JP6670702B2 - トンネル内消火栓設備 - Google Patents
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Description
本発明は、ノズル付きホースが収納されたホース収納部と、ノズル付きのホースに対する消火用水の供給を制御する放水制御機構が分離配置されたトンネル内消火栓設備に於いて、
放水制御機構に設けられ、パイロット圧の供給を受けて開放されることによりホース収納部へ消火用水を供給する一斉開放弁と、
ホース収納部に設けられ、放水位置と放水停止位置とに操作される操作部と、
ホース収納部に設けられ、操作部の操作により開閉されるパイロット手動弁と、
パイロット手動弁の開操作により一斉開放弁にパイロット圧を供給して開放駆動させると共にパイロット手動弁の閉操作により一斉開放弁からパイロット圧を抜いて閉鎖駆動させるパイロット回路部と、
が設けられたことを特徴とする。
操作部は、パイロット手動弁の弁体回転軸に連結されて開閉させる開閉レバーを備える。
操作部は、開閉レバーの操作をリンクケーブルによりパイロット手動弁の弁体回転軸に伝達して開閉させる。
パイロット手動弁は開位置と閉位置を切替える開閉弁であり、
一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、
パイロット回路部は、
パイロット手動弁の開操作により一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、
一斉開放弁のシリンダ室を2次側に連通する停止用パイロット配管に設けられ、パイロット手動弁が閉鎖された状態でシリンダ室からパイロット圧を排出させるオリフィスと、
が設けられる。
パイロット手動弁は放水位置と放水停止位置の2位置切替えが可能な三方切替弁であり、
一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、
パイロット回路部は、
三方切替弁の放水位置への切替え操作により一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、
三方切替弁の放水停止位置への切替え操作により一斉開放弁のシリンダ室からパイロット圧を排出させる停止用パイロット配管と、
が設けられる。
放水制御機構は、更に、
一斉開放弁の1次側に接続された逆止弁と、
一斉開放弁の2次側に接続された自動調圧弁と、
一斉開放弁と自動調圧弁の間に設けられた仕切弁と、
仕切弁と一斉開放弁との間に分岐接続された試験用排水弁と、
が設けられる。
自動調圧弁に替えて定流量弁が設けられる。
ホース収納部は、通常監視時は昇降機構により監視員通路内に収納され、消火栓を使用する場合に、昇降機構の作動により監視員通路上の露出位置に上昇して保持され、
放水制御機構は、監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置される。
ホース収納部は、監視員通路の路面から道路に面した壁面に掛けて形成された開口部に設けられた消火栓扉の内部に設置され、
放水制御機構は、監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置される。
本発明は、ノズル付きホースが収納されたホース収納部と、ノズル付きのホースに対する消火用水の供給を制御する放水制御機構が分離配置されたトンネル内消火栓設備に於いて、放水制御機構に設けられ、パイロット圧の供給を受けて開放されることによりホース収納部へ消火用水を供給する一斉開放弁と、ホース収納部に設けられ、放水位置と放水停止位置とに操作される操作部と、ホース収納部に設けられ、操作部の放水停止位置への操作により開閉されるパイロット手動弁と、パイロット手動弁の開操作により一斉開放弁にパイロット圧を供給して開放駆動させると共にパイロット手動弁の閉操作により一斉開放弁からパイロット圧を抜いて閉鎖駆動させるパイロット回路部とが設けられたため、ホース収納部には分離配置された放水制御機構に設けられた一斉開放弁を開閉制御させるパイロット手動弁が設けられるだけであり、パイロット手動弁は一斉開放弁に対するパイロット圧を制御することから小型であり、また、パイロット配管も給水配管に比べ十分に細い管で済み、ホース収納部側に操作部の操作により開閉されるパイロット手動弁を設けても、ホース収納部の設置スペースは殆ど増加せず、一斉開放弁を含む放水制御機構を分離配置して、ホース収納部の設置スペースを低減するメリットが損なわれることなく、手動操作による放水開始と放水停止を可能とする。
また、操作部は、パイロット手動弁の弁体回転軸に連結されて開閉させる開閉レバーが設けられたため、簡単な操作部の機構により手動操作による放水開始と放水停止が可能となる。
また、操作部は、開閉レバーの操作をリンクケーブルによりパイロット手動弁の弁体回転軸に伝達して開閉させるようにしたため、ホース収納部側に、操作部と開閉レバーを分離して配置することを可能とし、操作部とパイロット受動弁の配置の自由度を高めることができる。
また、パイロット手動弁は開位置と閉位置を切替える開閉弁であり、一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、パイロット回路部は、パイロット手動弁の開操作により一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、一斉開放弁のシリンダ室を2次側に連通する停止用パイロット配管に設けられ、パイロット手動弁が閉鎖された状態でシリンダ室からパイロット圧を排出させるオリフィスとが設けられたため、パイロット手動弁として小型の開閉弁が使用でき、また、パイロット回路部側は、パイロット手動弁を設ける起動用パイロット配管と停止用パイロット配管に設けられたオリフィスによる簡単な構成で済み、ホース収納部側の設置スペースの増加が抑制可能となる。
また、パイロット手動弁は放水位置と放水停止位置の2位置切替えが可能な三方切替弁であり、一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、パイロット回路部は、三方切替弁の放水位置への切替え操作により一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、三方切替弁の放水停止位置への切替え操作により一斉開放弁のシリンダ室からパイロット圧を排出させる停止用パイロット配管とが設けられたため、パイロット手動弁としてホース収納部に設けられた三方切替弁は、斉開放弁に対するパイロット圧を制御することから小型であり、また、放水制御機構側のパイロット回路部は一斉開放弁に接続されるパイロット配管のみの簡単が構成で済み、ホース収納部側の設置スペースの増加が抑制可能となる。
また、放水制御機構は、更に、一斉開放弁の2次側に接続された自動調圧弁と、一斉開放弁と自動調圧弁の間に設けられた仕切弁と、仕切弁と一斉開放弁との間に分岐接続された試験用排水弁とが設けられたため、自動調圧弁によりノズル付きホースに対する給水圧力が所定圧に維持されて安定した放水を可能とし、また、仕切弁を閉鎖して試験用排水弁を開くことで、試験排水弁2次側に試験用ホース等の試験治具を装着した状態で、ノズル付きホースから放水させることなく、実放水による点検を可能とする。
また、自動調圧弁に替えて定流量弁が設けられたことで、給水本管かせの給水圧力が変動しても、常にノズル付きホースに所定流量の消火用水を供給することができ、安定した放水能力を確保可能とする。
また、ホース収納部は、通常監視時は昇降機構により監視員通路内に収納され、消火栓を使用する場合に、昇降機構の作動により監視員通路上の露出位置に上昇して保持され、放水制御機構は、監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置されたため、トンネル内で火災を伴う車両事故の発生時には、所定のスイッチ操作を行うと、監視員通路内に収納されているホース収納部が昇降機構により押し上げられて監視員通路の路面上に露出し、消火栓扉の開放操作を必要とすることなく、監視員通路上に露出したホース収納部から簡単且つ容易にノズル付きホースを引き出して消火を行うことができる
(固定式のホース収納部と放水制御機構の分離設置による効果)
また、ホース収納部は、監視員通路の路面から道路に面した壁面に掛けて形成された開口部に設けられた消火栓扉の内部に設置され、放水制御機構は、監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置されたため、トンネル内で火災を伴う車両事故の発生時には、消火栓扉を開くことで、ホース収納部が監視員通路及び道路側に開口し、道路側からも監視員通路からも簡単且つ容易にノズル付きのホースを引き出して消火を行うことができる。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火栓設備を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版18により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2はホース収納部を昇降させる消火栓設備を道路側から示した説明図、図3は図2の消火栓設備の内部構造を路面側から見た断面で示した説明図、図4は図2の消火栓設備におけるホース収納部の内部構造を監視員通路の断面で示した説明図、図5は昇降機構によりホース収納部を上昇して監視員通路上に露出させた状態を路面側から見た断面で示した説明図である。
図2に示すように、消火栓設備16のホース収納部側は、手摺り40を設けた監視員通路14の床面下の内部空間に設置されており、パンタグラフ機構を用いた昇降機構46の水圧シリンダ60の駆動により、昇降自在に配置されている。
図3及び図4に示すように、監視員通路14の消火栓設備16の設置場所に対応した路面には、矩形の消火栓昇降口42が開口されており、消火栓昇降口42の開口縁の上部には段部42aが形成されている。
パンタグラフ機構を用いた昇降機構46は、2本のリンクアーム46a,46bで構成される。リンクアーム46aは左端が支点47aにより基台41に回動自在に支持され、またリンクアーム46bは左端を支点47bにより取付台43に回動自在に支持され、リンクアーム46a,46bを中央で交差させて支点47cで回動自在に連結させている。
(通常監視時)
図1に示すトンネル10の道路を車両が通行している通常監視時にあっては、図2乃至図4に示すように、消火栓設備16のホース収納部44は、制御機構収納部45に設けられた放水制御機構からの消火用水の供給が停止されていることで、昇降機構46の水圧シリンダ60はピストン61を最下点に位置させ、これにより昇降機構46はホース収納部44を監視員通路14の内部空間に収納し、筐体48の上面の路面板50を消火栓昇降口42の段部42aに押し当てて支えており、監視員通路14内に消火栓設備16を設置していても、監視員通路14を通る人の通行を妨げたり、危険を及ぼすことはない。
一方、トンネル10内で火災を伴う車両事故が発生した場合には、利用者は火災発生場所に近い消火栓設備16に出向き、図2に示す通報装置パネル28の発信機32を押して監視センターの防災受信盤に火災通報信号を送信し、防災受信盤から確認応答信号を受信して応答ランプ34が点灯されると共に赤色表示灯30が点滅され、監視センター側への通報完了を確認する。
図6は開閉レバーが直結されたパイロット手動弁を備えた放水制御機構の実施形態を昇降制御機構と共に示した説明図である。
一斉開放弁70に対しては、ホース収納部44側に分離配置されたパイロット手動弁100が設けられる。パイロット手動弁100は開位置と閉位置に切り替え可能な小型の開閉弁を使用しており、弁体回転軸に開閉レバー102を直結し、開閉レバー102の操作で閉位置となる放水停止位置と開位置となる放水位置が切替えられる。
図7はパイロット手動弁として開閉弁を用いた放水制御系の実施形態を示した説明図である。
図8はパイロット手動弁として三方切替弁を用いた放水制御系の実施形態を示した説明図である。
図6に示すように、昇降制御機構66は、三方切替弁82,84を備える。三方切替弁82,84は、モータ駆動により切替え作動される電動切替弁である。三方切替弁82はポートa,bが連通される上昇切替え位置と、ポートb,cが連通される下降切替え位置の2位置切替えが可能である。また、三方切替弁84はポートb,cが連通される上昇切替え位置と、ポートa,bが連通される下降切替え位置の2位置切替えが可能である。
通常監視時にあっては、三方切替弁82,84は、ポートb,cを連通させた切替え位置にあり、水圧シリンダ60の上昇用シリンダ室60a及び下降用シリンダ室60bは共に排水側に連通されており、ホース収納部44の重量による負荷圧を受けて下降停止位置にあり、ホース収納部44を監視員通路14内に収容させている。
図9は開閉レバーとパイロット手動弁がリンクケーブルで連結された放水制御機構の実施形態を昇降制御機構と共に示した説明図である。
図10はトンネル内消火栓設備の内部構造を路面側から見た断面で示した説明図、図11はホース収納部の構造を側面から見た断面で示した説明図である。
図10及び図11に示すように、本実施形態の消火栓設備16は、ホース収納部44を監視員通路14内に固定設置し、その下の管理用通路20に制御機器収納部45が分離配置されたことを特徴とする。
消火栓扉96をハンドルの操作によるロック解除で上向き回りに開放すると、扉開口を介して内部に設置しているホース収納部44が操作可能となる。ホース収納部44は箱形に形成した筐体48の前面開口に4本のフレームパイプを配置して間にホース取出口55が形成されている。ホース収納部44の内部には、先端にノズル56を装着したホース54が内巻きした状態で収納され、内巻したホース54の中央部分にホース先端に装着したノズル56を位置させ、前面開口からのノズル56の取出しを可能にしている。
(一斉開放弁)
上記の実施形態は、放水操作により駆動部のシリンダ室に消火用水を供給して開放駆動させる加圧駆動型の一斉開放弁を例にとっているが、これに限定されない。例えば、駆動部のシリンダ室に初期状態で消火用水を供給してパイロット圧を封じ込め、放水操作によりシリンダ室の消火用水を排出してパイロット圧を抜くことで開放駆動させる減圧駆動型の一斉開放弁としても良い。この場合には、パイロット手動弁を放水操作により開動作して、シリンダ室の消火用水を排出させて一斉開放弁を開放駆動させる制御となる。
上記の実施形態で示した消火栓設備のホース類や消火栓弁等のバルブ類、通報装置の構成及び配置、その他の構成については任意であり、適宜の構成を採用して良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
18:床版
20:管理用通路
22:ダクト
24:給水本管
24a:分岐配管
26:消火栓パネル
28:通報装置パネル
36a:上昇スイッチ
36b:下降スイッチ
42:消火栓昇降口
44:ホース収納部
45:制御機構収納部
46:昇降機構
48:筐体
50:路面板
54:ホース
55:ホース取出口
56:ノズル
60:シリンダ
60a:上昇用シリンダ室
60b:下降用シリンダ室
62:連結ホース
63:フレキシブルジョイント
64:放水制御機構
66:昇降制御機構
68,78,88,92:逆止弁
74:仕切弁
75:試験用排水弁
76:自動調圧弁
80:定流量弁
82,84:三方切替弁
86,90:流量制御弁
96:消火栓扉
98:消火器扉
100:パイロット手動弁
102:開閉レバー
104a,104b:起動用パイロット配管
106:オリフィス
108,118:停止用パイロット配管
110,114:リンク円盤
112:リンクケーブル
116:パイロット三方切替弁
120:操作扉
Claims (9)
- ノズル付きホースが収納されたホース収納部と、前記ノズル付きのホースに対する消火用水の供給を制御する放水制御機構が分離配置されたトンネル内消火栓設備に於いて、
前記放水制御機構に設けられ、パイロット圧の供給を受けて開放されることにより前記ホース収納部へ消火用水を供給する一斉開放弁と、
前記ホース収納部に設けられ、放水位置と放水停止位置とに操作される操作部と、
前記ホース収納部に設けられ、前記操作部の放水停止位置への操作により開閉されるパイロット手動弁と、
前記パイロット手動弁の開操作により前記一斉開放弁に前記パイロット圧を供給して開放駆動させると共に前記パイロット手動弁の閉操作により前記一斉開放弁からパイロット圧を抜いて閉鎖駆動させるパイロット回路部と、
が設けられたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、前記操作部は、前記パイロット手動弁の弁体回転軸に連結されて開閉させる開閉レバーが設けられたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、前記操作部は、開閉レバーの操作をリンクケーブルにより前記パイロット手動弁の弁体回転軸に伝達して開閉させることを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- (手動開閉弁を用いたパイロット回路部)
請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記パイロット手動弁は開位置と閉位置を切替える開閉弁であり、
前記一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、前記シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、
前記パイロット回路部は、
前記パイロット手動弁の開操作により前記一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、
前記一斉開放弁のシリンダ室を2次側に連通する配管に設けられ、前記パイロット手動弁が閉鎖された状態で前記シリンダ室からパイロット圧を排出させるオリフィスと、
が設けられたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記パイロット手動弁は放水位置と放水停止位置の2位置切替えが可能な三方切替弁であり、
前記一斉開放弁は、シリンダ室に対するパイロット圧の供給により開放駆動され、前記シリンダ室からのパイロット圧の排出により閉鎖駆動される開閉駆動部が設けられ、
前記パイロット回路部は、
前記三方切替弁の放水位置への切替え操作により前記一斉開放弁のシリンダ室にパイロット圧を供給する起動用パイロット配管と、
前記三方切替弁の放水停止位置への切替え操作により前記一斉開放弁のシリンダ室からパイロット圧を排出させる停止用パイロット配管と、
が設けられた
ことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、前記放水制御機構は、更に、
前記一斉開放弁の1次側に接続された逆止弁と、
前記一斉開放弁の2次側に接続された自動調圧弁と、
前記一斉開放弁と前記自動調圧弁の間に設けられた仕切弁と、
前記仕切弁と前記一斉開放弁との間に分岐接続された試験用排水弁と、
が設けられたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項6記載のトンネル内消火栓設備に於いて、前記自動調圧弁に替えて定流量弁が設けられたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- (昇降式のホース収納部と放水制御機構の分離設置)
請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記ホース収納部は、通常監視時は昇降機構により監視員通路内に収納され、消火栓を使用する場合に、昇降機構の作動により監視員通路上の露出位置に上昇して保持され、
前記放水制御機構は、前記監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置されたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
- 請求項1記載のトンネル内消火栓設備に於いて、
前記ホース収納部は、監視員通路の路面から道路に面した壁面に掛けて形成された開口部に設けられた消火栓扉の内部に設置され、
前記放水制御機構は、前記監視員通路の下側に形成された管理用通路に設置されたことを特徴とするトンネル内消火栓設備。
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