JP6652662B2 - タービン及びタービンシステム - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、タービン及びタービンシステムに関する。
例えば、発電プラントなどに用いられるタービンにおいて、タービンを一方向に膨張させた場合、タービンの入口側と出口側に生じる圧力差によってタービン軸にスラスト力が生じる。
タービン軸に生じるスラスト力はスラスト軸受で支える。スラスト力が大きい場合はスラスト軸受を大きくするためコスト増加等が問題となる。またスラスト軸受を大きくすることも周速度の観点から限界があり設計が成立しない問題もある。
スラスト力を小さくする方法としては、タービンの軸シール構造を利用したバランスピストンを設けて反スラスト力を発生させる方法が提案されている。
上述したバランスピストンを設けてスラスト力を小さくしたタービンでは、次のような問題が生じる可能性がある。
例えば、ケーシングの内部と外部(大気)との間をシールするグランドシールを、複数のラビリンスシールによって構成した場合、CO2等の漏洩を防ぐため、これらのラビリンスシールの間の空間からグランドポンプによって吸引しその空間を負圧に制御する場合がある。また、バランスピストンの低圧側とタービン排気ラインとを接続する排気接続配管を設けるとともに、バランスピストンの途中にバランスピストン抽気孔を設け、冷却あるいはシール用のCO2(低温・高圧)を抽気して、タービン途中段落に合流する構造とすることが考えられる。このような構造とした場合、次のような問題が生じる。
すなわち、低負荷時のタービンでは、前方段落では圧力降下が生じるが、もともとの圧力が低いため、前方段落における圧力降下によって圧力が低下してしまい、後方段落では圧力降下がほとんど生じない。すなわち後方段落における圧力降下の度合が前方段落に比べて小さくなり、後方段落の圧力差は小さくなる。したがって低負荷時において、上記構造のタービンでは、タービン途中段落に連通するバランスピストン抽気孔の部分の圧力が低下して、バランスピストンの低圧側圧力との差が小さくなる。このためバランスピストンの高圧側から低圧側へのCO2の流れが減少する。一方、バランスピストンの低圧側の空間には、グランドポンプによる吸引力が作用するため、排気接続配管に、タービン排気ラインから高温排気ガスの逆流が生じる可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、低負荷時に排気接続配管に高温排気ガスの逆流が生じること防止することのできるタービン及びタービンシステムを提供することにある。
実施形態のタービンは、ケーシングと、前記ケーシングを貫通するように配設されたタービンロータと、前記ケーシング内に配設され、タービンロータの軸方向に沿って設けられた複数段のタービン段落と、作動媒体を前記ケーシング内に注入し、前記タービン段落の前方段落から後方段落に向けて流通させることによって前記タービンロータを回転させる作動流体注入管と、前記タービンロータに配設されたバランスピストンと、前記バランスピストンと対向するように前記ケーシング側に配設された複数のバランスビストンシールと、複数の前記バランスピストンシールの間から前記タービン段落の中間段落に抽気するバランスピストン抽気孔と、前記バランスピストンの低圧側をタービン排気系統と接続する排気接続配管と、前記排気接続配管に設けられた排気接続配管用弁機構と、前記バランスピストンの低圧側と大気の間に設けられた複数のシール機構と、前記複数のシール機構の間から排気するための排気配管とを具備する。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。図1は、実施形態のタービンを備える火力発電システムの系統図である。
図1に示すように、この実施形態の火力発電システムは、CO2ポンプ1、再生熱交換器2、酸素製造装置3、燃焼器4、CO2タービン5、発電機6、冷却器7、湿分分離器8などを備える。CO2は二酸化炭素である。
CO2ポンプ1は、湿分分離器8により燃焼ガス(CO2と蒸気)から水分が分離された高純度のCO2を圧縮し、高圧のCO2を、再生熱交換器2を通じて燃焼器4、及び、CO2タービン5へ分岐して供給する。
なお、CO2ポンプ1で発生した高純度で高圧のCO2を貯留、または石油増進回収などに利用してもよい。CO2ポンプ1は一台で作動用CO2(以下「作動CO2」という)および冷却用CO2(以下「冷却CO2」という)の供給源となる。作動CO2を作動ガスまたは作動流体、冷却CO2を冷却ガスまたは冷却流体と呼ぶ場合もある。
再生熱交換器2は、熱交換により温度を高めたCO2を燃焼器4およびCO2タービン5へ供給する。燃焼器4へのCO2は作動用として供給される。CO2タービン5へのCO2は冷却あるいはシール用として供給される。また再生熱交換器2は、CO2タービン5から排出された燃焼ガス(CO2と蒸気)を熱交換により冷却する。
酸素製造装置3は、酸素を製造し、製造した酸素を燃焼器4へ供給する。燃焼器4は、注入されたメタンガスなどの天然ガス、CO2および酸素を燃焼させて高温および高圧の燃焼ガス(CO2と蒸気)を発生し、作動CO2としてCO2タービン5へ供給する。
CO2タービン5は、高温および高圧の作動CO2によりタービン内の動翼13(図2参照)とこの動翼13を支持するタービンロータ11を回転させて発電機6に回転力を伝達する。
すなわち、このCO2タービン5は、一台のCO2ポンプ1から供給されるCO2を主として、タービンロータ11を回転させるための作動媒体(作動流体)および冷却用の媒体(冷却ガス)として用いるタービンである。
発電機6は、CO2タービン5の車軸の回転力により発電する。CO2タービン5と発電機6を合わせてCO2タービン発電機という場合もある。冷却器7は、再生熱交換器2を通じた燃焼ガス(CO2と蒸気)をさらに冷却し、冷却した燃焼ガス(CO2と蒸気)は、湿分分離器8へ送られる。
湿分分離器8は、冷却器7から送られてきた低温の燃焼ガス(CO2と蒸気)から水分を分離し、高純度のCO2をCO2ポンプ1へ戻す。
この火力発電システムは、超臨界圧のCO2を用いた酸素燃焼の循環システムで構成され、CO2を有効活用でき、NOxを排出しないゼロエミッションの発電システムである。このシステムを用いることで、CO2を分離・回収する設備を別に設置することなく、高純度の高圧CO2を回収してリサイクル運用を図ることができる。
この火力発電システムの場合、CO2、天然ガスおよび酸素を注入して燃焼させて発生した高温のCO2(作動CO2)でCO2タービン5(の動翼)を回転させて発電する。
その後、CO2タービン5から排出された燃焼ガス(CO2と蒸気)は、再生熱交換器2および冷却器7を経て冷却され、湿分分離器8にて水分を分離した後、CO2ポンプ1に環流されて圧縮される。このシステムでは、大部分のCO2が燃焼器4へ循環されるが、燃焼により発生したCO2分はそのまま回収することができる。
(第1実施形態)
次に、図2を参照して第1実施形態に係るタービン及びタービンシステムについて説明する。
次に、図2を参照して第1実施形態に係るタービン及びタービンシステムについて説明する。
図2に示すように、第1実施形態のCO2タービン5は、軸受10、タービンロータ11、バランスピストン11a、フランジ部11b、ラビリンスシール12a,12b,12c、動翼13、外部ケーシング14、内部ケーシング15a,15b、静翼16、仕切壁18a,18b、仕切壁孔19、バランスピストンシール23,ラビリンスシール24、孔27、ホイールスペースシール28a,28b、バランスピストン抽気孔29、作動CO2注入管31、CO2排出管32、冷却あるいはシール用のCO2注入管33(以下「冷却CO2注入管33」と称す)、スラスト軸受34、排気接続配管35、排気配管37、グランドポンプ38、調整弁39、制御部50、圧力センサー51,53、ロードセル52などを備える。なお図中「高」は高圧を示し、「低」は低圧を示す。
軸受10は、タービンロータ11の両側の軸端を回転自在に支持する。また、スラスト軸受34は、タービンロータ11の片側の軸端を回転自在に支持し、タービンロータ11に設けられたフランジ部11bを支持することによってスラスト力を受ける。タービンロータ11には、そのほぼ中央部に複数の動翼13が周方向に植設されている。またタービンロータ11には、バランスピストン11aが設けられている。
バランスピストン11aと対向する内部ケーシング15aの内周には、ラビリンス構造のバランスピストンシール23が設けられている。バランスピストンシール23は、複数のフィンによりCO2の流れを抑止し減圧するものである。図2中バランスピストンシール23が配置された間隙(クリアランス)の右側と左側で圧力差が生じる。この例では、バランスピストンシール23の右側は圧力が高く「高」、左側は圧力が低い「低」。
このバランスピストンシール23により、バランスピストンシール23で区分された空間(冷却室Aに続く間隙部分と冷却室B)における圧力差を生じさせ、図2中右側から左側に作用する反スラスト力を発生させる。この反スラスト力により、タービンロータ11の軸方向のスラスト荷重を減少させる。
バランスピストン11aの位置よりも内側(図2中右側)の内部ケーシング15aの内周には、ラビリンス構造のラビリンスシール24が設けられている。このラビリンスシール24は、冷却あるいはシール用のCO2を適切な圧力に調整してホイールスペースシール28aに供給し、最小限流量にて作動CO2がケーシング側に漏洩しない様にシールする。
外部ケーシング14は、タービン本体の外郭をなすものであり、軸方向の両端に貫通孔14a,14bを有している。貫通孔14aとタービンロータ11との間の隙間には、ラビリンスシール12a,12cが配設されている。貫通孔14bとタービンロータ11との間の隙間には、ラビリンスシール12bが配設されている。
ラビリンスシール12a,12b,12cは、外部ケーシング14の貫通孔14a,14bを貫通させたタービンロータ11と貫通孔14a,14bの開口部との間隙を、タービンロータ11が回動可能にシールするグランドシールを構成する。また、ラビリンスシール12aとラビリンスシール12cとの間には排気配管37が接続されている。排気配管37には、グランドポンプ38が設けられている。
ラビリンスシール12a,12b,12cは、タービンロータ11を回転自在にシールしつつタービンロータ11の端部を外部ケーシング14の外へ露出させている。これによって、外部ケーシング14とタービンロータ11との間における、冷却CO2の外部への漏洩が低減される。また、ラビリンスシール12aとラビリンスシール12cとの間から排気配管37によって吸引しこれらの間を負圧とすることによって冷却CO2の外部への漏洩がさらに低減される。
内部ケーシング15a,15bは、タービンロータ11との間に冷却室A、排気室Eを作るように屈曲した形状で設けられている。
内部ケーシング15a,15bとその外側に設けられた外部ケーシング14とから二重のケーシング構造が構成されている。ここでは、二重のケーシング構造を一例としたが、ケーシングは、一重の単ケーシングであってもよい。
内部ケーシング15a,15bには、タービンロータ11側の動翼13と入れ子になるように静翼16が設けられている。動翼13と静翼16との一つの組をタービン段落と呼び、作動CO2注入管31に近い方から1段落、2段落…と呼ぶ。作動CO2注入管31に近い方のタービン段落が前方段落、遠い方のタービン段落が後方段落、その中間が中間段落となる。
また内部ケーシング15a,15bと外部ケーシング14との間には仕切壁18a,18bが設けられており、これらの仕切壁18a,18bにより内部ケーシング15a,15bと外部ケーシング14との間に冷却室B,C,Dが形成されている。
外部ケーシング14、内部ケーシング15a,15bを具備したケーシング構造では、タービンの冷却あるいはシール用のCO2が所定の温度および所定の圧力で注入される冷却室Aと、この冷却室Aの圧力よりも減圧されて冷却CO2が注入される冷却室B,C,Dとを有している。
冷却CO2注入管33に注入された高圧の冷却CO2は、冷却室A,B,C,Dを流れる。なお、以下においては、定格出力時における冷却CO2の流れ、および温度、圧力について説明する。破線の矢印60〜70の順がケーシング部分を冷却する冷却CO2の流れである。バランスピストンシール23の部分で低圧にされた冷却CO2は、冷却室Bと冷却室Cに分岐して流れる。このような流れの中で冷却CO2の圧力が次第に減少する。
この他、冷却CO2の流路としては、破線の矢印71,72で示すタービンを冷却あるいはシールする流れもある。例えば矢印72の流路は、内部ケーシング15a,15b内に設けた筒状の流路であり、静翼16を冷却する。
バランスピストン11aの低圧側である冷却室Bには、この冷却室Bとタービン排気系統であるCO2排出管32とを接続する排気接続配管35が配設されている。この排気接続配管35には、排気接続配管用弁機構としての調整弁39が設けられている。排気接続配管35は、定格出力時等には、バランスピストン11aの高圧側から低圧側である冷却室Bに流入する冷却CO2の一部をCO2排出管32へ排出する。
ここで、各冷却室A〜Dと排気室Eについて説明する。冷却室Aには、冷却CO2注入管33から冷却CO2が注入される。冷却室Aに注入される冷却CO2は、高温となるタービン構成部品を適切に冷却する温度に設定される。
この冷却室Aの圧力は高温の作動CO2の流出を防ぐため、作動CO2注入管31内の圧力よりも若干高めに維持されている。
冷却室Bには、冷却室Aから孔27を通じ、バランスピストンシール23にて減圧された冷却CO2が注入される。この冷却室Bはラビリンスシール12a,12cが受ける温度および圧力の影響を低減するための空間である。
この冷却室Bの温度は、冷却室Aとほぼ同じ温度である。冷却室Bの圧力は、バランスピストンシール23により冷却室Aよりも格段に減圧され、冷却室Dとほぼ同じ圧力(作動CO2注入管31内の圧力の1/10程度の低圧)にされている。
冷却室Cには、2つのバランスピストンシール23の中間に位置するバランスピストン抽気孔29へ分流した冷却CO2が注入される。冷却室Cに注入された冷却CO2は、内部ケーシング15a,15bと外部ケーシング14との間を破線の矢印63〜65の向きに流れる。冷却室C内の圧力は、冷却室Aよりも低く、冷却室Bよりも高い。
冷却室Cと冷却室Dとを区画する仕切壁18bには貫通孔である仕切壁孔19が設けられており、冷却室Cからの冷却CO2が仕切壁孔19を通じて冷却室Dに注入される(破線の矢印66)。冷却室D内の圧力は、冷却室Cより低くなる。
冷却室Dは、排気室Eを形成する内部ケーシング15bを冷却するための空間であり、この冷却室D内にラビリンスシール12bの一部が配置されている。冷却室Dでは、低温および低圧の冷却CO2が破線の矢印67〜70の向きに流れる。
この冷却室D内の圧力は、排気室Eの排気CO2がホイールスペースシール28bの部分から冷却室Dへ流入(漏れ)することを防ぐため、排気室E内の排気CO2の圧力よりも若干高め(作動CO2注入管31内の圧力の1/10程度+ΔP)に維持される。このため、冷却あるいはシール用のCO2は、若干ではあるが、冷却室D側からホイールスペースシール28bを通じて排気室Eへ流れ込む。
排気室Eには、作動CO2注入管31から注入された作動CO2が静翼16と動翼13を通過した排気CO2が流入し、CO2排出管32から排出される。この排気室Eの排気CO2の温度は、定格出力時では、作動CO2注入管31から注入される作動CO2の温度の半分強程度(例えば500℃−1000℃の間)である。この排気室E内の圧力は、定格出力時では、作動CO2注入管31内の圧力の1/10程度である。つまり排気室E内は中温、低圧といえる。
一方、低負荷時では、作動CO2注入管31内の圧力が定格出力時に比べて低くなる。具体的には、例えば、定格出力時の1/5程度の圧力となる。このような場合、タービンの前方段落では圧力降下が生じるが、もともとの圧力が低いため、前方段落における圧力降下によって圧力が低下してしまい、後方段落では圧力降下がほとんど生じない。すなわち後方段落における圧力降下の度合が前方段落に比べて小さくなる。このため、タービンの中間段落に接続されたC室の圧力が定格出力時に比べて低くなり、C室の圧力は、C室より下流側のD室、E室の圧力と略同一となる。したがって、C室の圧力は、B室の圧力とも略同一となる。
このため、バランスピストン11aのバランスピストン抽気孔29内の圧力と低圧側(B室側)との圧力差が小さくなり、バランスピストン11aの高圧側からバランスピストン抽気孔29を介してC室へ流入する冷却CO2の流れが増大する。一方、バランスピストン11aの高圧側(A室側)から低圧側(B室側)へ流れる冷却CO2の流量が減少する。
一方、グランドシールであるラビリンスシール12aと、ラビリンスシール12cとの間からは、グランドポンプ38によって吸引が行われている。またはグランドポンプ38が停止状態にあったとしてもB室と大気には圧力差があるため、B室内からの冷却CO2の流出によって、B室の圧力が減少し、排気接続配管35内に、CO2排出管32から排気CO2が逆流する可能性がある。排気CO2は、冷却CO2と比べると高温であるため、排気CO2が排気接続配管35内に逆流すると排気接続配管35が熱によるダメージを受ける。
本実施形態では、排気接続配管35に配設された調整弁39を閉じることによって、排気接続配管35内に、CO2排出管32から排気CO2が逆流することを防止することができる。すなわち、低負荷時には、調整弁39を閉じ、一定以上の負荷となった際に調整弁を開くことによって、上記の逆流を防ぐことができる。
上記の調整弁39の開閉は、制御部50によって制御する。制御部50は、コンピュータなどから構成され、CO2タービン5とともに、タービンシステムを構成する。制御部50には、作動CO2注入管31内の圧力を検出する圧力センサー51等からの検出信号が入力される。制御部50は、圧力センサー51からの検出信号に基づき、圧力の低い低負荷時には、調整弁39を閉じ、圧力が一定以上の高負荷となった時点で調整弁39を開く。これによって、上記したCO2排出管32から排気接続配管35内への排気CO2の逆流を防止することができる。
また、定格出力時の調整弁39の開度を中間開度とし、調整弁39の開度を調整することによって反スラスト力を調整することもできる。すなわち、中間開度から調整弁39の開度を上げる(開く)ことによって、バランスピストン11aの低圧側の圧力を下げ、反スラスト力を大きくすることができる。一方、中間開度から調整弁39の開度を下げ(閉じる)ことによって、バランスピストン11aの低圧側の圧力を上げ、反スラスト力を小さくすることができる。
スラスト軸受に加わっているスラスト力は、スラスト軸受に配設したスラスト荷重検出センサー、例えばロードセル52で計測することができる。このロードセル52の検出信号を制御部50に入力することによって、所望のスラスト力となるように反スラスト力の大きさを制御することができる。スラスト力と反スラスト力を安定的にバランスさせるためには、スラスト力が反スラスト力より若干強くなるように、
スラスト力=反スラスト力+α
とすることが好ましい。
スラスト力=反スラスト力+α
とすることが好ましい。
また、バランスピストン11aの高圧側の圧力を圧力センサー53で検出するとともに、低圧側の圧力を圧力センサー53で検出し、これらの検出値の差から反スラスト力を求めることができる。すなわち、高圧側の圧力をP1、高圧側の受圧面積をA1、低圧側の圧力をP2、低圧側の受圧面積をA2とした時に、
反スラスト力=P1×A1−P2×A2
によって求めることができる。
したがって、2つの圧力センサー53からの検出信号を制御部50に入力することによって、所望のスラスト力となるように反スラスト力の大きさを制御することができる。
反スラスト力=P1×A1−P2×A2
によって求めることができる。
したがって、2つの圧力センサー53からの検出信号を制御部50に入力することによって、所望のスラスト力となるように反スラスト力の大きさを制御することができる。
排気接続配管35における締め切り性を高めるためには、図3に示すように、排気接続配管35に調整弁39の他、開閉弁40を配設することが好ましい。この場合、開閉弁40を閉じることによって、確実に排気CO2が排気接続配管35内に逆流することを防止することができる。そして、定格出力時等は、開閉弁40を開いた状態で、調整弁39の開度を調整することにより、前述したとおり、反スラスト力の大きさを制御することができる。なお、反スラスト力の制御が不要な場合は、調整弁39を設けずに、開閉弁40のみを設けてもよい。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態では、冷却供給系統からバランスピストン11aの低圧側(B室)に高圧の冷却CO2を供給するための冷却CO2供給配管80が配設されており、この冷却CO2供給配管80に弁機構として調整弁81が配設されている。この調整弁81は、制御部50によって開閉制御される。なお、他の部分については、図2に示した第1実施形態と同様に構成されている。
次に、図4を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態では、冷却供給系統からバランスピストン11aの低圧側(B室)に高圧の冷却CO2を供給するための冷却CO2供給配管80が配設されており、この冷却CO2供給配管80に弁機構として調整弁81が配設されている。この調整弁81は、制御部50によって開閉制御される。なお、他の部分については、図2に示した第1実施形態と同様に構成されている。
上記構成の第2実施形態によれば、低負荷時等において、排気接続配管35内への排気CO2の逆流を防ぐため、調整弁39又は開閉弁40を閉じた際に、調整弁81を開いて冷却CO2供給配管80からバランスピストン11aの低圧側に高圧の冷却CO2を供給することができる。これによって、反スラスト力を調整することが可能となる。この場合、調整弁81を開いて高圧の冷却CO2を供給すると、バランスピストン11aの低圧側(B室)の圧力が上がり、反スラスト力が減少する。
冷却CO2供給配管80における締め切り性を高めるためには、図5に示すように、冷却CO2供給配管80に調整弁81の他、開閉弁82を配設することが好ましい。この場合、定格出力時等は、開閉弁82を閉じることによって、確実に冷却CO2供給配管80の締め切りを行うことができる。そして、低負荷時等は、開閉弁82を開いた状態で、調整弁81の開度を調整することにより、前述したとおり、反スラスト力の大きさを制御することができる。この開閉弁82は、制御部50によって開閉制御される。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…CO2ポンプ、2…再生熱交換器、3…酸素製造装置、4…燃焼器、5…CO2タービン、6…発電機、7…冷却器、8…湿分分離器、10…軸受、11…タービンロータ、11a…バランスピストン、12a,12b…メカニカルシール、13…動翼、14…外部ケーシング、14a,14b…貫通孔、15a,15b…内部ケーシング、16…静翼、18a,18b…仕切壁、19…仕切壁孔、23…バランスピストンシール、24…ラビリンスシール、29…バランスピストン抽気孔、31…作動CO2注入管、32…CO2排出管、33…冷却あるいはシール用のCO2注入管(冷却CO2注入管)、35…排気接続配管、39…調整弁、40…開閉弁、50…制御部、51…圧力センサー、52…ロードセル、53…圧力センサー、54…圧力センサー、A-D…冷却室、E…排気室、80…冷却CO2供給配管、81…調整弁、82…開閉弁。
Claims (8)
- ケーシングと、
前記ケーシングを貫通するように配設されたタービンロータと、
前記ケーシング内に配設され、前記タービンロータの軸方向に沿って設けられた複数段のタービン段落と、
作動媒体を前記ケーシング内に注入し、前記タービン段落の前方段落から後方段落に向けて流通させることによって前記タービンロータを回転させる作動流体注入管と、
前記タービンロータに配設されたバランスピストンと、
前記バランスピストンと対向するように前記ケーシングに配設された複数のバランスピストンシールと、
複数の前記バランスピストンシールの間から前記タービン段落の中間段落に抽気するバランスピストン抽気孔と、
前記バランスピストンの低圧側をタービン排気系統と接続する排気接続配管と、
前記排気接続配管に設けられた排気接続配管用弁機構と、
前記バランスピストンの低圧側と大気の間に設けられた複数のシール機構と、
前記複数のシール機構の間から排気するための排気配管と、
を具備するタービン。 - 請求項1に記載のタービンであって、
前記排気接続配管用弁機構が、調整弁と開閉弁とを具備するタービン。 - 請求項1又は請求項2に記載のタービンであって、
前記ケーシング内に冷却ガスを供給するための冷却供給系統から前記バランスピストンの低圧側に前記冷却ガスを供給する冷却ガス供給配管と、
前記冷却ガス供給配管に設けられた冷却ガス供給配管用弁機構と
を具備するタービン。 - 請求項3に記載のタービンであって、
前記冷却ガス供給配管用弁機構が、調整弁と開閉弁とを具備するタービン。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタービンを具備したタービンシステムであって、
前記排気接続配管用弁機構を開閉制御するための制御部を具備したタービンシステム。 - 請求項5記載のタービンシステムであって、
前記制御部は、前記排気接続配管用弁機構を構成する調整弁の開度を調整することによって、前記バランスピストンで発生する反スラスト力の大きさを増減させるタービンシステム。 - 請求項6記載のタービンシステムであって、
前記制御部は、スラスト軸受に設けられタービンスラスト荷重を検出するスラスト荷重検出センサーからの検出信号に基づいて、前記調整弁の開度を調整するタービンシステム。 - 請求項6記載のタービンシステムであって、
前記制御部は、前記バランスピストンの高圧側の圧力を検出する高圧側圧力検出センサーと、前記バランスピストンの低圧側の圧力を検出する低圧側圧力検出センサーとからの検出信号に基づいて、前記調整弁の開度を調整するタービンシステム。
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