JP6657252B2 - Mtcデバイスのためのlc−pdcch反復レベル選択 - Google Patents

Mtcデバイスのためのlc−pdcch反復レベル選択 Download PDF

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Description

ここで呈示される実施形態は、ユーザ機器の構成のための方法、基地局、ユーザ機器、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムプロダクトに関する。本発明概念は、概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、マシンタイプ通信のためのダウンリンク構成に関する。
LTEは、ダウンリンクにおいてOFDMを、アップリンクにおいてDFT拡散OFDM(あるいはSC−FDMA)を使用する。基本的なLTEのダウンリンク物理リソースを、よって、図1に示したような時間−周波数グリッドとして見ることができ、各リソースエレメントは、1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1本のOFDMサブキャリアに相当する。
<MTC>
マシンタイプ通信(MTC)は、事業者のための重要な収益源であり、事業者の視点からすると莫大なポテンシャルを有する。事業者にとっては、既に配備済みの無線アクセス技術を用いてMTC UEにサービスできることが効率的である。従って、3GPP LTEは、MTCの効率的なサポートのための競争力のある無線アクセス技術として検討されてきた。MTC UEのコストを引き下げることは、“IoT(internet of things)”の概念の実装のための重要な要因(enabler)になり得る。多くのMTCアプリケーションは、運用上のUE電力消費が低いことを要することになり、低頻度で小規模なバースト送信で通信を行うことが予期される。加えて、建物内の奥深くに配備されるデバイスのM2Mユースケースについて実質的なマーケットが存在し、それは定義済みのLTEセルカバレッジの面積(footprint)と比較してカバレッジの向上を要するはずである。
3GPP LTEリリース12は、長いバッテリー寿命を可能にするUE電力節約モードと、削減されたモデムの複雑度を可能とする新たなUEカテゴリとを定義した。リリース13では、将来のMTC作業が、さらにUEコストを削減し、及びカバレッジの拡張を提供することが期待される[4]。コスト削減を可能にする鍵となる要素は、任意のシステム帯域幅の範囲内でダウンリンク及びアップリンクにおいて1.4MHzという削減されたUEのRF帯域幅を導入することである[4]。
<EPDCCH>
通常のUEについて、PDCCHに加えてEPDCCHをモニタリングするようにUEを構成することができる[1][2]。
各サービングセルについて、上位レイヤシグナリングは、EPDCCHモニタリングのために、1つ又は2つのEPDCCH−PRBセットと共にUEを構成し得る。各EPDCCH−PRBセットは、0からNECCEp,k−1まで付番された拡張制御チャネルエレメント(ECCE)のセットからなり、NECCEp,kは、サブフレームkのEPDCCH−PRBセットp内のECCEの数である。各EPDCCH−PRBセットは局所的(localized)EPDCCH送信又は分散的(distributed)EPDCCH送信のいずれかについて構成されてよい。
UEは、制御情報のための上位レイヤシグナリングにより構成される通りに、1つ以上のアクティブ化されたサービングセル上で、EPDCCH候補のセットをモニタリングするものとされ、ここでモニタリングとは、モニタリングされるDCIフォーマットに従ってセット内のEPDCCHの各々の復号を試行することを示唆する。
モニタリングされるべきEPDCCH候補のセットは、EPDCCH UE固有サーチスペースを単位として定義される。
各サービングセルについて、UEがEPDCCH UE固有サーチスペースをモニタリングするサブフレームが上位レイヤにより構成される[3]。
既存のPDCCH及びEPDCCHのサーチスペースは、単一のサブフレームについてのみ定義されている。また、UEがモニタリングするサーチスペースは、固定的であって、UEが経験する動作シナリオに従って構成可能でもない。
これに対し、リリース13のMTC UEは、時間的な反復の回数を含むサーチスペースの定義を必要とする。また、MTC UEは、低コストUEに対して通常コストUE、通常カバレッジに対して様々な度合の拡張を伴う拡張カバレッジといったものを含む、広範な動作条件を包含する。よって、リリース13のMTC動作について新たなサーチスペース定義が必要である。
本文書の背景欄は、本発明概念の実施形態を技術的な及び動作上の文脈に置いて当業者によるそのスコープ及び有用性の理解を助けるために提供されている。別段明示的にそのように識別されない限り、ここでのいかなる記述も、単にそれを背景欄へ含めたことによって従来技術として自認されるわけではない。
ここでの実施形態の目的は、UEの効率的な構成を提供することである。
ここで説明され主張される1つ以上の実施形態によれば、次の特徴が提供される:
ある回数の時間的な反復を含むLC−PDCCHサーチスペースを定義するためのシステム、方法、デバイス及びコンピュータプログラムプロダクト;
上位レイヤシグナリングを介してUEがモニタリングするLC−PDCCHサーチスペースを構成するためのシステム、方法、デバイス及びコンピュータプログラムプロダクト;並びに、
UEにより周期的にフォールバックサーチスペースがモニタリングされるようにフォールバックの仕組みを定義するためのシステム、方法、デバイス及びコンピュータプログラムプロダクト。
第1の観点によれば、UEを構成するための方法が提供される。上記方法は、基地局により実行される。上記方法は、RCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に上記UEを構成すること、を含む。上記方法は、上記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された上記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択すること、を含む。
第2の観点によれば、UEを構成するための基地局が提供される。上記基地局は、プロセッサを備える。上記プロセッサは、RRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に上記UEを構成すること、を上記基地局に行わせるように構成される。上記プロセッサは、上記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された上記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択すること、を上記基地局に行わせるように構成される。
第3の観点によれば、UEを構成するための基地局が呈示される。上記基地局は、RRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に上記UEを構成する、ように構成される構成モジュール、を備える。上記基地局は、上記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された上記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択する、ように構成される選択モジュール、を備える。
第4の観点によれば、UEを構成するための基地局が呈示される。上記基地局は、プロセッサ及びコンピュータプログラムプロダクトを備える。上記コンピュータプログラムプロダクトは、上記プロセッサにより実行された場合に上記基地局にステップ又は動作を行わせる命令、を記憶する。上記ステップ又は動作は、上記基地局に、RRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に上記UEを構成すること、を行わせる。上記ステップ又は動作は、上記基地局に、上記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された上記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択すること、を行わせる。
第5の観点によれば、UEを構成するためのコンピュータプログラムであって、基地局のプロセッサ上で実行された場合に、第1の観点に係る方法を上記基地局に実行させるコンピュータプログラムコード、を含むコンピュータプログラムが呈示される。
第6の観点によれば、UEの構成を取得するための方法が呈示される。上記方法は、上記UEにより実行される。上記方法は、基地局からのRRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信すること、を含む。上記方法は、構成される上記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、上記LC−PDCCHの復号を試行すること、を含む。
第7の観点によれば、構成を取得するためのUEが呈示される。上記UEは、プロセッサを備える。上記プロセッサは、基地局からのRRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信すること、を上記UEに行わせるように構成される。上記プロセッサは、構成される上記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、上記LC−PDCCHの復号を試行すること、を上記UEに行わせるように構成される.
第8の観点によれば、構成を取得するためのUEが呈示される。上記UEは、基地局からのRRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信する、ように構成される受信モジュール、を備える。上記UEは、構成される上記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、上記LC−PDCCHの復号を試行する、ように構成される復号モジュール、を備える。
第9の観点によれば、構成を取得するためのUEが呈示される。上記UEは、プロセッサ及びコンピュータプログラムプロダクトを備える。上記コンピュータプログラムプロダクトは、上記プロセッサにより実行された場合に上記UEにステップ又は動作を行わせる命令、を記憶する。上記ステップ又は動作は、基地局からのRRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信すること、を上記UEに行わせる。上記ステップ又は動作は、構成される上記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、上記LC−PDCCHの復号を試行すること、を上記UEに行わせる。
第10の観点によれば、構成を取得するためのコンピュータプログラムであって、UEのプロセッサ上で実行された場合に、第6の観点に係る方法を上記UEに実行させるコンピュータプログラムコード、を含むコンピュータプログラムが呈示される。
第11の観点によれば、第5の観点及び第10の観点のうちの少なくとも1つに係るコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体と、を含むコンピュータプログラムプロダクトが呈示される。上記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であり得る。
第12の観点によれば、UEを構成するためのシステムが呈示される。上記システムは、上記UE及び基地局を含む。上記基地局は、RRCシグナリングを用いて、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に上記UEを構成する、ように構成される。上記基地局は、上記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された上記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択する、ように構成される。上記UEは、上記基地局からの構成情報として、RRCシグナリングを用いて、上記LC−PDCCH反復レベルレンジを受信する、ように構成される。上記UEは、構成される上記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、上記LC−PDCCHの復号を試行する、ように構成される。
有利には、上記方法、上記基地局、上記UE、上記システム及び上記コンピュータプログラムは、UEの効率的な構成を提供する。
本発明概念の実施形態は、従来技術に対して数多くの利点を呈示する。上記方法は、狭帯域MTC UEがより広いシステム帯域幅を伴うレガシーLTEシステムにおいて動作すること及び初期化段階でLC−PDCCHの構成を取得できるようになることを可能にする。
留意すべきこととして、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11及び第12の観点のいかなる特徴も、適切である限り、他のどの観点へ適用されてもよい。同様に、第1の観点のいかなる利点も、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11及び/又は第12の観点にそれぞれ等しく当てはまり、逆もまたしかりであり得る。以下の詳細な開示から、添付の従属項から、及び図面から、包含されている実施形態の他の目的、特徴及び利点が明らかとなるであろう。
概して、特許請求の範囲において使用されている全ての用語は、ここで別段の明示的な定義の無い限り、本技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるものとする。“エレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップなど”への全ての言及は、別段の明示的な記述の無い限り、そのエレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップなどの少なくとも1つの実例へのオープンな言及として解釈されるものとする。ここで開示されるいかなる方法のステップも、明示的な記述の無い限り、開示された厳密な順序で実行されなくてよい。
本発明概念が、次の添付図面への参照と共に、例示の手段によって以下に説明される。
LTEダウンリンク物理リソースの時間−周波数ドメインである。 LC−PDCCH反復ファクタパターンと共にUE受信機のオン/オフステータスを描いた図である。 基地局の機能ブロック図である。 UEの機能ブロック図である。 基地局の機能モジュール図である。 UEの機能モジュール図である。 実施形態に係る方法のフローチャートである。 実施形態に係る方法のフローチャートである。 実施形態に係る方法のフローチャートである。 実施形態に係る方法のフローチャートである。
簡明さ及び説明の目的のために、本発明概念がそれらの例示的な実施形態を主に参照することにより説明される。以下の説明において、本発明概念の綿密な理解を提供する目的で数多くの具体的な詳細が説示される。しかしながら、当業者にとっては、本発明概念がそれら具体的な詳細に限定されずとも実践され得ることが直ちに明白となるであろう。本説明において、本発明概念を不必要に曖昧にしないために、よく知られた方法及び構造は詳細には説明されていない。
以下では、帯域幅の削減された低複雑度UE[4]をサポートするように定義される物理ダウンリンク制御チャネルをLC−PDCCHという。
LC−PDCCHの代替的な名称は、eMTCにおけるMPDCCH及びNB−IoTにおけるNPDCCHである。よって、LC−PDCCH、MPDCCH及びNPDCCHという用語は、等価であるものと見なされる。
なお、一例として低複雑度UEが使用されるものの、上記チャネルの設計は、他のタイプのUEによっても利用されることができる。LC−PDCCHは、代替的な物理ダウンリンク制御チャネルとして、又はEPDCCHの代替的な方式として取り入れられることができる。以下では、“UE”は、別段示されない限り、低複雑度UE[4]をいう。
ここで図7を参照すると、同図は一実施形態に係る基地局10により実行される通りのUE30を構成するための方法を示している。
S104:基地局10は、あるLC−PDCCH反復レベルレンジと共にUE30を構成する。基地局10は、RRCシグナリングを用いてUE30を構成する。LC−PDCCH反復レベルレンジでのUE30の構成を、UE30を時間ドメインにおいて構成することであると見なすことができる(「LC−PDCCHについての時間ドメインリソース割り当て」参照)。
S106:上記基地局は、UE30へのトランスポートブロック送信のために、構成済みのLC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択する。
基地局10により実行される通りのUE30の構成のさらなる詳細に関する実施形態が以下に開示されるであろう。
ここで図8を参照すると、同図はさらなる実施形態に係る基地局10により実行される通りのUE30を構成するための方法を示している。ステップS104及びS106は、上で開示した通りに実行され、よってそれらの説明の繰り返しを省略するものとする。
LC−PDCCH反復レベルレンジのセットを定義する様々な手法が存在する。一実施形態によれば、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジのセット内の隣り合うLC−PDCCH反復レベルレンジは、部分的に重複している。
いくつかの観点によれば、基地局10は、周波数ドメインにおいてUE30を構成するように構成され、これはステップS112の通りである:
S112:基地局10は、LC−PDCCHのサブフレーム内の6つのPRBのグループの範囲内で、PRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するようにUE30へ命令することにより、UE30を周波数ドメインにおいて構成する。
いくつかの観点によれば、LC−PDCCH−PRBセットのPRB位置を指し示すために、高々2ビットが使用される。よって、一実施形態によれば、上記グループの範囲内のPRBの位置は、上記構成において高々2ビットで指し示される。
基地局10がLC−PDCCH反復レベルのセットを選択する様々な手法が存在し得る。いくつかの観点によれば、基地局10は、反復回数についての複数の候補を含む(時間ドメイン構成により、及びオプションとして周波数ドメインにより定義されるような)サーチスペースと共にUE30を構成するように構成される(それら候補は、構成されるLC−PDCCH反復レベルレンジ内の値により定義される)。そして、基地局10は、(構成されるLC−PDCCH反復レベルレンジ内の値の復号を試行するようにUE30を構成することにより)UE30にそれら候補を試行させ、次いで(例えば、UE30によりなされた復号試行の情報を受信することにより)それら候補のうちのどれを使用することが望まれるかを動的に選択する、ように構成され得る。
周波数ドメインにおけるUE30の構成のこれら及びさらなる観点が以下に開示されるであろう(「LC−PDCCHについての周波数ドメインリソース割り当て」参照)
基地局10が時間ドメイン及び周波数ドメインの双方においてUEを構成し、よってLC−PDCCH向けのサーチスペース定義をUE30へ提供する際にアクションするための、様々な手法が存在し得る。以下により詳細に開示されるように(「LC−PDCCHについてのサーチスペース定義」参照)、基地局10は、LC−PDCCH反復レベルレンジを構成し(即ち、UE30を時間ドメインにおいて構成し)、及び別個に独立して行うか又は結合的に行うかのいずれかでUE30を周波数ドメインにおいて構成する、ように構成され得る。
フォールバックの仕組みの様々な観点(「フォールバック」参照)が以下により詳細に説明されるであろう。第1のフォールバックメカニズムによれば、基地局10は、ステップS102及びステップS108を実行するように構成される:
S102:基地局10は、現在チャネル条件の標識を取得する。現在チャネル条件は、LC−PDCCH反復閾値レベルに対応する。
S108:基地局10は、LC−PDCCH反復レベルがLC−PDCCH反復閾値レベルよりも高くなるように、現在チャネル条件の標識に基づいてLC−PDCCH反復レベルを選択する。
ステップS108は、ステップS106の一部として実行されることができる。
第2のフォールバックメカニズムによれば、基地局10は、ステップS110を実行するように構成される:
S108:基地局10は、LC−PDCCH反復レベルが第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含するように、LC−PDCCH反復レベルを選択する。第2ピリオド内の上記反復は、第1ピリオド内よりも密に配置される。
ステップS110は、ステップS106の一部として実行されることができる。
ここで図9を参照すると、同図は一実施形態に係るUE30により実行される通りの構成を取得するための方法を示している。
S202:UE30は、LC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信する。LC−PDCCH反復レベルレンジは、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジの順序付きセットから選択される。上記構成情報は、RRCシグナリングを用いて、基地局10から受信される。LC−PDCCH反復レベルレンジでのUE30の構成を、UE30を時間ドメインにおいて構成することであると見なすことができる(「LC−PDCCHについての時間ドメインリソース割り当て」参照)。
S208:UE30は、構成されるLC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、LC−PDCCHの復号を試行する。
UE30により実行される通りの構成の取得のさらなる詳細に関する実施形態が以下に開示されるであろう。
ここで図10を参照すると、同図はさらなる実施形態に係るUE30により実行される通りの構成を取得するための方法を示している。ステップS202及びS208は、上で開示した通りに実行され、よってそれらの説明の繰り返しを省略するものとする。
復号が失敗した際にUE30がアクションするための様々な手法が存在する。構成されるLC−PDCCH反復レベルレンジ内に、少なくとも1つのより高い値が存在するはずである。一実施形態によれば、UE30は、従って、ステップ210を実行するように構成される:
S210:UE30は、LC−PDCCH反復レベルレンジ内の上記少なくとも1つのより高い値のうちの少なくとも1つに従って、LC−PDCCHの復号を試行する。
構成されるLC−PDCCH反復レベルレンジ内のどの1つ又は複数の値で復号を試行すべきかをUE30が判定するための様々な手法が存在し得る。一実施形態によれば、UE30は、ステップS204を実行するように構成されることにより、基地局10からそうした情報を受信するように構成される:
S204:UE30は、LC−PDCCH反復レベルレンジの上記少なくとも1つの値を指し示す標識を受信する。
上で開示したように、いくつかの観点によれば、基地局10は、周波数ドメインにおいてUE30を構成するように構成される。よって、一実施形態によれば、UE30は、ステップS206及びS208を実行することにより周波数ドメインにおいてそうした構成を受信する、ように構成される:
S206:UE30を周波数ドメインにおいて構成するための、基地局10からの命令を受信する。当該命令は、LC−PDCCHのサブフレーム内の6つのPRBのグループの範囲内でPRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するようにUE30へ命令する。
S208:UE30は、上記命令に従って、LC−PDCCHのサブフレーム内の6つのPRBの上記グループの範囲内の2つ、4つ又は6つのペアの復号を試行する。
周波数ドメインにおけるUE30の構成のさらなる観点が以下に開示されるであろう(「LC−PDCCHについての周波数ドメインリソース割り当て」参照)。
基地局10への言及と共に上で開示した実施形態は、概して、UE30にも適宜準用される形で当てはまる。
例えば、上で開示したように、LC−PDCCH反復レベルレンジのセットを定義する様々な手法が存在し得る。一実施形態によれば、複数のLC−PDCCH反復レベルレンジのセット内の隣り合うLC−PDCCH反復レベルレンジは、部分的に重複している。
例えば、上で開示したように、いくつかの観点によれば、LC−PDCCH−PRBセットのPRB位置を指し示すために、高々2ビットが使用される。よって、一実施形態によれば、上記グループの範囲内のPRBの位置は、上記構成において高々2ビットで指し示される。
例えば、上で開示したように、一実施形態によれば、LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、第2ピリオド内の上記反復は、第1ピリオド内よりも密に配置される。
上で呈示した実施形態の少なくともいくつかに関する詳細な実施形態について以下に開示する。下記詳細な実施形態は、基地局10及びUE30へ等しく良好に当てはまる。
Figure 0006657252
Figure 0006657252
言い換えると、LC−PDCCHが6PRBを完全に占めることになる場合、RBリソース割り当てを指し示す必要性が無くなる。
セット内でRBを定義する際の完全な柔軟性を有することが必要ではない場合には、LC−PDCCH−PRBセット定義においてより少ないビットを使用することが可能である。例えば次の通りである:
RB Xp=2について、3通りの可能性のみが定義される場合、LC−PDCCH−PRBセットのPRB位置を指し示すために2ビットのみが必要である。PRBリソース候補の単純な例:(a)PRB{#0,#1},(b)PRB{#2,#3},(c)PRB{#4,#5}
RB Xp=4について、3通りの可能性のみが定義される場合、LC−PDCCHの−PRBセットのPRB位置を指し示すために2ビットのみが必要である。PRBリソース候補の単純な例:(a)PRB{#0,#1,#2,#3},(b)PRB{#0,#1,#4,#5},(c)PRB{#2,#3,#4,#5}
上記PRBセットを用いると、各NRB Xp=2のセットは、補完的なNRB Xp=4のセットを有する。
セットサイズ{2,4,6}に加えて、6PRBのグループのうちの各々半分を2つのLC−PDCCH PRBセットが取り得るように、サイズ3のLC−PDCCH PRBセットを定義することもまた有益である。このケースでは、(a)PRB{#0,#1,#2}及び(b)PRB{#3,#4,#5}という2つの可能性を指し示すために1ビットのみが必要である。
LTEリリース11以降のレガシーLC−PDCCH定義では、アグリゲーションレベルの可変的な数Lと共に、16個までのブラインド復号候補が定義されている。
MTC UEについて、全体的なアグリゲーションレベルは、時間次元及び周波数次元の双方を有する。以下で議論されるように、いくつかのRRC構成において、LC−PDCCHの4通りのあり得る反復回数という点で、時間ドメインにおいて4つの可能性が許容されており、例えば以下のN_rep_set(2)〜N_rep_set(7)である。UE固有サーチスペースのブラインド復号候補の数を従前と同じ、即ち16個に維持することが望ましい場合、周波数ドメインにおいて、1サブフレームの範囲内で高々4通りの可能性までが存在すべきである。
レガシーEPDCCH定義では、2つまでのEPDCCH−PRBセットを定義することができ、各EPDCCH−PRBセットは、局所化され又は分散されることができる。リリース13のMTC UEについては、LC−PDCCH送信のために高々6つのPRBが利用可能であることから、活用すべき実質的な周波数選択性があるとは見込まれない。よって、あり得るLC−PDCCH構成は、EPDCCH構成と比較して削減され得る。1つの例において、LC−PDCCHについて局所化又は分散がRRCシグナリングを介して構成されるが、1PRBセットを局所化し同時に1PRBセットを分散するという定義はされない。
<LC−PDCCHについての時間ドメインリソース割り当て>
所与のトランスポートブロック送信について、LC−PDCCH反復レベルは、アグリゲーションレベル(AL)内の値のセットから基地局10により選択される変数である。RRC信号が、サーチスペースにおいてUEが前提とする反復レベルのレンジを構成する。
例:
N_rep_set(0)={1}回の時間的な反復;
N_rep_set(1)={1,2}回の時間的な反復;
N_rep_set(2)={1,2,4,6}回の時間的な反復;
N_rep_set(3)={2,4,6,8}回の時間的な反復;
N_rep_set(4)={4,8,12,16}回の時間的な反復;
N_rep_set(5)={8,16,24,32}回の時間的な反復;
N_rep_set(6)={16,32,48,64}回の時間的な反復;
N_rep_set(7)={32,64,96,128}回の時間的な反復;
UEは、RRCシグナリングを通じて、N_rep_set(i)と共に構成される。基地局10が多かれ少なかれRRC再構成無しで柔軟に反復を使用できるように、2つの隣り合うALセットの間に重複が確実に存在するようにすることが有益であり得る。すると、基地局10は、UEチャネル条件が実質的に変化した場合にRRC再構成を行使する必要があるのみである。
<LC−PDCCHについてのサーチスペース定義>
LC−PDCCHについてのサーチスペース定義は、時間パラメータ及び周波数パラメータの組み合わせである。LC−PDCCHについてサーチスペースを定義する少なくとも2つの手法が存在する。
[独立的な時間−周波数定義]
このオプションにおいて、時間次元及び周波数次元は、別個に独立して定義される。この場合、サーチスペースは、2つの次元の組み合わせである。よって、所与のサブフレームの範囲内でリソース割り当ての4つのオプション(例えば、テーブル3)と、時間的な反復回数の4通りのオプション(例えば、N_rep_set(2)〜N_rep_set(7))とが存在する場合、合計で4×4=16回のブラインド復号候補が存在する。
このオプションは、単純な定義及び仕様化の作業という恩恵を有する。しかしながら、{L=2,N_rep=128}という組み合わせは、UEのレイテンシを不必要に増加させることから、有用ではないと考えられ得る。これは、UEがLC−PDCCHモニタリングごとに128個のサブフレームにわたってアクティブであり続けることを必要とすることから、UEの電力消費をも増加させる。比較として、UEがLC−PDCCHモニタリングごとに12個のサブフレームにわたってのみアクティブであり続ければよい{L=24,N_rep=12}という代替案では、12サブフレーム内でLC−PDCCHが検出されない場合、UEは、次回のLC−PDCCHモニタリング機会までスリープすることができる。
<組み合わせとしての時間−周波数定義>
このオプションにおいて、ブラインド復号候補のセットは、時間−周波数エレメントの組み合わせの固有のセットである。時間ドメイン及び周波数ドメインは、独立的ではなく、又は完全に組み合わせ可能ではない。UEが探索することを必要とするブラインド復号候補のセットが制限されるように、有用ではない時間ドメイン及び周波数ドメインの組み合わせが識別され及び除外される。
ブラインド復号候補を構築する1つの例は、以下の通りである:
RRCがN_rep_set(0)を構成する場合、サブフレームをまたいだ反復は存在しない:1サブフレーム内のリソース割り当て:テーブル1であり、サブフレーム内に16個までの候補が存在し得る;サブフレームをまたいだ反復:N_rep_set(0)={1}
RRCがN_rep_set(1)を構成する場合、サブフレームをまたいだ反復は1回(即ち、繰り返し無し)又は2回である:サブフレーム内のリソース割り当て:テーブル2であり、1サブフレーム内に8個までの候補が存在し得る;サブフレームをまたいだ反復:N_rep_set(1)={1,2}
RRCがN_rep_set(2)を構成する場合、サブフレームをまたいだ別個の反復は4回である:サブフレーム内のリソース割り当て:テーブル3であり、1サブフレーム内に4個までの候補が存在し得る;サブフレームをまたいだ反復:N_rep_set(2)={1,2,4,6}
RRCがN_rep_set(3)〜N_rep_set(7)を構成する場合、サブフレームをまたいだ別個の反復は4回である(なお、1サブフレーム内で利用可能なリソースが以下に示すようにLC−PDCCH候補により完全に占有される場合、N_rep_set(0)〜N_rep_set(2)について16通りではなく、時間次元に従って4通りのブラインド復号候補のみが存在する):サブフレーム内のリソース割り当て:6PRBを完全に占有し、即ちLC−PDCCHはNECCE,p,k個のECCEを占有し、ここでNECCE,p,kはサブフレームkのLC−PDCCH−PRBセットp内のECCEの数である。なお、LC−PDCCHがUE向けに構成されるサブフレーム内の6PRBのグループを完全に占有するように、NRB Xp=6のみをさらに定義することができる。サブフレームをまたいだ反復のあり得る回数のオプションは、i=3,4,…,7であればN_rep_set(i)において4通りである。
Figure 0006657252
Figure 0006657252
Figure 0006657252
例えば、(共通LC−PDCCHサーチスペースではく)UE固有のLC−PDCCHサーチスペースは、テーブル4に従って、所与の最大値rmaxについて、LC−PDCCH反復ファクタr1、r2、r3及びr4を伴うLC−PDCCH候補からなり得る。
Figure 0006657252
<フォールバック>
理想的には、基地局10は、UEのその時点のカバレッジ状況にちょうど適したLC−PDCCHの反復回数と共にUEを構成するはずである。そのようにして、UEは、構成された反復回数分のLC−PDCCHを受信することを要する時間の間、自身の受信機をオンに保つことを必要とするのみとなることから、不必要な電力消費(及び関連付けられるバッテリ排出)を回避するであろう。チャネル条件が劣化した場合、基地局10は、より大きいLC−PDCCHの反復回数と共にUEを再構成することができる。
しかしながら、RRC再構成メッセージ自体をLC−PDCCHと共にスケジューリングする必要がある場合、基地局10がUEへRRC再構成メッセージを十分な信頼性で送信するチャンスを得る前に、チャネル条件がひどく劣化する状況があり得る。これは、基地局10がUEと通信することができず、何らかの形式のフォールバック動作が目下存在しない限り基地局10がその状況を打開する手段を有しない、という状況をもたらしかねない。
1つのあり得るフォールバックの仕組みは、その時点のカバレッジ状況を表現する反復ファクタよりも大きい反復ファクタに関連付けられるLC−PDCCH候補をもLC−PDCCHサーチスペースが含むようにUEを構成することである。チャネル条件が劣化した場合、基地局10は、より大きいLC−PDCCH反復ファクタを用いてUEへのアクセスを試行する能力を有することになる。このアプローチの欠点は、UEがより長い時間の間自身の受信機をオンに維持する必要が生じ、それによりその電力消費が増加することである。
代替的なフォールバックの仕組みとして、UEをより大きい反復回数を含むフォールバックLC−PDCCHサーチスペースと共に構成し、但しそのフォールバックLC−PDCCHサーチスペースを適切に定義された時点でのみ適用可能としてもよい。以下は、これら“フォールバック機会”をいかに定義し得るかの一例である:
[周期的な時間的パターンの例]
4無線フレームにわたって通常サーチスペース→2無線フレームにわたってフォールバックサーチスペース→4無線フレームにわたって通常サーチスペース→2無線フレームにわたってフォールバックサーチスペース…
周期的なフォールバックパターンは、固定的であって仕様において定義されることができ、又は、他のRRCパラメータで構成されることができる。
このフォールバックアプローチでは、UEは、LC−PDCCH送信機会の合計数のうち2/(4+2)=1/3で、より大きい回数の反復を含むLC−PDCCHサーチスペースを適用する必要があるのみとなるはずである。この原理が、図2に示されている。図2は、LC−PDCCH反復ファクタパターンと共にUEの受信機のオン/オフステータスを描いている。図2では、10msフレームごとに1回のLC−PDCCH送信機会が存在し、及び、UE受信機が通常サーチスペース機会ごとにnミリ秒の間オンであってフォールバックサーチスペース機会ごとに2×nミリ秒の間オンである必要があるものとする。
上述したフォールバックアプローチでは、RRC信号が構成する反復レベルのレンジは、狭められ得る。例えば、上で開示したN_rep_setを次の通り修正することができる:
N_rep_set(0)={1}回の時間的な反復;
N_rep_set(1)={1,2}回の時間的な反復;
N_rep_set(2)={2,4}回の時間的な反復;
N_rep_set(3)={4,8}回の時間的な反復;
N_rep_set(4)={8,16}回の時間的な反復;
N_rep_set(5)={24,32}回の時間的な反復;
N_rep_set(6)={48,64}回の時間的な反復;
N_rep_set(7)={96,128}回の時間的な反復;
RRC信号がN_rep_set(i)を構成する場合:
通常サーチスペースを伴うLC−PDCCH送信機会について、UEは、N_rep_set(i)に関連付けられるサーチスペースを前提とする。例えば、i=3であれば、UEは、それぞれ4回及び8回の時間的な反復を伴うサーチスペースを前提とする。
フォールバックサーチスペースを伴うLC−PDCCH送信機会について、UEは、N_rep_set(i)におけるものの2倍の反復に関連付けられるサーチスペースを前提とする。例えば、i=3であれば、UEは、それぞれ8回及び16回の時間的な反復を伴うサーチスペースを前提とする。
<ハードウェア及びソフトウェア>
図3は、本発明概念の実施形態において動作可能な基地局10を描いている。当業者は認識しているように、基地局10は、セル又はセクタとして知られる地理的領域において1つ以上のUEへワイヤレス通信サービスを提供するネットワークノードである。基地局10は、LTEにおいてはeNodeB又はeNBと呼ばれ、但し本発明概念はLTE又はeNBには限定されない。基地局10は、1つ以上のUEへのエアインタフェースをまたいだワイヤレス通信を作用させるために、他のネットワークノードとの間でデータを交換するように動作可能な回路12、プロセッサ14、メモリ16、送受信機18といった無線回路、及び1つ以上のアンテナ20などを含む。本発明概念の実施形態によれば、メモリ16は、(コンピュータプログラム及び/又はコンピュータプログラムプロダクトにより定義される)ソフトウェア22を記憶するように動作可能であり、プロセッサ14は、ソフトウェア22を実行するように動作可能であり、ソフトウェア22は、実行されると、ここで説明した方法及び機能を基地局10に遂行させる、ように動作可能である。
図4は、本発明概念の実施形態において動作可能なUE30を描いている。当業者は認識しているように、UE30は、ワイヤレス通信ネットワーク内で動作可能な、バッテリー駆動でありよってモバイル型であり得るデバイスである。UE30は、1つ以上の基地局10へのエアインタフェースをまたいだワイヤレス通信を作用させるために、ユーザインタフェース32(ディスプレイ、タッチスクリーン、キーボード又はキーパッド、マイクロフォン及びスピーカなど)、プロセッサ34、メモリ36、1つ以上の送受信機38といった無線回路、及びアンテナ40などを含む。概して、UE30は、カメラ、リムーバブルメモリインタフェース、短距離通信インタフェース(Wi−Fi及びBluetoothなど)、有線インタフェース及び(USB)などの機能(図4には示していない)を追加的に含んでもよい。一方で、MTC UEは、それら追加的な機能を省略してもよく、実際、ユーザインタフェース32を含まないかもしれず、最小限の処理パワー、メモリ、及びバッテリー容量/寿命のみを有し得る。本発明概念の実施形態によれば、メモリ36は、(コンピュータプログラム及び/又はコンピュータプログラムプロダクトにより定義される)ソフトウェア42を記憶するように動作可能であり、プロセッサ34は、ソフトウェア42を実行するように動作可能であり、ソフトウェア42は、実行されると、ここで説明した方法及び機能をUE30に遂行させる、ように動作可能である。
全ての実施形態において、プロセッサ14、34は、メモリ内にマシン読取可能なコンピュータプログラムとして記憶されるマシン命令を実行するように動作可能な何らかのシーケンシャルなステートマシンを含んでもよく、それは、1つ以上のハードウェア実装されたステートマシン(例えば、離散ロジック、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアと共にあるプログラマブルロジック、1つ以上のストアドプログラム、適切なソフトウェアと共にあるマイクロプロセッサ又はDSP(Digital Signal Processor)などの汎用プロセッサ、又は列挙したものの何らかの組み合わせなどである。
全ての実施形態において、メモリ16、36は、当分野で知られており又は開発される可能性のある任意の一時的でないマシン読取可能な媒体を含んでよく、限定ではないものの、磁気メディア(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクドライブなど)、光学メディア(例えば、CD−ROM、DVD−ROMなど)又はソリッドステートメディア(例えば、SRAM、DRAM、DDRAM、ROM、PROM、EPROM、フラッシュメモリ、ソリッドステートディスクなど)などを含む。
全ての実施形態において、無線回路は、当分野で知られており又は開発される可能性のある、IEEE802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN又はWiMaxなどの1つ以上の通信プロトコルに従って無線アクセスネットワークを介して1つ以上の他の送受信機18、38と通信するために使用される1つ以上の送受信機18、38を含んでよい。送受信機18、38は、無線アクセスネットワークのリンクにとって適切な送信機及び受信機の機能性(例えば、周波数割り当てなど)を実装する。送信機及び受信機の機能は、回路コンポーネント及び/又はソフトウェアを共用してもよく、又はその代わりに別個に実装されてもよい。
全ての実施形態において、通信回路12は、当分野で知られており又は開発される可能性のある、イーサネット、TCP/IP、SONET又はATMなどの1つ以上の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つ以上の他のノードと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含んでよい。通信回路12は、通信ネットワークのリンクにとって適切な送信機及び受信機の機能性(例えば、光学的機能、及び電気的機能など)を実装する。送信機及び受信機の機能は、回路コンポーネント及び/又はソフトウェアを共用してもよく、又はその代わりに別個に実装されてもよい。
図5は、一実施形態に係る基地局10のコンポーネントを、複数の機能モジュールの観点で概略的に示している。基地局10は、ステップS104を実行するように構成される構成モジュール10a、及びステップS106を実行するように構成される選択モジュール10bという、複数の機能モジュールを備える。基地局10は、ステップS102を実行するように構成される取得モジュール10c、ステップS108を実行するように構成される選択モジュール10d、ステップS110を実行するように構成される選択モジュール10e、及び、ステップS112を実行するように構成される構成モジュール10fのうちのいずれかなど、複数のオプション的な機能モジュールをさらに備えてもよい。総じて言うと、各機能モジュール10a〜10fは、ハードウェアで実装されてもよく又はソフトウェアで実装されてもよい。好適には、1つ以上の又は全ての機能モジュール10a〜10fは、恐らくは機能ユニット12、16、18及びソフトウェア22と協調するプロセッサ14によって実装され得る。プロセッサ14は、よって、機能モジュール10a〜10fにより提供されるような命令をメモリ16から読み出してそれら命令を実行するように構成されてもよく、それによりここで開示したような基地局10の任意のステップを実行する。
基地局10の機能性は、スタンドアローンデバイスで、又は少なくとも1つのさらなるデバイスの一部として実装されることができる。例えば、基地局10の機能性は、無線アクセスネットワークの特殊目的のノードにおいて、又は無線アクセスネットワークの既存のノードにおいて実装されることができる。代替的に、基地局10の機能性が少なくとも2つのデバイス又はノードの間で分散されてもよい。
よって、基地局10により実行される命令の第1の部分が第1のデバイスにおいて実行され、基地局10により実行される命令の第2の部分が第2のデバイスにおいて実行されてもよく、ここで開示した実施形態は基地局10により実行される命令が稼動し得るデバイスのいかなる具体的な数にも限定されない。よって、ここで開示した実施形態に係る方法は、クラウドコンピュータ環境内に所在する基地局10により実行されることに適している。従って、図3には単一のプロセッサ14が示されているものの、プロセッサ14は、複数のデバイス又はノードの間で分散されてもよい。同じことが、図5の機能モジュール10a〜10f及びソフトウェア22に当てはまる。
図6は、一実施形態に係るUE30のコンポーネントを、複数の機能モジュールの観点で概略的に示している。UE30は、ステップS202を実行するように構成される受信モジュール30a、及びステップS208を実行するように構成される復号モジュール30bという、複数の機能モジュールを備える。UE30は、ステップS204を実行するように構成される受信モジュール30c、ステップS206を実行するように構成される受信モジュール30d、ステップS210を実行するように構成される復号モジュール30e、及び、ステップS210を実行するように構成される復号モジュール30fのうちのいずれかなど、複数のオプション的な機能モジュールをさらに備えてもよい。総じて言うと、各機能モジュール30a〜30fは、ハードウェアで実装されてもよく又はソフトウェアで実装されてもよい。好適には、1つ以上の又は全ての機能モジュール30a〜30fは、恐らくは機能ユニット32、36、38及びソフトウェア42と協調するプロセッサ34によって実装され得る。プロセッサ34は、よって、機能モジュール30a〜30fにより提供されるような命令をメモリ316から読み出してそれら命令を実行するように構成されてもよく、それによりここで開示したようなUE30の任意のステップを実行する。
いくつかの観点によれば、UE30を構成するためのシステムが提供される。そのシステムは、ここで開示した通りに構成されるための(即ち、構成を取得するための)UE30と、ここで開示した通りにUE30を構成するための基地局10とを含む。
<結論>
有利なこととして、上記方法、上記基地局、上記UE、上記システム及び上記コンピュータプログラムは、UEの効率的な構成を提供する。
本発明概念の実施形態は、従来技術に対して多数の利点を呈示する。上記方法は、狭帯域MTC UEがより広いシステム帯域幅を伴うレガシーLTEシステムにおいて動作すること及び初期化段階でLC−PDCCHの構成を取得できるようになることを可能にする。
本発明概念は、当然ながら、本発明概念の本質的な特徴から逸脱することなく、ここで具体的に説示されたもの以外の手法で遂行されてもよい。本実施形態は、あらゆる観点において、説明的であって限定的ではないものと見なされるべきである。
<略語> <説明>
3GPP 3rd Generation Partnership Project
AL Aggregation Level
ASIC Application-specific integrated circuit
ATM Asynchronous Transfer Mode
CDMA Code division multiple access
DCI Downlink control information
DFT Discrete Fourier Transform
eMTC Enhanced MTC
eNB Evolved Node-B
ECCE Enhanced Control Channel Element
EPDCCH Enhanced PDCCH
FPGA Field-programmable gate array
GSM Global System for Mobile Communications
IoT Internet of Things
LC−PDCCH Low complexity PDCCH
LTE Long term evolution
MPDCCH MTC PDCCH
MTC Machine-Type Communications
M2M Machine to Machine
NB−IoT Narrowband IoT
OFDM Orthogonal frequency-division multiplexing
NPDCCH NB-IoT PDCCH
PDCCH Physical downlink control channel
PRB Physical Resource Block
RF Radio Frequency
RRC Radio resource control
SC−FDMA Single carrier frequency division multiple access
SONET Synchronous Optical Networking
TCP/IP Transmission Control Protocol / Internet Protocol
UE User Equipment
UL Uplink
UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network
WCDMA Wideband CDMA
<文献>
[1]3GPP TS36.211 V12.4.0,“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation (Release 12)”
[2]3GPP TS36.213 V12.4.0,“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 12)”
[3]3GPP TS36.331 V12.4.1,“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12)”
[4]3GPP TR36.888 v12.0.0,“Study on provision of low-cost Machine-Type Communications (MTC) User Equipments (UEs) based on LTE (Release 12)”
[5]3GPP Tdoc RP−141660,“Work Item Description: Further LTE Physical Layer Enhancements for MTC”,Ericsson, Nokia Networks
<追加背景資料>
3GPP TSG RAN WG1 Meeting #80,Athens,“Discussions on downlink control channel for Rel-113 MTC UE”
R1−141730,“Final Report of 3GPP TSG RAN WGI#76 v1.0.0”,MCC
R1−140240,“Analysis on (E)DPCCH search space design in coverage enhancement mode”,MediaTek, Inc.

Claims (22)

  1. ユーザ機器(UE)(30)を構成するための基地局(10)であって、前記基地局は、プロセッサ(14)を備え、前記プロセッサは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に前記UEを構成することと、
    前記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された前記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択することと、
    を前記基地局に行わせるように構成され
    前記プロセッサは、
    前記LC−PDCCH反復レベルが第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含するように、前記LC−PDCCH反復レベルを選択すること、
    を前記基地局に行わせるようにさらに構成され、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される、基地局。
  2. 前記複数のLC−PDCCH反復レベルレンジのセット内の隣り合うLC−PDCCH反復レベルレンジは、部分的に重複する、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記プロセッサは、
    前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つの物理リソースブロック(PRB)のグループの範囲内で、PRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するように前記UEへ命令することにより、前記UEを周波数ドメインにおいて構成すること、
    を前記基地局に行わせるようにさらに構成される、請求項1又は請求項2に記載の基地局。
  4. 前記グループの範囲内の前記PRBの位置は、前記構成において高々2ビットで指し示される、請求項3に記載の基地局。
  5. 前記基地局は、前記LC−PDCCH反復レベルレンジを構成し、及び、別個に独立して行うか又は結合的に行うかのいずれかで前記UEを周波数ドメインにおいて構成する、請求項3に記載の基地局。
  6. 構成を取得するためのユーザ機器(UE)(30)であって、前記UEは、プロセッサ(34)を備え、前記プロセッサは、
    基地局(10)からの無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信することと、
    構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、前記LC−PDCCHの復号を試行することと、
    を前記UEに行わせるように構成され
    前記LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される、UE。
  7. 前記プロセッサは、
    前記復号の試行が失敗し、構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内に少なくとも1つのより高い値が存在する場合に、
    前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の前記少なくとも1つのより高い値のうちの少なくとも1つに従って、前記LC−PDCCHの復号を試行すること、
    を前記UEに行わせるようにさらに構成される、請求項に記載のUE。
  8. 前記プロセッサは、
    前記LC−PDCCH反復レベルレンジの前記少なくとも1つの値を指し示す標識を受信すること、
    を前記UEに行わせるようにさらに構成される、請求項又は請求項に記載のUE。
  9. 前記複数のLC−PDCCH反復レベルレンジのセット内の隣り合うLC−PDCCH反復レベルは、部分的に重複する、請求項に記載のUE。
  10. 前記プロセッサは、
    前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つの物理リソースブロック(PRB)のグループの範囲内でPRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するように前記UEへ命令することにより前記UEを周波数ドメインにおいて構成するための、前記基地局からの命令を受信することと、
    前記命令に従って、前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つのPRBの前記グループの範囲内のPRBの2つ、4つ又は6つのペアの復号を試行することと、
    を前記UEに行わせるようにさらに構成される、請求項6〜9のいずれかに記載のUE。
  11. 前記グループの範囲内の前記PRBの位置は、前記命令において高々2ビットで指し示される、請求項10に記載のUE。
  12. ユーザ機器(UE)(30)を構成するためのシステムであって、前記システムは、前記UE及び基地局(10)を含み、
    前記基地局は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に前記UEを構成する、ように構成され、
    前記基地局は、前記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された前記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択する、ように構成され、
    前記UEは、前記基地局からの構成情報として、RRCシグナリングを用いて、前記LC−PDCCH反復レベルレンジを受信する、ように構成され、
    前記UEは、構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、前記LC−PDCCHの復号を試行する、ように構成され
    前記LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される、
    システム。
  13. ユーザ機器(UE)(30)を構成するための基地局(10)であって、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に前記UEを構成する、ように構成される構成モジュールと、
    前記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された前記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択する、ように構成される選択モジュールと、を備え、
    前記選択モジュールはさらに、前記LC−PDCCH反復レベルが第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含するように、前記LC−PDCCH反復レベルを選択するように構成され、
    前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される基地局。
  14. 構成を取得するためのユーザ機器(UE)(30)であって、
    基地局(10)からの無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信する、ように構成される受信モジュールと、
    構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、前記LC−PDCCHの復号を試行する、ように構成される復号モジュールと、
    を備え
    前記LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置されるUE。
  15. ユーザ機器(UE)(30)を構成するための、基地局(10)により実行される方法であって、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に前記UEを構成すること(S102)と、
    前記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された前記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択すること(S106)と、
    前記LC−PDCCH反復レベルが第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含するように、前記LC−PDCCH反復レベルを選択すること(S110)と、を含み、
    前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される、方法。
  16. 前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つの物理リソースブロック(PRB)のグループの範囲内で、PRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するように前記UEへ命令することにより、前記UEを周波数ドメインにおいて構成すること(S112)、
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. ユーザ機器(UE)(30)の構成を取得するための、前記UEにより実行される方法であって、
    基地局(10)からの無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信すること(S202)と、
    構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、前記LC−PDCCHの復号を試行すること(S208)と、
    を含み、
    前記LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置される方法。
  18. 前記復号の試行が失敗し、構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内に少なくとも1つのより高い値が存在する場合に、
    前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の前記少なくとも1つのより高い値のうちの少なくとも1つに従って、前記LC−PDCCHの復号を試行すること(S210)、
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記LC−PDCCH反復レベルレンジの前記少なくとも1つの値を指し示す標識を受信すること(S204)、
    をさらに含む、請求項17又は請求項18に記載の方法。
  20. 前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つの物理リソースブロック(PRB)のグループの範囲内でPRBの2つ、4つ又は6つのペア上で動作するように前記UEへ命令することにより前記UEを周波数ドメインにおいて構成するための、前記基地局からの命令を受信すること(S206)と、
    前記命令に従って、前記LC−PDCCHのサブフレーム内の6つのPRBの前記グループの範囲内のPRBの2つ、4つ又は6つのペアの復号を試行すること(s210)と、
    をさらに含む、請求項17〜19のいずれかに記載の方法。
  21. ユーザ機器(UE)(30)を構成するためのコンピュータプログラム(22)であって、前記コンピュータプログラムは、基地局(10)のプロセッサ(14)上で実行された場合に、前記基地局に、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジと共に前記UEを構成することと、
    前記UEへのトランスポートブロック送信のために、構成された前記LC−PDCCH反復レベルレンジからLC−PDCCH反復レベルを選択することと、
    前記LC−PDCCH反復レベルが第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含するように、前記LC−PDCCH反復レベルを選択することと、
    を行わせるコンピュータコード、を含み、
    前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置されるコンピュータプログラム。
  22. ユーザ機器(UE)(30)の構成を取得するためのコンピュータプログラム(42)であって、前記コンピュータプログラムは、前記UEのプロセッサ(34)上で実行された場合に、前記UEに、
    基地局(10)からの無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、複数の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)反復レベルレンジの順序付きセットから選択されるLC−PDCCH反復レベルレンジについての構成情報を受信することと、
    構成される前記LC−PDCCH反復レベルレンジ内の少なくとも1つの値に従って、前記LC−PDCCHの復号を試行することと、
    を行わせるコンピュータコード、を含み、
    前記LC−PDCCH反復レベルは、第1の回数の反復を含む第1ピリオドと第2の回数の反復を含む第2ピリオドとを包含し、前記第2ピリオド内の前記反復は、前記第1ピリオド内よりも密に配置されるコンピュータプログラム。
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