JP6669371B1 - 電子機器のカバー及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の製造コストを抑制可能な電子機器のカバーを提供する。【解決手段】電子機器のカバー1は、電子機器のボタンが挿入される貫通孔10を備える。貫通孔10は、予め設定された位置P1を中心とする第1の円弧部11と、カバー1の表面と平行な第1の方向(X)で第1の円弧部11と対向するように配置され、予め設定された位置P1を中心として第1の円弧部11と等しい直径の第2の円弧部12と、第1の円弧部11及び第2の円弧部12の一方の端部からカバー1の表面と平行であって、且つ第1の方向と直交する第2の方向(Y)で予め設定された位置P1に対して外方に突出する矩形領域を形成する第1の突出部13と、第1の円弧部11及び第2の円弧部12の他方の端部から第2の方向で予め設定された位置P1に対して外方に突出する矩形領域を形成する第2の突出部14と、で囲まれている。【選択図】図1

Description

本開示は、電子機器のカバー及び電子機器に関する。
一般的な卓上電話機に代表される電子機器は、特許文献1に開示されているように、操作者がボタンを介して操作する構成とされている。ボタンとしては、丸形ボタンが採用されたり、矩形ボタンが採用されたり、している。
そして、図17A及び図17Bに示すように、丸形ボタン101は、第1のカバー102の貫通孔102a及び第2のカバー103の貫通孔103aに通された状態で、電子機器に搭載される。また、図18A及び図18Bに示すように、矩形ボタン201も、第1のカバー202の貫通孔202a及び第2のカバー203の貫通孔203aに通された状態で、電子機器に搭載されている。
このとき、第1のカバー102の貫通孔102a及び第2のカバー103の貫通孔103aは、丸形ボタン101に対応するように丸形状に形成されている。また、第1のカバー202の貫通孔202a及び第2のカバー203の貫通孔203aは、矩形ボタン201に対応するように矩形状に形成されている。
ちなみに、図17A及び図18Aでは、ボタンと第1のカバーと第2のカバーとに分解した状態を示し、図17B及び図18Bでは、ボタンが第1のカバー及び第2のカバーの貫通孔に通された状態を示している。
実開平2−89882号公報
一般的な第1のカバーの貫通孔は、図17A、図17B及び図18A、図18Bに示すように、ボタンの形状に対応した形状に形成されている。そのため、ボタンの形状に応じて、第1のカバーを用意する必要があり、電子機器の製造コストが嵩む課題を有する。
本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、当該課題の解決に寄与する電子機器のカバー及び電子機器を提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
第1の態様の電子機器のカバーは、
当該電子機器のボタンが挿入される貫通孔を備え、
前記貫通孔は、
予め設定された位置を中心とする第1の円弧部と、
前記カバーの表面と平行な第1の方向で前記第1の円弧部と対向するように配置され、前記予め設定された位置を中心として前記第1の円弧部と等しい直径の第2の円弧部と、
前記第1の円弧部及び前記第2の円弧部の一方の端部から前記カバーの表面と平行であって、且つ前記第1の方向と直交する第2の方向で前記予め設定された位置に対して外方に突出する矩形領域を形成する第1の突出部と、
前記第1の円弧部及び前記第2の円弧部の他方の端部から前記第2の方向で前記予め設定された位置に対して外方に突出する矩形領域を形成する第2の突出部と、
で囲まれている。
第2の態様の電子機器は、
上述の電子機器のカバーと、
前記電子機器のカバーの貫通孔に挿入されるボタンと、
を備える。
上述の態様によれば、電子機器の製造コストを抑制可能な、電子機器のカバー及び電子機器を提供できる。
実施の形態の電子機器に用いられるカバーを模式的に示す斜視図である。 実施の形態の電子機器に用いられるカバーを模式的に示す正面図である。 実施の形態の第1のボタンを模式的に示す斜視図である。 実施の形態の第1のボタンを模式的に示す正面図である。 実施の形態の第1のボタンを模式的に示す側面図である。 実施の形態のカバーの貫通孔に第1のボタンが挿入される様子を模式的に示す斜視図である。 実施の形態のカバーの貫通孔に第1のボタンが挿入された状態を模式的に示す正面図である。 実施の形態の第2のボタンを模式的に示す斜視図である。 実施の形態の第2のボタンを模式的に示す正面図である。 実施の形態の第2のボタンを模式的に示す側面図である。 実施の形態のカバーの貫通孔に第2のボタンが挿入される様子を模式的に示す斜視図である。 実施の形態のカバーの貫通孔に第2のボタンが挿入された状態を模式的に示す正面図である。 実施の形態のカバー及び第1のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す分解図である。 実施の形態のカバー及び第1のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す組立図である。 実施の形態のカバー及び第2のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す分解図である。 実施の形態のカバー及び第2のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す組立図である。 一般的な丸形ボタンと第1のカバーと第2のカバーとに分解した状態を示す図である。 一般的な丸形ボタンが第1のカバー及び第2のカバーの貫通孔に通された状態を示す図である。 一般的な矩形ボタンと第1のカバーと第2のカバーとに分解した状態を示す図である。 一般的な矩形ボタンが第1のカバー及び第2のカバーの貫通孔に通された状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
先ず、本実施の形態の電子機器に用いられるカバーの構成を説明する。図1は、本実施の形態の電子機器に用いられるカバーを模式的に示す斜視図である。図2は、本実施の形態の電子機器に用いられるカバーを模式的に示す正面図である。
なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。ここで、X軸(第1の方向)は、カバーの表面と平行に延在し、Y軸(第2の方向)は、カバーの表面と平行であって、且つX軸と直交する方向に延在する。また、Z軸は、X軸及びY軸と直交する方向に延在し、Z軸+側がカバーの表側であり、Z軸−側がカバーの裏側である。
図1及び図2に示すカバー1は、適用例は後述するが、卓上電話機などの電子機器に用いられ、例えば、樹脂製である。カバー1は、図1及び図2に示すように、カバー1をZ軸方向に貫通する貫通孔10を備えている。貫通孔10には、後述するように、電子機器のボタンが挿入される。
詳細には、貫通孔10は、Z軸方向から見て第1の円弧部11と第2の円弧部12と第1の突出部13と第2の突出部14とで囲まれている。そして、貫通孔10は、カバー1の予め設定された位置P1を中心に点対称の形状である。
第1の円弧部11は、予め設定された位置P1を中心として第1の直径R1を有する。第2の円弧部12は、X軸方向で第1の円弧部11と対向するように配置され、当該予め設定された位置P1を中心として第1の直径R1を有する。
第1の突出部13は、第1の円弧部11及び第2の円弧部12のY軸+側の端部から予め設定された位置P1に対してY軸+側に突出する略矩形領域を形成する。つまり、第1の突出部13のX軸+側の部分とX軸−側の部分とが略平行であり、第1の突出部13のY軸+側の部分がX軸+側の部分及びX軸−側の部分と略直交している。そして、第1の突出部13のX軸+側の部分及びX軸−側の部分のY軸−側の端部を結んだ直線とY軸+側の部分とが略平行である。
第2の突出部14は、予め設定された位置P1を通り、且つX軸と平行な直線を中心として第1の突出部13と鏡面対称の形状である。第2の突出部14は、第1の円弧部11及び第2の円弧部12のY軸−側の端部から予め設定された位置P1に対してY軸−側に突出する略矩形領域を形成する。
つまり、第2の突出部14のX軸+側の部分とX軸−側の部分とが略平行であり、第2の突出部14のY軸−側の部分がX軸+側の部分及びX軸−側の部分と略直交している。そして、第2の突出部14のX軸+側の部分及びX軸−側の部分のY軸+側の端部を結んだ直線とY軸−側の部分とが略平行である。
このようなカバー1の貫通孔10は、図2に示すように、第1の円弧部11と第2の円弧部12とを結んで(一点鎖線)円形状を形成でき、第1の突出部13と第2の突出部14とを結んで(二点鎖線)矩形状を形成できる。そのため、電子機器のボタンが丸形ボタンであっても、矩形ボタンであっても、挿入することができる。そのため、ボタンの形状に応じて、カバーを用意する必要がなく、カバー1の汎用性が高く、電子機器の製造コストを抑制することができる。
このとき、第1の直径R1は、予め電子機器に採用することが予定されている丸形ボタンの直径と略等しいとよい。また、第1の突出部13と第2の突出部14とを結んだ矩形状は、予め電子機器に採用することが予定されている矩形ボタンの周縁と略等しいとよい。これにより、電子機器の外観の意匠性を向上させることができる。また、カバー1の貫通孔10と電子機器のボタンとの隙間の発生を抑制することができる。
次に、本実施の形態のカバー1の貫通孔10に挿入されるボタンの好ましい構成を説明する。先ず、丸形ボタンを基本形態とする第1のボタンを説明する。図3は、本実施の形態の第1のボタンを模式的に示す斜視図である。図4は、本実施の形態の第1のボタンを模式的に示す正面図である。図5は、本実施の形態の第1のボタンを模式的に示す側面図である。図6は、本実施の形態のカバーの貫通孔に第1のボタンが挿入される様子を模式的に示す斜視図である。図7は、本実施の形態のカバーの貫通孔に第1のボタンが挿入された状態を模式的に示す正面図である。
図3乃至図5に示す第1のボタン2は、上述のように丸形ボタンを基本形態としており、例えば、樹脂製である。詳細には、第1のボタン2は、図3乃至図5に示すように、第1のボタン2の中心軸O1を中心に点対称に形成されており、本体部20、第1の突出部21及び第2の突出部22を備えている。
本体部20は、Z軸方向から見て略円形状であり、Z軸方向に延在している。つまり、本体部20は、Z軸方向に延在する略円柱形状である。そして、本体部20は、カバー1の貫通孔10に挿入できるように第1の直径R1と略等しい直径を有する。
第1の突出部21は、本体部20のZ軸−側の部分からY軸+側に突出している。第1の突出部21は、カバー1の貫通孔10の第1の突出部13の内部に挿入できるように当該第1の突出部13と略等しい周縁を有する。
つまり、第1の突出部21は、カバー1の貫通孔10の第1の突出部13と対応するように、Z軸方向から見て略矩形状であり、Z軸方向に延在している。言い換えると、第1の突出部21は、Z軸方向に延在する略矩形柱形状である。
そのため、第1の突出部21のX軸+側の辺とX軸−側の辺とが略平行であり、第1の突出部21のY軸+側の辺がX軸+側の辺及びX軸−側の辺と略直交している。そして、第1の突出部21のX軸+側の辺及びX軸−側の辺のY軸−側の端部を結んだ直線とY軸+側の辺とが略平行である。
第2の突出部22は、本体部20のZ軸−側の部分から第1の突出部21と対向するようにY軸−側に突出している。第2の突出部22は、カバー1の貫通孔10の第2の突出部14の内部に挿入できるように当該第2の突出部14と略等しい周縁を有する。
つまり、第2の突出部22は、カバー1の貫通孔10の第2の突出部14と対応するように、Z軸方向から見て略矩形状であり、Z軸方向に延在している。言い換えると、第2の突出部22は、Z軸方向に延在する略矩形柱形状である。
そのため、第2の突出部22のX軸+側の辺とX軸−側の辺とが略平行であり、第2の突出部22のY軸−側の辺がX軸+側の辺及びX軸−側の辺と略直交している。そして、第2の突出部22のX軸+側の辺及びX軸−側の辺のY軸+側の端部を結んだ直線とY軸−側の辺とが略平行である。
このように第1のボタン2は、カバー1の貫通孔10に対応する形状であるので、図6及び図7に示すように、カバー1の貫通孔10に挿入することができる。つまり、丸形ボタンを基本形態とする第1のボタン2をカバー1の貫通孔10に挿入することができる。
また、第1のボタン2の第1の突出部21及び第2の突出部22がカバー1の貫通孔10の第1の突出部13及び第2の突出部14の内部に挿入される。そのため、カバー1の貫通孔10における第1のボタン2の本体部20が挿入される部分以外の部分からの異物の侵入を抑制することができる。
しかも、カバー1の貫通孔10に第1のボタン2が挿入された状態で、第1のボタン2の周縁の略全域がカバー1の貫通孔10の周縁で拘束されるので、第1のボタン2のガタツキを抑制することができる。
次に、矩形ボタンを基本形態とする第2のボタンを説明する。図8は、本実施の形態の第2のボタンを模式的に示す斜視図である。図9は、本実施の形態の第2のボタンを模式的に示す正面図である。図10は、本実施の形態の第2のボタンを模式的に示す側面図である。図11は、本実施の形態のカバーの貫通孔に第2のボタンが挿入される様子を模式的に示す斜視図である。図12は、本実施の形態のカバーの貫通孔に第2のボタンが挿入された状態を模式的に示す正面図である。
図8乃至図10に示す第2のボタン3は、上述のように矩形ボタンを基本形態としており、例えば、樹脂製である。詳細には、第2のボタン3は、図8乃至図10に示すように、第2のボタン3の中心軸O2を中心に点対称に形成されており、本体部30、第1の突出部31及び第2の突出部32を備えている。
本体部30は、Z軸方向から見て略矩形状であり、Z軸方向に延在している。言い換えると、本体部30は、Z軸方向に延在する略矩形柱形状である。そして、カバー1の貫通孔10における第1の突出部13及び第2の突出部14の内部に挿入できるように、本体部30のY軸方向の両側の周縁が第1の突出部13及び第2の突出部14と略等しく形成されている。つまり、本体部30は、Z軸方向から見てカバー1の貫通孔10の第1の突出部13と第2の突出部14とを結んだ矩形状と対応する。
第1の突出部31は、本体部30のZ軸−側の部分からX軸−側に突出している。そして、第1の突出部31は、カバー1の貫通孔10の第1の円弧部11の内部に挿入できるように、Z軸方向から見てカバー1の貫通孔10の第1の円弧部11と略等しい周縁を有する。
つまり、第1の突出部31は、図9に示すように、第2のボタン3の中心軸O2を中心として第1の直径R1と略等しい直径を有する円弧部31aと本体部30のX軸−側の辺とで囲まれた円弧状突起がZ軸方向に延在する円弧柱形状である。
第2の突出部32は、本体部30のZ軸−側の部分から第1の突出部31と対向するようにX軸+側に突出している。そして、第2の突出部32は、カバー1の貫通孔10の第2の円弧部12の内部に挿入できるように、Z軸方向から見てカバー1の貫通孔10の第2の円弧部12と略等しい周縁を有する。
つまり、第2の突出部32は、図9に示すように、第2のボタン3の中心軸O2を中心として第1の直径R1と略等しい直径を有する円弧部32aと本体部30のX軸+側の辺とで囲まれた円弧状突起がZ軸方向に延在する円弧柱形状である。
このように第2のボタン3は、カバー1の貫通孔10に対応する形状であるので、図11及び図12に示すように、カバー1の貫通孔10に挿入することができる。つまり、矩形ボタンを基本形態とする第2のボタン3もカバー1の貫通孔10に挿入することができる。
また、第2のボタン3の第1の突出部31及び第2の突出部32がカバー1の貫通孔10の第1の円弧部11及び第2の円弧部12の内部に挿入される。そのため、カバー1の貫通孔10における第2のボタン3の本体部30が挿入される部分以外の部分からの異物の侵入を抑制することができる。
しかも、カバー1の貫通孔10に第2のボタン3が挿入された状態で、第2のボタン3の周縁の略全域がカバー1の貫通孔10の周縁で拘束されるので、第2のボタン3のガタツキを抑制することができる。
次に、本実施の形態のカバー1の適用例を説明する。図13は、本実施の形態のカバー及び第1のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す分解図である。図14は、本実施の形態のカバー及び第1のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す組立図である。図15は、本実施の形態のカバー及び第2のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す分解図である。図16は、本実施の形態のカバー及び第2のボタンが用いられた卓上電話機を模式的に示す組立図である。
本実施の形態のカバー1は、図13及び図15に示すように、電子機器の一例である卓上電話機40のカバーの少なくとも一部に適用することができる。詳細には、卓上電話機40は、卓上電話機40としての機能を実現するための基板などが搭載される筐体41、本実施の形態のカバー1が一部に適用された第1のカバー42、ボタン43及び送受話部44を備えている。なお、卓上電話機40の詳細な説明は、本開示の本質的部分ではないため、省略する。
卓上電話機40においては、第1のカバー42の一部に本実施の形態のカバー1を適用しているので、卓上電話機40のボタン43として丸形ボタンを採用しても、矩形ボタンを採用しても、いずれの場合も第1のカバー42の設計変更が不要である。そのため、電子機器である卓上電話機40の製造コストを抑制することができる。
このとき、図13及び図15に示すように、ボタン43として、上述の丸形ボタンを基本形態とする第1のボタン2や矩形ボタンを基本形態とする第2のボタン3を好適に用いることができる。これにより、第1のカバー42の貫通孔10におけるボタンの本体部が挿入される部分以外の部分からの異物の侵入を抑制することができる。
ここで、卓上電話機40は、図14及び図16に示すように、第1のカバー42における貫通孔10の第1の突出部13及び第2の突出部14を覆う第2のカバー45を備えているとよい。第2のカバー45は、ボタン43のZ軸+側の部分を挿入するために、ボタン43のZ軸+側の形状に応じて、丸形状又は矩形状の貫通孔45aが形成されており、当該貫通孔45aにボタン43のZ軸+側の端部が挿入された状態で、第1のカバー42における貫通孔10の第1の突出部13及び第2の突出部14を覆う。
これにより、第1のカバー42における貫通孔10の第1の突出部13及び第2の突出部14とボタン43の突出部(即ち、第1のボタン2の第1の突出部21や第2の突出部22、又は第2のボタン3の第1の突出部31や第2の突出部32)との隙間に異物が侵入することを抑制できる。しかも、卓上電話機40の外観の意匠性を向上させることができる。
上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
上述した実施の形態のカバー1は、卓上電話機40の第1のカバー42に適用したが、丸形ボタン又は矩形ボタンの何れかによって操作される電子機器に適用することができる。
1 カバー(電子機器のカバー)、10 貫通孔、11 第1の円弧部、12 第2の円弧部、13 第1の突出部、14 第2の突出部
2 第1のボタン、20 本体部、21 第1の突出部、22 第2の突出部
3 第2のボタン、30 本体部、31 第1の突出部、32 第2の突出部
40 卓上電話機
42 第1のカバー
43 ボタン
45 第2のカバー、45a 貫通孔

Claims (7)

  1. 電子機器のカバーは、
    当該電子機器のボタンが挿入される貫通孔を備え、
    前記貫通孔は、
    予め設定された位置を中心とする第1の円弧部と、
    前記カバーの表面と平行な第1の方向で前記第1の円弧部と対向するように配置され、前記予め設定された位置を中心として前記第1の円弧部と等しい直径の第2の円弧部と、
    前記第1の円弧部及び前記第2の円弧部の一方の端部から前記カバーの表面と平行であって、且つ前記第1の方向と直交する第2の方向で前記予め設定された位置に対して外方に突出する矩形領域を形成する第1の突出部と、
    前記第1の円弧部及び前記第2の円弧部の他方の端部から前記第2の方向で前記予め設定された位置に対して外方に突出する矩形領域を形成する第2の突出部と、
    で囲まれている、電子機器のカバー。
  2. 前記第1の円弧部及び前記第2の円弧部の直径は、
    前記電子機器における予め設定された丸形ボタンの直径と等しい、
    請求項1に記載の電子機器のカバー。
  3. 前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、
    前記電子機器の予め設定された矩形ボタンにおける前記第2の方向の端部の周縁と等しい、
    請求項1又は2に記載の電子機器のカバー。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器のカバーと、
    前記電子機器のカバーの貫通孔に挿入されるボタンと、
    を備える、電子機器。
  5. 前記ボタンは、
    前記電子機器のカバーの第1の円弧部及び第2の円弧部と等しい直径を有する円形状の本体部と、
    前記電子機器のカバーの第1の突出部と等しい周縁を有し、前記本体部における前記電子機器のカバーの表面と直交する第3の方向の一方の部分から突出する矩形状突起である第1の突出部と、
    前記電子機器のカバーの第2の突出部と等しい周縁を有し、前記本体部における前記第3の方向の一方の部分から前記第2の方向で前記第1の突出部と対向するように突出する矩形状突起である第2の突出部と、
    を備える、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記ボタンは、
    前記電子機器のカバーの第1の突出部及び第2の突出部と等しい周縁を前記第2の方向の両側に有する矩形状の本体部と、
    前記電子機器のカバーの第1の円弧部と等しい周縁を有し、前記本体部における前記電子機器のカバーの表面と直交する第3の方向の一方の部分から突出する円弧状突起である第1の突出部と、
    前記電子機器のカバーの第2の円弧部と等しい周縁を有し、前記本体部における前記第3の方向の一方の部分から前記第1の方向で前記第1の突出部と対向するように突出する円弧状突起である第2の突出部と、
    を備える、請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記本体部における前記第3の方向の他方の部分が挿入される貫通孔を有し、
    前記電子機器のカバーを覆い、
    前記電子機器のカバーの第1の突出部及び第2の突出部を覆う、
    第2のカバーを備える、請求項5又は6に記載の電子機器。
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