JP6659381B2 - 浴槽 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽に関する。
浴槽は、湯を溜める浴槽本体と、浴槽本体の上端縁のフランジ部とを備える。浴槽は、フランジ部に風呂蓋を載せ、浴槽本体に溜めた湯を保温する。風呂蓋は、保温性を高めるべく発泡樹脂等の断熱素材からなる芯材を有する蓋本体と、蓋本体の両面の縁部および外周端面を覆って補強する被覆部とを備える。
例えば、特許文献1には、浴槽本体の内側面に沿って支持レールを設け、該支持レールに着座用に使用する風呂蓋の両端縁を載せてスライド可能に支持する浴槽が開示されている。また、特許文献2には、浴槽本体に半身浴用ステップを有し、グリップ部の一端部が半身浴ステップ側の浴槽本体に固定され、該一端部の高さがフランジ部と同じである浴槽が開示されている。グリップ部の他端部は、フランジ部との距離が大きくなるように浴槽本体に固定されている。
特開2006−263231号公報 特開2006−130136号公報
特許文献1に記載の浴槽は、浴槽本体の内側面に沿って設けた支持レールによってのみ風呂蓋にかかる着座時の荷重を支持しなければならなかった。また、ユーザが浴槽を跨ぐ際に支持レールに足が引っ掛かり、浴槽本体内へ移動し難いという問題点があった。
また、特許文献2に記載の浴槽は、グリップ部の一端部の高さがフランジ部と同じであるものの、他端部がフランジ部との距離が大きくなるように浴槽本体に固定されているので、風呂蓋を載せる支持部として利用することができなかった。また、グリップ部の長手方向に垂直なフランジ部にグリップ部の一端部が固定されている関係で見ると、該フランジ部に直接的に着座すれば良く、浴槽の上に置いた風呂蓋に着座することは考慮されていない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、風呂蓋への着座時にかかる大きな荷重を支持することができ、さらには、ユーザが浴槽本体内へ移動し易い浴槽を提供することにある。
本発明に係る浴槽は、湯を溜める浴槽本体の上端縁の周囲にフランジ部を有する浴槽であって、前記浴槽本体の内側面に、上端面の高さが前記フランジ部と同じであるグリップ部を設けたことを特徴とする。
本発明にあっては、グリップ部の上端面の高さがフランジ部と同じであるので、着座時に風呂蓋にかかる大きな荷重をフランジ部およびグリップ部によって支持することができる。
本発明によれば、浴槽は、グリップ部の上端面の高さがフランジ部と同じであるので、着座時に風呂蓋にかかる大きな荷重をフランジ部およびグリップ部によって支持することができる。
実施形態1に係る浴槽の外観を示す斜視図である。 実施形態1に係る浴槽の平面図である。 図2のA−A線による浴槽の断面図である。 変形例に係る浴槽の図3と同様の断面図である。 実施形態2に係る浴槽の外観を示す斜視図である。 実施形態2に係る浴槽の平面図である。 図6のB−B線による浴槽の断面図である。 変形例に係る浴槽の平面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図8を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る浴槽110の外観を示す斜視図、図2は本発明の実施形態に係る浴槽110の平面図、図3は図2のA−A線による浴槽110の断面図である。浴槽110は、上部に風呂蓋100が載せられ、図示しない他の風呂蓋とともに浴槽110に溜めた湯を保温する。風呂蓋100は、湯の保温以外にユーザが着座することや、浴槽110内にユーザが浸かった状態等でテーブル代わりとしても使用される。
浴槽110は、平面視矩形状であり、湯を溜める浴槽本体111、およびユーザが手すりとして使用するグリップ部2を有する。浴槽本体111の上端縁には、フランジ部112が形成されている。フランジ部112は、内周縁下方に、上面より低く1段下がったフランジ段部114を有する。風呂蓋100は、フランジ段部114のいずれかの箇所に載せられる。
図1から図3に示す浴槽110は、フランジ段部114が浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112の長辺2辺の内周縁に設けられている。浴槽110は、フランジ段部114がフランジ部112の短辺1辺の内周縁に設けられていても良いし、短辺2辺の内周縁に設けられていても良い。フランジ段部114は、浴槽本体111の長手方向の途中で切れているような形であってもよく、長手方向全体に設けられていなくてもよい。また、フランジ段部114は、短辺2辺においても浴槽本体111の短手方向全体に設けられていなくてもよい。
また、浴槽110のフランジ部112は、短辺側が円弧となる形状を有していてもよい。例えば、浴槽110の端部115の内周縁が円弧状であってもよい。端部115の円弧状の内周縁に沿ってフランジ段部114が形成されていてもよいし、フランジ段部114が形成されずに端部115の内周縁が浴槽本体111の内側面に連なり、浴槽本体111の端部115側の内側面が円弧状となっているものでもよい。尚、浴槽110の外形形状は、平面視矩形状に限らず、楕円形状や、湾曲した辺を有する形状等であってもよい。
浴槽本体111は、端部115側において内側面117間の幅が狭い幅狭部分31が、端部115側と反対側の端部側において幅狭部分31より幅の広い幅広部分32が形成されている。幅狭部分31と幅広部分32は、幅狭部分31から幅広部分32へ向けて拡幅する接続部分33によって接続されている。幅狭部分31及び幅広部分32における浴槽本体111の内側面117は、接続部分33の内側面118により接続されている。
グリップ部2は、棒状であり、浴槽110の長手方向に沿って中途部に設けられている。グリップ部2は、一方の端部21が接続部分33の内側面118に固定されており、他方の端部22が幅広部分32の内側面117に固定されている。グリップ部2は、中央部から端部21に亘る上端面23aの高さがフランジ段部114の高さと同じである。このため、風呂蓋100は、浴槽110の長手方向の中途部に載せたとき、フランジ段部114とグリップ部2によって支持される。
図1から図3に示す浴槽110は、グリップ部2が浴槽本体111の長手方向における中途部の2カ所に設けられているが、片側のみ設けるようにしてもよい。また、フランジ段部114が設けられていない浴槽110においては、グリップ部2の上端面23aの高さをフランジ部112と同じとすればよい。この場合、風呂蓋100は、浴槽110の長手方向の中途部に載せたとき、フランジ部112とグリップ部2によって支持される。
グリップ部2における浴槽本体111の内側に臨む側面24と、幅狭部分31における浴槽本体111の内側面117は、浴槽本体111の長手方向に並設されている。グリップ部2の側面24は、幅狭部分31における内側面117を延長した仮想面と面一であることが好ましい。
グリップ部2は、上述のとおり棒状であり、グリップ部2自体の軸線に交差する水平方向の幅、即ち浴槽本体111を上方から平面視したときの幅が、端部間の中央部において狭く、端部22で幅広としてある。尚、グリップ部2は、中央部から端部22にかけて湾曲し、したがって軸線も湾曲している。このため、グリップ部2について軸線に交差する水平方向の幅とは、中央部では浴槽本体111の短手方向、端部22では浴槽本体111の長手方向におけるグリップ部2の幅を意味する。また、グリップ部2は、端部22における上端面23bがフランジ段部114よりもやや低い位置に設けられることで、風呂蓋100とグリップ部2との間に手指が挟まれることを防止する。
次に浴槽110の動作について述べる。
風呂蓋100を浴槽本体111の幅狭部分31に載せたとき、幅狭部分31におけるフランジ段部114の幅は広いので、風呂蓋100にかかる大きな荷重を支持することができる。上述のように、風呂蓋100は、浴槽110の長手方向の中途部に載せたとき、フランジ段部114とグリップ部2によって支持されるので、ユーザが風呂蓋100に着座した時にかかる大きな荷重を支持することができる。したがって、幅狭部分31と幅広部分32を接続する接続部分33から幅広部分32にかけても、風呂蓋100にかかる大きな荷重を支持することができる。
また、グリップ部2は、上端面23aの高さがフランジ段部114と同じであり、フランジ部112より一段低い位置にある。ユーザは、浴槽本体111内へ移動すべくフランジ部112を跨ぐ際に、フランジ部112を超える高さで足を水平に移動させる距離を小さくすることができ、浴槽本体111内へ移動し易くなる。
フランジ段部114がない浴槽110では、グリップ部2の上端面23aの高さをフランジ部112と同じとすることで、風呂蓋100を浴槽110の長手方向の中途部に載せたとき、フランジ部112とグリップ部2によって支持することができる。
グリップ部2の側面24は、幅狭部分31の内側面117に並設されており、入浴中のユーザが体で触れたときでも、突起状の部分に接触したような違和感が少ない。グリップ部2の側面24は、幅狭部分31の内側面117を延長した仮想面と面一であれば、さらに違和感が少なくなる。また、グリップ部2の側面24が幅狭部分31の内側面117に連続するようにすれば、さらに違和感が少なくなる。
グリップ部2は、棒状であり、グリップ部2自体の軸線に交差する水平方向の幅、即ち浴槽本体111を上方から平面視したときの幅が、端部間の中央部において狭く、端部22側で幅広としてある。ユーザは、上半身を浴槽本体111内の幅広部分32側に、足元側を幅狭部分31側にして湯に浸かった状態で、幅広のグリップ部2の端部22が手前に来るので、グリップ部2を掴み易い。また、ユーザは、浴槽本体111内でグリップ部2に手のひらを着いて立ち上がる際に、幅広の端部22に手のひらを置くことで、手のひらとグリップ部2との接触面積が大きくなり、手のひら全体で体重を支えることができるので、グリップ部2に体重をかけ易く、起立動作が行い易い。同様に、ユーザは、幅広の端部22に手のひらを置くことで、グリップ部2に体重をかけ易く、浴槽本体111内への着座動作が行い易い。グリップ部2は、浴槽本体111を上方から平面視したときの中央部の幅を狭くすることで、浴槽本体111内への張り出しを抑えている。浴槽110は、ユーザが浴槽本体111内へ移動すべくグリップ部2を含めてフランジ部112を跨ぐ際に、グリップ部2の浴槽本体111内への張り出しが抑えられていることによって、跨ぎ易くなる。また、グリップ部2は、幅広部分32側に取り付けられているが、入浴中のユーザにとって肩や腕が当たって狭く感じる部分であるため、グリップ部2の浴槽本体111内への張り出しを抑えることによって、浴槽110が広いとの印象をユーザに与えることができる。グリップ部2は、平面視で中央部の幅が狭いものの、ユーザがグリップ部2を握った際に細いとの違和感を生じないように、高さ方向の幅を平面視の幅よりも大きくしている。また、グリップ部2は、平面視で中央部の幅が狭くしてあり、仮りに、この幅を保って端部を浴槽本体111の内側面に取り付けた場合には、強度的に問題はないとしても、ユーザに対して構造的に弱いとの印象を与えてしまう。グリップ部2は、端部22において平面視で幅が広くなっており、ユーザに対して構造的に強いとの安心感を与える効果がある。同様に、グリップ部2は、端部21において平面視で幅が広い部分を設けることで、ユーザに対して構造的に強いとの安心感を与える。
次に、実施形態1の浴槽110の特徴を説明する。
本発明の実施形態1の浴槽110は、湯を溜める浴槽本体111の上端縁の周囲にフランジ部112を有する。浴槽本体111の内側面に、上端面23aの高さがフランジ部112と同じであるグリップ部2が設けられている。浴槽110は、グリップ部2の上端面23aの高さがフランジ部112と同じであるので、着座時に風呂蓋100にかかる大きな荷重をフランジ部112およびグリップ部2によって支持することができる。
また、浴槽110は、フランジ部112が内周縁に上面より低いフランジ段部114を有する。グリップ部2は、上端面23aの高さがフランジ段部114と同じである。これにより、ユーザは、浴槽本体111内へ移動すべくフランジ部112を跨ぐ際に、フランジ部112を超える高さで足を水平に移動させる距離を小さくすることができ、浴槽本体111内へ移動し易くなる。
また、浴槽110は、浴槽本体111が一端側に幅狭部分31を、他端側に幅狭部分31よりも幅が広い幅広部分32を有する。グリップ部2は、幅狭部分31と幅広部分32を接続する浴槽本体111の内側面118に一方の端部21が固定されており、幅広部分32の幅方向における浴槽本体111の内側面117に他方の端部22が固定されている。これにより、幅狭部分31と幅広部分32を接続する接続部分33から幅広部分32にかけても、風呂蓋100にかかる大きな荷重を支持することができる。
また、浴槽110は、グリップ部2における浴槽本体111の内側に臨む側面24と、幅狭部分31の幅方向における浴槽本体111の内側面117とが並設されている。入浴中のユーザが体でグリップ部2の側面24に触れたときでも、突起状の部分に接触したような違和感が少ない。
また、浴槽110は、グリップ部2が中央部の幅よりも端部22の幅が広い。ユーザは、上半身を浴槽本体111内の幅広部分32側にして湯に浸かった状態で、幅広の端部22が手前に来るので、グリップ部2を掴み易い。また、ユーザは、幅広の端部22に手のひらを置くことで、グリップ部2に体重をかけ易く、起立動作および着座動作が行い易い。
次に変形例について説明する。図4は変形例に係る浴槽110の図3と同様の断面図である。変形例におけるグリップ部2は、端部22の上端面23bの高さがフランジ段部114と同じである。また、フランジ段部114が設けられていない浴槽110においては、端部22の上端面23bの高さは、上端面23aの高さと同様に、フランジ部112と同じとすればよい。この場合、風呂蓋100は、浴槽110の長手方向の中途部に載せたとき、フランジ部112とグリップ部2によって支持される。
端部22の上端面23bの高さがフランジ段部114またはフランジ部112の高さと同じであるため、ユーザは、幅広の端部22とともに、フランジ段部114またはフランジ部112にも手のひらを置くことができるので、グリップ部2に体重をかけ易く、起立動作および着座動作がより行い易くなる。
(実施形態2)
図5は本発明の実施形態2に係る浴槽110の外観を示す斜視図、図6は本発明の実施形態に係る浴槽110の平面図、図7は図6のB−B線による浴槽110の断面図である。浴槽110は、上部に風呂蓋100が載せられ、図示しない他の風呂蓋とともに浴槽110に溜めた湯を保温する。風呂蓋100は、湯の保温以外にユーザが着座することや、浴槽110内にユーザが浸かった状態等でテーブル代わりとしても使用される。
浴槽110は、平面視矩形状であり、湯を溜める浴槽本体111、およびユーザが手すりとして使用するグリップ部4を有する。浴槽本体111の上端縁には、フランジ部112が形成されている。フランジ部112は、浴槽本体111の長手方向に沿う一方のフランジ部112に、上面より低く1段下がったフランジ段部124を有する。風呂蓋100は、グリップ部4とフランジ段部124の上に載せられる。浴槽110のフランジ部112は、短辺側が円弧となる形状を有していてもよい。例えば、浴槽110の端部115の内周縁が円弧状であってもよい。尚、浴槽110の外形形状は、平面視矩形状に限らず、楕円形状や、湾曲した辺を有する形状等であってもよい。
図5から図7に示す浴槽110は、フランジ段部124が浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112の長辺1辺のうち部分的に設けられている。フランジ段部124は、外周側にフランジ部112が設けられていない箇所がある。フランジ段部124は、端部115側と反対側の端部から中央部にかけて設けられている。尚、フランジ段部124は、風呂蓋100の利用形態に合わせて、中央部に設けてもよいし、長手方向の一端部から他端部にかけて全体に設けてもよい。
フランジ段部124は、フランジ部112の内周縁から外周縁に亘って形成されている。フランジ段部124は、浴槽本体111の長手方向の端部側において接続面124aによりフランジ部112に接続され、中央部側において接続面124bによりフランジ部112に接続される。フランジ段部124は、浴室内の洗い場側に位置しており、ユーザはフランジ段部124を跨いで浴槽本体111へ移動する。
グリップ部4は、棒状であり、浴槽本体111の長手方向に沿って端部115から反対側の端部まで水平に延びる。グリップ部4は、浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112のうち、フランジ段部124が形成されていないフランジ部112の内周縁下方における浴槽本体111の内側面117に設けられている。グリップ部4の上端面43の高さは、フランジ段部114と同じである。
次に浴槽110の動作について述べる。
風呂蓋100は、両縁部分でフランジ段部124とグリップ部4に載せられる。フランジ段部124は、フランジ部112より一段低い位置にある。このため、ユーザは、浴槽本体111内へ移動すべくフランジ段部124を跨ぐ際に、フランジ部112よりも低い位置まで足を上げれば良く、浴槽本体111内へ移動し易くなる。
グリップ部4を設けた側のフランジ部112には、風呂蓋100を支持するためのフランジ段部を設けなくてもよい。したがって、フランジ段部124を形成するために内側面117を浴槽本体111の内側に張り出す必要がないので、浴槽本体111の容積を大きくすることができる。
グリップ部4の上端面43の高さがフランジ段部124と同じであることから、グリップ部4の側方には一段高いフランジ部112がある。このため、風呂蓋100は、グリップ部4に載せられる縁部分の端面が、フランジ部112に至るグリップ部4を設けた内側面117の上部に対向し、当接することによって、浴槽本体111の短手方向への移動が制限される。また、風呂蓋100は、フランジ段部124に載せられる縁部分の両端部が、フランジ段部124の接続面124a及び124bに当接することによって浴槽本体111の長手方向への移動が制限される。
次に、実施形態2の浴槽110の特徴を説明する。
本発明の実施形態2の浴槽110は、湯を溜める浴槽本体111の上端縁の周囲にフランジ部112を有する。浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112の一方に、フランジ部112の上面より低いフランジ段部124が形成されている。浴槽110は、浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112の他方の内周縁下方における浴槽本体111の内側面117に、浴槽本体111の長手方向に延びる棒状のグリップ部4を有する。フランジ段部124の高さは、グリップ部4の上端面43と同じである。これにより、フランジ段部124とグリップ部4に風呂蓋100を載せることができる。また、ユーザは、浴槽本体111内へ移動すべくフランジ段部124上を跨ぐ際に、足の位置が低くなるので、浴槽本体111内へ移動し易くなる。また、グリップ部4を設けた側のフランジ部112には、フランジ段部を設けなくてもよいので、浴槽本体111の容積を大きくすることができる。
また、浴槽110は、フランジ段部124がフランジ部112の内周縁から外周縁に亘って形成されている。これにより、ユーザは、浴槽本体111内へ移動する際に、フランジ部112の高さまで足を上げる必要がないので、浴槽本体111内へ移動し易くなる。
また、浴槽110は、フランジ段部124が浴槽本体111の長手方向に沿って部分的に形成されている。これにより、フランジ段部124に載せた風呂蓋100の縁部分の両端部が、フランジ段部124とフランジ部112を接続する接続面124a及び124bに当接し、浴槽本体111の長手方向への移動が制限される。
次に変形例について説明する。図8は変形例に係る浴槽110の平面図である。変形例におけるフランジ部112は、内周縁下方に、フランジ部112の上面より低く1段下がったフランジ段部124を有する。図8に示す浴槽110は、フランジ段部124が浴槽本体111の長手方向に沿うフランジ部112の長辺1辺のうち部分的に設けられているが、中央部に設けてもよいし、長手方向の一端部から他端部にかけて全体に設けてもよい。
ユーザは、浴槽本体111内へ移動すべくフランジ部112を跨ぐ際に、フランジ部112を超える高さまで足を上げる必要がある。しかし、フランジ段部124がフランジ部112の内周縁にあることで、フランジ部112を超える高さで足を水平に移動させる距離を小さくすることができ、浴槽本体111内へ移動し易くなる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
110 浴槽、 111 浴槽本体、 112 フランジ部、
114 フランジ段部、 2 グリップ部、 23a,23b 上端面、
24 側面、 31 幅狭部分、 32 幅広部分。

Claims (5)

  1. 湯を溜める浴槽本体の上端縁の周囲にフランジ部を有する浴槽であって、
    前記浴槽本体の内側面に、上端面の高さが前記フランジ部と同じであるグリップ部を設け
    前記フランジ部は、内周縁に、上面より低いフランジ段部を有し、
    前記グリップ部は、上端面の高さが前記フランジ段部と同じであることを特徴とする浴槽。
  2. 前記浴槽本体は、一端側に幅狭部分を、他端側に前記幅狭部分よりも幅が広い幅広部分を有し、
    前記グリップ部は、前記幅狭部分と前記幅広部分を接続する前記浴槽本体の内側面に一端部が固定されており、前記幅広部分の幅方向における前記浴槽本体の内側面に他端部が固定されていることを特徴とする請求項に記載の浴槽。
  3. 前記グリップ部における前記浴槽本体の内側に臨む側面と、前記幅狭部分の幅方向における前記浴槽本体の内側面とが並設されていることを特徴とする請求項に記載の浴槽。
  4. 前記グリップ部は、中央部の幅よりも前記他端部の幅が広いことを特徴とする請求項またはに記載の浴槽。
  5. 前記グリップ部は、前記他端部の上端面の高さが前記フランジ部の高さと同じであることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の浴槽。
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