JP6655523B2 - 光路変換部品 - Google Patents

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Description

本発明は、基板上に配置された光入出部と光伝送路とを光結合するための光路変換部品に関する。
従来、レンズを介して基板側から出力される光を光ファイバに結合させるための光路変換部品が知られている。このような光路変換部品は、作業者の手等により接着剤で基板に固定されていた。また、光路変換部品に形成された係合部を基板側に設けられた凹凸部に係合させて光路変換部品を位置決めする方法も知られている。
例えば、特許文献1に記載の光モジュールは、フェルールと光電変換素子パッケージとをレンズを介して光学的に結合する。また、特許文献2には、光路変換型光コネクタの位置決め用穴と回路基板上の位置決め用穴とに位置決めピンを嵌合させることで、光路変換型光コネクタを回路基板に対して位置決めする方法が開示されている。
特開2007−079175号公報 特開2013−190815号公報
光結合では、微細な位置ずれによっても大きな光損失が生じるため、基板側から出力される光の出射面と光路変換部品とは、高精度に位置が決定される必要がある。また、このような位置決めに関する作業工程は、少ない方が望ましい。
しかしながら、作業者の手等により基板上に光路変換部品等を載置し、その後、接着剤で基板に光路変換部品等を固定する方法では、高精度な位置決め及び固定が困難であった。また、特許文献2に記載の方法では、作業工程が増加してしまう。
かかる観点に鑑みてなされた本発明の目的は、少ない作業工程で、高精度に位置決め及び固定が可能な光路変換部品を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の観点に係る光路変換部品は、
基板上に配置された光入出部と光伝送路とを光結合するための光路変換部品であって、
第1側面及び第2側面を有し、前記光入出部と前記光伝送路との間を結ぶ光路上に配置される基体と、
前記第1側面及び前記第2側面の各側面に対して2つが互いに離間して配置され、前記基板にはんだ付けにより実装するための4つの実装部と、
を備え
4つの前記実装部が前記基板にはんだ付けにより実装された状態で、前記基体は前記基板と離間し、
4つの前記実装部は、前記第1側面に対する2つの前記実装部と前記第2側面に対する2つの前記実装部とを頂点とする領域内に前記光入出部が位置するように、互いに離間して配置されている。
また、第2の観点に係る光路変換部品では、
前記基体は、前記光入出部の結合面と対向する第1レンズ部を一体的に備える。
また、第3の観点に係る光路変換部品では、
前記基体は、前記光伝送路の結合面と対向する第2レンズ部を一体的に備える。
また、第4の観点に係る光路変換部品では、
前記基体は、前記基体に入射した光の光路を変更する反射面を内部に備える。
また、第5の観点に係る光路変換部品では、
前記基体は、前記基板との対向面に設けられ、前記基板上に配置された前記光入出部を囲繞する凹部をさらに備える。
また、第の観点に係る光路変換部品では、
前記実装部は、金属により構成される。
また、第の観点に係る光路変換部品では、
前記実装部は、樹脂の表面に金属めっきを施すことで構成される。
また、第の観点に係る光路変換部品は、
前記金属により構成される前記実装部と一体的に形成され、前記光伝送路を保持する光コネクタ部品を支持するための弾性部をさらに備える。
本発明によれば、少ない作業工程で、高精度に位置決め及び固定が可能な光路変換部品を提供できる。
光伝送路を保持する光コネクタ部品を支持した状態の第1実施形態に係る光路変換部品を示す。 光コネクタ部品単体を上面視により示した斜視図である。 第1実施形態に係る光路変換部品単体を上面視により示した斜視図である。 図3のIV-IV矢線に沿う光路変換部品の断面図である。 図3の光路変換部品単体の上面図である。 図1の光路変換部品、光伝送路、及び光コネクタ部品を分解して示した分解斜視図である。 第2実施形態に係る光路変換部品単体を上面視により示した斜視図である。 第3実施形態に係る光路変換部品単体を上面視により示した斜視図である。 図8のIX-IX矢線に沿う光路変換部品の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後、左右、及び上下の方向は、図中の矢印の方向を基準としている。
(第1実施形態)
図1は、光伝送路100を保持する光コネクタ部品200を支持した状態の第1実施形態に係る光路変換部品10を示す。図2は、光コネクタ部品200単体を上面視により示した斜視図である。
初めに、図1及び図2を用いて、光伝送路100及び光コネクタ部品200について説明する。
光伝送路100は、図1に示すとおり、複数の光ファイバ110により構成される。各光ファイバ110は、コア及びクラッド、並びに必要に応じて被膜を有している。各光ファイバ110の導波モードは、シングルモード及びマルチモードのいずれであってもよい。各光ファイバ110は、汎用のシングルモードファイバ、分散シフトシングルモードファイバ、ステップインデックスマルチモード光ファイバなど、任意の種類の光ファイバであってよい。なお、複数の光ファイバ110は、シースによって覆われるように束ねられてもよいし、束ねられていなくてもよい。複数の光ファイバ110は、例えば、光コネクタ部品200の内部において、左右方向に一列に配列される。光コネクタ部品200に配列された複数の光ファイバ110のコアの間隔は、後述する光路変換部品10の第2レンズ部113を構成するレンズの間隔と略一致する。
光コネクタ部品200は、基部210と、基部210と前方に連続するように成形される開口構成部220と、を有する。
図2に示すとおり、開口構成部220には、光伝送路100を挿通するための開口部230が形成される。光コネクタ部品200は、複数の光ファイバ110を保持するための保持部240を基部210内に有する。また、光コネクタ部品200は、保持部240内において、複数のガイド溝250を有する。複数のガイド溝250は、光伝送路100を構成する複数の光ファイバ110をそれぞれ保持するための溝である。ガイド溝250の数は、光伝送路100を構成する光ファイバ110の本数以上である。
光コネクタ部品200は、複数のガイド溝250の後方にそれぞれ連通する複数の連通孔260を有する。光コネクタ部品200は、光伝送路100の結合面R1を連通孔260より後方に露出した状態で、光伝送路100を保持する。光コネクタ部品200は、光路変換部品10と接続するための貫通孔270を有する。貫通孔270は、開口構成部220及び基部210の左右両端を貫通するように、光コネクタ部品200の左右両端に形成される。一対の貫通孔270の左右方向の幅は、後述する光路変換部品10の一対の突起115の左右方向の幅に等しい。
図3は、第1実施形態に係る光路変換部品10単体を上面視により示した斜視図である。図4は、図3のIV-IV矢線に沿う光路変換部品10の断面図である。図5は、図3の光路変換部品10単体の上面図である。
光路変換部品10は、回路基板CB(基板)上に実装される。より具体的には、光路変換部品10は、回路基板CB上に配置された光入出部20を上部から覆うように固定される。光路変換部品10は、回路基板CB上に配置された光入出部20と光伝送路100とを光結合する。
光入出部20は、例えば、発光素子又は受光素子などの光電変換素子により構成される。光入出部20が発光素子の場合、光入出部20から出射した光は、光路変換部品10を介して、光伝送路100に入射する。逆に、光入出部20が受光素子の場合、光伝送路100から出射した光は、光路変換部品10を介して、光入出部20に入射する。光入出部20を構成する光電変換素子の数は、光伝送路100を構成する光ファイバ110の数に対応する。なお、以下では、光入出部20は発光素子により構成されるものとして説明するが、これに限定されない。光入出部20は、受光素子により構成されてもよい。この場合、以下で説明する光の伝搬方向は、真逆となるものとして理解されたい。
光路変換部品10は、大きな構成要素として、光伝送路100と光入出部20との間を結ぶ光路上に配置される樹脂製の基体11と、基体11を囲むように圧入される金属製の支持用金具12と、を有する。また、光路変換部品10は、基体11の前半部を一段凹ませて形成した収容部13を有する。
基体11は、例えば、サーモプラスティックポリイミド(TPI)系樹脂、又はポリサルフォン(PSU)系樹脂などの、耐熱性に優れる透明の樹脂によって形成される。基体11は、これらの樹脂に限定されず、回路基板CB上のパターン(図示略)に塗布したはんだペーストをリフロー炉において加熱溶融する際の温度に耐えることができる樹脂であれば、任意の樹脂によって形成されてもよい。
基体11は、図3及び図4に示すとおり、略L字状である。基体11は、第1レンズ部111と、反射面112と、第2レンズ部113と、凹部114と、突起115と、係合突起116と、を一体的に有するように、図示形状に成形される。また、基体11は、反射面112の裏側に形成される空間117を有する。
第1レンズ部111は、光路変換部品10が回路基板CB上に固定された状態で、光入出部20の結合面R2と対向する。すなわち、第1レンズ部111は、光入出部20の結合面R2の直上に位置し、結合面R2と近接する。第1レンズ部111は、基体11を形成する樹脂からなる複数のレンズを有する。第1レンズ部111を構成するレンズの数は、光入出部20を構成する発光素子の数に対応する。また、第1レンズ部111を構成するレンズの間隔は、光入出部20を構成する発光素子の間隔に対応する。
反射面112は、基体11に入射した光の光路を変更するために、基体11の内部に形成される。より具体的には、反射面112は、第1レンズ部111の直上に位置する。反射面112は、基体11を形成する樹脂の屈折率と空間117中の空気の屈折率との差を利用して、光を全反射する。
第2レンズ部113は、光路変換部品10が光コネクタ部品200を支持した状態で、光伝送路100の結合面R1と対向する。すなわち、第2レンズ部113は、光伝送路100の結合面R1の後方に位置し、結合面R1と近接する。第2レンズ部113は、基体11を形成する樹脂からなる複数のレンズを有する。第2レンズ部113を構成するレンズの数は、光伝送路100を構成する光ファイバ110の数に対応する。また、第2レンズ部113を構成するレンズの間隔は、光コネクタ部品200に配列された複数の光ファイバ110のコアの間隔に対応する。
光路変換部品10は、第1レンズ部111、反射面112、及び第2レンズ部113により光路を調整する。すなわち、光入出部20から上方に出射された光は、第1レンズ部111によりコリメートされる。第1レンズ部111を通過した光は、反射面112により略直角に全反射される。反射面112により前方に全反射された光は、第2レンズ部113によって集光される。第2レンズ部113を通過した光は、光伝送路100に入射する。以上のように、光路変換部品10は、回路基板CB上に配置された光入出部20と光伝送路100とを光結合する。
凹部114は、回路基板CBと対向する基体11の面、すなわち基体11の底面に設けられる。凹部114は、回路基板CB上に配置された光入出部20を囲繞する。すなわち、凹部114は、光入出部20よりも十分に大きい空間により構成される。
突起115は、基体11の前面の上半部において、左右両側に設けられる。光路変換部品10が光コネクタ部品200を支持する際、突起115は、光コネクタ部品200の左右両端に形成される貫通孔270と係合する。すなわち、光コネクタ部品200は、光路変換部品10と嵌合する。突起115及び貫通孔270により、光路変換部品10に対する光コネクタ部品200の位置が決定される。より詳細には、第2レンズ部113に対する光伝送路100の結合面R1の位置が決定される。
係合突起116は、基体11の左右両側面にそれぞれ一対設けられる。より具体的には、係合突起116は、基体11の後半部の側面において、中央付近と前端部とに設けられる。係合突起116は、支持用金具12が圧入された際に、後述する係合部125と係合する。
支持用金具12は、光路変換部品10を回路基板CBに固定するための実装部121と、弾性部122と、圧入部123と、吸着面124と、係合部125と、を一体的に有するように、図示形状に成形加工される。
実装部121は、支持用金具12の下端部において、略L字状となるように外側に向けて突設される。実装部121は、回路基板CB上に形成されたパターンに配置され、はんだ付けされる。実装部121は、はんだと接触する表面の一部に凹部126を有する。例えば、実装部121は、略L字の最外縁部の中心付近において、上面視で略半円形に内側に凹んだ凹部126を有する。
図5では、実装部121は、例えば基体11の左右両側にそれぞれ3つずつ、計6つ配置される。特に、所定の2つの実装部121は、互いを結ぶ直線を対角線とする矩形領域と光入出部20とが重畳するように、基体11の対向する2つの側面に沿って配置されるのが好適である。例えば、基体11の左前端の実装部121及び基体11の右後端の実装部121は、光入出部20よりもそれぞれ前方及び後方に配置され、互いを結ぶ直線を対角線とする矩形領域は、光入出部20を包含する。
弾性部122は、支持用金具12の左右両側面の前半部において、前方向に突設される。弾性部122の前端部は、前方から後方に向けて左右方向の内側に傾斜した傾斜面を有する。弾性部122は、弾性を備える。弾性部122は、光伝送路100を保持する光コネクタ部品200を左右両側から挟持する。
圧入部123は、支持用金具12の後半部において略コ字状に形成される。支持用金具12が基体11に圧入されると、圧入部123は、基体11を上側から囲む。すなわち、圧入部123は、基体11の上面と左右両側面とを覆う。
吸着面124は、支持用金具12の上面により構成される。すなわち、吸着面124は、圧入部123の上面に対応する。吸着面124は、図示しない搬送装置が吸着して光路変換部品10を搬送するための面である。光路変換部品10は、吸着面124を介して搬送装置により搬送され、回路基板CB上の対応する位置に配置される。
係合部125は、支持用金具12の後半部の左右両側面にそれぞれ一対穿設される。係合部125は、基体11の係合突起116と対応する位置にそれぞれ形成される。係合部125は、支持用金具12が基体11に圧入された際に、係合突起116と係合する。
収容部13は、基体11の前半部に形成される。すなわち、収容部13は、基体11の前面の上半部と、基体11の上面の前半部と、支持用金具12の弾性部122とによって囲まれる空間である。収容部13は、光路変換部品10と光コネクタ部品200とが嵌合した状態で、光コネクタ部品200が収容される空間である。
図6は、図1の光路変換部品10、光伝送路100、及び光コネクタ部品200を分解して示した分解斜視図である。図6を用いて、回路基板CB上に配置された光入出部20と光伝送路100とを光結合するための各部品の組み立て手順について説明する。
初めに、支持用金具12が基体11に圧入された光路変換部品10は、搬送装置により光入出部20が配置された回路基板CB上の対応する位置まで搬送される。より具体的には、回路基板CB上の対応するパターン(図示略)に塗布したはんだペーストに、各実装部121が載置される。
続いて、リフロー炉において各はんだペーストが加熱溶融され、各実装部121は上記パターンにはんだ付けされる。これにより、光路変換部品10の回路基板CBへの固定が完了する。
一方で、光コネクタ部品200は、光伝送路100を保持する。その後、支持用金具12の弾性部122に対して、光伝送路100を保持した光コネクタ部品200が前方から挿入される。挿入時、弾性部122が備える弾性により、弾性部122は左右外側にわずかに開く。光コネクタ部品200が弾性部122間に完全に挿入されると、弾性部122が元の位置に戻る。これにより、光コネクタ部品200は、収容部13に収容されると共に、弾性部122により挟持される。
以上のような、第1実施形態に係る光路変換部品10は、基体11がリフローの温度に耐えられる樹脂により形成されることで、回路基板CBへのはんだ付けを可能とする。これにより、光路変換部品10は、高精度に位置決め及び固定可能である。すなわち、光路変換部品10は、はんだペーストに載置された実装部121が、リフロー時にはんだの表面張力によって力の釣り合う位置へと自然に動かされることで、光入出部20に対する相対位置を正確に決定できる。言い換えると、光路変換部品10は、回路基板CB上のパターンに塗布されるはんだの量及び配置などの条件が略同一であれば、回路基板CB上で略同一の配置を再現できる。これにより、光路変換部品10は、光入出部20の結合面R2と第1レンズ部111との相対位置を高精度に決定できる。
また、光路変換部品10は、突起115と貫通孔270との係合により、光コネクタ部品200の位置を正確に決定できる。すなわち、光路変換部品10は、光伝送路100の結合面R1と第2レンズ部113との相対位置を高精度に決定できる。
さらに、光路変換部品10は、第1レンズ部111の形成により、光入出部20の結合面R2と第1レンズ部111との相対位置がわずかにずれていたとしても、全体の結合効率の低下を抑制できる。同様に、光路変換部品10は、第2レンズ部113の形成により、光伝送路100の結合面R1と第2レンズ部113との相対位置がわずかにずれていたとしても、全体の結合効率の低下を抑制できる。
また、光路変換部品10は、位置決めピンなどの位置決め機構を要さず、リフローにより回路基板CB上に固定可能であるので、作業工程及び部品点数を低減できる。同様に、光路変換部品10は、弾性部122が実装部121と一体的に形成されるので、光コネクタ部品200と嵌合するための追加部材は不要となり、作業工程及び部品点数を低減できる。
また、光路変換部品10は、実装部121に凹部126を設けることで、はんだと実装部121との接触面積が広くなり、上述した表面張力による効果を増強できる。さらに、光路変換部品10では、実装部121に凹部126を設けることで、当該凹部126に余剰はんだが流れ込む。これにより、余剰はんだに対するはんだ溜まりが形成され、光路変換部品10の固定がより強固となる。
また、互いを結ぶ直線を対角線とする矩形領域と光入出部20とが重畳するように2つの実装部121を配置することで、光路変換部品10は、上下方向を回転軸とする回転を規制できる。すなわち、図5において、光路変換部品10は、はんだ付けにより回路基板CBに固定される際に、上記のように配置された実装部121によって、時計回り又は反時計回りの回転を規制できる。これにより、光路変換部品10は、当該回転方向の位置ずれを低減できる。
また、光路変換部品10は、弾性部122の前端部を傾斜面とすることで、光コネクタ部品200を嵌合する際の誘い込み性を向上させる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る光路変換部品10単体を上面視により示した斜視図である。本実施形態に係る光路変換部品10は、基体11が支持用金具12と共にインサート成形により成形される点で、第1実施形態と異なる。第2実施形態に係る光路変換部品10の他の構成、及び各構成部の機能については、第1実施形態と同様である。
以上のような、第2実施形態に係る光路変換部品10は、上述した第1実施形態に係る光路変換部品10と同様の効果を奏する。さらに、第2実施形態に係る光路変換部品10では、支持用金具12を圧入ではなくインサート成形により基体11へ取り付けているので、支持用金具12は、より強固に基体11に固定される。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態に係る光路変換部品10単体を上面視により示した斜視図である。図9は、図8のIX-IX矢線に沿う光路変換部品10の断面図である。図8の本実施形態に係る光路変換部品10は、支持用金具12が実装部121を有さず、基体11が実装部118を有する点で、第1実施形態と大きく異なる。すなわち、第1実施形態及び第2実施形態では、実装部121は、金属製の支持用金具12の一部であるので、金属により構成される。一方で、第3実施形態では、実装部118は、樹脂製の基体11の一部であるので、後述するように、樹脂の表面に金属めっきを施すことで構成される。以下では、第1実施形態と同じ構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。また、第1実施形態と異なる点について主に説明する。
本実施形態に係る光路変換部品10では、基体11の底面に実装部118が一体的に形成される。実装部118は、基体11を形成する樹脂の表面に金属めっきを施すことで構成される。金属めっきは、例えば、金、銀、錫、錫銅合金、ニッケルなどの材料により構成される。また、金属めっきは、例えば、蒸着、スパッタリング、樹脂めっきなどの方法により施される。実装部118の一部は、基体11の底面から外側に延出する。また、実装部118の残りの部分は、基体11の底面に形成される。すなわち、実装部118は、基体11の底面において、外側から内側に所定の幅だけ延在するように形成される。また、実装部118は、上記の実装部121と同様に、はんだと接触する表面の一部に凹部118aを有する。例えば、実装部118は、最外縁部の中心付近において、上面視で略半円形に内側に凹んだ凹部118aを有する。
また、本実施形態に係る光路変換部品10は、突起115に代えて、貫通孔119を有する。貫通孔119は、基体11の上部において、基体11を前後方向に貫通するように、左右両側に形成される。また、光路変換部品10は、一対の位置決めピン14をさらに有する。一対の位置決めピン14は、一対の貫通孔119に挿入される。さらに、光コネクタ部品200を弾性部122に対して挿入する際、位置決めピン14が貫通孔270に挿入される。これにより、光コネクタ部品200は、光路変換部品10と嵌合する。
以上のような、第3実施形態に係る光路変換部品10は、上述した第1実施形態に係る光路変換部品10と同様の効果を奏する。さらに、第3実施形態に係る光路変換部品10は、実装部118が基体11の底面側にも形成されるので、基体11の外側に延出する部分の大きさを低減しつつ、固定面積を維持することができる。これにより、第3実施形態に係る光路変換部品10は、省スペースを実現しつつ、第1実施形態と同様の固定強度を確保できる。
本発明は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。従って、先の記述は例示的なものであり、これに限定されるものではない。発明の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるものとする。
例えば、上記の各実施形態において、実装部が、固定される回路基板CBに対して垂直に形成されてもよい。また、各実装部は、上面視で略半円形に内側に凹んだ凹部を有するものとして説明したがこれに限定されない。各実装部は、例えば、はんだ付けされる部分の一部に開口部を有してもよい。一方で、各実装部は、凹部又は開口部を有することなく、はんだ付けされる部分が平板状となるように構成されてもよい。
また、上記の各実施形態において、実装部は、基体11の左右両側にそれぞれ3つずつ設けられるが、これに限定されない。各実装部の数は、光路変換部品10を回路基板CB上に固定可能であれば、任意の数でよい。また、各実装部は、基体11の左右両側で同一の数でなくてもよい。
また、光入出部20は、光電変換素子によって構成されるのではなく、回路基板CB上に形成された光導波路及びミラーによって構成されてもよい。この場合、光導波路から前方に出射された光は、一度ミラーで上方に反射され、光路変換部品10の第1レンズ部111に入射する。その後、光導波路から出射された光は、光伝送路100と結合する。あるいは、光伝送路100から出射された光は、第1レンズ部111を通過して、ミラーで後方に反射され、光導波路と結合する。
また、基体11は、第1レンズ部111及び第2レンズ部113を一体的に有するものとして説明したが、これに限定されない。基体11は、光入出部20と光伝送路100とを光結合可能であれば、いずれかのレンズ部のみを一体的に有してもよいし、いずれも有さなくてもよい。
10 光路変換部品
11 基体
111 第1レンズ部
112 反射面
113 第2レンズ部
114 凹部
115 突起
116 係合突起
117 空間
118 実装部
118a 凹部
119 貫通孔
12 支持用金具
121 実装部
122 弾性部
123 圧入部
124 吸着面
125 係合部
126 凹部
13 収容部
14 位置決めピン
20 光入出部
100 光伝送路
110 光ファイバ
200 光コネクタ部品
210 基部
220 開口構成部
230 開口部
240 保持部
250 ガイド溝
260 連通孔
270 貫通孔
CB 回路基板
R1 結合面
R2 結合面

Claims (8)

  1. 基板上に配置された光入出部と光伝送路とを光結合するための光路変換部品であって、
    第1側面及び第2側面を有し、前記光入出部と前記光伝送路との間を結ぶ光路上に配置される基体と、
    前記第1側面及び前記第2側面の各側面に対して2つが互いに離間して配置され、前記基板にはんだ付けにより実装するための4つの実装部と、
    を備え
    4つの前記実装部が前記基板にはんだ付けにより実装された状態で、前記基体は前記基板と離間し、
    4つの前記実装部は、前記第1側面に対する2つの前記実装部と前記第2側面に対する2つの前記実装部とを頂点とする領域内に前記光入出部が位置するように、互いに離間して配置されている、
    光路変換部品。
  2. 前記基体は、前記光入出部の結合面と対向する第1レンズ部を一体的に備える、
    請求項1に記載の光路変換部品。
  3. 前記基体は、前記光伝送路の結合面と対向する第2レンズ部を一体的に備える、
    請求項1又は2に記載の光路変換部品。
  4. 前記基体は、前記基体に入射した光の光路を変更する反射面を内部に備える、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光路変換部品。
  5. 前記基体は、前記基板との対向面に設けられ、前記基板上に配置された前記光入出部を囲繞する凹部をさらに備える、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光路変換部品。
  6. 前記実装部は、金属により構成される、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の光路変換部品。
  7. 前記実装部は、樹脂の表面に金属めっきを施すことで構成される、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の光路変換部品。
  8. 前記金属により構成される前記実装部と一体的に形成され、前記光伝送路を保持する光コネクタ部品を支持するための弾性部をさらに備える、
    請求項に記載の光路変換部品。
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