JP6660758B2 - 管楽器およびその部品 - Google Patents

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Description

本発明は、管楽器およびその部品に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、雑音の発生を軽減する技術が開示されている。
特開2012−233967号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、管楽器の音の伸びや、広がりなどを良くする効果はなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る管楽器は、管体とベルとを備えた管楽器であって、前記ベルの先端部分に平面プレート状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る他の管楽器は、管体とベルとを備えた管楽器であって、前記ベルの先端部分に爪形状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るさらに他の管楽器は、管体とベルとを備えた管楽器であって、前記ベルの先端部分にドーナツ板形状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る製品は、
上記管楽器のベルに取り付けられる金属製のウエイトである。
本発明によれば、管楽器の音の響きを良くすることができる。
本発明の第1実施形態に係るクラリネットの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るクラリネットのベルの構成を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係るサックスの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るサックスの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るサックスの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るサックスの構成を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本明細書においてクラリネットとは、一般的なソプラノ・クラリネットの他、Ebクラリネット、アルト・クラリネット、バセット・ホルン、バス・クラリネット、コントラバス・クラリネットといった、いわゆるクラリネット属を全て含む概念である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る木製管楽器の一例としてのクラリネット100について、図1〜図4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るクラリネット100の全体構成を説明するための図である。クラリネット100は、大きく4つに分割されることができ、吹口の逆側からベル101、管体102、バレル103、マウスピース104を備えている。
マウスピース104には、リードがリガチャーによって固定されている。リードが震えることにより、発音する。バレル103は樽型の部材であり、音の高さ(ピッチ)の調整を行なうものである。例えばバレル103を数mm抜くことにより、音を下げることができる。
管体102は、複数の音孔とキーを備え、穴をふさいだり、キーを操作しつつ音を出すことで演奏を行なう。ベル101は、マウスピース104の反対側に位置する部品であり、円錐形である。
ベル101には音孔もキーもないが、その先端面内側に、金属製(例えば、真鍮、洋白、銀、白金、金など)のウェイトとしてのプレート111が取り付けられている。プレート111は、木製のベル本体112の先端面の形状に合わせた形状となっており、プレート111の厚みは、0.5〜3mmである。ベル101の本体112に対するプレート111の取り付け方法としては、様々な方法が考えられる。例えば、ネジ止めや、接着剤による取り付けなどの他、木製のベル本体に設けられた溝に対するはめ込みによって取り付けてもよい。プレート111の重みにより、ベル全体の響きが変わり、音のボリュームが大きくなる。
図2は、プレート111を3本のねじ201でベル本体112に取り付ける様子を示す図である。プレート111およびベル本体112は、それぞれねじ穴202、203を備え、そのねじ穴202、203に対してねじ201が螺合される。
図3は、ベル101の部分断面図である。図のように、ベル本体112の先端面が湾曲している場合には湾曲したプレート111を取り付ける。ベル本体112の先端面が平面の場合には、プレート111も平面のものを取り付ける。
以上の構成によれば、ベル先端の内側にウェイトを取り付けたので、クラリネットの音の密度が大きくなり、ボリュームが大きくなる。また、遠くまで響くようになり音の広がりがよくなる。プレートを取り替えることにより、様々な美観のクラリネットを提供できる。特にベル先端は、演奏中に観客の目に触れる部分であるため、プレートのデザインによっては、クラリネットにオリジナル感を出すことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係るクラリネットについて、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るクラリネットの先端部分401を説明するための図である。本実施形態に係るクラリネットのベル401は、上記第2実施形態と比べると、3つのプレート411〜413がベル本体112に取り付けられた点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。ここでは3つに分割したプレートについて図示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2つまたは4つ以上に分割したプレートを用いてもよい。
本実施形態によれば、クラリネットの美観を向上させることができると共に、ウェイトの量を容易に調整することができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係るクラリネットについて、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係るクラリネットのベル501を説明するための部分断面図である。本実施形態に係るクラリネットのベル501は、上記第1実施形態と比べると、プレート511が大きく湾曲しており、湾曲したプレート511にベル本体112がはめ込まれている点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、クラリネットの美観を向上させることができると共に、ウェイトの量を容易に調整することができる。また、ねじ止めではないため、ベル本体112にねじ穴をあける必要がない。第2実施形態のように、プレート511を、2つ以上に分割してもよい。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係るクラリネットについて、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るクラリネットのベル601の先端部分の断面図である。本実施形態に係るクラリネットのベル601は、上記第1実施形態と比べると、より内側のみにウェイトプレート611を取り付けられた点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、クラリネットの美観を向上させることができると共に、ウェイトの量を容易に調整することができる。また、このような円錐筒状のウェイトを用いれば、ベル本体112の先端内壁に、強くはめ込むだけで容易に取り付けることが可能となる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係るクラリネットについて、図7および図8を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るクラリネットのベル701を先端側からみた正面図である。図8は、クラリネットのベル701の先端部分の横断面図である。本実施形態に係るクラリネットのベル701は、上記第1実施形態と比べると、動物の爪のような形状をしたウェイト711が3つ取り付けられている点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。ウェイト711は、ベル本体812に設けられた溝813にはめ込むことで固定される。
本実施形態によれば、クラリネットの美観をより一層向上させることができると共に、ウェイトの量を容易に調整することができる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係るクラリネットについて、図9および図10を用いて説明する。図9は、本実施形態に係るクラリネットのベル901を先端側からみた正面図である。図10は、クラリネットのベル901の先端部分の横断面図である。本実施形態に係るクラリネットのベル901は、上記第2実施形態と比べると、ウェイト911、912、913の表面にが複数の宝石921が取り付けられている点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、クラリネットの美観をより一層向上させることができると共に、ウェイトの量を容易に調整することができる。
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係るサクソフォンについて、図11乃至図14を用いて説明する。図11〜図14は、本実施形態に係るサクソフォン1100、1200、1300、1400の使用状態を示す正面図である。
図11において、サクソフォン1100のベル1101の先端部分には、ドーナツ板形状のウェイト1111が取り付けられている。図12において、サクソフォン1200のベル1201の先端部分には、爪形状のウェイト1211が取り付けられている。ベル1201の先端部分に対して、ウェイト1211を直接半田付けすることによって取り付けを行なってもよい。
図13において、サクソフォン1300のベル1301の先端部分には、彫金の装飾が施されたドーナツ板形状のウェイト1311が取り付けられている。図14において、サクソフォン1400のベル1401の先端部分には、宝石が接着されたウェイト1411が取り付けられている。
以上の構成によれば、音の密度が大きくなり、ボリュームが大きくなる。また、遠くまで響くようになり音の広がりがよくなる。プレートを取り替えることにより、様々な美観のサクソフォンを提供できる。特にベル先端は、演奏中に観客の目に触れる部分であるため、プレートのデザインによっては、サクソフォンにオリジナル感を出すことができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。

Claims (6)

  1. 管体とベルとを備えた管楽器であって、
    前記ベルの先端部分に平面プレート状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする管楽器。
  2. 管体とベルとを備えた管楽器であって、
    前記ベルの先端部分に爪形状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする管楽器。
  3. 前記金属製のウエイトを複数、前記ベルの先端部分に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の管楽器。
  4. 管体とベルとを備えた管楽器であって、
    前記ベルの先端部分にドーナツ板形状の金属製のウエイトを取り付けたことを特徴とする管楽器。
  5. 前記金属製のウエイトの表面に装飾を施したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の管楽器。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の管楽器のベルに取り付けられる金属製のウエイト。
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