JP6653017B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に用いられる燃料噴射弁に関し、特に電磁的に駆動される可動子によって燃料通路を開閉して燃料噴射を行う燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2008−19785号公報等に掲載されている公知の燃料噴射弁の構造がある。この公報に代表される公知の燃料噴射弁は、貫通孔(中心孔)を設けられた磁気コアとノズルホルダ、オリフィスカップが流体の流路を形成している。また、流路の開閉を行う弁体と可動子がノズルホルダに内包されており、可動子を駆動するための電磁コイルがノズルホルダ、ハウジング、磁気コアによって形成される空間に保持されている。また前記空間には樹脂成型体が充填されており、樹脂成型体は前記電磁コイルを取り囲んでいる。樹脂成型体は電磁コイルに電流を流すための接続コネクタを形成している。
特開2008−19785号公報
自動車用エンジンは様々な環境で使用されるため、環境によっては、自動車エンジンに取り付けられる燃料噴射弁に液体がかかることが起こりえる。ここで上記の従来技術では、ハウジングと樹脂成型体、または磁気コアと樹脂成型体の境界面に微小な隙間が形成されてしまう虜がある。
もし自動車エンジンに取り付けられた燃料噴射弁に、その環境によって発生した水分がかかる、あるいは燃料噴射弁自体が浸水する状態が起こると、上記のような隙間から水分が燃料噴射弁内部に侵入する虞がある。そうすると、この水分によって、燃料噴射弁の弁体開閉の動作不良を引き起こす、あるいは、逆に燃料噴射弁から燃料が隙間を通って漏れる虞がある。
そこで、本発明では、燃料噴射弁の内部に水が浸入する虞を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、流体の流路の開閉を行う弁体を備えた燃料噴射弁において、当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に形成される筒状部と、前記筒状部の外周側に取り付けられるシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記筒状部を内部に通す第1の開口部を備えるとともに、前記第1の開口部の内周側が前記燃料配管の外周面接触することで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する。
また上記課題を解決するため、本発明は、流体の流路の開閉を行う弁体と、電磁コイルへの駆動電流が接続されるコネクタ部と、を備えた燃料噴射弁において、当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部と、前記筒状部の外周側に取り付けられるシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記コネクタ部の外周部に取り付けられることで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する。
本発明の上記構成によれば、燃料噴射弁の内部に水が浸入する虞を抑制することが可能となる。本発明のその他の構成、作用、効果については、以下に示す本発明の実施例において詳細に説明する。
本発明の第一実施例における燃料噴射弁と燃料配管の断面図を示す図である。 本発明の第一実施例における燃料噴射弁と燃料配管の外観図を示す図である。 本発明の第一実施例における燃料噴射弁の構成を断面図で示す図である。 本発明の第一実施例における燃料噴射弁と燃料配管の筒状部をシールする部材とその断面を示す図である。 本発明の第一実施例におけるシール部材を支える部材の一例を示す図である。
以下に本発明の実施例について図1〜図5を用いて説明する。
図1は本発明の実施例1の燃料噴射弁と燃料配管の基本的な構成の断面を示したものである。また、図2は実施例1の燃料噴射弁と燃料配管の外観図を示したものである。図3には本実施例における燃料噴射弁の構成を断面図で示した図であり、図4には本発明の第一実施例における燃料噴射弁と燃料配管をシールする部材の外観図とその断面を示す図である。図5には本発明の第一実施例におけるシール部材を支える部材の一例を示す図である。
図1〜図5を用いて燃料噴射弁の構成と本実施例における基本的な構成を説明する。本実施例における燃料噴射弁は電磁コイル105の通電がOFFの場合には燃料通路を閉じ、また電磁コイル105の通電をONすることで可動子102を電磁吸引力により駆動して燃料通路を開き燃料噴射を行う。
図1に示すように、ノズルホルダ101は直径が小さい小径筒状部22と直径が大きい大径筒状部23とを備えている。小径筒状部22の先端部分の内部に、ガイド部材115と、燃料噴射口10を備えたオリフィスカップ116とが挿入されて設けられている。ガイド部材115はオリフィスカップ116の内側に設けられ、オリフィスカップ116に圧入又は塑性結合により固定されている、もしくはオリフィスカップと一体構造となっている。オリフィスプカップ116は、先端面の外周部に沿って小径筒状部22の先端部に溶接固定される。
ガイド部材115は後述する可動部106を構成する弁体114の先端に設けられた弁体の外周114Bをガイドする。オリフィスカップ116にはガイド部材115に面する側に円錐状の弁座39が形成されている。この弁座39には弁体114の先端に設けた弁体114Bが当接し、燃料の流れを燃料噴射口10に導いたり遮断したりする。ノズルホルダ101の外周には溝が形成されており、この溝に樹脂材製のチップシールに代表されるシール部材131が嵌め込まれている。ノズルホルダ101の大径筒状部23には内周部には磁気コア107が圧入され、圧入接触位置で溶接接合され、大径筒状部23の内部と外気との間に形成される隙間が密閉される。
磁気コア107の中心には貫通孔(中心孔)が設けられており、上記貫通孔に燃料が導かれる。磁気コア107には燃料供給口118が設けられており、燃料供給口118の内側にはフィルタ113が設けられている。磁気コアの燃料供給口118は燃料配管150の筒状部内周側151に挿入されており、燃料供給口118の外周側にあるシール材130が外部空間との液密を確保している。磁気コア107の内部には燃料噴射弁の調整子54とスプリング110が構成され、弁体114はスプリング110によって閉弁方向に付勢されている。このため、電磁コイル105に通電されていない状態では、弁体114のシート部114Bはノズルホルダ下流側のオリフィスカップの弁座39に当接している状態であり、燃料は封止されている。ここで可動子102は、弁体114に支持され、ノズルホルダ101と可動子102の間でノズルホルダに圧入されている部材118に支持されているゼロスプリング112により開弁方向に付勢されている。
また、ノズルホルダ101の可動子102と磁コア107との間の隙間に対応する部分には絞り部213が形成されている。ノズルホルダの大径筒状部23の外周側にはカップ状のハウジング103が固定されている。ハウジング103の底部には中央に貫通孔が設けられており、貫通孔にはノズルホルダ101の大径筒状部23が挿通されている。ハウジング103の外周壁の部分はノズルホルダ101の大径筒状部23の外周面に対面する外周ヨーク部を形成している。
ハウジング103によって形成される筒状空間内には環状若しくは筒状の電磁コイル105が配置されている。電磁コイル105は半径方向外側に向かって開口する断面がU字状の溝を持つ環状のボビン104と、この溝の中に巻きつけられた銅線(電磁コイル105)で形成される。電磁コイル105の巻き始めと巻き終わりの端部には剛性のある導体が固定されており、磁気コア107に設けた貫通孔より引き出されている。この導体109と磁気コア107、ノズルホルダ101の大径筒部23の外周はハウジング103の上端開口部内周から絶縁樹脂を注入して、モールド成形され、樹脂成形体121で覆われる。
また、樹脂成型体121は電磁コイル105に駆動電流を供給するエンジンコントロールユニットとの接続箇所(コネクタ部122)を同時に成形している。エンジン側からのコネクタをこのコネクタ部122に接続したうえで、電流を流すことにより電磁コイル105のターミナル109は導通する。
磁気コア107は可動部106と対向する面から、上流側に向かって配置されており、具体的には可動部106と対向する磁気コア下流部107Aと、中央で筒状に構成される磁気コア筒状部107Bと、上流側(コモンレール側)の磁気コア上流部107Cとで構成される。なお、本実施例では107A、107B、107Cが一体の磁気コア107で構成されるが、別の部材を組合わせることで構成しても良い。
そして樹脂成型体121は、磁気コア下流部107Aの外周側を覆うとともに、筒状部181により磁気コア筒状部107Bの外周側を覆うように構成される。また、樹脂成型体121は接触部161において、磁気コア上流部107Cの下面と燃料噴射弁の軸方向に接触するように構成される。
樹脂成型体121は、ハウジング103とコネクタ部122の根本に対して下流側に位置する接触部160において互いに接触するように構成される。接触部160がハウジング103とモールド成型された樹脂成型体121とを分離すると言っても良い。また磁気コア107と樹脂成型体121との接触部161は接触部160及びコネクタ部122の根本に対して上流側に位置する。
このとき、ハウジング103と樹脂成型体121との間、あるいは、磁気コア107と樹脂成型体121との間に僅かにでも隙間が形成されてしまう場合が生じ得る。一方で、自動車エンジンへの燃料噴射弁の取り付け方法、あるいはその自動車自体の周囲の環境に依っては燃料噴射弁に対して水分がかかることが起こりえる。あるいは燃料噴射弁自体が浸水することもある。
そうすると、燃料噴射弁へ直接水がかかるもしくは水没により、ハウジング103と樹脂成型体121の接触部160、もしくは磁気コア107と樹脂成型体121の接触部161を介して、水分が燃料噴射弁の内部に侵入する虞がある。この水分が電磁コイル105に達すると、燃料噴射弁の開弁動作に支障を起こし得る。また、ハウジング103や磁気コア107は金属で構成されるため、水分によってこれらの金属の腐食を引き起こす虞もある。
そこで、本実施例においては、燃料噴射弁へ直接水がかかるまたは、燃料噴射弁自体が水没したとして、更にハウジング103と樹脂成型体121との間、あるいは、磁気コア107と樹脂成型体121との間に隙間があったとしても、水分が燃料噴射弁の内部への侵入を防止する。このために本実施例では図1〜図3に示すようなシール部材170を備えている。
図4はシール部材170の外観図を示し、シール部材170は第1の開口部171、第2の開口部172、第3の開口部173を備えている。
樹脂成型体121の中央側に構成される筒状部181は燃料噴射弁において、燃料配管150に対して当該燃料噴射弁が取り付けられる側に配置される。なお、図1の燃料配管150は燃料噴射弁が取り付けられるコモンレールの取り付け口を示している。樹脂成型体121の筒状部181は、燃料噴射弁の中央に対し、少なくとも一部が上流側に位置する。
そして、図1に示すようにシール部材170は、筒状部181の外周側に取り付けられるとともに、燃料配管150に取り付けられることで前記筒状部181との間を外部空間から密封するように構成される。具体的には図1、3に示すシール部材170の第1の開口部171が燃料噴射弁の燃料供給口118の外周側にあるシール材130(Oリング)のさらに外周側において、燃料配管150に取り付けられる。つまり、燃料噴射弁は燃料配管150の内周側に挿入されて取り付けられ、このときシール材130(Oリング)によって燃料配管150の内部の燃料が外部に漏れないようにシールする。なお、燃料配管150(取り付け口)の内周部に対して、筒状部181は更に内周側に位置し、燃料配管の外周面152に対して第1の開口部171が圧着されることでシール面を形成する。
すなわち、シール部材170は、燃料噴射弁取付部(燃料配管150)の外周部に取り付けられることで、シール部材170と筒状部181との間を外部空間から密封する。
これにより、燃料噴射弁へ直接水がかかる、または燃料配管より上流からの水分に対して、燃料配管の外周面152と第1の開口部171とが形成するシール面が内部空間への侵入を防止する。したがって、ハウジング103と樹脂成型体121の接触部160、もしくは磁気コア107と樹脂成型体121の接触部161から水分が浸入することを抑制することが可能となる。
また図4に示すように、シール面を形成する第1の開口部171の内周側は内周側に凸となるリング状の形状となっていることが好ましい。すなわち、シール部材170は、上流側で内径部に対して内周側に凸となるリング形状の燃料配管シール部174が形成される、そして、燃料配管シール部174が燃料配管150と接触することで、シール部材170と筒状部181との間を外部空間から密封するものである。
シール部材170の内周側に凸となるリング状の燃料配管シール部174が積極的に燃料配管150の外周面152と接触することで、凸となるリング状の部分が無い場合よりも接触面積が小さくなる。したがって、接触部の形状が凸でない状態と比較して接触面に発生する面圧を高め、より効率的にシール面に面圧を発生させることを可能としている。
また、図1、3に示すようにシール部材170の第2の開口部172は燃料噴射弁の樹脂成型体121で電磁コイル105に駆動電流を供給するコネクタ部122の付近に位置する。そして、第2の開口部172に対してコネクタ部122が内部に位置し、コネクタ部122の外周面に対して第2の開口部172が圧着されることによりシール面を形成する。
すなわち、本実施例の燃料噴射弁は、当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部181と、筒状部181の外周側に取り付けられるとともに、コネクタ部122に取り付けられることで筒状部181との間を外部空間から密封するシール部材170を備えるように構成した。
言い換えると、シール部材170は、コネクタ部122の外周部に取り付けられることで、シール部材170と筒状部181との間を外部空間から密封するものである。
これにより、燃料噴射弁へ直接水がかかる、または上流からの水分がエンジン側のコネクタを介して燃料噴射弁のコネクタ部122に伝わり、ハウジング103と樹脂成型体121の接触部160、もしくは磁気コア107と樹脂成型体121の接触部161に流れることを抑制できる。つまり、コネクタ部122の外周面と第2の開口部172とでシール面を形成できるため、シール部材170と筒状部181との間の内部空間への水分の侵入を抑制し、ひいては接触部160、又は接触部161から水分が浸入する虜を抑制する。
ここで、第2の開口部172とコネクタ部122の外周面が形成するシール面は、図4に示す第2の開口部172の上流側端面176と図1に示すコネクタ部122の下流側端面123が当接し、第2の開口部172の上流側端面176が圧縮することでシール性を保つ構成としてもよい。
この場合、第2の開口部172の上流側端面176が圧縮されている状態を、燃料噴射弁の構造を変更せずに保つために、図2、図3に示すようにハウジング103の外周部に図5に示す部材501を固定する。前記部材501はシール部材170を圧縮する際の軸方向の反力を受けたとしても組付け状態を維持する必要があるため、たとえばリング状の形状で、樹脂もしくは金属などで形成されることが望ましい。さらには、ハウジング103に固定された状態で緊迫力を発生させていることが望ましい。本実施例における前記部材501は、自身の内径よりも径の大きい部分で前記ハウジング103と当接しているため、緊迫力をもって組付くことを可能としている。
また、部材501上流側端面502とシール部材の第3の開口部173側の下流側端面177は当接するような構成となっていることが望ましい。
すなわち、本実施例では、シール部材170が燃料噴射弁に取り付けられることでシール部材170の下流側端面177が部材501の上流側端面に支持される。具体的にはシール部材170の下流側端面177がハウジング103に、又はハウジング103に取り付けられた部材501に接触する。これによりシール部材170の第2の開口部172は、燃料噴射弁のコネクタ部122に押し当てられることになり、シール部材170とコネクタ部122との間の内部空間を外部空間から密封する。
ハウジング103の内部に樹脂素材が満たされており、筒状部181及びコネクタ部122は樹脂素材と同一の素材が一体となって樹脂成型体121が形成される。そしてシール部材170は、ハウジング103に取り付けられた部材501により軸方向に付勢されることで、コネクタ部122とシール部材170の第2の開口部171の上端面174が接触し、ハウジング103とシール部材170との間の内部空間を外部空間に対して密封する。なお、ここでは部材501とハウジング103とを別体として説明しているがシール部材170の下流側端面177と接触する部材501はハウジング103と一体で形成されても構わない。
これにより、燃料噴射弁へ直接水がかかる、または上流からの水分がエンジン側のコネクタを介して燃料噴射弁のコネクタ部122に伝わり、ハウジング103と樹脂成型体121の接触部160、もしくは磁気コア107と樹脂成型体121の接触部161に流れることを抑制できる。つまり、第2の開口部172の上流側端面176が圧縮されることでコネクタ部122の下流側端面123とシール面を形成し、シール部材170と筒状部181との間の内部空間への水侵入を防止することが可能となる。ひいては接触部160、又は接触部161から水分が浸入する虜を抑制する。
更に、第2の開口部172の上流側端面を圧縮してシール面を形成する場合には、圧縮方向の圧力をシール面に正常に伝える必要があることから、第2の開口部172から下流にかけてのシール部材の厚みを多く確保する必要がある。したがって、第2の開口部172の最大外径は第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴の最外径よりも小さくなるように構成することが望ましい。
すなわち、前記筒状部を内部に通す第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴と、前記コネクタ部122を内部に通す第2の開口部172とを前記シール部材に形成され、前記第2の開口部の最大外径は第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴の最大外径よりも小さくなるように構成される。
これにより、第2の開口部172の上流側端面を圧縮してシールする場合でも開口部よりも下流側のシール部材に十分な剛性を持たせることが可能となり、第2の開口部172の上流側端面に正常な面圧を発生させることが可能となる。
また、第3の開口部173は前記ハウジング103の外周側に位置し、ハウジング103の外周面に対して、第3の開口部173の内周側が圧着されることによりシール面を形成する。
すなわち、本実施例におけるシール部材170は、ハウジング103に、又はハウジング103に取り付けられる部材501に接触することで、シール部材170と筒状部181との間の内部空間を外部空間から密封する。
言い換えると、シール部材170の下流側端面177がハウジング103の上流側端面と接触することで、シール部材170と筒状部181との間の内部空間を外部空間から密封する。
さらに、筒状部181は樹脂素材で構成され、燃料配管150との間において金属部材(磁気コア上流部107C)と接触するように構成される。そしてシール部材170は、筒状部181と磁気コア上流部107Cとの接触部161とシール部材170との間の内部空間を外部空間に対して密封する。
さらには、ハウジング103の内部に樹脂素材が満たされており、筒状部181及びコネクタ部122はこの樹脂素材と同一の素材が一体となって樹脂成型体121が形成される。そしてシール部材170は、筒状部181とハウジング103との接触部160とシール部材との間の内部空間を外部空間に対して密封する。
これにより燃料噴射弁への直接的な水掛り、または燃料配管より上流からの水分が燃料噴射弁周辺に蓄積されることにより発生する水没状態でも第3の開口部173と前記ハウジング103の外周面とでシール面を形成し、内部空間へ水が侵入する虜を阻止する。
また、シール面を形成する第3の開口部173の内周側は図4の断面図に示すように内周側に凸となるリング状の形状の筒状部シール部175となっていることが好ましい。すなわち、シール部材170は、内径部に対して内周側に凸となるリング形状の筒状部シール部175が形成され、筒状部シール部175がハウジング103と接触することで、シール部材170と筒状部181との間を外部空間から密封する。
これにより、シール部材170の筒状部シール部175が積極的にハウジング103の外周面と接触することになり、接触部の形状が凸でない状態と比較して接触面に発生する面圧を高め、より効率的にシールを行うことを可能としている。
また、第3の開口部173が形成するシール面は、各エンジン仕様により形状が異なるため、図示していないが、当該燃料噴射弁が取り付けられる部分の内周面もしくは外周面と圧着し、シール面を形成することで、内部空間への水分の侵入を防止する構成としても良い。
これにより、第3の開口部173と燃料噴射弁のエンジン側取付部の境界面でシール面を形成し、シール面より内部の空間へ水が浸入する虜を防止可能である。
以上の特徴を持つ燃料噴射弁のシール部材170は燃料噴射弁の使用環境上、耐熱性、耐水性、耐油性、また燃料噴射弁に組み付けつける際の作業性を考慮した材料、特にゴム材料等により一体成型されていることが望ましい。
すなわち、シール部材170は、ゴム素材で一体に構成されることを特徴としている。
更には、筒状部181を内部に通す第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴と、コネクタ部122を内部に通す第2の開口部172と前記シール部材に形成され、第1の開口部と第2の開口部とは同一素材で一体に構成されることが望ましい。
言い換えると、筒状部181に沿って形成され当該筒状部を内部に通す、第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴と、第3の開口部173と連通し、かつコネクタ部122に沿って形成され当該コネクタ部122を内部に通す第2の開口部172と、がシール部材170に形成される。
また、筒状部181に沿って形成され当該筒状部181を内部に通す、第1の開口部171から第3の開口部173にかけての連通穴と、コネクタ部122に沿って形成され当該コネクタ部122を内部に通す第2の開口部172と、がシール部材170に形成される。そして、第3の開口部173と第2の開口部172はシール部材170の内部において連通し、第1の開口部171と第2の開口部172とは連通しないようにその間に弾性部材が配置されることが望ましい。
これにより、燃料噴射弁の使用環境に適したシール部材を一体成型で実現可能となり、燃料噴射弁の防水構造を1つの部品の付加により低コストに実現可能となる。
また、一体成型の場合は組み付けの際にシール部材に大きな変形を加える必要があるが、材料を伸縮性のあるゴム素材とすることで、組み付けの際の大きな変形に対しても形状とシール性を保つことが可能となる。また、燃料噴射弁は腐食成分を含んだ水分にさらされる、もしくは、たとえば温度変化が120℃等の温度環境にさらされる可能性がある。
ゴム素材はこれら条件に耐える材料とすることで燃料噴射弁の使用環境でもシール性を保つことが可能となる。
また図2に示すようにシール部材170は第2の外周部に凸となるタブ形状の部位177を有することが望ましい。つまり、筒状部181に沿って形成され当該筒状部を内部に通す第1の開口部171と第3の開口部173で形成される連通穴と、コネクタ部に沿って形成され当該コネクタ部を内部に通す第2の開口部172と、がシール部材に形成され、シール部材の第2の開口部172を形成する部位の外周部に外周側に凸となる凸部177が形成されるものである。
この凸部177はシール部材の製造過程において、シール部材を型から取り外す際に使用する。成型型はシール部材と同様の形状をしているが、シール部材を一体構造としたために、型から外す際にシール部材を大きく変形させて取り出す必要がある。その際に上記の凸部177を利用することで、容易に変形させることが可能となる。また、上記の凸部177は燃料噴射弁に取り付ける際にも使用可能である。
10…燃料噴射口
22…小径筒状部
23…大径筒状部
39…弁座
54…調整子
101…ノズルホルダ
102…アンカー
103…ハウジング
104…ボビン
105…電磁コイル
106…可動部
107…磁気コア
107B…磁気コア107の下端面
107A…磁気コア107の内周面(貫通孔)
108…アダプタ
109…導体
110…スプリング
112…ゼロスプリング
113…フィルタ
114…弁体
114B…弁体のシート部
118…燃料供給口
121…樹脂成型体
122…コネクタ部
123…コネクタ部下流側端面
130…シール材
150…燃料配管
151…燃料配管の内周面
152…燃料配管の外周面
160…接続部
161…接続部
170…シール部材
171…第1の開口部
172…第2の開口部
173…第3の開口部
174…内周側に凸となるリング形状のシール部
175…内周側に凸となるリング形状のシール部
176…第2の開口部の上流側端面
177…シール部材の下流側端面
501…部材
502…部材の上流側端面

Claims (16)

  1. 流体の流路の開閉を行う弁体を備えた燃料噴射弁において、
    当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に形成される筒状部と、
    前記筒状部の外周側に取り付けられるシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、前記筒状部を内部に通す第1の開口部を備えるとともに、前記第1の開口部の内周側が前記燃料配管の外周面接触することで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  2. 流体の流路の開閉を行う弁体と、電磁コイルへの駆動電流が接続されるコネクタ部と、を備えた燃料噴射弁において、
    当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部と、
    前記筒状部の外周側に取り付けられるとともに、前記コネクタ部の外周部に取り付けられるシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、前記筒状部の外周側及び前記コネクタ部の外周部に取り付けられることで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材は、ハウジングに、又は前記ハウジングに取り付けられた部材に接触することで、前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材の下流側端面が前記ハウジングの上流側端面と接触することで、前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  5. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材は、ゴム素材で一体に構成された燃料噴射弁。
  6. 請求項1又は2に記載の燃料噴射弁において、
    前記筒状部は樹脂素材で構成され、前記燃料配管との間において金属部材と接触するように構成され、
    前記シール部材は、前記筒状部と前記金属部材との接触部と前記シール部材との空間を外部空間に対して密封する燃料噴射弁。
  7. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材が前記燃料噴射弁に取り付けられることで前記シール部材の下流側端面がハウジングに、又は前記ハウジングに取り付けられた部材に接触し、
    これにより前記シール部材の開口部が、前記コネクタ部に押し当てられることで、前記シール部材と前記コネクタ部の間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  8. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記筒状部を内部に通す第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴と、前記コネクタ部を内部に通す第2の開口部と、が前記シール部材に形成され、前記第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴と前記第2の開口部とは同一素材で一体に構成された燃料噴射弁。
  9. 流体の流路の開閉を行う弁体と、駆動電流を供給するコネクタ部と、を備えた燃料噴射弁において、
    当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部と、
    前記筒状部に沿って形成され当該筒状部を内部に通す第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴と、前記第3の開口部と連通しかつ前記コネクタ部に沿って形成され当該コネクタ部を内部に通す第2の開口部と、が形成されたシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、前記筒状部の外周側に取り付けられるとともに、前記コネクタ部に取り付けられることで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  10. 流体の流路の開閉を行う弁体と、駆動電流を供給するコネクタ部と、を備えた燃料噴射弁において、
    当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部と、
    前記筒状部に沿って形成され当該筒状部を内部に通す第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴と、前記コネクタ部に沿って形成され当該コネクタ部を内部に通す第2の開口部と、が形成されたシール部材と、を備え
    前記第3の開口部と前記第2の開口部の一方の側とは前記シール部材の内部において連通し、前記第1の開口部と前記第2の開口部とは連通しないようにその間に弾性部材が配置され
    前記シール部材は、前記筒状部の外周側に取り付けられるとともに、前記コネクタ部に取り付けられることで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  11. 流体の流路の開閉を行う弁体と、駆動電流を供給するコネクタ部と、を備えた燃料噴射弁において、
    当該燃料噴射弁が取り付けられる燃料配管の側に配置される筒状部と、
    前記筒状部に沿って形成され当該筒状部を内部に通す第1の開口部と、前記コネクタ部に沿って形成され当該コネクタ部を内部に通す第2の開口部と、が形成されたシール部材と、を備え
    前記シール部材の前記第2の開口部を形成する部位の外周部に外周側に凸となる凸部が形成され
    前記シール部材は、前記筒状部の外周側に取り付けられるとともに、前記コネクタ部に取り付けられることで前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  12. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記筒状部を内部に通す第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴と、前記コネクタ部を形成する樹脂成型体を内部に通す第2の開口、が前記シール部材に形成され、第1の開口部から第3の開口部にかけての連通穴の最大外径は前記第2の開口部の最大外径よりも大きくなるように構成された燃料噴射弁。
  13. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    ハウジングの内部に樹脂素材が満たされており、前記筒状部及び前記コネクタ部は前記樹脂素材と同一の素材により前記筒状部と前記コネクタ部とが一体となって形成され、
    前記シール部材は、前記筒状部と前記ハウジングとの接触部と前記シール部材との間の空間を外部空間に対して密封する燃料噴射弁。
  14. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    ハウジングの内部に樹脂素材が満たされており、前記筒状部及び前記コネクタ部は前記樹脂素材と同一の素材により前記筒状部と前記コネクタ部とが一体となって形成され、
    前記シール部材は、前記筒状部に沿って形成され前記筒状部を内部に通す第1の開口部と、前記コネクタ部に沿って形成され前記コネクタ部を内部に通す第2の開口部と、を備え、
    前記シール部材は、前記ハウジングに取り付けられた部材により軸方向に付勢されることで、前記コネクタ部と前記第2の開口部の上端面が接触し、前記シール部材と前記筒状部との間の空間を外部空間に対して密封する燃料噴射弁。
  15. 請求項1又は2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材は、上流側で内径部に対して内周側に凸となるリング形状の燃料配管シール部が形成され、
    前記燃料配管シール部が前記燃料配管と接触することで、前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
  16. 請求項1又は2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シール部材は、内径部に対して内周側に凸となるリング形状の筒状部シール部が形成され、
    前記筒状部シール部が前記筒状部と接触することで、前記シール部材と前記筒状部との間を外部空間から密封する燃料噴射弁。
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