JP6666231B2 - 噴霧乾燥システム - Google Patents
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Description
乾燥対象となる排水を乾燥させるための噴霧乾燥システムであって、
排ガス発生源から排出された排ガスを流すための複数の排ガスダクトに接続された、前記排ガスを導入するための排ガス導入ラインと、
前記排ガス導入ラインに接続され、前記排ガス導入ラインから導入される前記排ガスを前記排水に接触させるよう構成された1台または複数台の噴霧乾燥装置と、を備え、
前記噴霧乾燥装置の台数は、前記排ガスダクトの数よりも少ない。
前記排ガス導入ラインは、前記複数の排ガスダクトにそれぞれ接続される。
上記(2)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々から偏りなく排ガスを抽出(分岐)することができる。
前記排ガス導入ラインは、
前記複数の排ガスダクトにそれぞれ接続される、上流側排ガス導入ライン部と、
前記上流側排ガス導入ライン部のそれぞれが合流する導入側合流部と、
前記導入側合流部と前記噴霧乾燥装置とを接続する1つの下流側排ガス導入ライン部と、を有する。
上記(3)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々からの排ガスは、導入側合流部において合流した後に、1つの下流側排ガス導入ライン部を通じて噴霧乾燥装置に供給される。このため、排ガス導入ラインと噴霧乾燥装置とが1箇所で接続することから、噴霧乾燥装置の構造をシンプルに構成することができる。しかも、噴霧乾燥装置が、排ガスと排水との気液接触面積を増大させるために2流体ノズルやロータリーアトマイザー(回転噴霧器)などの噴霧装置を複数備える場合には、これらの複数の噴霧装置の各々に対する均等な排ガスの供給を図ることができる。
前記複数の排ガスダクトの各々には、前記排ガスと熱交換するよう構成された熱交換器がそれぞれ設置されており、
前記排ガス導入ラインの各々は、前記熱交換器の上流側において前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続されている。
上記(4)の構成によれば、熱交換器を通過する前のより高温状態にある排ガスを、排ガス導入ラインを介して噴霧乾燥装置に供給することができる。これによって、噴霧乾燥装置において、より高温の排ガスを排水に接触させることができ、噴霧乾燥装置による排水処理の高効率化を図ることができる。
前記噴霧乾燥装置と前記複数の排ガスダクトとを接続する排ガス排出ラインを、さらに備え、
前記排ガス排出ラインは、
前記噴霧乾燥装置に接続される1つの上流側排ガス排出ライン部と、
前記複数の排ガスダクトにそれぞれ接続される、下流側排ガス排出ライン部と、
前記1つの上流側排ガス排出ライン部から前記下流側排ガス排出ライン部のそれぞれに分岐する排出側分岐部と、を有する。
上記(5)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々から抽出された排ガスが、噴霧乾燥装置を通過後に、排ガス排出ラインを介して複数の排ガスダクトの各々に偏りなく戻されるように構成される。これによって、複数の排ガスダクトの各々に流れる排ガスの流量の均等化を図ることができ、複数の排ガスダクトにそれぞれ設置される排ガスを処理するための各種装置(例えば、後述する第1集塵器や誘引ファンなど)の処理負荷の均等化を図ることができる。
前記複数の排ガスダクトの各々には、前記排ガスに含まれる煤塵を除去するよう構成された第1集塵器がそれぞれ設置されており、
前記排ガス排出ラインの前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々は、それぞれの前記第1集塵器の上流側において、前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続される。
上記(6)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々に第1集塵器がそれぞれ設置されているような噴霧乾燥システムにおいて、複数の排ガスダクトの各々に設置された第1集塵器を、噴霧乾燥装置から還流される排ガスの処理に流用することができる。したがって、噴霧乾燥装置から排出される排ガスに含まれる乾燥固形物や煤塵を除去するための集塵器を追加で設置することを回避することができるので、設備コストを抑制することができる。
前記排ガス排出ラインの前記上流側排ガス排出ライン部に設置された、前記排ガスに含まれる煤塵を除去するよう構成された第2集塵器を、さらに備える。
上記(7)の構成によれば、第2集塵器は、噴霧乾燥装置から排出される排ガスに含まれる煤塵(ダスト)を除去するための専用の設備として設けられる。このため、複数の排ガスダクトの各々に第1集塵器がそれぞれ設置されている排ガス処理システムにおいて、複数の排ガスダクトの各々に設置された第1集塵器に、噴霧乾燥装置から還流される排ガスの除塵を行わせることはなく、第1集塵器の処理負荷を抑制することができる。さらに、複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ誘引ファン(誘引送風機)が設置されている場合において、誘引ファンの下流側の排ガスダクトに下流側排ガス排出ライン部を接続するときには、前記排ガスダクトの誘引ファンの上流を流れる排ガスの流量を減少させることができ、複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ設置された誘引ファンの負荷を軽減することができる。
前記噴霧乾燥装置と前記上流側排ガス排出ライン部との接続位置は、前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々と前記複数の排ガスダクトの各々との接続位置よりも上方に位置する。
上記(8)の構成によれば、排ガスに含まれる乾燥固形物や煤塵(ダスト)は、自由落下しながら、排ガス排出ラインを通過するよう構成することができる。これによって、排ガス排出ラインの乾燥固形物や煤塵による詰まりを防止できると共に、排ガス排出ライン4を介して乾燥固形物や煤塵を運ぶためのダクト長を短くしダクトルートをシンプルにできる。
前記上流側排ガス排出ライン部は、前記噴霧乾燥装置の底部に接続されており、
前記排出側分岐部の位置は、前記噴霧乾燥装置と前記上流側排ガス排出ライン部との接続位置よりも下方で、かつ、前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々と前記複数の排ガスダクトの各々との接続位置よりも上方に位置すると共に、
前記排出側分岐部の位置は、前記複数の排ガスダクトのうちの各々が最も外側となる2つの排ガスダクトの中央の位置に位置する。
上記(9)の構成によれば、排ガス排出ライン内を自由落下する乾燥固形物や煤塵(ダスト)による排ガス排出ラインの詰まりを抑制しつつ、複数の下流側排ガス排出ライン部への均等な煤塵および排ガスの分配を図ることができる。
前記噴霧乾燥装置は、平面視において、前記複数の排ガスダクトの間の空間に位置している。
上記(10)の構成によれば、噴霧乾燥装置と複数の排ガスダクトとの距離を短くすることができ、排ガス排出ラインの全長をより短くすることができ、その製造コストやメンテナンスコストを抑制することができる。
前記噴霧乾燥装置の底部は、前記複数の排ガスダクトの各々の上部に直接接続される。
上記(11)の構成によれば、噴霧乾燥システムの省スペース化を図ることができると共に、排ガス排出ラインを不要とすることができる。
前記噴霧乾燥装置は、前記排水の旋回流を形成するように前記排水を噴霧可能な回転噴霧器を有する。
上記(12)の構成によれば、回転噴霧器によって排水を噴霧することにより、排ガスと排水との接触面積を増大することができ、噴霧乾燥装置の処理効率を向上させることができる。
前記噴霧乾燥装置は、前記排水を噴霧可能な2流体ノズルを有する。
上記(13)の構成によれば、2流体ノズルによって排水を噴霧することにより、排ガスと排水との接触面積を増大することができ、噴霧乾燥装置の処理効率を向上させることができる。
前記下流側排ガス導入ライン部に設けられた第1流量調整部と、
前記複数の上流側排ガス導入ライン部の各々にそれぞれ設けられた第2流量調整部と、をさらに備える。
上記(14)の構成によれば、例えばダンパなどとなる第1流量調整部が下流側排ガス導入ライン部(すなわち、導入側合流部の下流側)に設けられることによって、排ガス導入ラインからの噴霧乾燥装置への排ガスの供給または供給停止を容易に行うことができ、噴霧乾燥装置のメンテナンスを容易に行うことができる。また、仮に、噴霧乾燥システムが、複数の上流側排ガス導入ライン部の各々に、上記の第2流量調整部を備えていない場合には、排ガス処理システムの運転中に下流側排ガス導入ライン部に設置された第1流量調整部を閉じると、排ガスGは、第1流量調整部まで到達し、そのまま排ガス導入ライン内に滞留することになる。そして、この滞留状態のまま排ガスの温度が低下することによって排ガスに含まれるSO2が溶出し、排ガス導入ラインの腐食等の原因となる。ところが、第2流量調整部を閉じた後に第1流量調整部を閉じることによって、排ガス導入ラインに排ガスが滞留するのを回避でき、上記の排ガス導入ラインが、滞留する排ガスGによって損傷するのを防止することができる。
前記噴霧乾燥装置と前記複数の排ガスダクトとを接続する排ガス排出ラインと、
前記噴霧乾燥装置の底部又は前記排ガス排出ラインに設置された温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された温度が前記排水の蒸発温度以上となるように、前記第1流量調整部を制御する制御装置と、をさらに備える。
上記(15)の構成によれば、温度検出手段は、噴霧乾燥装置から排ガスが排出される出口付近に設置されており、この温度検出部で検出される検出温度が排水の蒸発温度以上となるように、制御装置は、第1流量調整部(例えばダンパ)を制御することにより、噴霧乾燥装置に供給される高温の排ガスの流量を制御する。つまり、噴霧乾燥装置の出口付近に温度検出手段が設置されていることから、検出温度が排水の蒸発温度以上であれば、噴霧乾燥装置による排水の蒸発処理が適切に行われていることが推定される。また、噴霧乾燥装置に供給される排ガスの流量は、第1流量調整部の開度を大きくするにしたがって多くなり、その開度を小さくするにしたがって少なくなる。したがって、温度検出手段の検出温度が排水の蒸発温度以上となるように、噴霧乾燥装置への排ガスの供給量を制御することで、噴霧乾燥装置による排水の蒸発処理を適切に行うことができる。
前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々にそれぞれ設けられる第3流量調整部を、さらに備える。
上記(16)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々に戻される排ガスの流量のバランスを調整することができ、複数の排ガスダクトの各々に還流される排ガスの流量の均等化を図ることができる。
前記複数の上流側排ガス導入ライン部の各々にそれぞれ設けられる第2流量調整部と、
前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々にそれぞれ設けられる第3流量調整部を、さらに備える。
上記(17)の構成によれば、複数の排ガスダクトの各々を還流する排ガスの流量の均等化を図ることができる。
前記排ガス排出ラインまたは前記噴霧乾燥装置の底部の少なくとも1方に設けられた加熱装置を、さらに備える。
上記(18)の構成によれば、加熱装置(例えば、ヒートトレース)を備えることによって、排ガス排出ラインや噴霧乾燥装置の底部において、プラント停止時のダスト凝結や、排水成分である、例えば塩化カルシウム(CaCl2)の潮解を防止することができる。
前記噴霧乾燥装置が噴霧する前記排水の液滴の径は、平均が20μm以上かつ80μm以下であり、最大は250μm以下である。
上記(19)の構成によれば、噴霧乾燥装置による排水の蒸発処理を効率的に行うことができる。
前記排水は、前記排ガスの脱硫を実行するように構成された脱硫装置から排出された排水である。
上記(20)の構成によれば、脱硫装置から排出される排水の外部への排出量を減らし、又は、脱硫装置の排水を無排水処理することができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
他の幾つかの実施形態では、図5に示されるように、2以上の複数のボイラ81(図5の例示ではボイラ81の数は81aと81bの2つ)の各々の煙道7を並置し、組み合わせることによって複数の排ガスダクト72を形成しても良い。この場合には、複数の煙道7(排ガスダクト72)の各々に、脱硝装置82、熱交換器83、第1集塵器84、第1誘引ファン85がそれぞれ設置される。
また、他の幾つかの実施形態では、排ガスダクト72は、3つを超える系統を有していても良い。
以上の通り、図1〜図7に示される実施形態では、複数の排ガスダクト72は、ボイラ(排ガス発生源)81で発生した排ガスを外部に導く煙道7の、上流側煙道71(上流部)に夫々の一端が接続され、前記煙道の下流部あたる下流側煙道73(下流部)に夫々の他端が接続され、複数の排ガスダクト72は、煙道7の中間部を形成している。
図1〜図7に示されるように、噴霧乾燥システム1は、乾燥対象となる排水Wを乾燥させるためのシステムである。そして、噴霧乾燥システム1は、排ガスGを排水Wに接触させるよう構成された1台または複数台の噴霧乾燥装置3と、複数の排ガスダクト72から排ガスGを噴霧乾燥装置3に導入するために複数の排ガスダクト72と噴霧乾燥装置3とを接続する排ガス導入ライン2(ダクト)と、噴霧乾燥装置3に導入された排ガスGを排出するために噴霧乾燥装置3と複数の排ガスダクト72とを接続する排ガス排出ライン4(ダクト)と、噴霧乾燥装置3に排水Wを導入(供給)する排水導入装置5を備える(図1〜図7参照)。そして、噴霧乾燥システム1は、排ガス処理システム6から排出される排水Wを噴霧乾燥装置3に供給すると共に、噴霧乾燥装置3の内部において、排ガス導入ライン2を介して複数の排ガスダクト72から抽出し導入した高温の排ガスGの熱を用いて排水Wを乾燥(液体分の蒸発)させる。また、排水Wの乾燥に用いられた排ガスGは、排ガス排出ライン4を介して複数の排ガスダクト72に戻される(還流される)。
幾つかの実施形態では、図6に示されるように、排ガス導入ライン2は、複数の排ガスダクト72ではない部分(図6の例示では上流側煙道71)に接続されていても良い。この場合には、排ガス導入ライン2は、後述する実施形態のように途中で分岐することはなく、その構造を簡易化することができると共に、設置スペース上の制約を受ける事態の低減を図ることができる。このため、噴霧乾燥システム1の低コスト化や、設置性やメンテナンス性の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、図1〜図7に示されるように、排ガス排出ライン4は、噴霧乾燥装置3に接続される1本の上流側排ガス排出ライン部41と、前記複数の排ガスダクト72にそれぞれ接続される複数の下流側排ガス排出ライン部43と、1本の上流側排ガス排出ライン部41から複数の下流側排ガス排出ライン部43に分岐する排出側分岐部42と、を有する。換言すれば、上流側排ガス排出ライン部41は、噴霧乾燥装置3から排出される排ガスGの流路が1つとなるように、噴霧乾燥装置3に接続されている。他方、複数の下流側排ガス排出ライン部43の各々は、複数の排ガスダクト72の各々に1本ずつ接続されると共に、排出側分岐部42から各々が分岐するように排出側分岐部42に接続されている。このため、噴霧乾燥装置3から排出された排ガスGは、1本の上流側排ガス排出ライン部41を通って排出側分岐部42まで流れた後、排出側分岐部42から複数の下流側排ガス排出ライン部43に分岐して流れることで、複数の排ガスダクト72の各々にそれぞれ戻されることになる。こうして還流された排ガスGは、排ガスダクト72において、排ガスダクト72のより上流を流れてくる排ガスGと合流しながら、排ガスダクト72を下流に向けて流れることになる。
このような実施形態において、幾つかの実施形態では、図1〜図6に示されるように、排ガス排出ライン4の複数の下流側排ガス排出ライン部43の各々は、第1集塵器84の上流側において複数の排ガスダクト72の各々にそれぞれ接続される。図1〜図6に示される実施形態では、噴霧乾燥システム1を通って排ガスダクト72に還流される排ガスGは、第1集塵器84などの集塵器をまだ経由していないため、排ガスGは乾燥固形物や煤塵を含んでいる。そこで、上述したように、複数の排ガスダクト72の各々において、第1集塵器84の上流側に下流側排ガス排出ライン部43を接続することにより、排ガス排出ライン4を流れてきた排ガスGは、排ガスダクト72に戻された後に第1集塵器84を通過するので、除塵される。
上記の構成によれば、噴霧乾燥装置3と複数の排ガスダクト72との距離を短くすることができ、排ガス排出ライン4の全長をより短くすることができ、その製造コストやメンテナンスコストを抑制することができる。
なお、幾つかの実施形態では、図9に示されるように、噴霧乾燥装置3は、複数の排ガスダクト72(72a、72b)の内の1つの排ガスダクト72aの上方に設置されている。
幾つかの実施形態では、図1〜図7、図12に示されるように、噴霧乾燥装置3は、装置内部に排水Wを噴霧可能な噴霧装置34を備えており、排ガスGと排水Wとの気液接触面積の増大を図っている。これは、噴霧乾燥装置3が噴霧する排水Wの液滴の径を、平均が20μm以上かつ80μm以下であり、最大は250μm以下となるようにするためである。排水Wの液滴の径が微細化されるほど、また、液滴の平均の径を一定の範囲で揃えることにより、上記の気液接触面積の増大を行うことが可能となる。
噴霧乾燥システムの設備側の仕様、例えば容量を満足する範囲であれば、上流側排ガス導入ライン部、下流側排ガス排出ライン部の各々に設けた流量調整部を操作して、例えば、複数の系統から排ガスを抽出し、噴霧乾燥装置内に導入して排水の乾燥に利用した後に、1系統にのみ戻したり、1系統のみから抽出し、噴霧乾燥装置内に導入して排水の乾燥に利用した後に、複数の系統に均等に戻したり、或いは、例えば、3つの系統の内の1つの系統を噴霧乾燥システムから切り離すといった運転を行うことができる。
12 制御装置
13 温度検出部
14 流量制御部
M メモリ
2 排ガス導入ライン
21 上流側排ガス導入ライン部
22 導入側合流部
23 下流側排ガス導入ライン部
25 第1流量調整部
25a 第1流量調整部(A系)
25b 第1流量調整部(B系)
25c 第1流量調整部(C系)
26 第2流量調整部
2jd 上流側排ガス導入ライン部と排ガスダクトとの接続部
2jw 下流側排ガス導入ライン部と噴霧乾燥装置との接続部
3 噴霧乾燥装置
31 底部
33 内部通路
34 噴霧装置
4 排ガス排出ライン
41 上流側排ガス排出ライン部
42 排出側分岐部
43 下流側排ガス排出ライン部
43a 下流側排ガス排出ライン部(A系)
43b 下流側排ガス排出ライン部(B系)
43c 下流側排ガス排出ライン部(C系)
44 第3流量調整部
45 第2集塵器
46 第2誘引ファン
47 温度検出手段
48 加熱装置
49 第4流量調整部
4jd 下流側排ガス排出ライン部と排ガスダクトとの接続部
4jw 上流側排ガス排出ライン部と噴霧乾燥装置との接続部
5 排水導入装置
51 脱水機
51f 脱硫排水配管
52 排水タンク
52f 排水ライン
53 ポンプ
6 排ガス処理システム
7 煙道
7j 系統合流部
7m 系統分岐部
71 上流側煙道
72 排ガスダクト
72a 排ガスダクト(A系)
72b 排ガスダクト(B系)
72c 排ガスダクト(C系)
72u 排ガスダクトの上面
73 下流側煙道
81 ボイラ
82 脱硝装置
83 熱交換器
84 第1集塵器
85 第1誘引ファン
86 脱硫装置
87 煙突
G 排ガス
W 排水
W0 脱硫排水
Ds 固体分
Pd 下流側排ガス排出ライン部と排ガスダクトとの接続位置
Pw 上流側排ガス排出ライン部と噴霧乾燥装置との接続位置
S 空間
r 重複領域
T 検出温度
T0 蒸発温度
Claims (20)
- 乾燥対象となる排水を乾燥させるための噴霧乾燥システムであって、
排ガス発生源から排出された排ガスを流すための複数の排ガスダクトに接続され、前記排ガスダクトから抽出した前記排ガスを導入するための排ガス導入ラインと、
前記排ガス導入ラインに接続され、前記排ガス導入ラインから導入される前記排ガスを前記排水に接触させるよう構成された1台または複数台の噴霧乾燥装置と、を備え、
前記噴霧乾燥装置の台数は、前記排ガスダクトの数よりも少ないことを特徴とする噴霧乾燥システム。 - 前記排ガス導入ラインは、前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記排ガス導入ラインは、
前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続される、上流側排ガス導入ライン部と、
前記上流側排ガス導入ライン部のそれぞれが合流する導入側合流部と、
前記導入側合流部と前記噴霧乾燥装置とを接続する1つの下流側排ガス導入ライン部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記複数の排ガスダクトの各々には、前記排ガスと熱交換するよう構成された熱交換器がそれぞれ設置されており、
前記排ガス導入ラインの各々は、前記熱交換器の上流側において前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項2または3に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記噴霧乾燥装置と前記複数の排ガスダクトの各々とを接続する排ガス排出ラインを、さらに備え、
前記排ガス排出ラインは、
前記噴霧乾燥装置に接続される1つの上流側排ガス排出ライン部と、
前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続される、下流側排ガス排出ライン部と、
前記1つの上流側排ガス排出ライン部から前記それぞれの下流側排ガス排出ライン部に分岐する排出側分岐部と、を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記複数の排ガスダクトの各々には、前記排ガスに含まれる煤塵を除去するよう構成された第1集塵器がそれぞれ設置されており、
前記排ガス排出ラインの前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々は、それぞれの前記第1集塵器の上流側において前記複数の排ガスダクトの各々にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項5に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記排ガス排出ラインの前記上流側排ガス排出ライン部に設置された、前記排ガスに含まれる煤塵を除去するよう構成された第2集塵器を、さらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記噴霧乾燥装置と前記上流側排ガス排出ライン部との接続位置は、前記それぞれの下流側排ガス排出ライン部の各々と前記複数の排ガスダクトの各々との接続位置よりも上方に位置することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記上流側排ガス排出ライン部は、前記噴霧乾燥装置の底部に接続されており、
前記排出側分岐部の位置は、前記噴霧乾燥装置と前記上流側排ガス排出ライン部との接続位置よりも下方で、かつ、前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々と前記複数の排ガスダクトの各々との接続位置よりも上方に位置すると共に、
前記排出側分岐部の位置は、前記複数の排ガスダクトのうちの各々が最も外側となる2つの排ガスダクトの中央の位置に位置する
ことを特徴とする請求項8に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記噴霧乾燥装置は、平面視において、前記複数の排ガスダクトの間の空間に位置していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記噴霧乾燥装置の底部は、前記複数の排ガスダクトの各々の上部に直接接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記噴霧乾燥装置は、前記排水の旋回流を形成するように前記排水を噴霧可能な回転噴霧器を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記噴霧乾燥装置は、前記排水を噴霧可能な2流体ノズルを有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記下流側排ガス導入ライン部に設けられた第1流量調整部と、
前記複数の上流側排ガス導入ライン部の各々にそれぞれ設けられた第2流量調整部と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記噴霧乾燥装置と前記複数の排ガスダクトとを接続する排ガス排出ラインと、
前記噴霧乾燥装置の底部又は前記排ガス排出ラインに設置された温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された温度が前記排水の蒸発温度以上となるように、前記第1流量調整部を制御する制御装置と、をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々にそれぞれ設けられる複数の第3流量調整手段を、さらに備えることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記複数の上流側排ガス導入ライン部の各々にそれぞれ設けられた第2流量調整部と、
前記複数の下流側排ガス排出ライン部の各々にそれぞれ設けられた第3流量調整部を、さらに備えることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。 - 前記排ガス排出ラインまたは前記噴霧乾燥装置の底部の少なくとも1方に設けられた加熱装置を、さらに備えることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記噴霧乾燥装置が噴霧する前記排水の液滴の径は、平均が20μm以上かつ80μm以下であり、最大は250μm以下であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
- 前記排水は、前記排ガスの脱硫を実行するように構成された脱硫装置から排出された排水であることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の噴霧乾燥システム。
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