気混合物40が均質化される。すなわち、ミルク/空気混合物40内の空気泡が微細化され、ミルク/空気混合物40内で均一に分配される。
ホモジナイザ95の通流後、均質化されたミルク/空気混合物40が、ハウジング下側部分92の貫通孔(符号なし)内に配置された接続挿入体93に設けられた流出開口21を通って後処理装置9から流出させられる。
入口側の接続挿入体93は上側部材94に対して、また、この上側部材94はハウジング下側部分92に対して、そして、出口側の接続挿入体93はハウジング下側部分92に対して、それぞれシール部材96によって密封されており、これによって、ミルク/空気混合物40が後処理装置9の中間室(符号なし)内に漏れ出さないようになっている。
図3aには、ホモジナイザ95の詳細な側面図が示してあり、図3bおよび図3cには、それぞれ図3aのホモジナイザ95のうちの一部が示してある。
ホモジナイザ95は流入領域951を有している。この流入領域951は円錐台形に形成されていて、したがって、延在方向30に円錐形に拡幅されている。入口側の尖っていない端部には、流入面956が設けられている。この流入面956には、ミルク/空気混合物40が流入時に衝突する。その後、このミルク/空気混合物40は、円錐形状により形成された斜面99の周りに周方向31で均一に分配される。
流入領域951には、微細化領域953が続いている。この微細化領域953は、ラビリンス通路98により貫通された外壁957を有している。微細化領域953も同じく円錐形に成形されているが、延在方向30に先細りにされている。
微細化領域953には、流出領域952が続いている。この流出領域952では、ホモジナイザ95が円錐台形に成形されていて、延在方向30にさらに先細りにされている。
微細化領域953には、複数の衝突体97が設けられている。これらの衝突体97の間には、ラビリンス通路98が延びている。衝突体97は、それぞれ1つの衝突面971を有している。この衝突面971には、ミルクフォーム40の部分流42が、それぞれラビリンス通路98の通流時に衝突する。衝突面971と反対の側に位置する面、すなわち、衝突体97の、延在方向30で見て下側の面では、衝突体97がそれぞれ先細りにされている。図示の実施の形態では、衝突体97がそこで三角形に形成されている。
それぞれ複数の衝突体97は、周方向31に均一に分配されて相並んで一列972,972〜972に配置されている。さらに、延在方向30で上下に衝突体97の複数の列972,972〜972が設けられている。同一の列972,972〜972の衝突体97は、それぞれ互いに間隔を置いて配置されており、これによって、相互間に通路982が形成されている。さらに、上下の列972,972〜972の衝突体97については、その中心がそれぞれ互いにずらされている。ずれ量は二重矢印17で示してある。これによって、1つの衝突体97の衝突面971が、それぞれ1つの通路982の下方に配置されている。
さらに、これによって、それぞれ1つの衝突体97の上方に衝突スペース981が形成されている。この衝突スペース981は、ほぼ三角形に形成されていて、衝突体97の衝突面971の上方の通路982を、衝突体97の側方に隣接した両通路982に接続している。
したがって、ラビリンス通路98は、通路982によって互いに接続された多数の衝突スペース981を有している。
後処理装置9を通流するミルク/空気混合物40は、微細化領域953の入口側の上側954において、延在方向30で見て一番上側の列972の衝突体97の間を通ってラビリンス通路98に流入する。このとき、ミルク/空気混合物40は、ほぼ等量の部分流42に分割される。これらの部分流42は、一番上側の列972のそれぞれ1つの通路982を通流する。
部分流42は、それぞれ通路982の下方に配置された衝突面971に衝突する。その際、部分流42だけでなく、特に空気泡41も分割される。その後、分割された部分流42は、それぞれ部分流42が衝突した衝突体97の側方に配置された通路982を通って流れる。この場合、ミルク/空気混合物40が、それぞれ隣り合った分割された部分流42と十分に混合されて、それぞれ通路982を通流する1つの新たな部分流42が形成される。次いで、この部分流42が、延在方向30に連続する列972,972〜972の後続の衝突面971に衝突し、分割される。この場合には、空気泡41も再び分割される。この過程は、ミルク/空気混合物40が、ホモジナイザ95の下側の出口側の端部955における一番下側の最後の列972を通流するまで繰り返される。
流出領域952でかつ流出開口21を通る流出時に、均質化された部分流42が再び合流させられる。
部分流42は、高い圧力下でラビリンス通路98を通じて加圧される。この圧力は、ミルクポンプ6の圧送出力に関連していて、このミルクポンプ6を介して調整可能である。空気泡41は、衝突時に分割されるほど大きい衝突エネルギで衝突面971に衝突する。ホモジナイザ95の円錐形状に基づき、面積比が減少させられ、部分流42が加速させられる。これによって、衝突エネルギは、延在方向30において下側の端部995でもまだ十分に大きく、これによって、衝突時に小さな空気泡41が分解されるようになっている。
したがって、ホモジナイザ95の通流時には、空気泡41がますます微細化され、ミルク/空気混合物40がますます十分に混合されることにより、このミルク/空気混合物40が均質化される。
後処理装置9から、後処理されたミルクフォーム40が流出通路2を通して容器、たとえばカップ内に送出される。
図4bには、前述した装置の流出装置2もしくは出口2の平面図が示してある。この出口2は同時に上位のコーヒーマシン(図示せず)、特にフルオートコーヒーマシンの出口であってもよい。流出装置2はソケット状の連結領域102を有している。この連結領域102で流出装置2はコーヒーマシンに連結することができる。流出装置2は、さらに、流出区分103を有している。この流出区分103の外径Dと内径dとは、下流側で拡大/拡径されている。単なる一例として、図1には、外径Dの円錐形の拡径部が示してある。流出装置2は、プラスチック材料から一次成形プロセスで、たとえば射出成形によって、好ましくは一体に製造されている。
図4aには、図4bに示した流出装置2が断面図で示してある。この流出装置2は管状の基本ジオメトリ(基本幾何学形状)を有していて、これによって、飲料製品、たとえばフルオートコーヒーマシンのミルクフォーム製造装置からのミルクフォームのようなコーヒー製品および/または乳製品を受け取り、用意された飲料容器、たとえばカップ内に導くことができる。流出装置2は、ソケット状の連結片102と流出区分103との間に、流れてきた飲料製品を方向転換するために働く1つの変向区分104を有している。これは、単なる一例と考えてよい。すなわち、流出装置2が複数の変向区分104を有していることも可能である。流出装置2は、変向区分104、特に流出区分103に、好ましくは一定の肉厚Wを有している。このことから明らかであるように、流出区分103の内径dも同じく下流側に向かって円錐形に拡径されている。この場合、この内径dの円錐形の拡径は単なる一例と解されてよい。内径dの拡径が円錐形に実施されている限り、下流側に向かって円錐形に拡径された流出区分103の円錐角αは2°〜10°に選択されていて、特に好ましくは3°〜6°に設定されている。なぜならば、こうすると、特に有利な結果を得ることができるからである。流出区分103の、下流側に向かって、本実施の形態では円錐形に拡径された部分の長さは、20mm〜70mmに選択されていて、好ましくは30mm〜50mmに設定されている。
流出装置2は、コーヒーマシン、特にフルオートコーヒーマシンの自動装置に対して、好ましくは対称的に配置されており、これによって、このコーヒーマシンが2つの流出装置2を有している。
下流側に向かって、本実施の形態では円錐形に拡径された流出区分103の内径dによって、飲料製品の流出時に、この飲料製品が流出開口105で流出装置2から確実に剥離され、流出開口105に対して同心的に流出装置2から流出することが達成される。その際、飲料製品の規定されたパラメータ、たとえば稠度もしくは粘度は著しく変化しないかもしくは望ましくない流出像は形成されない。この望ましくない流出像では、飲料製品が、流出開口105の縁部でまず水平に流れ、これによって、用意された飲料容器、たとえば飲料容器の外面を望ましくない形で濡らしてしまうかまたは用意された飲料容器の傍らを通過すらしてしまい、これによって、望ましくない流出像が生じかつ/または飲料製品の稠度もしくは粘度が望ましくない形で変化する。
図5aには、好適に使用される環状ジェットノズル5が示してある。この環状ジェットノズル5は、本実施の形態では、方形の基体302と、図5aにおいて対称的な基本ジオメトリとを有している。
図5bには、図5aに示した環状ジェットノズル5の断面を正面から見た図が示してある。図5bには、正面図において同じく方形の基体302が示してある。この基体302は、図面において水平に位置する、一貫して延びる(内側の)ミルク通路303を有している。このミルク通路303には、ミルク通路3が開口している。このミルク通路3の、下流側に設けられた端部304は、差込み挿入体305を有している。この差込み挿入体305は、ミルク通路3の下流側の端部304に拡張穿孔された部分に圧入されている。差込み挿入体305は、基体302に支持される鍔部306を有している。さらに、差込み挿入体305は、ミルク通路303の、拡径されたかもしくは拡張穿孔された端部304に挿入された軸部307を有している。この軸部307は、端部304に拡張穿孔されたミルク通路303の底部にまで達しておらず、この底部の手前で終端している。
軸部端部と孔底部との間のスペースは、本実施の形態では、たとえばOリングとして形成されたシール部材308を有している。差込み挿入体305は、さらに、ミルク通路303に対して同心的に配置された中心の貫通孔309を有している。
シール部材308は、差込み挿入体305の貫通孔309の内法の直径内に張り出していて、差込み挿入体305の貫通孔309内に差し込まれたチューブ(図示せず)または差し込まれた導管(図示せず)を周辺に対して密封している。同時にシール部材308は位置固定部材として働き、差し込まれたチューブもしくは差し込まれた導管を位置保持しており、これによって、差込み挿入体305の貫通孔309からのチューブもしくは導管の滑り出しが防止されるようになっている。
環状ジェットノズル5の運転中には、ミルク通路303と、差込み挿入体305の貫通孔309と、差込み挿入体305に接続されたチューブもしくは導管とを介して、ミルク・空気混合物が環状ジェットノズル5から導出される。
ミルク通路303の他方の端部310では、本実施の形態において、たとえばねじ込みニップル311が、基体302に設けられたねじ山付き孔312内にねじ込まれている。ねじ山の下穴底部とねじ込みニップル311の軸部端部との間に設けられたシール部材313は、ミルク通路303を周辺に対して密封している。シール部材313は、ねじ込みニップル311のセンタリング付設部314によって位置保持される。また、シール部材313には、予荷重が加えられる。ねじ込みニップル311には、差込み挿入体305aが圧入されている。この差込み挿入体305aは、差込み挿入体305と同じ機能およびジオメトリを有している。この理由から、差込み挿入体305aの詳細な説明は省略することにする。
ねじ込みニップル311は、さらに、流れ方向で多段に、少なくとも2段にノズル状に狭められた中心の孔315を有している。この孔315は、ねじ込みニップル311にミルク通路3を形成している。段付けられた孔315は、各段の間に移行部316を有している。これらの移行部316は、本実施の形態では、たとえば円錐形の移行部316として形成されている。各段の間の幾何学的に異なる形状で形成された移行部316も可能である。段付けられた孔315の最小の直径を有する段は、ミルクノズル317として形成されている。
このミルクノズル317は、流れ方向で、このミルクノズル317に対して同心的に位置する混合室318に開口している。基体302に設けられたミルク通路303は、混合室318で拡張されている。この混合室318は円筒状の基本ジオメトリを有している。図面において垂直もしくは鉛直な方向で混合室318内に半径方向でウェブ319が突出している。好ましくは、このウェブ319は、孔320の箇所において半径方向で、混合室318の半径の30%よりも多く孔320に向かって突出している。
ウェブ319は、軸方向で孔320の範囲内にまでまたは孔320にまで突出している。この孔320に向かって、混合室318は流れ方向でノズル状に狭められている。また、ウェブ319は軸方向において正確に孔320の半径範囲、つまり、下流側の開口位置で終端していてもよい。このことは、衛生面/洗浄に関して極めて有利である。なぜならば、軸方向でウェブ319の背後に、不純物が容易に集まってしまう停滞域が形成されないからである。
混合室318と孔320との間には、本実施の形態では、たとえば円錐形に形成された移行部321を認めることができる。孔320は、下流側で、差込み挿入体305の貫通孔309の直径に等しい直径を有する孔322に開口している。
基体302は、さらに、図面において鉛直もしくは垂直に延びる空気通路323を有しており、これによって、ミルク通路303と空気通路323とが、T字形の管路複合体を形成している。空気通路323は差込み挿入体324を有している。この差込み挿入体324は、ミルク通路303の差込み挿入体305;305aと同じ基本ジオメトリを有している。差込み挿入体324は、ミルク通路303の差込み挿入体305,305aよりも全体的に小さい寸法の点でしか、ミルク通路303の差込み挿入体305;305aと異なっていない。この限りにおいて、繰返しを避けるために、差込み挿入体324の詳細な説明は省略することにする。
空気通路323は、さらに、中間区分325を有している。この中間区分325は、流れ方向でノズル状に狭められている。図5に示した実施の形態では、ノズル状の狭隘部が円錐形に形成されている。しかし、ノズル状の狭隘部の別の幾何学的な形状も可能である。さらに下流側では、空気通路323が、主として、混合室318内に突出したウェブ319に延びるエアノズル326の形で混合室318に垂直に開口している。
空気通路323の、ノズル状に狭められた中間区分325によって、環状ジェットノズル5の運転中に、空気通路323内で流れる空気が圧縮され、加速させられ、調量される。これによって、混合室318内への均一な空気量供給がアシストされ、望ましくない二相系の形成が阻止されるようになっている。
ミルク通路303の、ミルクノズル317を介して混合室318に開口した段付けられた孔315によって、ミルク流が加速させられ、これによって、混合室318内で減圧によりミルク流に渦流が発生させられる。半径方向で混合室318内に突出したウェブ319を介した空気供給によって、空気通路323を通って流れる空気が、高いミルク流速を有する混合室318の領域に調量されて追加される。これによって、空気とミルクとが、特に有利な形式で混合されて、規定された特性を有する均質のミルクフォームが製造される。
図5cには、空気通路323の断面を側方から見た図が示してある。図5cには、混合室318の円筒状の基本ジオメトリを良好に認めることができる。混合室318内に突出したウェブ319は、角錐台形の基本ジオメトリを有している。図5cにさらに良好に認めることができるように、ウェブ319の領域における混合室318の自由半径は、孔320の自由半径に相当している。この孔320に向かって、混合室318は流れ方向でノズル状に狭められている。ミルク通路303の流路は、幾何学的に、ミルク通路303の自動的な洗浄がアシストされるように形成されている。このことには、特に角錐台形のウェブ319も寄与している。
最後に、図6aには、好適な蒸気ジェットノズル8が断面図で示してある。この蒸気ジェットノズル8は、方形の基体202と、対称的な基本ジオメトリとを有している。基体202は、図面において水平に延びる蒸気通路203を有している。この蒸気通路203はその両端部204,205で2段に拡径されているかもしくは拡張穿孔されており、これによって、蒸気通路203がその端部204,205に中間部分206よりも大きな直径を有している。
蒸気通路203の両端部204,205は、それぞれ1つの差込み挿入体207,208を有している。両差込み挿入体207,208は、それぞれ蒸気通路203の端部204,205に拡張穿孔された部分に圧入されている。差込み挿入体207,208は、基体202に支持されるそれぞれ1つの鍔部209を有している。さらに、差込み挿入体207,208は、蒸気通路203の、それぞれ拡径されたかもしくは拡張穿孔された端部204,205に挿入されたそれぞれ1つの軸部210を有している。この軸部210は、それぞれ端部204,205に拡張穿孔された蒸気通路203の底部にまで達しておらず、この底部の手前で終端している。軸部端部と孔底部との間のスペースは、本実施の形態では、たとえばOリングとして形成されたシール部材211を有している。差込み挿入体207,208は、さらに、蒸気通路203に対して同心的に配置された中心の貫通孔212を有している。
差込み挿入体207,208の貫通孔212の延長部は、蒸気通路203の、段付けられた拡径部の第1の段部を形成している。本実施の形態において、たとえばOリングとして形成されたシール部材211は、差込み挿入体207,208の貫通孔212の内法の直径内に張り出していて、差込みコンタクト207,208の貫通孔212内に差し込まれたチューブ(図示せず)または差し込まれた導管(図示せず)を周辺に対して密封している。シール部材211は同時に位置固定部材として作用し、差し込まれたチューブもしくは差し込まれた導管を位置保持しており、これによって、差込み挿入体207,208の貫通孔212からのチューブもしくは導管の滑り出しが防止されるようになっている。
蒸気ジェットノズル8の運転中には、蒸気通路203と、差込み挿入体207,208の貫通孔212と、差込み挿入体207,208に接続されたチューブもしくは導管とを介して、蒸気が案内される。
基体202は、さらに、図面において鉛直もしくは垂直な対称軸線に対して同心的に延びるミルク通路213を有しており、これによって、蒸気通路203とミルク通路213とが、T字形の管路複合体を形成している。ミルク通路213は、蒸気通路203に類似して、図面において上向きに拡径されていて、同じく差込み挿入体204を有している。この差込み挿入体204は、蒸気通路203の差込み挿入体207,208と同じ基本ジオメトリを有していて、この蒸気通路203の差込み挿入体207,208よりも全体的に小さい寸法の点で蒸気通路203の差込み挿入体207,208と異なっている。この限りにおいて、繰返しを避けるために、差込み挿入体214の詳細な説明は省略することにする。
(通路3に繋がる)ミルク通路213は、さらに、中間区分215を有している。この中間区分215は、流れ方向でノズル状に狭められている。図6に示した実施の形態では、ノズル状の狭隘部が円錐形に形成されている。しかし、ノズル状の狭隘部の別の幾何学的な形状も可能である。さらに下流側では、ミルク通路213が、円筒状の区分の形で蒸気通路203に垂直に開口している。
蒸気ジェットノズル8の運転中には、ミルク通路213のノズル状に狭められた中間区分215によって、規定された体積流量で蒸気通路320に流入する乳製品、たとえば提供されるコーヒーとミルクフォームとから成る混合物が加速させられる。蒸気通路203の、たとえば従来の混合室を成すような制動ゾーンなしの中間部分206の一定の直径により、一定の高さの均一な流速で流れる蒸気によって、まず、ミルク通路213を通って流入する乳製品が圧縮される。次いで、この乳製品は、均一に調量されて、蒸気通路203内の蒸気流に供給され、その際に蒸気と混合されて、この蒸気によって均一に温められる。その際、望ましくない二相系が形成される傾向はない。
1 ミルク容器
2 流出装置
3 ミルク管路
4 遮断弁
5 第1の混合室
6 ミルクポンプ
7 逆止弁
8 第2の混合室
9 後処理装置
91 ハウジング上側部分
92 ハウジング下側部分
921 ハウジング内壁
93 接続挿入体
94 上側部材
941 ノズル
95 ホモジナイザ
951 流入領域
952 流出領域
953 微細化領域
954 流入端部
955 流出端部
956 流入面
957 外壁
96 シール部材
97 衝突体
971 衝突面
972〜972
98 ラビリンス通路
981 衝突スペース
982 通流通路
99 斜面
10 供給管路
11 蒸気供給管路
12 逆止弁
13,14 分岐管路
15 空気源
16 空気源
17 ずれ量
20 入口
21 出口
30 延在方向、流れ方向
31 周方向
32 軸線
40 ミルク/空気混合物
41 空気泡
42 部分流
102 連結領域
103 流出区分
104 変向区分
105 流出開口
106 ミルクフォーミング装置
202 基体
203 蒸気通路
204 端部
205 端部
206 中間部分
207 差込み挿入体
208 差込み挿入体
209 鍔部
210 軸部
211 シール部材
212 貫通孔
213 ミルク通路
214 差込み挿入体
215 中間区分
302 基体
303 ミルク通路
304 端部
305 差込み挿入体
305a 差込み挿入体
306 鍔部
307 軸部
308 シール部材
309 貫通孔
310 端部
311 ねじ込みニップル
312 ねじ山付き孔
313 シール部材
314 センタリング付設部
315 段付けられた孔
316 移行部
317 ミルクノズル
318 混合室
319 ウェブ
320 孔
321 移行部
322 孔
323 空気通路
324 差込み挿入体
325 中間区分
326 エアノズル
α 角度

Claims (5)

  1. ミルクフォームを製造する方法であって、
    ミルクをミルク管路内でミルクポンプ(6)によって搬送するステップ(a)と、
    ミルクと空気とを第1の混合室内で混合して、空気・ミルクエマルションを製造するステップ(b)と、
    温かいミルクフォームを製造したい場合に、ステップ(b)のあと、空気・ミルクエマルションに蒸気を追加して、空気・ミルクエマルションを温めるステップ(c)とを有する、ミルクフォームを製造する方法において、
    ステップ(a)において、搬送・圧送量の変更のために回転数調整可能なミルクポンプ(6)を使用して、該ミルクポンプ(6)の回転数を介してミルクフォームの稠度を変更し、この場合に、それぞれ異なるフォーム稠度を、不変に調整された空気量によって発生させることを特徴とする、ミルクフォームを製造する方法。
  2. フォーム稠度の調整をコーヒー製品に適するように、コーヒー製品に関連して行う、請求項1記載の方法。
  3. ミルクフォームの稠度の無段階の変更を連続的な送出の間に行う、請求項1または2記載の方法。
  4. ステップ(c)によって温められた空気・ミルクエマルションを、ホモジナイザとして形成された後処理装置(9)内で後処理する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 後処理装置(9)による後処理時に、空気・ミルクエマルション内の空気泡の微細化を行う、請求項4記載の方法。
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