JP6629983B2 - センサ配列体を備えるカテーテル - Google Patents

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Description

本開示は、概略的に、センサ技術の分野に関する。より具体的には、本開示は、センサ配列体及びセンサ配列体を備えるカテーテルに関する。
2つの方向に沿った流体の流れの速度を計測できるセンサが、特定の心臓血管治療において必要とされる。現状の技術水準において、これは、流体の流れの方向(入射角θによってしばしば説明される)を得るために2つの直角を成すセンサを使用することによって得られる。
3つの次元で流体の流れの速度を計測するためには、直交する3つの変位したセンサが必要とされる。2つの次元で流体の流れの速度を計測するためには、直交する変位した2つのセンサを有するセンサ配列体を必要とする。
流体の流れの速度を正確に計測するためには、2つのセンサが同じ速度を受けなければならず、かつ流体の流れが、同量の熱量をセンサと交換しなければならない。
ホットフィルム又はホットワイヤがカテーテルに使用される場合、カテーテルをセンサの丸みのある面に連結しなければならず、流れに曝される2つのセンサの面が異なる可能性がある。例えば、水平センサがカテーテルの周りに配置され、垂直センサが一方の側に在る可能性がある。このような構成の場合、センサが血管壁に触れるときセンサを同じ流れに曝すことができず、センサの一部分のみが流体の流れによって覆われる。
可能な解決法は、センサの面を最小限に抑えることであるが、これは、センサの感度も小さくしてしまう。
したがって、センサ配列体のスペース節約解決法が、理想的にはセンサの感度を制限せずに、必要とされる。
したがって、改良されたセンサ配列体及びこのようなセンサ配列体を備えるカテーテルが必要とされる。
第1形態によれば、センサ配列体が提供される。センサ配列体は、少なくとも2つの変位した第1センサと制御ユニットとを備える。少なくとも2つの変位した第1センサは、第1平面において平行に配列され、流体の流れの量を計測するように適合される。制御ユニットは、計測された流体の流れの量から、2つの次元で流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報を測定するように適合される。
言い換えると、少なくとも2つのセンサは、互いに対して平行に配列される。更に、少なくとも2つのセンサは、互いに対して変位される。「流体の流れ」は、ある流体の/特定の流体の流れとして理解できる。
用語「流体の流れの少なくとも方向の範囲」は、単一の方向に関することができる。単一の方向は、流体の流れの正確な又は実際の方向に相当する可能性がある。この事例において、流体の流れの正確な又は実際の方向が明確に測定される。したがって、この事例において、制御ユニットは、流体の流れの計測された量から、2つの次元で流体の流れの正確な又は実際の方向を示す情報を測定するように構成できる。
用語「流体の流れの少なくとも方向の範囲」は、方向の範囲内に在る2つ又はそれ以上の方向の候補(方向候補)に関することができる。2つ又はそれ以上の方向候補は、流体の流れの正確な又は実際の方向を含むことができる。この事例において、流体の流れの正確な又は実際の方向の近似又は推量を測定できる。この近似又は推量は、以下でさらに詳細に説明する適切な度量又は構成によってより明確化できる。したがって、この事例において、制御ユニットは、流体の流れの計測された量から、流体の流れの方向の範囲を示す情報を測定するように構成でき、方向の範囲は、2つの次元の流体の流れの正確な又は実際の方向を含む。
このようにして、スペース節約の解決法が得られる。第1形態に従った二次元センサ配列体は、互いに直交して配列される変位センサではなく、平行に配列される変位したセンサを含む。センサの出力は、二次元流れ情報を導出できるように処理される。二次元(流れ)情報は、2つの値のみを含む例えば1つの方向に関しそれぞれ1つの値を含む情報として理解できる。
この構成は、現状技術の現在の制限を解決する。なぜなら、例えば、2つのセンサがカテーテルの長手方向に対して平行に配列された場合、二次元の流体の流れの速度計測を改良する可能性がある。速度計測は、2つの直角を成すセンサが同じ流れのパターンに曝されないことによって制限される。平行配列体は、センサが少なくともほぼ同じ流れパターンに曝されることを保証する。
少なくとも2つの変位した第1センサは、互いに対して平行に離間できる。少なくとも2つの変位した第1センサは、相互から離れて特に少なくとも2つの変位した第1センサの共通方向又は共通向きを横切る又はこれに直交して離間できる。少なくとも2つの変位した第1センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第1センサの各々の長さ/長手方向によって規定できる。少なくとも2つの変位した第1センサは、互いに隣り合わせに、特に少なくとも2つの変位した第1センサの各々の長さ/長手方向を横切って又はこれに直交して横並びに又は並列に、配列できる。少なくとも2つの変位した第1センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第1センサの平行配列によって規定できる。
制御ユニットは、計測された流体の流れの量から、2つの次元で流体の流れの方向を示す情報を測定するように構成できる。測定された方向は、方向の範囲内に在る。方向の範囲は、第1平面の二次元座標系の第1及び第4四分円又は第2及び第3四分円を含むことができる。この事例において、測定された方向は、第1平面の二次元座標系の第1及び第4四分円によって又は第2及び第3四分円によって形成されたエリアに在る。例えば、方向の範囲は、二次元座標系の第1及び第4四分円に、又は、二次元座標系の第2及び第3四分円に、相当し得る。
例えば、制御ユニットは、計測された流体の流れの量から、2つの次元で流体の流れの方向を示す情報を測定するように構成でき、情報は、方向が第1平面の二次元座標系の第1及び第4四分円又は第2又は第3四分円によって形成されたエリアの中に在ることを示すことができる。
四分円は、x軸とy軸とを備える二次元座標系によって規定でき、センサは、y軸に対して平行に配列される。座標系は、センサ配列体の一部ではなく、本明細書において座標系における流体の流れの方向を説明するために使用される仮想基準と考えることができる。二次元座標系の四分円は、下記のように説明できる。
幾何学において、二次元デカルト座標系の軸は、平面を4つの無限領域いわゆる四分円に分割し、その各々は、2本の半軸線を境界とする。これらの四分円は、しばしば1から4まで番号が付けられて、ローマ数字で示される。即ち、I(2つの座標の符号は(+、+))、II(−、+)、III(−、−)及びIV(+、−)である。軸が数学的慣例に従って描かれる場合、番号付けは、上右(北東)四分円から始まって反時計回りに進む。
言い換えると、第1四分円はx及びyの正の値によって確立され、第2四分円はyの正の値及びxの負の値によって描かれ、第3四分円はx及びyの負の値によって描かれ、第4四分円はyの負の値及びxの正の値によって描かれる。第1及び第4四分円の組合せは、座標系の右半分を形成し、第2及び第3四分円は座標系の左半分を形成できる。
したがって、流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報は、座標系のy軸に対するセンサ配列体の右半分と左半分との間の差を示すことができる。二次元座標系の第1四分円は、正のx軸(α=0°)から始まって反時計周りに回転する座標系の角度(respective angle)0≦α≦90°又は入射角180°≧θ≧90°(入射角は、通常x軸の負側から始まり時計回りに回転する)として説明できる。二次元座標系の第2四分円は、y軸(α=90°)から始まり反時計回りに回転する座標系の角度90°≦α≦180°又は入射角90°≧θ≧0°として説明できる。二次元座標軸の第3四分円は、負のx軸(α=180°)から始まり反時計回りに回転する座標系の角度180°≦α≦270°又は入射角360°≧θ≧270°として説明できる。二次元座標系の第4四分円は、負のy軸(α=270°)から始まり反時計回りに回転する座標系の角度270°≦α≦360°又は入射角270°≧θ≧180°として説明できる。
流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報は、特定の領域例えば上述の四分円の1つ又は複数における流体の流れの方向の傾向を示すことができる。
第1形態に従ったセンサ配列体の第1センサは、熱センサ又は流量センサ例えばホットワイヤ、ホットプレート、定温又は定電流流速計とすることができる。熱センサを温度センサと呼び、流量センサを流速センサと呼ぶことができる。
第1形態に従ったセンサ配列体は、更に、少なくとも2つの変位した第2センサ即ち互いに変位した少なくとも2つの第2センサを備えることができる。少なくとも2つの変位した第2センサは、第1平面において平行に配列され、流体の流れの量を計測するように構成できる。少なくとも2つの変位した第2センサは、互いに平行に離間できる。少なくとも2つの変位した第2センサは、互いに離間して特に少なくとも2つの変位した第1センサの共通方向又は共通向きを横切って又はこれに直交して互いに離間できる。少なくとも2つの変位した第2センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第1センサの各々の長さ/長手方向によって規定できる。少なくとも2つの変位した第1センサの各々は、少なくとも2つの変位した第2センサの1つの隣に、特に少なくとも2つの変位した第1センサの各々の長さ/長手方向を横切って又はこれに直交して横並びに又は並列に、配列できる。少なくとも2つの変位した第2センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第1センサの平行配列によって規定できる。制御ユニットは、少なくとも2つの変位した第2センサによって計測された流体の流れの量を更に考慮することによって、2つの次元で流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報を測定するように構成できる。言い換えると、制御ユニットは、更に、計測された流体の流れの量(第1及び第2センサによって計測される)から、2つの次元で流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報を測定するように適合されることができる。
例えば、制御ユニットは、少なくとも2つの変位した第2センサによって計測された流体の流れの量を更に考慮することによって、2つの次元で流体の流れの方向を示す情報を測定するように適合されることができ、方向は、第1平面の二次元座標系の第1、第2、第3又は第4四分円の中に在る。言い換えると、制御ユニットは、更に、計測された流体の流れの量(第1及び第2センサによって計測される)から、2つの次元で流体の流れの方向を示す情報を測定でき、方向は、第1平面の二次元座標系の第1、第2、第3又は第4四分円の中に在る。このように、流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報は、特定の領域例えば上述の1つまたは複数の四分円における流体の流れの方向のより正確な傾向を示すことができる。
少なくとも2つの変位した第2センサは、少なくとも2つの変位した第1センサと異なるサイズ及び/又は長さを有することができる。例えば、少なくとも2つの変位した第2センサは、少なくとも2つの変位した第1センサのサイズ及び/又は長さより短く又は長くすることができる。用語「サイズ」は、それぞれのセンサの長手方向のサイズを指すことができる。
第1形態に従ったセンサ配列体は、更に、少なくとも2つの変位した第3センサ即ち互いに変位する少なくとも2つの第3センサを備えることができる。少なくとも2つの変位した第3センサは、第1平面に対して直角を成す第2平面において平行に配列され、流体の流れの量を計測するように適合される。少なくとも2つの変位した第3センサは、互いに平行に離間することができる。少なくとも2つの変位した第3センサは、互いに離間して特に少なくとも2つの変位した第3センサの共通方向又は共通向きを横切って又はこれに直交して離間できる。少なくとも2つの変位した第3センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第3センサの各々の長さ/長手方向によって規定できる。少なくとも2つの変位した第3センサは、互いに隣り合わせに特に少なくとも2つの変位した第3センサの各々の長さ/長手方向を横切って又はこれに対して直交して横並びに又は並列に、配列できる。少なくとも2つの変位した第3センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第3センサの平行配列によって規定できる。制御ユニットは、更に、少なくとも2つの第3センサによって計測された流量を更に考慮することによって、3つの次元で流体の流れの少なくとも方向の範囲を示す情報を測定できる。
センサ配列体は、更に、第2平面において第3センサに対して平行に配列された少なくとも2つの変位した第4センサを備えることができる。少なくとも2つの第4センサは、少なくとも2つの第3センサとは異なるサイズ及び/又は長さを有することができる。少なくとも2つの変位した第4センサは、互いに対して平行して離間できる。少なくとも2つの変位した第4センサは、互いに対して離間して、特に少なくとも2つの変位した第3センサの共通方向又は共通向きを横切って又はこれに対して直交して離間できる。少なくとも2つの変位した第4センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第3センサの長さ/長手方向によって規定できる。少なくとも2つの変位した第3センサの各々は、少なくとも2つの変位した第4センサの1つの隣に、特に少なくとも2つの変位した第3センサの各々の長さ/長手方向を横切って又はこれに直交して横並びに又は並列に、配列できる。少なくとも2つの変位した第4センサの共通方向又は共通向きは、少なくとも2つの変位した第3センサの平行配列によって規定できる。この点に関して、第4センサは、第2センサに対応すると見なすことができ、第3センサは第1センサに対応すると見なすことができる。
センサ配列体の少なくとも2つの変位した第1、第2、第3及び/又は第4センサは、互いに対して平行に配列できる。
計測された流体の流れの量は、流体の流れの速度、流体の流れの加速又はこれと同種のものである又はこれを含むことができる。
流体の流れの速度は、熱伝達対流支配方程式のルックアップ表、分析解法及び/又は数値解法によって測定できる。
第2形態によれば、カテーテルが提供される。カテーテルは、第1形態に従ったセンサ配列体を備え、センサ配列体は、流体の流れ例えば血流を計測するためにカテーテルに配置される。
センサ配列体は、カテーテルの長手方向に配列できる。この配列体において、少なくとも2つの第1センサは、カテーテルの長手方向に対して平行に在る。
このようにして、カテーテルにおいて長手方向のセンサ配列体が必要とするスペースを減少できる。現行技術の直交センサ配列体は、カテーテルの長手方向においてより大きいスペースを必要とする。なぜなら、一方のセンサを、カテーテルの長手方向において、他方の直交するセンサの隣に配置しなければならないからである。これに対して、第1形態に従ったセンサ配列体は、カテーテルの長手方向において必要とするスペースが小さい。即ち、スペースは、1つのセンサの長さと少なくとも同様の又はこれに対応するスペースしか必要としない。
カテーテルは、チューブを含む又はチューブとして形成できる。この場合、長手方向は、チューブの長手方向であることができる。
以下では、本開示について、更に、添付図面に示す例示的実施形態を参照して説明する。
2つの先行技術のセンサ配列体の概略図である。 平行センサ構成を有するセンサ配列体の概略図である。 平行センサ構成を有するセンサ配列体及び流体の流れを示す概略図である。 第1、第2、第3及び第4四分円及び流体の流れを示す、二次元座標系の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=0°(α=180°)であるときの平行センサ構成を有するセンサ配列体及び例示的温度分布の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=0°(α=180°)であるときの計測値の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=90°(α=90°)であるときの平行センサ構成を有するセンサ配列体及び例示的温度分布の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=90°(α=90°)であるときの計測値の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=30°(α=150°)であるときの平行センサ構成を有するセンサ配列体及び例示的温度分布の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=30°(α=150°)であるときの計測値の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=60°(α=120°)であるときの平行センサ構成を有するセンサ配列体及び例示的温度分布の概略図である。 流体の流れの入射角がθ=60°(α=120°)であるときの計測値の概略図である。 平行センサ構成及び2つの付加的平行センサを有するセンサ配列体の概略図である。 3つの次元で流体の流れを計測するためのセンサ配列体の概略図である。 付加的なセンサを有する3つの次元で流体の流れを計測するためのセンサ配列体の概略図である。 熱伝達対流支配方程式を解くためのルックアップ表の例の概略図である。
以下の説明において、説明のために(限定的ではなく)、本開示を充分に理解できるようにするために、具体的センサ及び形状の細部など具体的な詳細を示す。本開示は、これらの具体的な細部から逸脱する他の実施形態で実施できることが、当業者には明らかであろう。例えば、本開示は流体の流れの方向を例証するために具体的な角度に言及して説明するが、本開示は、あらゆる角度(0°〜360°)で実現できる。本明細書において説明する計算は全て、適切な制御ユニット(上述)によって、例えば、個別のハードウェア回路を用いて、プログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータと一緒にソフトウェア機能を用いて、特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、及び/又は、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)を用いて、実行できる。制御ユニットは、計測値などのデータを交換するために、無線及び/又は有線で、1つ又は複数のセンサに、及び、本明細書において説明する1つ又は複数のセンサ配列体に適切に接続できる。制御ユニットは、本明細書において説明するセンサ配列体が配列されるカテーテルに配置されてもよく、又は、カテーテルとは別個に配置されてもよい。
図1は、ホットワイヤ及びホットフィルムに基づく、2つの先行技術のセンサ配列体3の概略図である。三次元の流体の流れの速度を計測するために必要とされる直交して変位した3つのセンサが示される。2つの次元で流体の流れの速度を計測するためには、直交して変位した2つのセンサを有するセンサ配列体が必要とされる。
図2Aは、2つの平行センサ5を備える平行センサ構成を有するセンサ配列体1の概略図である。2つのセンサ5は、共通平面において平行に配列される。図2Aの実施例において、センサ配列体1のセンサ5は、長方形を有するが、平行ワイヤとして実施するか又は異なる形状例えば円形または楕円形を有することもできる。この構成は、流体の流れの方向を計測するように組み立てられ、方向は、以下でさらに詳しく説明するように、センサ平面の左又は右を起点とすることができる。
図2Bは、図2Aのセンサ配列体1及び流体の流れ10を示す概略図である。付加的に示す流体の流れ10は、x軸20の負の側に対して入射角θを有する方向を示す。この状況において、入射する流体の流れ10は、例証のために左から発するように示され、したがって、センサ平面の左側に在る。センサ平面は、この実施例において、y方向15及びx方向20の2つの軸線によって形成される。言い換えると、入射する流体の流れ10は、例証のためにy軸15に対して左側から発して、座標系の起点で終了するものとして示される。
図2Cは、図2Bに示す二次元座標系2をより詳細に示す概略図である。即ち、図2Cの二次元座標系2は、第1四分円25、第2四分円26、第3四分円27及び第4四分円28を有する。更に、流体の流れ10が座標系に示される。センサ配列体1は、座標系内の流体の流れ10の少なくとも方向の範囲を測定するように適合される。例えば、センサ配列体1は、流体の流れ10の方向が二次元座標系2の1つ又は複数の四分円内に在ることを測定できる。2つの平行センサ5の場合、情報は二次元であり、y軸15に対して左側又は右側から発する方向を示す。言い換えると、センサ配列体1は、方向がそれぞれ第2四分円26及び第3四分円27(左側)又は第1四分円25及び第4四分円28(右側)にあることを測定するように適合される。図2Cの実施例において、センサ配列体は、例えば、流体の流れ10の方向が第2四分円26及び第3四分円27によって形成されるエリア内に在ることを測定できる。
図3Aは、図2Aのセンサ配列体1の更に細部の概略図である。図3Aは、流体の流れの入射角がθ=0°(α=180°)の時の流体の例示的温度分布30、35を示す。θ=0°(α=180°)の入射角を有する流れ(及び流れの速度)の場合、左センサが通常作動して、右センサの影響を受けない。但し、右センサは、等温エリア30によって示されるように僅かに温まった流体を計測し、その計測値は、左センサによって計測された値より低い大きさとなる。
図3Bは、図3Aに示すように流体の流れの入射角がθ=0°(α=180°)の時、図3Aの実施例においてセンサ5が計測した計測値31、36の概略図である。図3Aに関連して以上で説明したように、左センサが計測した第1計測値31は、右センサが計測した第2計測値36より高い。第1計測値31は第2計測値36より高いので、センサ配列体1は、流体の流れの方向が第2又は第3四分円の中に在ると推定できる。しかし、方向が正確に第2及び第3四分円のどこに在るのかについては依然曖昧さがある。センサ配列体1は、この曖昧さを低くする又はゼロにするように適切に較正できる。例えば、センサ配列体1は、流体の流れの入射角がθ=0°(α=180°)の時計測値31、36の間の差異が最大差値になるように較正できる。このようにして、計測値31、36を測定してこれらの計測値31、36の間の差値を導出するとき、センサ配列体のセンサ1は、測定された差値が較正された最大差値に対応することを検出できる。このようにして、センサ配列体1は、流体の流れの方向が左又は右方向を指すか知ることなく、方向がx軸20に沿っていることを測定できる。左又は右センサが低い方の計測値を返したかを更に考慮することによって、センサ配列体1は、更に、方向が左又は右方向を指すかを測定できる。左センサが高い方の計測値31を返した場合、センサ配列体1は、方向が右θ=0°(α=180°)を指す、即ち流体の流れは左から右であると測定する。左センサが低い方の計測値36を返した場合、センサ配列体1は、方向が左θ=180°(α=0°)を指す、即ち流体の流れは右から左であると測定する。
図3Cは、図2Aのセンサ配列体の概略図である。図3Cは、更に、流体の流れの入射角がθ=90°(α=90°)のときの例示的温度分布30、35を示す。左センサ及び右センサは、互いに影響を与えないか又は互いに同様に影響を与える。これは、センサ5の間の距離及び流速の大きさによって決まる。
図3Dは、流体の流れの入射角がθ=90°(α=90°)の時、図3Cの実施例においてセンサ5によって計測された計測値31、36の概略図である。この事例において、両方のセンサ5は、同じ計測値31、36を返す。したがって、センサ配列体1は、センサ5が互いに影響を受けない又は同様に影響を受けるので、流体の流れの方向がy軸15に沿って例えば図において上へ又は下へ流れることを推定できる。この状況は、通常、カテーテルの長手方向に配列されたセンサ配列体を備えるカテーテルにおいて主要方向を示しているので、方向は、通常の血流を示す。
図3Eは、図2Aのセンサ配列体1の概略図である。図3Eは、更に、流体の流れの入射角がθ=30°(α=150°)のときの例示的温度分布30、35を示す。左センサは,θ=0°(α=180°)の事例と同様に右センサの計測に影響する。但し、2つのセンサ5の計測値31、36の間の差は、左センサが右センサのエリアの一部のみに影響するので、より低い。
図3Fは、流体の流れの入射角がθ=30°(α=150°)であるときの計測値の差31、36の概略図である。図3A及び3Bに関して上に説明したように、センサ配列体1は、計測値31、36を比較することによって、方向が図3Eの実施例において第2又は第3四分円に在ると、測定する。第2と第3四分円の間の区別に関しては曖昧さが残っている。また、この事例において、図3A及び3Bに関して上で説明した影響が存在することになる。即ち、右センサは、右センサに対する左センサの影響により流体の流れに対する感度がより小さい。言い換えると、左センサは、高い方の計測値31を返す。しかし、右センサが左センサから受ける影響が図3Aにおけるより小さいので、計測値31、36の差は、図3Bにおけるより小さい。センサ配列体が、上述のように適切に較正される場合、センサ配列体は、方向が第2又は第3四分円にあるが、x軸20上にないことを測定できる。
図3Gは、図2Aのセンサ配列体の概略図である。更に、図3Gは、流体の流れの入射角がθ=60°(α=120°)であるときの例示的温度分布30、35を示す。この場合にも、左センサはθ=0°(α=180°)及びθ=30°(α=150°)の事例と同様に右センサの計測に影響を及ぼす。但し、2つのセンサ5の間の計測値31、36の間の差は、左センサの影響が右センサのエリアのより小さい部分に対してのみ与えるので、他の2つの事例におけるより小さい。
図3Hは、流体の流れの入射角がθ=60°(α=120°)であるときセンサ5によって計測された計測値31、36の概略図である。上述のように、左センサが高い方の測定値36を返したので、センサ配列体1は、方向が第2又は第3四分円に在ると測定できる。依然、方向が正確には第2四分円又は第3四分円のどこに在るのかに関して曖昧さが残る。上述のように適切に較正されると、計測値31、36の間の差がより小さくなるので、センサ配列体1は、流体の方向がθ=30°(α=150°)の場合よりy軸に近いことさえ測定できる。
図4は、図2A〜3Hに示し以上に説明するような2つの平行センサ5、及び、2つの付加的な平行センサ6を備える、平行センサ構成を有するセンサ配列体1の概略図である。この構成は、二次元平面の第1、第2、第3及び第4四分円を区別できるようにし、2つの平行センサ5及び付加的な2つの平行センサ6は、同一平面において平行に整列される。0°≦θ≦90°(第2四分円、180°≧α≧90°)と270°≦θ≦360°(第3四分円、270°≧α≧180°)との間の明確化は、例えばそれぞれ流速センサ又は温度センサとして2つの平行センサ6を追加することによって実施される。
2つの平行センサ6が流速センサであり、かつ
2つのセンサ6の右センサが2つのセンサ6の左センサに対して低い値を記録する場合、これは、センサが、270°≦θ≦360°(270°≧α≧180°)の領域において作動していることを意味し、
2つのセンサ6の左センサが2つのセンサ6の右センサに等しい値を記録し、かつ流れがセンサ5によって左から右へ進むと測定される場合、これは、方向が、0°≦θ≦90°(180°≧α≧90°)の領域に在ることを意味し、
2つのセンサ6の左及び右センサの両方が、2つのセンサ5の左及び右センサによって計測された流体の流れの法線速度に対して小さい流体の流れの速度を記録する場合、これは、流れが、θ=270°(α=270°)の方向に進んでいることを意味し、
2つのセンサ6の左及び右センサの両方が2つのセンサ5の左及び右センサによって計測された流体の流れの法線速度に等しい流体の流れの速度を記録する場合、流れがθ=90°(α=90°)の方向に進んでいることを意味する。
2つの平行センサ6が温度センサであり、かつ
2つのセンサ6の右センサが2つのセンサ6の左センサに対して高い値を記録する場合、センサは、0°≦θ≦90°(180°≧α≧90°)の領域において作動しており、
2つのセンサ6の左センサが2つのセンサ6の右センサに等しい値を記録し、かつ流れがセンサ5によって左から右へ進むと測定される場合、これは、方向が、270°≦θ≦360°(270°≧α≧180°)の領域に在ることを意味し、
2つのセンサ6の左及び右センサの両方がセンサ5の流体温度に対して高い温度を記録する場合、これは、流れが、θ=270°(α=270°)の方向に進んでいることを意味し、
右及び左センサ6の両方がセンサ5の流体温度に対して等しい温度を記録する場合、これは、流れが、θ=90°(α=90°)の方向に進んでいることを意味する。
同様に、180°≧θ≧90°(第1四分円、0≦α≦90°)と270°≧θ≧180°(第4四分円、270°≦α≦360°)との間の明確化を実施できる。
図5Aは、第1センサ5及び第2センサ7を有する、3つの次元で流体の流れを計測するためのセンサ配列体1の概略図であり、センサ5、7は、平行に配列されるが、第1センサ5及び第2センサ7は2本の非平行軸線例えば、図5Aに示すような2本の直角を成す軸線に沿って配置され、それによって、流体の流れの方向に従った三次元情報を収集できる。
図5Bは、3つの次元で流体の流れを計測するためのセンサ配列体1の概略図であり、図4に関連して以上で説明した三次元の事例に関する情報をより精密に収集するために、付加的センサ6が、図5Aのセンサ配列体1に付加される。この拡張は、三次元座標系の八分円に相当する、方向を示す情報を導く。
図6は、上述のように流体の流れの方向を推定するために計測値を比較する概念を実現するために、熱伝達対流支配方程式を解くためのルックアップ表の例の概略図である。温度Tfの移動する流体がより暖かい温度Tsの物体に遭遇すると、対流熱伝達として知られる2つの物体の間の熱伝達が生じる。この物理的現象の支配方程式は、以下である。
この式において、Tは温度、qは体積熱源、pは材料の密度、kは熱伝導率、cは比熱、viは方向xiにおける流体の速度である。方程式は、流体が移動している流体ドメインへの温度分布を説明する。
対流効果は、流速計を組み立てるために使用され、抵抗センサRsは流体温度Tfより高い温度Tsに加熱され、センサによって流体に伝達されたパワーは、流体が移動するとき、下記の方程式
2s=hAs(Ts−Tf
によって説明される。この式において、Iはセンサへ流れる電流であり、hは対流係数であり、Asはセンサの面積である。流速センサは、センサの幾何学的次元に対する流体の方向に対しても感度がある。
S1(左センサ)及びS2(右センサ)の2つの計測値は、
−ESminは、低い方の値を計測するセンサ(S1又はS2)によって計測された値であり、
−ESmaxは、高い方の値を計測するセンサ(S1又はS2)によって計測された値である、
と定義される場合、
下記の方程式
ESmax=fk(Ueff
が得られる。この式において、fkは、計測された速度をセンサの電気出力と関係付ける関数、例えば周知のキングの法則(King’s Law)である。二次元空間において、「有効冷却速度」又はUeffは、
2 eff=U2(cosθ2+k2sinθ2
で定義される。
この方程式は、計測値Ueffと実際の流速Uとの間の関係を説明し、θは、センサの横断方向と流体の速度との間の角度(速度の向き)であり、kは、主方向に対して直角を成す速度方向に対するセンサの感度を量化するセンサの係数(各センサに固有の幾何学的係数)である。
min(低い方の値を計測するセンサ(S1又はS2))によって実施された計測は、概略的に
ESmin=fFSmax(ν、θ)−fshade(ν、θ、Ts
として表すことができる。この式においてfshadeは流体の速度、速度向き及び既知のセンサ温度(Ts)の関数である低い方の値を計測するセンサSの感度の損失を説明する関数である。計測値ESmax及びESminを結合することによって、流れが左センサから右センサへ進むと想定して(システムは、流体が右センサから左センサへ進むとき対称的に作動する)、0°≦θ≦90°(180°≧α≧90°)又は270°≦θ≦360°(270°≧α≧180°)(図3A〜3H)の時、2つの値ν及びθを特定できる2つの計測値の間の関係を確立できる。
関数g
[ν、θ]=g(ESmax、ESmin
は、下記の様々な方法を用いて公式化できる
−試験台実験による経験的定義。この場合、gはルックアップ表として公式化される
−熱伝達対流支配方程式の分析的解法
−熱伝達対流支配方程式の数値的解法、又は
−熱伝達対流支配方程式から推定される換算簡素化公式の使用

Claims (9)

  1. センサ配列体(1)を備えるカテーテルであって、
    前記センサ配列体が、
    第1平面において平行にかつ互いに隣り合わせに配列され、かつ流体の流れ(10)の量を計測するように適合された、少なくとも2つの変位した第1センサ(5)と、
    前記流体の流れ(10)の計測された量から、2つの次元で前記流体の流れ(10)の少なくとも方向の範囲を示す情報を測定するように適合された制御ユニットと、
    を備え、
    前記第1センサ(5)が、ホットワイヤ、ホットプレート、定温流速計又は定電流流速計であり、
    前記センサ配列体(1)が、流体の流れを計測するために前記カテーテルに配列される、カテーテル。
  2. 前記制御ユニットが、前記流体の流れ(10)の計測された量から、2つの次元で前記流体の流れ(10)の方向を示す情報を測定するように適合され、前記情報が、前記方向が前記第1平面の二次元座標系(2)の第1(25)及び第4(28)四分円又は第2(26)及び第3(27)四分円によって形成されるエリアに在ることを示す、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記第1平面において平行に配列されかつ前記流体の流れ(10)の前記量を計測するように適合された少なくとも2つの変位した第2センサ(6)を更に備え、前記制御ユニットが、前記少なくとも2つの変位した第2センサ(6)によって計測された前記流体の流れの前記量を更に考慮することによって、2つの次元で前記流体の流れ(10)の少なくとも方向の範囲を示す前記情報を測定するように適合される、請求項1又は2に記載のカテーテル。
  4. 前記制御ユニットが、更に、前記少なくとも2つの変位した第2センサによって計測された前記流体の流れ(10)の前記量を更に考慮することによって、2つの次元で前記流体の流れ(10)の前記方向を示す情報を測定するように適合される、請求項3に記載のカテーテル。
  5. 前記第1平面に対して直角を成す第2平面において平行に配列されかつ前記流体の流れ(10)の前記量を計測するように適合された少なくとも2つの変位した第3センサ(7)を更に備え、前記制御ユニットが、更に、前記少なくとも2つの第3センサ(7)によって計測された前記量を更に考慮することによって、3つの次元で前記流体の流れ(10)の少なくとも方向の範囲を示す情報を測定するように適合される、請求項3又は4に記載のカテーテル。
  6. 前記少なくとも2つの変位した第1(5)、第2(6)及び第3(7)センサが平行に配列される、請求項5に記載のカテーテル。
  7. 前記量が前記流体の流れの速度を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のカテーテル。
  8. 前記流体の流れの前記速度が、熱伝達対流支配方程式のルックアップ表、分析的解法又は数値的解法によって測定される、請求項7に記載のカテーテル。
  9. 前記少なくとも2つの第1センサ(5)が、前記カテーテルの長手方向に対して平行に在る、請求項1〜8のいずれか1項に記載のカテーテル。
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