JP6646340B2 - 分散装置および分散方法 - Google Patents

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Description

本発明は、分散装置および分散方法に関する。
一般に、大規模なデータを複数のデータベース(DB)に分散させて収容する分散DBシステムが知られている。例えば、ユーザの要求に対する処理を要求ごとに所定のWebサーバが実行するシステムにおいて、各WebサーバのDBに各要求の処理に必要なデータが収容される(特許文献1参照)。
一方、電話サービス等のサービスの加入者のデータを収容する分散DBシステムでは、加入者のデータが加入者の属する地域のコミュニティごとに複数のDBに分散して収容される。加入者によるサービス利用の要求は、この加入者のデータが収容されているDBにおいて処理される。なお、各都道府県の昼間人口や昼夜人口比率の統計データが開示されている(非特許文献1参照)。
特開2014−096113号公報
「I 昼間人口」、[online]、2000年、総務省統計局、[2017年1月5日検索]、インターネット<URL: http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2000/jutsu1/00/01.htm>
しかしながら、都市部やベッドタウンのように昼夜で人口変動が起こる地域のコミュニティの加入者のデータを分散DBシステムに収容すると、このコミュニティの加入者のデータを収容するDBに対するトラフィック量が昼夜で変動する。このような地域のコミュニティについて、昼夜いずれかの人口を想定して加入者のデータを収容するDBを決定した場合には、想定から外れる時間帯が生じてしまうため、各DBのリソースを有効に活用できない恐れがあった。
また、昼間人口が多い傾向にある地域のコミュニティの加入者のデータ、あるいは逆に夜間人口が多い傾向にある地域のコミュニティの加入者のデータのいずれかに偏って同一のDBに収容されると、時間帯によってDB間でトラフィック量の偏りが生じてしまう。そうすると、分散DBシステム全体で処理可能なトラフィックを有効に処理できない恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが属するコミュニティの人口の時間変動に対応した高効率な分散DBシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る分散装置は、複数のユーザのデータを各ユーザが属するコミュニティを単位にして複数のデータベースに分散して収容するデータベースシステムにおいて、所定の複数の時点における各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する算出部と、前記データベースごとに、各データベースに収容されるデータに対応するコミュニティから前記各時点に発信される前記トラフィック量を集計する集計部と、前記各データベースにおいて、集計された前記各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、各データベースにおけるトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のデータベースに変更する変更部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが属するコミュニティの人口の時間変動に対応した高効率な分散DBシステムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る分散装置の処理対象を説明するための説明図である。 図2は、本実施形態の分散装置の処理概要を説明するための説明図である。 図3は、本実施形態の分散装置の処理概要を説明するための説明図である。 図4は、本実施形態の分散装置の処理概要を説明するための説明図である。 図5は、本実施形態に係る分散装置の概略構成を示す模式図である。 図6は、変更部の処理について説明するための説明図である。 図7は、本実施形態の分散処理手順を示すフローチャートである。 図8は、分散プログラムを実行するコンピュータを例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[分散装置の処理概要]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る分散装置の処理対象について説明する。本実施形態において、分散装置は、例えば電話サービス等のサービス加入者であるユーザのデータを、このユーザの属する都道府県または市町村等の地域のコミュニティを単位にして、複数のDBに分散して収容する分散DBシステムを処理対象とする。
図1に例示する分散DBシステム1では、コミュニティAおよびコミュニティBに属するデータがDB#1に収容され、コミュニティCおよびコミュニティDに属するデータがDB#2に収容されている。
ここで、図2〜図4を参照して、本実施形態に係る分散装置の処理概要について説明する。図2は、各コミュニティの人口の時間変動について説明するための説明図である。各コミュニティを各都道府県とした場合に、図2(a)に例示すように、昼間の人口と夜間の人口とが大きく異なるコミュニティが存在する(非特許文献1参照)。これは、図2(b)に例示するように、奈良等のベッドタウンから大阪等の都心部に昼間に人口が移動することが一因として挙げられる。この場合に、奈良等のベッドタウンのコミュニティでは、昼の人口が夜の人口を下回る。一方、大阪等の都市部のコミュニティでは、昼の人口が夜の人口を上回る。
このような人口移動が起こると、分散DBシステム1では、各DBへのトラフィック量が時間変動を示す。例えば、図1に示した分散DBシステム1において、コミュニティAおよびコミュニティBでは昼間人口が増加傾向にあり、コミュニティCおよびコミュニティDでは夜間人口が増加傾向にあるものと仮定する。この場合に、コミュニティAおよびコミュニティBのデータ(データAおよびデータB)を収容するDB#1へのトラフィック量は、図3(a)に例示するように、昼間のトラフィック量が高くなる。一方、コミュニティCおよびコミュニティDのデータ(データCおよびデータD)を収容するDB#2へのトラフィック量は、図3(b)に例示するように、夜間のトラフィック量が高くなる。
このように、昼間人口が増加傾向にあるコミュニティのデータと夜間人口が増加傾向にあるコミュニティのデータとが偏って同一のDBに収容されると、時間帯によってDB間でトラフィック量に偏りが生じてしまう。例えば、図3に示した例の場合、昼間のトラフィック量は、図4(a)に示すように、DB#1に大きく偏り、夜間のトラフィック量は、図4(b)に示すように、DB#2に大きく偏る。そうすると、各DBのリソースおよび分散DBシステム全体の処理能力を最大限に利用できない。そこで、本実施形態の分散装置は、後述する分散処理により、各DBのトラフィック量の時間変動を平滑化するように、コミュニティのデータの収容先のDBを変更する。
[分散装置の構成]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る分散装置の概略構成を説明する。図5に示すように、本実施形態に係る分散装置10は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、入力部11と出力部12と通信制御部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
入力部11は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部15に対して各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置、情報通信装置等によって実現され、後述する分散処理の結果等を操作者に対して出力する。
通信制御部13は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した管理サーバ等の外部の装置と制御部15との通信を制御する。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14には、分散装置10を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが予め記憶され、あるいは処理の都度一時的に記憶される。記憶部14は、通信制御部13を介して制御部15と通信する構成でもよい。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置がメモリに記憶された処理プログラムを実行することにより、図3に例示するように、算出部15a、集計部15bおよび変更部15cとして機能する。
算出部15aは、複数のユーザのデータを各ユーザが属するコミュニティを単位にして複数のデータベースに分散して収容するデータベースシステムにおいて、所定の複数の時点における各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する。
具体的に、算出部15aは、まず、入力部11または通信制御部13を介して、所定の複数の時点の各コミュニティの人口を取得する。例えば、算出部15aは、国勢調査等の統計データ(非特許文献1参照)を参照して、0時および12時等の所定の複数の時点における各コミュニティの人口を取得する。
また、算出部15aは、入力部11または通信制御部13を介して、上記と同じ時点のユーザ当たりのトラフィック量の平均値を取得する。例えば、算出部15aは、分散DBシステム1におけるサービス毎のトラフィック量を監視するシステムから、上記と同じ時点における対象のサービスのトラフィック量とサービスの加入者数すなわちユーザ数とを取得する。そして、算出部15aは、サービスのトラフィック量をユーザ数で除することにより、所定の複数の時点におけるユーザ当たりのトラフィック量の平均値を取得する。
次に、算出部15aは、取得した各時点の各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを乗じることにより、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する。
集計部15bは、DBごとに、各DBに収容されるデータに対応するコミュニティから各時点に発信されるトラフィック量を集計する。例えば、集計部15bは、図1に示したDB#1について、算出部15aが算出した、コミュニティAから各時点に発信されるトラフィック量とコミュニティBから各時点に発信されるトラフィック量との合計値を算出し、DB#1への各時点のトラフィック量とする。同様に、集計部15bは、DB#2について、コミュニティCから各時点に発信されるトラフィック量とコミュニティDから発信されるトラフィック量との合計値を算出し、DB#2への各時点のトラフィック量とする。
変更部15cは、各DBにおいて、集計された各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、各DBにおけるトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のDBに変更する。すなわち、変更部15cは、各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、該DBにおいてトラフィック量が極大となる時点におけるトラフィック量が最大のコミュニティ、またはトラフィック量が極小となる時点におけるトラフィック量が最小のコミュニティの双方またはいずれか一方を特定し、特定した該コミュニティに属するユーザのデータの収容先を他のDBに変更する。
具体的に、変更部15cは、集計部15bが集計した各DBへの各時点のトラフィック量のばらつきすなわちトラフィック量の時間変動のばらつきを示す値を、例えば標準偏差として算出する。また、変更部15cは、算出したばらつきを示す値が予め設定された所定の閾値より大きい場合に、このDBに収容されているユーザのデータの収容先の他のDBへの変更を指示する。
ここで、図6は、変更部15cの処理を説明するための説明図である。図6には、図1に例示した分散DBシステム1のDB#1へのトラフィック量の時間変動が例示されている。DBへのトラフィック量の時間変動のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、変更部15cは、図6に直線で示すようにトラフィック量の時間変動が平滑化するよう、図6に丸で囲んだトラフィック量の極値に寄与するデータの収容先を変更する。
すなわち、変更部15cは、トラフィック量が極大となる時点において、このDBにデータが収容されているコミュニティのうちトラフィック量が最大のコミュニティのデータを収容先変更の対象として特定する。また、変更部15cは、トラフィック量が極小となる時点において、このDBにデータが収容されているコミュニティのうちトラフィック量が最小のコミュニティのデータを収容先変更の対象として特定する。
また、変更部15cは、変更後の収容先のDBとして、例えば、変更前のDBへのトラフィック量が極大となる時点と同一の時点におけるトラフィック量が最小のDBを選定する。同様に、変更部15cは、変更前のDBへのトラフィック量が極小となる時点と同一の時点におけるトラフィック量が最大のDBを、変更後の収容先のDBとして選定する。なお、変更部15cは、トラフィック量の極大値に寄与するデータと、トラフィック量の極小値に寄与するデータとの双方の収容先を変更してもよいし、いずれか一方の収容先を変更してもよい。
また、変更部15cは、一度の処理で複数の極値に寄与するデータの収容先を変更してもよい。その場合に、変更部15cは、各極値に対応して複数のコミュニティのデータの収容先を変更してもよい。あるいは、変更部15cは、例えば、各極値と同一の時点におけるトラフィック量の各極値への寄与率の平均値が最大であるコミュニティを特定し、このコミュニティのデータを収容先変更の対象としてもよい。
集計部15bおよび変更部15cが、以上の処理を繰り返して実行することにより、分散DBシステム1の全てのDBについて、トラフィック量の時間変動の平滑化を行うことができる。
なお、分散DBシステム1において、収容先が変更されたデータに対する変更後の初回のユーザからの要求は、リダイレクションによる方路変更で対応する。これにより、データの収容変更に伴ってDB間通信を増加させてDBの処理負荷が増大することを抑止できる。
[分散処理]
次に、図7を参照して、分散装置10の分散処理について説明する。図7のフローチャートは、例えば、分散処理の開始を指示する操作入力があったタイミングで開始される。
まず、算出部15aが、所定の複数の時点における各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する(ステップS1)。また、集計部15bが、DBごとに、各DBに収容されるデータに対応するコミュニティから各時点に発信されるトラフィック量を集計する(ステップS2)。
次に、変更部15cが、集計されたDBごとに、各時点のトラフィック量のばらつきすなわち各DBへのトラフィック量の時間変動のばらつきを示す値を算出し、このばらつきを示す値が所定の閾値より大きいか否かを確認する(ステップS3)。
このばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に(ステップS3,Yes)、変更部15cは、該DBのトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のDBに変更する(ステップS4)。すなわち、変更部15cは、各DBにおいてトラフィック量が極大となる時点におけるトラフィック量が最大のコミュニティ、またはトラフィック量が極小となる時点におけるトラフィック量が最小のコミュニティの双方またはいずれか一方を特定し、特定した該コミュニティに属するユーザのデータの収容先を他のDBに変更する。その後、変更部15cは、ステップS2に処理を戻す。これにより、ステップS2〜S4の処理が繰り返される。
一方、ステップS3の処理において、いずれのDBについても、このばらつきを示す値が所定の閾値以下である場合には(ステップS3,No)、一連の分散処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態の分散装置10では、算出部15aが、複数のユーザのデータを各ユーザが属するコミュニティを単位にして複数のDBに分散して収容する分散DBシステム1において、所定の複数の時点における各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する。また、集計部15bが、DBごとに、各DBに収容されるデータに対応するコミュニティから各時点に発信されるトラフィック量を集計する。また、変更部15cが、各DBにおいて、集計された各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、各DBにおけるトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のDBに変更する。
これにより、本実施形態の分散装置10の分散処理によれば、加入者の属する地域のコミュニティの人口の時間変動に対応して各DBのトラフィック量の時間変動を平滑化する。したがって、各DBの負荷を平準化してリソースを有効に活用でき、分散DBシステム全体で処理可能なトラフィックを有効に処理できる。このように、ユーザが属するコミュニティの人口の時間変動に対応して高効率に処理可能に、分散DBシステムに加入者のデータを収容し、処理遅延や増設可能なDB数に対する制約を抑えることができる。
[プログラム]
上記実施形態に係る分散装置10が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。一実施形態として、分散装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の分散処理を実行する分散プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の分散プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を分散装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。また、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の分散処理に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、分散装置10は、所定の複数の時点の各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを入力とし、データの収容先を変更するコミュニティと収容先DBと出力する分散処理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、分散装置10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の分散処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。以下に、分散装置10と同様の機能を実現する分散プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図8に示すように、分散プログラムを実行するコンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。ディスクドライブ1041には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1051およびキーボード1052が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1061が接続される。
ここで、図8に示すように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ1031やメモリ1010に記憶される。
また、分散プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュール1093として、ハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した分散装置10が実行する各処理が記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、分散プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えば、ハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、分散プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、分散プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 分散データベース(DB)システム
10 分散装置
11 入力部
12 出力部
13 通信制御部
14 記憶部
15 制御部
15a 算出部
15b 集計部
15c 変更部

Claims (3)

  1. 複数のユーザのデータを各ユーザが属するコミュニティを単位にして複数のデータベースに分散して収容するデータベースシステムにおいて、所定の複数の時点における各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する算出部と、
    前記データベースごとに、各データベースに収容されるデータに対応するコミュニティから前記各時点に発信される前記トラフィック量を集計する集計部と、
    前記各データベースにおいて、集計された前記各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、各データベースにおけるトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のデータベースに変更する変更部と、
    を備えることを特徴とする分散装置。
  2. 前記変更部は、前記ばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、該データベースにおいてトラフィック量が極大となる時点におけるトラフィック量が最大のコミュニティ、またはトラフィック量が極小となる時点におけるトラフィック量が最小のコミュニティの双方またはいずれか一方を特定し、特定した該コミュニティに属するユーザのデータの収容先を他のデータベースに変更することを特徴とする請求項1に記載の分散装置。
  3. 分散装置で実行される分散方法であって、
    複数のユーザのデータを各ユーザが属するコミュニティを単位にして複数のデータベースに分散して収容するデータベースシステムにおいて、所定の複数の時点の各コミュニティの人口とユーザ当たりのトラフィック量の平均値とを用いて、各時点に各コミュニティから発信されるトラフィック量を算出する算出工程と、
    前記データベースごとに、各データベースに収容されるデータに対応するコミュニティから前記各時点に発信される前記トラフィック量を集計する集計工程と、
    前記各データベースにおいて、集計された前記各時点のトラフィック量のばらつきを示す値が所定の閾値より大きい場合に、各データベースにおけるトラフィック量の時間変動の極値に寄与するデータの収容先を他のデータベースに変更する変更工程と、
    を含んだことを特徴とする分散方法。
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