JP6640673B2 - 情報処理装置、テレビジョン受像機、制御方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、テレビジョン受像機、制御方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツを再生する情報処理装置、テレビジョン受像機、制御方法、制御プログラム、および記録媒体に関する。
近年、録画機器の普及や録画技術の発達により、テレビ番組やインターネット配信される映像コンテンツを、録画および保存しておくことが容易になっている。そのため、限られた視聴時間で、膨大な録画コンテンツの中から興味のあるコンテンツを探して視聴したいという需要が生じている。そして、上記需要に対し、ユーザが関心を持ちそうなコンテンツをユーザの嗜好等に基づき選出し提示するリコメンド機能を持つ電子機器が開発されている。
例えば、特許文献1には、ユーザの嗜好に関する嗜好情報と行動履歴情報とに基づいてコンテンツを選択し、選択したコンテンツが所定の時間枠に収まるように各コンテンツの時間を調整する情報処理装置が開示されている。
特開2015−027044号公報(2015年 2月 5日公開) 特開2006−011896号公報(2006年 1月12日公開) 特開2008−066777号公報(2008年 3月21日公開) 特開2004−280896号公報(2004年10月 7日公開)
しかしながら、上述のような従来技術では、ユーザの嗜好を十分に反映させたリコメンドが行えず、そのためユーザにとってあまり興味のないコンテンツを提示してしまう虞があった。本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを提供する情報処理装置等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、入力部を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得部と、予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出部と、上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御部と、を備えることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、入力部を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得ステップと、予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出ステップと、上記コンテンツ選出ステップにて選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを提供することができる。
本発明の実施形態1に係る情報処理装置を含んだテレビの要部構成を示すブロック図である。 上記テレビの外観の一例を示す図である。 上記情報処理装置である制御部が行うリコメンド処理の流れの一例を示す図である。 リコメンド処理の具体例とその結果を示す図である。 上記制御部が行う時間調整処理の流れの一例を示す図である。 時間調整処理の具体例とその結果を示す図である。 ジャンル入力画面の一例を示す図である。 視聴予定時間およびコンテンツ数の入力画面を示す図である。 ジャンル割合入力画面を示す図である。 が推薦リストを作成し表示させる処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。まず、本実施形態に係る情報処理装置を含むテレビジョン受像機(テレビ)の概要を、図2に基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置を含んだテレビ1の外観の一例を示す図である。
テレビ1は、自機に内蔵または外付けされている記憶部に記憶されたコンテンツを再生する装置である。テレビ1は、自機に対応するリモコン(入力部)2からの入力信号を受付け、当該入力信号に応じて動作する。ここで、「コンテンツ」とは、動画、静止画、音声、およびこれらの組合せから成るデータであって、テレビ1が再生可能なデータである。より具体的には、コンテンツとは例えば、録画したテレビ番組や、動画等のダウンロードコンテンツ等である。以降の説明では、特に記載が無い限り、コンテンツは録画したテレビ番組であることとする。
テレビ1はさらに、指定された条件に応じて視聴を推薦するコンテンツを選出し、当該コンテンツの一覧のリスト(以下、推薦リストと称する)を作成するリスト作成機能を有する。また、テレビ1は、作成した推薦リストを表示部20に表示し、推薦リストに含まれるコンテンツに対する再生指示を受付け、指定されたコンテンツを再生するリスト再生機能を有する。以下、リスト作成機能およびリスト再生機能を実現するための構成を、詳しく説明する。
≪要部構成≫
図1は、テレビ1の要部構成を示すブロック図である。なお、図1には説明の便宜上リモコン2も記載している。テレビ1は図示の通り、通信部30と、制御部(情報処理装置)10と、記憶部40と、表示部20とを含む。なお、上述の通り記憶部40はテレビ1の外部記憶装置であってもよい。
通信部30は、テレビ1が外部装置と通信を行うためのインタフェースである。通信部30は、流行度取得部12(後述)が流行度または流行度の算出のために必要な情報を取得するための通信を行う。
制御部10は、テレビ1を統括的に制御する。制御部10は、上述のリスト作成機能およびリスト再生機能を実現するために、入力制御部(ジャンル割合取得部、コンテンツ数取得部、視聴予定時間取得部)11と、流行度取得部12と、リコメンド部(コンテンツ選出部)13と、時間調整部(再生時間決定部)14と、リスト提示部(表示制御部)15と、コンテンツ再生部(再生部)16と、を含んでいる。
入力制御部11は、リモコン2からの入力信号を受け付けるものである。入力制御部11は、推薦リストの作成および提示に係る各種指示を受け付けた場合、当該指示をリコメンド部13に送る。具体的には、入力制御部11はコンテンツのジャンルおよび当該ジャンルの割合(ジャンル割合)、視聴予定時間、ならびにコンテンツの視聴個数(以下、コンテンツ数と称する)を示す情報を取得し、リコメンド部13に送る。また、入力制御部11は、コンテンツの再生に係る各種指示を受け付けた場合、当該指示をコンテンツ再生部16に送る。
流行度取得部12は、通信部30を介してコンテンツの流行度を取得する。「流行度」とは、コンテンツの話題性の指標となる値である。より具体的には、流行度はTwitter(登録商標)における当該コンテンツに関連する記事の投稿数、評価の件数等や、インターネットにおける上記コンテンツまたは当該コンテンツに係るキーワードの検索回数、当該コンテンツの視聴率等であってよい。流行度取得部12は取得した流行度をリコメンド部13に送る。
なお、流行度取得部12は、流行度自体ではなく、流行度を算出するための情報を取得し、当該情報に基づいて流行度を算出してもよい。また、流行度取得部12は、リコメンド部13からの流行度の取得要求に応じて流行度を取得してもよい。
リコメンド部13はリコメンド処理を行う。リコメンド処理とは、記憶部40に記憶された複数のコンテンツ(コンテンツの一群)から、推薦リストに含めるコンテンツを選出する処理を示す。より具体的には、リコメンド部13は、記憶部40に予め記憶(用意)されたコンテンツの一群であって、それぞれ何らかのジャンルと対応付けられたコンテンツの一群について、各コンテンツの流行度とジャンル割合とに応じてリコメンド値を算出する。そして、リコメンド部13は、リコメンド値の大きいコンテンツを順に、推薦リストに含めるコンテンツとして選出する。換言すると、「リコメンド値」とは、テレビ1(より詳細には制御部10)が、記憶部40に記憶されたコンテンツをユーザに視聴を推薦するコンテンツとして提示する場合の優先度であるといえる。以下、リコメンド処理について図3〜4に基づき詳述する。
≪リコメンド処理の詳細≫
図3は、リコメンド処理の流れの一例を示す図である。また、図4の(a)〜(c)は、リコメンド処理の具体例とその結果を示す図である。なお、図3のS141〜S143、およびS181〜S183に記載の変数iはカウンタであり、正の整数である。また、同図のXiは、コンテンツを指定する数列を示し、添字のiは、上述のカウンタiに対応する(iの値と同値の)値であり、コンテンツを一意に示す変数である。
リコメンド部13は流行度取得部12から流行度を受信すると、カウンタiに0を代入することで初期化し、リコメンド処理を開始する(S141)。次に、リコメンド部13はiの値が記憶部40に記憶されたコンテンツの総数(コンテンツデータ41の総数)以下の値であるか否かを判定する(S142)。
上述のように、初回はi=0であるため、iの値はコンテンツの総数よりも少ない。この場合(S142でYES)、リコメンド部13はiに1を加算し(カウントアップ、S143)、数列Xiに対応するコンテンツのリコメンド値を算出する。初回の場合は、i=1となるため、リコメンド部13は数列Xiの1番目のコンテンツのリコメンド値を算出する。リコメンド値は、例えば流行度にジャンル割合の百分率を乗算することで算出できる。なお、リコメンド値の流行度とジャンル割合とでコンテンツを重み付けできるような算出方法であれば、その算出方法は限定されない。
リコメンド値を算出すると、リコメンド部13は再びS142の判定を行う。このように、カウンタiをカウントアップして、Xiに対応するコンテンツのリコメンド値を算出していくことにより、リコメンド部13は記憶部40に記憶されたコンテンツ全てのリコメンド値を算出する。全てのコンテンツのリコメンド値が算出できた場合、すなわち、カウンタiがコンテンツの個数よりも大きくなった場合(S143でNO)、リコメンド部13は算出したリコメンド値の高い順にコンテンツに順位付けを行う(S16)。
例えば、図4の(a)に示すコンテンツ群に、図示のジャンル割合および流行度が与えられた場合、リコメンド値はそれぞれ同図に示す値になる。すなわち、リコメンド値の順位付けは、図4の(b)に示すように、リコメンド値の高い方からa3、c1、a2、b2、a1、b1、c2の順となる。
順位付けが終わると、リコメンド部13はカウンタiを再び0に戻し(S181)、次にiがユーザの指定したコンテンツ数以下である間(S182でYES)、iをカウントアップ(S183)し、Xiに対応するコンテンツを推薦リストに含めるコンテンツとして選出する(S184)ことを繰り返す。そして、iがユーザの指定したコンテンツ数よりも大きい値になる(S182でNO)、すなわちコンテンツ数の分だけコンテンツを選出し終わると、リコメンド部13はリコメンド処理を終了する。リコメンド部13は選出したコンテンツを示す情報を時間調整部14に伝える。
例えば、ユーザにより指定されたコンテンツ数が5個であった場合、リコメンド部13は図4の(b)に示したように順位付けしたコンテンツの上位から5個を、推薦リストに含めるコンテンツとして選出する(図4の(c))。
なお、リコメンド部13は、再生済(すなわち、ユーザが過去に見た)コンテンツについては、上記処理の対象外としてもよい。各コンテンツが再生済か否かの情報はコンテンツ関連情報42に保存しておけばよい。また、コンテンツ再生部16がコンテンツを再生する度にコンテンツ関連情報42に含まれる、コンテンツが再生済か否かの情報を更新しておけばよい。
時間調整部14は、リコメンド部13が選出したコンテンツ(推薦リストに含まれるコンテンツ)に対して時間調整処理を行う。時間調整処理とは、推薦リストに含まれるコンテンツの合計の再生時間(総再生時間)を、ユーザが指定した視聴予定時間に収まるように調整する処理である。時間調整処理の詳細については後述する。時間調整部14は時間調整処理を各コンテンツに対し実行し、当該処理を施したコンテンツをリスト提示部15に伝える。
≪時間調整処理の詳細≫
時間調整処理について、図5〜図6に基づき詳述する。図5は、時間調整処理の流れの一例を示す図である。また、図6の(a)および(b)は、時間調整処理の具体例を示す図である。なお、図5に記載のiおよびXiは、図3に示したカウンタiおよび数列Xiと同様の意味を持つ。
時間調整部14は、選出したコンテンツを示す情報をリコメンド部13から受信すると、カウンタiに0を代入して初期化し(S201)、時間調整処理を開始する。時間調整部14はまず、iの値が、リコメンド部13が選出したコンテンツの総数以下の値であるか否かを判定する(S202)。上述のように、初回はi=0であるため、iの値は選出されたコンテンツの総数よりも少ない。この場合(S202でYES)、時間調整部14はiに1を加算し(カウントアップ、S203)、数列Xiに対応するコンテンツに割り当てる再生時間(割り当て時間)を算出する(S204)。Xiに対応するコンテンツの割り当て時間tiは、視聴予想時間をT、当該コンテンツのリコメンド値をR、選出されたコンテンツのリコメンド値の合計をRallとすると、以下の式で示される。
ti=T×R/Rall
なお、割り当て時間の算出方法は、上記選出されたコンテンツの合計の再生時間が視聴予定時間に収まれば、上述の例に特に限定されない。例えば、リコメンド値の順位によって再生時間が予め定められていてもよい。
割り当て時間を算出すると、時間調整部14は次にコンテンツのダイジェスト化の要不要を判定する。ここで、「ダイジェスト化」とは、コンテンツの要点を示す部分や見所となる部分、およびその前後一定時間の部分等、1つ以上の特定の部分を指定し、コンテンツ再生部16がコンテンツを再生する際に、上記特定の部分のみを再生するように指定する処理である。時間調整部14は、ダイジェスト化の対象となるコンテンツの再生時間が、算出した割り当て時間に収まるように上記コンテンツをダイジェスト化する。なお、ダイジェスト化の詳細は特に限定されず、従来からある方法を用いて行えばよい。
時間調整部14は、ダイジェスト化の要不要を判定するために、Xiに対応するコンテンツの録画時間が、当該コンテンツの割り当て時間よりも長いか否かを判定する(S221)。録画時間が割り当て時間よりも長い場合(S221でYES)、時間調整部14は当該コンテンツを上記割り当て時間に収まるようにダイジェスト化する(S261)。一方、録画時間が割り当て時間以下である場合(S221でNO)、時間調整部14はこのコンテンツに対するダイジェスト化は不要であると判断し、S261の処理を行わない。
このように、ダイジェスト化の要不要の判定、および必要に応じてダイジェスト化が行われると、時間調整部14は再びS202の判定から処理を行う。すなわち、時間調整部14はiがリコメンド部13により選出されたコンテンツの総数よりも大きい値になる(S202でNOになる)まで、iのカウントアップ(S203)、割り当て時間の算出(S204)、ダイジェスト化の要否の判定(S221)、必要に応じてダイジェスト化(S261)を繰り返す。
例えば図6の(a)に示すコンテンツおよびリコメンド値が与えられ、視聴予定時間が2時間と指定された場合、各コンテンツの割り当て時間は同図に示す通りになる。また、コンテンツa2以外のコンテンツは、割り当て時間がコンテンツの録画時間より短いため、図示の通りダイジェスト化が必要であると判定される。一方、コンテンツa2は割り当て時間がコンテンツの録画時間よりも長いため、ダイジェスト化は不要であると判定される。そして、図6の(b)に示すように、各コンテンツの総再生時間は、視聴予定時間に収まるように調整される。
なお、コンテンツa2のように割り当て時間がコンテンツの録画時間より長い場合、当該コンテンツに割り当てられた時間が余ることになる。この余った時間については、後述するコンテンツ再生部16で当該コンテンツを再生する際に、割り当て時間の終了までコンテンツを何も再生しないこととしてもよいし、コンテンツa2の再生が終了した段階で、次のコンテンツを再生してもよい。この場合、例えば図6では視聴予定時間が2時間であるが、全コンテンツの再生は2時間以内で終わることとなる。
リスト提示部15は、推薦リストに係る情報を時間調整部14から受信する。推薦リストに係る情報とは、例えば推薦リストに含まれるコンテンツを示す情報、各コンテンツの割り当て時間、およびダイジェスト化されたコンテンツの再生箇所の指定を示す。そして、リスト提示部15は推薦リストを含む画面(後述するジャンル割合入力画面)を作成し、表示部20に表示させる。換言すると、リスト提示部15は、リコメンド部13が選出したコンテンツを表示部20に一覧表示させる。また、リスト提示部15は各種入力に係る画面(後述するジャンル入力画面、ならびに視聴予定時間およびコンテンツ数の入力画面)を表示部20に表示させる。
コンテンツ再生部16は、リスト再生機能を実現する。具体的には、コンテンツ再生部16はリスト画面において推薦リストからユーザが指定したコンテンツを記憶部40から読み出し再生する。このとき再生されるコンテンツは、時間調整部14の時間調整処理によって決定された割り当て時間で再生される。また再生されるコンテンツは、時間調整処理においてダイジェスト化がなされている場合、コンテンツ再生部16は当該ダイジェスト化により指定された特定の部分を再生する(ダイジェスト再生)。
記憶部40は、制御部10が使用する種々のデータを格納している。具体的には、記憶部40はHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置や、上記種々のデータを格納したBD(Blu-ray(登録商標) Disc、)またはDVD等の記憶媒体と当該記憶媒体の読み取り装置との組み合わせであってもよい。記憶部40は、少なくともコンテンツデータ41およびコンテンツ関連情報42を記憶している。
コンテンツデータ41は、制御部10が再生するコンテンツのデータ(例えば動画データまたは音声データ自体)である。一方、コンテンツ関連情報42は、コンテンツデータ41それぞれに対応付けられた情報であって、各コンテンツに係る情報である。より具体的には、コンテンツ関連情報42は、コンテンツのジャンル、録画(録音)時間等を示す。なお、コンテンツのジャンルとして複数のジャンルが対応付けられていてもよい。
記憶部40はさらに、制御部10が作成した推薦リストのデータをリストデータ43として記憶しておいてもよい。リストデータ43は、作成済の推薦リストをリスト提示部15が再提示可能な情報を含んでいればよい。例えば、リストデータ43は、ユーザの指定したジャンル割合、視聴予定時間、視聴コンテンツ数、および流行度を含む。また、リストデータ43は、推薦コンテンツ自体を特定する情報を含んでいてもよい。
表示部20は、制御部10のリスト提示部15およびコンテンツ再生部16の制御に従って画像を表示する。より詳しくは、表示部20は、リスト提示部15の制御に従ってジャンル割合入力画面を表示する。また、表示部20はコンテンツ再生部16の制御に従って、推薦リストに含まれるコンテンツの動画を表示する。
なお、テレビ1は図示の構成の他に、放送波の受信、コンテンツの録画、DVD等のメディアに記録されたコンテンツの再生など、テレビ1が一般的に備えている機能を実現するための構成を備えていてもよい。
また、テレビ1は複数のリモコン2からの入力信号を受け付けてもよいし、パーソナルコンピュータなど、リモコン2以外の入力装置からの入力に応じて動作してもよい。また、テレビ1は上述した構成の他に電源ボタン、音量調節ボタン、スピーカ等、テレビジョン受像器が備え得る構成を備えていてよい。
≪ジャンル入力画面≫
次に、ジャンルおよびジャンル割合、視聴予定時間、およびコンテンツ数の入力方法、ならびに推薦リストの表示方法について、図7〜9に示す具体例を挙げて説明する。なお、図7〜9に示した画面例は一例であって、テレビ1およびリモコン2による上記入力項目の入力方法、画面遷移、および各入力項目の入力結果に係るデータの表示様式については、図7〜9の例に限定されない。
図7は、表示部20に表示されるジャンル入力画面の一例を示す図である。なお、当該入力画面への遷移方法は特に限定しない。例えば、テレビ1がコンテンツの録画機能を備えている場合、コンテンツの録画に係る指示を入力する画面に、図7に示す入力画面に遷移するためのボタンを表示しておき、リモコン2を介しユーザが上記ボタンの選択を指示すると、ジャンル入力画面に遷移するようにすればよい。
表示領域A1には記憶部40に記憶されたコンテンツのジャンルが一覧表示される。リモコン2を介した指示に応じて、表示領域A1内に示されたジャンルが1つ以上選択されると、選択済のジャンルは表示領域A2に一覧表示される。なお、選択済のジャンルは表示領域A1に表示しなくてもよい。
ジャンル入力画面でボタンB1が選択されると、テレビ1は表示部20の表示画面を、上記入力画面を表示する前の画面に遷移させる。一方、ボタンB2が選択されると、制御部10の入力制御部11は選択済のジャンル(表示領域A2に表示されているジャンル)をユーザが指定したジャンルと確定し、当該ジャンルを記憶するとともに、図8に示す入力画面を表示部20に表示させる。
≪視聴予定時間およびコンテンツ数の入力画面≫
図8は、視聴予定時間およびコンテンツ数の入力画面を示す図である。図8に示す入力画面は少なくとも、視聴予定時間の入力欄C1と、コンテンツ数を入力する入力欄C2とを含んでいる。なお、上記入力欄C1およびC2の入力の形式は特に限定されない。
なお、図8に示す入力画面には、記憶部40に記憶されている(録画されている)コンテンツの総数を表示してもよい。また、同図に示す入力画面には、推薦リストに名前を付けるか否かの選択欄C3、推薦リストの名称を入力する入力欄C4、および過去に視聴されたコンテンツを推薦リストに含むか否かを選択する選択欄C5が含まれていてもよい。
図8に示す入力画面でボタンB3が選択されると、リスト提示部15は表示部20の表示画面を、上記入力画面を表示する前の画面に遷移させる。すなわち、表示部20には、図7に示したジャンルの入力画面が再び表示される。一方、ボタンB4が選択されると、制御部10の入力制御部11は、入力欄または選択欄C1〜C5に入力された情報を取得しリコメンド部13に送るとともに、図9に示すジャンル割合入力画面を表示する。
≪ジャンル割合入力画面≫
図9は、ジャンル割合入力画面を示す図である。ジャンル割合入力画面は、図7に示したジャンル入力画面で入力を確定したジャンル(選択済みのジャンル)について、ジャンル割合の入力を受け付ける画面である。また、ジャンル割合入力画面は、上記ジャンル割合が入力されると、同画面に、図8に示した入力画面にて入力された視聴予定時間およびコンテンツ数と、流行度とに基づいた推薦リストを表示する。
ジャンル割合入力画面は、図7に示したジャンル入力画面で入力を確定したジャンルを表示し、各ジャンルの割合を入力する領域A3と、領域A3に入力されたジャンル割合を視覚的に(例えば棒グラフで)示した領域A4と、推薦リストの表示領域A5とを含む。領域A3においてジャンル割合を入力または変更すると、当該入力または変更後のジャンル割合に応じて領域A2の視覚効果が変更される。図9の例では、ジャンル割合は1%〜100%まで入力可能である。
ジャンル割合が入力または変更される度に、入力制御部11は当該ジャンル割合を取得してリコメンド部13に送る。これにより、リコメンド部13および時間調整部14にてリコメンド処理および時間調整処理が行われ、推薦リストが作成される。リスト提示部15は推薦リストに係る情報を受信すると、ジャンル割合入力画面の領域A5に、推薦リストに含まれる各コンテンツのサムネイルを表示する。
上記サムネイルは、対応するコンテンツのリコメンド値の割合に応じて、その大きさが定められていてもよい。また、上記サムネイルに、各コンテンツの流行度の高低に応じたアイコンDを重畳表示してもよい。図9の場合は、流行度の高いコンテンツにより多くの星型アイコンを重畳表示させることで、各コンテンツの流行度を一目で識別可能に表示している。
図9に示す入力画面でボタンB5が選択されると、リスト提示部15は表示部20の表示画面を、上記入力画面を表示する前の画面に遷移させる。すなわち、表示部20には、図8に示した入力画面が再び表示される。一方、ボタンB7が選択されると、入力制御部11は当該指示をコンテンツ再生部16に伝え、コンテンツ再生部16はリスト提示部15から推薦リストに係る情報を取得し、当該推薦リストに含まれる各コンテンツを、時間調整処理によって規定された再生時間で再生する。なおこのとき、再生対象のコンテンツがダイジェスト化されている場合、コンテンツ再生部16は推薦リストにおいて指定された、当該コンテンツの特定の部分を再生する(ダイジェスト再生)。一方、ボタンB6が選択されると、リスト提示部15はジャンル割合、視聴予定時間、およびコンテンツ数を記憶部40にリストデータ43として保存させる。もしくは、リスト提示部15は時間調整部14から受信した、推薦リストに係る情報をリストデータ43として保存させてもよい。
なお、リスト提示部15は、領域A5に表示されたサムネイルの枠または全体の色を、対応するコンテンツの流行度の高さに応じて異なる色で表示してもよい。例えば、選出されたコンテンツの中で最も流行度が高いコンテンツに対応するサムネイルを赤色で表示し、以下、コンテンツの流行度が下がるとともに、対応するサムネイルの色を赤色系から緑色系、そして青色系へと、段階的に変化させてもよい。これにより、ユーザはどのコンテンツが流行のコンテンツかを一見して認識することができる。また、ジャンル割合入力画面においてBGMを再生し、リモコン2を介しカーソルを操作し、当該カーソルを合わせたコンテンツの流行度に応じてBGMの音量を変化させてもよい。
また、リスト提示部15は、上記サムネイルにコンテンツに係る情報を重畳させて表示してもよい。例えば、コンテンツのタイトル、再生時間(当該コンテンツの割り当て時間)、ダイジェスト化されているか否かなどの情報を重畳表示してもよい。また、リモコン2を介してカーソルを操作し、当該カーソルを上記サムネイルに合わせることで、これらの情報が表示されるようにしてもよい。
また、リスト提示部15は、図8に示す入力画面においてユーザにより指定された視聴予知恵時間およびコンテンツ数を、ジャンル割合入力画面に表示してもよい。また、リスト提示部15は、同様に図8に示す入力画面において指定された、過去に視聴されたコンテンツを推薦リストに含んでいるか否かの情報をジャンル割合入力画面に表示してもよい。また、リスト提示部15は、同様に図8に示す入力画面において指定された推薦リストの名称を、ジャンル割合入力画面に表示してもよい。
さらには、リスト提示部15は図7に示すジャンル入力画面を設けず、ジャンルの指定を受け付け可能なジャンル割合入力画面を表示部20に表示させてもよい。そして、入力制御部11は、ジャンル割合入力画面で指定されたジャンルおよびジャンル割合を取得してもよい。
また、リスト提示部15は図8に示す入力画面を設けず、ジャンル割合入力画面において視聴予定時間およびコンテンツ数を入力させてもよい。この場合、視聴予定時間およびコンテンツ数も、ジャンル割合と同様に、入力された値に応じて棒グラフ等の視覚効果で示されても良い。
またこの場合、視聴予定時間およびコンテンツ数の入力が確定する度(または値が変更される度)に、入力または変更された視聴予定時間およびコンテンツ数に応じて、リコメンド部13および時間調整部14がリコメンド処理および時間調整処理を行い、推薦リストを作成(更新)してもよい。
≪制御部全体の処理の流れ≫
図10は、制御部10が推薦リストを作成し、表示部20に表示させる処理(情報処理装置の制御方法)の流れを示すフローチャートである。なお、図10のS14、S16、およびS18の処理はそれぞれ図3のS141〜143、S16、およびS181〜184の処理に相当する。また、図10のS20、S22〜S24、およびS26の処理はそれぞれ、図5のS201〜S204、S221、およびS241の処理に相当する。
まず初めに、入力制御部11がユーザの各種入力を受け付ける(S10、ジャンル割合取得ステップ)ことで、推薦リストの作成に必要な情報を取得する。具体的には、入力制御部11は図7に示したジャンル入力画面においてユーザにより入力(指定)されたコンテンツのジャンルを示す情報を取得する。次に、入力制御部11は、図8に示した入力画面においてユーザにより入力(指定)された視聴予定時間と、コンテンツ数とを示す情報を取得する。さらに、入力制御部11は図9に示したジャンル割合入力画面においてユーザにより入力(指定)されたジャンル割合を示す情報を取得する。なお、制御部10は図8に示したように、推薦リストの名称、および過去に視聴されたコンテンツを推薦リストに含むか否かを示す情報も取得してよい。
入力制御部11がジャンル割合、視聴予定時間、およびコンテンツ数を取得すると、流行度取得部12は通信部30を介し流行度を取得する(S12)。リコメンド部13は流行度取得部12から流行度を受信し、ジャンル割合、流行度、およびコンテンツ数を用いてリコメンド処理を行う(S14〜S18)。すなわち、リコメンド部13はジャンル割合と流行度とからリコメンド値を算出し(S14)、リコメンド値の高い順に記憶部40に記憶されたコンテンツを順位付けし(S16)、順位の高いコンテンツから順に、コンテンツ数で指定された個数のコンテンツを選出する(S18、コンテンツ選出ステップ)。選出したコンテンツを示す情報は、時間調整部14に伝えられる。
リコメンド部13のリコメンド処理が終了すると、時間調整部14はリコメンド部13が選出したコンテンツそれぞれに対して、時間調整処理(S20〜S26)を行う。すなわち、時間調整部14は、視聴予定時間とリコメンド値とに応じて、各コンテンツの割り当て時間を算出し(S20)、各コンテンツに対しダイジェスト化の要不要を判定する(S24)。ダイジェスト化が必要なコンテンツの場合(S20でYES)、時間調整部14は、当該コンテンツの割り当て時間に合わせてコンテンツをダイジェスト化する(S26)。一方、ダイジェスト化が不要な場合(S20でNO)、S26の処理は行わなくてよい。
時間調整処理が終了すると、リスト提示部15は時間調整部14から推薦リストに係る情報を取得し、図9で示したジャンル割合入力画面の領域A5に、推薦リストの各コンテンツに対応するサムネイルを表示させる(S28、表示制御ステップ)。ここで、例えば図9のボタンB5等が押下される等してユーザによりリストの再編集が指示されると(S30でYES)、リスト提示部15は図7に示したジャンル入力画面から、再びユーザに推薦リスト作成のための各種情報を入力させる(S10)。一方、リストの再編集が指示されず(S30でNO)、ジャンル割合入力画面でコンテンツの再生が指示された場合、入力制御部11は、当該指示をコンテンツ再生部16に伝え、コンテンツ再生部16はリスト提示部15から推薦リストに係る情報(コンテンツを特定する情報、当該コンテンツの再生時間、および、ダイジェスト化されている場合はダイジェストの指定箇所)を受信し、当該推薦リストの指定に従って各コンテンツを再生する(S32)。
なお、時間調整部14の時間調整処理(S20〜S26)は、コンテンツの再生が指示されてから行われてもよい。
上記の処理によると、指定されたジャンル割合に応じてコンテンツを選出し、ユーザに提示することができる。換言すると、ユーザのジャンルの嗜好および各ジャンルに対する興味の大小を重み付けさせて、当該重み付けに対応した数および内容のコンテンツを提示することができる。したがって、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを提示することができる。また、視聴予定時間、コンテンツ数、および流行度に応じてコンテンツを選出するため、ユーザの所望の視聴予定時間で所望の個数のコンテンツ、かつ話題性の高いコンテンツを選出して提示することができる。
なお、制御部10は、リコメンド部13のリコメンド処理において、流行度を考慮しなくてもよい。換言すると、制御部10は流行度取得部12を備えず、リコメンド部13はユーザが指定したジャンル割合の重み付けに応じてコンテンツを選出してもよい。
また制御部10において、視聴予定時間の取得と、時間調整処理とは必須ではない。換言すると、制御部10の入力制御部11は視聴予定時間を取得しなくてもよい。また、制御部10は時間調整部14を備えず、リコメンド部13が選出したコンテンツをリスト提示部15に伝えてもよい。この場合、時間調整処理が行われないため、各コンテンツの割り当て時間は、当該コンテンツの録画時間と等しくなる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、録画された(記憶部40に記憶された)コンテンツから推薦リストを作成することとした。しかしながら、本発明に係る制御部10は、録画されたコンテンツ以外のコンテンツを対象として、推薦リストの作成、および推薦リストに含まれるコンテンツの再生(定められた割り当て時間での再生)を行ってもよい。ここで、「録画されたコンテンツ以外のコンテンツ」とは、例えばVOD(Video on Demand)やストリーミングで配信されるコンテンツ、ならびに、放送波、IPネットワーク、CDN(Content Delivery Network)、インターネット、またはケーブルテレビネットワーク等を介し受信して再生する番組(例えば、放送中のテレビまたはラジオ番組)等を示す。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、特に記載が無い限り、コンテンツの具体例としてVODコンテンツの例を挙げて説明を行う。
本実施形態に係るテレビ1は、通信部30またはコンテンツ受信用の通信部を別途に備えている。「コンテンツ受信用の通信部」とは例えば、放送波を受信するためのチューナーや、IP放送、IPTV、インターネット放送、またはインターネットTV等を受信するためのネットワークアダプタ(例えばイーサネット(登録商標)のモデムやWi−Fi(登録商標)のアダプタ)等である。
制御部10は当該通信部を介し配信されるVODコンテンツを受信する。受信したVODコンテンツはコンテンツ再生部16が再生し、表示部20に表示させる。なお、本実施形態における記憶部40は、コンテンツデータ41(VODでないコンテンツのデータ)、およびコンテンツ関連情報42を記憶していなくてもよい。
制御部10のリコメンド部13は、ジャンル割合が指定され、流行度取得部12が流行度を取得すると、上記VODコンテンツを対象にリコメンド処理を行う。なお、図7に示すジャンル入力画面、および図9に示したジャンル割合入力画面にて表示および選択可能なジャンルは、VODコンテンツに規定されたジャンルとなる。
また、リコメンド部13はリコメンド処理の際に、例えばVODコンテンツの番組表など、配信可能なVODコンテンツを示す情報を、通信部30(またはVODコンテンツの受信のために設けられた通信部)を介し取得し、当該情報に含まれるVODコンテンツからコンテンツを選出する。または、リコメンド部13は、予め記憶部40にコンテンツ関連情報42として記憶されている、配信可能なVODコンテンツを示す情報を読み出し、当該情報を用いてコンテンツを選出してもよい。
なお、VODコンテンツは予め記憶されているコンテンツではなく、随時配信されるコンテンツであるため、リコメンド部13はコンテンツ関連情報42を参照することでVODコンテンツの総数および各コンテンツのジャンル等を特定し、リコメンド処理を行う。
時間調整部14はリコメンド部13が選出したVODコンテンツに対し、時間調整処理を行う。なお、上述したようにVODコンテンツは配信されるコンテンツであるため、時間調整部14は時間調整処理のうち、割り当て時間の算出(図10のS20)に係る処理を行わなくてよい。もしくは、時間調整部14を備えず、時間調整処理自体(図10のS20〜S26)を実行しなくてもよい。
〔変形例〕
上記各実施形態に係る情報処理装置(制御部10)は、少なくともジャンル割合をユーザが指定可能であって、複数のコンテンツを記憶または取得することが可能な装置であれば、テレビ1以外の電子機器に搭載されてもよい。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型の端末装置、スマートフォン、ラジオ、レコーダ、セットトップボックス等に制御部10を搭載し、上述したリコメンド処理や時間調整処理を行って、推薦コンテンツを選出してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部10の制御ブロック(特に流行度取得部12、リコメンド部13、時間調整部14、リスト提示部15、およびコンテンツ再生部16)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(制御部10)は、入力部(リモコン2)を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得部(入力制御部11)と、予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出部(リコメンド部13)と、上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御部(リスト提示部15)と、を備えている。
上記の構成によれば、指定されたジャンルおよびその割合に応じてコンテンツを選出し、ユーザに提示することができる。換言すると、ユーザのジャンルの嗜好および各ジャンルに対する興味の大小を重み付けさせて、当該重み付けに対応した数および内容のコンテンツを提示することができる。したがって、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを提示することができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記コンテンツ選出部は、上記ジャンルの割合と、上記コンテンツの一群に含まれる各コンテンツの話題性の指標である流行度とに応じてコンテンツを選出し、上記表示制御部は、上記コンテンツの一覧表示とともに、上記流行度を識別可能に表示させてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが興味を持っているジャンルで、かつ話題性のあるコンテンツを提示することができる。また、上記の構成によれば、ユーザにコンテンツ自体とともに、各コンテンツの話題性を示す流行度も一覧させることができる。したがって、ユーザに所望するジャンルの流行を把握させることができ、コンテンツの視聴に係る利便性が向上する。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1または2において、上記入力部を介し指定された視聴予定時間を取得する視聴予定時間取得部(入力制御部11)と、上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツの総再生時間が、上記視聴予定時間に収まるように、上記選出された各コンテンツの再生時間を決定する再生時間決定部(時間調整部14)と、上記一覧表示されたコンテンツを再生する再生部(コンテンツ再生部16)と、を備え、上記表示制御部は、上記視聴予定時間と、上記各コンテンツの再生時間とを上記各コンテンツの一覧表示とともに上記表示部に表示させてもよい。
上記の構成によれば、選出したコンテンツ全てを再生した場合の総再生時間を、ユーザが指定した視聴予定時間に収まるように調整することができる。したがって、選出したコンテンツが再生される場合、ユーザの定めた視聴時間内に全て視聴させることができる。したがって、ユーザは限られた視聴時間で自身の嗜好に応じたコンテンツを視聴することができる。また、上記の構成によれば、ユーザにコンテンツ自体とともに、各コンテンツの再生時間も一覧させることができる。換言すると、ユーザにコンテンツとともに、当該コンテンツの視聴の分量も示すことができるため、コンテンツの視聴に係る利便性が向上する。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様3において、上記再生部は、上記再生時間決定部が決定したコンテンツの再生時間が上記コンテンツの記録された時間よりも短い場合、上記コンテンツの特定の部分を上記再生時間に収まるように再生してもよい。
なお、上記特定の部分とは、コンテンツの要点を示す部分や見所となる部分であることが望ましい。上記の構成によれば、選出されたあるコンテンツを視聴予定時間内の割り当てでは最初から最後まで再生することができない場合でも、当該コンテンツの要点を再生することができる。したがって、限られた視聴予定時間の中で、ユーザにより多くのコンテンツを視聴させることができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置は、上記態様3または4において、上記再生時間決定部は、上記各コンテンツの再生時間を、上記ジャンルの割合と、上記コンテンツの一群に含まれる各コンテンツの話題性の指標である流行度の高さとに応じて決定してもよい。
上記の構成によれば、選出したコンテンツの再生時間を、各コンテンツに対するユーザの嗜好の度合いと、各コンテンツの話題性に応じて決定することができる。したがって、ユーザに、当該ユーザの嗜好の度合いに合い、かつ話題性の大小に合った再生時間で各コンテンツを提供することができる。
本発明の態様6に係る情報処理装置は、上記態様2または5において、外部装置と通信する通信部(通信部30)を介し、上記コンテンツの一群に含まれる各コンテンツの話題性の指標である流行度を取得する流行度取得部(流行度取得部12)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、流行度を情報処置装置の外部から取得することができるため、コンテンツの話題性の大小を、より正確に判断することができる。
本発明の態様7に係る情報処理装置は、上記態様1から6のいずれか一態様において、上記入力部を介し指定されたコンテンツの視聴個数(コンテンツ数)を取得するコンテンツ数取得部(入力制御部11)を備え、上記コンテンツ選出部は、上記視聴個数の分だけコンテンツを選出し、上記表示制御部は、上記視聴個数を、上記コンテンツの一覧表示とともに上記表示部に表示させてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが所望する個数分だけコンテンツを選出し提示することができる。したがって、ユーザの意図する分量のコンテンツを適切に提示することができる。また、上記の構成によれば、ユーザにコンテンツの視聴個数、すなわちコンテンツの視聴に係る有益な情報を提示するため、コンテンツ視聴の際の利便性を向上させることができる。
本発明の態様8に係るテレビジョン受像機は、上記態様1から7のいずれか一態様に記載の情報処理装置(制御部10)と、上記表示部(表示部20)と、を備えている。
上記の構成によれば、上記態様1から7のいずれか一態様に記載の上記情報処理装置と同様の効果を奏する。
本発明の態様9に係る情報処理装置の制御方法は、入力部を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得ステップ(S10)と、予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出ステップ(S18)と、上記コンテンツ選出ステップにて選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御ステップ(S28)と、を含んでいる。
上記の構成によれば、上記態様1に記載の上記情報処理装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 テレビ(テレビジョン受像機)
2 リモコン(入力部)
10 制御部(情報処理装置)
11 入力制御部(ジャンル割合取得部、コンテンツ数取得部、視聴予定時間取得部)
12 流行度取得部
13 リコメンド部(コンテンツ選出部)
14 時間調整部(再生時間決定部)
15 リスト提示部(表示制御部)
16 コンテンツ再生部(再生部)
20 表示部
30 通信部
40 記憶部
41 コンテンツデータ
42 コンテンツ関連情報
43 リストデータ

Claims (9)

  1. 入力部を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得部と、
    上記入力部を介し指定された視聴予定時間を取得する視聴予定時間取得部と、
    予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出部と、
    上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツの総再生時間が、上記視聴予定時間に収まるように、上記選出された各コンテンツの再生時間を決定する再生時間決定部と、を備え、
    上記再生時間決定部は、上記各コンテンツの再生時間を、上記ジャンルの割合と、上記コンテンツの一群に含まれる各コンテンツの話題性の指標である流行度の高さとに応じて決定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御部を備え、
    上記コンテンツ選出部は、上記ジャンルの割合と、上記流行度とに応じてコンテンツを選出し、
    上記表示制御部は、上記コンテンツの一覧表示とともに、上記流行度を識別可能に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記一覧表示されたコンテンツを再生する再生部を備え、
    上記再生部は、上記再生時間決定部が決定したコンテンツの再生時間が上記コンテンツの記録された時間よりも短い場合、上記コンテンツの特定の部分を上記再生時間に収まるように再生することを特徴とする、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 外部装置と通信する通信部を介し、上記流行度を取得する流行度取得部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツを表示部に一覧表示させる表示制御部を備え、
    上記入力部を介し指定されたコンテンツの視聴個数を取得するコンテンツ数取得部を備え、
    上記コンテンツ選出部は、上記視聴個数の分だけコンテンツを選出し、
    上記表示制御部は、上記視聴個数を、上記コンテンツの一覧表示とともに上記表示部に表示させることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置と、上記コンテンツ選出部が選出したコンテンツを一覧表示する表示部と、を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  7. 入力部を介し指定された1つ以上のジャンルの割合を取得するジャンル割合取得ステップと、
    上記入力部を介し指定された視聴予定時間を取得する視聴予定時間取得ステップと、
    予め用意された、上記ジャンルと対応付けられたコンテンツの一群から、指定された上記ジャンルに対応するコンテンツを、各ジャンルの割合に応じて選出するコンテンツ選出ステップと、
    上記コンテンツ選出ステップにて選出したコンテンツの総再生時間が、上記視聴予定時間に収まるように、上記選出された各コンテンツの再生時間を決定する再生時間決定ステップと、を含み、
    上記再生時間決定ステップでは、上記各コンテンツの再生時間を、上記ジャンルの割合と、上記コンテンツの一群に含まれる各コンテンツの話題性の指標である流行度の高さとに応じて決定することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記ジャンル割合取得部、上記視聴予定時間取得部、上記コンテンツ選出部、および上記再生時間決定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  9. 請求項に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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