JP6634701B2 - 配電盤制御システムおよびそれを用いた受配電設備 - Google Patents

配電盤制御システムおよびそれを用いた受配電設備 Download PDF

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この発明は、工場等における機器に電力供給を行う配電盤制御システムおよびそれを用いた受配電設備に関するものである。
従来の受配電設備等に用いられる制御システムにおいては、信頼性確保のために多重化し、冗長化を図っているものが多く存在する。例えば、制御回路に用いるプログラマブルロジックコントローラ(PLC)の一方を常用系、他方を待機系として二重化し常用系のPLCの異常時には、常用系のPLCからの異常信号を受信した二重化制御手段により常用系から待機系へ切換えることによって継続して制御を行うように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−73304号公報(図1)
しかしながら、上記のような制御システムでは、信号系の断線等によって二重化制御手段が異常信号を受信できないという事象が発生し、常用系から待機系へ切換えることができず、システム全体が機能不全になるというおそれがあり、信頼性が低下するという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、信頼性の高い配電盤制御システムおよびそれを用いた受配電設備を得るものである。
この発明の配電盤制御システムは、制御対象機器の制御を行う複数の常用系制御部を備えた配電盤制御システムであって、複数の常用系制御部に対応して接続され、対応する常用系制御部から受信した制御信号を送信する複数のスイッチ部と、制御対象機器に対して、複数のスイッチ部に接続されて設けられ、複数のスイッチ部から受信する制御信号が複数の場合、複数の制御信号を統合して制御対象機器に出力し、複数のスイッチ部から受信する制御信号が1つの場合、1つの制御信号を制御対象機器に出力する共通スイッチ部を備えたものである。
この発明によれば、複数の常用系制御部全てが機能停止しない限り継続して制御対象機器を制御することが可能となり、信頼性の高い配電盤制御システムを得ることができる。
この発明の実施の形態1における受配電設備を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態2における受配電設備を示す概略構成図である。 状態信号の同一性チェックに関するタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3における受配電設備を示す概略構成図である。 PLCの異常検出に関するタイミングチャートである。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。
受配電設備100は、配電盤制御システム10と、制御対象機器であるn個の配電盤901〜90nを有する配電盤群90とを備えている。配電盤制御システム10は、配電盤901〜90nにそれぞれ制御信号を送信して、配電盤901〜90nの内部に備えられた開閉器(図示せず)を開閉制御する。配電盤901〜90nは、それぞれの開閉器の開閉状態を表す状態信号を配電盤制御システム10に出力する機能を有している。
配電盤制御システム10は、A系PLC1AおよびB系PLC1Bを有する2つの常用系制御部1と、A系PLC1Aにそれぞれ接続されたA系スイッチ部2A1〜2Anを有するA系スイッチ群2Aと、B系PLC1Bにそれぞれ接続されたB系スイッチ部2B1〜2Bnを有するB系スイッチ群2Bと、A系スイッチ群2AおよびB系スイッチ群2Bに接続された共通スイッチ群3とを備えている。共通スイッチ群3は、共通スイッチ部31〜3nを有しており、共通スイッチ部31はA系スイッチ部2A1およびB系スイッチ部2B1に接続されている。他の共通スイッチ部32〜3nも共通スイッチ部31と同様に、それぞれA系スイッチ部2A2〜2AnおよびB系スイッチ部2B2〜2Bnに接続されている。また、共通スイッチ部31〜3nは、配電盤901〜90nにそれぞれ接続されている。なお、A系スイッチ部2A1〜2AnおよびB系スイッチ部2B1〜2Bnには、例えばミニチュアリレーなどのスイッチ手段を用いることができる。
共通スイッチ部31〜3nは、並列に配設された2つのミニチュアリレー(図示せず)を有し、一方のミニチュアリレーはA系スイッチ部2A1〜2Anに接続され、他方のミニチュアリレーはB系スイッチ部2B1〜2Bnに接続されている。なお、ここでは共通スイッチ部31〜3nにミニチュアリレーを用いているが、他のスイッチ手段を用いてもよい。
A系PLC1AおよびB系PLC1Bは、各配電盤からの状態信号に基づいて、それぞれ同様に演算を行い、同じ制御信号をそれぞれ生成し出力して配電盤901〜90nを制御する。A系スイッチ部2A1〜2AnおよびBスイッチ部2B1〜2Bnは、A系PLC1AおよびB系PLC1Bから受信した制御信号を共通スイッチ部31〜3nに送信する。共通スイッチ部31〜3nは、それぞれA系PLC1AおよびB系PLC1Bの両方から制御信号を受信した場合、受信した2つの制御信号を1つの制御信号に統合して、対応する配電盤にそれぞれ出力し、いずれか一方のみから制御信号を受信した場合、受信した制御信号を対応する配電盤にそれぞれ出力する。
また、共通スイッチ部31〜3nは、それぞれ対応する配電盤から状態信号を受信した場合、受信した状態信号を接点増幅して生成した2つの同一の状態信号をA系スイッチ部およびB系スイッチ部にそれぞれ出力する。A系スイッチ部2A1〜2AnおよびBスイッチ部2B1〜2Bnは、共通スイッチ部31〜3nから受信した状態信号をA系PLC1AおよびB系PLC1Bにそれぞれ出力する。
次に動作について説明する。まず、2つのPLC1A、1Bがいずれも正常な場合には、A系PLC1AおよびB系PLC1Bは、各配電盤からの状態信号をそれぞれ受信し、受信した状態信号に基づいて演算処理した結果から配電盤901に対する制御信号をそれぞれ生成する。生成された制御信号は、それぞれA系スイッチ部2A1およびB系スイッチ部2B1を介して共通スイッチ部31に送信される。共通スイッチ部31は、両方のPLCから受信した制御信号を1つの制御信号に統合して配電盤901に送信し、配電盤901内の開閉器が開閉制御される。配電盤902〜90nにおいても上記した配電盤901の場合と同様に、各配電盤からの状態信号に基づいてA系PLC1AおよびB系PLC1Bがそれぞれ生成した制御信号がA系スイッチ部2A2〜2AnおよびB系スイッチ部2B2〜2Bnを介して共通スイッチ部32〜3nに送信され、共通スイッチ部32〜3nで統合された制御信号が配電盤902〜90nに送信され、配電盤902〜90n内の開閉器がそれぞれ開閉制御される。
次に、2つのPLC1A、1Bのうち、A系PLC1Aが故障し機能停止した場合について説明する。この場合、B系PLC1Bから出力された制御信号を受信した共通スイッチ部が、受信した制御信号を対応する配電盤に送信するので、各配電盤内の開閉器が継続して開閉制御される。また、B系PLC1Bが故障し機能停止した場合も同様に、A系PLC1Aから出力された制御信号を受信した共通スイッチ部が、受信した制御信号を対応する配電盤に送信して、各配電盤内の開閉器が継続して開閉制御される。
本実施の形態によれば、配電盤の制御を行うA系PLCおよびB系PLCを有する2つの常用系制御部を備え、A系PLCおよびB系PLCの少なくとも一方から制御信号を受信した場合、受信した制御信号を配電盤に出力する共通スイッチ部を備えたことにより、両方のPLCが機能停止しない限り、継続して制御対象の配電盤を制御することが可能となり、信頼性の高い配電盤制御システムを得ることができる。
また、各配電盤に対して共通スイッチ部をそれぞれ設けたことにより、一部の共通スイッチ部が故障しても、故障した共通スイッチ部に対応する配電盤が制御不能になるのみで、他の配電盤は継続して制御することが可能であり、共通スイッチ部が故障した場合の影響を最小限に抑制することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2を図2および図3に基づいて説明する。なお、図1と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
受配電設備200は、配電盤制御システム20と、制御対象機器であるn個の配電盤901〜90nを有する配電盤群90とを備えている。配電盤制御システム20は、配電盤901〜90nにそれぞれ制御信号を送信して配電盤901〜90nの内部に備えられた開閉器を開閉制御する。配電盤901〜90nは、それぞれの開閉器の開閉状態を表す状態信号を配電盤制御システム20に出力する機能を有している。
配電盤制御システム20は、A系PLC11AとB系PLC11Bとを有する2つの常用系制御部11と、A系PLC11Aにそれぞれ接続されたA系スイッチ部2A1〜2Anを有するA系スイッチ群2Aと、B系PLC11Bにそれぞれ接続されたB系スイッチ部2B1〜2Bnを有するB系スイッチ群2Bと、A系スイッチ群2AおよびB系スイッチ群2Bに接続された共通スイッチ群3とを備えている。共通スイッチ群3は、共通スイッチ部31〜3nを有しており、共通スイッチ部31はA系スイッチ部2A1およびB系スイッチ部2B1に接続されている。他の共通スイッチ部32〜3nも共通スイッチ部31と同様に、それぞれA系スイッチ部2A2〜2AnおよびB系スイッチ部2B2〜2Bnに接続されている。また、共通スイッチ部31〜3nは、配電盤901〜90nにそれぞれ接続されている。
2つの常用系制御部11のA系PLC11AおよびB系PLC11Bは、実施の形態1のA系PLC1AおよびB系PLC1Bが有する構成および機能に加え、各配電盤から受信した状態信号の同一性チェックを行うチェック部11Aa、11Baを備えている。また、A系PLC11AおよびB系PLC11Bは、光リンクケーブルなどのネットワークケーブル70によって接続されており、このネットワークケーブル70を介して相手方の系のPLCと状態信号を互いに送受信する。
チェック部11Aaは、同一の配電盤の状態信号について、A系PLC11Aが受信した状態信号と、B系PLC11Bが受信した状態信号とを比較して同一性をチェックする。2つの状態信号が同一である場合、チェック対象となった状態信号を出力した配電盤に対応するA系スイッチ部およびB系スイッチ部の両方が正常であり、対応する共通スイッチ部で接点増幅された状態信号が、A系PLC11AおよびB系PLC11Bに正常に送信されていると判断する。2つの状態信号が同一でない場合、対応するA系スイッチ部またはB系スイッチ部の故障などにより、対応する共通スイッチ部で接点増幅された状態信号がA系PLC11AまたはB系PLC11Bに正常に送信されていないと判断して警報器など(図示なし)に発報させる。チェック部11Baは、同一の配電盤の状態信号について、B系PLC11Bが受信した状態信号と、A系PLC11Aが受信した状態信号とを比較して同一性をチェックし、上記したチェック部11Aaと同様に状態信号が正常に送信されているかどうかを判断する。なお、ここではチェック部11Aaおよび11BaをA系PLC11AおよびB系PLC11Bに備えているが、これに限られるものではなく、A系PLC11AおよびB系PLC11Bの外部に備えてもよい。
次に、図3に基づいて動作について説明する。A系PLC11Aのチェック部11Aaは、A系PLC11Aが配電盤901から受信した状態信号(A系PLC状態信号)を取得するとともに、B系PLC11Bが配電盤901から受信した状態信号(B系PLC状態信号)をネットワークケーブル70を介して取得して、2つの状態信号を比較する。2つの状態信号が共に「閉」状態で一致している場合、チェック部11Aaは、2つの状態信号が同一であると判定し、A系スイッチ部2A1およびB系スイッチ部2B1の両方が正常であり、共通スイッチ部31で接点増幅された状態信号がA系PLC11AおよびB系PLC11Bに正常に送信されていると判断して、スイッチ部故障信号をOFFとする。
A系PLC状態信号のみが「開」状態となり、不一致が生じている状態が状態信号不一致許容時間T以上継続すると、チェック部11Aaは、2つの状態信号が同一ではないと判定する。この場合、チェック部11Aaは、A系スイッチ部2A1またはB系スイッチ部2B1の故障により、共通スイッチ部31で接点増幅された状態信号がA系PLC11AまたはB系PLCに正常に送信されていないと判断して、スイッチ部故障信号をONとし、警報器などに発報させる。
B系PLC状態信号も「開」状態となり不一致が解消されると、チェック部11Aaは、2つの状態信号が同一であると判定し、スイッチ部故障信号をOFFとする。以後も同様に、不一致が生じている状態が状態信号不一致許容時間T以上継続するとスイッチ部故障信号を出力し、不一致が解消されるとスイッチ部故障信号をOFFとする。
なお、ここではA系PLC11Aのチェック部11Aaが2つの状態信号の同一性をチェックしてA系スイッチ部2A1、B系スイッチ部2B1の故障を検出する場合について説明したが、B系PLC11Bのチェック部11Baが2つの状態信号の同一性をチェックする場合も同様である。また、ここでは配電盤901からの状態信号の同一性チェックし、これに対応するA系スイッチ部2A1、B系スイッチ部2B1の故障を検出する場合について説明したが、配電盤902〜90nの状態信号についても同様であり、各配電盤に対応するA系スイッチ部およびB系スイッチ部の故障を検出する。また、状態信号不一致許容時間Tは、あらかじめ設定されている。
また、上記した状態信号の同一性チェック以外の動作については、実施の形態1と同じであるので、その説明を省略する。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、同一の配電盤の状態信号について、自己の系のPLCが受信した状態信号と、互いにネットワークケーブルで接続された相手方の系のPLCが受信した状態信号との同一性チェックを行うチェック部を備えたことにより、それぞれの系のスイッチ部の故障を早期に検出して異常を知らせることが可能となる。このため、故障状態からの復帰を早期に行うことが可能となり、信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3を図4および図5に基づいて説明する。なお、図1および図2と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
受配電設備300は、配電盤制御システム30と、制御対象機器であるn個の配電盤901〜90nを有する配電盤群90とを備えている。配電盤制御システム30は、配電盤901〜90nにそれぞれ制御信号を送信して配電盤901〜90nの内部に備えられた開閉器を開閉制御する。配電盤901〜90nは、それぞれの開閉器の開閉状態を表す状態信号を配電盤制御システム30に出力する機能を有している。
配電盤制御システム30は、A系PLC12AとB系PLC12Bとを有する2つの常用系制御部12と、A系PLC12Aにそれぞれ接続されたA系スイッチ部2A1〜2Anを有するA系スイッチ群2Aと、B系PLC12Bにそれぞれ接続されたB系スイッチ部2B1〜2Bnを有するB系スイッチ群2Bと、A系スイッチ群2AおよびB系スイッチ群2Bに接続された共通スイッチ群3とを備えている。共通スイッチ群3は、共通スイッチ部31〜3nを有しており、共通スイッチ部31はA系スイッチ部2A1およびB系スイッチ部2B1に接続されている。他の共通スイッチ部32〜3nも共通スイッチ部31と同様に、それぞれA系スイッチ部2A2〜2AnおよびB系スイッチ部2B2〜2Bnに接続されている。また、共通スイッチ部31〜3nは、配電盤901〜90nにそれぞれ接続されている。
2つの常用系制御部12のA系PLC12AおよびB系PLC12Bは、実施の形態1のA系PLC1AおよびB系PLC1Bが有する構成および機能に加え、自己が正常であることを示すヘルシー信号を生成し出力するヘルシー信号生成部12Aa、12Baと、ヘルシー信号に基づいて異常を検出する検出部12Ab、12Bbとを備えている。また、A系PLC11AおよびB系PLC11Bは、光リンクケーブルなどのネットワークケーブル70により接続されており、このネットワークケーブル70を介して相手方の系のPLCとヘルシー信号を互いに送受信する。なお、A系PLC12AおよびB系PLC12Bに、実施の形態2で説明したチェック部11Aa、11Baを備えてもよい。
検出部12Ab、12Bbは、ネットワークケーブル70で互いに接続された相手方の系のPLCからヘルシー信号を受信した場合、相手方の系のPLCが正常であると判断する。相手方の系のPLCからヘルシー信号を受信しない状態があらかじめ定められた時間以上継続した場合、相手方のPLCが故障状態であると判断して警報器などに発報させる

次に、図5に基づいて動作について説明する。A系PLC12Aの検出部12Abが、B系PLC12Bのヘルシー信号生成部12Baにより生成、送信されたヘルシー信号(B系ヘルシー信号)を受信した場合、検出部12Abは、B系PLC12Bが正常であると判断して、B系PLC故障信号をOFFとする。
B系ヘルシー信号を受信している状態の検出部12AbがB系ヘルシー信号を受信しなくなり、受信しない状態が故障発生確認時間T以上継続した場合、検出部12AbはB系PLC12Bが故障状態になったと判断して、B系PLC故障信号をONとし警報器などに発報させる。
B系ヘルシー信号を受信していない状態の検出部PLC12AbがB系ヘルシー信号を受信し、受信している状態が故障復帰確認時間T以上継続した場合、検出部12Abは、B系PLC12Bが正常になったと判断して、B系PLC故障信号をOFFとする。なお、ここではA系PLC12Aの検出部12AbがB系PLC12Bの異常を検出する場合について説明したが、B系PLC12Bの異常検出部12BbがA系PLC12Aの異常を検出する場合も同様である。また、故障発生確認時間Tおよび故障復帰確認時間Tは、あらかじめ設定されている。
その他の動作については実施の形態1と同じあるので、その説明を省略する。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、A系PLCおよびB系PLCが、それぞれのPLCが出力するヘルシー信号に基づいて、互いにネットワークケーブルで接続された相手方の系のPLCの異常を検出する検出部を備えたことにより、相手方の系のPLCの異常を相互に検出し、早期に知らせることが可能となる。このため、故障状態からの復帰を早期に行うことが可能となり、信頼性をさらに向上させることができる。
なお、上記実施の形態1〜3では、配電盤制御システムを二重化する場合について説明したが、二重化に限られるものではなく、例えば、常用系制御部としてA系、B系およびC系のPLCを用い、共通スイッチ部は、3つのPLCの少なくとも1つから制御信号を受信した場合に、受信した制御信号を配電盤に出力するように構成することで三重化できるように、二重化以外の多重化も実現することが可能である。
1、11、12 2つの常用系制御部、1A、11A、12A A系PLC、1B、11B、12B B系PLC、11Aa、11Ba チェック部、12Aa、12Ba ヘルシー信号生成部、12Ab、12Bb 検出部、3 共通スイッチ群、31〜3n 共通スイッチ部(スイッチ部)10、20、30 配電盤制御システム、90 配電盤群、901〜90n 配電盤(制御対象機器)、100、200、300 受配電設備。

Claims (5)

  1. 制御対象機器の制御を行う複数の常用系制御部を備えた配電盤制御システムであって、
    前記複数の常用系制御部に対応して接続され、前記対応する常用系制御部から受信した制御信号を送信する複数のスイッチ部と、
    前記制御対象機器に対して、前記複数のスイッチ部に接続されて設けられ、前記複数のスイッチ部から受信する制御信号が複数の場合、前記複数の制御信号を統合して前記制御対象機器に出力し、前記複数のスイッチ部から受信する制御信号が1つの場合、前記1つの制御信号を前記制御対象機器に出力する共通スイッチ部
    を備えたことを特徴とする配電盤制御システム。
  2. 前記共通スイッチ部は、複数の前記制御対象機器に対してそれぞれ設けられ、対応する前記制御対象機器にそれぞれ出力することを特徴とする請求項1に記載の配電盤制御システム。
  3. 前記常用系制御部は、前記制御対象機器から状態信号をそれぞれ受信し、同一の前記制御対象機器からそれぞれ受信した状態信号の同一性をチェックするチェック部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の配電盤制御システム。
  4. 前記常用系制御部は、それぞれ出力するヘルシー信号に基づいて相互に異常を検出する検出部を備えたことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の配電盤制御システム。
  5. 請求項1から4いずれか1項に記載の配電盤制御システムを備えたことを特徴とする受配電設備。
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