JP6659943B2 - 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムに関する。
一定の時間の間に通信が行われていない接続元の機器との接続を切断し接続資源を解放する機器が一般に知られている。
例えば特許文献1では、公衆網とLANとの間を接続する接続装置において、通信が終了してから回線が切断されるまで切断時間に要する通信費を抑制し、通信相手毎に切断時間を自動設定するために、電話番号中の市外局番に対応する切断時間の間、LANのデータ通信における無データが継続した場合に回線を切断する技術が開示されている。これにより、例えば通信相手が遠方の場合は切断時間を短く設定でき、不要な回線捕捉による無駄な通信費の増加を抑止できる
特開平7−336392号公報
また、一般にクライアント装置がネットワーク上のサーバからサービスの提供を受けるシステムにおいて、サーバ側で、所定時間クライアント装置との間に通信がない場合は接続を切断する仕組みがある。これに対し、例えば接続切断後にサーバに再接続するのが手間と考えるユーザ等が、NULLパケットやDummyパケット等の、サーバとの接続を維持することを目的としたパケットをクライアント装置から定期的にサーバに送信して接続を維持しようとすることが行われている。
NULLパケットとは、例えば、異なる機器同士をネットワーク通信させるための標準プロトコルであるTCP/IP(TCP標準仕様 RFC793)においてTCPヘッダの後続のTCPデータが存在しないパケット(TCPヘッダのみのパケット)である。また、Dummyパケットとは、例えば、接続先サーバに送られてきたTCPデータを接続先サーバ上のどのプログラムも解釈・実行できない意味のないパケットである。
サーバと複数のクライアント装置との通信においては、サーバ側の接続資源が限られているため(接続可能数の上限があるため)、サーバの提供するサービスを利用していないような不要な通信を排したい。
本発明は、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、複数のクライアント装置と通信可能な情報処理装置であって、前記クライアント装置からの認証要求に応じて認証を実行することで、前記クライアント装置との接続を確立する接続手段と、前記接続手段で接続が確立された前記クライアント装置からパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段で受信したパケットが、情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットか、データの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットかを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記パケット受信手段で受信したパケットが、情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットである場合は、当該パケットに応じたデータを前記クライアント装置に送信する送信手段と、前記判定手段で、前記パケット受信手段で受信したパケットが、当該パケットの送信元のクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットであると判定された場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する切断制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態における、情報処理システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、接続の確立及び切断処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、接続の切断処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、接続情報のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、接続情報のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、接続情報のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、接続情報のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、接続確立後の接続情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、情報処理システムの利用の具体例を示す図である。
上述したように、本発明は、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することを目的とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
まず図1を参照して、本発明の実施形態における、情報処理システムのシステム構成の一例について説明する。
図1に示すように、本発明の情報処理システムは、クライアント装置101−1〜101−3(以下、まとめてクライアント装置101とする)と、サーバシステム120とを備えている。
サーバシステム120は、踏み台サーバ102、アプリケーションサーバ(APサーバ)103、データベースサーバ(DBサーバ)104を備えて構成されている。
クライアント装置101は、主にAPサーバ103、DBサーバ104の保守を行うためにユーザが操作する端末であって、WAN106(インターネット)等の広域回線網上に公開されている踏み台サーバ102を介して前記APサーバ103、DBサーバ104に接続する。
踏み台サーバ102は、APサーバ103、DBサーバ104をインターネット等の広域回線網上に対して非公開とし、セキュリティを確保しながら保守を行うための踏み台役(中継役)としての役割を担っている。当該公開・非公開の区分けは、例えば図11に示す。
また、サーバの保守のために踏み台サーバ102に対する接続が集中するため、例えば踏み台差0羽102の処理負荷が増大しすぎないように、接続制限(上限)を設けて運用されている。当該接続制限(接続上限)の情報を踏み台サーバ102の外部メモリに記憶されている(接続上限記憶手段に該当)。
また、踏み台サーバは、APサーバ103、DBサーバ104の保守を行うときのみ起動する運用を行うことで本発明の情報処理システムの一層のセキュリティ向上やシステム運用のコスト削減が期待できる。
APサーバ103は、不図示のウェブサーバ経由で公開されるウェブサービスが実行されるサーバ装置であって、ウェブサーバから要求されたウェブアプリケーションを実行し、その処理結果をウェブサーバに通知する。一般のユーザは、クライアント装置からウェブサーバにログインしてAPサーバに間接的にアクセスすることで、APサーバの提供するサービスを享受可能である。
DBサーバ104は、踏み台サーバ102に対するクライアント装置の接続情報600を記憶する。
接続情報600は、図6のテーブル構造によって管理されている。すなわち、接続情報600は、接続元クライアント装置101のIPアドレス601(クライアント装置の識別情報)、接続元クライアント装置101のポート番号602、クライアント装置101で入力され踏み台サーバ102に送信し認証されたユーザ識別子603(ユーザID)、接続を行う踏み台サーバ102の接続ポート604、通信状態605、接続開始時刻606から構成されている。なお、踏み台サーバ102は、通信状態605の値には、無通信状態ならばNon、有効な通信が行われていればVALID、NULLパケットやDummyパケットのような無害なパケットによる通信が行われている場合はNULLを設定する。図6の例では、接続元クライアント装置のIPアドレス601の値が「192.168.1.1」の端末とサーバとの接続ではデータ通信が行われていないことがわかる。
DBサーバ104は、APサーバ103が利用する各種のデータも合わせて記憶することができる。
105はLAN(Local Area Network)であって、踏み台サーバ102、APサーバ103及びDBサーバ104を相互に通信可能に接続するためのネットワークである。以上が図1の説明である。
次に図2を参照して、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN105)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の説明である。
次に図3を参照して、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例について説明する。
図3に示す通り、クライアント装置101は、リモートサーバ接続プログラム301を備えている。リモートサーバ接続プログラム301は、クライアント装置101にあらかじめインストールされているものとする。
クライアント装置101にインストールにされているリモートサーバ接続プログラム301は、入力受付部302、表示制御部303、通信部304、設定部305、記憶部306を備えている。
入力受付部302は、リモートサーバ接続プログラム301に対する設定、接続する踏み台サーバ102を特定するためのホスト名(又はIPアドレス)、接続先サーバ(例:踏み台サーバ102)から求められる認証情報(例えばユーザ識別子)、踏み台サーバ102上のプログラムに対するコマンドと呼ばれる命令文等の入力を受け付ける。
表示制御部303は、入力受付部302において入力を受け付けたデータや踏み台サーバ102上のプログラムより受信したレスポンスデータの表示(例えば、認証結果や踏み台サーバ102上のプログラムの応答の表示)を行う。通信部304は、踏み台サーバ102上の通信プログラムとSSH等による通信を行う。
設定部305は、リモートサーバ接続プログラム301のカスタマイズ機能をユーザに提供する。例えば、(接続先サーバ(例:踏み台サーバ102)が、所定時間以上無通信状態となったクライアント装置からの接続を切断する機能を備えている場合において、接続先サーバによる切断処理を回避するために、)一定間隔で接続先サーバに無害なNULLパケットやDummyパケットを送信するといったカスタマイズの設定を記憶している。当該設定はユーザの入力操作に応じて設定・記憶される。
記憶部306は、リモートサーバ接続プログラム301における入力部からの入力データや設定部にて施されたカスタマイズ情報(設定)を記憶する。また、接続情報600を記憶している。
踏み台サーバ102は、接続待ち受けプログラム311を備えている。接続待ち受けプログラム311は、踏み台サーバ102にあらかじめインストールされているものとする。
接続待ち受けプログラム311は、通信部312、通信データ解析部313、ユーザ認証部314、記憶部315、接続管理部316及びコマンド実行部317を備えている。
接続待ち受けプログラム311の通信部312は、リモートサーバ接続プログラム301からの接続を待ち受け、接続が確立した後はデータの通信を行う。
通信データ解析部313は、リモートサーバ接続プログラム301から送られてきたデータの解析を行う。
ユーザ認証部314は、リモートサーバ接続プログラム301を利用している、クライアント装置101において入力されたユーザ識別子を用いた認証を行う。認証に成功したユーザのみ後続の接続処理に進むことができる。
記憶部315は、ユーザの認証情報やリモートサーバ接続プログラム301から送られてくるデータの解析結果、および不正とみなす通信データのパターンの情報などを記憶する。なお、ここでは記憶部315を踏み台サーバが備えているものとしたが、例えば外部の記憶装置(例えば、DBサーバ104)に記憶して、いつでも取り出せるよう当該情報を管理するようにしても構わない。
接続管理部316は、リモートサーバ接続プログラム301との接続の確立と切断、および接続リソースに空きがない場合は適切な利用がされていない接続リソースの解放を行う。例えば、NULLパケット又はDummyパケットの送信元のクライアント装置101との接続を切断して、接続リソース(接続可能数)を確保する。
コマンド実行部317は、リモートサーバ接続プログラム301から送られてきたコマンドを実行する。コマンドの実行により踏み台サーバ102の中のプログラムが実行される。プログラムの実行によりさらにAPサーバ103、DBサーバ104を操作することできる。
DBサーバ104は、データベースシステム321を備えている。データベースシステム321は、DBサーバ104にあらかじめインストールされているものとする。
データベースシステム321は、主に通信部322と、命令部323、記憶部324から構成されている。通信部322は、TCP/IP等による通信プロトコルと用い踏み台サーバ102と通信を行う。
命令部323は、踏み台サーバ102からデータベースシステム321の記憶部324に対するデータの書き込み、更新、参照、および削除を行う。つまり、踏み台サーバ102を介したクライアント装置101からの要求に従って、APサーバ103の所有する情報を送信、表示、更新する。記憶部324は、踏み台サーバ102から送られてきたデータの記憶をおこなう。以上が図3の説明である。
次に図4を参照して、本発明の実施形態における、接続の確立及び切断処理の流れについて説明する。
以下説明する各処理(ステップ)は、各装置のCPU201が、各装置の機能部、プログラムの機能を用いて実行するものとする。
<第1の実施の形態>
まず、クライアント装置101は踏み台サーバ102との接続に先立ち、踏み台サーバ102は、クライアント装置101上で起動したリモートサーバ接続プログラムに対する認証を行う。
具体的には、クライアント装置101上でユーザ操作に応じて起動したリモートサーバ接続プログラムの入力部において入力を受け付けたユーザ情報(例えば図6でいうユーザ識別子603)を含む認証要求を踏み台サーバ102に送信する(ステップS401)。
踏み台サーバ102はクライアント装置101から認証要求を受け付け(ステップS411)、ユーザ認証処理を実行する(ステップS412)。
クライアント装置101のリモートサーバ接続プログラムからの認証要求に対して踏み台サーバ102が提供する認証方式としては、パスワード認証方式や公開鍵認証方式等がある。なお、本実施例における認証は、公開鍵認証方式によって実現しているものとする。
踏み台サーバ102は、クライアント装置101を認証できない場合(ステップS413にてNO)は、クライアント装置101に認証失敗の通知を行い、クライアント装置101は踏み台サーバ102に対する接続に失敗した旨の情報を表示する(ステップS402)。一方、踏み台サーバ102が、クライアント装置101からの認証に成功した場合(ステップS412にてYES)、踏み台サーバ102は、踏み台サーバ102の接続リソースに空きがあるか確認する(ステップS414)。
ここで、踏み台サーバ102における接続リソースの空きの有無を判定する手法について説明する。接続リソースの空きは、踏み台サーバ102とクライアント装置101(クライアント装置101−1〜101−3)のリモートサーバ接続プログラムの間で成立している接続の数を用いて判定する。接続数の上限値(接続上限)の情報は踏み台サーバ102の記憶部315に記憶されているものとする。
例えば、接続数の上限を10と設定している場合、11本目の接続を要求してきたクライアント装置101に対して踏み台サーバ102は接続リソースに空きはないと判定する。既に接続が確立している数が9以下の場合は、接続リソースに空きがあると判定する。
踏み台サーバ102の接続リソースに空きがある場合(ステップS414にてYES)、踏み台サーバ102のCPU201は、接続リソースの割り当てを行う(ステップS415)。つまり、認証要求の送信元のクライアント装置101との接続を確立する。そして、DBサーバ104にて記憶されている接続情報を更新する(ステップS416)。
ここで、接続情報更新の方法・手順について説明する。踏み台サーバ102が接続情報600と同じデータを自装置に記憶しており、新たに接続が確立されると、確立された接続にかかる情報を自装置の接続情報600に追加する。そして、当該追加した情報をDBサーバ104に送信して、DBサーバ104はこれを受信する。DBサーバ104はDBサーバ内の接続情報600を更新する。
踏み台サーバ102は、接続が確立した旨を、認証要求の送信元のクライアント装置101のリモートサーバ接続プログラムに通知する(ステップS420)。
一方、踏み台サーバ102が踏み台サーバ102に接続リソースの空きがないと判断した場合(ステップS414にてNO)、接続リソースの空き作るために適切な利用がなされていない接続リソースの解放を試みる。つまり、接続リソースの開放処理(不要な接続の切断処理)を実行する(ステップS417)。当該接続リソースの開放処理(不要な接続の切断処理)の詳細は図5の説明で後述する。
踏み台サーバ102が、適切に利用されていない接続リソースの解放に成功した場合(ステップS418にてYES)、踏み台サーバ102は接続を要求してきたクライアント装置101との接続を確立させる(ステップS415)。
一方、踏み台サーバ102が適切に利用されていない接続リソースの解放を試みたが解放できるリソースが無かった場合(ステップS418にてNO)、踏み台サーバ102はクライアント装置101からの接続要求を破棄する(ステップS419)。
踏み台サーバ102は、ステップS419において接続要求を破棄して接続の確立ができなかった旨の情報をクライアント装置101に通知する(ステップS420)。
クライアント装置101は、ステップS420で送信された接続結果の情報を取得して、受信した情報が接続を確立できなかった旨を示す情報である場合には、接続を確立できなかったことを表示画面に表示して処理を終了する。一方、接続を確立できた旨を示す情報である場合には、処理をステップS404に進め、接続情報の更新処理を実行する(ステップS404)。接続情報の更新処理の詳細は図10の説明で後述する。以上が図4の説明である。
ここで図10を参照して、本発明の実施形態における、接続確立後の接続情報の更新処理の流れについて説明する。
クライアント装置101のリモートサーバ接続プログラム301は、図11に示すコンソール等において、ユーザ操作によるコマンドの入力を受け付けたか判定する(ステップS1001)。
コマンドの入力を受け付けた場合は(ステップS1001でYES)、当該コマンドを踏み台サーバ102に送信する(ステップS1002)。例えば、APサーバ103のアクセスログの表示要求をするコマンドの入力を受け付け、コマンドを含むパケットを送信するものとする。
コマンドの入力を受け付けなかった場合(ステップS1001でNO)、処理をステップS1003に移行する。ステップS1003では、例えば前述したリモートサーバ接続プログラム301のカスタマイズの設定に応じて、定期的にNULLパケットを踏み台サーバ102に送信する(ステップS1003)。
踏み台サーバ102は、通信データを受信し(ステップS1004/パケット受信手段に該当)、受信した通信データを解析する(ステップS1005)。そして、当該通信データから取得した情報に基づいて、DBサーバ104の接続情報600を更新する(ステップS1006)。例えば、ステップS1002で送信された通信データの場合は通信状態605に「VLID」を挿入して記憶し、ステップS1003で送信された通信データの場合は通信状態605に「NILL」を挿入して記憶する。
踏み台サーバ102は、更新した接続情報の通信状態605が「NULL」か判定し(ステップS1007)、「NULL」である場合には処理を終了する。「NULL」ではなく、「VALID」の場合には、処理をステップS1008に移行し、通信データを解析して得られた命令の情報をAPサーバ103に送信する(ステップS1008)。ここでは当該命令はAPサーバのアクセスログの取得要求であるものとする。
APサーバ103は当該命令を受信して(ステップS1009)、命令に応じた情報(アクセスログ)を取得して踏み台サーバ102に返信する(ステップS1010)。
踏み台サーバ102は、当該情報を受信して(ステップS1011)、当該情報の要求元のクライアント装置101に送信する(ステップS1012)。
クライアント装置101のリモートサーバ接続プログラム301は、当該情報を受信して(ステップS1013)、コンソールに当該情報を表示する(ステップS1014)。以上が図10の説明である。
次に図5を参照して、本発明の実施形態における、接続リソースの開放処理(不要な接続の切断処理)の詳細について説明する。
なお、本実施形態において不要な接続(適切な利用がなされていない接続リソース)とは、クライアント装置101と踏み台サーバ102の間での接続確立後、無通信状態による接続の切断を回避するために故意に意味のないNULLパケット通信やDummyパケット通信を続け接続の維持を図っている接続等のことを指す。他にも、接続確立後、一定時間以上無通信状態であれば、当該接続を不要な接続(適切な利用がなされていない接続リソース)と判断するものとする。
踏み台サーバ102のCPU201は、DBサーバ104の接続情報600を参照して(ステップS501)、踏み台サーバ102に対する全接続の中から無通信状態の接続があるか判定する(ステップS502)。
無通信状態の接続が存在する場合(ステップS502にてYES)、無通信状態の接続の中から最も接続時間の長い接続の接続を選択する(ステップS503)。そして、ステップS503にて選択した接続リソースの解放を行う(ステップS504/ステップS503にて選択した接続の切断(解除)を実行する/切断制御をする)。つまり、通信状態605=「VALID」である通信・接続、及び新たな認証に伴って要求されている通信・接続を、通信状態=「NULL」又は「Non」の通信・接続に優先して確立・維持するものである。そして、DBサーバ104の接続情報の中から当該切断した接続のレコードを削除する(ステップS505)。接続時間の最も長い接続とは、接続開始時刻606と現在時刻との時間の差が最も大きいレコードの接続である。現在時刻の情報は、踏み台サーバ102の不図示の日時記憶部(時計機能)から取得する。
仮に踏み台サーバ102の接続数の上限値を3、接続情報が図6の接続情報600通りであるとすると、接続元クライアント装置のIPアドレス601の値611が「192.168.1.1」のレコードが解放対象(切断/削除対象)として選択されることになる。
一方、ステップS502にて無通信状態の接続が存在しないと判定した場合(ステップS502にてNO)、サーバに対する全接続を接続元クライアント装置101別に(接続元クライアント装置のIPアドレス601ごとに)グループ化してメモリ上に記憶する(ステップS506)。
そして、グループ化した中から接続元クライアント装置101を1つ選択し、そのクライアント装置101と踏み台サーバ102との全接続情報を取得する(ステップS507)。
踏み台サーバ102は、ステップS507で取得した全接続情報の通信状態605を参照して、全ての数進がNULLパケット通信又はDummyパケット通信であるかを判定する(ステップS508/パケット判定手段に該当)。つまり、過去行われた通信のうち、最新の情報を取得して当該判定を行う。
NULLパケットやDummyパケットでないデータ通信が1つでも行われていた場合(ステップS508でNO)、接続リソースの解放は行わず、処理をステップS511に進める。
NULLパケット通信やDummyパケット通信による接続偽装(不要な接続である/接続リソースの不適切利用)の疑いがある接続があるにも関わらず、その接続を解放しない理由について説明する。
例えば図11に示すように、1つのクライアント装置101が複数のリモートサーバ接続プログラム301を立ち上げて、それぞれ踏み台サーバ102と接続していることがある。
具体的には、ユーザがクライアント装置101上にて複数のリモートサーバ接続プログラムを起動して、踏み台サーバ102を経由しながら複数のサーバ装置(例えばAPサーバ103、DBサーバ104)を順次操作する場面を想定している。
1つのクライアント装置101と踏み台サーバとの間で複数の通信が確立しており、且つ、その一部が有効な通信(VALID)であり、一部がNULL又はDummyパケットの通信である場合、例えば、有効な通信を行っている接続の利用が終わった後、同ユーザによるNULLパケット通信やDummyパケット通信によって接続が維持されている接続が利用される(有効な通信に変わる)ことが期待できる。
つまり、一部の接続が有効であることから、少なくともクライアント装置101は利用されているため、現在有効な、ユーザが利用中の接続に係る作業が終了した後、今現在NULLパケットやDummyパケットで通信している接続に係る作業に取り掛かる可能性が高いと判断するものである。
このような場面を想定し、同一のクライアント装置101のユーザによる複数サーバ装置に対する遠隔操作のために利用されることが予測される接続はユーザビリティの観点から維持することとする。
例えば、接続情報600が図7の接続情報700のような状態にある場合、接続元クライアント装置のIPアドレス701の値が「192.168.1.3」の端末からの接続は2つあり、接続元クライアント装置のポート番号33621はNULL通信を行っている。しかし、もう一方の接続である接続元クライアント装置のポート番号33622からの接続では適切な通信が行われているため、接続元クライアント装置のポート番号33621からの接続は解放(切断)しない。
一方、全接続の通信データがNULLパケット又はDummyパケットであった場合(ステップS508においてYES)、さらにそのパケット送信元のユーザ(ユーザ識別子603を特定)は他のクライアント装置101から接続を行っているかを、ステップS506でグループ化した他のクライアント装置101の接続情報600のグループを参照して判定する(ステップS509)。
他のクライアント装置101から踏み台サーバ102に対する接続を行っていない場合(ステップS509でNO)、処理をステップS503に移行する。
例えば、図7における接続元クライアント装置のIPアドレスの値が「192.168.1.4」のクライアント装置101からの接続は2つあり、いずれも通信状態605=「NULL」である(NULLパケット通信又はDummyパケット通信を行っている)。よって、「192.168.1.4」のクライアント装置101の接続のうち、接続時間の長い接続元クライアント装置のポート番号33621の接続を解放する。
ステップS509で、ステップS507で選択したクライアント装置101に対応するユーザ識別子603のユーザが、他のクライアント装置101から踏み台サーバ102に接続を行っていると判定された場合(ステップS509でYES)、当該他のクライアント装置101からの接続情報の通信状態605を参照して、当該他のクライアント装置101からの接続が全てNULLパケット又はDummyパケット通信であるかを判定する(ステップS510)。
ステップS510で、全ての接続の通信データがNULLパケット又はDummyパケットであると判定された場合(ステップS510でYES)、処理をステップS503に移行する。
例えば、接続情報600が図8に示す接続情報800のような状態にある場合、接続元クライアント装置のIPアドレスの値が「192.168.1.6」の端末からの接続を解放(切断)する。
一方、ステップS510で、全ての接続の通信データがNULLパケット又はDummyパケットでないと判定された場合(ステップS510でYES/つまり、「VALID」である通信がある場合)、ステップS507で選択したクライアント装置101の接続リソースの解放(接続の切断)を行うことなく、処理をステップS511に移行する。
例えば、接続情報600が図9の接続情報900の状態にある場合、接続元クライアント装置のIPアドレスの値901が「192.168.1.5」、「192.168.1.6」、「192.168.1.7」の端末から接続されて、接続元クライアント装置のIPアドレス901の値が「192.168.1.6」の端末からは有効な通信が行われていることがわかる。したがって、図9の接続情報で取り上げた3件の接続は解放対象から外す(切断しない)。
同じユーザによる接続の一部が有効であり、一部がNULLパケット通信、又はDummyパケット通信の場合に接続の切断を行わない理由は、ステップS508の説明で上述した通りである。
ステップS511において、踏み台サーバ102は、ステップS506でグループ化した接続情報のうち、全てのグループの全ての接続情報に対するステップS508〜S510の処理が完了したか判定し(ステップS511)、全ての接続情報に対する処理が完了している場合は(ステップS511でYES)処理を終了し、未処理の情報がある場合には(ステップS511でNO)処理をステップS507に戻して未処理のグループの未処理の接続情報を取得して、ステップS508以降の処理を実行する。以上が図5の説明である。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
本発明の第1の実施形態によれば、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の処理を行う部分については説明を省略する。
第2の実施形態においては、踏み台サーバ102がクライアント装置101との間で確立している接続の中で適切に利用されていないと判断した接続を切断する前に、クライアント装置101のユーザに切断の承諾を求める。
具体的には、図5のステップS503の後、踏み台サーバ102が、クライアント装置101のリモートサーバ接続プログラム301に、接続維持の要否を確認する不図示の確認画面の情報を送信する。ユーザが利用中のリモートサーバ接続プログラム301の特定は、DBサーバ104が記憶する接続情報を参照して、通信状態が有効な接続元クライアント装置のIPアドレス601およびその接続元クライアント装置のポート番号602より特定する。
また、踏み台サーバ102は、クライアント装置101から接続を切断する旨を示す回答の情報を受信した場合(例えば不図示の確認画面において「接続切断」ボタンの押下を受け付けることで、接続を切断する旨を示す回答を踏み台サーバ102に送信する)、又は、クライアント装置101のリモートサーバ接続プログラム301に接続維持の要否の確認画面を送信してから、一定時間経過しても接続維持の回答が得られない場合は接続を切断する。接続を維持する旨を示す回答の情報を受信した場合(例えば不図示の確認画面において「接続維持」ボタンの押下を受け付けることで、接続を維持する旨を示す回答を踏み台サーバ102に送信する)、接続を切断せずに処理を終了する。
第2の実施形態によれば、ユーザにとって不意に切断が切断されることを防止し、且つ、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することができる。
なお、上述した実施形態においては接続が有効なクライアント装置101に確認画面の情報を送信するものとしたが、例えば、不適切な接続と判断された接続が確立しているクライアント装置のユーザ識別子に対応する全クライアント装置101の全リモートサーバ接続プログラム301に接続切断の確認メッセージ(確認画面)を送信するようにしてもよい。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態、第2の実施形態と同様の処理を行う部分については説明を省略する。
第3の実施形態においては、サーバシステム120において踏み台サーバ102が複数台存在する。そのうち1台が上述した第1及び第2の実施形態において説明したように動作しているものとする。また、踏み台サーバ102等、サーバシステム120における各装置の起動状態を監視する管理サーバが動作しており、サーバシステム120内の各種サーバと通信可能に接続されているものとする。
そして、当該踏み台サーバ102が、例えば負荷増大による処理過多等、何らかの要因により機能停止してしまった場合、当該踏み台サーバ102の機能停止(例えば強制シャットダウン)を検知した管理サーバは、機能停止した踏み台サーバとは別の踏み台サーバを起動するよう、当該別の踏み台サーバに指示を出し、当該指示を受けた踏み台サーバが起動する。当該踏み台サーバは、起動後、DBサーバ104に記憶されている接続情報600を参照して取得する。なお、接続情報600の各種レコードは、踏み台サーバ102が機能停止した時点で記憶されていた情報がそのまま記憶されている状態であるものとする。新たに起動した踏み台サーバは通信状態605を参照し、有効な接続(通信状態=「VALID」)である接続情報を特定して、接続元のクライアント装置のIPアドレス、ポートに対して再接続の要求を送信する。そして、クライアント装置101が当該要求に応じて、踏み台サーバとの接続を確立する。なお、当該再接続に際してユーザ認証は不要であるものとする。また、新たに起動した踏み台サーバは、通信状態605がNULL又はNonを示す接続元のクライアント装置に対しては、当該接続要求を送信せずに処理を終了する。
本発明の第3の実施形態によれば、踏み台サーバの移行に伴って、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、接続の維持を目的とした通信の存在に応じて、いずれの通信を優先するかを適切に決定可能な仕組みを提供することができる。
なお、各種実施形態で前述した接続数の上限値は、DBサーバ104の記憶部324等で記憶管理するようにしてもよい。
また、ステップS414において、接続の上限数だけでなく、踏み台サーバ102のCPU使用率、踏み台サーバ102のメモリ消費量、接続の上限数、およびそれらの組み合わせにより、接続リソースに空きがあるか判定するようにしてもよい。具体的には、踏み台サーバ102は、CPUの使用率が閾値以上であり、且つメモリ消費量が閾値以上である場合に、接続リソースに空きはないと判定する。また、CPUの使用率が閾値を下回り、メモリ消費量が閾値を下回っており、且つ、接続数が接続の上限に達していない場合に、接続リソースに空きがあると判定する。なお、当該判定の条件は踏み台サーバ102の不図示の設定画面においてユーザ操作により自由に設定・変更・組み合わせが可能であるものとする。
また、図5のステップS509及びS510の処理をスキップし、ステップS508でYESと判定された場合に、ステップS503に処理を移行するようにしてもよい。これは、サーバの保守の形態によっては、1人のユーザが複数のクライアント装置を一度に利用するシーンが稀な場合があり、ステップS509及びS510の処理を行うことで発生する無駄な処理負荷を軽減するためである。
また、踏み台サーバ102は、接続情報600の情報を定期的に参照し、接続情報の数(接続数)が、接続の上限値から所定数以内になった場合に、図5のステップS501から処理を開始するようにしてもよい。つまり、実際の接続数が接続の上限数に近付いた場合に、不要な接続を切断する処理を行うものである。なお、当該所定数の値は踏み台サーバ102の外部メモリに予め記憶されているものとする。
尚、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
例えば、踏み台サーバ102とAPサーバ103、DBサーバ104が一体であり、上述した実施形態の各処理(例えば図4で説明した各機能部の処理や、図10のステップS1004〜S1012等の処理を1つの装置が実行するようにしてもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101−1 クライアント装置
101−2 クライアント装置
101−3 クライアント装置
102 踏み台サーバ
103 アプリケーションサーバ
104 データベースサーバ
105 LAN
106 WAN
120 サーバシステム

Claims (7)

  1. 複数のクライアント装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記クライアント装置からの認証要求に応じて認証を実行することで、前記クライアント装置との接続を確立する接続手段と、
    前記接続手段で接続が確立された前記クライアント装置からパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記パケット受信手段で受信したパケットが、情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットか、データの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットかを判定する判定手段と
    記判定手段で、前記パケット受信手段で受信したパケットが、当該パケットの送信元のクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットであると判定された場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する切断制御手段と、
    前記判定手段で前記接続の維持を目的とするパケットと判定されるパケットの送信元のクライアント装置から、当該パケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信しているか判定するパケット判定手段と、
    を備え、
    前記切断制御手段は、前記パケット判定手段で、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していると判定した場合に、接続の切断の制御を行うことなく、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していないと判定した場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御することを特徴とすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットとは、NULLパケット又はDummyパケットであって、
    前記判定手段、前記パケット受信手段で受信したパケットがNULLパケット又はDummyパケットかを判定し、
    前記切断制御手段は、前記パケット受信手段で受信したパケットがNULLパケット又はDummyパケットである場合に、当該NULLパケット又はDummyパケットの送信元のクライアント装置との接続を切断すべく制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記クライアント装置と前記情報処理装置との接続が可能な接続上限を記憶する接続上限記憶手段と、
    を備え、
    前記切断制御手段は、前記受信手段で前記複数のクライアント装置から受信したパケットが、前記接続上限記憶手段に記憶されている接続上限から所定数以内になった場合に、情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの送信元であるクライアント装置との接続を切断すべく制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記切断制御手段は、前記判定手段でクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットと判定されたパケットの送信元のクライアント装置に対して、当該クライアント装置と情報処理装置との接続を切断する旨を確認する確認画面を表示すべく制御し、
    前記確認画面において、当該切断をする指示を受け付けた場合に当該クライアント装置と情報処理装置との接続を切断することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 複数のクライアント装置と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記クライアント装置からの認証要求に応じて認証を実行することで、前記クライアント装置との接続を確立する接続工程と、
    前記接続工程で接続が確立された前記クライアント装置からパケットを受信するパケット受信工程と、
    前記パケット受信工程で受信したパケットが、情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットか、データの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットかを判定する判定工程と
    記判定工程で、前記パケット受信工程で受信したパケットが、当該パケットの送信元のクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットであると判定された場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する切断制御工程と、
    前記判定工程で前記接続の維持を目的とするパケットと判定されるパケットの送信元のクライアント装置から、当該パケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信しているか判定するパケット判定工程と、
    を含み、
    前記切断制御工程において、前記パケット判定工程で、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していると判定した場合に、接続の切断の制御を行うことなく、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していないと判定した場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 複数のクライアント装置と通信可能な情報処理装置で実行が可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記クライアント装置からの認証要求に応じて認証を実行することで、前記クライアント装置との接続を確立する接続手段と、
    前記接続手段で接続が確立された前記クライアント装置からパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記パケット受信手段で受信したパケットが、情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットか、データの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットかを判定する判定手段と
    記判定手段で、前記パケット受信手段で受信したパケットが、当該パケットの送信元のクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットであると判定された場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する切断制御手段と
    前記判定手段で前記接続の維持を目的とするパケットと判定されるパケットの送信元のクライアント装置から、当該パケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信しているか判定するパケット判定手段として機能させ、
    前記切断制御手段を、前記パケット判定手段で、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していると判定した場合に、接続の切断の制御を行うことなく、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していないと判定した場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
  7. 複数のクライアント装置と、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記クライアント装置からパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記パケット受信手段で受信したパケットが、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットではない、当該パケットの送信元のクライアント装置と前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットかを判定する判定手段と
    記判定手段で、前記パケット受信手段で受信したパケットが、当該パケットの送信元のクライアント装置と情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットであると判定された場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御する切断制御手段と、
    前記判定手段で前記接続の維持を目的とするパケットと判定されるパケットの送信元のクライアント装置から、当該パケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信しているか判定するパケット判定手段と、
    を備え、
    前記切断制御手段は、前記パケット判定手段で、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していると判定した場合に、接続の切断の制御を行うことなく、当該クライアント装置から前記情報処理装置との接続の維持を目的とするパケットの他に、前記情報処理装置からのデータの取得を目的とするパケットを受信していないと判定した場合に、当該クライアント装置との接続を切断すべく制御することを特徴とする情報処理装置システム。
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