JP6651763B2 - マルチ給湯システム用監視システム - Google Patents

マルチ給湯システム用監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP6651763B2
JP6651763B2 JP2015186533A JP2015186533A JP6651763B2 JP 6651763 B2 JP6651763 B2 JP 6651763B2 JP 2015186533 A JP2015186533 A JP 2015186533A JP 2015186533 A JP2015186533 A JP 2015186533A JP 6651763 B2 JP6651763 B2 JP 6651763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
hot water
system controller
water supply
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015186533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017062054A (ja
Inventor
善彦 前川
善彦 前川
真行 杉岡
真行 杉岡
山下 剛
剛 山下
井上 智晴
智晴 井上
小野 秀
秀 小野
峠田 直樹
直樹 峠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2015186533A priority Critical patent/JP6651763B2/ja
Publication of JP2017062054A publication Critical patent/JP2017062054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6651763B2 publication Critical patent/JP6651763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、複数の給湯器を連結することにより大能力の給湯を可能としたマルチ給湯システム用の監視システムに関する。
近年、業務用給湯システムとして、ガス瞬間給湯器を複数台使用するマルチ給湯システムが、ボイラーと貯湯槽とを組み合わせた給湯方式に代わって採用されつつある。マルチ給湯システムは、給湯器の1台が故障しても他の給湯器がバックアップ運転することにより給湯を継続でき、専用の機械室が不要であり、構成機器の搬入・搬出・交換が比較的容易に行え、ボイラー技士などの専門の技術者が不要で簡単なリモコン操作のみで運転させることができるなど、種々の利点がある。
本願出願人は、従来より上記のようなマルチ給湯システムの開発を行っており、例えば下記の特許文献1及び2に開示している。
また、下記の特許文献3には、マルチ給湯システムを構成する機器と管理センターとを中継する中継アダプタ(通信アダプタ)を設けて、マルチ給湯システムにおける各種情報を管理センターに対して送信して遠隔で管理する遠隔管理システムが開示されている。
特許第3603762号公報 特許第3608492号公報 特開2007−274710号公報
マルチ給湯システムは、例えば最大で24台の給湯器が階層構造の複数のシステムコントローラによって接続されるものであり、各機器(給湯器及びシステムコントローラ)間の接続が複雑となるとともに、施工される各施設毎に給湯器及びシステムコントローラの構成台数が異なり、接続関係も個別に異なるため、施工時に各機器間の誤接続が生じやすい。
しかし、従来のマルチ給湯システムやその遠隔管理システムには、各機器間の接続関係が正常であるか否かを判定する機能が具備されていなかった。
そこで、本発明は、複数台の給湯器の運転台数を制御することにより要求される給湯能力に応じた給湯を行うマルチ給湯システムを構成する機器同士の接続関係の異常を自動的に検知して施工者に報知可能なマルチ給湯システム用監視システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、複数台の給湯器の運転台数の制御を少なくとも一つのシステムコントローラによって行うマルチ給湯システム用の監視システムであって、前記複数台の給湯器並びに前記システムコントローラのそれぞれの接続関係が正常であるか否かを前記システムコントローラに対する通信によって取得したシステム構成情報に基づいて判定する誤接続判定処理部を備えており、該誤接続判定処理部は、マルチ給湯システムに付設された通信アダプタにより構成されるとともに、前記通信アダプタに設けられた操作部の所定の試運転開始操作を行うことで実行される通信アダプタの試運転時に前記判定処理を行うよう構成されていることを特徴とするものである(請求項1)。
かかる本発明のマルチ給湯システム用監視システムによれば、システムコントローラに対する通信によって取得したシステム構成情報に基づいて、複数台の給湯器並びにシステムコントローラのそれぞれの接続関係が正常であるか否かの判定を行うので、自動収集された現実のシステム構成情報に基づいて施工直後の監視システムの通信アダプタの試運転時に誤接続があるか否かを自動で検知できる。
なお、各システムコントローラは、その下位側に他のシステム構成機器(他のシステムコントローラ又は給湯器)が接続されているか否かを監視して、その接続情報を記憶保持していることが好ましく、この場合、誤接続判定処理部は、各システムコントローラとの通信によって各システムコントローラの直下に接続されている機器との接続情報を取得できる。複数のシステムコントローラが階層的に接続されている場合、誤接続判定処理部は、まず最上位のシステムコントローラとの通信によって最上位(第1階層)のシステムコントローラの下位側接続ポートに直接接続されている下位側の第2階層のシステムコントローラとの接続情報を取得し、該接続情報に基づいて次に通信すべき第2階層のシステムコントローラを特定して、特定された第2階層のシステムコントローラとの通信によって第2階層のシステムコントローラの下位側接続ポートに直接接続されているさらに下位側の第3階層の機器(給湯器若しくはさらに下位のシステムコントローラ)との接続情報を取得し、これを繰り返すことによって、マルチ給湯システムが多階層に構成されている場合であっても現実の接続関係を示す各機器間の接続情報を収集して、すべての機器間の接続情報からなるシステム構成情報を取得できる。最上位のシステムコントローラがマルチ給湯システム全体のシステム構成情報を収集管理するよう構成されている場合には、誤接続判定処理部は、最上位のシステムコントローラのみとの通信によって最上位のシステムコントローラが管理するシステム構成情報を取得して、該システム構成情報に基づいて誤接続判定を行うよう構成することもできる。また、誤接続判定処理部が、各システムコントローラの下位側接続ポートにアクセス可能に各システムコントローラを構成することもでき(各システムコントローラが通信中継器として機能する。)、この場合は、各システムコントローラが上記接続情報を記憶保持していることは必ずしも要求されず、誤接続判定処理部が上位側のシステムコントローラから順にすべてのシステムコントローラのそれぞれの下位側接続ポートにアクセスすることによってシステム構成情報を収集するよう構成することも可能である。
上記本発明のマルチ給湯システム用監視システムにおいて、前記誤接続判定処理部により前記接続関係が正常でないと判定されたときに接続関係が異常であることを報知する報知部をさらに備えることができる(請求項2)。これによれば、誤接続がある(接続関係が異常である)ことを施工者にその場で報知することができ、迅速な対応を行うことができる。
また、前記複数台の給湯器並びに前記システムコントローラのそれぞれの接続関係を示すシステム構成情報を管理する遠隔管理サーバをさらに備えることができ、前記通信アダプタは、前記システム構成情報を前記遠隔管理サーバに送信する機能を有することができる(請求項3)。これによれば、マルチ給湯システムを遠隔管理サーバと通信可能に接続するために設置される通信アダプタにシステム構成情報の取得機能を具備させることによって、マルチ給湯システムを構成するシステムコントローラにシステム全体の接続関係を収集管理する機能が設けられていなくとも、システム全体の接続関係を示すシステム構成情報を収集して、該システム構成情報を遠隔管理サーバで管理することにより、該サーバーにアクセス可能な適宜の端末からシステム構成情報を閲覧することが可能となり、より充実した保守サービスを提供できる。
さらに、前記通信アダプタは、前記誤接続判定処理部の判定結果をも前記システム構成情報とともに前記遠隔管理サーバに送信するよう構成できる(請求項4)。これによれば、通信アダプタは、遠隔管理サーバに送信するために取得したシステム構成情報を利用して接続関係の正誤判定を行うことができ、遠隔管理サーバにおける管理情報の収集のためのシステム構成情報の取得とは別に接続関係の正誤判定のためだけのシステム構成情報の取得を行う必要がなく、例えば遠隔管理サーバと通信アダプタとが正常に通信可能に接続されているかの確認のための監視システムの試運転時に、遠隔管理サーバに送信するために取得したシステム構成情報に基づいて接続関係の正誤判定を行うことによって、試運転に要する時間の短縮を図りながらも、接続関係が正常であるか否かを判定して遠隔管理サーバに送信することができる。
なお、誤接続判定処理部は、上記遠隔管理サーバに組み込まれた機能として実現することもでき、この場合、通信アダプタは遠隔管理サーバとマルチ給湯システムとの間の通信の中継機器として機能すれば良い。また、通信アダプタは、マルチ給湯システムの運転操作を行うためのリモコンとは別に設けることが好ましいが、リモコンを上記誤接続判定処理部として機能させることも可能である。また、通信アダプタを上記報知部として機能させることができ、例えば、接続関係に何らかの異常を検知した場合には通信アダプタに設けたLED表示器によって異常報知することができる。また、施工者が現場に持ち込んだ端末機器を報知部として機能させることもできる。また、本発明は、すべての接続異常を検出可能とするものでなくともよく、明かな誤接続、乃至、予め想定した誤接続のパターンのみを検知できるものであってよい。
以上説明したように、本発明の請求項1に係るマルチ給湯システム用監視システムによれば、システムコントローラに対する通信によって取得したシステム構成情報に基づいて、複数台の給湯器並びにシステムコントローラのそれぞれの接続関係が正常であるか否かの判定を行うので、自動収集された現実のシステム構成情報に基づいて施工直後の監視システムの通信アダプタの試運転時に誤接続があるか否かを自動で検知できる。
さらに、本発明の請求項2に係るマルチ給湯システム用監視システムによれば、誤接続がある(接続関係が異常である)ことを施工者にその場で報知することができ、迅速な対応を行うことができる。
また、本発明の請求項3に係るマルチ給湯システム用監視システムによれば、マルチ給湯システムを遠隔管理サーバと通信可能に接続するために設置される通信アダプタにシステム構成情報の取得機能を具備させることによって、マルチ給湯システムを構成するシステムコントローラにシステム全体の接続関係を収集管理する機能が設けられていなくとも、システム全体の接続関係を示すシステム構成情報を収集して、該システム構成情報を遠隔管理サーバで管理することにより、該サーバーにアクセス可能な適宜の端末からシステム構成情報を閲覧することが可能となり、より充実した保守サービスを提供できる。
また、本発明の請求項4に係るマルチ給湯システム用監視システムによれば、通信アダプタは、遠隔管理サーバに送信するために取得したシステム構成情報を利用して接続関係の正誤判定を行うことができ、遠隔管理サーバにおける管理情報の収集のためのシステム構成情報の取得とは別に接続関係の正誤判定のためだけのシステム構成情報の取得を行う必要がなく、例えば遠隔管理サーバと通信アダプタとが正常に通信可能に接続されているかの確認のための監視システムの試運転時に、遠隔管理サーバに送信するために取得したシステム構成情報に基づいて接続関係の正誤判定を行うことによって、試運転に要する時間の短縮を図りながらも、接続関係が正常であるか否かを判定して遠隔管理サーバに送信することができる。
本発明の一実施形態に係るマルチ給湯システム並びにその遠隔監視システムの概略システム構成図である。 同マルチ給湯システムに誤接続がある場合の概略システム構成図である。 誤接続であることを表示する表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマルチ給湯システム並びにその遠隔監視システムの概略システム構成図であり、本実施形態のマルチ給湯システムは、1台の最上位のシステムコントローラP(以下、「親シスコン」という。)と、該親シスコンPの階層下位側に並列に接続される最大4台の最下位のシステムコントローラSC(以下、「子シスコン」という。)と、各子シスコンSCの階層下位側に最大6台ずつ接続される計24台(最大)の給湯器WHとを備えて、これら構成機器が親シスコンPを頂点として階層的に接続され、親シスコンP並びに子シスコンSCによって給湯器WHの運転台数制御がなされるよう構成されている。親シスコンP並びに子シスコンSCによる運転台数制御の内容はどのようなものであってもよく、本発明においては運転台数制御の内容は特定のものに限定されないが、例えば上記特許文献1又は2に開示したものとすることができる。
なお、図1は一例として示したものであって、各施設に設置されるマルチ給湯システム毎に、要求される最大給湯能力等に応じて子シスコンSCの接続台数、並びに、給湯器WHの接続台数は任意である。また、給湯器WHの台数が6台以下であれば、親シスコンPを設置せず、1台の子シスコンSC(この場合、単に、シスコンSCと呼ぶこともできる。)のみで給湯器WHの運転台数制御を行うシステム構成を許容することもできる。また、図1に示す例では親シスコンPの配下に子シスコンSCを1階層設けた構成としているが、各子シスコンSCの配下にさらに子シスコンを階層的に接続した多階層構造のマルチ給湯システムとして構築することもできる。また、図1の親シスコンP及び各子シスコンSC内に示した数字列は、各シスコンにおける接続情報の収集管理状態を模式的に示したものであって、物理的に図示したような構造が存在するものではない。
本実施形態では、親シスコンPは、階層下位側に最大4台の子シスコンSCを接続するための4つの下位側接続ポートを備えており、各接続ポートに子シスコンSCが2芯通信線などの通信線L1を介してそれぞれ接続され、該通信線L1を介して親シスコンPと各子シスコンSCとが相互に各種情報(各種指令信号を含む。)を送受信可能に構成されている。また、親シスコンPは、各下位側接続ポートに下位側機器として子シスコンSCが接続されているか否かの接続確認処理を所定時間毎若しくは所定のタイミング(例えば、給湯運転開始時や終了時など)で行うとともに、接続が確認された下位側機器との接続情報を記憶保持する。親シスコンPが記憶保持する下位側機器との接続情報は、例えば、4つの下位側接続ポートのそれぞれに下位側機器が接続されているか否かを示す4ビットのデジタルデータを含む。具体的には、4つのポートすべてに下位側機器SCが接続されていれば「1111」、いずれにも接続されていなければ「0000」、図示例のように1番目と2番目と4番目のポートに接続されていれば「1101」のように設定されるデジタルデータを含むことができる。なお、本実施形態では、親シスコンPの下位側接続ポートに、下位側機器として給湯器WHが直接接続されている場合にも、当該ポートの接続情報として「1」が設定されるようになっている。
また、親シスコンPは、自身の機種を特定するための所定の機器情報(例えば、型番やソフトウェアバージョン番号など)をも記憶保持している。さらに、自身が親シスコンであることを示す識別符号として「1」が設定記憶されており、かかる識別符号を上記接続情報に付加して、図示例では「1 1101」を接続情報として記憶保持している。親シスコンPは、起動中は常時すべてのポートを監視して、例えば所定の時間間隔で上記接続情報を更新するよう構成されている。また、親シスコンPは、接続されている子シスコンSCとの通信によって各子シスコンSCの機器情報を各子シスコンSCから取得して記憶保持しておくこともできる。
各子シスコンSCは、親シスコンPと接続するための上位側接続ポートを備え、該ポートに上記通信線L1が接続されている。また、子シスコンSCは、階層下位側に最大6台の給湯器WHを接続するための6つの下位側接続ポートを備えており、各下位側接続ポートに給湯器WHが2芯通信線などの通信線L2を介してそれぞれ接続され、該通信線L2を介して子シスコンSCと給湯器WHとが相互に各種情報(各種指令信号を含む。)を送受信可能に構成されている。子シスコンSCもまた、親シスコンPと同様、各階層下位側接続ポートに給湯器WHが接続されているか否かの接続確認処理を所定時間毎若しくは所定のタイミングで行うとともに、接続が確認された給湯器WHとの接続情報を記憶保持する。子シスコンSCが記憶保持する給湯器WHとの接続情報は、例えば、6つの下位側接続ポートのそれぞれに給湯器WHが接続されているか否かを示す6ビットのデジタルデータを含む。具体的には、6つのポートすべてに給湯器WHが接続されていれば「111111」、いずれにも接続されていなければ「000000」、図1において上から2つめの子シスコンSCのように2番目と3番目と5番目と6番目のポートに接続されていれば「011011」のように設定されるデジタルデータを含むことができる。また、各子シスコンSCも、自身の機種を特定するための所定の機器情報を記憶保持しているとともに、自身が子シスコンであることを示す識別符号として「0」が設定記憶されており、かかる識別符号を上記接続情報に付加して、例えば図1において上から2つめに示された子シスコンSCでは「0 011011」を接続情報として記憶保持している。子シスコンSCは、起動中は常時すべてのポートを監視して、例えば所定の時間間隔で上記接続情報を更新するよう構成されている。また、子シスコンSCは、接続されている給湯器WHとの通信によって各給湯器WHの機器情報を各給湯器WHから取得して記憶保持しておくこともできる。
給湯器WHは、子シスコンSCと接続するための接続ポートを備えており、該接続ポートに上記通信線L2が接続されている。各給湯器WHもまた、自身の機種を特定するための所定の機器情報を記憶保持している。また、給湯器WHは、自機から給湯した過去の総供給熱量情報、自機のエラー情報及び自機の故障情報を含む給湯器状態情報をも記憶保持している。給湯器状態情報としては、その他適宜の情報を含むことができ、例えば燃料ガスの種類(都市ガスやプロパンガスの種類など)や総運転時間に関する情報などを含むこともできる。また、給湯器WHには下位システムは接続されないが、本実施形態では、各給湯器WHにも子シスコンWCと同様のフォーマットの接続情報が記憶保持されており、具体的には「0 000000」のデータ、即ち給湯器WHが一台も接続されていない子シスコンSCが記憶保持する接続情報と同じデータが各給湯器WHが記憶保持する接続情報として設定されている。
また、本実施形態のマルチ給湯システムは、システム全体の運転操作を行うためのリモコンRCを備えており、該リモコンRCは、親シスコンPの階層上位側接続ポートに2芯通信線L3を介して接続されている。親シスコンPの階層上位側接続ポートは複数並列に設けられており、後述する通信アダプタ4もまた2芯通信線L3を介して親シスコンPの階層上位側接続ポートに接続され、而して、親シスコンP、リモコンRC並びに通信アダプタ4がそれぞれ通信線L3を介して相互に通信可能となされている。
本実施形態の遠隔監視システムは、インターネットに接続された遠隔管理サーバ1と、マルチ給湯システムのエラー確認やサービス手配等を行うコールセンターに設けられた監視端末2(表示装置)と、メンテナンス業者が携行する通信端末3(端末機器)と、各マルチ給湯システム毎に設置された通信アダプタ4とから主構成され、各端末2,3は遠隔管理サーバ1とインターネットを介して通信可能に接続されている。通信アダプタ4は、マイクロプロセッサにより主構成される制御部を備えて、携帯電話通信網並びにインターネットを介して管理サーバ1と相互に通信可能に接続されているとともに、2芯通信線などの通信線L3を介して親シスコンPと相互に通信可能に接続されている。なお、通信アダプタ4は、LANケーブルを介して接続されたルーター5を介して携帯電話網に接続されている。ルーター5には電源基板(図示せず)から電源供給することができ、通信アダプタ4へは、2芯通信線L3を介して電源供給することができる。
遠隔管理サーバ1は、各マルチ給湯システムの通信アダプタ4から、個々のマルチ給湯システムを構成する複数台の給湯器WH、親シスコンP並びに子シスコンSCのそれぞれの接続関係を示すシステム構成情報を取得して各マルチ給湯システム毎に管理するものであり、ファイルサーバの形態で構成されていてもよいし、リレーショナルデータベースサーバの形態で構成されていてもよく、その他適宜の形態であってよい。本実施形態では、遠隔管理サーバ1は、各マルチ給湯システム毎に、最上位の構成機器を筆頭に階層的に接続されてなる接続関係を特定可能な態様のデータベース様式でシステム構成情報を管理しており、例えば図1に示すように、各構成機器毎に、機器ID(ID01〜)、当該機器とその下位側機器との接続情報(例えば図1のID01の機器では「1 1101」)、当該機器の機器情報(xxxxx)及びその他の情報を関連付けて管理することができる。
監視端末2並びに通信端末3は、遠隔管理サーバ1が管理する上記システム構成情報を参照して、システム構成を表示させたい所望の特定のマルチ給湯システムにおける複数台の給湯器WH、親シスコンP並びに子シスコンSCのそれぞれの接続関係を、例えば図3に示すような階層構造のダイアグラムを用いて表示画面に表示するよう構成されている。なお、各端末2,3に、遠隔管理サーバ1が管理するシステム構成情報を参照して所望のマルチ給湯システムにおける構成機器の接続関係を表示するためのプログラムをインストールしておくこともできるし、各端末2,3を単なる表示端末乃至Web端末とし、管理サーバ1側で生成したシステム構成図を各端末2,3に転送して表示させることも可能である。
また、監視端末2並びに通信端末3は、所定の操作を行うことによって指定したマルチ給湯システムの通信アダプタ4に対し、インターネットを介して直接、或いは、遠隔管理サーバ1を介して間接的に構成情報取得要求を発行可能に構成されている。
通信アダプタ4は、親シスコンP、リモコンRC及び子シスコンSCと相互に通信可能に構成されており、通信アダプタ4が子シスコンSCと通信する際には親シスコンPが通信の中継機器として機能する。なお、通信アダプタ4は、各システムコントローラP,SC及び給湯器WHに対し接続箇所毎に固有の機器IDを付与しており、具体的には、例えば、通信アダプタ4の接続ポートにID01、親シスコンPの1番目から4番目の下位側接続ポートにID02〜ID05、ID02の子シスコンSCの下位側接続ポートにID06〜ID11、ID03の子シスコンSCの下位側接続ポートにID12〜ID17、ID04の子シスコンSCの下位側接続ポートにID18〜ID23、ID05の子シスコンSCの下位側接続ポートにID24〜ID29を付与して、各ポートに接続された機器をこれら機器IDを用いて管理する。
また、通信アダプタ4は、親シスコンPと複数の子シスコンSCとの接続関係、並びに、各子シスコンSCと複数台の給湯器WHとの接続関係がそれぞれ正常であるか否かを親シスコンP及び子シスコンSCのそれぞれに対する通信によって取得したシステム構成情報に基づいて判定する誤接続判定処理部を備えており、該誤接続判定処理部は、対応するプログラムを実行する通信アダプタ4の制御部により制御構成することができる。
一実施例において、誤接続判定処理部は、通信アダプタ4に設けられた操作部(図示せず)の所定の試運転開始操作を行うことで実行される通信アダプタ4の試運転時に上記接続関係の判定処理を行うよう構成できる。誤接続判定処理部は、試運転が開始されると、マルチ給湯システムを構成するシステムコントローラP.SCに対して接続情報取得要求を発行し、各システムコントローラP,SCとの通信結果ならびに各システムコントローラP,SCから返信された情報を集約することによってマルチ給湯システムのシステム構成情報を取得する。
かかるシステム構成情報取得処理の一例を図1に示すシステム構成に基づいて具体的に説明すると、通信アダプタ4の誤接続判定処理部は、まず、ID01の機器、すなわち、通信アダプタ4に直接接続された親シスコンPに対して、接続情報取得要求を発行する。
親シスコンPは、通信アダプタ4から接続情報取得要求を受信すると、自機が管理している接続情報「1 1101」を要求元、すなわち通信アダプタ4に対して返信する。なお、接続情報の返信の際に、自機が記憶保持している自機の機種情報をも付加することもできる。
通信アダプタ4は、親シスコンPからの返信があれば、親シスコンPから返信された接続情報「1 1101」を解析することにより、ID01の機器は親シスコンPであるとともに、親シスコンPの1番目、2番目及び4番目の下位側接続ポートに下位側機器が接続され、3番目の下位側接続ポートには下位側機器が接続されていないと判定する。
一方、接続情報取得要求発行後所定時間を経過しても親シスコンPからの返信がない場合は、並びに、返信された接続情報が「1 0000」であった場合、すなわち子シスコンSCが1台も接続されていない場合には、接続関係に異常があると判定する。通信アダプタ4は、接続関係に異常があると判定されると試運転を中断し、通信アダプタ4に設けられたLED表示器やブザーなどを用いて接続関係に異常があることを施工者に報知する。而して、かかる通信アダプタ4によって、誤接続判定処理部により接続関係が正常でないと判定されたときに接続関係が異常であることを報知する報知部が構成される。なお、異常の種類によって報知態様、例えばLED表示器の点滅回数や点滅速度や表示する数字など、を変えることによって、どのような種類の異常であるかを判別可能とすることもでき、例えば上記の例においては、親シスコンPからの返信がない場合と、子シスコンSCが1台も接続されていない場合とで報知態様を異ならせることが可能である。
また、返信された接続情報が親シスコンPのものでない場合、すなわち、上記接続情報に含まれる識別符号が「1」でない場合も接続関係に異常があると判定させることもできるが、必要に応じて通信アダプタ4に1台の子シスコンSCのみを直接接続することを許容することもでき、この場合は、返信された接続情報の解析によって、ID01の機器が子シスコンSCであり、子シスコンSCの何番目のポートに給湯器WHが接続されているかを判定できる。
親シスコンPからの返信があると、次に、通信アダプタ4は、親シスコンPから返信された上記接続情報に基づき、親シスコンPに接続されているすべての2階層目の下位側機器、すなわち子シスコンSCに対して機器IDを用いて順次接続情報取得要求を発行する。図示例では、ID02,ID03及びID05の下位側接続ポートに下位側機器が接続されていることが判明しているため、これら親シスコンPの下位側接続ポートを介して各下位側機器に対して接続情報取得要求を発行する。
子シスコンSCは、通信アダプタ4から接続情報取得要求を受信すると、自機が管理している接続情報を通信アダプタ4に対して返信する。この場合も、接続情報の返信の際に、自機が記憶保持している自機の機種情報をも付加することができる。
通信アダプタ4は、各下位側機器からの返信があれば、返信された接続情報を解析し、接続情報が「0 000000」である場合には、当該下位側機器は、給湯器WHであるか、若しくは、給湯器WHが一台も接続されていない子シスコンSCであると判定できるので、この場合も接続関係が異常であると判定して、同様の報知を行う。さらに、下位側機器から返信された接続情報に含まれる識別符号が「1」であるとき、すなわち下位側機器として親シスコンPが接続されている場合にも、接続関係が異常であると判定して報知することができる。
さらに、各子シスコンSCの下位にさらにシステムコントローラが接続されている場合にも、接続関係が異常であると判定して報知を行わせることも可能であり、各子シスコンSCの下位に接続されている機器がシステムコントローラであるか否かの判定は、当該機器から取得する機器情報を用いて行ってもよいし、また、子シスコンSCから取得した接続情報に基づいてさらに下位の3階層目の機器に対する接続情報取得要求の発行を行い、3階層目の機器から返信される接続情報に基づいて4階層目の機器の存在が確認されたことをもって各子シスコンSCの下位に接続されている機器がシステムコントローラであると判定させることもできる。
なお、通信アダプタ4の誤接続判定処理部は、子シスコンSCに対する接続情報取得要求処理の後、接続されているすべての給湯器WHと通信することによって、各給湯器WHの機種を特定するための機器情報、並びに、上記した運転状態情報を収集して、システム構成情報に付加することもできる。
親シスコンP及び接続されているすべての子シスコンSCから返信される接続情報に異常を検知しなければ、接続関係が正常であることを報知するとともに、取得したすべての接続情報を集約して、マルチ給湯システム全体のシステム構成情報として遠隔管理サーバ1に送信し、試運転を終了する。
図2は、誤接続の例を示しており、具体的には、親シスコンPの3番目の下位側接続ポート(ID04)に給湯器WHが直接接続されている点、並びに、親シスコンPの4番目の下位側接続ポート(ID05)に接続された子シスコンSCに給湯器が1台も接続されていない点に異常がある。この場合、親シスコンPの3番目の下位側接続ポートに接続された下位側機器に対して通信アダプタ4が接続情報取得要求を発行すると、該ポートに接続された給湯器WHが、接続情報として「0 000000」を返信するため、ここで接続関係が異常であると判定される。このとき、親シスコンPの4番目の下位側接続ポートに接続された下位側機器(図示例では子シスコンSC)に対する接続情報取得要求を発行せずに一旦異常報知して試運転を終了するよう構成することもできるし、異常を検知した場合でも接続されているすべての下位側機器への接続情報取得要求を発行し、すべての下位側機器から接続情報を収集してすべての接続情報について異常判定を行った後に試運転を終了させることも可能である。すべての接続情報について異常判定を行う場合には、検知したすべての異常情報をもシステム構成情報に付加して遠隔管理サーバに送信して管理させることにより、端末2,3に図3に示すようにすべての異常箇所を表示させることも可能となり、誤接続箇所の特定を一層容易かつ迅速に行うことが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更できる。例えば、上記実施形態では、通信アダプタ4が階層上位側のシステムコントローラから順に通信することによって次に通信すべき下位側のシステムコントローラを特定していき、すべてのシステムコントローラとの通信によって各システムコントローラが記憶保持する接続情報を取得するよう構成したが、親シスコンPが下位側の子シスコンSCから接続情報を収集する機能を有する場合には、通信アダプタ4は親シスコンPに対してのみシステム構成情報取得要求を発行し、親シスコンPが収集したシステム構成情報を親シスコンPから取得するよう制御構成することも可能である。
また、各端末2,3を誤接続判定処理部として機能させることもでき、この場合、通信アダプタ4が収集して遠隔管理サーバ1に送信したシステム構成情報に基づいて、各端末2,3が接続関係の異常を検知して報知するよう構成できる。
また、通信アダプタ4の誤接続判定処理部による接続関係の異常判定(正誤判定)は種々のものであってよく、また、各マルチ給湯システム毎に異なるものであってよく、何をもって異常と判定するかは、通信アダプタ4内の記憶手段(メモリ)に異常判定データとして記憶しておくこともできるし、正誤判定処理部を構成するプログラム内の論理判定として組み込んでおくこともできる。
また、通信アダプタ4と親シスコンP及びリモコンRCとの間の通信プロトコル、親シスコンPと子シスコンSCとの間の通信プロトコル、並びに、子シスコンSCと給湯器WHとの間の通信プロトコルは適宜のものであってよいが、これら各階層の通信プロトコルは共通のものであってよい。
また、通信アダプタは、所定のタイミングで自律的にシステム構成情報の取得及び遠隔管理サーバへの送信を行うものであってもよいし、また、遠隔管理サーバやその他の端末からの情報取得要求に応じてシステム構成情報の取得及び遠隔管理サーバへの送信を行うものであってもよい。
WH 給湯器
P,SC システムコントローラ
1 遠隔管理サーバ
4 通信アダプタ(誤接続判定処理部)

Claims (4)

  1. 複数台の給湯器の運転台数の制御を少なくとも一つのシステムコントローラによって行うマルチ給湯システム用の監視システムであって、前記複数台の給湯器並びに前記システムコントローラのそれぞれの接続関係が正常であるか否かを前記システムコントローラに対する通信によって取得したシステム構成情報に基づいて判定する誤接続判定処理部を備えており、該誤接続判定処理部は、マルチ給湯システムに付設された通信アダプタにより構成されるとともに、前記通信アダプタに設けられた操作部の所定の試運転開始操作を行うことで実行される通信アダプタの試運転時に前記判定処理を行うよう構成されていることを特徴とするマルチ給湯システム用監視システム。
  2. 請求項1に記載のマルチ給湯システム用監視システムにおいて、前記誤接続判定処理部により前記接続関係が正常でないと判定されたときに接続関係が異常であることを報知する報知部をさらに備えていることを特徴とするマルチ給湯システム用監視システム。
  3. 請求項1又は2に記載のマルチ給湯システム用監視システムにおいて、前記複数台の給湯器並びに前記システムコントローラのそれぞれの接続関係を示すシステム構成情報を管理する遠隔管理サーバをさらに備え、前記通信アダプタは、前記システム構成情報を前記遠隔管理サーバに送信する機能を有することを特徴とするマルチ給湯システム用監視システム。
  4. 請求項3に記載のマルチ給湯システム用監視システムにおいて、前記通信アダプタは、前記誤接続判定処理部の判定結果をも前記システム構成情報とともに前記遠隔管理サーバに送信することを特徴とするマルチ給湯システム用監視システム。
JP2015186533A 2015-09-24 2015-09-24 マルチ給湯システム用監視システム Active JP6651763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186533A JP6651763B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 マルチ給湯システム用監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186533A JP6651763B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 マルチ給湯システム用監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017062054A JP2017062054A (ja) 2017-03-30
JP6651763B2 true JP6651763B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=58429506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015186533A Active JP6651763B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 マルチ給湯システム用監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6651763B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6911703B2 (ja) * 2017-10-26 2021-07-28 株式会社ノーリツ 中継装置
JP7225936B2 (ja) * 2019-03-07 2023-02-21 株式会社ノーリツ マルチ給湯システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11304238A (ja) * 1998-04-24 1999-11-05 Noritz Corp 給湯システム
JP2001065899A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Noritz Corp 給湯システムおよびそのシステムコントローラ
JP3603762B2 (ja) * 2000-08-28 2004-12-22 株式会社ノーリツ 給湯器システム
JP3608492B2 (ja) * 2000-09-22 2005-01-12 株式会社ノーリツ 給湯器システム
JP3687511B2 (ja) * 2000-09-27 2005-08-24 株式会社ノーリツ 給湯器システム
JP3876245B2 (ja) * 2003-09-26 2007-01-31 株式会社ノーリツ 連結給湯システム
JP2007274710A (ja) * 2007-05-01 2007-10-18 Tokyo Gas Co Ltd 中継アダプタ、遠隔管理システム、遠隔管理方法及び遠隔管理プログラム
JP2011052914A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Daikin Industries Ltd 給湯システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017062054A (ja) 2017-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6747449B2 (ja) 通信アダプタ
JP2017058026A (ja) マルチ給湯システム用遠隔監視システム
KR101057047B1 (ko) 원격 디바이스를 감시 및 진단하기 위한 시스템
JP5081298B2 (ja) 機器管理システム
CN101460909A (zh) ***管理人机界面
KR20070048659A (ko) 가전 기기 정보 통신 시스템
JP6651763B2 (ja) マルチ給湯システム用監視システム
JP4715499B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP6145765B2 (ja) 設備機器の管理装置、設備機器の管理システム
US10797978B2 (en) Communication adapter and connection test run method therefor
WO2020195503A1 (ja) ネットワーク管理装置、管理方法、管理プログラムおよび記録媒体
JP2008181572A (ja) Plcシステム
JP2005242877A (ja) ネットワーク家電システム
JP2015192202A (ja) 鉄鋼プラント制御システム
CN101636700A (zh) 组管理装置及组管理***
KR102406905B1 (ko) 산업 IoT 플랫폼을 이용한 엣지 컴퓨팅 기반 HMI 시스템
CN201689486U (zh) 自动售货机管理网络
JP7030560B2 (ja) 設備機器管理システム
CN111583705A (zh) 一种基于分布式网络的车位实时检测***及方法
CN205691710U (zh) 一种电机接错线检测装置
WO2017065095A1 (ja) 通信装置
JP2010034707A (ja) 機器管理システム
JP6977398B2 (ja) 中継装置
JP2023065118A (ja) テレメータ、監視制御システムおよび監視制御方法
JP4172254B2 (ja) ボイラの警報方法およびボイラの保守管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170727

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6651763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150