JP6647797B2 - ディスプレイパネル - Google Patents

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Description

本発明は、一般的には、ディスプレイパネルに関し、より具体的には、非長方形のディスプレイパネルに関する。
一般的に知られているディスプレイパネルは、主に、アレイ基板と、対向基板とで構成される。対向基板は、アレイ基板の反対側にあり、シーラント又はガラスセメントのようなコロイド(colloidal)によって封止される。例えば、ディスプレイパネル及びそのシーラントが特許文献1に開示されている。図1を参照すると、一般的に知られているディスプレイパネル1の平面図が示されている。ディスプレイパネル1は表示領域11を含む。シーラント30は表示領域11を取り囲む。従来的なシーラントディスペンサは一定の流速でシーラント30を施し(ディスペンスし)、二軸設計の故に水平方向及び垂直方向に沿ってのみ移動し得る。上記制約の故に、施されるシーラント30は隅Rで円弧を形成し、シーラント30は、1つの円に亘って表示領域を取り囲んだ後、丸められた隅を備える長方形を形成する。従って、シーラント30のパターンと調和するよう、ディスプレイパネル1及びその表示領域11も長方形でなければならない。しかしながら、軽量、細さ、コンパクトさを特徴とする、持ち運び可能な電子デバイス、ウェアラブル電子デバイス、及び自動車電子デバイスの大衆性に従って、長方形の形状だけでは増大する多様性の必要を満足し得ない。
更に、隅Rにある円弧シーラント30は収縮するので、境界領域は拡大させられる必要がある。最悪には、シーラントを施すことが適切に制御されないならば、隅Rにあるシーラント30は表示領域11の内部まで収縮して品質及び適合率を劣化させ得る。
米国特許出願公開第2010/0039605号明細書
従って、そのシーラントが特別なパターンを有すると同時にシーラントディスペンサ又は製造プロセスによって制約されないディスプレイパネルをどのように提供するかが業界にとっての顕著な課題となってきている。
本発明はディスプレイパネルに向けられている。本発明のある実施態様において、ディスプレイパネルのシーラントは、複数のノード部分(節部分)と、複数のストリップ部分(細片部分)とを含む。ノード部分は、2つの隣接するストリップ部分の間の接合部に介装される。各ノード部分及び各ノード部分に隣接する2つのストリップ部分は、ある角度を形成する。これらの角度は、90度よりも大きい。そのような設計の下で、シーラントは不規則なパターンを達成し得るし、シーラントを用いるディスプレイパネルも不規則なパターンを達成し得る。
本発明の1つの実施態様によれば、ディスプレイパネルが提供される。ディスプレイパネルは、第1の基板と、第2の基板と、シーラントとを含む。第1の基板は、表示領域を有する。第2の基板は、第1の基板の反対側にある。シーラントは、第1の基板と第2の基板との間に配置され、表示領域を取り囲み且つ閉じ込める。シーラントは、複数のノード部分と、複数のストリップ部分とを含む。各ノード部分の最大幅は、各ストリップ部分の幅よりも大きい。各ノード部分は、2つの隣接するストリップ部分の間の接合部に介装される。ノード部分は、第1のノード部分を含む。第1のノード部分及び第1のノード部分に隣接する2つのストリップ部分は、表示領域に面する第1の角度を形成する。第1の角度は、90度よりも大きい。
本発明の上記及び他の特徴は、非限定的な好適実施態様の以下の詳細な記載に関してより良好に理解されるようになるであろう。以下の記載は添付の図面を参照して行われる。
一般的に知られているディスプレイパネルを示す平面図である。 本発明のある実施態様に従ったディスプレイパネルを示す平面図である。 図2Aのディスプレイパネルを示す断面図である。 ディスプレイパネルのシーラントパターンの異なる実施例を示す平面図である。 ディスプレイパネルのシーラントパターンの異なる実施例を示す平面図である。 ディスプレイパネルのシーラントパターンの異なる実施例を示す平面図である。 ディスプレイパネルのシーラントパターンの異なる実施例を示す平面図である。 ディスプレイパネルのシーラントパターンの異なる実施例を示す平面図である。
本発明を詳述するために、添付の図面を用いて多数の実施態様を以下に開示する。同じ要素を示すために、図面及び詳細な記載を通じて共通の参照番号を用いる。本発明の実施態様の明瞭な記載を提供するために図面は簡略化されており、本発明の実施態様において開示する詳細な構成は詳細な記述だけのためであり、本発明の保護範囲を限定するためではなく、本発明の技術分野内の当業者は実施における実際の必要に従って所要の修正又は変更を行い得ることが理解されるべきである。
図2A及び図2Bを同時に参照すると、図2Aは、本発明のある実施態様に従ったディスプレイパネル2の平面図である。図2Bは、断面線2B−2B’に沿う図2Aのディスプレイパネル2の断面図である。ディスプレイパネル2は、第1の基板10と、第2の基板20と、シーラント30とを含む。第1の基板10は、表示領域11を有する。第2の基板20は、第1の基板10と反対側にある。シーラント30は、第1の基板10と第2の基板20とを結合させるために、第1の基板10と第2の基板20との間に配置される。シーラント30は、表示領域11を取り囲み且つ閉じ込め、複数のノード部分31(節部分)と、複数のストリップ部分32(細片部分)とを含む。各ノード部分31の最大幅W31は、各ストリップ部分32の幅W32よりも大きい。各ノード部分31は、ノード部分31に隣接する2つのストリップ部分32の間の接合部に介装される。各ノード部分31及び各ノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11付近の1つの側で、角度θ1及びθ2のような、ある角度を形成する。これらの角度θ1及びθ2は、90度よりも大きい。ある実施態様において、角度θ1及びθ2は、等しくなくてもよい。
本実施態様のディスプレイパネル2では、シーラント30のノード部分31とノード部分31に隣接する2つのストリップ部分32とによって表示領域11付近で1つの側に形成される角度を調節することによって、従来的なシーラントディスペンサは、不規則な形状のような、様々なパターンの異なる幾何学的形状を達成し得る。ディスプレイパネル2の異なる幾何学的形状を達成するために、第1の基板10の表示領域11の異なる幾何学的形状と共に、異なる幾何学的形状のパターンを取り得る。角度θ1及びθ2は90度よりも大きいので、シーラント30が表示領域11に向かって収縮する可能性は低く、パネル空間をより効率的に利用することができ、よって、品質及び適合率を増大させ得る。
図2Aを参照すると、ディスプレイパネル2は、弦(string)によって切断される円の主要セグメントである。弦は円を2つの部分に切断し、主要セグメントは、2つの部分のうちのより大きい方である。シーラント30は、表示領域11を取り囲み、主要セグメントの形状も有する。シーラント30は、例えば、シーラントディスペンサによって、(図2Bに例示される)第1の基板10の上に施される(ディスペンスされる)。例えば、水平方向及び垂直方向(X軸及びY軸)に沿う各ノード部分31の座標が先ず計算される。次に、シーラントディスペンサを各ノード部分31に対して時計回り又は反時計回りに移動させることによって、図2Aに示されるようなシーラントパターンを形成し得る。
図2Aに示されるように、シーラント30のパターンは、弦によって切断される円の主要セグメントに類似する。弦は円を円周部分C1と弦部分C2とに分割する。シーラント30は、複数のノード部分31(節部分)と、複数のストリップ部分32(細片部分)とを含む。各ノード部分31は、各ノード部分31に隣接する2つのストリップ部分32の間の接合部に介装される。ストリップ部分32は、2つの隣接するノード部分31を接続する直線セグメントである。シーラントディスペンサは、連続的に移動してシーラントを施す。処理方向の変換の間、シーラントディスペンサは、各ノード部分31でより長い応答時間を有し、余分なシーラント30を施すので、ノード部分31の最大幅W31は、ストリップ部分32の幅W32よりも大きい。ノード部分31及びノード部分31に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11の1つの側に(角度θ1及びθ2のような)ある角度を形成する。シーラント30が角度θ1及びθ2で表示領域11に向かって内向きに収縮させられず、汚染を引き起こさないように、角度θ1及びθ2は、90度よりも大きいことが好ましい。(拡大領域2’のような)シーラント30の円周部分C1において、各ノード部分31及び各ノード部分に隣接する2つのストリップ部分32によって形成される角度θ1及びθ2は同じ寸法(measure)を有する。しかしながら、(拡大領域2”のような)シーラント30の円周部分C1と弦部分C2との間の接合部で、ノード部分31は、第1のノード部分31aと、第2のノード部分31bとを含む。第1のノード部分31a及び第1のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第1の角度θ3を形成する。第1の角度θ3は、90度よりも大きい。第2のノード部分31b及び第2のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第2の角度θ4を形成する。第2の角度θ4は、第1の角度θ3よりも小さい。第1の角度θ3の頂点にある第1のノード部分31aの最大幅は、第2の角度θ4の頂点にある第2のノード部分31bの最大幅よりも小さい。シーラント30のノード部分31及びノード部分に隣接する2つのストリップ部分32によって形成される角度を調節することによって、一般的に知られている技術(図1を参照)を用いることによって形成される丸み付き長方形以外の異なる形状を有するディスプレイパネルを製造するために、不規則なパターンのシーラントを達成し得る。
図2Aに示されるように、シーラント30のパターンは、弦によって切断される円の主要セグメントに類似する。シーラント30のパターンは、円の中心である幾何学的中心Cを有する。円の円周上のノード部分31は等しい間隔で配置される。例えば、拡大領域2’内のノード部分31は均等な間隔で配置される。即ち、円の円周上の各ノード部分31は同じ内角を有し、あらゆる隣接するノード部分31はストリップ部分32によって接続される。即ち、シーラント30のパターンは、弧形状をストリップ部分32の直線セグメントと置換する。幾何学的中心Cからノード部分31までの距離r0(即ち、円の半径)と幾何学的中心Cから幾何学的中心に隣接するストリップ部分32までの垂直距離X(即ち、最短距離)との間の差を、シーラント30の周部分と円の周との間の設計偏差と呼ぶ。設計偏差は、シーラント30のストリップ部分32が弧から内向きに収縮する程度である。周上のノード部分31の数を変更することによって、設計偏差の程度を調節し得る。周上のノード部分31の数が増大するに応じて、ストリップ部分32は弧により近くなり、設計偏差は減少する。
ある実施態様において、シーラント30の設計偏差は50マイクロメートル(μm)よりも小さいのが好ましいが、本発明はそれに限定されない。シーラント30の設計偏差はディスプレイパネル2の境界領域12の幅と大いに関係がある。境界領域12の幅は、表示領域11の縁からディスプレイパネル2の縁までの距離である。境界領域12の幅が(より狭い境界領域設計のように)減少するに応じて、シーラント3を施している間にシーラント30が表示領域11に越流するのを回避するために設計偏差も減少する必要がある。実際の設計では、設計偏差が50μmよりも大きいとき、シーラント30の形状は円形の弧よりも多角形により近い。従って、円形の弧のパターンが考慮されるときには、設計偏差も考慮される必要がある。
図2Bは、断面線2B−2B’に沿う図2Aのディスプレイパネル2の断面図である。図2Bに示すように、ディスプレイパネル2は、第1の基板10と、絶縁層16と、金属層17と、平坦層13と、透明電極層14と、第2の基板20と、シーラント30とを含む。第1の基板10は、TFT基板のようなアクティブアレイ基板である。第1の基板10は、表示領域11と、境界領域12とを有する。表示領域11は、第1の基板10の中心に配置される。表示領域11の縁から第1の基板の縁までの境界領域12は、表示領域11の縁を取り囲む。ある実施態様において、絶縁層16及び金属層17は、第1の基板上に順番に配置される。平坦層13は、金属層17の上に配置される。走査ライン、ゲートライン、又はデータラインのような、表示領域11の金属層17及び境界領域12の金属層17は、同じ層の上にあってよく、同じ製造プロセスにおいて形成され得る。透明電極層14は、平坦層13の上に配置される。平坦層13は境界領域12に開口15を有する。開口15は平坦層13を貫通し、金属層17を露出させる。シーラント30は、開口15内に配置される。開口15はシーラント30の位置を制約して、シーラント30が内向きに拡散して表示領域11を汚染させることを回避し、或いは外向きに拡散してディスプレイパネル2に越流するのを回避する。シーラント30の位置を制約する開口15の設計を用いるならば、境界領域12の幅を減少させ得る。更に、シーラント30が金属層17に直接的に寄り掛かることを可能にする開口15の設計を用いるならば、第1の層13が金属層17から剥がされるときに、シーラント30も金属層17から剥がされる危険性を回避し得る。
図2Bに示すように、開口15は下の第1の基板10を晒すので、開口15の内側縁15aは、透明層14及び第1の層10が伝導させられて短絡するのを回避するために、距離D1だけ透明電極層14の縁から分離される必要がある。開口15の内側縁15aは、透明電極層14に隣接する開口15の1つの側を指す。ある実施態様において、開口15の内側縁15aから透明電極層14の縁までの距離D1は、好ましくは、10μm〜100μmの間である。
図2Bに示すように、平坦層13を境界領域12の頂面上で傾斜させ得る。境界領域12において、表示領域11に隣接する平坦層13の部分の高さh2は、第1の基板10の縁に隣接する平坦層13の部分の高さh1よりも大きい。例えば、グレートーンマスク(GTM)を用いて、傾斜する平坦層13を形成し得る。製造プロセスの詳細は本発明の技術分野の当業者に概ね知られており、ここでは反復されない。開口15が形成された後、開口15の内側縁15a及び外側縁15bの各々は、傾斜する平坦層13を有する。開口15の外側縁15bは、透明電極層14から離れる開口15の1つの側を指す。平坦層13が表示領域11に近づくに応じて、開口15の内側縁15aに配置される傾斜する平坦層13の高さは増大して、シーラント30が表示領域11に向かって拡散して汚染を生成するのを回避する。平坦層13が第1の基板10の縁に近づくに応じて、シーラント30が第1の基板10の縁に向かって拡散するように、開口15の外側縁15bに配置される平坦層13の高さは減少する。開口15の内側縁15aと外側縁15bとの間の距離は、好ましくは、150μm〜400μmの間である。即ち、シーラント30の幅は、開口15の幅よりも大きい。開口15による制約の故に、シーラント30は第1の基板10の縁を越流せず、シーラント30の一部が平坦層13の上に配置される。一般的には、ディスプレイパネル2が切断されるとき、切断部がシーラントの残留物を有するならば、シーラントと基板との間の強い接着の故に、切断ナイフは基板を引きずってディスプレイパネル2を損傷させる可能性がある。本発明の本実施態様によれば、シーラント30の一部が平坦層13の上に配置される。シーラント30と平坦層13との間の接着はより弱いので、切断部がシーラント30と平坦層13との間のオーバーラップ部にシーラント30の残留物を有するならば、ディスプレイパネル2はシーラント30と平坦層13との間の弱い接着によって損傷させられない。
シーラント30はディスプレイパネル2を封止し、内部要素が湿分のような不純物によって干渉されることを回避する。その表示領域11が非長方形のパターンを有するディスプレイパネル2を生成するために、シーラント30は非長方形の表示領域11に沿って施される必要がある。添付の図面、図3乃至図7を用いて、ディスプレイパネルの多数の実施態様を以下に例示する。
図3は、本発明のある実施態様に従ったディスプレイパネル3の平面図である。図3に示すように、ディスプレイパネル3及びシーラント30のパターンは、切頭楕円形である。シーラント30は、楕円形の円周部分C3と、弦部分C4とを含む。拡大領域3’を参照すると、円周部分C3では、角度θ5及びθ6の各々がノード部分31とノード部分に隣接する2つのストリップ部分32(細片部分)とによって形成され、角度θ5及びθ6は等しくない。拡大領域3’を参照すると、シーラント30の楕円形の円周部分C3と弦部分C4との間の接合部では、ノード部分は、第1のノード部分31aと、第2のノード部分31bとを含む。第1のノード部分31a及び第1のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第1の角度θ7を形成する。第1の角度θ7は、90度よりも大きい。第2のノード部分31b及び第2のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第2の角度θ8を形成する。第2の角度θ8は、第1の角度θ7よりも小さい。第1の角度θ7の頂点にある第1のノード部分31aの最大幅は、第2の角度θ8の頂点にある第2のノード部分31bの最大幅よりも小さい。
ノード部分31とノード部分に隣接する2つのストリップ部分32とによって形成される角度θ5及びθ6の各々は90度よりも大きいので、シーラント30が表示領域11に向かって収縮させられる程度を減少させ得るし、薄いフレーム設計を達成し得るし、シーラント30の内側の空間を表示領域11としてより効率的に用い得る。
図4は、本発明の他の実施態様に従ったディスプレイパネル4の平面図である。図4のディスプレイパネル4は、図4のディスプレイパネル4が2つの平行な弦によって切断されていることを除き、図3のディスプレイパネル3と類似する。図4の左手側及び右手側にある弧のような、ディスプレイパネル4のシーラント30の楕円形の円周部分C5では、角度θ9及びθ10の各々がノード部分31とノード部分に隣接する2つのストリップ部分32とによって形成され、θ9及びθ10は等しくない。(図4の底部左隅のような)シーラント30の楕円形の円周部分C5と弦部分C6との間の接合部で、ノード部分は、第1のノード部分31aと、第2のノード部分31bとを含む。第1のノード部分31a及び第1のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第1の角度θ11を形成する。第1の角度θ11は、90度よりも大きい。第2のノード部分31b及び第2のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第2の角度θ12を形成する。第2の角度θ12は、第1の角度θ11よりも小さい。第1の角度θ11の頂点である第1のノード部分31aの最大幅は、第2の角度θ12の頂点である第2のノード部分31bの最大幅よりも小さい。図4のディスプレイパネル4の他の特徴は、図3のディスプレイパネル3の特徴と類似し、ここでは反復されない。
図5は、本発明の他の実施態様に従ったディスプレイパネル5の平面図である。図5のディスプレイパネル5の形状は七角形であり、シーラント30は七角形の7つの頂点で特別な設計を有する。ある実施態様では、ノード部分31が七角形の頂点の2つの側の各々に加えられて、回転角が大き過ぎるならば起こるであろう問題を回避する。少な過ぎるノード部分31が配置されるならば、回転角は大きくなり過ぎる。進行方向の変換中、シーラントディスペンサは各ノード部分31でより長い応答時間を有し、ノード部分31で余分なシーラント30を施し、ノード部分31の最大幅を過大にし或いは表示領域11に拡散させさえする。従って、頂点の各側にノード部分31を加える設計は、潜在的な問題を軽減する。
図6は、本発明の他の実施態様に従ったディスプレイパネル6の平面図である。図6に示すように、ディスプレイパネル6の表示領域11は、表示領域11の幾何学的中心Cに向かって窪む凹面弧縁C8を有する。ノード部分31は、凹面弧縁C8に対応する第3のノード部分31cを含む。第3のノード部分31c及び第3のノード部分に隣接する2つのストリップ部分32は、表示領域11に面する第3の角度θ20を形成する。第3の角度θ20は、180度よりも大きい。凹面弧縁C8は、表示領域11の幾何学的中心Cに面するギザギザ部分(indented portion)である。鋭角部分C7が凹面弧縁C8を接続する表示領域11の一部に形成される。鋭角部分C7においてシーラント30のパターンを設計するときには、複数のサブノード部分312の設計を通じて、鋭角を幾つかの鈍角に変換し得る。例えば、複数のサブノード部分312を用いて、ディスプレイパネル6の鋭角θ16のパターンを(拡大領域6’内に例示する)鈍角θ17、θ18、及びθ19に変換し得る。鈍角θ17及びθ19の両方は鈍角θ18よりも大きく、鈍角θ17、θ18、及びθ19の各々は、凹面弧縁C8とノード部分に隣接する2つのストリップ部分32とに面するノード部分31によって表示領域11の近くの1つの側に形成される第3の角度θ20よりも小さい。鋭角の形状は多数のサブノード部分312によって形成されるので、シーラントディスペンサはサブノード部分312でより大きな回転角を有する必要があり、サブノード部分312の幅はノード部分31の幅よりも大きい。上記設計に基づくならば、ディスプレイパネルは如何なる形状をも達成し得る。従来的な二軸シーラントディスペンサを用いることによって、シーラント30を形成し得る。
図7は、本発明の他の実施態様に従ったディスプレイパネル7の平面図である。図7に示すように、ディスプレイパネル7はシェル形状を有し、ディスプレイパネル7のシーラント30は、弧縁と、3つの直線縁とを有する。図7に示すような直接的な接続によって、或いはシーラント30がより滑らかに施されて表示領域11に向かって内向きに収縮しないように複数のサブノード部分を配置する上記設計を通じて、2つの直線縁の間の又は1つの直線縁と1つの弧縁との間の接合部を実現し得る。
上記実施態様において開示されるディスプレイパネルのシーラントは、従来的な二軸(XY軸)シーラントディスペンサを用いることによって達成し得る特別な設計のパターンを有する。従って、シーラントディスペンサを変更せずに、不規則な形状を備えるディスプレイパネルを製造し得る。一方では、シーラントが表示領域に向かって収縮する程度が減少させられ且つシーラントの内側の空間をより効率的に用い得るように、シーラントにおいて、各ノード部分と各ノード部分に隣接する2つのストリップ部分とによって形成される角度は、90度よりも大きい。
実施例によって好適実施態様に関して本発明を記載したが、本発明はそれらに限定されないことが理解されるべきである。逆に、様々な変更及び類似の構成及び手順をカバーすることが意図され、従って、全てのそのような変形並びに類似の構成及び手順を包含するよう、最広義の解釈が付属の請求項の範囲に与えられなければならない。
2 ディスプレイパネル
2’ 拡大領域
3 ディスプレイパネル
3’ 拡大領域
4 ディスプレイパネル
5 ディスプレイパネル
6 ディスプレイパネル
6’ 拡大領域
7 ディスプレイパネル
10 第1の基板
11 表示領域
12 境界領域
13 平坦層
14 透明電極層
15 開口
15a 内側縁
15b 外側縁
16 絶縁層
17 金属層
20 第2の基板
30 シーラント
31 ノード部分
31a 第1のノード部分
31b 第2のノード部分
31c 第3のノード部分
32 ストリップ部分
312 サブノード部分
C 幾何学的中心
C1 円周部分
C2 弦部分
C3 楕円形円周部分
C4 弦部分
C5 楕円形円周部分
C6 弦部分
C7 鋭角部分
C8 弧縁
D1 距離
D2 距離
h1 高さ
h2 高さ
W12 幅
W31 最大幅
W2 幅
θ1 角度
θ2 角度
θ3 第1の角度
θ4 第2の角度
θ5 角度
θ6 角度
θ7 第1の角度
θ8 第2の角度
θ9 角度
θ10 角度
θ11 第1の角度
θ12 第2の角度
θ16 鋭角
θ17 鈍角
θ18 鈍角
θ19 鈍角
θ20 第3の角度

Claims (12)

  1. 表示領域を有する第1の基板と、
    該第1の基板と反対側の第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されるシーラントとを含み、該シーラントは、前記表示領域を取り囲み且つ閉じ込め、前記シーラントは、複数のノード部分と、複数のストリップ部分とを含み、前記複数のノード部分のうちの1つのノード部分の最大幅は、前記複数のストリップ部分のうちの1つのストリップ部分の幅よりも大きく、前記複数のノード部分のうちの1つのノード部分は、前記複数のストリップ部分のうちの2つの隣接するストリップ部分の間の接合部に介装され、
    前記複数のノード部分は、第1のノード部分と、第2のノード部分とを含み、前記第1のノード部分及び該第1のノード部分に隣接する前記複数のストリップ部分のうちの2つのストリップ部分は、前記表示領域に面する第1の角度を形成し、該第1の角度は、90度よりも大きく、前記第2のノード部分及び前記第2のノード部分に隣接する前記複数のストリップ部分のうちの2つのストリップ部分は、前記表示領域に面する第2の角度を形成し、該第2の角度は、前記第1の角度よりも小さい
    ディスプレイパネル。
  2. 前記第1の角度の頂点にある前記第1のノード部分の最大幅は、前記第2の角度の頂点にある前記第2のノード部分の最大幅よりも小さい、請求項に記載のディスプレイパネル。
  3. 前記表示領域は、幾何学的中心を有し、該幾何学的中心から前記複数のノード部分のうちの1つのノード部分までの距離は、前記幾何学的中心から前記複数のノード部分のうちの前記1つのノード部分に隣接する前記複数のストリップ部分のうちの1つのストリップ部分までの垂直距離よりも大きい、請求項1に記載のディスプレイパネル。
  4. 前記複数のストリップ部分のうちの1つのストリップ部分は、直線セグメントである、請求項1に記載のディスプレイパネル。
  5. 前記第1の基板に配置される平坦層を更に含み、
    前記第1の基板は、前記表示領域に隣接する境界領域を有し、該境界領域は、前記表示領域の縁を取り囲み且つ前記第1の基板の縁まで延前記境界領域に配置される前記平坦層は、前記第1の基板を晒す開口を有し、前記シーラントは、前記開口に配置される、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  6. 前記シーラントの幅は、前記開口の幅よりも大きい、請求項に記載のディスプレイパネル。
  7. 前記境界領域において、前記表示領域に隣接する前記平坦層の部分の高さは、前記第1の基板の前記縁に隣接する前記平坦層の部分の高さよりも大きい、請求項に記載のディスプレイパネル。
  8. 前記平坦層に配置される透明電極層を更に含み、
    前記開口は、前記透明電極層に隣接する内側縁を有し、内側縁から前記透明電極層の縁までの距離は、10μm〜100μmの間である、
    請求項に記載のディスプレイパネル。
  9. 前記開口は、前記透明電極層から離れる外側縁を有し、前記内側縁から前記外側縁までの距離は、150μm〜400μmの間である、請求項に記載のディスプレイパネル。
  10. 前記シーラントは、前記外側縁に隣接する前記平坦層の部分を覆う、請求項に記載のディスプレイパネル。
  11. 前記表示領域は、前記表示領域の幾何学的中心に向かって窪む凹面弧縁を有し、前記複数のノード部分は、前記凹面弧縁に対応する第3のノード部分を含み、該第3のノード部分及び該第3のノード部分に隣接する前記複数のストリップ部分のうちの2つのストリップ部分は、前記表示領域に面する第3の角度を形成し、該第3の角度は、180度よりも大きい、請求項1に記載のディスプレイパネル。
  12. 前記表示領域は、鋭角を有し、該鋭角に対応する前記シーラントは、複数のサブノード部分を有し、前記複数のサブノード部分のうちの1つのサブノード部分の最大幅は、前記複数のノード部分のうちの1つのノード部分の前記最大幅よりも大きい、請求項1に記載のディスプレイパネル。
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