JP6662526B2 - 無線lan通信装置及び電波強度表示方法 - Google Patents

無線lan通信装置及び電波強度表示方法 Download PDF

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Description

本発明は無線LAN通信装置及び電波強度表示方法に関する。
所望の空間に複数の無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント(以下、アクセスポイントと称する)を設置して無線LANシステムを構築する場合、所望の空間内において、端末が安定してアクセスポイントに接続できる状態を確保することが望まれる。かかる状態を確保するためには、複数のアクセスポイントを所望の空間内に好適に配置することが必要となる。アクセスポイントの好適な配置の第1の条件は、アクセスポイント同士の電波干渉を避けることである。また、アクセスポイントの好適な配置の第2の条件は、電波強度が所定の値より低いエリアをできる限り小さくすることである。
以下に、アクセスポイントの管理者が複数のアクセスポイントを配置する従来技術の例を示す。まず、管理者は、アクセスポイントを設置する建物や場所の図面である構造図や平面図を用意する。図12は、従来技術により無線LANシステムを構築したコンサートホール900の平面図の例示である。管理者は、図面上のアクセスポイントを設置する箇所に、アクセスポイントを中心とした円を描く。図12において、管理者は、アクセスポイント810を中心とした円710、アクセスポイント811を中心とした円711、及びアクセスポイント820を中心とした円720を描いている。円の半径は、アクセスポイントに対して端末が接続する場合に、端末が安定してアクセスポイントに接続できる範囲を示すものである。ここで、一の円の半径内に、他の円の中心が含まれると、電波干渉が発生する可能性がある。そのため、管理者は、一の円の半径内に、他の円の中心が含まれないように円を描く。また、管理者は、電波強度が所定の値より低いエリアをできる限り小さくするために、所望の空間内が円の内側に含まれるようにかかる円を配置する。また、管理者は、所望の空間内に間仕切りや壁等が設けられている場合には、これらによって電波が受ける影響を加味することが好ましい。ただし、このような場合、間仕切りや壁等の材質や厚みが電波に及ぼす影響を精度よく見積もることは困難である。そのため、実際の空間において電波強度を測定する技術が提案されている。
特許文献1には、電界強度調査システムが提案されている。かかるシステムは、モバイル端末上の測位機能および電界強度測定機能を使い、モバイルサービス利用者がモバイル端末の利用中に、そのバックグラウンドでそのモバイル端末を使って自動的に電界強度調査し、その情報データをセンタサーバに収集する。また、かかるシステムは、センタサーバに蓄積した電界強度調査結果を使用して、移動すべき方向の指針をモバイル端末の発光表示機能を使って利用者に示唆する。
特許文献2には、電波強度についての表示手段の表示制御を実行する制御手段を備える無線通信機器が提案されている。かかる無線通信機器は、記憶部を有する。記憶部は、電波強度をいずれの表示状態で表示させるかを決定するための複数の電波強度範囲を規定するテーブルでありアクセスポイントと他のアクセスポイントの電波干渉度合いが低い場合に使用される第1表示制御テーブルを記憶する。また、記憶部は、電波強度をいずれの表示状態で表示させるかを決定するための複数の電波強度範囲を規定するテーブルでありアクセスポイントと他のアクセスポイントの電波干渉度合いが高い場合に使用される第2表示制御テーブルを記憶する。そして、無線通信機器は、電波干渉度合いの所定の基準値に対する高低を判定し、判定結果に応じて第1表示制御テーブルおよび第2表示制御テーブルのいずれか一方の表示制御テーブルを選択する。さらに、無線通信機器は、選択した表示制御テーブルに基づいて、電波強度についての表示手段の表示制御を実行する制御手段を備える。
特開2008−241663号公報 特開2016−010131号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、センタサーバに蓄積した電界強度調査結果を使用するシステムであり、構成が煩雑である。また、特許文献2に記載の技術は、電波干渉度合いに応じて表示制御を行うものであり、アクセスポイントの設置に最適な電波強度に対応していない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、簡便にアクセスポイントの設置場所を決定することができる無線LAN通信装置及び電波強度表示方法を提供するものである。
本発明の第1の態様にかかる無線LAN通信装置は、
他の無線LAN通信装置が発信する信号を受信し、受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成する信号処理部と、
前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、生成した前記第2電波強度情報と、前記第2電波強度情報に含まれる前記第1電波強度情報との比較対象である参照電波強度情報とを比較し、比較結果に対応した表示内容を決定する制御部と、
前記制御部が決定した前記表示内容を表示する表示部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる電波強度表示方法は、
他の無線LAN通信装置が発信する信号を受信し、
受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成し、
前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、
生成した前記第2電波強度情報と、前記第2電波強度情報に含まれる前記第1電波強度情報との比較対象である参照電波強度情報とを比較し、
比較結果に対応した表示内容を決定し、
決定した前記表示内容を表示するものである。
本発明により、簡便にアクセスポイントの設置場所を決定することができる無線LAN通信装置及び電波強度表示方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる無線LAN通信装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。 実施の形態1にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。 実施の形態1にかかる第2電波強度情報を示した表である。 無線LAN通信装置による表示色を決定する処理のフローチャートである。 実施の形態1にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。 実施の形態2にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。 実施の形態3にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。 実施の形態4にかかる無線LAN通信装置による表示色を決定する処理のフローチャートである。 実施の形態4にかかる無線LAN通信装置が表示する色を示す表である。 実施の形態4にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。 従来技術により無線LANシステムを構築したコンサートホール900の平面図の例示である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、図1を参照しながら実施の形態にかかる端末装置について説明する。図1は、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置のブロック図である。なお、以下の説明及び図面において、複数の図面に共通する構成についてはそれぞれ共通の符号を付している。そのため、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。
図1に示す無線LAN通信装置100は、無線LANシステムを構築するためのアクセスポイントである。無線LANシステムは、無線通信を利用してデータの送受信を行うLANシステムのことである。実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100は、複数のアクセスポイントにより、一の無線LANシステムを構築することが出来る。複数のアクセスポイントにより構築された無線LANシステムに接続する通信端末は、無線LANシステムによって接続することが出来るエリア内において、無線LANのチャンネルを適宜変更し、安定して通信できるアクセスポイントに接続する。
無線LAN通信装置100は、アンテナ110、信号処理部120、記憶部130、制御部140、表示部150、及び有線LAN送受信部160を主な構成として備えている。
アンテナ110は、端末装置と無線通信を行うために電波を送受信する。アンテナは1つであっても複数であってもよい。
信号処理部120は、制御部140の指示を受けて、アンテナ110を介して端末装置等に信号を送信し、又は、端末装置等から信号を受信する無線通信用の半導体である。信号処理部120は、制御部140の指示を受けて、受信した信号を制御部140に出力する。また、信号処理部120は、他のアクセスポイントが発信する信号を受信し、受信した信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成する。信号処理部120は、1個の半導体チップであってもよいし、ディスクリートにより構成されてもよい。また、無線LAN通信装置100内は、複数の信号処理部120を有していてもよい。
制御部140は、信号処理部120、記憶部130、表示部150、及び有線LAN送受信部160に接続し、各部の動作を適宜制御する。
信号処理部120とのやりとりにおいて、制御部140は、信号処理部120に対して信号を送信することを指示し、又は、信号を受信することを指示する。また、制御部140は、信号処理部120から第1電波強度情報を受け取る。さらに、制御部140は受け取った第1電波強度情報と、かかる信号を発信した他のアクセスポイントの識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成する。
記憶部130とのやりとりにおいて、制御部140は、生成した第2電波強度情報を、記憶部130に記憶させる。また、制御部140は、記憶部130に記憶した第2電波強度情報と、参照電波強度情報とをそれぞれ読み取る。そして、読み取った第2電波強度情報と、参照電波強度情報とを比較し、比較結果に対応した表示内容を決定する。
表示部150とのやりとりにおいて、制御部140は、比較結果に対応して決定した表示内容を表示することを表示部150に指示する。
有線LAN送受信部160とのやりとりにおいて、制御部140は、有線LAN送受信部160から受け取った信号を、信号処理部120に出力する。また、制御部140は、信号処理部120から受け取った信号を、有線LAN送受信部160に出力する。
記憶部130は、制御部140に接続し、制御部140が出力する情報を一時的に記憶するものである。記憶部130は、制御部140が出力した第2電波強度情報を記憶する。
第2電波強度情報とは、周囲に配置されたアクセスポイントから受信した信号の電波強度と、かかる信号を発信したアクセスポイントの識別子とを紐づけた情報である。電波強度は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)であってもよいし、SNR(Signal to Noise Ratio)であってもよい。また、アクセスポイントの識別子は、例えばBSSID(Basic Service Set Identifier)又はMACアドレス(Media Access Control address)である。なお、BSSIDは、アクセスポイントが有する固有の識別信号であり、MACアドレスに等しい。また、第2電波強度情報として登録される電波強度は、一のアクセスポイントから受信した信号に対する電波強度を予め設定された回数分記憶し、記憶した電波強度を演算することにより算出してもよい。かかる演算は、例えば、平均値である。また、かかる演算は、標準偏差であってもよい。
記憶部130は、さらに、予め設定された参照電波強度情報を記憶する。参照電波強度情報は、第2電波強度情報に含まれる電波強度に関する情報との比較対象である。例えば、参照電波強度情報は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有する。また、参照電波強度情報は、このような閾値を2つ以上有していてもよい。
記憶部130は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)のような揮発性のメモリであってもよいし、フラッシュメモリやEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)のような不揮発性のメモリであってもよい。また、記憶部130は、上述のメモリを組み合わせて構成されてもよい。
表示部150は、制御部140から指示を受けて、制御部140が決定した表示内容を表示する。表示部150は、例えば複数の色を表示するLEDである。
有線LAN送受信部160は、制御部140の指示に応じて、有線LAN通信を行う。有線LAN送受信部160は、例えば、PHYチップ(Physical Layer Chip)やイーサネット(登録商標)コネクタ等により構成される。
なお、上述した各構成要素の機能は、それぞれが単体で各機能を司ってもよいし、複数の構成要素に跨っていてもよい。また、例えば、第2電波強度情報は、信号処理部120が生成し、信号処理部120が生成した第2電波強度情報を、制御部140が受け取ってもよい。
次に、図2〜図6を参照しながら、無線LAN通信装置100を用いた無線LANシステムの構築方法について説明する。図2は、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。図2に例示した場所は、コンサートホールであり、アクセスポイントを複数用いることにより無線LANシステムを実現することが出来る。
図2に示したコンサートホール900は、ロビー910、小ホール920、及び大ホール930を有している。ロビー910には、アクセスポイント810及びアクセスポイント811が設置されている。また、小ホール920には、アクセスポイント820が設置されている。ロビー910と小ホール920との間は、例えば、鉄筋コンクリートの壁により仕切られている。同様に、小ホール920と大ホール930との間は、例えば、鉄筋コンクリートの壁により仕切られている。また、ロビー910と大ホール930との間は、例えばガラスの壁により仕切られている。
図2に示したコンサートホール900において、無線LANシステムを管理する管理者は、大ホール930にアクセスポイントを新たに設置する。このような場合、管理者は、大ホール930のどこにアクセスポイントを設置するかを、無線LAN通信装置100を用いて決定する。
図3を参照しながら、無線LAN通信装置100が行う処理のうち、第2電波強度情報を生成する処理について説明する。図3は、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。
かかる処理は、無線LAN通信装置100の起動に伴って開始されてもよいし、無線LAN通信装置100に、かかる処理を開始するためのボタンを備え、これを押下されることにより開始されてもよい。あるいは、外部からかかる処理を開始するためのコマンドを受けることにより開始されてもよい。
かかる処理が開始すると、まず、無線LAN通信装置100は、信号処理部120を受信状態に設定する(ステップS11)。信号処理部120は、予め設定された手順によりチャネルを自動スキャンして信号を受信する。受信する信号は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が定める規格IEEE802.11に準拠した周波数におけるビーコン信号である。
次に、受信状態となった無線LAN通信装置100は、所定のビーコン信号を受信する(ステップS12)。無線LAN通信装置100が受信したビーコン信号には、BSSIDが含まれる。無線LAN通信装置100は、BSSIDが含まれるビーコン信号を受信すると、受信したビーコン信号のBSSIDを読み取る。
次に、無線LAN通信装置100は、読み取ったBSSIDが既に登録済みであるかどうかを判定する(ステップS13)。具体的には、無線LAN通信装置100は、記憶部130に記憶する第2電波強度情報と、読み取ったBSSIDとを比較し、読み取ったBSSIDが第2電波強度情報に含まれるか否かを判定する。
読み取ったBSSIDが既に登録済みである場合(ステップS13:Yes)、制御部140は、読み取ったBSSIDに対応するビーコン信号の第2電波強度情報を登録する(ステップS15)。
一方、読み取ったBSSIDが登録済みではない場合(ステップS13:No)、制御部140は、読み取ったBSSIDを登録する(ステップS14)。そして、制御部140は、読み取ったBSSIDに対応するビーコン信号の第2電波強度情報を登録する(ステップS15)。
ここで、図4を参照しながら、第2電波強度情報について詳細を説明する。図4は、実施の形態1にかかる第2電波強度情報を示した表である。図4の表において、左の列はBSSIDを示している。また、BSSIDの隣の列は、受信した信号の電波強度すなわち第1電波強度情報を示している。図4の表に例示した第1電波強度情報は、RSSIである。また、無線LAN通信装置100は、RSSIを複数記憶し得る。図4の表の例においては、無線LAN通信装置100は、RSSIをn回分記憶する。無線LAN通信装置100がn回分のRSSIを記憶した後に、さらに信号を受信してRSSIを生成した場合、登録されているRSSIの内もっとも古いRSSIを、新たに生成したRSSIに置き換える。また、図4の表において、右の列は、RSSIの平均値である第3電波強度情報を示している。なお、RSSIの記憶は、上述したように複数回であってもよいし、1回であってもよい。
つまり、第2電波強度情報は、アクセスポイントの識別子であるBSSIDと、かかるBSSIDに対応したRSSI1〜RSSInと、RSSI1〜RSSInに対応した平均電波強度とが、それぞれ紐づけられている。そして、複数のアクセスポイントから信号を受信した場合、複数のアクセスポイントごとに、RSSI1〜RSSInと平均電波強度とが紐づけられている。
図4に示した例に則って説明すると、第2電波強度情報は、アクセスポイントがID1からIDxまで登録されている。また、例えば、ID1のクライアントから受信した信号の電波強度は、RSSI1が75であり、RSSI2が77であり、RSSInが76である。そして、RSSI1からRSSInまでの電波強度を平均した第3電波強度情報は、76である。すなわち、IDxのクライアントの第3電波強度情報は、M(IDx)である。
図3に戻り、フローチャートの説明を続ける。ステップS15において第2電波強度情報を登録すると、次に、無線LAN通信装置100は、送信状態に移行する(ステップS16)。
送信状態に移行した無線LAN通信装置100は、次に、パケット信号を受信したBSSIDに対応するアクセスポイントに対して、要求パケットを送信する(ステップS17)。要求パケットとは、予め設定されたプローブ要求信号である。
要求パケットを受信したアクセスポイントは、受信した要求パケットに対する応答パケットを送信する。応答パケットは、プローブ要求信号に対応したプローブ応答信号である。無線LAN通信装置100は、要求パケットの送信を終えると、アクセスポイントから送信される応答パケットを受信するため、受信状態に移行する(ステップS18)。
次に、無線LAN通信装置100は、受信状態において、予め設定された時間内に応答パケットを受信したか否かを判定する(ステップS19)。予め設定された時間内に応答パケットを受信した場合(ステップS19:Yes)、無線LAN通信装置100は、受信した信号から電波強度である第1電波強度情報を生成し、第2電波強度情報に登録する(ステップS21)。
一方、予め設定された時間内に応答パケットを受信しなかった場合(ステップS19:No)、要求信号を送信したアクセスポイントとの間は、互いに安定して接続する程度の電波強度ではないことを意味する。そこで、無線LAN通信装置100は、かかる受信を期待していた応答パケットに対応するBSSID及び対応する第1電波強度情報を、第2電波強度情報から削除する(ステップS20)。
次に、無線LAN通信装置100は、受信した応答パケットに対する第2電波強度情報を全て登録したか否かを判定する(ステップS22)。受信した応答パケットに対する第2電波強度情報を全て登録していないと判定した場合(ステップS22:No)、無線LAN通信装置100は、ステップS19に戻り、予め設定された時間内に応答パケットを受信したか否かを判定する。一方、受信した応答パケットに対する第2電波強度情報を全て登録した判定した場合(ステップS22:Yes)、無線LAN通信装置100は、他のチャネルにおける第2電波強度情報を生成するため、受信チャネルを切り替える(ステップS23)。受信チャネルを切り替えると、無線LAN通信装置100は、ステップS12に戻り、切り替えたチャネルにおけるビーコン信号を受信する。
次に、図5を参照しながら、表示部150の制御処理について説明する。無線LAN通信装置100は、図3を参照しながら説明した処理により生成した第2電波強度情報から、表示部150の表示色を決定する。図5は、無線LAN通信装置による表示色を決定する処理のフローチャートである。
まず、制御部140は、記憶部130から第2電波強度情報を読み取る(ステップS30)。次に、制御部140は、読み取った第2電波強度情報の内、最も強い平均電波強度(第3電波強度情報)に対応するBSSIDを選定する(ステップS31)。
次に、制御部140は、選定したBSSIDの第3電波強度情報が参照電波強度情報の有する閾値TH1より小さいか否かを判定する(ステップS32)。
選定したBSSIDの第3電波強度情報が参照電波強度情報の有する閾値TH1より小さい場合(ステップS32:Yes)、無線LAN通信装置100が現在置かれている場所は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低い。そこで、制御部140は、表示部150に色1を表示することを決定する(ステップS33)。色1は、無線LAN通信装置100の設置を推奨することを示すものである。
一方、選定したBSSIDの第3電波強度情報が参照電波強度情報の有する閾値TH1より小さくない場合(ステップS32:No)、無線LAN通信装置100が現在置かれている場所は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より高い。そこで、制御部140は、表示部150に色2を表示することを決定する(ステップS34)。色2は、無線LAN通信装置100の設置を推奨しないことを示すものである。
次に、図6を参照しながら、無線LAN通信装置100の推奨設置エリアについて説明する。図6は、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。図6において破線のハッチングパタンにより示しているのは、無線LAN通信装置100の推奨設置エリア600である。推奨設置エリア600は、無線LAN通信装置100を移動させると共に、移動させたそれぞれの場所において表示部150が色1を表示していたエリアを集計したものである。図6に示したコンサートホール900において、大ホール930に新たに設置するアクセスポイントは、推奨設置エリア600内の任意の位置でよい。
このように、実施の形態1は、簡便にアクセスポイントの設置場所を決定することができる無線LAN通信装置及び電波強度表示方法を提供することができる。
<実施の形態2>
次に、図7を参照しながら、実施の形態2について説明する。実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、ハードウェアの構成としては、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と同様である。実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、第2電波強度情報を生成する際の処理が、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と異なる。
図7は、実施の形態2にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、第2電波強度情報を生成するにあたり、アクセスポイントに対して要求信号を送信しない。すなわち、実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、ビーコン信号から電波強度を生成する。より具体的には、図7に示すフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS16からステップS22を省略する。つまり、実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、受信したビーコン信号に対応する第2電波強度情報を登録すると(ステップS15)、チャネルを切り替える(ステップS23)。そして、チャネルを切り替えた後に、実施の形態2にかかる無線LAN通信装置は、再びステップS12に戻り、切り替えたチャネルにおいてビーコン信号の受信を行う。
このように、ルーチンを簡素化することにより、実施の形態2は、短時間に第2電波強度情報を生成し、簡便にアクセスポイントの設置場所を決定することができる無線LAN通信装置及び電波強度表示方法を提供することができる。
<実施の形態3>
次に、図8を参照しながら、実施の形態3について説明する。実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、ハードウェアの構成としては、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と同様である。実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、第2電波強度情報を生成する際の処理が、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と異なる。また、実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、受信するチャネルが予め設定されたものである点において、実施の形態1及び実施の形態2と異なる。
図8は、実施の形態3にかかる無線LAN通信装置が行う処理のフローチャートである。実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、受信するチャネルを予め設定されたし、設定されたチャネルについてのみ、第2電波強度情報を生成する。つまり、実施の形態3にかかる無線LAN通信装置が行う処理を開始すると、無線LAN通信装置は、受信チャネルを設定する(ステップS10)。設定する受信チャネルは、固定されたものであってもよいし、かかる処理を開始する前に管理者が設定したものであってもよい。受信チャネルが設定されると、実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、設定されたチャネルのビーコン信号を受信するために、受信状態となる(ステップS11)。以降、ステップS11からステップS14までの処理は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、第2電波強度情報を生成するにあたり、アクセスポイントに対して要求信号を送信しない。すなわち、実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、ビーコン信号から電波強度を生成する。実施の形態3にかかる無線LAN通信装置は、受信したビーコン信号に対応する第2電波強度情報を登録すると(ステップS15)、ステップS12に戻り、再び同じチャネルのビーコン信号を受信する。
このような構成にすることにより、実施の形態3は、例えば、5GHz帯のように、隣接チャネルが干渉しづらい場合に、短時間に第2電波強度情報を生成し、簡便にアクセスポイントの設置場所を決定することができる無線LAN通信装置及び電波強度表示方法を提供することができる。
<実施の形態4>
次に、図9〜11を参照しながら、実施の形態4について説明する。実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、第3電波強度情報と比較する閾値を複数有している点において、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と異なる。また、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、表示部150が有する色を3つ有している点においても、実施の形態1にかかる無線LAN通信装置100と異なる。
図9は、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置による表示色を決定する処理のフローチャートである。まず、制御部140は、記憶部130から第2電波強度情報を読み取る(ステップS40)。次に、制御部140は、読み取った第2電波強度情報の内、もっとも強い第3電波強度情報に対応するBSSIDを選定する(ステップS41)。
次に、制御部140は、選定したBSSIDの第3電波強度情報と、参照電波強度情報が有する複数の閾値とを比較する(ステップS42)。
ここで、図10を参照しながら、第3電波強度情報と参照電波強度情報と比較した結果と、かかる結果に対応した表示色との関係について説明する。図10は、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置が表示する色を示す表である。図10において、左の列はパタンを示している。中央の列は、第3電波強度情報と参照電波強度情報との比較結果を示している。右の列は、表示色を示している。
パタンP1の場合、第3電波強度情報は50より大きい。この場合、表示色は色1(赤)である。パタンP2の場合、第3電波強度情報は30より大きく、且つ50以下である。この場合、表示色は色2(橙)である。パタンP3の場合、第3電波強度情報は30以下である。この場合、表示色は色3(緑)である。実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、図10に示した表に基づいて、表示色を決定する。
図10の例示において、色1は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生し、端末が安定してアクセスポイントに接続することができないことを示している。また、色2は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生する可能性があり、端末とアクセスポイントとの通信において、所望のスループットが出せない可能性があることを示している。色3は、他のアクセスポイントとの電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低く、無線LAN通信装置100の設置を推奨することを示すものである。
図9に戻り説明を続ける。ステップS42において、第3電波強度情報と参照電波強度情報とを比較した結果、図10のパタンP1に該当すると判定した場合(ステップS42:パタンP1)、制御部140は、表示部150に色1を表示することを決定する(ステップS43)。同様に、図10のパタンP2に該当すると判定した場合(ステップS42:パタンP2)、制御部140は、表示部150に色2を表示することを決定する(ステップS44)。同様に、図10のパタンP3に該当すると判定した場合(ステップS42:パタンP3)、制御部140は、表示部150に色3を表示することを決定する(ステップS45)。
図11は、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置を設置する場所の平面図である。図11において、破線のハッチングにより示しているのは、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置の推奨設置エリア600である。推奨設置エリア600において、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、色3を表示する。また、エリア500において、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、色2を表示する。さらに、エリア410、411、及び420において、実施の形態4にかかる無線LAN通信装置は、色1を表示する。
このように、複数の色により、電波干渉の程度を示すことにより、実施の形態4は、簡便にアクセスポイントの設置場所を提示することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、表示部が表示する内容は、色ではなく、単色の表示を明滅させる頻度などによることもできる。また、表示部の色は上述したような2色又は3色に限らず、4色以上であってもよい。それに伴い、参照電波強度情報が有する閾値は3つ以上であってもよい。あるいは、表示部はLEDでなく、LCDなどにより、文字情報などを表示してもよい。
上記実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない
(付記1)
他の無線LAN通信装置が発信する信号を受信し、受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成する信号処理部と、
前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、生成した前記第2電波強度情報と、前記第2電波強度情報に含まれる前記第1電波強度情報との比較対象である参照電波強度情報とを比較し、比較結果に対応した表示内容を決定する制御部と、
前記制御部が決定した前記表示内容を表示する表示部と、
を備える無線LAN通信装置。
(付記2)
前記信号処理部は、複数の他の無線LAN通信装置が発信する信号をそれぞれ受信し、前記複数の他の無線LAN通信装置ごとに、前記第1電波強度情報をそれぞれ生成し、
前記制御部は、前記複数の他の無線LAN通信装置の前記識別子ごとに前記第1電波強度情報を紐づけた情報である前記第2電波強度情報を生成し、前記第2電波強度情報に含まれる複数の前記第1電波強度情報の内、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と前記参照電波強度情報とを比較する、
付記1に記載の無線LAN通信装置。
(付記3)
前記信号処理部は、前記他の無線LAN通信装置が発信する前記信号を複数回受信し、前記複数回の信号に対応した複数の前記第1電波強度情報をそれぞれ生成し、
前記制御部は、前記識別子ごとに前記複数の前記第1電波強度情報を演算した値である第3電波強度情報を算出し、算出した第3電波強度情報の値と前記参照電波強度情報とを比較する、
付記1又は2に記載の無線LAN通信装置。
(付記4)
前記信号処理部は、前記他の無線LAN通信装置に要求信号を送信し、送信した前記要求信号に対する応答信号を、前記他の無線LAN通信装置から受信し、受信した前記応答信号の電波強度に関する前記第1電波強度情報を生成する、
付記1〜3のうちいずれか一項に記載の無線LAN通信装置。
(付記5)
前記参照電波強度情報は、前記他の無線LAN通信装置との電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有し、
前記制御部は、前記第1電波強度情報と、前記参照電波強度情報とを比較し、前記第1電波強度情報が前記閾値より低い場合は、無線LAN通信装置の設置を推奨する表示内容を表示することを決定する、
付記1〜4のうちいずれか一項に記載の無線LAN通信装置。
(付記6)
他の無線LAN通信装置が発信する信号を受信し、
受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成し、
前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、
生成した前記第2電波強度情報と、前記第2電波強度情報に含まれる前記第1電波強度情報との比較対象である参照電波強度情報とを比較し、
比較結果に対応した表示内容を決定し、
決定した前記表示内容を表示する、
電波強度表示方法。
(付記7)
前記信号を受信する処理は、複数の他の無線LAN通信装置が発信する信号をそれぞれ受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、前記複数の他の無線LAN通信装置ごとに、前記第1電波強度情報をそれぞれ生成する処理であり、
前記第2電波強度情報を生成する処理は、前記複数の他の無線LAN通信装置の前記識別子ごとに前記第1電波強度情報を紐づけた情報である前記第2電波強度情報を生成する処理であり、
前記比較する処理は、前記第2電波強度情報に含まれる複数の前記第1電波強度情報の内、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と前記参照電波強度情報とを比較する処理である、
付記6に記載の電波強度表示方法。
(付記8)
前記信号を受信する処理は、前記他の無線LAN通信装置が発信する前記信号を複数回受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、前記複数回の信号に対応した複数の前記第1電波強度情報をそれぞれ生成する処理であり、
前記比較する処理は、前記識別子ごとに前記複数の前記第1電波強度情報を演算した値である第3電波強度情報を算出し、算出した第3電波強度情報の値と前記参照電波強度情報とを比較する処理である、
付記6又は7に記載の電波強度表示方法。
(付記9)
予め設定された信号である要求信号を送信する処理をさらに備え、
前記信号を受信する処理は、送信した前記要求信号に対する応答信号を、前記他の無線LAN通信装置から受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、受信した前記応答信号の電波強度に関する前記第1電波強度情報を生成する処理である、
付記6〜8のうちいずれか一項に記載の電波強度表示方法。
(付記10)
前記参照電波強度情報は、前記他の無線LAN通信装置との電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有し、
前記表示内容を決定する処理は、前記第1電波強度情報と、前記参照電波強度情報とを比較し、前記第1電波強度情報が前記閾値より低い場合は、無線LAN通信装置の設置を推奨する表示内容を表示することを決定する処理である、
付記6〜9のうちいずれか一項に記載の電波強度表示方法。
(付記11)
コンピュータに以下の方法を実行させるためのプログラムであって、
前記方法は、
他の無線LAN通信装置が発信する信号を受信し、
受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成し、
前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、
生成した前記第2電波強度情報と、前記第2電波強度情報に含まれる前記第1電波強度情報との比較対象である参照電波強度情報とを比較し、
比較結果に対応した表示内容を決定し、
決定した前記表示内容を表示することを含む、
電波強度表示プログラム。
(付記12)
前記信号を受信する処理は、複数の他の無線LAN通信装置が発信する信号をそれぞれ受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、前記複数の他の無線LAN通信装置ごとに、前記第1電波強度情報をそれぞれ生成する処理であり、
前記第2電波強度情報を生成する処理は、前記複数の他の無線LAN通信装置の前記識別子ごとに前記第1電波強度情報を紐づけた情報である前記第2電波強度情報を生成する処理であり、
前記比較する処理は、前記第2電波強度情報に含まれる複数の前記第1電波強度情報の内、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と前記参照電波強度情報とを比較する処理である、
付記11に記載の電波強度表示プログラム。
(付記13)
前記信号を受信する処理は、前記他の無線LAN通信装置が発信する前記信号を複数回受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、前記複数回の信号に対応した複数の前記第1電波強度情報をそれぞれ生成する処理であり、
前記比較する処理は、前記識別子ごとに前記複数の前記第1電波強度情報を演算した値である第3電波強度情報を算出し、算出した第3電波強度情報の値と前記参照電波強度情報とを比較する処理である、
付記11又は12に記載の電波強度表示プログラム。
(付記14)
予め設定された信号である要求信号を送信する処理をさらに備え、
前記信号を受信する処理は、送信した前記要求信号に対する応答信号を、前記他の無線LAN通信装置から受信する処理であり、
前記第1電波強度情報を生成する処理は、受信した前記応答信号の電波強度に関する前記第1電波強度情報を生成する処理である、
付記11〜13のうちいずれか一項に記載の電波強度表示プログラム。
(付記15)
前記参照電波強度情報は、前記他の無線LAN通信装置との電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有し、
前記表示内容を決定する処理は、前記第1電波強度情報と、前記参照電波強度情報とを比較し、前記第1電波強度情報が前記閾値より低い場合は、無線LAN通信装置の設置を推奨する表示内容を表示することを決定する処理である、
付記11〜14のうちいずれか一項に記載の電波強度表示プログラム。
100 通信装置
110 アンテナ
120 信号処理部
130 記憶部
140 制御部
150 表示部
160 送受信部
600 推奨設置エリア
810、811、820 アクセスポイント
900 コンサートホール
910 ロビー
920 小ホール
930 大ホール

Claims (6)

  1. 複数の他の無線LAN通信装置が発信する信号をそれぞれ受信し、前記複数の他の無線LAN通信装置ごとに、受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成する信号処理部と、
    前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した前記複数の他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、生成した前記第2電波強度情報に含まれる複数の前記第1電波強度情報の内、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と、比較対象である参照電波強度情報とを比較し、比較結果に対応した表示内容を決定する制御部と、
    前記制御部が決定した前記表示内容を表示する表示部と、
    を備え
    前記参照電波強度情報は、前記他の無線LAN通信装置との電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有し、
    前記制御部は、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と、前記参照電波強度情報とを比較し、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報が前記閾値より低い場合は、無線LAN通信装置の設置を推奨する表示内容を表示することを決定する、
    無線LAN通信装置。
  2. 前記信号処理部は、前記他の無線LAN通信装置が発信する前記信号を複数回受信し、前記複数回受信した前記信号に対応した複数の前記第1電波強度情報をそれぞれ生成し、
    前記制御部は、前記識別子ごとに前記複数の前記第1電波強度情報を演算した値である第3電波強度情報を算出し、算出した第3電波強度情報の値と前記参照電波強度情報とを比較する、
    請求項1に記載の無線LAN通信装置。
  3. 前記信号処理部は、前記他の無線LAN通信装置に要求信号を送信し、送信した前記要求信号に対する応答信号を、前記他の無線LAN通信装置から受信し、受信した前記応答信号の電波強度に関する前記第1電波強度情報を生成する、
    請求項1または2に記載の無線LAN通信装置。
  4. 複数の他の無線LAN通信装置が発信する信号をそれぞれ受信し、
    前記複数の他の無線LAN通信装置ごとに、受信した前記信号の電波強度を測定した第1電波強度情報を生成し、
    前記第1電波強度情報と、前記信号を発信した複数の前記他の無線LAN通信装置の識別子とを紐づけた情報である第2電波強度情報を生成し、
    生成した前記第2電波強度情報に含まれる複数の前記第1電波強度情報の内、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と、比較対象である参照電波強度情報とを比較し、
    比較結果に対応した表示内容を決定し、
    決定した前記表示内容を表示する、電波強度表示方法であって、
    前記参照電波強度情報は、前記他の無線LAN通信装置との電波干渉が発生する可能性が予め設定された値より低いか否かを示す閾値を少なくとも1つ有し、
    前記表示内容を決定する処理は、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報と、前記参照電波強度情報とを比較し、最も強い電波強度に対応した前記第1電波強度情報が前記閾値より低い場合は、無線LAN通信装置の設置を推奨する表示内容を表示することを決定する処理である、
    電波強度表示方法。
  5. 前記信号を受信する処理は、前記他の無線LAN通信装置が発信する前記信号を複数回受信する処理であり、
    前記第1電波強度情報を生成する処理は、前記複数回受信した前記信号に対応した複数の前記第1電波強度情報をそれぞれ生成する処理であり、
    前記比較する処理は、前記識別子ごとに前記複数の前記第1電波強度情報を演算した値である第3電波強度情報を算出し、算出した第3電波強度情報の値と前記参照電波強度情報とを比較する処理である、
    請求項に記載の電波強度表示方法。
  6. 予め設定された信号である要求信号を送信する処理をさらに備え、
    前記信号を受信する処理は、送信した前記要求信号に対する応答信号を、前記他の無線LAN通信装置から受信する処理であり、
    前記第1電波強度情報を生成する処理は、受信した前記応答信号の電波強度に関する前記第1電波強度情報を生成する処理である、
    請求項4または5に記載の電波強度表示方法。
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