JP6662692B2 - シフト装置 - Google Patents

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本発明は、シフト体が回転されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、操作ノブが回転されて、第2レバーが変位されることで、第1レバーが回動されて、可動部が回動される。さらに、センサユニットが可動部を検出することで、操作ノブのシフト位置が検出される。
ここで、このようなシフト装置では、操作ノブのシフト位置間での回転量を小さくしても、操作ノブのシフト位置を精度良く検出できるのが好ましい。
特開2010−105621号公報
本発明は、上記事実を考慮し、シフト体のシフト位置間での回転量を小さくしてもシフト体のシフト位置を精度良く検出できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1、請求項2及び請求項4に記載のシフト装置は、回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、前記シフト体に連絡されると共に、前記シフト体が回転されることで移動される移動部が設けられ、前記シフト体の回転量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、を備えている。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記移動部の移動方向が前記シフト体の回転軸方向に対し交差する。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項1又は請求項2に記載のシフト装置において、前記増幅手段に設けられ、前記変位部に連絡されることで前記変位部の変位により回動されると共に、回動中心軸線より前記シフト体の回転径方向外側に前記変位部が配置される連絡部材備えている。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、前記シフト体の裏側に設けられ前記シフト体を回転可能に支持する支持部を備え、かつ、前記増幅手段を前記シフト体の裏側に配置している。
請求項1に記載のシフト装置は前記シフト体の回転軸と一体に設けられると共に、前記シフト体の回転軸と平行に配置され、かつ、前記増幅手段が連絡され、前記シフト体が回転されることで変位されて前記移動部が移動される変位部を備えている。
請求項2に記載のシフト装置は前記シフト体に設けられると共に、前記増幅手段が連絡され、前記シフト体が回転されることで変位されて前記移動部が移動される変位部と、前記シフト体に設けられると共に、前記変位部と一体にされ、変位を係止されることで前記シフト体の回転が係止される係止部と、を備えている。
請求項7に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のシフト装置において、前記移動部が直線移動される。
請求項4に記載のシフト装置は前記移動部が取付けられ、前記移動部の移動を案内すると共に、前記移動部が前記シフト体の回転による移動範囲外に案内された状態で前記移動部を前記増幅手段に設置可能にされる案内部を備えている。
請求項1、請求項2及び請求項4に記載のシフト装置では、回転式のシフト体が回転されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、シフト体に増幅手段が連絡されると共に、増幅手段に移動部が設けられており、シフト体が回転されることで、移動部が移動される。さらに、検出手段が移動部を検出して、シフト体のシフト位置が検出される。
ここで、増幅手段がシフト体の回転量に対し移動部の移動量を増幅させる。このため、シフト体のシフト位置間での回転量を小さくしても、シフト体のシフト位置間での回転による移動部の移動量を大きくでき、シフト体のシフト位置を精度良く検出できる
請求項5に記載のシフト装置では、移動部の移動方向がシフト体の回転軸方向に対し交差する。このため、移動部のシフト体回転軸方向への移動量を小さくでき、シフト装置をシフト体の回転軸方向において小型化できる。
請求項3に記載のシフト装置では、シフト体に変位部が設けられており、シフト体が回転されることで、変位部が変位される。さらに、増幅手段に連絡部材が設けられており、連絡部材が変位部に連絡されることで、変位部の変位により連絡部材が回動される。
ここで、連絡部材の回動中心軸線よりシフト体の回転径方向外側に変位部が配置される。このため、シフト体の回転による変位部の変位量を大きくできて、シフト体の回転による移動部の移動量を大きくでき、シフト体のシフト位置の検出精度を向上できる。
請求項6に記載のシフト装置では、増幅手段がシフト体の裏側に配置されている。このため、シフト体を小型化できる。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体に変位部が設けられると共に、変位部に増幅手段が連絡されており、シフト体が回転されることで、変位部が変位されて、移動部が移動される。
ここで、変位部がシフト体の回転軸と一体にされる。このため、部品点数を削減できる。また、変位部がシフト体の回転軸と平行に配置される。このため、シフト体の回転径方向における変位部の配置領域を小さくできる。
請求項2に記載のシフト装置では、シフト体に変位部が設けられると共に、変位部に増幅手段が連絡されており、シフト体が回転されることで、変位部が変位されて、移動部が移動される。また、シフト体に係止部が設けられており、係止部が変位を係止されることで、シフト体の回転が係止される。
ここで、係止部が変位部と一体にされている。このため、部品点数を削減できる。
請求項7に記載のシフト装置では、移動部が直線移動される。このため、移動部の移動垂直方向において検出手段を小型化できる。
請求項4に記載のシフト装置では、移動部が案内部に取付けられており、案内部が移動部の移動を案内する。
ここで、移動部がシフト体の回転による移動範囲外に案内部によって案内された状態で移動部を増幅手段に設置可能にされている。このため、組付性を向上できる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す左斜め後方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す左方から見た側面図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が左斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が左斜め後方から見た分解斜視図にて示されている。さらに、図3には、シフト装置10の主要部が左斜め後方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のインストルメントパネルに設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の上側、右側及び後側に向けられている。なお、シフト装置10の前方、右方及び上方は、例えば、それぞれ車両の右側、後側及び上側に向けられてもよい。
図1〜図3に示す如く、シフト装置10には、収容体を構成する支持部材としての略直方体形箱状のプレート12が設けられており、プレート12は、インストルメントパネル内(車体側)に設置されている。プレート12内は、略全体において、上側に開放されており、プレート12内の左側かつ下側の部分は、左側、前側、後側及び下側に開放されている。
プレート12の右壁には、略円筒状の支持部14が一体に設けられており、支持部14は、プレート12から右側に突出されると共に、内部がプレート12内に連通されている。支持部14の下部には、係止部位としての略台形状の係止孔16(図3に図示)が形成されており、係止孔16は、右側及び下側に開放されている。プレート12内の左右方向中央部には、案内部としての長尺矩形板状のガイド18(図4参照)が一体に設けられており、ガイド18は、前後方向に延伸されると共に、プレート12の前壁及び後壁に連結されている。
プレート12の上側には、収容体を構成する第1被覆部材としての略矩形板状の上カバー20が取付けられており、上カバー20は、プレート12内を上側から被覆している。プレート12の左側には、収容体を構成する第2被覆部材としての断面略U字形板状のセンサカバー22が取付けられており、センサカバー22は、プレート12内の左側かつ下側の部分を左側、前側及び後側から被覆している。
プレート12の支持部14には、シフト体としての略有底円筒状の回転式のノブ24が支持されている。
ノブ24には、本体部としての樹脂製で略有底円筒状のノブ本体26が同軸上に設けられており、ノブ本体26内は、左側に開放されている。ノブ本体26の右壁(底壁)には、略円筒状の回転軸26Aが一体に設けられており、回転軸26Aは、ノブ本体26と同軸上に配置されている。回転軸26Aは、プレート12の支持部14内に右方への移動を制限された状態で嵌合されて、支持部14に回転可能に支持されており、これにより、ノブ本体26が回転軸26Aにおいて支持部14に回転可能に支持されている。
ノブ本体26の右壁には、回転軸26Aの下側において、係止部としての矩形柱状のストッパ26Bが一体に設けられており、ストッパ26Bは、回転軸26Aと平行に配置されている。ノブ本体26が回転される際には、ストッパ26Bの回転(変位)がプレート12(支持部14)の係止孔16の前面及び後面に係止されることで、ノブ本体26の回転が係止されて、ノブ本体26の回転範囲が規定される。
ストッパ26Bの左側には、変位部としての略円柱状のリンク操作部26Cが一体に設けられており、リンク操作部26Cは、ストッパ26Bと一体に回転(変位)可能にされている。リンク操作部26Cは、ストッパ26Bから左方に延出されると共に、ストッパ26Bと平行に配置されており、リンク操作部26Cは、ノブ本体26の左方に延出されて、プレート12内に回転可能に挿入されている。
ノブ24には、操作部としての樹脂製で略有底円筒状のノブパネル28が同軸上に設けられており、ノブパネル28内は、左側に開放されている。ノブパネル28内には、ノブ本体26が収容されており、ノブパネル28は、ノブ本体26に固定されて、ノブ本体26と一体に回転可能にされている。ノブパネル28の上端には、長尺矩形筒状の摘み部28Aが一体に設けられており、摘み部28Aは、ノブパネル28の外周外側に突出されると共に、ノブパネル28の軸方向及び径方向と平行に配置されている。
ノブ24は、車両の乗員(例えば運転手)によって、ノブパネル28(摘み部28Aのみでもよい)を把持されて、前後方向に回転操作可能にされており、ノブ24は、前側から後側に向けて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「H」位置(ホーム位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「D」位置(ドライブ位置)に配置可能にされている。
プレート12内には、増幅手段としてのリンク機構30(図4参照)が設けられている。
リンク機構30には、連絡部材としての略長尺矩形板状のリンク32が設けられている。リンク32の下側部分には、略円筒状の回動軸32Aが一体に設けられており、回動軸32Aは、右方に突出されている。回動軸32Aは、プレート12の右壁に左方への移動を制限された状態で回転可能に支持されており、リンク32は、回動軸32Aを中心軸として、前側及び後側に回動可能にされている。リンク32の下端部には、略矩形状の連絡孔32Bが貫通形成されており、連絡孔32Bは、下方に開放されている。連絡孔32Bには、ノブ24(ノブ本体26)のリンク操作部26Cが挿入されており、リンク操作部26Cは、リンク32に対し、リンク32の回動周方向に一体回転可能にされると共に、リンク32の回動径方向に相対移動可能にされている。このため、ノブ24が回転されて、リンク操作部26Cが回転されることで、リンク32がリンク操作部26Cによって前後方向に回動される。また、リンク32の上側部分には、被係合部としての略矩形状の係合孔32Cが貫通形成されており、係合孔32Cは、上方に開放されている。
リンク機構30には、移動部を構成する移動部材としての樹脂製で略直方体形箱状のスライダ34が設けられている。スライダ34の上部には、被案内部としての断面矩形状のガイド孔34Aが形成されており、ガイド孔34Aは、スライダ34を前後方向において貫通すると共に、右側に開放されている。ガイド孔34Aには、プレート12のガイド18が右側から嵌入されており、スライダ34は、ガイド18に案内されて、前後方向に直線移動(スライド)可能にされている。スライダ34の移動方向は、ノブ24の回転軸方向(回転軸26Aの軸方向)に対し直交(交差)しており、スライダ34は、ノブ24の回転中心軸線(回転軸26Aの中心軸線)を通過可能にされている。
スライダ34には、係合部としての略円柱状の係合軸34Bが一体に設けられており、係合軸34Bは、右方に突出されている。係合軸34Bは、リンク32の係合孔32Cに挿入(係合)されており、係合軸34Bは、リンク32に対し、リンク32の回動周方向に一体回動可能にされると共に、リンク32の回動径方向に相対移動可能にされている。このため、上述の如く、リンク32がノブ24のリンク操作部26Cによって前後方向に回動されることで、スライダ34がリンク32によって前後方向に移動される。さらに、リンク32の回動中心軸線(回動軸32Aの中心軸線)と係合軸34Bの中心軸線とのリンク32回動径方向距離は、リンク32の回動中心軸線とリンク操作部26Cの中心軸線とのリンク32回動径方向距離に比し、大きくされており、スライダ34(係合軸34B)の前後方向への移動量は、リンク操作部26Cの前後方向への回転量(変位量)に対し増幅される。
係合軸34Bの先端部(右端部)には、引掛部としての円板状の拡径部34Cが一体に設けられており、拡径部34Cは、係合軸34Bと同軸上に配置されると共に、係合軸34Bに比し径が大きくされている。スライダ34と拡径部34Cとの間には、リンク32が挟まれており、これにより、スライダ34が、プレート12のガイド18によって上下方向への移動を制限される状態で、リンク32によって左右方向への移動を制限されて、スライダ34がガイド18及びリンク32に組付けられている。また、スライダ34がノブ24の回転による前後方向への移動範囲外にガイド18に沿って前方又は後方に移動された状態では、係合軸34Bがリンク32の係合孔32Cから上側に離脱可能にされている。
リンク機構30には、移動部を構成する被検出部材としての直方体状のマグネット36が設けられており、マグネット36は、スライダ34内にインサート成形によって固定されている。マグネット36は、スライダ34と一体に前後方向に移動可能にされており、マグネット36は、左側に露出されると共に、磁力を発生する。
プレート12内には、検出手段としてのセンサ基板38が固定されており、センサ基板38は、左右方向に垂直に配置されると共に、マグネット36の左側においてマグネット36と対向されている。センサ基板38は、マグネット36が発生する磁力を検出可能にされており、これにより、マグネット36の前後方向位置が検出される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ24が前後方向に回転操作されて、ノブ24のリンク操作部26Cが一体に前後方向に回転されることで、リンク機構30において、リンク32がリンク操作部26Cによって前後方向に回動されて、スライダ34がプレート12のガイド18に案内されつつ前後方向に移動される。このため、マグネット36がスライダ34と一体に前後方向に移動されると共に、マグネット36が発生する磁力をセンサ基板38が検出することで、マグネット36の前後方向位置が検出されて、ノブ24のシフト位置が検出される。
また、ノブ24が前側及び後側に回転操作される際には、それぞれ、ノブ24のストッパ26Bの後側及び前側への回転が、プレート12(支持部14)の係止孔16の後面及び前面に係止されて、ノブ24の回転が係止されることで、ノブ24の前後方向への回転操作範囲が規定される。
ここで、リンク32の回動中心軸線(回動軸32Aの中心軸線)とスライダ34の係合軸34Bの中心軸線とのリンク32回動径方向距離が、リンク32の回動中心軸線とリンク操作部26Cの中心軸線とのリンク32回動径方向距離に比し、大きくされており、スライダ34及びマグネット36の前後方向への移動量がリンク操作部26Cの前後方向への回転量(ノブ24の回転量)に対し増幅される。
このため、ノブ24のシフト位置間での回転量(回転ストローク)を小さくしても、ノブ24のシフト位置間での回転によるマグネット36の前後方向への移動量を大きくでき、ノブ24のシフト位置をセンサ基板38により精度良く検出できる。これにより、ノブ24のシフト位置間での回転量を小さくできて、ノブ24が回転径方向において大型化することを抑制できる。しかも、マグネット36をノブ24に設ける必要がなく、マグネット36及びセンサ基板38の配置自由度を向上できる。
また、リンク32の回動中心軸線よりノブ24の回転径方向外側にリンク操作部26Cが配置される。このため、ノブ24の回転によるリンク操作部26Cの回転量を大きくできて、ノブ24の回転によるスライダ34及びマグネット36の前後方向への移動量を大きくでき、ノブ24のシフト位置のセンサ基板38による検出精度を効果的に向上できる。しかも、リンク32の回動中心軸線よりノブ24の回転径方向内側にスライダ34及びマグネット36を配置でき、スライダ34、マグネット36及びセンサ基板38の配置自由度を向上できる。
さらに、ノブ24のノブ本体26に回転軸26A及びリンク操作部26Cが一体に設けられて、リンク操作部26Cが回転軸26Aと一体にされている。このため、ノブ24(回転軸26A)の回転量とリンク操作部26Cの回転量とを精度良く対応させることができ、ノブ24の回転量とマグネット36の前後方向への移動量とを精度良く対応させることができて、ノブ24のシフト位置のセンサ基板38による検出精度を一層向上できる。しかも、部品点数を削減できる。
また、スライダ34及びマグネット36の移動方向が、前後方向にされて、ノブ24の回転軸方向(回転軸26Aの軸方向、左右方向)に対し直交している。このため、スライダ34及びマグネット36のノブ24回転軸方向への移動量を小さくでき(特にゼロにでき)、シフト装置10をノブ24の回転軸方向において小型化できる。
さらに、スライダ34及びマグネット36がノブ24の回転中心軸線(回転軸26Aの中心軸線)を通過可能にされている。このため、スライダ34及びマグネット36がノブ24の回転径方向外側(前側及び後側)に移動されることを抑制でき、シフト装置10をノブ24の回転径方向において小型化できる。
また、リンク操作部26Cがノブ24の回転軸方向(回転軸26A)と平行に配置されている。このため、ノブ24の回転径方向におけるリンク操作部26Cの配置領域を小さくでき、ノブ24を回転径方向において小型化できる。
さらに、ノブ24のノブ本体26において、リンク操作部26Cがストッパ26Bと直接一体にされている。このため、部品点数を削減できる。しかも、リンク操作部26Cとストッパ26Bとがノブ24の回転径方向において離間されないため、ノブ24を回転径方向において小型化できる。
また、ノブ24の左側(裏側)のプレート12内にリンク機構30(リンク32、スライダ34及びマグネット36)が配置されている。このため、ノブ24の内部にリンク機構30を配置する必要がなく、ノブ24を回転軸方向及び回転径方向において小型化できる。
さらに、マグネット36が前後方向に直線移動される。このため、マグネット36が上下方向にも移動される場合とは異なり、センサ基板38を上下方向(マグネット36の移動垂直方向)において小型化でき、シフト装置10を上下方向において小型化できる。
また、スライダ34がガイド18及びリンク32に組付けられる際には、例えば、プレート12の支持部14にノブ24が組付けられる前に、スライダ34がノブ24の回転による前後方向への移動範囲外にガイド18に沿って前方又は後方に移動された状態で、スライダ34の係合軸34Bがリンク32の係合孔32Cに挿入される。このため、スライダ34をガイド18及びリンク32に容易に組付けることができる。しかも、スライダ34がガイド18及びリンク32に組付けられた後は、プレート12の支持部14にノブ24が組付けられて、リンク操作部26Cがリンク32の連絡孔32Bに挿入されると共に、ノブ24のストッパ26Bが支持部14の係止孔16に挿入されることで、ノブ24の回転範囲がストッパ26B及び係止孔16によって規定される。このため、スライダ34がノブ24の回転による前後方向への移動範囲で移動されるため、スライダ34の拡径部34Cのリンク32への係合によって、スライダ34がガイド18及びリンク32から離脱することを抑制又は防止できる。
なお、本実施形態では、シフト装置10をインストルメントパネルに設置した。しかしながら、シフト装置10を車室の床部やコラムカバーに設置してもよい。
10 シフト装置
18 ガイド(案内部)
24 ノブ(シフト体)
26A 回転軸
26B ストッパ(係止部)
26C リンク操作部(変位部)
30 リンク機構(増幅手段)
32 リンク(連絡部材)
34 スライダ(移動部)
36 マグネット(移動部)
38 センサ基板(検出手段)

Claims (7)

  1. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に連絡されると共に、前記シフト体が回転されることで移動される移動部が設けられ、前記シフト体の回転量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、
    前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、
    前記シフト体の回転軸と一体に設けられると共に、前記シフト体の回転軸と平行に配置され、かつ、前記増幅手段が連絡され、前記シフト体が回転されることで変位されて前記移動部が移動される変位部と、
    を備えたシフト装置。
  2. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に連絡されると共に、前記シフト体が回転されることで移動される移動部が設けられ、前記シフト体の回転量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、
    前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、
    前記シフト体に設けられると共に、前記増幅手段が連絡され、前記シフト体が回転されることで変位されて前記移動部が移動される変位部と、
    前記シフト体に設けられると共に、前記変位部と一体にされ、変位を係止されることで前記シフト体の回転が係止される係止部と、
    を備えたシフト装置。
  3. 前記増幅手段に設けられ、前記変位部に連絡されることで前記変位部の変位により回動されると共に、回動中心軸線より前記シフト体の回転径方向外側に前記変位部が配置される連絡部材備えた請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に連絡されると共に、前記シフト体が回転されることで移動される移動部が設けられ、前記シフト体の回転量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、
    前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、
    前記移動部が取付けられ、前記移動部の移動を案内すると共に、前記移動部が前記シフト体の回転による移動範囲外に案内された状態で前記移動部を前記増幅手段に設置可能にされる案内部と、
    を備えたシフト装置。
  5. 前記移動部の移動方向が前記シフト体の回転軸方向に対し交差する請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記シフト体の裏側に設けられ前記シフト体を回転可能に支持する支持部を備え、かつ、前記増幅手段を前記シフト体の裏側に配置した請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
  7. 前記移動部が直線移動される請求項1〜請求項6の何れか1項記載のシフト装置。
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