JP6663515B2 - 放射線量の測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は線量の測定方法に関し、特に放射線量の測定方法に関する。
放射線は日常生活と密接な関係があるだけでなく、遍在し、自然環境に含まれている宇宙線と表面放射を総称して自然バックグラウンド放射線と呼ばれ、それは地形と地質に従って変化する。自然バックグラウンド放射線に加えて、人間の要因によって引き起こされる放射線は、人々の生活に適用できる様々な放射線を有し、放射線診断、放射線療法および核医学などの医療放射応用は、最も一般的である。
放射線療法の原理は、主に高エネルギー放射線(一般には間接遊離放射線)を利用して、腫瘍細胞と作用するときに、腫瘍細胞を遊離させまたは励起させて有毒なフリーラジカルを生成し、さらに、細胞損傷を引き起こし、または直接的な遊離放射線によって放出される放射線エネルギーにより、癌細胞のデオキシリボ核酸が一本鎖または二本鎖らせん切断を引き起こす。治療処方線量について、複雑な治療計画により、悪性腫瘍および正常組織が受けた放射線量を詳細に評価し、医師が治療の実現可能性および期待される治療効果を確認する。治療チームがこの治療計画を確認した後に、この治療計画の照射パラメータは、治療器具に送達され、定期的なビーム品質保証作業と協力し、患者が受ける線量と治療計画の処方線量との差が臨床的治療に許容される誤差の範囲よりも少ないものを確保し、患者への一連の曝露の後に治療を完了する。放射線療法の原理は、放射線生物学の放射線障害理論に基づいて、放射線量の組織体積曲線により、曲線の中央が最大の勾配であり、ここでの用量が5%変化すると、10%〜20%の腫瘍制御率に影響を及ぼし、20%〜30%の正常な組織合併症の変化率を引き起こす可能性がある。したがって、放射線療法の最も重要な部分は、正しい処方線量を与えることである。
現代医療用の放射線治療装置は高エネルギー電子線加速器であり、例えば高エネルギーX線治療装置であり、また、陽子線治療、炭素イオン治療などの重粒子線治療技術も盛んになり始めており、放射線療法が実際に悪性腫瘍に対する武器として使用できることを示す。したがって、放射線療法では、患者の治療品質を確保するために、より慎重な品質保証および線量検証計画が必要である。
しかし、様々な放射からなる混合放射場に直面した場合、ホウ素中性子捕捉療法システムが生成した中性子およびガンマ混合放射場を例とする(これに限定されない)。ホウ素中性子捕捉療法ビームの線量測定は、臨床的治療の重要な問題であり、難しいところは、異なる放射線によって引き起こされる線量を効果的に区別できる必要があり、対になる遊離キャビティおよび熱光線量計のような現在の一般的な測定ツールは短時間で広範囲の線量測定を行うことができない。しかし、実際には、放射線治療のビーム品質保証または治療計画が検証されるとき、ビーム特性および治療計画の品質の包括的な評価は、2次元平面線量分布を通して徹底的に行わなければならない。
したがって、混合放射場に対して提案された放射線量測定法を提案する必要がある。
本発明の目的は、中性子およびガンマ混合放射場における線量分布の測定方法を提供することであり、本発明の別の目的は、中性子およびガンマ混合放射場のビーム均一性を測定するために使用できる方法を提供することである。具体的に、本発明の実施例は、放射線量の測定方法を提供し、中性子およびガンマの混合放射場に対して、該放射線量の測定方法は、線量計によって中性子およびガンマの総線量を得るステップと、中性子線量を分析するステップと、を含む。中性子およびガンマの線量を効果的に測定することができ、ビーム測定と治療計画の検証に適用することができ、治療品質を向上させる。
さらに、線量計はフィルム線量計、熱光線量計、アラニン線量計およびゲル線量計から選択される1つである。当然で、当業者が周知のように、中性子およびガンマの総線量を測定できる線量計は、上記の例に限定されない。フィルム線量計を選択する場合、2次元平面線量を測定することができ;熱光線量計またはアラニン線量計を選択する場合、複数の単一線量計で平面を構成することができ、それにより、中性子の2次元平面線量を解析することができ;ゲル線量計を選択する場合、中性子の3次元線量を解析することができる。したがって、選択する線量計は、単一点線量計、平面線量計、または3次元線量計に限定されず、かつ測定された線量は、2次元平面線量または3次元線量の測定に限定されない。
また、線量計は、アクティブな膨張式検出器を使用することができ、例えば、膨張式検出器の構造を基部とするHe−3比計数器、BF比例計数器、分割遊離室、ホウ素イオン化室であり;線量計はまた、シンチレーションプローブおよび半導体プローブを使用することができる。シンチレーションプローブは、有機および無機材料に分けられ、熱中性子の検出に対して、そのシンチレーションプローブは、LiまたはBなどの高熱中性子捕捉断面素子を添加することが多い。要するに、これらの検出器が検出した中性子エネルギーは、主に熱中性子であり、いずれも要素および中性子が捕獲または核***反応により発生した重い荷電粒子および核***断片に依存し、イオン化室内で多数のイオン化対(ion pair)を生成し、これらの電荷は、収集された後、適切な回路変換により、電流信号を電圧パルス信号に変換することができる。電圧パルスの大きさを分析することにより、中性子信号およびγ信号を簡単に区別することができる。BNCTのような高強度中性子場において、イオン化室内のガス圧、分解可能材料またはホウ素コーティングの濃度、またはシンチレーションプローブ中の高中性子捕捉断面要素の濃度を適切に低減することでき、中性子に対する感度を効果的に低下させることができる。
さらに、中性子線量を解析するステップは、線量計の中央領域の中性子線量を計算して得られるステップと、線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比により、線量計が中性子の検出効率を補正するステップと、中性子強度分布を解析するステップと、を含む。中性子線量を解析するステップにおいて、線量計の中央領域の中性子線量を得て、線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比により、線量計が中性子の検出効率を補正した後に、線量計の中性子強度分布を乗じることで、線量計中の中性子線量を解析することができる。
好ましくは、線量計の中央領域における中性子線量は、モンテカルロ法により計算して得られる。モンテカルロ法は、照射ターゲット内の3次元空間粒子の衝突軌跡およびエネルギー分布を正確にシミュレートできるツールであり、モンテカルロ計算では、化学元素の割合と幾何学的構造を詳細にシミュレートする必要があり、これはフィルムメーカーにより提供することができる。
さらに、変換材料を放射線照射することより中性子強度分布を得る。それにより、測定方法によって線量計が中央領域の外側の中性子強度分布を得る。
好ましくは、前記変換材料が中性子活性化によって放出された放射線は、デジタルイメージプレートによって記録され、中性子強度分布を測定する。前記変換材料は天然金属銅シートを選択する。
さらに、前記放射線量の測定方法は、中性子捕捉療法システムで使用する中性子およびガンマ混合放射場に向けられている。
さらに、線量計を用いて間接的な線量測定を行うこともできる。すなわち、線量計によって中性子およびガンマの総線量を測定して得られるステップは、線量計によって中性子とガンマ線との総線量を間接的に測定するステップである。
図1は本発明の一実施例における線量計を混合放射場に設置する平面概略図である。 図2は本発明の一実施例における平面線量測定方法のフローチャートである。 図3は本発明の一実施例に使用されるフィルム線量計の平面概略図である。 図4は本発明の一実施例に使用される中性子変換材料およびデジタルイメージングプレートの平面概略図である。 図5は63Cuの中性子作用の断面図である。 図6は本発明の一実施例に使用されるフィルム線量計の断面概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を、同業者が明細書を参照すれば実施できるようにさらに詳細に説明する。
中性子捕捉療法システムに用いられる中性子とガンマ線との混合放射場の放射線量を測定する方法を本発明の好ましい実施例とする。当然、当業者に周知されるように、混合放射場は他の放射治療手段が発生する中性子とガンマ線との混合放射場であってもよいし、他の放射治療手段が発生する中性子と他の放射線との混合放射場であってもよい。したがって、本発明の1つの目的は、中性子および他の放射線が存在する混合放射場中の中性子線量を他の放射線の線量と分離し、中性子および他の放射線の平面線量を効果的に測定することができ、特に中性子およびガンマ線の平面線量を効果的に測定することができる方法を提供して、ビーム測定および治療計画の検証に適用され、治療品質を向上させることである。以下、まず、中性子捕捉療法について簡単に説明し、特にホウ素中性子捕捉療法について説明する。
近年の癌の有効な治療手段として、中性子捕捉療法の適用が徐々に増加され、そのうち、ホウ素中性子捕捉療法が最も一般的であり、ホウ素中性子捕捉療法に供給する中性子は核反応炉または加速器によって供給することができる。本願の実施例は加速器ホウ素中性子捕捉療法を例として、加速器ホウ素中性子捕捉療法のベースアセンブリは、一般に、荷電粒子(例えば、陽子、重陽子など)を加速する加速器、ターゲット材および熱除去システムならびにビーム成形体を含み、そのうち、加速荷電粒子と金属ターゲット材を作用して中性子を発生させ、必要な中性子収率およびエネルギー、提供可能な加速荷電粒子エネルギーと電流の大きさ、金属ターゲット材の物理化学などの特性に基づいて適切な核反応を選択し、常に検討されている核反応はLi(p、n)BeとBe(p、n)Bを有し、この2種類の反応はいずれも吸熱反応である。2種類の核反応のエネルギー閾値はそれぞれ1.881MeVと2.055MeVであり、ホウ素中性子捕捉療法の理想的な中性子源はkeVエネルギーレベルの熱外中性子であるため、理論的にエネルギーが閾値より僅かに高い陽子を用いて金属リチウムターゲット材を衝撃する場合、比較的低エネルギー中性子を発生させることができ、あまりにも多くのスロー処理を必要とせず、臨床治療に用いることができ、しかしながら、リチウム金属(Li)とベリリウム(Be)という2種類のターゲット材は閾値エネルギーとの陽子作用断面が高くなく、十分に大きな中性子束を発生させるために、一般に、比較的高いエネルギー陽子を用いて核反応を開始させる。
ホウ素中性子捕捉療法(Boron Neutron Capture Therapy, BNCT)は、ホウ素(10B)含有薬物が熱中性子に対する高捕捉断面を有する特性を用いて、10B(n、α)Liより中性子を捕捉して核***反応によりHeおよびLiという2つの重い荷電粒子を生成し、この2つの重い荷電粒子の平均エネルギーは約2.33MeVであり、高線形転送(Linear Energy Transfer, LET)、短距離という特性を有し、α粒子の線形エネルギーおよび放射距離はそれぞれ150keV/μm、8μmであり、Liの重い荷電粒子は175keV/μm、5μmであり、2つの粒子の総放射距離は1つの細胞の大きさに相当し、したがって、生体に与える放射線損傷は細胞レベルに限定することができ、ホウ素含有薬剤が腫瘍細胞中で選択的に凝集すると、適切な中性子源と合わせ、正常な組織にあまりにも多くの損傷を引き起こさない前提で、腫瘍細胞の局所殺傷という目的を達成することができる。
以下、主に、中性子とガンマ線との混合放射場の場合にどのように放射線量を測定するかを説明する。
図1に、線量計を混合放射場に設置する平面概略図を示す。混合放射場10に中性子とガンマ線とが混合した放射線が存在し、線量計30をキャリア20内に設置する。該キャリア20は様々な形状または材料で製造することができ、本実施例において30×30×30cmのアクリル材料で製造される。当然、当業者には周知のように、キャリアは他の材料または形状で製造してもいい。本実施例においてフィルム線量計が選択され、混合放射場の線量に対して二次元平面線量測定を行うために用いられる。当然で、当業者には周知のように、線量計は中性子とガンマ線との総線量を測定できるいずれかの線量計であってもよく、例えば、線量計は熱光線量計、アラニン線量計およびゲル線量計から選択される1つである。熱光線量計またはアラニン線量計を選択する場合、複数の単一線量計で平面を構成することができ、それにより、中性子の2次元平面線量を解析することができ、ゲル線量計を選択する場合、中性子の3次元線量を解析することができる。したがって、選択する線量計は、単一点線量計、平面線量計、または3次元線量計に限定されず、かつ測定された線量は、2次元平面線量または3次元線量の測定に限定されない。
図2に、本実施例における平面線量測定方法のフローチャートを示す。該実施例における平面線量測定方法は、主に、フィルム線量計で測定して得られた中性子線量を解析するステップと、フィルム線量計によって中性子とガンマ線との総線量を測定して得られるステップとを含む。すなわち、フィルムにおける中性子とガンマ線量との分離が実現される。その中で、フィルム線量計で測定して得られた中性子線量を解析するステップは、主に、モンテカルロ法でフィルム線量計の中央領域における中性子線量を計算して得られるステップと、フィルム線量計の中性子感度を得るステップ、つまりフィルム線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比によって線量計が中性子に対する検出効率を補正するステップと、中性子強度分布を解析するステップと、を含む。
線量計の中央領域はモンテカルロ法で線量計の該領域の中性子線量を計算して得られるため、図3に示すとおり、本実施例に用いられるフィルム線量計30を例にして、そのサイズは20×20cmであり、その中央領域Zはフィルム線量計の中央に位置し、そのサイズは2×3cmである。当然、当業者には周知のように、他のサイズまたは他の領域を中央領域とすることができる。推定により、該領域でモンテカルロ法によって計算されたフィルム線量計の中性子線量はフィルム線量計の実際の中性子線量に相当する。したがって、モンテカルロ法によって計算された中性子線量はフィルム線量計の実際の中性子線量とすることができる。
フィルム線量計の中性子感度を得るステップは、すなわちRE(線量計の中性子相対効果)によって、フィルム線量計が中性子に対する検出効率を補正し、該効率値はHsiaoらにより2013年に公開された[M−C.Hsiao、Y.−H. Liu、W.−L.Chen、S.−H.Jiang、「Neutron Response of GafChromic EBT2 Film」、58(5)、1391−413 Phys.Med.Biol.2013.]を提供でき、ここで全文を導入して、参考とする。具体的には、以下に詳述する。
中性子強度分布を解析するステップは、すなわち測定手段によって線量計が中央領域以外の中性子強度分布の情況を得る。具体的には、以下に詳述する。得られた中性子強度分布に、線量計中央領域の中性子線量(REにより補正される)を乗算すると、線量計中の中性子線量を解析することができる。さらに線量計が測定して得られた中性子とガンマ線との加重総線量から中性子線量を減算すると、ガンマ線量を得ることができる。
以下、本実施例における放射線量の測定方法をステップに分けて詳述する。当業者には周知のように、以下の説明ステップの順序は本実施例に用いられるステップの順序のみであり、本発明におけるステップの順序を限定するものではない。
一、線量計による中性子とガンマ線との総線量の測定
放射線染色フィルム(フィルム線量計)は、特殊な化学分子を利用して被測定の放射線と作用し、該化学分子に鍵切断等エネルギーレベルの変化を発生させ、その後に重合反応または他の色可変反応を発生させ、フィルムの外観が観察可能な色変化を発生させることを概論できる。変色の程度によって、被測定の放射線の線量を推定することができる。図6に示すとおり、現在で臨床に広く使用されている放射線染色フィルムは、米国ISP社製のExternal Beam Therapy 2 (EBT2) GAFCHROMIC(R)フィルム30であり、これは下から上の順に、基層31と、基層31に接続された作用層32と、作用層32に接続された表面層33と、表面層33に接続された接着層34と、接着層34に接続された最上層50とを含む。EBT2フィルム30の構造およびその組成比は、表1に示すとおりである。
Figure 0006663515
放射線染色フィルムの高い空間分解能および良好な応答再現性に基づいて、ホウ素中性子捕捉療法ビームに対して平面線量測定技術を開発する。放射線染色フィルムが放射線により照射された後の応答が線量応答関数によって吸収線量に変換されるため、放射線染色フィルムがホウ素中性子捕捉療法ビームにより照射された後に発生したフィルム応答ODを以下の式(1)および式(2)で示すことができる。
Figure 0006663515
ここで、
γ:フィルム線量計のガンマ線吸収線量(単位:Gy)
:フィルム線量計の中性子吸収線量(単位:Gy)
γ’(D):吸収線量および光学濃度の微分補正関数
RE:フィルム光学濃度における中性子の生物学的効果比
γ−E:フィルム線量計のガンマ線吸収線量と中性子吸収線量との和(単位:Gy)
したがって、フィルム線量計の線量応答関数hγ’(D)に基づいて、フィルム線量計上の応答ODを加重総線量Dγ−Eに変換し、REが既に基準値を与えられ、または上記の計算から得られる前提で、中性子線量を解析すると、線量計中のガンマ線吸収線量および中性子吸収線量を解析することができる。
EBT2フィルム30を30×30×30cmのアクリルプロテーゼに入れ、かつフィルム30をプロテーゼから2cmおよび5cmの深さに置き、それぞれ30分間照射する。EBT2フィルム30のサイズは20×20cmである。ホウ素中性子捕捉療法ビームで放射線染色フィルム30を照射し、プロテーゼの予め設定された深さに置かれた加重総線量を測定するために用いる。照射後に高次カラースキャナを用いてフィルムの応答を読み取り、スキャン後のファイル形式をラベル画像形式として保存し、さらに特定のスペクトル応答平均値を画像処理プログラムで読み取り、かつ光学濃度を計算する。ここでの特定のスペクトルは主に赤色および緑色の可視光であり、線量範囲に従って適切なスペクトルを選択して応答し、本実施例において照射されたフィルムは、いずれも6時間自己現像し、その後に緑色光計でフィルムの応答を読み取る。
二、中性子線量の解析
1、中性子強度分布を解析するステップ
中性子に作用する断面が大きい金属箔を変換材料とし、中性子と物質との採用にその独自の断面(作用確率)があり、この断面がエネルギーに関連しているため、この部分は関心のある中性子エネルギーおよび実用性に応じて、選択しようとする変換材料を決定する。変換材料は、中性子によって活性化され、崩壊によって放出された放射は、デジタルイメージングプレート((imaging plate)または他の感光材料を用いてそれを記録することができ、この方式はホウ素中性子捕捉療法の混合放射場に伴うガンマ線による影響を完全に排除することができる。デジタルイメージングプレート(または他の感光材料)を用いてフィルムと同じサイズの中性子活性化変換材料に合わせ、線量計の中性子線量の相対分布を測定することができる。
図1および図4〜5に示すとおり、本実施例において、天然の金属銅シートを中性子変換材料40として、63Cu豊度が69.17%であり、65Cuの豊度が30.83%であり、熱中性子と作用した後に、主な2種類の反応は、63Cu(n、γ)64Cuおよび65Cu(n、γ)66Cuであり、中性子の活性化よる異なる核種の半減期を生成することによって識別することができ、64Cuの半減期は12.71時間であり、66Cuの半減期は5.1分間であり、したがって、照射終了後に十分な冷却時間を与えることで十分であり、約10個の半減期の後に、66Cu活性を無視できる範囲に減衰され、デジタルイメージングプレート50は変換材料の露出を受ける時の放射潜像(latent image)は、いずれも64Cuによる活性貢献と見なすことができる。
変換材料40を30×30×30cmのアクリルプロテーゼに入れ、かつ変換材料をプロテーゼから2cmおよび5cmの深さに置き、それぞれ30分間照射する。中性子活性化変換材料のサイズは20×20×0.0125cmであり、変換材料が中性子捕捉療法ビームで照射した後に発生した放射活性はデジタルイメージングプレート50で記録し、記録されたメージングは、自己が作成した画像処理プログラムによって分析かつ処理し、それにより、中性子強度分布を得る。2次元および等強度分布に加えて、必要に応じて半径方向または軸方向プロファイル分布曲線を選択することもできる。
2、線量計の中央領域の中性子線量を計算して得られるステップ
モンテカルロ法は、現在、照射ターゲット内の3次元空間粒子の衝突軌道およびエネルギー分布を正確にシミュレートするツールであり、モンテカルロ計算では、フィルム各層の化学元素の比率および幾何学的構造を詳しくシミュレートする必要があり、これはフィルムメーカーによって提供することができる。本実施例において、上記使用するEBT2フィルム30の元素比率および幾何学的構造をコンピュータプログラムに入力してシミュレートし、フィルム30の中央領域Zにおける中性子線量を算出することができる。
3、線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比によって線量計が中性子に対する検出効率を補正するステップ
本実施例で言い及ぼしたRE値は、上記Hsiaoらの文献に記載されたRE値またはその計算方法により、表2に示すとおり、参照とする。
Figure 0006663515
測定して得られたフィルム線量計の中性子およびガンマ線との加重総線量から、フィルム線量計で得られた中性子線量を減算することによって、フィルム線量計で得られたガンマ線量を得ることができる。
以上は、線量計を用いて直接放射線量を測定し、当業者には周知のように、線量計を用いて間接放射線量を測定することもできる。中性子および光子のような間接遊離放射の線量は、主に、単位質量あたりの物質に放射して生成された運動エネルギーにより引き起こされ、それをカーマ(kinetic energy produced per unit mass, kerma)と呼ばれ、したがって、カーマ係数(kerma factor)によって変換することもでき、式(3)に示すとおり、フィルム作用層のアクリルプロテーゼへの変換など異なる材料の線量変換を行う。
Figure 0006663515
ここで、
:材料aの吸収線量(単位:Gy)
:材料bの吸収線量(単位:Gy)
Φ:中性子フラックス(単位:neutrons/cm2
Fn:材料aのカーマ係数
Fn:材料bのカーマ係数
以上は、当業者が本発明を理解しやすいために、本発明の説明性の具体的な実施方式について説明したが、本発明は具体的な実施方式の範囲に限定されるものではないことを理解されたく、当業者であれば、様々な変更は添付の特許請求の範囲に限定かつ確定された本発明の精神および範囲内にあると、これらの変更は、当然で、本発明の保護範囲内に属するべきである。

Claims (9)

  1. 中性子とガンマ線との混合放射場に対して、
    線量計によって中性子とガンマ線との総線量を測定して得られるステップと、
    中性子線量を解析するステップと、を含み、
    中性子線量を解析するステップは、線量計の中央領域の中性子線量を計算して得られるステップと、線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比により線量計が中性子に対する検出効率を補正するステップと、中性子強度分布を解析するステップと、を含み、
    中性子線量を解析するステップにおいて、線量計の中央領域の中性子線量を得て、線量計の光学濃度における中性子の生物学的効果比により、線量計が中性子の検出効率を補正した後に、線量計の中性子強度分布を乗じることで、線量計中の中性子線量を解析できることを特徴とする、
    放射線量の測定方法。
  2. 線量計は、フィルム線量計、熱光線量計、アラニン線量計およびゲル線量計から選択される1つであることを特徴とする、
    請求項1に記載の放射線量の測定方法。
  3. 線量計の中央領域における中性子線量は、モンテカルロ法により計算して得られることを特徴とする、
    請求項に記載の放射線量の測定方法。
  4. 変換材料を放射線照射することによって中性子強度分布を得ることを特徴とする、
    請求項に記載の放射線量の測定方法。
  5. 前記変換材料の中性子活性化によって放出された放射をデジタルイメージングプレートで記録して中性子強度分布を測定することを特徴とする、
    請求項に記載の放射線量の測定方法。
  6. 前記変換材料は、天然の金属銅シートであることを特徴とする、
    請求項に記載の放射線量の測定方法。
  7. 前記放射線量の測定方法は、中性子捕捉療法に用いられる中性子とガンマ線との混合放射場に対することを特徴とする、
    請求項1−のいずれか1項に記載の放射線量の測定方法。
  8. 線量計によって中性子とガンマ線との総線量を計算するステップは、線量計によって中性子とガンマ線との総線量を間接的に測定するステップであることを特徴とする、
    請求項1−のいずれか1項に記載の放射線量の測定方法。
  9. 前記線量計は、中性子とガンマ線との混合放射場の平面2次元線量または3次元線量を測定することを特徴とする、
    請求項1−のいずれか1項に記載の放射線量の測定方法。
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