JP6631592B2 - 通信機器、通信方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ウェアラブル端末等に好適な通信機器、通信方法及びプログラムに関する。
適切な歩行方法や走行方法のトレーニング等に適用することが可能な運動状態センシング装置に関する技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2005−160726号公報
上記特許文献に記載された技術は、センサの種類として一軸以上の加速度センサを設けており、装置の装着者の、主として下肢の動きを検出して、通信部により、蓄積したデータを外部の分析・表示装置へ転送するものとなっている。
ところで近年は、腕時計型やメガネ型、ペンダント型、クリップ型など各種形態のウェアラブル端末が企画、製品化されており、特に腕時計型のウェアラブル端末は、複数社から、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報機器と連携して動作するものが多数製品化されている。
この種のウェアラブル端末の多くの機種では、加速度センサのみならず、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機による測位や、気圧センサ、温度センサ、心拍センサ等の多種の検知、検出機能を備えており、これらの各種センサ出力から大量のデータを生成している。
そのため、生成された大量のデータを、その都度、携帯情報端末に転送する場合、電源容量が小さいウェアラブル端末では、限られた電力を通信に使用することで、連続的に動作可能な時間が短縮される、という不具合を生じる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、端末で生成した大量のデータを、電力消費を抑えて外部に提供することが可能な通信機器、通信方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第一の態様は、通信機器であって、外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを予め定めたデータサイズに分割し、上記分割したデータを、当該通信機器が上記外部機器と実施する定常的データ通信時におけるデータ通信パケットの余剰領域に格納し、上記データ通信パケットを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、を備える。
本発明の第二の態様は、外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、を備え、上記第1の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータ以外のデータを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる。
本発明の第三の態様は、外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、を備え、上記選択手段は、上記複数種類のデータに対して優先度を設定し、所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを選択し、上記第2の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択された所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる。
本発明によれば、端末で生成した大量のデータを、電力消費を抑えて外部に提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るウェアラブル端末の電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係るスマートフォンの電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係るウェアラブル端末における定常データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るウェアラブル端末における定常データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るウェアラブル端末における蓄積データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける機能選択操作時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける機能終了時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける定常データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける定常データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける上記図9のデータ受信のサブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける蓄積データ通信の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るスマートフォンにおける蓄積データ通信の処理内容を示すフローチャート。
以下、本発明を、通信機器としてのウェアラブル端末と、この通信機器と外部接続される外部機器としてのスマートフォンとを用いた行動データ記録システムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す説明では、登山やトレッキング、サイクリング、フィッシング等のアウトドアレジャーでの行動時に、例えば腕時計型のウェアラブル端末10を装置し、スマートフォン40を所持して、行動中の各種データを記録するものとする。
図1は、ウェアラブル端末10の電子回路の機能構成を示すブロック図である。同図において、このウェアラブル端末10は、CPU11、メインメモリ12、及びプログラムメモリ13を中心として動作する。
ここでCPU11が、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成されるプログラムメモリ13に記憶されている動作プログラムや各種固定データ等を読み出し、SRAM等で構成されるメインメモリ12に展開して保持させた上で、その動作プログラムを順次実行することで、後述する動作等を統括して制御する。
このCPU11、メインメモリ12、及びプログラムメモリ13に対し、バスB1を介して、RTC(Real Time Clock)14、無線通信部15、近距離無線通信部16、GPSレシーバ17、インジケータ部18、キー操作部19、USB(Universal Serial Bus)インタフェース(I/F)20、センサインタフェース(I/F)21、及びメモリカード22が接続される。
RTC14は、このウェアラブル端末10の電源のオン/オフ状態に関係なく、現在の日時情報を計時し続ける回路であり、後述するGPSアンテナ25、GPSレシーバ17により現在時刻の正確な値が得られた場合には、その計時内容を更新するものとしてもよい。
無線通信部15は、アンテナ23を用いて、例えばIEEE802.11a/11b/11g/11n規格による無線LAN技術、及びクラシックBluetooth(登録商標)による近距離無線通信技術を用いて、スマートフォン40等と適時データ通信を行なう第1の通信回路である。
近距離無線通信部16は、アンテナ24を用いて、例えばBluetooth(登録商標)LE(Low Energy)による近距離無線通信技術を用いて、上記無線通信部15に比して、より低消費電力で定常的にスマートフォン40等とデータ通信を行なう回路である。
GPSレシーバ17は、GPSアンテナ25を用いて、図示しない複数のGPS衛星からの到来電波を受信し、現在位置の絶対的な3次元座標位置(緯度/経度/高度)と現在時刻とを算出する。
なお上記GPSアンテナ25及びGPSレシーバ17は、上記GPS以外の衛星測位システム、例えばGLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)や我が国の地域航法衛星システムである準天頂衛星システムQZSS(Quasi−Zenith Satellite System)等にも対応して、それらの衛星からの到来電波も受信し、より高い精度で現在位置の3次元座標と現在時刻とを算出できるものでも良い。
その場合、下記動作時の説明においてGPS測位を行なうと記述した際には、上記GPS以外の衛星測位システムによる測位動作も合わせて実行するものとする。
インジケータ部18は、例えば赤色LED(発光ダイオード)とそのドライバとを備え、このウェアラブル端末10の動作のオン/オフにより点滅/消灯する。
キー操作部19は、このウェアラブル端末10に設けられた、電源キー等を含むキー操作を受付けて上記CPU11へ操作キー信号を送信する。
USBインタフェース20は、スマートフォン40等と有線接続によりシリアルデータの通信を行なう。
センサインタフェース21は、例えば3軸加速度センサ26、ジャイロセンサ27、地磁気センサ28、UV(紫外線)センサ29、温度センサ30、湿度センサ31、気圧センサ32、及び心拍センサ33を接続し、各センサの検出出力を受付けて必要によりデジタル化し、上記CPU11へ送出する。
3軸加速度センサ26は、互いに直交する3軸に沿ったそれぞれの加速度を検出することで、このウェアラブル端末10を装着しているメンバーの姿勢(重力加速度方向を含む)と与えられている外力の方向とを検出する。
ジャイロセンサ27は、例えば振動型ジャイロスコープで構成され、角速度を検出することで、端末装置10の姿勢変化の度合いを検出する。
地磁気センサ28は、例えば磁気抵抗効果素子(MRセンサ)で構成され、磁北方向を含めてこのウェアラブル端末10が移動している方位を検出する。
上記3軸加速度センサ26、ジャイロセンサ27、及び地磁気センサ28の各検出出力を組み合わせることにより、上記GPSアンテナ25、GPSレシーバ17による現在位置の絶対値を検出できない、屋内などの環境下でも、3次元空間内での自律航法に基づく方位を考慮した行動軌跡を得ることができる。
UVセンサ29は、例えば紫外線透過フィルタと半導体受光素子、及び増幅回路を組み合わせて構成される。
温度センサ30は、温度を検出する。湿度センサ31は、湿度を検出する。
気圧センサ32は、気圧を検出することで、気圧状態の変化を検出すると共に、上記GPSレシーバ17の出力から得られる高度情報と組み合わせて、その後にGPS測位ができなくなった場合の高度の推定にも利用できる。
心拍センサ33は、例えばこのウェアラブル端末10を装着するユーザの手首での脈動を検出する光学センサで構成され、該ユーザの心拍を検出する。
メモリカード22は、カードスロットCSを介してこのウェアラブル端末10に着脱自在に設けられるもので、スマートフォン40との無線接続ができない状態でもこのウェアラブル端末10で検出した各種データを記録するために設けられる。
次に図2によりスマートフォン40の電子回路の機能構成を説明する。上述した如く、本実施形態ではスマートフォン40をウェアラブル端末10で得たデータを記録する外部機器として使用するもので、事前にインストールした専用のアプリケーションプログラムによってウェアラブル端末10とペアリング設定され、ウェアラブル端末10からのデータを受信して記録するものとする。
このスマートフォン40において、41は音声を出力するスピーカ、42は音声を入力するマイクロホンであり、共に音声処理部43に接続される。
この音声処理部43は、通話時にスマートフォン40により音声の入出力を行なうに当たり、上記ママイクロホン42から入力される音声をデジタル化、コードデータ化及び所定のデータ圧縮を施してバスB2へ出力する一方で、無線通信等で与えられるデジタル音声データをバスB2を介して受取り、伸長処理した後にアナログ化した音声信号を生成して上記スピーカ41へ出力し、放音させる。
CPU44は、このスマートフォン40全体の動作制御を、上記バスB2を介して接続されたメインメモリ45及びSSD(Solid State Drive)46を使用して実行する。
メインメモリ45は、例えばSDRAMで構成され、CPU44がプログラムを実行する際のワークメモリとなる。SSD46は、不揮発性メモリで構成され、OS(オペレーティングシステム)と、後述するアプリケーションプログラムを含む各種アプリケーションプログラムと、その他各種固定データ、ウェアラブル端末10から送られてきた各種センサデータ等を格納、記憶するもので、それらの記憶内容は必要により適宜CPU44によって上記メインメモリ45へ読出される。
また上記バスB2にはさらに、表示部47、タッチ入力部48、撮影部49、GPSレシーバ50、3軸加速度センサ51、ジャイロセンサ52、地磁気センサ53、
キー操作部54、バイブレータ55、通信インタフェイス(I/F)56、NFC(Near Field Communication)部57、及び外部デバイスインタフェイス(I/F)58と接続される。
表示部47は、バックライト付きの例えば対角6インチ程のサイズのカラー液晶パネルとそれらの駆動回路とで構成される。この表示部47に対して、透明電極膜を用いたタッチ入力部48が一体に構成される。このタッチ入力部48は、マルチタッチ操作を含めてユーザのタッチ操作に応じた時系列の座標信号をデジタル化し、タッチ操作信号として上記CPU44へ送出する。
撮影部49は、スマートフォン40の筐体の表裏にそれぞれ設けられた2箇所の撮像部と、それらの撮像部での撮像で得られた画像データをデータ圧縮してデータファイル化する画像処理部等を有する。
GPSレシーバ50は、GPSアンテナ59で受信する、図示しない複数のGPS衛星からの到来電波に基づき、現在位置の3次元座標(緯度、経度、高度)と、現在時刻とを算出し、バスB2を介して上記CPU44へ送出する。
3軸加速度センサ51は、互いに直交する3軸方向それぞれの加速度を検出するもので、重力加速度の方向により、このスマートフォン40の姿勢を検出できる。
ジャイロセンサ52は、振動型ジャイロスコープで構成される。
地磁気センサ53は、地磁気を検出するもので、磁北の方向に基づいてその時点でこのスマートフォン40を向けている方位が検出できる。
3軸加速度センサ51、ジャイロセンサ52及び地磁気センサ53の出力を組み合わせて、このスマートフォン40を所持、装着しているユーザの動作を解析して、上記GPSアンテナ59、GPSレシーバ50からの出力による絶対的な現在位置の認識ができない状態でも、3軸加速度センサ51、ジャイロセンサ52、及び地磁気センサ53との協働により自律航法による現在位置の更新動作を実行することができる。
キー操作部54は、このスマートフォン40の筐体側面等に設けられる、電源キーを含むいくつかの操作キーからなり、それらのキー操作に応じたキー操作信号をバスB2を介して上記CPU44へ送出する。
バイブレータ55は、小型のモータとそのモータの回転軸に偏心して取付けられたウェイトとからなり、モータの回転駆動によりスマートフォン40全体に及ぶ振動を発生させる。
通信インタフェイス56は、アンテナ60〜62を用いて、第4世代携帯電話、IEEE802.11a/11b/11g/11nに則った無線LANシステム、及び例えばBluetooth(登録商標)、Bluetooth(登録商標)LEによる近距離無線通信線にそれぞれ対応して、上記ウェアラブル端末10を含む外部の機器と無線通信によるデータの送受を行なう。
NFC部57は、FeliCa(登録商標)規格及びMIFARE(登録商標)規格を用いて、近距離にある外部機器と非接触でデータの送受及び給電動作を行なう。
外部デバイスインタフェイス58は、ヘッドホンジャック63、マイクロUSB端子64、及びメモリカードスロット65を介して、例えばヘッドホンやイヤホン、USB機器、及びメモリカードをそれぞれ接続または装着可能とする。
次に本実施形態の動作について説明する。
ここでは、ウェアラブル端末10を装着し、スマートフォン40を所持したユーザが、何らかの行動をとっている場合のウェアラブル端末10とスマートフォン40双方の動作について説明する。
まずウェアラブル端末10側の動作について説明する。
図3及び図4は、ウェアラブル端末10で、より消費電力の低い近距離無線通信部16、アンテナ24を用いて上記スマートフォン40と接続し、所定の優先度より高い優先度が設定された種類のデータのみを送信する、定常データ通信の処理内容を示す。
その処理当初にCPU11は、メインメモリ12内の各種レジスタ等に必要な初期化を実行した上で(ステップS101)、スマートフォン40との通信を確立するべく、予め設定された情報に基づいてペアリング設定を行なう(ステップS102)。
ここでCPU11は、接続が成功したか否かを判断する(ステップS103)。
接続が失敗し、スマートフォン40との接続を確立することができなかったと判断した場合(ステップS103のNo)、CPU11は、以上でこの定常データ通信の処理を終了する。
また上記ステップS103において、接続が成功し、スマートフォン40との接続を確立することができたと判断した場合(ステップS103のYes)、次にCPU11は、通信状態を管理するための各種情報を初期化設定する(ステップS104)。
その上でCPU11は、スマートフォン40から何らかのデータが送られてくるのを待ち(ステップS105)、スマートフォン40からデータが受信されたか否かを判断する(ステップS106)、という処理を繰返し実行することで、スマートフォン40側から何らかのデータが送られてくるのを待機する。
スマートフォン40側からのデータ受信があったと判断した時点で(ステップS106のYES)、次にCPU11は、そのデータが以後のウェアラブル端末10での動作を規定する機能学習情報であるか否かを判断する(ステップS107)。
ここで受信したデータが機能学習情報であり、センサの種類に応じた優先順位が設定されると判断した場合(ステップS107のYes)、CPU11はデータ取得の優先順位やデータの取得インターバル情報等を含む機能情報を保存する(ステップS108)。
次にCPU11は、機能優先順位を判別して、データの取得割合を判別する(ステップS109)。続けてCPU11は、上記センサインタフェース21により各種センサをどのように管理するかを規定するマネージャプログラム及びデータ解析管理マネージャプログラムにメッセージを送信して、定常通信データとして送信するセンサの種類を設定する(ステップS110)。
この設定により、センサインタフェース21により各種センサから読出されるセンサデータは、メインメモリ12に設けたバッファ領域に随時展開して蓄積データとして記憶されることとなる。
合わせてCPU11は、上記スマートフォン40に対して、機能学習情報が正しく受信されたことを示す応答メッセージを送信した上で(ステップS111)、次のデータ受信に備えて上記ステップS105からの処理に戻る。
またCPU11は、上記スマートフォン40から定常データの送信要求を受信した場合、上記ステップS105,S106を介して、上記ステップS107においてそれが機能学習情報ではないと判断した後(ステップS107のNo)、定常データの送信要求であるか否かを判断する(ステップS112)。
この場合、スマートフォン40から送られてきたのが、定常データの送信要求であると判断すると(ステップS112のYes)、その時点でCPU11は、上記設定により、定常通信データで送信するものとした種類のセンサデータ等をメインメモリ12のバッファ領域から読出す(ステップS113)。
そして、読出したデータ等により定常データ用の送信データパケットを作成し(ステップS114)、作成した送信データパケットを、通信相手であるスマートフォン40に対して、低消費電力の近距離無線通信部16、アンテナ24により送信出力させた上で(ステップS115)、次のデータ受信に備えて上記ステップS105からの処理に戻る。
またスマートフォン40から機能実現用データの取得要求を受信した場合、CPU11は上記ステップS105,S106,S107,S112を介して、当該データが機能実現用データの取得要求であることを確認する(ステップS116)。機能実現用データの取得要求であった場合(ステップS116のYes)、CPU11は、このデータが1パケットでは送信しきれない可能性が高いので、複数のパケットに分けてブロック単位で送信を行なうものとする。
すなわちCPU11は、まずデータ取得ブロックの初回であることを認識した上で(ステップS117のYes)、機能実現に必要なデータを上記バッファ領域の蓄積データから優先順位に応じて抽出する。これを、予め設定されているパケットのMTU(Maximum Transmission Unit)サイズに基づいてデータブロックを作成し、一旦保存する(ステップS118)。
こうして抽出したデータブロックに応じた送信データパケットを作成し(ステップS120)、通信相手であるスマートフォン40に対して作成したデータ送信パケットを送信する(ステップS121)。
また2回目以降のデータ取得ブロックである場合には、初回ではないことを認識した上で(ステップS117のNo)、順次、上記MTUサイズに基づいてデータブロックを抽出し(ステップS119)、抽出したデータブロックに応じた送信データパケットを作成した上で(ステップS120)、作成したデータ送信パケットを送信する(ステップS121)。
こうして必要なブロック数分だけデータを送信すると、スマートフォン40から機能実現用データの送信要求に対する完了通知が送られてくる。
CPU11では、上記ステップS105,S106,S107,S112,S116を介して、当該受信データが機能実現用データの取得要求の完了通知であることを確認する(ステップS122)。
機能実現用データの取得要求の完了通知であった場合(ステップS122のYes)、CPU11は、メインメモリ12のバッファ領域に蓄積している送信を終えたデータをクリアする(ステップS123)。
さらにCPU11は、同バッファ領域の蓄積データに対して、送信済のデータ部分をマーキングする(ステップS124)。この場合、CPU11はデータ自体にフラグが設定されているものとして当該フラグを送信済を示す内容に書換えても良いし、統括したデータ管理情報を持っていて、その内容により管理するものとしても良い。
これら動作を、スマートフォン40側から切断要求のデータが送信されてくるまで繰返し実行する。CPU11では、上記ステップS105,S106,S107,S112,S116,S122の処理を介して、受信データが切断要求であることを認識した時点で(ステップS125のYes)、スマートフォン40との定常データ通信に関する切断処理を実行し(ステップS126)、以上で一連の低消費電力の近距離無線通信部16を用いた定常データ通信を終了する。
次に図5を用いて、ウェアラブル端末10が無線通信部15、アンテナ23によりスマートフォン40に対して蓄積データを送信する場合の処理内容を説明する。
この無線通信部15、アンテナ23を用いた蓄積データの通信は、上記近距離無線通信部16、アンテナ24を用いた定常データの通信と異なり、消費電力が低くはなく、例えばスマートフォン40側でのユーザの手動操作等に応答して通信を確立した上でバースト状に実行する処理である。
その当初にCPU11は、メインメモリ12内の各種レジスタ等に必要な初期化を実行した上で(ステップS201)、スマートフォン40との通信を確立するべく、予め設定された情報に基づいてIEEE802.11a/11b/11g/11nまたはクラシックBluetooth(登録商標)による通信確立処理を行なう(ステップS202)。
ここでCPU11は、接続が成功したか否かを判断する(ステップS203)。
接続が失敗し、スマートフォン40との接続を確立することができなかったと判断した場合(ステップS203のNo)、CPU11は、以上でこの蓄積データ通信の処理を終了する。
また上記ステップS203において、接続が成功し、スマートフォン40との接続を確立することができたと判断した場合(ステップS203のYes)、次にCPU11は、通信状態を管理するための各種情報を初期化設定する(ステップS204)。
その上でCPU11は、スマートフォン40から何らかのデータが送られてくるのを待ち(ステップS205)、スマートフォン40からデータが受信されたか否かを判断する(ステップS206)、という処理を繰返し実行することで、スマートフォン40側から何らかのデータが送られてくるのを待機する。
スマートフォン40側からのデータ受信があったと判断した時点で(ステップS206のYES)、次にCPU11は、そのデータが蓄積データの管理情報の取得要求であるか否かを判断する(ステップS207)。
この場合、スマートフォン40から送られてきたのが、蓄積データの管理情報の取得要求であると判断すると(ステップS207のYes)、その時点でCPU11は、上記バッファ領域に保持している、蓄積データの管理情報を読出し、送信バッファにセットした上で(ステップS208)、通信相手であるスマートフォン40に対して送信する(ステップS209)。
その後にCPU11は、蓄積データの管理情報を全て送信し終えたか否かを判断し(ステップS210)、送信し終えていないと判断した場合には(ステップS210のNo)、再度上記ステップS208からの処理に戻る。
こうしてステップS208〜S210の処理を必要回数繰返すことで、蓄積データの管理情報を全て送信し終えたと判断すると(ステップS210のYes)、CPU11は上記ステップS205からの処理に戻り、次のデータ受信に備える。
スマートフォン40では、蓄積データの管理情報を受信すると、その管理情報に基づいて、まだウェアラブル端末10から受信していない種類の蓄積データを指定して、当該蓄積データの取得要求をウェアラブル端末10に対して送信する
CPU11は、スマートフォン40から受信したデータが、上記ステップS207において、蓄積データの管理情報の取得要求ではないと判断した後に(ステップS207のNo)、次に蓄積データ自体の取得要求であるか否かを判断する(ステップS211)。
ここでスマートフォン40からの受信データが、蓄積データ自体の取得要求であると判断した場合(ステップS211のYes)、CPU11は、上記バッファ領域に保持している、指定された種類の蓄積データを読出し、既に送信済みであるデータ部分を除外して送信バッファにセットした上で(ステップS213)、通信相手であるスマートフォン40に対して送信する(ステップS214)。
その後にCPU11は、指定された種類の蓄積データを全て送信し終えたか否かを判断し(ステップS215)、送信し終えていないと判断した場合には(ステップS215のNo)、再度上記ステップS212からの処理に戻る。
こうしてステップS212〜S215の処理を繰返し実行することで、蓄積データ中の指定された種類で未送信のデータを全て送信し終えたと判断すると(ステップS215のYes)、CPU11は上記ステップS205からの処理に戻り、次のデータ受信に備える。
その後、スマートフォン40から切断要求のデータが送信されてくると、CPU11では、上記ステップS205,S206,S207,S211の処理を介して、受信データが切断要求であることを認識し(ステップS216のYes)、スマートフォン40との蓄積データ通信に関する切断処理を実行し(ステップS217)、以上で一連の無線通信部15を用いたバースト的な蓄積データの通信を終了する。
次に上記ウェアラブル端末10と通信する、スマートフォン40側での動作について説明する。
図6は、スマートフォン40において、ウェアラブル端末10を対象としたアプリケーションプログラムを選択した状態でCPU44が処理する、機能選択操作時の処理内容を示す。その当初にCPU44は、選択した機能に該当する機能ID情報を取得する(ステップM101)。さらにCPU44は、その機能の操作時間をカウントするカウンタを初期化した上でカウント動作を開始させる(ステップM102)。
その後にCPU44は、ウェアラブル端末10に対する機能管理を行なうためにSSD46に設定したデータベース領域を上記機能選択の内容に合わせて更新設定すると共に、上記カウント動作を順次更新しながら(ステップM103)、選択した機能が終了するまで各機能を実行する(ステップM104)。
図7は、上記機能選択後に、設定したカウンタによる時間が経過した場合の機能終了時の処理内容を示す。その当初にCPU44は、終了した機能に該当する機能ID情報を取得する(ステップM201)。さらにCPU44は、その機能の操作時間をカウントするカウンタを停止させる(ステップM202)。
その後にCPU44は、ウェアラブル端末10に対する機能管理を行なうためにSSD46に設定したデータベース領域を上記機能選択の終了に合わせて更新設定すると共に、輝度時間のカウント値を更新する(ステップM103)。
さらにCPU44は、機能終了後に、選択した機能に基づいた優先順位判断を行ない(ステップM204)、その判断結果に基づいて、それまで設定されていた優先順位の内容を更新設定し(ステップM205)、以上で機能選択の終了に伴う一連の処理を終了する。
次に図8及び図9を用いて、上記ウェアラブル端末10と定常データの通信を行なう場合のスマートフォン40での処理内容を説明する。この定常データの通信は、ウェアラブル端末10側における、より消費電力の低いBluetooth(登録商標)LE技術を用いたデータ通信を前提としている。
その処理当初にCPU44は、メインメモリ45内の各種レジスタ等に必要な初期化を実行した上で(ステップM301)、ウェアラブル端末10との通信を行なうべく、通信先を検索し(ステップM302)、検索の結果から接続先が発見できたか否かを判断する(ステップM303)。
ここで接続先が発見できなかった場合(ステップM303のNo)、CPU44はさらに上記ステップM302の処理に戻り、検索を続行する。
こうしてステップM302,M303の処理を、接続先が発見されるまで、繰返し継続する。
接続先が発見できた場合(ステップM303のYes)、CPU44はその接続先と予め設定された情報に基づいてペアリング設定を行なう(ステップM304)。
ここでCPU44は、接続が成功したか否かを判断する(ステップM305)。
接続が失敗し、ウェアラブル端末10との接続を確立することができなかったと判断した場合(ステップM305のNo)、CPU44は、以上でこの定常データ通信の処理を終了する。
また上記ステップM305において、接続が成功し、ウェアラブル端末10との接続を確立することができたと判断した場合(ステップM305のYes)、次にCPU44は、通信状態を管理するための各種情報を初期化設定する(ステップM306)。
その上でCPU44は、ウェアラブル端末10に対して送信するための、上記図6の処理で選択した機能優先順位のデータを読出して(ステップM307)、機能情報を作成する(ステップM308)。ここで作成する機能情報は、どのように優先順位の高い機能で利用するデータをどのように抽出するのかを規定するべく、機能の優先順位や、データの取得インターバル等を設定したデータ群となる。
CPU44は、作成した機能情報に基づいた送信データを作成してウェアラブル端末10に対して送信する(ステップM309)。
合わせてCPU44は、上記機能情報から蓄積データの取得インターバルを抽出して、後述するイベントタイミングとして設定する(ステップS310)。このインターバル周期で、ウェアラブル端末10に対して蓄積データの取得を要求することになる。
同様にCPU44は、上記機能情報から定常データの取得インターバルを抽出して、後述するイベントタイミングとして設定する(ステップS311)。このインターバル周期で、ウェアラブル端末10に対して定常データの取得を要求することになる。
以上で設定を終えたものとして、CPU44はイベント待ち状態に移行すると共に(ステップM312)、何らかのイベントが発生したか否かを判断する(ステップM313)、という処理を繰返し実行することで、イベントが発生するタイミングとなるのを待機する。
イベントが発生するタイミングとなったと判断した時点で(ステップM313のYES)、次にCPU44は、そのイベントが、定常データの取得を要求するイベントであるか(ステップM314)、蓄積データの取得を要求するイベントであるか否か(ステップM315)、ウェアラブル端末10からのデータを受信するイベントであるか否か(ステップM316)、タッチ入力部48またはキー操作部54によるこのスマートフォン40のユーザの操作を入力するイベントであるか否か(ステップM317)、切断を要求するイベントか否か(ステップM318)を順次判断する。
それらのいずれでもない場合(ステップM318のNo)、上記イベント発生のタイミングと判断した結果をNOP(no operation)命令扱いとして、次のイベント発生のタイミングに備えるべく、上記ステップM312からの処理に戻る。
上記ステップM314において、定常データの取得を要求するイベントであると判断した場合(ステップM314のYes)、CPU44は、ウェアラブル端末10に対して定常データの取得を要求する信号をウェアラブル端末10に対して送信した上で(ステップM319)、上記ステップM312からの処理に戻る。
上記ステップM315において、蓄積データの取得を要求するイベントであると判断した場合(ステップM315のYes)、CPU44は、ウェアラブル端末10に対して蓄積データの取得を要求する信号をウェアラブル端末10に対して送信した上で(ステップM320)、上記ステップM312からの処理に戻る。
上記ステップM316において、ウェアラブル端末10からのデータを受信するイベントであると判断した場合、上記取得要求に応答して、ウェアラブル端末10から定常データと蓄積データのいずれかが送信されてくることになるので、CPU44はそれら送られてくるデータの受信処理を実行した上で(ステップM321)、上記ステップM312からの処理に戻る。
図10は、このステップM321におけるデータ受信処理の、より詳細な処理内容を示すサブルーチンのフローチャートである。その処理当初にCPU44は、まず受信されるのが定常データであるか否かを判断する(ステップM401)。
ここで受信するデータが定常データであると判断した場合(ステップM401のYes)、CPU44は、受信したデータの解析処理を実行し(ステップM402)、その解析結果に応じて予め設定されているイベントを発行する(ステップM403)。
これは、例えばウェアラブル端末10における電池残量が変化した場合に、表示部47及びバイブレータ55により表示、出力内容の更新を行なう、などを含む。
また上記ステップM401において、受信するデータが定常データではないと判断した場合(ステップM401のNo)、次にCPU44は、受信したのが蓄積データを構成する部分データであるか否かを判断する(ステップM404)。
受信したデータが蓄積データを構成する部分データであると判断した場合(ステップM404のYes)、CPU44は、その蓄積データを解析処理した上で(ステップM405)、データをSSD46に保存し、必要により既に保存している他の蓄積データの部分データとのマージ処理等を行なった上で(ステップM406)、さらに上記解析結果に応じて予め設定されているイベントを発行する(ステップM407)。
また上記ステップM404において、受信したデータが蓄積データを構成する部分データでもないと判断した場合(ステップM404のNo)、受信したデータは定常データでも蓄積データでもないものとして、CPU44は、その他のデータ解析処理を実行する(ステップM409)。
さらにCPU44は、その解析結果に応じたその他のデータ処理を実行し(ステップM410)、以上でこのサブルーチンの処理を終了して、上記図9におけるステップM312からの処理に戻る。
なお上記その他のデータとしては、例えばウェアラブル端末10でのキー操作等に応じた操作コマンドや、ウェアラブル端末10の端末仕様に依存するデータ等が想定される。
また上記図9のステップM317において、タッチ入力部48またはキー操作部54によるこのスマートフォン40のユーザの操作を入力するイベントであると判断した場合(ステップM317のYes)、CPU44はユーザに操作された内容に対応した処理を実行する(ステップM322)。
加えてCPU44は、操作された内容が、ウェアラブル端末10との通信切断を要求する操作であるか否かを判断する(ステップM323)。
ここでウェアラブル端末10との通信切断を要求する操作ではないと判断した場合(ステップM322のNo)、上記ステップM312からの処理に戻る。
また上記ステップM323において、操作された内容がウェアラブル端末10との通信切断を要求する操作であると判断した(ステップM323のYes)、及び上記ステップM318において、イベントが切断を要求するイベントであると判断した場合(ステップM318のYes)、CPU44は、ウェアラブル端末10との定常データ通信に関する切断処理を実行し(ステップM324)、以上で一連の定常データ通信を終了する。
次に図11及び図12を用いて、上記ウェアラブル端末10と蓄積データの通信を行なう場合のスマートフォン40での処理内容を説明する。
スマートフォン40において、上述した如く蓄積データの取得要求のイベントタイミングとなると、CPU44は、メインメモリ45内の各種レジスタ等に必要な初期化を実行した上で(ステップM501)、ウェアラブル端末10との通信を行なうべく、通信先を検索し(ステップM502)、検索の結果接続先が発見できたか否かを判断する(ステップM503)。
ここで接続先が発見できなかった場合(ステップM503のNo)、CPU44はさらに上記ステップM502の処理に戻り、検索を続行する。
こうしてステップM502,M503の処理を、接続先が発見されるまで繰返し継続する。
接続先が発見できた場合(ステップM503のYes)、CPU44はその接続先と予め設定された情報に基づいて接続設定を行ない、通信状態を確立する(ステップM504)。
ここでCPU44は、接続が成功したか否かを判断する(ステップM505)。
接続が失敗し、ウェアラブル端末10との接続を確立することができなかったと判断した場合(ステップM505のNo)、CPU44は、以上でこの蓄積データ通信の処理を一旦終了する。
また上記ステップM505において、接続が成功し、ウェアラブル端末10との接続を確立することができたと判断した場合(ステップM505のYes)、次にCPU44は、通信状態を管理するための各種情報を初期化設定する(ステップM506)。
その上でCPU44は、ウェアラブル端末10に対して、蓄積データの管理情報の取得要求を送信した上で(ステップM507)、これに応答してウェアラブル端末10から蓄積データの管理情報が送られてくるのを待機する状態を設定する(ステップM508)。
その上でCPU44は、ウェアラブル端末10から何らかのデータが送られてくるのを待ち(ステップM509)、ウェアラブル端末10からデータが受信されたか否かを判断する(ステップM510)、という処理を繰返し実行することで、ウェアラブル端末10側から何らかのデータが送られてくるのを待機する。
ウェアラブル端末10側からのデータ受信があったと判断した時点で(ステップM510のYES)、次にCPU44は、そのデータが、蓄積データの管理情報であるか否か(ステップM511)、蓄積データそのものであるか否か(ステップM516)、切断を要求する信号であるか否か(ステップM521)を順次判断する。
それらのいずれでもない場合(ステップM521のNo)、上記データを受信した判断した結果をNOP命令扱いとして、次のデータ受信に備えるべく、上記ステップM509からの処理に戻る。
上記ステップM511において、受信したデータが蓄積データの管理情報であると判断した場合(ステップM511のYes)、CPU44は、分割されて送信されてる筈の蓄積データの管理情報を保存した上で(ステップM512)、蓄積データの管理情報を全て受信し終えたか否かを判断する(ステップM513)。
ここで、蓄積データの管理情報を全て受信し終えていないと判断した場合(ステップM513のNo)、CPU44は、残る蓄積データの管理情報をさらに受信するべく、上記ステップM509からの処理に戻る。
また、上記ステップM513において、蓄積データの管理情報を全て受信し終えたと判断した場合(ステップM513のYes)、CPU44は、受信した蓄積データの管理情報に基づいて、その中で優先順位のより高い種類の蓄積データを受信するよう選択を行なう(ステップM514)。
そして、選択した種類の蓄積データを取得する要求信号をウェアラブル端末10に対して送信した上で(ステップM515)、それに応答してウェアラブル端末10側から蓄積データが送られてくるのに備えるべく、上記ステップM509からの処理に戻る。
また上記ステップM516において、受信したデータが蓄積データそのものであると判断した場合か(ステップM516のYes)、CPU44は、上記定常データ通信の中で受信済みのデータとの関連をチェックし(ステップM517)、そのチェック結果から、受信した蓄積データと、定常データ通信ですでに受信しているデータとのマージ処理が必要であるか否かを判断する(ステップM518)。
ここで、受信した蓄積データと、定常データ通信ですでに受信しているデータとのマージ処理が必要であると判断した場合(ステップM518のYes)、CPU44は、それら両データのマージ処理を実行する(ステップM519)。
また上記ステップM518において、受信した蓄積データと、定常データ通信ですでに受信しているデータとのマージ処理は必要ではないと判断した場合(ステップM518のNo)、上記ステップM519での処理は実行しない。
その後CPU44は、上記マージ処理の実行の有無に拘わらず、受信した蓄積データに関する保存処理を実行した上で(ステップM520)、次のデータ獅子に備えて上記ステップM509からの処理に戻る。
また上記ステップM521において、受信したデータが切断要求であると判断した場合(ステップM521のYes)、そのままウェアラブル端末10との蓄積データ通信に関する切断処理を実行し(ステップM522)、以上で一連のウェアラブル端末10側とのバースト的な蓄積データの通信を終了する。
以上詳述した如く本実施形態によれば、ウェアラブル端末10の側で取得した各種センサ出力を有効に活用し、必要な情報を適宜スマートフォン40によってユーザに提供する一方で、電力消費をできるだけ低く抑えて長い動作時間を確立することが可能となる。
また上記実施形態では、定常データ通信時にウェアラブル端末10から送信するデータ中の余剰領域に、優先度に応じて機能設定されたデータを分割化して収納して送信させるものとしたので、電力消費が低い通信手段でのデータ通信効率をより上げることで、ウェアラブル端末10での電力消費をより一層低減させることができる。
さらに上記優先順位に関しては、外部機器であるスマートフォン40の側から設定するものとしたので、直接身体に装着するために筐体を小型軽量化することで、多数のキー等を設けることが困難となり、ある程度の操作性を犠牲にせざるを得ないウェアラブル端末10に代えて、キー操作等の自由度が高い外部機器から多様性に富んだ最適な設定を行なうことができる。
加えて上記実施形態では、優先度が低く設定されているために定常のデータ通信による通信を行なわなかった、蓄積データ中の残ったデータを取り纏めて、電力消費が大きいがデータ転送容量も高い通信系によりバースト的に一括して伝送するものとしたので、定常データの通信と合わせて、必要なデータ量の通信を行ないながら、データ転送に要する電力消費を全体に低く抑えることができる。
なお上記実施形態において、上記ウェアラブル端末10で装備するセンサ等の種類や、外部機器としてスマートフォン40を用いるようにしたことなどは一例に過ぎず、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
なお上記実施形態において、上記ウェアラブル端末10が送信する各種データは、各種センサの出力データそのもの、1つのセンサの出力から生成した1つ、または複数のデータ、複数のセンサの出力から生成した1つ、または複数のデータ、であってもよい。
また上記実施形態において、所定の優先度より高い優先度が設定された種類のデータのみを、消費電力の低い近距離無線通信部16、アンテナ24を用いてスマートフォン40に送信したが、所定の優先度より低い優先度が設定された種類のデータのみを、消費電力の低い近距離無線通信部16、アンテナ24を用いてスマートフォン40に送信してもよい。
また上記実施形態において、複数種類のデータに優先度を設定したが、消費電力の低い近距離無線通信部16、アンテナ24を用いてスマートフォン40に送信する特定データとして設定するようにしてもよい。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
複数種類のデータを外部機器に送信する通信機器であって、
上記外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、
上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、
上記複数種類のデータのうち、特定データを設定する設定手段と、
上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、
上記複数種類のデータのうち、上記設定手段により設定された特定データを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、
を備える通信機器。
[請求項2]
上記第2の制御手段は、上記特定データを予め定めたデータサイズに分割し、分割したデータを上記第2の通信手段により上記外部機器に分割送信させる、請求項1記載の通信機器。
[請求項3]
上記第2の制御手段は、上記分割したデータを、当該通信機器が上記外部機器と実施する定常的データ通信時におけるデータ通信パケットの余剰領域に格納して上記第2の通信手段により上記外部機器に分割送信させる、請求項2記載の通信機器。
[請求項4]
上記設定手段は、上記第1の通信手段又は上記第2の通信手段により上記外部機器から受信した情報に基づいて、上記複数種類のデータのうち、特定データを設定する、請求項1乃至3いずれか記載の通信機器。
[請求項5]
上記第1の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記特定データ以外のデータを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる、請求項1乃至4いずれか記載の通信機器。
[請求項6]
上記設定手段は、上記複数種類のデータに対して優先度を設定し、所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記特定データとして設定する、請求項1乃至5いずれか記載の通信機器。
[請求項7]
上記第2の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記設定手段により設定された所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる、請求項1乃至6いずれか記載の通信機器。
[請求項8]
外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部とを備え、複数種類のデータを上記外部機器に送信する通信機器での通信方法であって、
上記複数種類のデータのうち、特定データを設定する設定工程と、
上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御工程と、
上記複数種類のデータのうち、上記設定工程により設定された特定データを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御工程と、
を有する通信方法。
[請求項9]
外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部とを備え、複数種類のデータを上記外部機器に送信する通信機器が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
上記複数種類のデータのうち、特定データを設定する設定手段、及び、
上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御手段、
上記複数種類のデータのうち、上記設定手段により設定された特定データを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御手段、
として機能させるプログラム。
10…ウェアラブル端末
11…CPU
12…メインメモリ
13…プログラムメモリ
14…RTC
15…無線通信部
16…近距離無線通信部
17…GPSレシーバ
18…インジケータ部
19…キー操作部
20…USBインタフェース(I/F)
21…センサインタフェース(I/F)
22…メモリカード
23,24…アンテナ
25…GPSアンテナ
26…3軸加速度センサ
27…ジャイロセンサ
28…地磁気センサ
29…UVセンサ
30…温度センサ
31…湿度センサ
32…気圧センサ
33…心拍センサ
40…スマートフォン
41…スピーカ
42…マイクロホン
43…音声処理部
44…CPU
45…メインメモリ
46…SSD
47…表示部
48…タッチ入力部
49…撮影部
50…GPSレシーバ
51…3軸加速度センサ
52…ジャイロセンサ
53…地磁気センサ
54…キー操作部
55…バイブレータ
56…通信インタフェイス(I/F)
57…NFC部
58…外部デバイスインタフェイス(I/F)
59…GPSアンテナ
60〜62…アンテナ
63…ヘッドホンジャック
64…マイクロUSB端子
65…メモリカードスロット
B1,B2…バス
CS…カードスロット

Claims (12)

  1. 通信機器であって、
    外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、
    上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを予め定めたデータサイズに分割し、上記分割したデータを、当該通信機器が上記外部機器と実施する定常的データ通信時におけるデータ通信パケットの余剰領域に格納し、上記データ通信パケットを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、
    を備える通信機器。
  2. 上記選択手段は、上記外部機器により、上記複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される、請求項1記載の通信機器。
  3. 上記選択手段は、上記第1の通信手段又は上記第2の通信手段により上記外部機器から受信した情報に基づいて、上記複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される、請求項2記載の通信機器。
  4. 上記選択手段は、当該通信機器により、上記複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される、請求項1乃至3のいずれか一項記載の通信機器。
  5. 外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、
    上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、
    を備え、
    上記第1の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータ以外のデータを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる通信機器。
  6. 外部機器と通信を行なう第1の通信手段と、
    上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信手段より消費電力の小さい第2の通信手段と、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信手段により上記外部機器に送信させる第1の制御手段と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる第2の制御手段と、
    を備え、
    上記選択手段は、上記複数種類のデータに対して優先度を設定し、所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを選択し、
    上記第2の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択された所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記第2の通信手段により上記外部機器に送信させる通信機器。
  7. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器の通信方法であって、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択工程と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御工程と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択工程により選択されたデータを予め定めたデータサイズに分割し、上記分割したデータを、当該通信機器が上記外部機器と実施する定常的データ通信時におけるデータ通信パケットの余剰領域に格納し、上記データ通信パケットを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御工程と、
    を有する通信方法。
  8. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器の通信方法であって、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択工程と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御工程と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択工程により選択されたデータを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御工程と、
    を有する通信方法であって、
    上記第1の制御工程は、上記複数種類のデータのうち、上記選択工程により選択されたデータ以外のデータを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる通信方法。
  9. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器の通信方法であって、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択工程と、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御工程と、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択工程により選択されたデータを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御工程と、
    を有する通信方法であって、
    上記選択工程は、上記複数種類のデータに対して優先度を設定し、所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを選択し、
    上記第2の制御工程は、上記複数種類のデータのうち、上記選択工程により選択された所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる通信方法。
  10. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御手段、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを予め定めたデータサイズに分割し、上記分割したデータを、当該通信機器が上記外部機器と実施する定常的データ通信時におけるデータ通信パケットの余剰領域に格納し、上記データ通信パケットを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御手段、
    として機能させるプログラム。
  11. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御手段、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御手段、
    として機能させるプログラムであって、
    上記第1の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータ以外のデータを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させるプログラム。
  12. 外部機器と通信を行なう第1の通信部と、上記外部機器と通信を行なう、上記第1の通信部より消費電力の小さい第2の通信部と、を備えた通信機器が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    複数種類のデータのうちの何れかのデータが可変に選択される選択手段、
    上記複数種類のデータの何れかを上記第1の通信部により上記外部機器に送信させる第1の制御手段、
    上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択されたデータを上記第2の通信部により上記外部機器に送信させる第2の制御手段、
    として機能させるプログラムであって、
    上記選択手段は、上記複数種類のデータに対して優先度を設定し、所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを選択し、
    上記第2の制御手段は、上記複数種類のデータのうち、上記選択手段により選択された所定の優先度より高いデータ、または、所定の優先度より低いデータを、上記第2の通信部により上記外部機器に送信させるプログラム。
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